JPH0424852Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424852Y2 JPH0424852Y2 JP1984026635U JP2663584U JPH0424852Y2 JP H0424852 Y2 JPH0424852 Y2 JP H0424852Y2 JP 1984026635 U JP1984026635 U JP 1984026635U JP 2663584 U JP2663584 U JP 2663584U JP H0424852 Y2 JPH0424852 Y2 JP H0424852Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air vent
- screw
- shutter
- cap body
- seat surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 8
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
この考案は、手動で開閉操作できるようにした
エアベント付タンクキヤツプに関する。
エアベント付タンクキヤツプに関する。
（従来の技術）
燃料タンクにはエアベントが必要で、一般的に
はタンクキヤツプにその機能が備えらる。この場
合、汎用エンジンや船外機の燃料タンクでは、運
転停止中に大きく傾斜して置かれるものが多く、
そのままではエアベントから燃料が流出すること
になるので、シヤツタによりエアベントを開閉す
るようになつている。
はタンクキヤツプにその機能が備えらる。この場
合、汎用エンジンや船外機の燃料タンクでは、運
転停止中に大きく傾斜して置かれるものが多く、
そのままではエアベントから燃料が流出すること
になるので、シヤツタによりエアベントを開閉す
るようになつている。
例えば、第２図に示したタンクキヤツプは、注
入口に被せて少し回動させることにより、注入口
に形成されたカムの作用で圧着される。そのキヤ
ツプ本体１の中央にシヤツタースクリユー２が螺
合され、その締着座面３に対向してエアベント４
が開口され、シヤツタースクリユー２を弛めるか
締めるかによつて、エアベント４が開通、閉鎖さ
れるようになつている。
入口に被せて少し回動させることにより、注入口
に形成されたカムの作用で圧着される。そのキヤ
ツプ本体１の中央にシヤツタースクリユー２が螺
合され、その締着座面３に対向してエアベント４
が開口され、シヤツタースクリユー２を弛めるか
締めるかによつて、エアベント４が開通、閉鎖さ
れるようになつている。
５はシヤツタースクリユー２の操作用摘み、６
は締着座面３に添えたシール部材、７はエアベン
ト４から燃料液を噴出しないように設置された気
液分離用の膨脹室である。
は締着座面３に添えたシール部材、７はエアベン
ト４から燃料液を噴出しないように設置された気
液分離用の膨脹室である。
また、第３図に示したタンクキヤツプは、ねじ
により注入口に締着するタイプで、同様にキヤツ
プ本体１ａの中央にシヤツタースクリユー２ａが
螺合され、その締着座面３ａに対向してエアベン
ト４ａが開口され、シヤツタースクリユー２ａを
弛めるか締めるかによつて、エアベント４ａが開
通、閉鎖される。
により注入口に締着するタイプで、同様にキヤツ
プ本体１ａの中央にシヤツタースクリユー２ａが
螺合され、その締着座面３ａに対向してエアベン
ト４ａが開口され、シヤツタースクリユー２ａを
弛めるか締めるかによつて、エアベント４ａが開
通、閉鎖される。
シヤツタースクリユー２ａには操作用摘み５ａ
が形成され、締着座面３ａにシール部材６ａが添
えられるのも同様である。７ａはエアベント４ａ
から燃料液が噴出しないように設置されたスポン
ジ部材である。
が形成され、締着座面３ａにシール部材６ａが添
えられるのも同様である。７ａはエアベント４ａ
から燃料液が噴出しないように設置されたスポン
ジ部材である。
さらに「実用新案公報昭46−34571号」にも上
記同様のエアベントを設けたタンクキヤツプが示
されている。
記同様のエアベントを設けたタンクキヤツプが示
されている。
しかし、これらのタンクキヤツプに設置された
エアベントは、キヤツプ本体上面に上向きに開口
しているので、波、雨により水が侵入しやすく、
エンジンの不調を招くことがあつた。
エアベントは、キヤツプ本体上面に上向きに開口
しているので、波、雨により水が侵入しやすく、
エンジンの不調を招くことがあつた。
（考案が解決しようとする課題）
この考案は、上記のような現状に照らしてなさ
れたもので、シヤツタースクリユーを弛めてエア
ベントが開いているときも、水が侵入しにくいよ
うにしたエアベント付タンクキヤツプを提供する
ことを目的とする。
れたもので、シヤツタースクリユーを弛めてエア
ベントが開いているときも、水が侵入しにくいよ
うにしたエアベント付タンクキヤツプを提供する
ことを目的とする。
（課題を解決するための手段）
上記目的に沿つて、この考案のエアベント付タ
ンクキヤツプは、表面にシール材が被着されたキ
ヤツプ本体の上面中央に、その内外を上下に貫通
するねじ穴が設けられると共に、上端部の操作用
摘みの下面に締付座面を形成されたシヤツタース
クリユーがねじ穴に螺合され、このシヤツタース
クリユーには、下端部の外表から軸心を通つて操
作用摘みの上面近くまで延び、その上端部から斜
め下方へ反転して締付座面に開口する一連のエア
ベントが開設された構成になるものである。
ンクキヤツプは、表面にシール材が被着されたキ
ヤツプ本体の上面中央に、その内外を上下に貫通
するねじ穴が設けられると共に、上端部の操作用
摘みの下面に締付座面を形成されたシヤツタース
クリユーがねじ穴に螺合され、このシヤツタース
クリユーには、下端部の外表から軸心を通つて操
作用摘みの上面近くまで延び、その上端部から斜
め下方へ反転して締付座面に開口する一連のエア
ベントが開設された構成になるものである。
（作用）
このように構成され、エンジンを稼働させる時
には、シヤツタースクリユーを弛めてエアベント
を開いて置くことにより、消費される燃料に見合
つたエアが吸入され、燃料タンク内を常に大気圧
に保つ。
には、シヤツタースクリユーを弛めてエアベント
を開いて置くことにより、消費される燃料に見合
つたエアが吸入され、燃料タンク内を常に大気圧
に保つ。
この時エアベントはシヤツタースクリユーの締
着座面に下向きに開口するので、波を被つたり、
雨が吹き付けるようなことがあつても、エアベン
トから内部に侵入しにくく、エンジンの不調につ
ながることはない。
着座面に下向きに開口するので、波を被つたり、
雨が吹き付けるようなことがあつても、エアベン
トから内部に侵入しにくく、エンジンの不調につ
ながることはない。
エンジン停止中には、シヤツタースクリユーを
締めて置く。汎用エンジンの運搬中や船外機のチ
ルトアツプ時に、燃料タンクが傾斜してもエアベ
ントが閉じているので、燃料の漏出はない。
締めて置く。汎用エンジンの運搬中や船外機のチ
ルトアツプ時に、燃料タンクが傾斜してもエアベ
ントが閉じているので、燃料の漏出はない。
（実施例）
以下この考案の実施例を示す図に就いて説明す
る。
る。
第１図において、このタンクキヤツプはねじに
より注入口に締着するもので、キヤツプ本体１１
の中央にねじ穴１２が設けられ、このねじ穴１２
に、先端が突出する長さで、締着座面１３が形成
されたシヤツタースクリユー１４が螺合され、か
つ締着座面１３に対向するキヤツプ本体１１の上
面にはシールゴム１５が添えられる。
より注入口に締着するもので、キヤツプ本体１１
の中央にねじ穴１２が設けられ、このねじ穴１２
に、先端が突出する長さで、締着座面１３が形成
されたシヤツタースクリユー１４が螺合され、か
つ締着座面１３に対向するキヤツプ本体１１の上
面にはシールゴム１５が添えられる。
１７は、シヤツタースクリユー１４の上端に形
成された操作用摘みである。
成された操作用摘みである。
シヤツタースクリユー１４には、その軸心を通
り、下端は通孔１８を介して外表に通じ、上端部
は、操作用摘み１７の上面近くから斜め下方へ反
転して、上記締着座面１３に開口するエアベント
１６が開設される。
り、下端は通孔１８を介して外表に通じ、上端部
は、操作用摘み１７の上面近くから斜め下方へ反
転して、上記締着座面１３に開口するエアベント
１６が開設される。
上記通孔１８が開口する部分のシヤツタースク
リユー１４の周りには、２重構造の大小のブリー
ザ室１９，２０が囲み、通孔１９ａ，２０ａによ
りタンク内に連通する。
リユー１４の周りには、２重構造の大小のブリー
ザ室１９，２０が囲み、通孔１９ａ，２０ａによ
りタンク内に連通する。
こうして、操作用摘み１７によりシヤツタース
クリユー１４を締めるか弛めるかにより、エアベ
ント１６が閉塞または開通する。
クリユー１４を締めるか弛めるかにより、エアベ
ント１６が閉塞または開通する。
エンジンを稼働させる時には、シヤツタースク
リユー１４を弛めてエアベント１６を開いて置
く。消費される燃料に見合つたエアが、エアベン
ト１６、通孔１８，２０ａ，１９ａを介して吸入
され、燃料タンク内を常に大気圧に保つ。
リユー１４を弛めてエアベント１６を開いて置
く。消費される燃料に見合つたエアが、エアベン
ト１６、通孔１８，２０ａ，１９ａを介して吸入
され、燃料タンク内を常に大気圧に保つ。
この時には、締着座面１３とシールゴム１５と
の間に隙間があり、船外機などでは、波を被つた
り、雨が吹き付けるようなことがあつてエアベン
ト１６入り口に侵入するが、この部分ではエアベ
ント１６が下向きに開口するので、内部に侵入し
にくく、燃料に水が混入してエンジンの不調を招
くようなことはない。
の間に隙間があり、船外機などでは、波を被つた
り、雨が吹き付けるようなことがあつてエアベン
ト１６入り口に侵入するが、この部分ではエアベ
ント１６が下向きに開口するので、内部に侵入し
にくく、燃料に水が混入してエンジンの不調を招
くようなことはない。
エンジン停止中には、シヤツタースクリユー１
４を締めて置く。汎用エンジンの運搬中や船外機
のチルトアツプ時に、燃料タンクが傾斜してもエ
アベント１６が閉じているので、燃料の漏出はな
い。
４を締めて置く。汎用エンジンの運搬中や船外機
のチルトアツプ時に、燃料タンクが傾斜してもエ
アベント１６が閉じているので、燃料の漏出はな
い。
以上の通り、この考案に係わるエアベント付タ
ンクキヤツプは、表面にシール材が被着されたキ
ヤツプ本体の上面中央に、その内外を上下に貫通
するねじ穴が設けられると共に、上端部の操作用
摘みの下面に締付座面を形成されたシヤツタース
クリユーがねじ穴に螺合され、このシヤツタース
クリユーには、下端部の外表から軸心を通つて操
作用摘みの上面近くまで延び、その上端部から斜
め下方へ反転して締付座面に開口する一連のエア
ベントが開設されたもので、シヤツタースクリユ
ーによりエアベントの開閉が選択され、汎用エン
ジンや船外機のようにエンジン停止中に燃料タン
クが傾くことの多いものに好適であり、かつエア
ベントが開いているときも、水が侵入しにくくエ
ンジンの不調を招かない効果がある。
ンクキヤツプは、表面にシール材が被着されたキ
ヤツプ本体の上面中央に、その内外を上下に貫通
するねじ穴が設けられると共に、上端部の操作用
摘みの下面に締付座面を形成されたシヤツタース
クリユーがねじ穴に螺合され、このシヤツタース
クリユーには、下端部の外表から軸心を通つて操
作用摘みの上面近くまで延び、その上端部から斜
め下方へ反転して締付座面に開口する一連のエア
ベントが開設されたもので、シヤツタースクリユ
ーによりエアベントの開閉が選択され、汎用エン
ジンや船外機のようにエンジン停止中に燃料タン
クが傾くことの多いものに好適であり、かつエア
ベントが開いているときも、水が侵入しにくくエ
ンジンの不調を招かない効果がある。
第１図はこの考案の実施例を示すエアベント付
タンクキヤツプの縦断面図、第２図、第３図はそ
れぞれ従来のエアベント付タンクキヤツプの縦断
面図である。 １１……キヤツプ本体、１２……ねじ穴、１３
……締着座面、１４……シヤツタースクリユー、
１５……シールゴム、１６……エアベント、１７
……操作用摘み。
タンクキヤツプの縦断面図、第２図、第３図はそ
れぞれ従来のエアベント付タンクキヤツプの縦断
面図である。 １１……キヤツプ本体、１２……ねじ穴、１３
……締着座面、１４……シヤツタースクリユー、
１５……シールゴム、１６……エアベント、１７
……操作用摘み。
Claims (1)
- 表面にシール材が被着されたキヤツプ本体の上
面中央に、その内外を上下に貫通するねじ穴が設
けられると共に、上端部の操作用摘みの下面に締
付座面を形成されたシヤツタースクリユーがねじ
穴に螺合され、このシヤツタースクリユーには、
下端部の外表から軸心を通つて操作用摘みの上面
近くまで延び、その上端部から斜め下方へ反転し
て締付座面に開口する一連のエアベントが開設さ
れたことを特徴とするエアベント付タンクキヤツ
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2663584U JPS60139746U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | エアベント付タンクキヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2663584U JPS60139746U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | エアベント付タンクキヤツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139746U JPS60139746U (ja) | 1985-09-14 |
| JPH0424852Y2 true JPH0424852Y2 (ja) | 1992-06-12 |
Family
ID=30522827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2663584U Granted JPS60139746U (ja) | 1984-02-28 | 1984-02-28 | エアベント付タンクキヤツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139746U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5612199B2 (ja) * | 1976-05-12 | 1981-03-19 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5612199U (ja) * | 1979-07-10 | 1981-02-02 |
-
1984
- 1984-02-28 JP JP2663584U patent/JPS60139746U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5612199B2 (ja) * | 1976-05-12 | 1981-03-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139746U (ja) | 1985-09-14 |
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