JPH0425073Y2 - - Google Patents

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JPH0425073Y2
JPH0425073Y2 JP1444986U JP1444986U JPH0425073Y2 JP H0425073 Y2 JPH0425073 Y2 JP H0425073Y2 JP 1444986 U JP1444986 U JP 1444986U JP 1444986 U JP1444986 U JP 1444986U JP H0425073 Y2 JPH0425073 Y2 JP H0425073Y2
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JP
Japan
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handle
bolt
pot lid
long groove
fan
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JP1444986U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、径の異なるフライパンなどの鍋に使
用可能な鍋蓋に係り、特に鍋の把手と一体に把持
しうる把手を備えた鍋蓋に関する。
〔従来技術とその問題点〕
種々の内径の鍋に適合しうるように直径を変え
ることのできる落とし蓋(実公昭53−36197号公
報参照)、ならびにこの落とし蓋と基本原理は同
じで種々の外径の鍋に適合しうるように直径を変
えることのできる鍋蓋(実公昭55−7215号公報参
照)は本件出願の考案者により既に出願され実用
新案登録されているが、これらの落とし蓋や鍋蓋
には、特に把手が設けられていなかつたため、鍋
に蓋をしたままの状態において鍋を揺するような
料理方法においては、鍋蓋を手で押えて鍋を揺す
らねばならず面倒であつた。
ところで、鍋の把手は種々の角度に突設されて
いるため、鍋蓋に把手を突設するに際しては、鍋
の把手に対し鍋蓋の把手が平行に延在するように
して鍋の把手との整合性を良好にし、両把手を一
体に把持した際に鍋から鍋蓋本体が浮き上らない
ようにしなければならない。
〔考案の目的〕
本考案は、このような点に鑑み、径の異なる
種々の鍋に使用可能でしかも鍋蓋本体に対する把
手の傾斜角度を調節しうる鍋蓋を提供することを
目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、中心部から半径方向中央部まで達す
る長溝が形成されている複数枚の扇形板を設け、
これらの扇形板を重ね合せて前記長溝を貫通して
ボルトを挿通し、前記扇形板の上位の一隅部と下
位の他隅部とをそれぞれ順次回動自在に枢着して
なる鍋蓋本体からなる鍋蓋において、弯曲した先
端部を備えた平板状の把手を設け、この把手の先
端部に長溝を形成し、この長溝の長手方向の任意
の位置において前記ボルトが固定されうるように
ボルトを長溝の長手方向に移動調節可能に嵌合し
たことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第1図ないし第4図は本考案に係る鍋蓋の第1
実施例を示すものであり、この鍋蓋1の鍋蓋本体
2は、第1図に概略的に示すように、それぞれ中
心部から半径方向中央部まで達する長溝4が形成
されている複数枚(本実施例においては7枚)の
扇形板3,3…を有している。これらの扇形板3
は順次重ね合せられた上で各扇形板3の長溝4を
貫通するようにボルト5が挿通され、さらに上下
方向において隣接する一対の扇形板3,3の上位
の一隅部と下位の他隅部とがリベツト6により回
動自在に枢着されている。前記ボルト5は、第2
図に詳示するように、ねじ部7の先端にこのねじ
部7より小径の軸部8が突設されて構成されてお
り、この軸部8の先端には支持リング9(第4
図)が挿入される貫通孔10が穿設されている。
また、このボルト5のねじ部7にはナツト11
が螺合されるようになつている。
前記ボルト5に螺合しているナツト11により
このナツト11および鍋蓋本体2の上面間に挟持
される把手12は細長い平板状とされており、こ
の把手12の先端部は、第4図に詳示するように
大径の円弧をもつて弯曲した弯曲部13とされて
いる。また、この把手12の先端には、第3図に
詳示するように溝14が形成されており、この溝
14の最深部には、溝14の幅より幅広の長溝1
5が把手12の長手方向に延在するように連設さ
れている。この長溝15の全域は前記弯曲部13
内に位置している。さらに、前記把手12の溝1
4の幅W2は、前記ボルト5のねじ部7の外径D1
よりは小さく、かつボルト5の軸部8の外径D2
よりは大きい寸法とされており、また、把手12
の長溝15の幅W1は、ボルト5のねじ部7の外
径D1より多少大きい寸法とされ、ボルトの軸部
8が長溝15の長手方向に摺動しうるようにされ
ている。そして、前記鍋蓋1を完成するには、第
4図に示すように、各扇形板3の長溝4を挿通し
たボルト5を、さらに把手12の長溝15に挿通
せしめ、その後、ナツト11をボルト5のねじ部
7に螺着してこのナツト11および鍋蓋本体2の
上面間に把手12の弯曲部13を挟持し、鍋蓋本
体2および把手12を一体化すればよい。なお、
前記ボルト5の軸部8の貫通孔10には鍋蓋1を
指で摘めるようにするための支持リング9を装着
する。この支持リング9はナツト11のボルト5
からの抜け止めの役割も果すことになる。
つぎに、前述した実施例の作用について説明す
る。
まず、ナツト11を緩めておき、鍋蓋本体2の
ボルト5と把手12の長溝15との相対位置を変
化して鍋蓋本体2の上面に対する把手12の傾斜
角度を調節し、把手12が第1図に想像線で示す
フライパン16と把手17と平行に延在するよう
に位置決めする。そして、鍋蓋本体2の径をフラ
イパン16のボルト18に適合しうるように調節
してナツト11をボルト5のねじ部7に強固に螺
着する。すると、把手12はナツト11により挟
持されるのでボルト5に対し長溝15の長手方向
へはもはや移動しえない。この状態においては、
把手12がフライパン16の把手17と平行に延
在しているので、両把手12,17を一体に把持
してもフライパン16に対し鍋蓋本体2が浮上し
たりしてフライパン16の内容物が周囲に飛散し
たり、あるいは、把手12がフライパン16の把
手17と角度をもつて延在することにより把持が
しにくいといつた事態も生じない。なお、洗浄の
ために鍋蓋本体2と把手12とを分解するには、
ナツト11をボルト5のねじ部7から完全に離間
せしめて把手12の溝14からボルト5の軸部8
を抜き取ればよい。
前述した実施例によれば、フライパン16の把
手17に対し把手12を平行に延在するように把
手12の鍋蓋本体2に対する傾斜角度を調節する
ことができ、種々の把手17付きのフライパン1
6のような鍋に鍋蓋1を適用することができる。
第5図ないし第7図は本考案の第2実施例を示
すものであり、鍋蓋本体2を構成する各扇形板3
の長溝に挿通されるボルト18の頭部19は、円
板状の基部20の中心部上に、上方に至るにつれ
て直径が二次曲線状に漸増する摘み部21を一体
的に突設して形成されている。一方、鍋蓋本体2
の把手22は、1本の弾性材料の丸棒からなる線
材23を2つのヘアピンカーブ24,24により
細長い無端状に形成したものであり、この把手2
2は線材23により囲繞された内側が全体的に長
溝25とされた平面状に形成されている。また、
この把手22の両直線部26,26は相互に平行
に延在している。前記把手22の先端部は、第6
図に詳示するように、大径の円弧をもつて弯曲し
た弯曲部27とされており、また、両直線部2
6,26間の間隔は前記ボルト18の頭部19の
摘み部21の下端部の外径より大きくされ、両直
線部26,26間に頭部19の摘み部21を挟持
しうるようになつている。また、前記把手22の
弯曲部27の近傍には、前記頭部19の摘み部2
1の最大径の部位が通過しうる大きさの膨出部2
8が形成されている。
前述した構成によれば、常時は弾性材料からな
る把手22の両直線部26,26間にボルト18
の頭部19の摘み部21が挟持されており、鍋蓋
本体2および把手22の相対移動は拘束されてい
るが、前述した実施例と同様に鍋蓋本体2に対す
る把手22の傾斜角度を調節するには、把手22
に力を加えて把手22の線材23の内側に沿つて
頭部19の摘み部21を摺動させればよい。な
お、洗浄のために鍋蓋本体2と把手22とを分解
するには、ボルト18の頭部19を把手22の膨
出部28内に臨ませて把手22からボルト18を
取外せばよい。
このような実施例においても、前述した第1実
施例と同様の効果を奏することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、鍋蓋本
体の径を増減調節することにより種々の径の鍋に
使用することができるし、また、鍋蓋本体に対す
る把手の傾斜角度を調節して鍋の把手との整合性
を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る鍋蓋の実施例を示す斜視
図、第2図は第1図のボルトの正面図、第3図は
第1図の把手の先端部の平面図、第4図は第1図
のボルトおよびナツトによる扇形板および把手の
支持状態を示す分解斜視図、第5図は本考案の他
の実施例を示す斜視図、第6図は第5図の要部を
示す縦断面正面図、第7図は第6図の平面図であ
る。 1……鍋蓋、2……鍋蓋本体、3……扇形板、
5……ボルト、7……ねじ部、8……軸部、11
……ナツト、12……把手、13……弯曲部、1
4……溝、15……長溝、16……フライパン、
17……把手、18……ボルト、19……頭部、
22……把手、25……長溝、27……弯曲部、
28……膨出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部から半径方向中央部まで達する長溝が形
    成されている複数枚の扇形板を設け、これらの扇
    形板を重ね合せて前記長溝を貫通してボルトを挿
    通し、前記扇形板の上位の一隅部と下位の他隅部
    とをそれぞれ順次回動自在に枢着してなる鍋蓋本
    体からなる鍋蓋において、弯曲した先端部を備え
    た平板状の把手を設け、この把手の先端部に長溝
    を形成し、この長溝の長手方向の任意の位置にお
    いて前記ボルトが固定されうるようにボルトを長
    溝の長手方向に移動調節可能に嵌合したことを特
    徴とする鍋蓋。
JP1444986U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPH0425073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1444986U JPH0425073Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1444986U JPH0425073Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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Publication Number Publication Date
JPS62127244U JPS62127244U (ja) 1987-08-12
JPH0425073Y2 true JPH0425073Y2 (ja) 1992-06-15

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ID=30804448

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JP1444986U Expired JPH0425073Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101144257B1 (ko) 2011-11-03 2012-05-10 서정덕 냄비뚜껑 조립체

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JPS62127244U (ja) 1987-08-12

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