JPH04250082A - 印字位置設定装置 - Google Patents

印字位置設定装置

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JPH04250082A
JPH04250082A JP3004570A JP457091A JPH04250082A JP H04250082 A JPH04250082 A JP H04250082A JP 3004570 A JP3004570 A JP 3004570A JP 457091 A JP457091 A JP 457091A JP H04250082 A JPH04250082 A JP H04250082A
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JP3004570A
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Masabumi Okamura
岡村 正文
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Toshiba TEC Corp
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Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝票用紙や帳票用紙、
市販の納品書等のように予めデータの印字枠が決められ
た用紙に対して所定の印字位置を設定する印字位置設定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印字位置設定装置はシリ
アルプリンタのプリンタヘッドと所定の距離隔ててその
ヘッドと一体的に設けられた印字位置窓を使用して印字
位置を設定するもの、イメージスキャナーで用紙を読取
りその読取ったイメージを表示装置の画面に表示し画面
上のカーソルを移動して印字位置を設定するものが知ら
れている。
【0003】すなわち前者のものは、プラテンに例えば
伝票用紙をセットし、その伝票用紙の所定の枠内に印字
位置窓を移動させて印字位置を決めるようにしている。 また後者のものは伝票用紙をイメージスキャナーで読取
り表示装置の画面に表示された用紙イメージの所定の枠
内にカーソルを移動させて印字位置を決めるようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者のものは実際の用
紙の印字枠に合わせた印字位置の設定ができるので、正
確な印字位置の位置決めができるが、用紙がプラテンに
セットされているため用紙全体に対する印字位置やレイ
アウトを一目で見ることができない問題があった。
【0005】また後者のものは用紙全体が画面表示され
るため用紙全体に対する印字位置やレイアウトを一目で
見ることができるが、表示されたイメージは縦横同じド
ット密度であるのに対してプリンタのヘッドの移動方向
のドット密度とフィード方向のドット密度は異なるため
、画面上でカーソルを移動させて設定された印字位置は
プリンタにより実際に印字される印字位置とはずれが生
じ大まかな印字位置決めしかできない問題があった。
【0006】そこで本発明は、用途に応じてプリンタヘ
ッドを使用した印字位置決めとイメージスキャナー読取
りによる画面カーソルを使用した印字位置決めを選択で
きて実用性を向上でき、しかも印字位置や属性を決める
ステップ情報及びコマンドを両方の位置決めに共用でき
てメモリ容量の有効利用が図れる印字位置設定装置を提
供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
プラテンに対向配置されそのプラテンに沿って移動自在
なシリアルプリンタヘッドと、このプリンタヘッドとは
所定の距離隔てて一体的に設けられた印字位置窓と、プ
ラテンに対して伝票用紙や帳票用紙等の用紙がセットさ
れた状態で印字位置窓の位置により印字位置及び印字形
態等の属性を設定する第1の印字位置設定手段と、用紙
を読取るイメージスキャナーと、このイメージスキャナ
ーが読取ったイメージを画面表示する表示装置と、この
表示装置のカーソル位置により印字位置及び印字形態等
の属性を設定する第2の印字位置設定手段と、各印字位
置設定手段を選択的に動作させる設定選択手段と、プリ
ンタヘッドの移動、用紙のフィード、表示装置のカーソ
ル位置の移動を行なわせる手段と、各印字位置設定手段
が印字位置及び属性を設定したとき作成されるステップ
情報及びこのステップ情報と対になったコマンドを格納
する情報格納メモリと、このメモリのコマンドを解析実
行する時にステップ情報を選択的に使用する情報処理手
段を設けたものである。
【0008】また請求項2対応の発明は、請求項1対応
の発明に、さらに表示装置にイメージに代えてメモリの
コマンドのみを、また一部のイメージに代えてメモリの
コマンドを選択的に表示させる表示選択手段を設けたも
のである。
【0009】請求項3対応の発明は、請求項1対応の発
明に、さらに第1の印字位置設定手段の動作時において
用紙サイズの指定により表示装置の画面に目盛及び升目
付きの白紙イメージ及び設定された印字位置を表示させ
る手段を設けたものである。
【0010】請求項4対応の発明は、請求項3対応の発
明において表示装置の画面に目盛及び升目付きの白紙イ
メージ及び設定された印字位置を表示させる手段は、指
定された用紙サイズがイメージスキャナーの許容最大サ
イズを越えるときは自動的に縮小して表示装置に表示さ
せるものである。
【0011】
【作用】このような構成の本発明においては、プラテン
に伝票用紙や帳票用紙等の用紙をセットして第1の印字
位置設定手段を選択しプリンタヘッドを移動しかつ用紙
をフィードして印字位置窓を所望の印字位置に位置決め
する。そしてこの位置決めにより印字位置及び属性が設
定され、さらにコマンドのコーティングが終了するとス
テップ情報が作成されて情報格納メモリに格納される。 そしてプログラム実行時は情報格納メモリからコマンド
が呼出されそのコマンドが解析実行される。またその時
、印字位置及び印字形態等のステップ情報が選択的に使
用される。
【0012】またイメージスキャナーで用紙を読取り第
2の印字位置設定手段を選択し表示装置の画面上のカー
ソル位置を所望の印字位置に位置決めする。そしてこの
位置決めにより印字位置及び属性が設定されるとステッ
プ情報が作成されて情報格納メモリに格納される。プロ
グラム実行時は情報格納メモリからコマンドが呼出され
そのコマンドが解析実行される。またその時、印字位置
及び印字形態等のステップ情報が選択的に使用される。
【0013】また表示装置の画面に情報格納メモリから
コマンドを呼出して表示させる。また表示装置の画面に
表示されている用紙イメージの一部を利用して情報格納
メモリから呼出されたコマンドの表示を行う。
【0014】さらに第1の印字位置設定手段によりプリ
ンタヘッドを使用して印字位置決めを行うときに用紙サ
イズの指定を行うことにより表示装置の画面に目盛及び
升目付きの白紙イメージを表示し、印字位置決めが行わ
れると設定された印字位置をその白紙イメージに表示す
る。また指定された用紙サイズがイメージスキャナーの
許容最大サイズを越えるときは自動的に縮小されて表示
装置に画面表示される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図1は外観を示す斜視図で、1は印字位置
設定装置本体、2はこの装置本体1にインターフェース
ケーブル3を介して接続されたイメージスキャナーであ
る。
【0017】前記装置本体1の前面にはキーボード4、
フロッピディスク挿入部5、表示装置としての液晶表示
器6、伝票用紙や帳票用紙等の用紙挿入部7が設けられ
、中央部にはシリアルプリンタ8が設けられ、側部には
前記プリンタ8のプラテンを手動回転させるためのプラ
テンノブ9が設けられている。
【0018】前記キーボード4には前記プリンタ8のプ
リンタヘッドの移動、プラテンにセットされた用紙のフ
ィード、前記液晶表示器6のカーソル位置の移動を行わ
せる矢印キーが設けられている。
【0019】図2はブロック図で、11は制御部本体を
構成するCPU(中央演算処理装置)、12はこのCP
U11が各部を制御するためのプログラムデータが格納
されたROM(リード・オンリー・メモリ)、13はデ
ータ処理に必要な各種メモリを設けたRAM(ランダム
・アクセス・メモリ)、14は辞書ROM、15は時計
回路である。
【0020】16は前記液晶表示器6を制御する表示コ
ントローラ、17は前記液晶表示器6で表示されるビッ
ト展開された表示データを格納するビデオRAM、18
は前記ビデオRAM17に格納されるビット展開された
表示データを作るために使用されるキャラクタジェネレ
ータである。
【0021】19は前記フロッピディスク挿入部5から
挿入されるフロッピディスクを駆動するフロッピディス
ク装置20を制御するディスクコントローラ、21はホ
ストコンピュータ等外部機器とデータの伝送制御を行う
外部インターフェース、22は前記イメージスキャナー
2とでデータの伝送制御を行うスキャナーインターフェ
ース、23は前記プリンタ8とでデータの伝送制御を行
うプリンタインターフェース、24は前記キーボード4
とデータの伝送制御を行うキーボードインターフェース
である。
【0022】前記CPU11とROM12、RAM13
、辞書ROM14、表示コントローラ16、ビデオRA
M17、キャラクタジェネレータ18、時計回路15、
ディスクコントローラ19及び各インターフェース21
,22,23,24とはバスライン25を介して接続さ
れている。
【0023】前記シリアルプリンタ8のヘッド部はキャ
リッジ(図示せず)に搭載されプラテンに沿って移動自
在に設けられ、図3に示すようにプリンタヘッド31の
中央部にはヘッドピン32が設けられ、先端部にはリボ
ンガイド33が設けられている。そして前記リボンガイ
ド33の前記ヘッドピン32の横に位置する部位に印字
位置窓34が設けられている。
【0024】前記RAM13には図4に示すように前1
ラインデータレングスを格納するエリアa、現1ライン
データレングスを格納するエリアb、現ラインのヘッド
情報であるライン情報を格納するエリアc、現ラインの
カラム情報であるカラム情報を格納するエリアd、ステ
ップ桁数を格納するエリアe、文字ピッチを格納するエ
リアf、均等割りの有無を格納するエリアg、左合わせ
か右合わせかの情報を格納するエリアh、文字サイズ(
標準、縦倍、横倍、4倍、縮小)の情報を格納するエリ
アi、文字種(パイカ、エリート、マイクロ、コンデン
ス、半角)の情報を格納するエリアj、現ライン実行中
のウィンド情報のうちのライン情報を格納するエリアk
、カラム情報を格納するエリアmからなるステップ情報
格納部と、各種コマンド群を格納したコマンドバッファ
CBからなる情報格納メモリ131がnライン分設けら
れている。すなわち前記ステップ情報格納部には位置情
報と文字種、文字サイズ、均等割り等の属性情報が格納
されるようになっている。
【0025】前記CPU11は図5に示すようにスター
トがかかると、プログラムを選択しそのプログラムが設
定であれば、さらに作成のプログラムが修正のプログラ
ムかをチェックする。そして作成のプログラムであれば
情報の作成処理を行い、また修正のプログラムであれば
情報の修正処理を行う。また選択されたプログラムが設
定ではなく実行のプログラムであればインタプリタ処理
を実行するようになっている。
【0026】前記情報作成処理は図6に示すように、先
ず設定をプリンタヘッド31を使用して行うのかイメー
ジスキャナー2を使用して行うのかを判断する。これは
前記キーボード4からのキー入力により予め設定される
【0027】そしてプリンタヘッド31を使用しての作
成であれば、用紙、例えば伝票用紙が前記用紙挿入部7
から挿入されてプリンタ8のプラテンにセットされる。 この状態で前記キーボード4上の矢印キーの操作により
プリンタヘッド31のライン方向の移動、伝票用紙のフ
ィードが行われ、ある項目の印字位置が決定操作が行わ
れる。そして印字位置が決定されると位置情報、属性情
報が情報格納メモリ131のステップ情報格納部に格納
される。
【0028】このとき前記液晶表示器6には図9に示す
コマンドのみの編集画面が表示される。なお、図9にお
いて「006+00」等はライン情報、「001+00
」等はカラム情報、「H」は文字種、「#001」等は
ステップ番号、「N’年をいれて(+)’[Y  ]P
Y」等はコマンド列を示している。また図中文字を囲ん
だ部分は白抜きの反転文字で示され、「#011」は現
在編集中のステップ位置を示し、そのステップにおける
ライン情報、カラム情報、文字種、ステップ桁数、左右
合わせ、均等割り、文字サイズ、文字ピッチが画面下部
に表示されるようになっている。なお、ステップとは処
理の単位である。
【0029】例えば「#002」ステップには2つのコ
マンドが記述されている。「N’年をいれて(+)’[
Y  ]」というNコマンドと「PY」というPコマン
ドである。これらのコマンドがアプリケーションプログ
ラムを実行した時にどういう動作をするかを説明すると
、Nコマンドは数値入力コマンドであり、「年をいれて
(+)」という入力ガイドメッセージを画面上に出して
キー入力を促し、入力された数値を画面上の反転してい
る部分に表示し、その後メモリ「Y」にデータとして格
納するコマンドである。このコマンドはステップ情報の
中のラインカラム情報、ステップ桁数、文字ピッチ、均
等割の有無、左右合わせ、文字サイズ、文字種、ウイン
ドウ位置を参照している。
【0030】Pコマンドは印字コマンドである。「Y」
というメモリの内容を印字する。このコマンドはステッ
プ情報の中のラインカラム情報、文字ピッチ、左右合わ
せ、文字サイズ、文字種を参照しているこれらのコマン
ドを解析し実行するのはインタプリタ処理であり、プロ
グラム実行時に行われるプログラム設定においては、項
目の印字位置の決定、位置情報、属性情報のステップ情
報格納部への格納が繰り返され、最終的に前記キーボー
ド4において終了操作が行われるとこの情報作成処理を
終了するようになっている。
【0031】また前記イメージスキャナー2を使用して
の作成であれば、イメージスキャナー2の読取り面に伝
票用紙がセットされてイメージの読取りが行われる。そ
して読取ったイメージデータを前記液晶表示器6に画面
表示させる。
【0032】このときの画面表示は例えば図10に示す
ようになる。この画面には伝票イメージデータが表示さ
れ、それぞれの印字位置には一目で位置とデータ桁数と
文字種がわかるように「1234…」「0987…」の
数字表示がなされている。そして「1234…」は左合
わせで文字位置を示し、「0987…」は右合わせで数
字位置を示している。また図中文字を囲んだ部分は白抜
きの反転文字で示され、「3456…」は現在編集中の
ステップを示し、そのステップにおけるライン情報、カ
ラム情報、文字種、ステップ桁数、左右合わせ、均等割
り、文字サイズ、文字ピッチが画面下部に表示されるよ
うになっている。
【0033】なお、この場合図12に示すようにイメー
ジデータの一部に代えて該当ステップ部分のコマンドを
表示させることもできるようになっている。
【0034】この状態で前記キーボード4上の矢印キー
の操作により画面上のカーソルを移動して現在編集中の
ステップを移動できるようになっている。この場合の移
動基準はプリンタ8の縦横のドット密度であり、この値
をイメージデータのドット密度に換算して表示上の移動
位置としている。
【0035】こうしてある項目の印字位置が決定され、
印字位置が決定されると位置情報、属性情報が情報格納
メモリ131のステップ情報格納部に格納される。
【0036】そして項目の印字位置の決定、位置情報、
属性情報のステップ情報格納部への格納が繰り返され、
最終的に前記キーボード4において終了操作が行われる
とこの情報作成処理を終了するようになっている。
【0037】前記情報修正処理は図7に示すように、先
ず設定をプリンタヘッド31を使用して行うのかイメー
ジスキャナー2を使用して行うのかを判断する。これは
前記キーボード4からのキー入力により予め設定される
【0038】そしてプリンタヘッド31を使用しての修
正であれば、前述した情報作成時と同様、前記キーボー
ド4上の矢印キーの操作によりプリンタヘッド31の移
動、伝票用紙のフィードを行い新たな印字位置を決定す
る。そして新たな位置情報、属性情報が情報格納メモリ
131のステップ情報格納部に格納されて修正が終了す
る。
【0039】また前記イメージスキャナー2を使用して
の修正であれば、先ず該当するイメージデータがフロッ
ピディスク装置20のフロッピディスクに格納されてい
るか否かをチェックする。そして格納されていればフロ
ッピディスクから該当するイメージデータを呼出して前
記液晶表示器6に画面表示させる。
【0040】この状態で前記キーボード4上の矢印キー
の操作により画面上のカーソルを移動して修正位置を決
定し新たな位置情報、属性情報を情報格納メモリ131
のステップ情報格納部に格納して修正する。
【0041】また該当するイメージデータがフロッピデ
ィスク装置20のフロッピディスクに格納されていなけ
れば、続いて伝票用紙がスキャナ−サイズ、例えばA4
以下か否かをチェックする。そしてA4以下であれば液
晶表示器6の画面に図11に示すような目盛及び升目付
き白紙イメージの表示を行う。またA4を越えていれば
イメージスキャナー2で読取れる許容サイズを越えるの
で、このときには自動的に縮小して液晶表示器6の画面
に目盛及び升目付き白紙イメージの表示を行う。
【0042】そしてこの状態で前記キーボード4上の矢
印キーの操作によりプリンタヘッド31の移動、伝票用
紙のフィードを行い新たな印字位置を決定する。そして
新たな位置情報、属性情報が情報格納メモリ131のス
テップ情報格納部に格納されて修正が終了する。このと
き設定された情報が液晶表示器6の画面の白紙イメージ
上に表示される。
【0043】前記インタプリタ処理は図8に示すように
、先ずイメージデータが有るか否かをチェックし、有れ
ば液晶表示器6に図13に示すようなイメージデータを
表示する。
【0044】そしてステップ情報を解析し、1ステップ
について1コマンド解析、1コマンド実行、コマンド解
析位置インクリメントを繰返し、1ステップについて終
了すると、ステップをインクリメントして同様の処理を
繰返し、すべてのステップについて終了するとこのイン
タプリタ処理を終了するようになっている。
【0045】このような構成であれば、伝票用紙や帳票
用紙のサイズや色など用紙の条件によって最適な方法を
選択できる。
【0046】例えばキー入力したデータをそのまま印字
する納品書等のような場合は、イメージデータを液晶表
示器6の画面に表示することによって実際に伝票に手書
きする感覚でキー入力できる。すなわちイメージスキャ
ナー2を使用してイメージデータを有効利用する。
【0047】また例えば月末に発行する請求書や納品物
の明細である元帳等はすでに記憶されているトランザク
ションデータを印字するのみなので、画面にイメージデ
ータを表示する必要が無いし、現物合わせの方が正確で
あることを考えるとプリンタヘッド31を使用して位置
設定する。
【0048】さらに例えば元帳を印字する前に得意先名
や締め日等の条件を入力するときはイメージデータを液
晶表示器6に表示して確認のために使用し印字位置はプ
リンタヘッドで設定することも可能となる。これは印字
部分をサブルーチンプログラムとし別ファイルに登録す
ることで可能となる。
【0049】さらにまた最初にイメージデータで設定し
、続いてプリンタヘッドによる設定に切替えることによ
り、イメージデータによる表示が使用でき、しかも印字
の位置決めをより正確にできる。すなわち位置合わせは
修正頻度が少ないため、一度プリンタヘッド31による
正確な位置合わせを行い、その後は表示により伝票全体
のレイアウトを確認するということになる。
【0050】このようにイメージデータの表示による設
定とプリンタヘッドによる位置設定という2つの方法が
互いに行き来できる。しかも情報格納メモリ131のス
テップ情報及びコマンドを2つの方法に対して共通に使
用できてメモリ容量の有効利用が図れるさらにイメージ
データを印字位置の設定用として使用する以外に、コマ
ンド群からなるプログラムを実行する時にも使用でき、
このときには伝票の表示レイアウトをプログラミングせ
ずにそのまま使用できることになる。またステップ情報
内の印字位置情報をそのステップ内の複数のコマンド(
表示と印字等)で使用できる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、用
途に応じてプリンタヘッドを使用した印字位置決めとイ
メージスキャナー読取りによる画面カーソルを使用した
印字位置決めを選択できて実用性を向上でき、しかも印
字位置や属性を決めるステップ情報及びコマンドを両方
の位置決めに共用できてメモリ容量の有効利用が図れる
印字位置設定装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す外観図。
【図2】同実施例におけるブロック図。
【図3】同実施例におけるプリンタヘッド部の概略図。
【図4】同実施例における情報格納メモリの構成を示す
図。
【図5】同実施例におけるCPUの処理を示す流れ図。
【図6】図5における情報作成処理を示す流れ図。
【図7】図5における情報修正処理を示す流れ図。
【図8】図5におけるインタプリタ処理を示す流れ図。
【図9】同実施例におけるコマンド表示画面を示す図。
【図10】同実施例におけるイメージ表示画面を示す図
【図11】同実施例における白紙イメージ表示画面を示
す図。
【図12】同実施例におけるイメージ及びコマンドの合
成表示画面を示す図。
【図13】同実施例におけるインタプリタ実行時の表示
画面を示す図。
【符号の説明】
2…イメージスキャナー、4…キーボード、6…液晶表
示器、8…プリンタ、11…CPU、31…プリンタヘ
ッド、34…印字位置窓、131…情報格納メモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プラテンに対向配置されそのプラテン
    に沿って移動自在なシリアルプリンタヘッドと、このプ
    リンタヘッドとは所定の距離隔てて一体的に設けられた
    印字位置窓と、前記プラテンに対して伝票用紙や帳票用
    紙等の用紙がセットされた状態で前記印字位置窓の位置
    により印字位置及び印字形態等の属性を設定する第1の
    印字位置設定手段と、前記用紙を読取るイメージスキャ
    ナーと、このイメージスキャナーが読取ったイメージを
    画面表示する表示装置と、この表示装置のカーソル位置
    により印字位置及び印字形態等の属性を設定する第2の
    印字位置設定手段と、前記各印字位置設定手段を選択的
    に動作させる設定選択手段と、前記プリンタヘッドの移
    動、用紙のフィード、前記表示装置のカーソル位置の移
    動を行なわせる手段と、前記各印字位置設定手段が印字
    位置及び属性を設定したとき作成されるステップ情報及
    びこのステップ情報と対になったコマンドを格納する情
    報格納メモリと、このメモリのコマンドを解析実行する
    時にステップ情報を選択的に使用する情報処理手段を設
    けたことを特徴とする印字位置設定装置。
  2. 【請求項2】  プラテンに対向配置されそのプラテン
    に沿って移動自在なシリアルプリンタヘッドと、このプ
    リンタヘッドとは所定の距離隔てて一体的に設けられた
    印字位置窓と、前記プラテンに対して伝票用紙や帳票用
    紙等の用紙がセットされた状態で前記印字位置窓の位置
    により印字位置及び印字形態等の属性を設定する第1の
    印字位置設定手段と、前記用紙を読取るイメージスキャ
    ナーと、このイメージスキャナーが読取ったイメージを
    画面表示する表示装置と、この表示装置のカーソル位置
    により印字位置及び印字形態等の属性を設定する第2の
    印字位置設定手段と、前記各印字位置設定手段を選択的
    に動作させる設定選択手段と、前記プリンタヘッドの移
    動、用紙のフィード、前記表示装置のカーソル位置の移
    動を行なわせる手段と、前記各印字位置設定手段が印字
    位置及び属性を設定したとき作成されるステップ情報及
    びこのステップ情報と対になったコマンドを格納する情
    報格納メモリと、このメモリのコマンドを解析実行する
    時にステップ情報を選択的に使用する情報処理手段と、
    前記表示装置にイメージに代えて前記メモリのコマンド
    のみを、また一部のイメージに代えて前記メモリのコマ
    ンドを選択的に表示させる表示選択手段を設けたことを
    特徴とする印字位置設定装置。
  3. 【請求項3】  プラテンに対向配置されそのプラテン
    に沿って移動自在なシリアルプリンタヘッドと、このプ
    リンタヘッドとは所定の距離隔てて一体的に設けられた
    印字位置窓と、前記プラテンに対して伝票用紙や帳票用
    紙等の用紙がセットされた状態で前記印字位置窓の位置
    により印字位置及び印字形態等の属性を設定する第1の
    印字位置設定手段と、前記用紙を読取るイメージスキャ
    ナーと、このイメージスキャナーが読取ったイメージを
    画面表示する表示装置と、この表示装置のカーソル位置
    により印字位置及び印字形態等の属性を設定する第2の
    印字位置設定手段と、前記各印字位置設定手段を選択的
    に動作させる設定選択手段と、前記プリンタヘッドの移
    動、用紙のフィード、前記表示装置のカーソル位置の移
    動を行なわせる手段と、前記各印字位置設定手段が印字
    位置及び属性を設定したとき作成されるステップ情報及
    びこのステップ情報と対になったコマンドを格納する情
    報格納メモリと、このメモリのコマンドを解析実行する
    時にステップ情報を選択的に使用する情報処理手段と、
    前記第1の印字位置設定手段の動作時において用紙サイ
    ズの指定により前記表示装置の画面に目盛及び升目付き
    の白紙イメージ及び設定された印字位置を表示させる手
    段を設けたことを特徴とする印字位置設定装置。
  4. 【請求項4】  前記表示装置の画面に目盛及び升目付
    きの白紙イメージ及び設定された印字位置を表示させる
    手段は、指定された用紙サイズがイメージスキャナーの
    許容最大サイズを越えるときは自動的に縮小して前記表
    示装置に表示させることを特徴とする請求項3記載の印
    字位置設定装置。
JP3004570A 1991-01-18 1991-01-18 印字位置設定装置 Pending JPH04250082A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6814508B2 (en) * 2001-01-20 2004-11-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of and apparatus for setting and adjusting a print location of a printer

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