JPH04253520A - 制振金属製カーテンレールの湾曲方法 - Google Patents

制振金属製カーテンレールの湾曲方法

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JPH04253520A
JPH04253520A JP10214391A JP10214391A JPH04253520A JP H04253520 A JPH04253520 A JP H04253520A JP 10214391 A JP10214391 A JP 10214391A JP 10214391 A JP10214391 A JP 10214391A JP H04253520 A JPH04253520 A JP H04253520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain rail
forming
vibration
curved
side wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP10214391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ueda
清 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SM IND CO Ltd
Original Assignee
SM IND CO Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04253520A publication Critical patent/JPH04253520A/ja
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、カーテンレ
ール等の金属体に発生する振動音を低減するために用い
られる制振金属材の湾曲方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のカーテンレールは、例え
ば、アルミニウムやステンレス等の金属板で形成された
長尺寸法のカーテンレールを直線形状又は曲率形状に湾
曲して架設する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のカーテ
ンレールはアルミニウムやステンレス等の金属板で形成
されているため、カーテンの開閉時に発生する振動が殆
ど吸収されず、且つ、カーテンの開閉動作に対応して振
動音が大きくなるという問題点を有している。この問題
点を解決する方法としては、例えば、2枚の金属板間に
粘弾性樹脂を重合してなる制振金属板でカーテンレール
を形成することで、カーテンの開閉時に生じる振動音を
低減することができるが、図7に示すように、制振金属
製のカーテンレール29を湾曲する場合、カーテンレー
ル29の湾曲部外側面に重合した金属板と粘弾性樹脂と
の接合面に圧縮応力が生じ、且つ、湾曲部内側面に重合
した金属板と粘弾性樹脂との接合面に引張り応力が生じ
るため、2枚の金属板間に重合した粘弾性樹脂に剪断力
が作用し、2枚の金属板間に発生する粘弾性樹脂のずれ
現象によりカーテンレール29の湾曲部内側面に皺や捩
れ等の変形が起き、所定の曲率形状に湾曲することが困
難であるという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、制振金属材の
湾曲部内側面に溝条部を形成しながら湾曲成形すること
により、成形時に於いて、制振金属材の湾曲部内側面に
変形が起きるのを防止し、所定の曲率形状に湾曲成形す
ることができる制振金属材の湾曲方法の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、特異な断面
形状に成形された長尺寸法の制振金属材を、該制振金属
材の湾曲部内側面に溝条部を長さ方向に形成しながら所
定の曲率形状に湾曲成形する制振金属材の湾曲方法であ
ることを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】この発明によれば、制振金属材の湾曲部
内側面に溝条部を形成しながら湾曲するので、制振金属
材の湾曲部内側面に生じる引張り応力及び圧縮応力が溝
条部の形成によって矯正され、成形時に於いて、制振金
属材の湾曲部内側面に皺や捩れ等の変形が起きるのを防
止することができ、所定の曲率形状に湾曲することが容
易に行なえると共に、成形時の不良発生率を大幅に低減
することができる。しかも、制振金属材の中間層に重合
した樹脂が振動エネルギーを熱エネルギーに変換するた
め、例えば、制振金属材でカーテンレールを形成した場
合、カーテン開閉時に発生する振動音が大幅に低減され
、カーテンの開閉動作が静かに行なえる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。
【0008】図面は断面コ字形に成形された制振アルミ
ニウム製のカーテンレールを所定の曲率形状に湾曲成形
する方法を示し、図4及び図5に於いて、この制振アル
ミニウム製のカーテンレール1は、アルミニウム軽合金
で形成した2枚の金属板2,2間に、塩化ビニール(P
VC)で形成した粘弾性の樹脂シート3を一体的に重合
して制振金属板4を形成し、同制振金属板4を断面コ字
形に折曲げ成形して長尺寸法のカーテンレール1を形成
した後、同カーテンレール1を樹脂コーティングして後
述するロール成形機5で所定の曲率形状に湾曲成形する
【0009】上述のロール成形機5は、図1乃至図3に
示すように、機本体6の上面側中心部に軸支された回転
軸7の上端部に成形ローラ8を水平回転可能に固定し、
同成形ローラ8の外周面上にカーテンレール1の一側面
部と対応する形状寸法の凹面部8aを刻設し、且つ、カ
ーテンレール1の一側面部と対接する凹面部8aの内周
面上に2本の各突条部8b,8cを平行して刻設すると
共に、これら各突条部8b,8cの立上り部分を始端側
から終端側に向けて徐々に突出寸法が大きくなるように
設定している。一方、成形ローラ8の外周面に対して接
線方向に設定した材料供給路Aと直交する位置に、同成
形ローラ8の外周面と対向して第1クランプ機構9及び
第2クランプ機構10を並設している。
【0010】上述の第1クランプ機構9は、機本体6の
下部側面に固定台11を連結固定し、同固定台11の上
端部に敷設したレール12上にクランプ台13を前後摺
動可能に取付け、同クランプ台13の後方側レール12
上に操作レバー14を回動操作可能に取付けると共に、
クランプ台13の後端部と操作レバー14の基端部とを
リンク棒15で連結固定している。すなわち、操作レバ
ー14を回動操作することで、成形ローラ8の外周面と
直交する方向にクランプ台13が水平移動し、成形ロー
ラ8の外周面にカーテンレール1を加圧する前進位置と
、加圧を解除する後退位置とにクランプ台13を移動固
定する。
【0011】前述の第2クランプ機構10は、回転軸7
を軸中心として機本体6の下部側面に可動台16を水平
移動可能に連結固定し、同可動台16の上端部に敷設し
たレール17上にクランプ台18を前後摺動可能に取付
け、同クランプ台18の後端側レール17上に操作レバ
ー19を回動操作可能に取付けると共に、クランプ台1
8の後端部と操作レバー19の基端部とをリンク棒20
で連結固定している。すなわち、操作レバー19を回動
操作することで、成形ローラ8の外周面と直交する方向
にクランプ台18が水平移動し、成形ローラ8の外周面
にカーテンレール1を加圧固定する前進位置と、加圧固
定を解除する後退位置とにクランプ台18を移動固定す
る。且つ、回転軸7を中心として第2クランプ機構10
全体を湾曲方向Cに水平回動する。
【0012】前述のロール成形機5の供給側前段には、
成形ローラ8の一側部に設定した材料供給路Aに沿って
長尺寸法の載せ台21を水平状態に設置し、同載せ台2
1の上面側に逆L字形のブラケット22を介して長尺寸
法のガイド板23を水平状態に架設すると共に、同ガイ
ド板23の先端部にカーテンレール1の内面形状と対応
する形状寸法に形成されたガイド部材24を連結固定し
ている。すなわち、断面コ字形に成形された制振アルミ
ニウム製のカーテンレール1を載せ台21上に載置し、
同カーテンレール1の開放面側を上向きにした状態のま
まロール成形機5に供給して、同載せ台21上に架設し
たガイド部材24をカーテンレール1の加圧部分に差し
込み、加圧成形時に於いて、カーテンレール1の断面形
状が変位するのを防止している。
【0013】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、制振アルミニウム製のカーテンレール1の湾
曲方法を説明する。
【0014】先ず、図1に示すように、断面コ字形に成
形したカーテンレール1の開放面側を上向きにして載せ
台21上に載置し、同載せ台21上に架設したガイド板
23及びガイド部材24をカーテンレール1の内部に差
し込みながらロール成形機5に供給する。
【0015】次に、図2及び図3に示すように、カーテ
ンレール1の湾曲部内側面1aを成形ローラ8の凹面部
8aに係合した後、第2クランプ機構10の操作レバー
19を回動操作して、カーテンレール1の湾曲部外側面
1bにクランプ台18を圧接し、同カーテンレール1の
湾曲部内側面1aを成形ローラ8の凹面部8aに加圧固
定する。同時に、第1クランプ機構9の操作レバー14
を回動操作して、ガイド部材24の差込み部分と対応す
るカーテンレール1の湾曲部外側面1bにクランプ台1
3を加圧し、同カーテンレール1の湾曲部内側面1aを
成形ローラ8の凹面部8aに加圧する。
【0016】この後、機本体6の回転軸7を軸中心とし
て、第2クランプ機構10全体を湾曲方向Cに水平回動
させ、成形ローラ8の凹面部8aに刻設した各突条部8
b,8cにカーテンレール1の湾曲部内側面1aを加圧
しながら湾曲することで、成形ローラ8の凹面部8aに
刻設した各突条部8b,8cに沿ってカーテンレール1
の湾曲部内側面1aに各溝条部1c,1dが加圧形成さ
れ、同カーテンレール1の湾曲部内側面1aに生じる引
張り応力及び圧縮応力を各溝条部1c,1dの形成によ
って矯正するため、成形時に於いて、カーテンレール1
の湾曲部内側面1aに皺や捩れ等の変形が起きるのを防
止し、図6に示すように、成形ローラ8の外径寸法と対
応する曲率形状に制振アルミニウム製のカーテンレール
1を湾曲成形することができる。一方、各クランプ機構
9,10の各操作レバー14,19を回動操作して、カ
ーテンレール1の固定を解除した後、成形済みのカーテ
ンレール1をロール成形機5から取り外して、未成形の
カーテンレール1をロール成形機5に供給する。
【0017】このように制振アルミニウム製のカーテン
レール1をロール成形機5に供給して、同カーテンレー
ル1の湾曲部内側面1aに各溝条部1c,1dを加圧形
成しながら湾曲成形するので、成形時に於いて、カーテ
ンレール1の湾曲部内側面1aに皺や捩れ等の変形が起
きるのを防止することができ、カーテンレール1を所定
の曲率形状に湾曲することが容易に行なえると共に、成
形時の不良発生率を大幅に低減することができる。しか
も、制振アルミニウム製のカーテンレール1は、制振金
属板4の中間層に重合した樹脂シート3がカーテン開閉
時に発生する振動エネルギーを熱エネルギーに変換し、
カーテン開閉時に発生する振動を吸収するため、その振
動音が大幅に低減され、カーテンの開閉動作が静かに行
なえる。
【0018】この発明を構成する制振金属材は、上述の
実施例のカーテンレール1と対応するも、この発明は、
上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0019】例えば、上述のロール成形機5による湾曲
方法を用いて、断面○形状や断面□形状等の特異な断面
形状に成形されたカーテンレール1を所定の曲率形状に
湾曲するもよく、上述の実施例と同様の効果が得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】カーテンレールの湾曲成形に用いられるロール
成形機の全体斜視図。
【図2】カーテンレールの湾曲状態を示すロール成形機
の全体平面図。
【図3】カーテンレールの加圧状態を示す拡大縦断面図
【図4】カーテンレールの拡大縦断面図。
【図5】成形前のカーテンレールを示す全体斜視図。
【図6】成形後のカーテンレールの湾曲状態を示す斜視
図。
【図7】従来方法で湾曲成形されたカーテンレールの変
形状態を示す全体斜視図。
【符号の説明】
1…カーテンレール 1a…湾曲部内側面 1c,1d…溝条部 5…ロール成形機 8…成形ローラ 8a…凹面部 8b,8c…突条部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特異な断面形状に成形された長尺寸法の制
    振金属材を、該制振金属材の湾曲部内側面に溝条部を長
    さ方向に形成しながら所定の曲率形状に湾曲成形する制
    振金属材の湾曲方法。
JP10214391A 1991-01-30 1991-01-30 制振金属製カーテンレールの湾曲方法 Pending JPH04253520A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09239450A (ja) * 1996-03-04 1997-09-16 Kawano Koki:Kk 山形鋼の曲げ加工法およびその曲げ加工に用いる治具
CN105344755A (zh) * 2015-10-28 2016-02-24 湖州思创电热科技有限公司 一种弯板机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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