JPH0425579Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425579Y2 JPH0425579Y2 JP5052088U JP5052088U JPH0425579Y2 JP H0425579 Y2 JPH0425579 Y2 JP H0425579Y2 JP 5052088 U JP5052088 U JP 5052088U JP 5052088 U JP5052088 U JP 5052088U JP H0425579 Y2 JPH0425579 Y2 JP H0425579Y2
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- JP
- Japan
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- reinforcing
- hose
- tape
- pressure
- stretched film
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- Expired
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- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 claims description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 2
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- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は耐圧ホースの改良に関する。
(従来の技術)
従来、耐圧ホースとしては、インナーホース
の外側に、金属線で形成したブレードを被覆し、
その上にアウターホースを被覆したホース、イ
ンナーホースの外側に、ナイロン糸などのブレー
ドを巻装し、その上にアウターホースを被覆した
ホースが存在する。
の外側に、金属線で形成したブレードを被覆し、
その上にアウターホースを被覆したホース、イ
ンナーホースの外側に、ナイロン糸などのブレー
ドを巻装し、その上にアウターホースを被覆した
ホースが存在する。
(考案が解決しようとする課題)
上記した従来の耐圧ホースにおいて、前者の場
合は金属線のブレードであるためホース全体とし
ての重量が重く、且つフレキシブル性に欠けると
いつた問題点を有する。
合は金属線のブレードであるためホース全体とし
ての重量が重く、且つフレキシブル性に欠けると
いつた問題点を有する。
又、後者の場合はブレードを構成する糸の乱れ
が圧力パンクの要因になるため、糸と糸との間に
樹脂層を作つて糸の乱れを防止しようとすると、
肉厚が厚くなり、重いホースとなると共に、ブレ
ード巻装のため生産スピードを上げるのに限界が
あるといつた問題点を有する。
が圧力パンクの要因になるため、糸と糸との間に
樹脂層を作つて糸の乱れを防止しようとすると、
肉厚が厚くなり、重いホースとなると共に、ブレ
ード巻装のため生産スピードを上げるのに限界が
あるといつた問題点を有する。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、糸の乱れがなく、薄くて軽いと共に、
耐圧強度を自由に調整でき、耐圧強度を向上し得
る生産性に適した耐圧ホースを提供することであ
る。
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、糸の乱れがなく、薄くて軽いと共に、
耐圧強度を自由に調整でき、耐圧強度を向上し得
る生産性に適した耐圧ホースを提供することであ
る。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案における耐
圧ホースは、合成樹脂製のホース本体の外側に、
延伸フイルムの長手方向に沿つて強化繊維を貼着
すると共に、その強化繊維の上に更に延伸フイル
ムを貼着して形成した補強テープを螺旋状に巻回
すると共に、右巻き,左巻きして交叉積層する。
圧ホースは、合成樹脂製のホース本体の外側に、
延伸フイルムの長手方向に沿つて強化繊維を貼着
すると共に、その強化繊維の上に更に延伸フイル
ムを貼着して形成した補強テープを螺旋状に巻回
すると共に、右巻き,左巻きして交叉積層する。
又、螺旋状に巻回積層する補強テープの外周に
は合成樹脂製の外皮を被覆形成してもよい。
は合成樹脂製の外皮を被覆形成してもよい。
更に、補強テープを構成する上下の延伸フイル
ムは二軸延伸フイルム又は縦方向に延伸した一軸
延伸フイルムの何れでもあつてもよい。
ムは二軸延伸フイルム又は縦方向に延伸した一軸
延伸フイルムの何れでもあつてもよい。
上記補強テープの延伸フイルム間に挾入する強
化繊維としては、ガラス繊維,カーボン繊維,そ
の他補強効果をねらつて今日使用される繊維の中
から任意に選択使用することが出来るものであ
る。
化繊維としては、ガラス繊維,カーボン繊維,そ
の他補強効果をねらつて今日使用される繊維の中
から任意に選択使用することが出来るものであ
る。
(作用)
上記手段によれば、強化繊維が上下の延伸フイ
ルムで挾持されているため、強化繊維の乱れがな
く、そうした補強テープの螺旋状巻回によつて耐
圧強度を計ることが出来る。しかも、補強テープ
の螺旋状巻きのピツチ、重ね巻き数の調整によつ
て耐圧強度を自由に調整できる。更に、補強テー
プを構成するフイルムは延伸テープであるため更
に引張強度が増強される。
ルムで挾持されているため、強化繊維の乱れがな
く、そうした補強テープの螺旋状巻回によつて耐
圧強度を計ることが出来る。しかも、補強テープ
の螺旋状巻きのピツチ、重ね巻き数の調整によつ
て耐圧強度を自由に調整できる。更に、補強テー
プを構成するフイルムは延伸テープであるため更
に引張強度が増強される。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、図中、Aはホース本体、B及びB'は補強
テープ、Cは外皮である。
ると、図中、Aはホース本体、B及びB'は補強
テープ、Cは外皮である。
ホース本体Aは合成樹脂材を用いて断面円形の
管状に成形され、そのホース本体Aの外周に、補
強テープBを左巻きとなして螺旋状に巻回し、そ
の補強テープBの巻回層の外周に補強テープB'
を右巻きとなして螺旋状に巻回されている。
管状に成形され、そのホース本体Aの外周に、補
強テープBを左巻きとなして螺旋状に巻回し、そ
の補強テープBの巻回層の外周に補強テープB'
を右巻きとなして螺旋状に巻回されている。
上記補強テープB及びB'は二軸延伸フイルム
1の長手方向に沿つてカーボン繊維からなる強化
繊維2が引揃え貼着され、且つ強化繊維2の表面
に二軸延伸フイルム1’が貼着された三者一体構
造のもので、そうした補強テープBはホース本体
Aに接着剤又は熱シールによつて接着し得ると共
に、補強テープBとB'同志の接着を行なうこと
が出来る。
1の長手方向に沿つてカーボン繊維からなる強化
繊維2が引揃え貼着され、且つ強化繊維2の表面
に二軸延伸フイルム1’が貼着された三者一体構
造のもので、そうした補強テープBはホース本体
Aに接着剤又は熱シールによつて接着し得ると共
に、補強テープBとB'同志の接着を行なうこと
が出来る。
又、上記補強テープB,B'の螺旋巻きのピツ
チは任意に調整して耐圧強度の強・弱を可変する
と共に、補強テープB,B'の巻回積層数も図示
の形態に限定されるものでなく、得ようとする耐
圧ホースの強度に応じて巻数、巻き方を調整する
ものとする。
チは任意に調整して耐圧強度の強・弱を可変する
と共に、補強テープB,B'の巻回積層数も図示
の形態に限定されるものでなく、得ようとする耐
圧ホースの強度に応じて巻数、巻き方を調整する
ものとする。
補強テープB,B'の巻回層の外周に被覆する
外皮Cは合成樹脂材によつて形成し、その肉厚は
これ自体に補強効果を得るものでないため、出来
るだけ肉薄く形成する。又、外皮Cは補強テープ
B,B'が接着されていない場合の押えの役をな
すものであるから、補強テープB,B'が接着さ
れている場合はあえて外皮Cを設ける必要がない
ものである。
外皮Cは合成樹脂材によつて形成し、その肉厚は
これ自体に補強効果を得るものでないため、出来
るだけ肉薄く形成する。又、外皮Cは補強テープ
B,B'が接着されていない場合の押えの役をな
すものであるから、補強テープB,B'が接着さ
れている場合はあえて外皮Cを設ける必要がない
ものである。
即ち、外皮Cは必要に応じて形成するようにす
る。
る。
(考案の効果)
本考案の耐圧ホースは以上詳述した如く、ホー
ス本体の外側に、延伸フイルムの長手方向に沿つ
て強化繊維を貼着し、更にその上に延伸フイルム
を貼着した補強テープを螺旋状にして且つ交叉さ
せて積層巻回したものであるから、軽く、しかも
フレキシブル性に富み、耐圧強度を備えたホース
を提供できる。
ス本体の外側に、延伸フイルムの長手方向に沿つ
て強化繊維を貼着し、更にその上に延伸フイルム
を貼着した補強テープを螺旋状にして且つ交叉さ
せて積層巻回したものであるから、軽く、しかも
フレキシブル性に富み、耐圧強度を備えたホース
を提供できる。
即ち、ホース本体の外周に巻回する補強テープ
は延伸フイルムと強化繊維との組合せからなるた
め、延伸フイルムの引張強度と繊維の強度が相乗
して強力な耐圧強度効果が発揮されると共に、そ
れらはフイルムと繊維の組合せであるため肉厚は
薄く、軽いため、全体としての肉厚を厚くするこ
となく所期の目的を達成することが出来る。
は延伸フイルムと強化繊維との組合せからなるた
め、延伸フイルムの引張強度と繊維の強度が相乗
して強力な耐圧強度効果が発揮されると共に、そ
れらはフイルムと繊維の組合せであるため肉厚は
薄く、軽いため、全体としての肉厚を厚くするこ
となく所期の目的を達成することが出来る。
又、補強テープを構成する強化繊維は延伸フイ
ルム(テープ)で挾着されているため 繊維
(糸)の乱れが生じることはなく、長期にわたつ
て安定して耐圧強度を維持することが出来る。
ルム(テープ)で挾着されているため 繊維
(糸)の乱れが生じることはなく、長期にわたつ
て安定して耐圧強度を維持することが出来る。
更に、補強テープは螺旋状に巻回すると共に、
巻回方向を違え交叉して積層してあるため、テー
プの巻回ピツチ及び積層数によつて耐圧強度を自
由に調整することが出来る。
巻回方向を違え交叉して積層してあるため、テー
プの巻回ピツチ及び積層数によつて耐圧強度を自
由に調整することが出来る。
更にまた、補強テープは上下両側がフイルムで
あるため、接着剤又は熱シールによつてホース本
体とテープ、テープ同志及びテープと外皮を容易
に接着でき、中間剥離のない積層耐圧ホースを提
供できる。
あるため、接着剤又は熱シールによつてホース本
体とテープ、テープ同志及びテープと外皮を容易
に接着でき、中間剥離のない積層耐圧ホースを提
供できる。
そして、補強テープは螺旋状に巻回するためブ
レード被覆ホースに比較して生産スピードをアツ
プでき、従つて生産コストを安くして強度の安定
したホースを制作することができる。
レード被覆ホースに比較して生産スピードをアツ
プでき、従つて生産コストを安くして強度の安定
したホースを制作することができる。
又、補強テープの巻回層の外周に外皮を被せる
ことによりテープを保護すると共に、該テープの
巻回状態が崩れるのを防止することが出来る。
ことによりテープを保護すると共に、該テープの
巻回状態が崩れるのを防止することが出来る。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部切
欠正面図、第2図は拡大断面図、第3図は第1図
の3−3線に沿える補強テープの拡大断面図であ
る。 図中、A……ホース本体、B,B'……補強テ
ープ、C……外皮、1,1’……延伸フイルム、
2……強化繊維。
欠正面図、第2図は拡大断面図、第3図は第1図
の3−3線に沿える補強テープの拡大断面図であ
る。 図中、A……ホース本体、B,B'……補強テ
ープ、C……外皮、1,1’……延伸フイルム、
2……強化繊維。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ホース本体の外側に、延伸フイルムの長手方
向に沿つて強化繊維を貼着し、更にその上に延
伸フイルムを貼着した補強テープを螺旋状にし
て且つ交叉させて積層巻回した耐圧ホース。 (2) 補強テープの巻回層の外側に樹脂製外皮を被
着した請求項1記載の耐圧ホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5052088U JPH0425579Y2 (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5052088U JPH0425579Y2 (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01152188U JPH01152188U (ja) | 1989-10-20 |
JPH0425579Y2 true JPH0425579Y2 (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=31276566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5052088U Expired JPH0425579Y2 (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0425579Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000022334A1 (fr) * | 1998-10-09 | 2000-04-20 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Tuyau composite haute pression et procédé de raccordement |
-
1988
- 1988-04-14 JP JP5052088U patent/JPH0425579Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01152188U (ja) | 1989-10-20 |
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