JPH04254090A - 回転式ケーシングドライバの油圧継手着脱装置 - Google Patents

回転式ケーシングドライバの油圧継手着脱装置

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JPH04254090A
JPH04254090A JP3033684A JP3368491A JPH04254090A JP H04254090 A JPH04254090 A JP H04254090A JP 3033684 A JP3033684 A JP 3033684A JP 3368491 A JP3368491 A JP 3368491A JP H04254090 A JPH04254090 A JP H04254090A
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hydraulic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雌雄の油圧継手を油圧
シリンダ等のアクチュエータを使用して着脱する装置に
係り、特に建築、土木の基礎工事に使用する大口径鋼管
杭あるいは鋼管類の圧入、引抜きを行なうための全旋回
式ケーシングドライバにおいて、ケーシングを回転円筒
体に固定する油圧式バンド装置のアクチュエータに作動
油を供給、排出する油圧回路に設けられる油圧継手のよ
うに、作動油供給先の油圧回路に高圧が残留する場合に
適用するに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】ケーシングドライバは、図9の平面図お
よび図10の正面図に示すように、水平に保持されるベ
ースフレーム20にスラストシリンダ(図示せず)によ
り昇降自在に取付けられたスラスタテーブル5と、該ス
ラスタテーブル5に油圧モータ(図示せず)により回転
自在に取付けられた回転円筒体1と、該回転円筒体1に
取付けられたケーシング掴み用バンド23と、該バンド
23を開閉する油圧式バンドシリンダ22とを有し、前
記回転円筒体1側と前記スラスタテーブル5側にそれぞ
れ取付けられた雌雄の継手30、28を着脱自在に接合
することにより、前記バンドシリンダ22に対して作動
油を供給、排出する油圧回路を構成する。そして、ケー
シングドライバで鋼管を圧入する場合は、前記継手30
、28を接合し、該継手30、28を介してバンドシリ
ンダ22に作動油を供給し、バンド22を閉じる方向に
作動させてその中に貫挿するケーシング(図示せず)を
バンド23でチャッキングし、チャッキングが終了した
ら前記継手30、28を外し、スラストシリンダをスラ
スタテーブル5の下降方向に作動させると同時に、回転
円筒体1をケーシングと共に油圧モータにより回転させ
る。これにより、ケーシングは、ケーシングドライバお
よびケーシングドライバに取付けた錘りの重み等により
押込み力が与えられて地中にスラストシリンダの1スト
ローク分だけ圧入される。次に再び前記継手30、28
を接合し、該継手30、28を介してバンドシリンダ2
2に作動油を供給し、バンド23を開く方向に作動させ
てケーシングのバンド23による拘束を解き、1ストロ
ーク分スラスタテーブル5を上昇させ、前記のようにバ
ンド23によるケーシングのチャッキングと押下げおよ
び回転を行なうという動作を繰り返す。
【0003】ケーシングの引抜きを行なう場合にも1ス
トローク引抜き毎に継手30、28の着脱を行なう。
【0004】このような全旋回式のケーシングドライバ
においては、前記バンドシリンダ22は回転円筒体1側
に取付けられるので、バンドシリンダ22によりバンド
23の開閉動作を行なわせるには、バンドシリンダ22
に対して作動油の供給、排出を行なわせるため、スラス
トシリンダの1ストローク分のケーシング圧入あるいは
引抜き動作毎に前記継手30、28を着脱しなければな
らない。従来、この継手30、28の着脱は人手により
行なっていたが、回転円筒体1側の油圧回路には、ケー
シングをバンド23で締め付けるためのアキュムレータ
(図示せず)により油圧が残留するため、圧抜きを行な
ってから継手30、28の接合を行なわなければ人手に
よる接合が行なえない。
【0005】すなわち、継手30、28は、図11に示
すように、それぞれの継手30、28が接合されている
回路の内圧および各継手30、28の内蔵ばね40、3
9の力に抗して、ポペット38、37どうしを当接した
状態で押し込むことにより接合するものであり、人手に
よる場合には、内圧等に打勝つ力が得がたいため、回転
円筒体1側の油圧を圧抜きを行なっていたのである。こ
のように、人手による場合は、継手30、28の接合お
よび脱離に時間を要し、作業能率低下の原因となってい
た。
【0006】このため、図10に示すように、本発明者
等は、油圧シリンダ26を使用して継手30、28を着
脱する自動着脱装置を開発している。この自動着脱装置
は、回転円筒体1に固定したブラケット29に配管2を
介してバンドシリンダ22のロッド室、ボトム室にそれ
ぞれ接合される一対の雌継手30を取付け、一方、スラ
スタテーブル5には、前記油圧シリンダ26のピストン
ロッドにピン27により連結された昇降ブラケット25
に油圧源、油タンクに配管33、33を介して接続され
る一対の雄継手28を前記雌継手30に対向させて取付
け、該昇降ブラケット25は、スラスタテーブル5に固
定した左右のガイド枠24、24間に左右に若干移動で
きるようにガタを持たせて装着されており、前記油圧シ
リンダ26を伸長させると、昇降ブラケット25に取付
けたテーパー形のガイドピース31がブラケット29に
設けたテーパー形のガイド穴32に案内され、継手28
、30どうしの芯合わせがなされて継手28、30の接
合がなされるように構成されている。スラスタテーブル
5には、回転円筒体1側の継手30がスラスタテーブル
5側の継手28の対向位置に停止するように位置制御を
行なうためのリミットスイッチ34が設けられ、その作
動片34aが回転円筒体1に取付けたドッグ35に接触
することにより回転円筒体1の停止信号を発生させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9、図10に示した
従来の油圧継手の着脱装置は、対をなす配管2、2内の
残留内圧の差により、昇降ブラケット25を油圧シリン
ダ26によって上昇させる際に該昇降ブラケット25が
ピン27を中心に傾動し、継手30、28どうしの接合
が良好に行なわれない場合があるという問題点があった
【0008】本発明は、このような問題点に鑑み、被接
合側継手の配管内の内圧の存在の如何に拘らず、継手ど
うしの接合が確実に行なわれ、しかも構成が簡単な油圧
継手の着脱装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、回転円筒体に設ける第1の継手と、該回転
円筒体の周囲の非回転体に第1の継手と同高に設ける第
2の継手と、これらの継手どうしを着脱するアクチュエ
ータとからなる油圧継手の着脱装置において、前記回転
円筒体の外周面に固定した左右一対のサイドブラケット
と、前記第1の継手およびソケット(またはテーパガイ
ド)を固定した第1のプレートと、該第1のプレートの
両側に突出させて固定され、前記第1のプレートに設け
た穴または切欠きに左右および上下に移動自在に、かつ
継手の軸心方向に実質的に移動不能に挿入したハンガー
ガイドと、該第1のプレートの両側の前記ハンガーガイ
ドと異なる位置に突出させて固定され、前記第1のプレ
ートに設けた穴または切欠きに左右および上下に移動自
在に、かつ継手の軸心方向に実質的に移動不能に挿入し
たスライドガイドと、前記第1のプレートを前記左右の
サイドブラケット間のほぼ中央に位置させ、かつ該第1
のプレートの左右への移動を許容すると共に中央位置へ
の復元作用をなす弾性材またはダンパーと、前記アクチ
ュエータにより前記第1のプレートに対して進退され、
停止状態における前記第1の継手およびソケット(また
はテーパガイド)にそれぞれ対向させて前記第2の継手
およびテーパガイド(またはソケット)とを固定した第
2のプレートと、前記非回転体に取付けられ、該第2の
プレートを固定したロッドを摺動自在に保持したガイド
とを備え、前記アクチュエータの作動により前記第2の
プレートを第1のプレートに近接させると前記テーパガ
イドが前記ソケットに、継手どうしの係合に先行して係
合する構造を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の装置は、上記構造を有するので、回転
円筒体が停止し、第1の継手が第2の継手の対向位置に
ある状態において、油圧シリンダ等のアクチュエータに
より第2のプレートを第1のプレートに向けて押し出す
と、まずテーパガイドがソケットに係合し、第1、第2
の継手の芯ずれがあると、前記弾性材の伸縮により第1
のプレートが左右上下に移動して芯合わせがなされ、第
1の継手に対して第2の継手が接合される。第1のプレ
ートに固定したハンガーガイドとスライドガイドは、左
右のサイドガイドの穴等に対して継手の軸心方向に移動
不能に係合されているので、継手の軸心方向については
継手は剛性を持って支持され、回路内に高圧がある状況
下でも、確実な接合がなされる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す平面図、図2
は図1のE矢視図である。図1および図2において、1
は前記回転円筒体、5は該回転円筒体1を回転自在に支
持するスラスタテーブル、3は回転円筒体1側に取付け
られた第1の継手、4はスラスタテーブル5側に取付け
られた第2の継手である。これらの継手3、4は、下記
の構造により、軸心が回転円筒体1の半径方向を向き、
回転円筒体1の停止位置において対向するように位置制
御されるものである。
【0012】図1、図2に示すように、回転円筒体1の
外周面には、左右一対のサイドブラケット6が固定され
る。前記第1の継手3は、これらのサイドブラケット6
、6間に、図3〜図7に示す機構により取付けられる。 図3は第1の継手3を軸心方向に外側より見た図、図4
、図5、図6はそれぞれ図3のA−A、B−B、C−C
断面図、図7は図6のD−D断面図である。
【0013】図3〜図7において、7は円筒体でなるソ
ケット8を上下方向の中央に固定し、かつその上下に対
をなす第1の継手3、3を固定した第1のプレートであ
る。該第1プレート7の上部の両側には、ロッド状のハ
ンガーガイド9がそのねじ部を第1のプレート7にねじ
込むことにより、突出させて固定され、各ハンガーガイ
ド9は、前記サイドブラケット6の上部に設けた長穴(
上方からの切欠きでも良い)10に上下、左右に移動自
在に、かつ継手の軸心方向についてはガタ分を除いて実
質的に移動不能に挿入されている。11は各ハンガーガ
イド9の外端に設けられたストッパであり、サイドブラ
ケット6に当接することにより、第1のプレート7の左
右の移動量を制限するものである。
【0014】前記第1プレート7の中央部の両側には、
前記ハンガーガイド9と同様に、ねじ部をねじ込むこと
により、ロッド状のスライドガイド12が突出させて固
定され、各スライドガイド12は、前記サイドブラケッ
ト6の上部に設けた長穴(下方からの切欠きでも良い)
13に上下、左右に移動自在に、かつ継手の軸心方向に
ついてはガタ分を除いて実質的に移動不能に挿入されて
おり、該スライドガイド12は第1のプレート7の左右
移動のガイドを行なうものである。14は各ハンガーガ
イド9の外端に設けられたストッパであり、サイドブラ
ケット6に当接することにより、第1のプレート7の左
右の移動量を制限するものである。
【0015】15は第1のプレート7とサイドブラケッ
ト6との間に介在させ、前記スライドガイド12を貫挿
した粘弾性を持つゴム(またはばね)でなる弾性材であ
り、第1のプレート7を前記左右のサイドブラケット6
、6間のほぼ中央に位置させ、かつ該第1のプレート7
の左右への移動を許容すると共に、中央位置への復元作
用をなすもので、継手3、4の嵌合が解かれた時に第1
のプレート7がスライドガイド12の軸心方向のほぼ中
心に復元させるため、スライドガイド12の軸心と弾性
材15の復元力の作用軸とが一致するように弾性材15
が取付けてある。なお、弾性材15の代わりにダンパー
を用いても良い。
【0016】図3、図4に示すように、ハンガーガイド
12は、長穴10の底面に接し、スライドガイド12は
、長穴13の中間に位置することにより、第1のプレー
ト7はハンガーガイド9によって吊り下げられた形とな
る。
【0017】図6、図7において、16は第1のプレー
ト7の内側でサイドブラケット6、6間にボルト17に
より固定して取付けられ、後端部aを回転円筒体1の外
周面に当接させた第1のプレート7支持用ブラケットで
ある。該ブラケット16には、ボルトでなる支持具18
が、その先端をソケット8の後端に当接させて取付けら
れ、該支持具18には、ロックナット19が螺合されて
支持具18の軸方向の移動が拘束される。
【0018】図1、図2および図6において、41は第
2のプレートであり、これには、停止状態における前記
第1の継手3、3およびソケット8にそれぞれ対向させ
て、前記第2の継手4、4およびテーパガイド42が固
定されている。テーパガイド42は、先端を円錐状にテ
ーパー加工したもので、継手3、4のポペット50どう
しが接触する直前にソケット8に係合され、挿入される
ように、継手4の先端より突出して取付けられる。第2
の継手4、4と一体をなすロッド43、43は、油圧配
管の一部をなすもので、該ロッド43は、スラスタテー
ブル5上にブラケット44を介して固定されたガイド4
5のガイド穴46、46に摺動自在に貫挿して保持され
る。ガイド45と第2のプレート41との間には、第2
のプレート41を第1のプレート7に向けて進退させる
油圧シリンダ47が取付けられる。前記パイプ43、4
3は、それぞれ油圧源、油タンクに油圧ホース(いずれ
も図示せず)を介して接合される。
【0019】図8は本実施例の作用説明に供する座標系
であり、Xは継手4の押し込み方向、Yは継手3の停止
位置の位置ずれを起こす回転方向、Zは鉛直方向であり
、継手3、4を接合する際の押し込み力はX方向に作用
するから、X方向を剛支持、他の方向を軟支持とする。 より詳細に説明すると、第1のプレート7は、第2のプ
レート41に対する装置の組立時の取付け誤差を吸収で
きる程度の自由度があれば良く、これは、ハンガーガイ
ド9と長穴10との上下方向の隙間で吸収できる。 また、図示のα、β、γ方向についても、取付け誤差を
吸収できる程度であれば良く、これは、ハンガーガイド
9と長穴10、およびスライドガイド12と長穴13と
の上下の隙間あるいは継手3の軸心方向のガタで吸収で
きる。ケーシングドライバにおいては、Y方向の変位、
すなわち回転円筒体1の停止位置のずれが継手3、4の
軸心のずれの最大要因であるのが実状であり、この調心
のため、ハンガーガイド9とスライドガイド12を長穴
10、13に沿って左右に移動自在に貫挿しているので
ある。
【0020】この実施例の構成によれば、回転円筒体1
を継手3、4どうしが対向するように停止した状態で油
圧シリンダ47を伸長させることにより、前記第2のプ
レート41を第1のプレート7に近接させると、まず前
記テーパガイド42が前記ソケット8に挿入され、継手
3、4の係合に先行して係合し、また、ソケット8の円
筒部は、継手3、4の図8のX方向のガイド機能を果た
す。この調心動作において、弾性材15が伸縮しながら
スライドガイド12、ハンガーガイド9がそれぞれ長穴
13、10に沿って移動することにより、継手3、4の
軸心が合致して接合がなされる。また、図8のα、β、
γおよびZ方向の位置調整は、長穴10、13とハンガ
ーガイド9、スライドガイド12との間の隙間により吸
収される。継手3、4の嵌合時に生じる押し込み反力は
、継手3、4のポペット50どうしが接触してから作用
する。従って、テーパガイド42の先端テーパ部で調心
している間は第1のプレート7はスムーズに移動する。 第1のプレート7が図8のX方向については剛支持され
ていることにより、回路内に高圧が存在する状況下でも
接合がなされる。特に本実施例のように、ソケット8の
後部に支持具18を設けて支持させることにより、第1
のプレート7に加えられた力は、支持具18、ブラケッ
ト16を介して回転円筒体1で受けられる。その結果、
スライドガイド12に大剛性と強度が無くとも第1のプ
レート7を支持できるため、円滑な継手の接合ができる
【0021】なお、上下2個の継手3、4の双方に高圧
が存在している場合は、押し込み力がスライドガイド1
2の上下でバランスするため、ハンガーガイド9には大
きな力はかからず、第1のプレート7はスライドガイド
12および支持具18等を介して受けられる。上下の継
手3、4の内、一方の継手だけに高圧が存在する場合は
、スライドガイド12に図8のβ方向の回転モーメント
し、第1のプレート7はβ方向に回転しようとするが、
このとき、ハンガーガイド9が長穴10の側辺に接触し
て第1のプレート7の回転を制限し、押し込み力を支持
する。
【0022】調心のために図8のZ方向に移動した第1
のプレート7は、テーパガイド42とソケット8との嵌
合が解かれると、自重により元の位置に復元し、また、
Y方向に移動している場合は、弾性材15の弾力により
サイドブラケット6、6間の中央位置に復元する。
【0023】ハンガーガイド9およびスライドガイド1
2にそれぞれ設けたストッパ11、14は、図8のY方
向の移動量を制限し、これらのガイド9、12の抜け落
ちと、弾性材15の過大変形による劣化を防止している
【0024】上記実施例においては、ソケット8および
テーパガイド42をプレート7、41の中央に設けた例
について示したが、これらをプレート7、41の継手3
、4の外側でプレート7、41の中心点O(図8参照)
に対して対称の位置に2個設けても良い。また、ソケッ
ト8を第2のプレート41に、テーパガイド42を第1
のプレート7に取付けても良い。
【0025】本発明は、ケーシングドライバ以外に、回
転円筒体に油圧式アクチュエータを有し、非回転体側か
ら継手を介して作動油を供給する必要がある他の建設機
械(特に回路に高圧が残留する場合)に適用するに好適
である。
【0026】
【発明の効果】請求項1によれば、回転円筒体側継手を
固定したプレートを、左右、上下については移動可能に
、継手の軸心方向には実質的に移動不能に設けることに
より、継手接合時の押し込み力が剛支持されるようにし
たので、調心機構の作用とも相俟って、回路内に高圧が
存在する状況下でも、継手どうしの接合が確実に行なえ
る。また、本発明によれば、継手の着脱装置が、特殊な
高価な継手装置を必要とすることなく、プレート、弾性
材、テーパガイド、ソケット、スライドガイド、弾性材
等の比較的簡単で小型の部材により、簡単な構造で安価
に実現できる。
【0027】請求項2によれば、ハンガーガイドとスラ
イドガイドにストッパを設けて第1のプレートの左右方
向の移動量を制限したので、これらのガイドの抜け落ち
と、弾性材を用いる場合のその過大変形による劣化が防
止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による油圧継手の着脱装置の一実施例を
示す平面図である。
【図2】図1のE矢視図である。
【図3】本実施例の第1の継手を軸心方向に外側より見
た図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】図6のD−D断面図である。
【図8】該実施例の作用説明に供する座標系である。
【図9】従来の継手着脱装置を有するケーシングドライ
バの正面図である。
【図10】図10の平面図である。
【図11】油圧継手の接続状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1  回転円筒体 3  第1の継手 4  第2の継手 5  スラスタテーブル 6  サイドブラケット 7  第1のプレート 8  ソケット 9  ハンガーガイド 10、13  長穴 12  スライドガイド 15  弾性材 41  第2のプレート 42  テーパガイド 43  パイプ 45  ガイド 46  ガイド穴 47  油圧シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転円筒体に設ける第1の継手と、該回転
    円筒体の周囲の非回転体に第1の継手と同高に設ける第
    2の継手と、これらの継手どうしを着脱するアクチュエ
    ータとからなる油圧継手の着脱装置において、前記回転
    円筒体の外周面に固定した左右一対のサイドブラケット
    と、前記第1の継手およびソケット(またはテーパガイ
    ド)を固定した第1のプレートと、該第1のプレートの
    両側に突出させて固定され、前記第1のプレートに設け
    た穴または切欠きに左右および上下に移動自在に、かつ
    継手の軸心方向に実質的に移動不能に挿入したハンガー
    ガイドと、該第1のプレートの両側の前記ハンガーガイ
    ドと異なる位置に突出させて固定され、前記第1のプレ
    ートに設けた穴または切欠きに左右および上下に移動自
    在に、かつ継手の軸心方向に実質的に移動不能に挿入し
    たスライドガイドと、前記第1のプレートを前記左右の
    サイドブラケット間のほぼ中央に位置させ、かつ該第1
    のプレートの左右への移動を許容すると共に中央位置へ
    の復元作用をなす弾性材またはダンパーと、前記アクチ
    ュエータにより前記第1のプレートに対して進退され、
    停止状態における前記第1の継手およびソケット(また
    はテーパガイド)にそれぞれ対向させて前記第2の継手
    およびテーパガイド(またはソケット)とを固定した第
    2のプレートと、前記非回転体に取付けられ、該第2の
    プレートを固定したロッドを摺動自在に保持したガイド
    とを備え、前記アクチュエータの作動により前記第2の
    プレートを第1のプレートに近接させると前記テーパガ
    イドが前記ソケットに、継手どうしの係合に先行して係
    合する構造を有することを特徴とする油圧継手の着脱装
    置。
  2. 【請求項2】前記ハンガーガイドと前記スライドガイド
    の左右方向への移動量を制限するストッパを設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の油圧継手の着脱装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59151687A (ja) * 1983-02-15 1984-08-30 三菱重工業株式会社 配管自動着脱装置

Patent Citations (1)

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JPS59151687A (ja) * 1983-02-15 1984-08-30 三菱重工業株式会社 配管自動着脱装置

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