JPH04255973A - ヘツドのアクセス速度制御方式 - Google Patents

ヘツドのアクセス速度制御方式

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JPH04255973A
JPH04255973A JP3656291A JP3656291A JPH04255973A JP H04255973 A JPH04255973 A JP H04255973A JP 3656291 A JP3656291 A JP 3656291A JP 3656291 A JP3656291 A JP 3656291A JP H04255973 A JPH04255973 A JP H04255973A
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JP
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seek
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JP3656291A
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Tadaharu Yamashita
山下 忠晴
Kazuyoshi Nakabayashi
中林 和良
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気デイスク装置や光
デイスク装置などの電子計算機用外部記録装置に係り、
特に、記録再生ヘツドを磁気デイスクや光デイスク等の
記録媒体の目標トラツク上に移動して位置決めするヘツ
ドアクセス(シーク)速度制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気デイスク装置における磁気ヘ
ツドのアクセス速度制御方式としては、例えば特開昭5
8−182169号公報に記載されているように、磁気
ヘツドの移動(アクセス)速度制御での移動速度値及び
移動加速度量(減速カーブ)をヘツドキヤリツジ機構部
の機械特性(加速度に対する強度や振動減衰特性)に従
つて決めて(設定し)、これを予め速度制御系のメモリ
またはハードウエア回路中に記憶しておき(組込んでお
き)、この記憶しておいた設定速度値を速度制御系の速
度命令信号として用いると共に、記憶しておいた設定加
速度量を速度制御系のフイードフオワード入力として用
いることにより、キヤリツジ機構部の特性に合わせた減
速度を得る方式が知られている。
【0003】また、特開平1−287880号公報記載
のように、検出したアクセス速度とアクセス用の駆動電
流を用いてヘツドのアクセス制御を行うものや、特開平
1−279473号公報記載のように、速度生成信号を
調整することにより、磁気デイスク装置毎にシーク時間
を自動調整するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報の従来技術
では、ヘツドアクセス制御を行うのに、予め記憶した設
定速度及び設定加速度を用い、また検出したアクセス速
度とアクセス用の駆動電流を用い、あるいは速度生成信
号を調整して装置毎のシーク(アクセス)時間を自動調
整することは示されているが、いずれの公報の従来技術
においても、位置決め制御系の要素であるボイスコイル
モータやサーボヘツドなどの製造時のばらつきや、その
後の環境条件の変化(例えば、使用時の温度環境や電源
電圧の変化)まで十分考慮されていない。このように、
製造時における制御系の要素の電気特性、機械特性のば
らつきやその後の環境条件の変化があると、予めメモリ
に記録しておいた設定速度と設定加速度との相互関係(
ヘツドの移動速度と加速度とは各々独立に存在するので
はなく、お互いにある関係をもつて設定する必要がある
。)に狂いが生じてしまい、実際のヘツドアクセス時(
シーク時、ヘツド移動・位置決め時)に、最適なヘツド
移動速度制御を行うことができなかつた。
【0005】また、この位置決め制御系要素の製造時の
ばらつきや、周囲温度電源電圧変化等の装置環境条件の
変化等を考慮して、その最悪の条件下でも位置決め制御
が可能なように予め設定速度及び設定加速度を決めて置
こうとすると、最悪条件の下でヘツド移動速度制御を実
現するために、ヘツドが目標シリンダに近づいて減速さ
せる減速量を少なくする必要がある。例えば、電源電圧
の最悪条件下(最も電源電圧が低下したとき)ではモー
タドライバー回路の加速または減速能力が低下するので
、減速時についていえば、この最悪条件下での能力を考
慮して(能力に合わせて)、予め設定する設定速度の減
速量は小さめにしておく必要がある。その結果、減速時
間が長くなりアクセスタイムが最適制御時に比べて増加
する。また、通常の電源電圧の変動のないときに、駆動
電流のすべてが減速電流として利用されず、モータドラ
イバー回路では、余つた駆動電流がロス分(電力損失)
として消費されるという問題があつた。
【0006】従つて、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を解決し、制御系要素の製造上のばらつきや環境
変化に伴うヘツドアクセスの設定速度及び設定加速度の
相互関係の狂いを最小とし、個々の装置の製造上のばら
つきや使用時の環境条件に対応した最適の設定速度と設
定加速度をもつてアクセス制御を行うヘツドのアクセス
速度制御方式を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、ヘツド駆動モータの
ドライバ回路でのロスを最小にすると共に、実際のシー
ク動作(アクセス動作)時におけるシーク時間を短縮す
ることのできるヘツドのアクセス速度制御方式を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、記録媒体(磁気デイスク、光デイスク等)
の目標位置にヘツドを移動して位置決めする記録装置の
ヘツドアクセス速度制御方式において、記録装置の起動
時(電源投入時)または一定時間毎に試行アクセスを行
い、その結果得られたヘツドの実速度及びヘツド駆動電
流(ボイスコイルモータ電流)からこの記録装置に最適
な設定速度及び設定加速度を算出し、この最適な設定速
度及び設定加速度に従つて、実際のヘツドアクセス動作
を制御するように構成する。
【0009】具体的な構成において、試行アクセス時に
、実速度を検出するための速度検出手段と、ヘツドキヤ
リツジのボイスコイルモータに流れる電流(ヘツド駆動
電流)を測定する手段とを設け、検出及び測定結果(実
速度と駆動電流)はマイクロコンピユータに送られる。 マイクロコンピユータは、この検出及び測定結果から、
演算手段によつて、各記録装置に固有の、また使用環境
にマツチした最適な設定速度及び設定加速度を算出し、
算出結果をメモリに記憶しておく。この設定速度と設定
加速度を用いて実際のヘツドアクセス速度制御が行われ
る。
【0010】
【作用】上記構成に基づく動作を説明する。
【0011】本発明によれば、試行アクセス(試行シー
ク)が、電源投入による記録装置の起動時や、再調整時
(一定時間毎)に、アクセス制御手段によつて実行され
る。この試行時の環境は、その後に続く実際の使用時の
環境と同じである。この試行アクセスで得られる、速度
検出手段で検出した検出速度(実速度)と、ヘツドキヤ
リツジのボイスコイルモータに流れる電流(ヘツド駆動
電流)測定値とから、演算手段によつて、各記録装置に
固有の、またそのときの使用環境にマツチした設定速度
及び設定加速度が算出される。算出された設定速度と設
定加速度は、それぞれヘツド位置決め制御系(アクセス
制御系)の速度命令信号とフイードフオワード信号とし
て用いられる。それによつて、記録装置毎に最適なアク
セス制御が可能になる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施例のアクセス制御系
の全体のブロツク図である。
【0014】図1において、1はマイクロプロセツサ、
2は残りシリンダカウンタ、3は速度命令変換器、4は
加速度命令変換器、5は速度命令アンプ、6はフイード
フオワード回路、7はエラーアンプ、8と9はA/D変
換器、10はパワーアンプ、11は速度フイードバツク
回路、12はボイスコイルモータ、13は速度検出器、
27は試行シーク回路、28はループオンオフスイツチ
、31はA/D変換器である。
【0015】磁気デイスク装置のリードライトヘツド及
びサーボヘツド(以降アクセス可動部と呼ぶ)を現在位
置決めしているシリンダから次の目標シリンダに移動(
以降シークと呼ぶ)させる時の速度制御について動作説
明する。
【0016】残りシリンダカウンタ2は、マイクロプロ
セツサ1で算出した目標シリンダと現在シリンダの差に
相当する移動シリンダ量14を記録し、アクセス可動部
の移動中に発生するシリンダパルス22によつてその内
容を1つずつ減じ、残りシリンダ量15として出力する
。速度命令変換器3は、残りシリンダ量15を受けて、
速度信号17を位置の関数として発生させる。一方、加
速度命令変換器4は、残りシリンダ量15を受けて、速
度制御を行つている時の加速度信号18を位置の関数と
して発生する。速度信号17は、速度命令アンプ5によ
つて増幅された後、アクセス可動部を制御する速度命令
信号23となる。この速度命令信号23は、エラーアン
プ7、パワーアンプ10、アクセス可動部の駆動要素で
あるボイスコイルモータ12、速度検出器13、及び速
度フイードバツク回路11からなる速度制御ループに供
給され可動部速度21を決める。またフイードフオワー
ド回路6は、加速度信号18を受けて出力フイードフオ
ワード信号24を出力する。出力フイードフオワード信
号24は、エラーアンプ7の出力の速度エラー信号25
と合成されて、パワーアンプ入力26が作られる。
【0017】本実施例の特徴である試行シーク回路27
は、マイクロプロセツサ1の命令29のもとに、試行シ
ーク時に、エラーアンプ7に試行シーク電流30を供給
し、それにより、ボイスコイルモータ12に駆動電流1
9を流す。速度ループオンオフスイツチ28は、試行シ
ーク時にオフにして速度フイードバツクをカツトするた
めのものである。
【0018】図2は試行シーク時の駆動電流19と検出
速度20の時間変化を示す図である。図1及び図2によ
り本実施例の試行シークについて説明する。
【0019】試行シーク直前に、速度命令変換器3及び
加速度命令変換器4に内蔵されたメモリの内容はすべて
クリアされ、速度命令17及び加速度命令18は0とさ
れる。
【0020】キヤリツジ可動部が静止状態にある図2の
A点から試行シークは開始される。マイクロプロセツサ
の命令29のもとに、速度ループオンオフスイツチ28
をオフにして速度フイードバツクループをオフにした後
、試行シーク回路27は試行シーク電流信号30をエラ
ーアンプ7に供給する。この試行シーク電流30は、前
半が正の一定値後半が負の一定値のバング・バング・シ
ークと呼ばれる理想制御電流波形である。これにより、
ボイスコイルモータ12には図2の駆動電流(IA)1
9がTB時間供給される。この電流によりキヤリツジ速
度は上昇し、速度検出器13は図2の下段に示す検出速
度20を出力する。TA時間加速した後、図2のB点か
らTB時間、試行シーク回路27はマイクロプロセツサ
の命令により先程とは逆極性の負のシーク電流信号30
をエラーアンプ7に供給しボイスコイルモータ12には
減速電流IBを流し始めさせる。キヤリツジは減速を始
め図2のC点で速度0となる。マイクロプロセツサ1は
変換器9を通して検出速度20が0になつたことを検知
し、マイクロプロセツサの命令29を通して試行シーク
回路27の出力である試行シーク電流信号30ひいては
駆動電流19を0とする。マイクロプロセツサ1は、こ
の減速過程における移動距離に対する駆動電流19およ
び検出速度20をA/D変換器8および9の出力として
記憶しておく。
【0021】例えば、駆動電流及び検出速度を、目標シ
リンダであるNシリンダ(中心)の時IN 及びVN 
、N−1シリンダ(中心)の時IN−1 およびVN−
1 ,……という形で記憶する。試行で測定した検出速
度及び駆動電流から、以下のようにして設定速度及び設
定加速度を求める。速度命令変換器3に記録する設定速
度と加速命令変換器4に記録する設定加速度は、目標シ
リンダまでの残シリンダ量に対応する目標速度として設
定する必要がある。また、試行時のキヤリツジ速度零の
点Cは、必ずしもシリンダN(目標シリンダ)の中心(
シーク終了時のキヤリツジ静止点)に一致せず、シリン
ダNにおけるキヤリツジの実速度VN は零でないため
、この試行時測定結果をそのまま設定速度及び設定加速
度に用いたのでは、制御が不安定になつてしまう。従つ
て、設定速度は、検出速度が0になる点Cからシリンダ
Nまでの距離(ずれ)を測定結果に加味して算出しなけ
ればならない。NシリンダとC点の距離は、例えばN−
1シリンダからNシリンダまでの検出速度を積分したも
のが1シリンダである関係を利用して、Nシリンダから
C点までの検出速度20を積分したものを距離偏差とし
て算出しなければならない。この距離偏差を加味した上
で先程のIN およびVN ,IN−1 およびVN−
1 ,……等から目標シリンダまでの残りシリンダ1に
対する設定電流および設定速度I1 およびV1 、残
りシリンダ2に対するI2 およびV2 ,……という
具合にマイクロプロセツサ1に演算・記憶させる。
【0022】図3は、図2の減速過程時間経過に対する
検出速度を残りシリンダ(距離目盛で示す)に対する設
定速度に変換して表示したものである。横軸は検出速度
が0になつた点Cを基準とし、N,N−1,N−2,…
は図2のN,N−1,N−2,…の時点に対応する位置
(距離)である。残シリンダ量0の設定速度を図3の0
点(原点)にする。残シリンダ量1の設定速度には、原
点から1シリンダ間隔(トラツクピツチ)Tp離れた点
の検出速度(図3のV1)を使用する。残シリンダ量2
の設定速度には、さらに1シリンダ間隔Tp分離れた位
置での検出速度(図3のV2 )を使用する。以下同様
に、残シリンダ量nまで算出し、設定速度を得ることが
できる。
【0023】設定加速度についても、駆動電流から同様
に算出することができる。
【0024】設定速度及び設定加速度は、マイクロプロ
セツサ1中のメモリに一時的に保管され、試行シーク終
了時に、これら保管されている設定速度及び設定加速度
は、後述のように、速度命令変換器3及び速度命令変換
器4中のメモリに転送される。ここでIA,IB,TA
,TBはキヤリツジの移動出来る範囲で自由に設定出来
るので、種々の移動距離に応じた値を適切に選び、何種
類かの設定速度(図3で、何種類かの設定速度カーブ)
を移動距離等に応じて記憶しておくことが可能である。 また減速時TBの駆動電流19についてはボイスコイル
モータ12のばらつきおよび電源電圧変動があつたとし
てもその時の最大電流(最大効率、最小ロスを与える電
流)を流すことが出来る。つまりこの状態での最短のア
クセスタイムが得られる設定速度を設けることが可能と
なる。
【0025】図3には設定速度のみを表示したが、設定
加速度についても同様に残りシリンダに対する値として
表示し得る。
【0026】マイクロプロセツサ1は、通常の(実際の
)アクセス速度制御に移行する前に、試行シークによつ
て得られた上述の設定速度および設定加速度を速度命令
変換器3および加速度命令変換器4に伝達する。アクセ
ス速度制御時に、これらの値は速度命令あるいは加速度
命令として用いられる。
【0027】以上の説明はアクセスタイム短縮を主にし
た実施例であるが、試行シーク時に図1の位置信号等の
信号(選択を行わせるのに必要な情報)32(ボイスコ
イルモータ12の位置検出器から得られる)をA/D変
換器31を通してマイクロプロセツサ1に取込み、マイ
クロプロセツサ1の判断により、シーク後の位置信号の
振れを最小にするように、設定速度および設定電流(そ
れらの大きさと時間)を選ぶことも可能である。
【0028】図5は、ヘツドが目標シリンダに到達する
過程を示したもので、同図により、シーク後の振れを最
小にする動作を説明する。機構系や制御回路にばらつき
があると、ヘツドは、図5のAに示すようにオーバシユ
ートしながらシリンダの中心に位置決めされる。この振
動成分は、この振動成分をキヤンセルするような方向の
駆動電流をボイスコイルに流すことによつて、取り除く
ことができる(図5のB)。本実施例においては、試行
シーク時に、このシーク直後の振れを検出し、設定速度
及び設定加速度に対し、シーク直後の振れをキヤンセル
する成分を付加するようにする。
【0029】速度命令変換器3及び加速度命令変換器4
の一実施例を図4により説明する。
【0030】セレクタ40は、残りシリンダ量15およ
びマイクロプロセツサ1からのアドレスバス51を入力
し、セレクタ切替信号52によつて2つの信号のいずれ
かを選択する。シーク時においては、セレクタ40は残
りシリンダ量15をセレクタ出力信号55として出力す
る。一方、設定速度及び設定加速度の値を変更する時は
アドレスバス51をセレクタ出力信号55として出力す
る。設定速度RAM41は、速度命令(速度信号)17
のデジタル量を記憶するリードライト可能なメモリであ
り、シーク時はセレクタ出力信号55によつて目標シリ
ンダまでの残りシリンダ量を受け、速度命令デジタル量
56を出力し、設定速度変更時(試行時)は、データバ
ス58及びバツフア43を経由してきた設定データをマ
イクロプロセツサ1からの書き込み許可信号であるライ
トイネーブル信号53の指示で書き込む。設定加速度用
RAM42は、加速度命令(加速度信号)18のデジタ
ル量を記憶するリードライト可能なメモリであり、シー
ク時はセレクタ出力信号55によつて目標シリンダまで
の残りシリンダ量を受けて加速度命令デジタル量57を
出力し、設定加速度変更時(試行時)はデータバス58
及びバツフア44を経由してきた設定データを書き込む
。D/Aコンバータ45および46は、速度命令デジタ
ル量56及び加速度命令デジタル量57をアナログ量に
変換し速度信号17及び加速度信号18を作成する。
【0031】本実施例によれば、実際の(本番の)シー
クを行う直前に、試行シークを行うことによつて、ボイ
スコイルモータ12に流れる駆動電流19及びアクセス
可動部の実速度20がマイクロプロセツサ1で測定され
、ヘツド装置の製造上のばらつきや環境条件の変化によ
る制御系の変動量が調べられ、これらの測定結果に基づ
いてその条件下での最適の設定速度(速度カーブ)及び
設定加速度量が算出され、これらの設定値(修正値)に
従つて、個々の装置の使用時に最適なアクセス速度制御
が行われる。
【0032】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、装置起動時または一定時間毎に試行アクセスを行
つて得られたヘツドの実速度とヘツド駆動電流に基づい
て、当該装置に固有の最適な設定速度及び設定加速度を
算出し、この設定速度と設定加速度を実際のヘツドアク
セスの際の速度制御系に用いるようにしたので、装置の
製造時のばらつきや使用時の電源電圧変動や温度変化等
の環境条件の影響を受けた機構部(ボイスコイルモータ
等)の動作の実測結果から得られた設定速度または設定
電流(制御加速度に相当)でもつてアクセス速度制御を
行うことになり、それによつて、最短のアクセスタイム
が得られると共に、最小の電力損で、目標位置とのずれ
もなく、正確なアクセスが可能になるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の速度制御系の全体ブロツク
図である。
【図2】試行アクセス時の駆動電流とヘツドキヤリツジ
の検出速度の時間変化を示す図である。
【図3】試行アクセスを行つた結果得られた残りシリン
ダに対する設定速度を示した図である。
【図4】速度命令変換器及び加速度命令変換器のブロツ
ク図である。
【図5】本発明の一実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1  マイクロプロセツサ 2  残りシリンダカウンタ 3  速度命令変換器 4  加速度命令変換器 5  速度命令アンプ 6  フイードフオワード回路 7  エラーアンプ 8,9,31  A/D変換器 10  パワーアンプ 11  速度フイードバツク回路 12  ボイスコイルモータ 13  速度検出器 14  移動シリンダ量 15  残りシリンダ量 17  速度命令 18  加速度信号 19  駆動電流 20  検出速度(実速度) 21  可動部速度 22  シリンダパルス 23  速度命令信号 24  出力フイードフオワード信号 25  速度エラー信号 26  パワーアンプ入力 27  試行シーク回路 28  速度ループオンオフスイツチ 29  マイクロプロセツサの命令 30  試行シーク電流信号 32  位置信号等の信号 40  セレクタ 41  設定速度用RAM 42  設定加速度用RAM 43,44  バツフア 45,46  D/Aコンバータ 51  アドレスバス 52  セレクタ切替信号 53  ライトイネーブル信号 54  バツフアイネーブル信号 55  セレクタ信号 56  速度命令デジタル量 57  加速度命令デジタル量 58  データバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録媒体の目標位置にヘツドを移動し
    て位置決めする記録装置のヘツドアクセス速度制御方式
    において、記録装置の起動時または一定時間毎に試行ア
    クセスを行い、その結果得られたヘツドの実速度及びヘ
    ツド駆動電流からこの記録装置に最適な設定速度及び設
    定加速度を算出し、この最適な設定速度及び設定加速度
    に従つて実際のヘツドアクセス動作を制御するように構
    成したことを特徴とするヘツドアクセス速度制御方式。
JP3656291A 1991-02-07 1991-02-07 ヘツドのアクセス速度制御方式 Pending JPH04255973A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7636605B2 (en) 2006-05-11 2009-12-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic disk device and head-position control method

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