JPH0128449Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0128449Y2 JPH0128449Y2 JP16276482U JP16276482U JPH0128449Y2 JP H0128449 Y2 JPH0128449 Y2 JP H0128449Y2 JP 16276482 U JP16276482 U JP 16276482U JP 16276482 U JP16276482 U JP 16276482U JP H0128449 Y2 JPH0128449 Y2 JP H0128449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- tubes
- mist
- dust
- collection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003595 mist Substances 0.000 claims description 17
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 12
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 11
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、排ガス用ダスト、ミスト粒径分布測
定器に関するものである。
定器に関するものである。
従来、排ガス中のダストの粒径分布測定器とし
て慣性衝突の原理を用いたインパクター式のもの
があり、このものは、ノズル並びにこれと対向し
て位置する衝突用の捕集板の数組からなり、ノズ
ルの径、捕集板との間隔を下方に向うもの程、次
第に小さくして縦方向に多段に設けて形成され、
上部より吸引したダストを各捕集板に分級して各
粒径ごとに捕集するようになつている。しかし、
この装置は、ミストあるいはミストを含むダスト
の捕集に用いた場合は、ミストの集合によつて捕
集板上に堆積した液体が流れ落ちてしまい使用で
きない。また、ダスト及びミストが捕集板に衝突
した際に生じた再飛散等によつて捕集板周囲の壁
面あるいはノズル裏等に付着した粒子を含めて評
価することができない。
て慣性衝突の原理を用いたインパクター式のもの
があり、このものは、ノズル並びにこれと対向し
て位置する衝突用の捕集板の数組からなり、ノズ
ルの径、捕集板との間隔を下方に向うもの程、次
第に小さくして縦方向に多段に設けて形成され、
上部より吸引したダストを各捕集板に分級して各
粒径ごとに捕集するようになつている。しかし、
この装置は、ミストあるいはミストを含むダスト
の捕集に用いた場合は、ミストの集合によつて捕
集板上に堆積した液体が流れ落ちてしまい使用で
きない。また、ダスト及びミストが捕集板に衝突
した際に生じた再飛散等によつて捕集板周囲の壁
面あるいはノズル裏等に付着した粒子を含めて評
価することができない。
このため、本出願人は先に上記ノズルと捕集板
の一組を一端にノズル、他端を他のノズルとの接
続口とした容器状の套管に形成し、この套管を縦
又は横方向に順次接続して、各套管内に所要の分
級ミストを捕集するようにしたミスト粒径分布測
定器を開発した(特願昭57−92282号、特願昭56
−196581号)。
の一組を一端にノズル、他端を他のノズルとの接
続口とした容器状の套管に形成し、この套管を縦
又は横方向に順次接続して、各套管内に所要の分
級ミストを捕集するようにしたミスト粒径分布測
定器を開発した(特願昭57−92282号、特願昭56
−196581号)。
本考案は、上記ミスト粒径分布測定器をさらに
改良してダスト、ミストのいずれの捕集にも適す
るようにすると共に、套管を外殼構造体として内
部に別個の捕集筒を設けることにより、捕集した
ダスト、ミストの秤量を容易とし、さらに、捕集
筒と端板を分離して秤量することにより、捕集筒
壁に付着したダスト及びミストを別個に求められ
るようにしたものであつて、本考案の実施例を図
面について説明すると、全体は第1図に示すよう
に多数個の套管1a,1b,1c,1dを互に前
後端を嵌合し前後枠2,3を3個のねじ杆4……
で締付して1本の管状に接続形成され、前端の套
管1aに排ガス導入口5、後端の套管1dに吸引
ポンプに接続すべき吸引口6が接続されている。
各套管1a,1b,1c,1dは第2図に示すよ
うに硬質やや厚肉の合成樹脂あるいは金属で作ら
れ、前端に内方に向つて円錐状に突出するノズル
7並びにOリング嵌合溝8,9を各有している。
改良してダスト、ミストのいずれの捕集にも適す
るようにすると共に、套管を外殼構造体として内
部に別個の捕集筒を設けることにより、捕集した
ダスト、ミストの秤量を容易とし、さらに、捕集
筒と端板を分離して秤量することにより、捕集筒
壁に付着したダスト及びミストを別個に求められ
るようにしたものであつて、本考案の実施例を図
面について説明すると、全体は第1図に示すよう
に多数個の套管1a,1b,1c,1dを互に前
後端を嵌合し前後枠2,3を3個のねじ杆4……
で締付して1本の管状に接続形成され、前端の套
管1aに排ガス導入口5、後端の套管1dに吸引
ポンプに接続すべき吸引口6が接続されている。
各套管1a,1b,1c,1dは第2図に示すよ
うに硬質やや厚肉の合成樹脂あるいは金属で作ら
れ、前端に内方に向つて円錐状に突出するノズル
7並びにOリング嵌合溝8,9を各有している。
これら套管内には、適度の弾力性を有する肉厚
の薄い透明の合成樹脂で作られた捕集筒10a,
10b,10c,10dが各嵌合されている。こ
れら捕集筒は、第3図A,B,Cに示すように、
前端を前記套管のノズル7に沿う円錐状の開口部
11、後端を第4図に明らかなように装脱可能の
端板12に形成し、かつ端板12に予め円錐状の
開口部11と対向位置に円板状の衝突板13を突
設して形成され、この衝突板13を保持する取付
筒14に外部に通ずる窓孔15が開設されてい
る。各套管1a,1b,1c,1dは、嵌合した
それぞれの捕集筒10a,10b,10c,10
dと共に、後方に向うものほどノズル7…の径を
小さくし、かつノズル7と捕集筒の衝突板13…
…との間隔が小さくなるように作られている。な
お、16は最後部の套管1dと吸引口6との間に
介装された円形フイルター、17はパツキンであ
る。
の薄い透明の合成樹脂で作られた捕集筒10a,
10b,10c,10dが各嵌合されている。こ
れら捕集筒は、第3図A,B,Cに示すように、
前端を前記套管のノズル7に沿う円錐状の開口部
11、後端を第4図に明らかなように装脱可能の
端板12に形成し、かつ端板12に予め円錐状の
開口部11と対向位置に円板状の衝突板13を突
設して形成され、この衝突板13を保持する取付
筒14に外部に通ずる窓孔15が開設されてい
る。各套管1a,1b,1c,1dは、嵌合した
それぞれの捕集筒10a,10b,10c,10
dと共に、後方に向うものほどノズル7…の径を
小さくし、かつノズル7と捕集筒の衝突板13…
…との間隔が小さくなるように作られている。な
お、16は最後部の套管1dと吸引口6との間に
介装された円形フイルター、17はパツキンであ
る。
こうして順次接続された套管1a,1b,1
c,1d内に位置する各捕集筒10a,10b,
10c,10d内にはそれぞれミスト溜め18
a,18b,18c,18dが各形成され、各ノ
ズル7……から噴出する排ガス中のダスト、ミス
トは、衝突板13……に当つて落下し、各ミスト
溜め18a,18b,18c,18dに各粒径別
に貯溜される。
c,1d内に位置する各捕集筒10a,10b,
10c,10d内にはそれぞれミスト溜め18
a,18b,18c,18dが各形成され、各ノ
ズル7……から噴出する排ガス中のダスト、ミス
トは、衝突板13……に当つて落下し、各ミスト
溜め18a,18b,18c,18dに各粒径別
に貯溜される。
本考案は上記の構造であつて、前記従来の装置
と同じく所要時間経過後、各套管を取りはずして
秤量し、粒径別に計測するのであるが、本考案に
おいては、特に套管内に各個に捕集筒を設けて、
この捕集筒10a,10b,10c,10dを各
秤量する構造としたから計測作業を極めて効率的
に行うことができる。即ち、各捕集筒は薄膜状の
軽量のものであるため風袋ごと秤量するに当つ
て、その測定誤差を極めて少くすることができる
と共に、各捕集筒は端板12が取りはずし可能で
あるため、端板12をはずして内部の試料を容易
に採取することができ、ダスト、ミストが衝突板
へ衝突する際に生じた再飛散等による壁面付着粒
子を別個に求めることができる。さらに捕集筒自
体は安価に得られるため使い捨てにできる等、多
くの利点がある。なお、本考案における套管の接
続方式は任意であり、ねじ杆4に代えて、各套管
相互をねじ止めして一体に接続することができる
(特願昭56−196581号参照)。
と同じく所要時間経過後、各套管を取りはずして
秤量し、粒径別に計測するのであるが、本考案に
おいては、特に套管内に各個に捕集筒を設けて、
この捕集筒10a,10b,10c,10dを各
秤量する構造としたから計測作業を極めて効率的
に行うことができる。即ち、各捕集筒は薄膜状の
軽量のものであるため風袋ごと秤量するに当つ
て、その測定誤差を極めて少くすることができる
と共に、各捕集筒は端板12が取りはずし可能で
あるため、端板12をはずして内部の試料を容易
に採取することができ、ダスト、ミストが衝突板
へ衝突する際に生じた再飛散等による壁面付着粒
子を別個に求めることができる。さらに捕集筒自
体は安価に得られるため使い捨てにできる等、多
くの利点がある。なお、本考案における套管の接
続方式は任意であり、ねじ杆4に代えて、各套管
相互をねじ止めして一体に接続することができる
(特願昭56−196581号参照)。
第1図は側面断面図、第2図は套管の側面断面
図、第3図Aは捕集筒の前面図、同Bは側面断面
図、同Cは後面図、第4図は捕集筒を分解した状
態の側面断面図である。 図中符合、1a,1b,1c……は套管、4は
ねじ杆、5は排ガス導入口、6は吸引口、7はノ
ズル、10a,10b,10c……は捕集筒、1
1は開口部、12は端板、13は衝突板、15は
窓孔、16はフイルターを示す。
図、第3図Aは捕集筒の前面図、同Bは側面断面
図、同Cは後面図、第4図は捕集筒を分解した状
態の側面断面図である。 図中符合、1a,1b,1c……は套管、4は
ねじ杆、5は排ガス導入口、6は吸引口、7はノ
ズル、10a,10b,10c……は捕集筒、1
1は開口部、12は端板、13は衝突板、15は
窓孔、16はフイルターを示す。
Claims (1)
- 内部にノズル及び衝突板を各備え、かつノズル
の径、ノズルと衝突板との間隔を次第に小さくし
た多数の套管を分離可能に接続し、その前端に排
ガス導入口、後端に吸引口を設けたものにおい
て、上記套管を、套管1a,1b,1c……並び
にこれら套管内に適度の弾力性を有する合成樹脂
板よりなる捕集筒10a,10b,10c……を
各嵌合収容した二重構造とすると共に、これら捕
集筒10a,10b,10c……は、前端を套管
のノズル7に適合する円錐状の開口部11、後端
を内部にノズル7に対向して位置する衝突板13
を有し、かつ窓孔15を介して後方に開口する装
脱可能の端板12に形成して、ダスト、ミストを
貯溜できる構造とした排ガス用ダスト、ミスト粒
径分布測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16276482U JPS5966138U (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 排ガス用ダスト、ミスト粒径分布測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16276482U JPS5966138U (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 排ガス用ダスト、ミスト粒径分布測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5966138U JPS5966138U (ja) | 1984-05-02 |
JPH0128449Y2 true JPH0128449Y2 (ja) | 1989-08-30 |
Family
ID=30357328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16276482U Granted JPS5966138U (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | 排ガス用ダスト、ミスト粒径分布測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5966138U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6430108B2 (ja) * | 2013-10-08 | 2018-11-28 | ホソカワミクロン株式会社 | 分級装置 |
-
1982
- 1982-10-27 JP JP16276482U patent/JPS5966138U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5966138U (ja) | 1984-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4972957A (en) | Particle concentrating sampler | |
US4827779A (en) | Cartridge personal sampling impactor | |
JP2000505329A (ja) | 床、カーペット等をクリーニングするための装置 | |
JPH0128449Y2 (ja) | ||
US20070266769A1 (en) | Device and method for the selective determination of the quantity of oil mist | |
EP1520978A3 (en) | Intake air management apparatus for a vehicle, and motorcycle including same | |
US5034194A (en) | Windowless flow cell and mixing chamber | |
EP0159646B1 (en) | A device for separating airborne particles in dependence on grain size | |
US5438885A (en) | Coarse particle sniffer | |
US20080196514A1 (en) | Inhalable Sampler | |
JP2003339713A (ja) | 角質研削美容器 | |
JPH0425635Y2 (ja) | ||
CN208465463U (zh) | 具有快速接头的水气分离装置 | |
JPH0128448Y2 (ja) | ||
CN215262677U (zh) | 一种可吸入颗粒物自动采样装置 | |
CN213091288U (zh) | 一种碘化钾气溶胶粒子采样器 | |
CN205506627U (zh) | β射线法大气颗粒物监测设备的滤纸压紧装置 | |
WO2013143523A1 (de) | Messvorrichtung | |
JPH0112178Y2 (ja) | ||
CN208693325U (zh) | 尿液收集和检测组件及尿液收集和检测装置 | |
SU1502035A1 (ru) | Устройство дл сбора аспирата | |
JPH0141214B2 (ja) | ||
KR102312318B1 (ko) | 공중 부유균을 포함하는 미세먼지 측정장치 및 이를 이용한 측정 시스템 | |
KR20040064501A (ko) | 호흡성 분진 포집장치 | |
JPS5822693B2 (ja) | ダストを含む排ガス中のミスト試料の捕集装置 |