JPH04250471A - 原稿自動送り装置を備えた複写装置 - Google Patents

原稿自動送り装置を備えた複写装置

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JPH04250471A
JPH04250471A JP3008433A JP843391A JPH04250471A JP H04250471 A JPH04250471 A JP H04250471A JP 3008433 A JP3008433 A JP 3008433A JP 843391 A JP843391 A JP 843391A JP H04250471 A JPH04250471 A JP H04250471A
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Japan
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paper
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Application number
JP3008433A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Ito
達也 伊藤
Toshio Yamagishi
山岸 外志雄
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を自動的に反転循
環させる原稿自動送り装置を備えた複写装置の原稿の紙
厚検知に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の原稿を自動的に反転循環させる原
稿自動送り装置(以下原稿自動送り装置と称す)を備え
た複写装置で複写をする場合には、まず複写装置本体上
に設けられた操作パネル上のキーを操作して複写モード
(片面又は両面),複写枚数,複写濃度等の複写条件を
設定する。次にプリントスィッチを押すと原稿自動送り
装置の原稿載置部から原稿が順次給紙されて露光部へ搬
送され、設定された条件で複写が実行されていた。片面
複写モードが設定されていた場合は、所定の複写が終了
すると原稿はそのまま排紙トレイへ排出されていた。両
面複写モードが設定されていた場合は、片面の複写が終
了すると原稿は反転されてもう一度露光部に搬送されて
、複写されていないもう一方の面の複写が実行されてか
ら排紙トレイへ排出されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の原稿自動送り装置は、原稿の紙厚を検知する手段が設
けられていなかったので、原稿自動送り装置で搬送、或
は反転動作できないようなごく薄い紙の原稿や、逆に厚
い紙の原稿であっても無条件で給紙していた。そのため
、原稿自動送り装置内で原稿のジャムが発生し、その結
果原稿自体にシワ,破れ,汚れ等が生じて原稿を再使用
不可能な状態にしてしまうという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
を解決するためになされたものであり、その第1の手段
は、実施例の図1に示すように原稿を自動的に反転循環
させる原稿自動送り装置1を備えた複写装置において、
原稿の紙厚を検知する紙厚検知手段2と、上記紙厚検知
手段2による検知結果に基づいて原稿の紙厚が予め設定
された許容寸法内であるか否かを判定する紙厚判定手段
36と、上記紙厚判定手段36による判定結果に基づい
て許容寸法内の紙厚の原稿だけを給紙するように制御す
る制御手段37とを設けたことを特徴とする。
【0005】第2の手段は、上記制御手段37が、上記
紙厚判定手段36による判定結果、原稿の紙厚が許容寸
法外であったときに原稿の給紙動作を禁止する手段を含
むことを特徴とする。
【0006】第3の手段は、上記制御手段37が、上記
紙厚判定手段36による判定結果、原稿の紙厚が許容寸
法外であったときに片面のみの給紙を実行し、反転動作
を禁止する手段を含むことを特徴とする。
【0007】第4の手段は、上記紙厚判定手段36によ
る判定結果、原稿の紙厚が許容寸法外であったときに紙
厚が許容寸法外であることを警告するための警告手段3
9を設けたことを特徴とする。
【0008】第5の手段は、上記紙厚検知手段2による
検知結果を表示する表示手段40を設けたことを特徴と
する。
【0009】第6の手段は、上記紙厚検知手段2を紙の
有無を検知する紙検知手段と兼用させたことを特徴とす
る。
【0010】第7の手段は、上記紙厚検知手段の周囲を
原稿の搬送の妨げとならない柔らかい材質の遮光部材4
で覆ったことを特徴とする。
【0011】
【作用】以上のような原稿を自動的に反転循環させる原
稿自動送り装置を備えた複写装置によれば、原稿の紙厚
を検知して許容寸法内の紙厚の原稿だけを給紙すること
が可能となるので、原稿自動送り装置内でのジャムの発
生を防止することができる。
【0012】また上記第4の手段によれば、使用者に原
稿の紙厚が許容寸法外であることを容易に知らせること
ができる。
【0013】また上記第5の手段によれば、使用者に紙
厚検知の結果を容易に知らせることができる。
【0014】また上記第6の手段によれば、原稿トレイ
からの原稿の給紙ミスをも検知することができる。
【0015】また上記第7の手段によれば、給紙の邪魔
をすることなく紙厚検知部への外乱光を遮光することが
できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例についてデジタル複写機
を例に図面を参照して説明するが、これに限定されるも
のではない。図1は本発明に係る原稿自動送り装置を示
す概略構成図、図2は本発明に係る紙厚検知手段による
紙厚別の検知出力説明図である。
【0017】図1において、1は本発明に係る原稿自動
送り装置であって、2は紙厚検知手段で例えばランプ等
の光源とフォトダイオード等の受光素子とにより構成さ
れるフォトセンサで、上記原稿自動送り装置1の原稿6
を載置する原稿トレイ5から原稿を給紙するための給送
ローラ4と該給送ローラ4によって給送された原稿を搬
送するための搬送ローラとの間の紙搬送路38部に設け
られる。3は呼込みローラである。8は上記給送ローラ
4と搬送ローラ7との間に設けられた原稿の有無を検知
するための紙検知センサである。10は搬送ローラ7に
よって搬送されて来た原稿の搬送路を切換えるためのチ
ェンジレバーであって、ソレノイド9の作動によって回
動可能に設けられる。
【0018】11は片面原稿モードのときにチェンジレ
バー10部を搬送されて来た原稿を検出するための紙検
知センサであって原稿支持ドラム12と対向させて設け
られている。13は押圧ローラであって原稿支持ドラム
12部を時計回りに搬送されて来た原稿を原稿支持ドラ
ム12側に押し付けて支持するためのものである。14
は露光部の原稿支持ガラスである。15は上記露光部の
露光ポイントである。16は右側の原稿案内ガイドであ
って原稿を原稿支持ドラム12面へ押し付けながら露光
ポイント15へ案内するためのものである。このように
して原稿を搬送することで原稿がたわむことを防止する
ことができる。
【0019】18は左側の出紙ローラで、露光部を通過
して原稿を排出搬送路22へ搬送するためのものである
。20は左側の出紙可動ガイドであってソレノイド19
によって作動され、露光部を通過した原稿を上記出紙ロ
ーラ18側へ押し付けるためのものである。21は原稿
を排出搬送路に案内するための原稿排出ガイドである。 23は排出ローラであって原稿を排紙トレイ24へ搬送
するためのものである。25は原稿の後端を検知して原
稿が上記排紙トレイ24へ排出されたことを判別するた
めのものである。
【0020】26は両面原稿モードのときに上記チェン
ジレバー10部を搬送されて来た原稿を検出するための
紙検知センサであって原稿支持ドラム12と対向させて
設けられる。27は左側の押圧ローラであって原稿支持
ドラム12部へ搬送されて来た原稿を原稿支持ドラム1
2側に押し付けて支持するためのものである。17は左
側の原稿案内ガイドであって原稿を原稿支持ドラム12
面へ押し付けながら露光ポイント15へ案内するための
ものである。28は右側の出紙ローラで露光部を通過し
た原稿を排出搬送路22へ搬送するためのものである。 30は右側の出紙可動ガイドであってソレノイド29に
よって作動され、露光部を通過した原稿を上記出紙ロー
ラ28側へ押し付けるためのものである。
【0021】31は反転搬送路であって両面原稿を反転
搬送ローラ32へ案内するためのものである。33は原
稿の先端を検知する紙検知センサである。35は上記反
転搬送路31を構成する原稿反転ガイドであってソレノ
イド34によって回動可能に設けられる。
【0022】36は上記紙厚検知手段2による検知結果
に基づいて原稿の紙厚が予め設定された許容寸法内であ
るか否かを判定する紙厚判定手段であって本体の制御部
に設けられる。37は上記紙厚判定手段36による判定
結果に基づいて許容寸法内の紙厚の原稿だけを給紙する
ように制御する制御手段である。
【0023】上記制御手段37は、両面原稿モード或は
片面原稿モードを設定した場合に上記紙厚判定手段36
による判定結果、原稿の紙厚が許容寸法外であったとき
に原稿の給かみ動作を禁止する手段を含む。上記制御手
段37は、片面原稿モードを設定した場合には原稿の紙
厚が許容寸法外であっても反転は不可能でも給紙が可能
に場合には、給紙を実行して反転動作を禁止する手段を
有する。
【0024】また、上記紙厚判定手段36による判定結
果、原稿の紙厚が許容寸法外であったときには許容寸法
外の紙厚の原稿であることを警告するアラーム等の警告
手段39を上記原稿自動送り装置1部或は複写機本体部
に設ける。
【0025】また、本体操作パネル部に上記紙厚検知手
段2による紙厚の検知結果を表示する表示手段40を設
ける。上記表示は例えば紙厚が薄過ぎたり、逆に厚過ぎ
て給紙及び反転が不可能なときには「給紙不可」、少し
厚目で給紙は可能であるが反転は不可能であるときには
「反転不可」、許容寸法内の紙厚で給紙及び反転が可能
なときには「給紙・反転可」と表示するように構成する
。上記表示は、イメージで表示する等必要に応じて適宜
変更してもよ。上記表示は片面原稿モードの場合は「給
紙可」、「給紙不可」だけでよい。上記紙厚検知手段た
るフォトセンサ2の周囲は外乱光の影響を防止するため
に、原稿の搬送の妨げとならない程度の柔らかい材質で
形成された遮光部材41で覆う。
【0026】上記給紙及び反転が不可能な紙厚の原稿と
は、例えばOHPシート,トレーシングペーパー等の薄
い紙で作成された原稿、或は厚紙等の紙厚の厚い紙で作
成された原稿を指す。また、給紙は可能であるが反転は
不可能な紙厚の原稿とは、例えばラベル紙等の紙厚の原
稿を指す。給紙,反転ともに可能な紙厚の原稿とは、P
PC複写用の普通紙、カラーペーパー等の紙厚の原稿を
指す。以上のような紙厚別の原稿の紙厚検知手段8によ
る紙厚検知出力特性例は図2に示すようになる。
【0027】上記紙厚検知手段2は、近くに設けられる
紙検知手段8を省略して該紙検知手段8の役目をも兼ね
させるように構成してもよい。
【0028】次に、上記原稿自動送り装置を備えたデジ
タル複写機の給紙・複写動作について説明する。まず、
片面原稿モード設定時の動作について説明する。原稿ト
レイ5に原稿6をセットして操作パネル(図示せず)上
のキーを操作し複写モード,複写枚数,複写濃度,複写
倍率等の複写条件を設定する。
【0029】操作パネル上のプリントスィッチを押すと
原稿自動送り装置1のメインモータ(図示せず)が駆動
され、その後給送ローラ4部のクラッチがオンされて原
稿トレイ5上の原稿束の最上面の原稿が1枚給送される
。この時搬送ローラ7部のクラッチも同時にオンされて
搬送ローラ7も駆動される。
【0030】給送された原稿の先端が紙検知センサ8に
達して該センサ8がオンされるとソレノイド9が動作さ
れ、紙搬送路を切り換えるチェンジレバー10が、原稿
を紙検知センサ11の方へ導く位置に移動される。
【0031】原稿の先端が上記センサ8に達すると原稿
は一端停止するが、このときに紙厚検知手段であるフォ
トセンサ2によって原稿の紙厚検知が行われる。そして
上記フォトセンサ2からの検知信号が、本体制御部の紙
厚判定手段36に送信されて原稿の紙厚が予め設定され
た許容寸法に入っているか否かが判定される。許容寸法
内であった場合には制御手段37から給上信号が送信さ
れて停止していた原稿の搬送が開始されるとともに表示
手段40に「給紙可」と表示される。原稿は原稿支持ド
ラム12部を時計回りに搬送され紙検知センサ11にて
原稿の先端が検知される。その後右側の押圧ローラ13
と上記原稿支持ドラム12との間に原稿が支持された時
点で一旦停止する。そして原稿を走査して読み取る原稿
走査装置(図しせず)とのタイミングを計って露光部の
原稿支持ガラス14上面の露光ポイント15へ原稿支持
ドラム12の時計回りの回転にともなって搬送される。 上記搬送時、原稿先端は右側の原稿案内ガイド16によ
って原稿支持ドラム12面へ押し付けられるのでたわみ
等が発生することなく原稿支持ドラム12と原稿支持ガ
ラス14との接点である露光ポイント15へ該ポイント
15を右側から通過するように搬送される。
【0032】読み取り走査が終わって露光ポイント15
を通過した原稿の先端は、左側の原稿案内ガイド17の
下部を通って左側の出紙ローラ18部へ搬送される。原
稿の先端が出紙ローラ18に達するタイミングに合わせ
てソレノイド19をオン状態にして左側の出紙可動ガイ
ド20を移動させる。こうすることで原稿が出紙ローラ
18面へ押圧されながら確実に搬送される。上記出紙ロ
ーラ18と出紙可動ガイド20とによって搬送された原
稿は、原稿排出ガイド21に案内されて排出搬送路22
に入り排出ローラ23によって排紙トレイ24上へ排出
される。上記排出搬送路22中には紙検知センサ25が
設けられており、該センサ25によって原稿の後端が検
知され原稿が排紙トレイ24上へ排出されたと判定され
る。
【0033】原稿トレイ5上に複数の原稿がセットされ
ている場合は、前の原稿の後端が露光部の露光ポイント
15を通過するタイミングを見計らって次の原稿が給送
される。上記原稿トレイ5上にも紙検知センサ(図示せ
ず)が設けられており、原稿トレイ5上の原稿がなくな
るまで上記動作がくり返される。
【0034】一方、フォトセンサ2による原稿の紙厚検
知結果、紙厚が予め設定されていた許容寸法外であった
場合には次のように制御される。片面原稿モードの場合
は給紙が可能かどうかだけが判定され、給紙不可の場合
には「給紙不可」と表示手段40に表示さされアラーム
39によって警告が発せられる。そして原稿の給紙動作
が禁止されて給紙動作が停止される。
【0035】続いて両面原稿モード設定時の動作につい
て説明する。原稿トレイ5に原稿6をセットして走査パ
ネルうえのキーを操作し複写モード,複写枚数,複写濃
度,複写倍率等の複写条件を設定する。
【0036】操作パネルうえのプリントスイッチを押す
と原稿自動送り装置1のメインモータが駆動され、その
後給送ローラ4部のクラッチがオンされて原稿トレイ5
上の原稿束の最上面濃度原稿が1枚給送される。この時
搬送ローラ7部のクラッチも同時にオンされて搬送ロー
ラ7も駆動される。しかしソレノイド9はオフの状態で
あるので、チェンジレバー10は原稿を紙検知センサ2
6側へ案内可能な位置にある。
【0037】原稿の先端が上記センサ8に達すると原稿
は一端停止するが、この停止中にフォトセンサ2によっ
て原稿の紙厚検知が行われる。該フォトセンサ2からの
検知信号に基づいて紙厚判定手段36において許容寸法
内の紙厚であると判定されると、制御手段37から給紙
信号が送信されて停止していた原稿の搬送が開始される
ともに表示手段40に「給紙可」と表示される。原稿は
原稿支持ドラム12部を反時計回りに搬送され紙検知セ
ンサ26にて原稿の先端が検知されてから左側の押圧ロ
ーラ27と原稿支持ドラム12との間に支持されて一旦
停止する。そして原稿操作装置とのタイミングを計って
露光部の原稿支持ガラス14上面の露光ポイント15へ
原稿支持ドラム12の反時計回りの回転にともなって搬
送される。上記搬送時、原稿先端は左側の原稿案内ガイ
ド17によって原稿支持ドラム12面へ押し付けられる
ので、たわみ等が発生することなく露光ポイント15へ
該ポイント15を左側から通過するように搬送される。
【0038】第1面の読み取り走査が終って露光ポイン
ト15を通過した原稿の先端は、右側の原稿案内ガイド
16の下部を通って右側の出紙ローラ28部へ搬送され
る。原稿の先端が出紙ローラ28に達するタイミングに
合わせてソレノイド29をオンにして右側の出紙可動ガ
イド30を移動させる。こうすることで原稿が出紙ロー
ラ28面へ押圧されながら確実に搬送される。上記出紙
ローラ28と出紙可動ガイド30とによって搬送された
原稿は反転搬送路31へ導かれて反転搬送ローラ32に
よって紙検知センサ33方向へ搬送される。
【0039】原稿の先端が上記センサ33に達すると、
ソレノイド34が動作して反対搬送路31の原稿反転ガ
イド35が回動軸を中心に時計方向に回動されて、略水
平な状態となる。原稿の先端は更に反転搬送ローラ32
によって搬送ローラ7部へと導かれるが、上記センサ3
3による原稿の先端検知信号に基づいてソレノイド9が
動作して、チェンジレバー10が原稿をセンサ11方向
へ導く位置に移動されているので、原稿はセンサ11方
向へと搬送される。そして右側の押圧ローラ13と原稿
支持ドラム12との間に原稿が支持された状態で一旦停
止する。
【0040】この場合、右側の押圧ローラ13と原稿支
持ドラム12との接点位置からセンサ11・チェンジレ
バー10・搬送ローラ7・センサ33・反転搬送ローラ
32・反転搬送路31を経由して右側の出紙ローラ28
と出紙可動ガイド30との接点位置に到までの長さ(以
下反転搬送路長Lと称す)よりも原稿の長さの方が長い
場合には、上述の如く原稿反転ガイド35が反転搬送路
31より開放された状態にあるので、原稿の先端が停止
した状態であっても反転搬送ローラ32以降の部分は該
反転搬送ローラ32に挟まれた部分と右側の出紙ローラ
28と出紙可動ガイド30に挟まれた部分との間でたわ
みが発生するようになる。
【0041】次に原稿の後端部分が露光部を通過すると
、停止していた原稿の先端部は原稿走査装置とのタイミ
ングを計って反転した状態で原稿支持ガラス14上面の
露光ポイント15へと搬送されて行く。上記搬送時、原
稿先端は右側の原稿案内ガイド16によって原稿支持ド
ラム12面へ押し付けられるのでたわみ等が発生するこ
となく露光ポイント15へ該ポイント15を右側から通
過するように搬送される。
【0042】第2面の読み取り走査が終わって露光ポイ
ント15を通過した原稿の先端は、左側の原稿案内ガイ
ド17の下部を通って左側の出紙ローラ18部へ搬送さ
れる。原稿の先端が出紙ローラ18に達するタイミング
に合わせてソレノイド19を動作させ左側の出紙可動ガ
イド20を移動させる。これは原稿を出紙ローラ18面
へ押し付けながら確実に搬送するためのものである。上
記出紙ローラ18と出紙可動ガイド20とによって搬送
された原稿は、原稿排出ガイド21に案内されて排出搬
送路22に入り排出ローラ23によって排紙トレイ24
上へ排出される。上記排出搬送路22中には紙検知セン
サ25が設けられているので、該センサ25によって原
稿の後端が検知され原稿が排紙トレイ24上へ排出され
たと判定される。
【0043】上記原稿反転ガイド35の開放状態は、第
2面の原稿画像読み取りが終了した時点でソレノイド3
4の動作を停止させることで元の状態へ復帰し、次の原
稿の搬送に備える。
【0044】原稿トレイ5上に複数の原稿がセットされ
ている場合は、前の原稿の第2面の読み取り走査時に原
稿の後端が露光部の露光ポイント15を通過するタイミ
ングを見計らって次の原稿が給送される。上記動作は原
稿トレイ5上の原稿がなくなるまでくり返される。
【0045】一方、上記フォトセンサによる原稿の紙厚
検知結果、紙厚が予め設定された許容寸法外であって場
合には、その度合によって次のように表示されてアラー
ム39によって警告が発せられる。まず、ラベル紙等の
ように少し厚目の紙厚の原稿で給紙は可能であるが反転
は不可能であるというときには「反転不可」と表示手段
40に表示され、原稿の第1面のみが上記片面原稿モー
ド設定時の手順で給紙・複写される。この場合反転不可
表示した段階で、第1面のみの給紙を実行するか否かの
選択手段を設けて使用者による選択が可能なように構成
してもよい。また、厚紙のように厚過ぎる原稿や、OH
Pシートやトレーシングペーパーのように薄過ぎる原稿
のときは「給紙不可」と表示手段40に表示して給紙動
作が停止される。
【0046】
【発明の効果】本発明の原稿自動送り装置を備えた複写
装置によれば、原稿の紙厚を検知して許容寸法内の紙厚
の原稿だけを給紙することが可能となるので、原稿自動
送り装置内でのジャムの発生を防止することがでる。
【0047】また、請求項4によれば、更に使用者に原
稿の紙厚が許容寸法外であることを容易に知らせること
ができる。
【0048】また請求項5によれば、使用者に紙厚検知
の結果を容易に知らせることができる。
【0049】また請求項6によれば、原稿トレイからの
原稿の給紙ミスをも検知することができる。
【0050】また請求項7によれば、給紙の邪魔をする
ことなく紙厚検知部への外乱光を遮光することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿自動送り装置部を示す概略構
成図である。
【図2】本発明に係る紙厚検知手段による紙厚別の検知
出力説明図である。
【符号の説明】
1  自動原稿送り装置 2  紙厚検知手段 36  紙厚判定手段 37  制御手段 39  警告手段 40  表示手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原稿を自動的に反転循環させる原稿自
    動送り装置を備えた複写装置において、原稿の紙厚を検
    知する紙厚検知手段と、上記紙厚検知手段による検知結
    果に基づいて原稿の紙厚が予め設定された許容寸法内で
    あるか否かを判定する紙厚判定手段と、上記紙厚判定手
    段による判定結果に基づいて許容寸法内の紙厚の原稿だ
    けを給紙するように制御する制御手段と、を設けたこと
    を特徴とする原稿自動送り装置を備えた複写装置。
  2. 【請求項2】  上記制御手段が、上記紙厚判定手段に
    よる判定結果、原稿の紙厚が許容寸法外であったときに
    原稿の給紙動作を禁止する手段を含むことを特徴とする
    請求項1記載の原稿自動送り装置を備えた複写装置。
  3. 【請求項3】  上記制御手段が、上記紙厚判定手段に
    よる判定結果、原稿の紙厚が許容寸法外であったときに
    片面のみの給紙を実行し、反転動作を禁止する手段を含
    むことを特徴とする請求項1記載の原稿自動送り装置を
    備えた複写装置。
  4. 【請求項4】  上記紙厚判定手段による判定結果、原
    稿の紙厚が許容寸法外であったときに紙厚が許容寸法外
    であることを警告するための警告手段を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の原稿自動送り装置を備えた複写
    装置。
  5. 【請求項5】  上記紙厚検知手段による検知結果を表
    示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の原稿自動送り装置を備えた複写装置。
  6. 【請求項6】  上記紙厚検知手段を紙の有無を検知す
    る紙検知手段と兼用させたことを特徴とする請求項1記
    載の原稿自動送り装置を備えた複写装置。
  7. 【請求項7】  上記紙厚検知手段の周囲を搬送の妨げ
    とならない柔らかい材質の遮光部材で覆ったことを特徴
    とする請求項1記載の原稿自動送り装置を備えた複写装
    置。
JP3008433A 1991-01-28 1991-01-28 原稿自動送り装置を備えた複写装置 Pending JPH04250471A (ja)

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JP3008433A JPH04250471A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 原稿自動送り装置を備えた複写装置

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JP3008433A JPH04250471A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 原稿自動送り装置を備えた複写装置

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JPH04250471A true JPH04250471A (ja) 1992-09-07

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JP3008433A Pending JPH04250471A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 原稿自動送り装置を備えた複写装置

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JP (1) JPH04250471A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000108480A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置

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JP2000108480A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Tohoku Ricoh Co Ltd 孔版印刷装置

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