JPH0424913Y2 - - Google Patents

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JPH0424913Y2
JPH0424913Y2 JP1985143711U JP14371185U JPH0424913Y2 JP H0424913 Y2 JPH0424913 Y2 JP H0424913Y2 JP 1985143711 U JP1985143711 U JP 1985143711U JP 14371185 U JP14371185 U JP 14371185U JP H0424913 Y2 JPH0424913 Y2 JP H0424913Y2
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slit
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feeding
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JP1985143711U
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JPS6253637U (ja
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  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンバインやバインダー等に装備さ
れる結束装置の紐繰出し部構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の紐繰出し部構造においては、巻
紐を収容するケースの紐繰出し側の側板に、紐繰
出し用の丸孔だけが形成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記構造によるときは、バインダー等
の巻紐収容ケースは狭いスペースに押し込まれて
いるため、小さな丸孔に紐を通すのは非常に面倒
であり、しかも、巻紐をケースに収容させた状態
においては、ケースの紐繰出し側の側板と巻紐と
の間にはほとんど隙間がなく、そのため、間違つ
て先に巻紐をケースに収容したのでは孔に紐を通
すことは不可能で、その作業手順を間違うことも
あつて、紐通し作業に手間取る問題があつた。
そこで、第6図に示すように、巻紐を収容する
ケースの紐繰出し側の側板20Aに、紐繰出し用
の丸孔21に連通するスリツト22を形成し、こ
のスリツト22の途中に、紐aの丸孔21挿通方
向への移動は許すとともに、丸孔21からの抜け
出しを防止する可動式の抜止め具023を設け
て、前記スリツト22を通じて丸孔21に紐aを
通す手段も考えられるが、これによるときは、構
造が複雑になるばかりでなく、長期使用による錆
び付きに起因した作動不良をおこす欠点がある。
そして、この作動不良を防止する為に、作動部分
に注油すると、この注油によつて紐にも油が付着
し、ブレーキの制動力が安定せず、結束不良を生
じる虞れがある。
又、実開昭58−62829号公報に示される如く、
紐繰出し用の丸孔に連通するスリツトを形成し、
そのスリツトを閉塞する状態と開放する状態とに
揺動切換え自在なスリツト閉塞板を設けて、前記
スリツトを通じて丸孔に紐を通すことが考えられ
るが、斯かる場合も、構造が複雑になるばかりで
なく、錆び付きに起因して作動不良を起こす不都
合がある。
本考案は、ケースの紐繰出し部の構造を少し改
造することによつて、紐通し作業が容易に、且
つ、長期に亘つて良好に行えるようにすることを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的達成のために講じた本考案による結束
装置の紐繰出し部構造の特徴構成は、巻紐を収容
するケースの紐繰り出し側の側板に、前記側板を
貫通する紐繰り出し孔と、前記側板の端縁から前
記紐繰り出し孔に連なるスリツトとを形成すると
ともに、前記紐繰り出し孔の貫通方向からみて、
前記スリツト部分を横断して紐繰り出し孔からス
リツト側への紐の戻りを規制する戻り規制面を備
えたスリツト横断部材を、前記側板外面との間に
紐通過用の間隙を有する状態で、前記スリツト脇
の側板部分に、片持ち状に固定連結した点にあ
る。
〔作用〕
紐繰出し孔に連通するスリツト、及び、側板に
片持ち状に取付けられたスリツト横断部材の側板
との間隙を通じて、容易に繰出し孔に紐と通すこ
とができる。
しかも、前記側板に取付けられたスリツト横断
部材には、紐の戻りを規制する戻り規制面を設け
てあるから、たとえ結束動作に伴つて紐が弛んで
も、スリツトを通じて孔から紐が抜け出ることは
ない。
そして、この紐通し作業より先に巻紐をケース
に収容しても、前記のスリツト、及び側板とスリ
ツト横断部材との間隙を通じて繰出し孔に紐を通
すことができる。また、この紐抜け出し防止用の
スリツト横断部材は、側板に固着される固定式の
ものであるから、給油等のメンテナンスを全く必
要としない。
〔考案の効果〕
以上のように、ごく簡単な構造によつて、紐繰
出し孔への紐通し作業が容易かつ迅速に行なえな
がら、紐を通した後においては、孔からの紐の抜
け出しを確実に防止でき、しかも、錆び付き等の
影響を受けずに長期に亘つて、結束装置への紐供
給を安定して行なえる結束装置の紐繰出し部構造
を提供し得るに至つた。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第5図に示すように、左右一対の走行車輪1,
1を備えた機体の後部にエンジン2を搭載すると
ともに、前部に引起し装置3、刈取装置4、及び
刈取穀稈を結束する結束装置5を設けてバインダ
ーを構成する。
前記結束装置5は、第3図に示すように、刈取
装置4の終端に臨む集束空間Sの後側に、穀稈掻
込みパツカー6と結束紐供給用ニードル7を配備
するとともに、前記集束空間Sの前側に、結節ビ
ル8、紐ホルダー9から成るノツタ・ビル方式の
結節部を備え、かつ、集束空間Sの外側に、集束
圧感知具10を備えた回転ドア11を設け、もつ
て、刈取穀稈を集束空間Sで集束した後、結束し
て、この結束された穀稈を、前記回転ドア11の
回転によつて機外へ放出するよう構成されてい
る。
また、第3図に示すように、結束紐aの巻紐A
を収容する収容部12と、ニードル7の先端に形
成された紐通し孔7aの近傍とに亘つて、屈曲形
成された紐ガイドパイプ13を設け、前記巻紐収
容部12の紐繰出し部14に挿通させた結束紐a
を、エンジン2のシリンダ室の高圧ガスを利用し
て、ニードル7先端の紐通し孔7aへ簡単に挿通
できるようになつている。詳しくは第4図にも示
すように、エンジン2のシリンダヘツド2Aに、
操作ハンドル15Aの操作によつて、シリンダ室
の高圧ガスを外部に排出する開閉弁15を取り付
けるとともに、前記ガイドパイプ13の紐繰出し
部14側の開口13aに、その内面に噴出ノズル
16Aを備えたラツパ状部材16を取り付け、更
に、前記開閉弁15と、ノズル16Aとに亘つて
可撓性パイプ17を接続し、もつて噴出ノズル1
6Aのガス噴出に伴なうラツパ状部材16の内面
でのエゼクト作用、及びガイドパイプ13内での
ガス圧による送り作用によつて、繰出し部14に
挿通させた紐aを、ガイドパイプ13を通してニ
ードル7先端の紐通し孔7aへ自動的に挿通でき
るように構成されている。尚、図中18及び19
は、ニードル7の紐通し孔7aへ紐aを挿通させ
た後において、紐繰出し部14から繰出される紐
aに制動力を与える紐ブレーキと、紐を緊張させ
る弛み取り杆である。
次に、紐繰出し部14の構造について説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、巻紐Aを収容
保持するケース20の紐繰出し側の側板20A
に、紐繰出し孔21、及びこの孔21に連通する
スリツト22が形成されている。また、この側板
20Aには、第2図に示す如く、側板20A外面
との間に紐通過用の間隙bを有するとともに、紐
繰出し孔21の貫通方向から見て、スリツト22
の切込み端部22aから、スリツト22と紐繰出
し孔との連通部位22bに亘るまでのスリツト2
2全体を横断するスリツト横断部材としての板状
部材23が片持ち状に取付けられている。前記ス
リツト22は、その中間部から外周側が巻紐Aの
紐ほどけ方向と反対側に折曲されて形成され、紐
が遠心力にて外側に外れないようにしてある。ま
た、前記板状部材23の遊端側は、スリツト22
に落し込まれた紐を中心側の紐繰出し孔21に案
内すべく、スリツト22の半径方向内方側の直線
部に対して斜めに交差する傾斜面23aに形成さ
れ、又、その板状部材23の下面は、前記スリツ
ト22の半径方向内方側の直線部に対して直角に
交差して、紐の戻りを規制する戻り規制面23b
に形成されている。
したがつて、紐aを紐繰出し孔21へ挿通させ
る際には、前記のスリツト22及び間隙bを通じ
て紐aを孔21へ挿通させることにより、この繰
出し孔21への紐通し作業が容易に行なえるよう
になつている。また、紐aを孔20に挿通させた
後においては、前記の板状部材23によつて、ス
リツト22を通じて孔21から紐aが抜け出るこ
とを防止している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る結束装置の紐繰出し部構造
の実施例を示し、第1図は要部側面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は巻紐収容部及
び結束装置の一部切欠き平面図、第4図はエンジ
ン上部の縦断側面図、第5図はバインダーの全体
側面図、第6図は比較例を示す要部の正面図であ
る。 20……ケース、20A……側板、21……紐
繰出し孔、22……スリツト、23……横断部
材、23b……戻り規制面、A……巻紐、b……
間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 巻紐Aを収容するケース20の紐繰り出し側の
    側板20Aに、前記側板20Aを貫通する紐繰り
    出し孔21と、前記側板20Aの端縁から前記紐
    繰り出し孔21に連なるスリツト22とを形成す
    るとともに、 前記紐繰り出し孔21の貫通方向からみて、前
    記スリツト22部分を横断して紐繰り出し孔21
    からスリツト22側への紐Aの戻りを規制する戻
    り規制面23bを備えたスリツト横断部材23
    を、前記側板20A外面との間に紐通過用の間隔
    bを有する状態で、前記スリツト22脇の側板2
    0A部分に、片持ち状に固定連結してある結束装
    置の紐繰り出し部構造。
JP1985143711U 1985-09-19 1985-09-19 Expired JPH0424913Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985143711U JPH0424913Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985143711U JPH0424913Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6253637U JPS6253637U (ja) 1987-04-03
JPH0424913Y2 true JPH0424913Y2 (ja) 1992-06-12

Family

ID=31053642

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JP1985143711U Expired JPH0424913Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862829U (ja) * 1981-10-24 1983-04-27 三菱農機株式会社 結束機における紐ブレ−キ装置
JPS6195236U (ja) * 1984-11-30 1986-06-19
JPS61139138U (ja) * 1985-02-20 1986-08-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6253637U (ja) 1987-04-03

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