JPH0424812B2 - - Google Patents
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- JPH0424812B2 JPH0424812B2 JP60053515A JP5351585A JPH0424812B2 JP H0424812 B2 JPH0424812 B2 JP H0424812B2 JP 60053515 A JP60053515 A JP 60053515A JP 5351585 A JP5351585 A JP 5351585A JP H0424812 B2 JPH0424812 B2 JP H0424812B2
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- horseshoe
- shaped
- vacuum switch
- iron magnet
- ferromagnetic
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/664—Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/04—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H33/18—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
- H01H33/185—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet using magnetisable elements associated with the contacts
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、それぞれが導電性材料製の固定ま
たは可動接点棒の端にとり付けられた、相互に近
ずきまたは離れるように動くことができる導電性
材料製の2個の接点を備えた真空スイツチに関す
るものである。その真空スイツチでは、層になつ
た馬蹄形鉄磁石エレメントが各接点棒の周囲に付
いている結果、馬蹄形鉄磁石エレメントの位置の
ために接点棒の周囲に、磁気抵抗が低い部分と磁
気抵抗が高い部分とでできた磁気回路が形成さ
れ、馬蹄形鉄磁石エレメントのU字型内部空洞の
円形基板は関連接点棒と隣接しており、同エレメ
ントは相互に180度ずれているため、真空スイツ
チを電流が流れるとき馬蹄形鉄磁石エレメント内
に作られる内部磁場は主として、磁気抵抗が高い
部分に近づく程度にまで、2個の馬蹄形鉄磁石エ
レメント間の軸方向に向く。
たは可動接点棒の端にとり付けられた、相互に近
ずきまたは離れるように動くことができる導電性
材料製の2個の接点を備えた真空スイツチに関す
るものである。その真空スイツチでは、層になつ
た馬蹄形鉄磁石エレメントが各接点棒の周囲に付
いている結果、馬蹄形鉄磁石エレメントの位置の
ために接点棒の周囲に、磁気抵抗が低い部分と磁
気抵抗が高い部分とでできた磁気回路が形成さ
れ、馬蹄形鉄磁石エレメントのU字型内部空洞の
円形基板は関連接点棒と隣接しており、同エレメ
ントは相互に180度ずれているため、真空スイツ
チを電流が流れるとき馬蹄形鉄磁石エレメント内
に作られる内部磁場は主として、磁気抵抗が高い
部分に近づく程度にまで、2個の馬蹄形鉄磁石エ
レメント間の軸方向に向く。
このタイプの真空スイツチは、オランダ特許第
168361号から知られている。
168361号から知られている。
この発明においては、非常に簡単な方法で、強
力な軸方向磁場を馬蹄形鉄磁石エレメントを手段
として作ることができるので、その結果、アーク
電圧が制御され、真空スイツチの回路遮断特性を
改善することができる。
力な軸方向磁場を馬蹄形鉄磁石エレメントを手段
として作ることができるので、その結果、アーク
電圧が制御され、真空スイツチの回路遮断特性を
改善することができる。
上記オランダ特許による馬蹄形鉄磁石エレメン
トはアーク電圧に関して、したがつて、真空スイ
ツチのスイツチング性能に関して、著しい改善を
示すが、スイツチング性能にはまだ多数の欠点が
ある。
トはアーク電圧に関して、したがつて、真空スイ
ツチのスイツチング性能に関して、著しい改善を
示すが、スイツチング性能にはまだ多数の欠点が
ある。
特に、アーク電圧を増大させ、したがつて、軸
方向磁場を強化させることによつて回路遮断能力
をさらに増大させる必要があるときは、馬蹄形鉄
磁石エレメントの体積を増大させなければならな
いことを意味する。しかし、3真空スイツチ内に
おける馬蹄形鉄磁石エレメントの位置を考慮すれ
ば、そのように体積を増大させることは、同時に
真空スイツチの寸法を増大させることを暗に示す
ことになる。しかしこのことは、真空スイツチの
寸法を可能な限り限定するという一般的目的と両
立しない。その上、可動接点の質量も同様に増大
するため、駆動機構に求める要求が高くなり、閉
止時に接点がどすんと音を立てる傾向が高くな
る。
方向磁場を強化させることによつて回路遮断能力
をさらに増大させる必要があるときは、馬蹄形鉄
磁石エレメントの体積を増大させなければならな
いことを意味する。しかし、3真空スイツチ内に
おける馬蹄形鉄磁石エレメントの位置を考慮すれ
ば、そのように体積を増大させることは、同時に
真空スイツチの寸法を増大させることを暗に示す
ことになる。しかしこのことは、真空スイツチの
寸法を可能な限り限定するという一般的目的と両
立しない。その上、可動接点の質量も同様に増大
するため、駆動機構に求める要求が高くなり、閉
止時に接点がどすんと音を立てる傾向が高くな
る。
したがつて、この発明の目的は、上に挙げた悪
影響を生じることなく回路遮断能力を増大させる
方法で、さらに改善された、序論部に挙げたタイ
プの真空スイツチを提供することである。この点
に関しては、この発明による真空スイツチは、U
字型基板部分から、磁気抵抗が高い部分に動くに
つれ、内部磁場に対する磁気抵抗が増大するよう
に馬蹄形鉄磁石エレメントが設計されていること
が特徴となつている。
影響を生じることなく回路遮断能力を増大させる
方法で、さらに改善された、序論部に挙げたタイ
プの真空スイツチを提供することである。この点
に関しては、この発明による真空スイツチは、U
字型基板部分から、磁気抵抗が高い部分に動くに
つれ、内部磁場に対する磁気抵抗が増大するよう
に馬蹄形鉄磁石エレメントが設計されていること
が特徴となつている。
この発明による真空スイツチの別の実施例によ
れば、この発明の特徴は、内部磁場が遭遇する磁
場抵抗が、U字型基板部分からの距離が接点表面
からの距離に比例して増大するにつれて増大する
ことである。
れば、この発明の特徴は、内部磁場が遭遇する磁
場抵抗が、U字型基板部分からの距離が接点表面
からの距離に比例して増大するにつれて増大する
ことである。
この発明による真空スイツチの望ましい実施例
においては、各馬蹄形鉄磁石エレメントは、片方
の側では、接点棒に対して垂直であつて接点表面
の側に置かれた平坦な境界面で限られており、他
の側では、U字型基板部分から磁気抵抗が高い部
分に進むにつれ上記の平坦な境界面に近づく境界
面によつて限られている。
においては、各馬蹄形鉄磁石エレメントは、片方
の側では、接点棒に対して垂直であつて接点表面
の側に置かれた平坦な境界面で限られており、他
の側では、U字型基板部分から磁気抵抗が高い部
分に進むにつれ上記の平坦な境界面に近づく境界
面によつて限られている。
この発明によれば、馬蹄形鉄磁石エレメントの
鉄磁石材料としては、例えば、純鉄のような飽和
誘導値が高い材料が選ばれる。純鉄とコバルトを
合金にすると、材料の電気抵抗も同時に高くな
る。ある範囲の可能性の中から、FeCo50/50の
材料が好ましいものとして選ばれたが、これは、
この材料が高い飽和誘導度と高い電気抵抗を併せ
備えているからである。
鉄磁石材料としては、例えば、純鉄のような飽和
誘導値が高い材料が選ばれる。純鉄とコバルトを
合金にすると、材料の電気抵抗も同時に高くな
る。ある範囲の可能性の中から、FeCo50/50の
材料が好ましいものとして選ばれたが、これは、
この材料が高い飽和誘導度と高い電気抵抗を併せ
備えているからである。
以下この発明を、一実施例を示した図面を参考
にしてさらに詳細に説明する。
にしてさらに詳細に説明する。
第1図aから明白であるように、接点1と2に
はそれぞれ馬蹄形鉄磁石エレメント5と6が備わ
つており、接点1と2の下に位置している。接点
1と2はそれぞれ、関係する馬蹄形鉄磁石エレメ
ント5と6と共に、接点棒3および4の上にそれ
ぞれ付いているので、接点棒3または4を動かす
ことによつて、接点1と2は、相互に接触したり
離れたりすることができる。
はそれぞれ馬蹄形鉄磁石エレメント5と6が備わ
つており、接点1と2の下に位置している。接点
1と2はそれぞれ、関係する馬蹄形鉄磁石エレメ
ント5と6と共に、接点棒3および4の上にそれ
ぞれ付いているので、接点棒3または4を動かす
ことによつて、接点1と2は、相互に接触したり
離れたりすることができる。
真空スイツチ内を電流が流れると、電流は馬蹄
形鉄磁石エレメント5と6の中に内部磁場を誘導
する。すなわち、接点棒の周囲を同心的に流れ
る。しかし、その磁場は馬蹄形鉄磁石エレメント
の形状と配置によつて、徐々に、また大きな程度
まで軸方向に向いた磁場7に変換され、真空スイ
ツチの消弧特性を改善する。軸方向の磁場7は第
1図bに示す通り、ほぼ馬蹄形鉄磁石エレメント
5と6の間を流れる。
形鉄磁石エレメント5と6の中に内部磁場を誘導
する。すなわち、接点棒の周囲を同心的に流れ
る。しかし、その磁場は馬蹄形鉄磁石エレメント
の形状と配置によつて、徐々に、また大きな程度
まで軸方向に向いた磁場7に変換され、真空スイ
ツチの消弧特性を改善する。軸方向の磁場7は第
1図bに示す通り、ほぼ馬蹄形鉄磁石エレメント
5と6の間を流れる。
第2図には、第1図の2個の馬蹄形鉄磁石エレ
メント5と6の断面形が、両エレメントを重ねて
描かれている。接触面8は両エレメントの間にあ
り、点線で示されている。
メント5と6の断面形が、両エレメントを重ねて
描かれている。接触面8は両エレメントの間にあ
り、点線で示されている。
すでに述べた通り、スイツチを通る電流Iが例
えば馬蹄形鉄磁石エレメント6内に誘導した磁場
φは、主として馬蹄形鉄磁石エレメントを流れる
内部コンポネントφrと、馬蹄形鉄磁石エレメン
ト5を横切るコンポネントφaとに分割される。
えば馬蹄形鉄磁石エレメント6内に誘導した磁場
φは、主として馬蹄形鉄磁石エレメントを流れる
内部コンポネントφrと、馬蹄形鉄磁石エレメン
ト5を横切るコンポネントφaとに分割される。
断面線Aの位置、すなわちU字型基板部分にお
ける総磁束は、その全部が同心的に接点棒を囲ん
でいるU字型エレメントの長さ方向に向くが、軸
方向コンポネントφaがある結果、この断面線A
に対する距離が増大するにつれ、徐々に減少す
る。その結果、馬蹄形鉄磁石エレメント内の磁気
抵抗が高い位置においては、比較的小さな磁束コ
ンポネントφrだけが残る。しかしこれは、馬蹄
形鉄磁石エレメント5と6が磁気飽和に関しては
最適に使用することができないことを意味してい
る。これは、断面線Aの位置の部分が磁気飽和点
にすでに達しているが、これは、磁気抵抗が高い
部分に隣接する部分の位置の場合と隔つているか
らである。この飽和のため、馬蹄形鉄磁石エレメ
ント内の総磁場φrはそれ以上増大することがで
きず、その結果、軸方向磁場φaもそれ以上増大
することができない。
ける総磁束は、その全部が同心的に接点棒を囲ん
でいるU字型エレメントの長さ方向に向くが、軸
方向コンポネントφaがある結果、この断面線A
に対する距離が増大するにつれ、徐々に減少す
る。その結果、馬蹄形鉄磁石エレメント内の磁気
抵抗が高い位置においては、比較的小さな磁束コ
ンポネントφrだけが残る。しかしこれは、馬蹄
形鉄磁石エレメント5と6が磁気飽和に関しては
最適に使用することができないことを意味してい
る。これは、断面線Aの位置の部分が磁気飽和点
にすでに達しているが、これは、磁気抵抗が高い
部分に隣接する部分の位置の場合と隔つているか
らである。この飽和のため、馬蹄形鉄磁石エレメ
ント内の総磁場φrはそれ以上増大することがで
きず、その結果、軸方向磁場φaもそれ以上増大
することができない。
さて、軸方向磁場を増大させることができるよ
うにするためには、馬蹄形鉄磁石エレメントの総
体積を増大させることができるに違いないが、そ
の結果、磁気飽和点だけが高い方の長さ方向磁束
コンポネントφrに達し、その結果、軸方向磁束
コンポネントφaもまた高い値を持つことができ
る。馬蹄形鉄磁石エレメントの体積は、軸方向の
寸法を増大させることによつてしか増大させるこ
とはできない。これは、半径方向寸法は主として
関連する接点によつて決まるからである。
うにするためには、馬蹄形鉄磁石エレメントの総
体積を増大させることができるに違いないが、そ
の結果、磁気飽和点だけが高い方の長さ方向磁束
コンポネントφrに達し、その結果、軸方向磁束
コンポネントφaもまた高い値を持つことができ
る。馬蹄形鉄磁石エレメントの体積は、軸方向の
寸法を増大させることによつてしか増大させるこ
とはできない。これは、半径方向寸法は主として
関連する接点によつて決まるからである。
接点組立ての寸法と総重量に関して導入図で挙
げた欠点と、上に略述した馬蹄形鉄磁石エレメン
トの効率的でない使用は別としても、その場合、
有用な軸方向磁束コンポネントφaはさらに増大
するが、その程度は、長さ方向磁束コンポネント
φrの場合より低い。これは、総磁束φの効率が
減少することを意味する。とくに、馬蹄形鉄磁石
エレメントが厚くなる結果、表面積が増大した結
果開放部分の磁気抵抗は減少し、この点を横切る
磁束φrは増大する。このためには、軸方向磁束
φaが犠牲になる。
げた欠点と、上に略述した馬蹄形鉄磁石エレメン
トの効率的でない使用は別としても、その場合、
有用な軸方向磁束コンポネントφaはさらに増大
するが、その程度は、長さ方向磁束コンポネント
φrの場合より低い。これは、総磁束φの効率が
減少することを意味する。とくに、馬蹄形鉄磁石
エレメントが厚くなる結果、表面積が増大した結
果開放部分の磁気抵抗は減少し、この点を横切る
磁束φrは増大する。このためには、軸方向磁束
φaが犠牲になる。
第3図においては、この発明の望ましい具体例
による2個の馬蹄形鉄磁石エレメントが、第2図
と同様に重なつた断面形として示されている。こ
の場合も、接触面8は、2個の馬蹄形鉄磁石エレ
メントの間にある。
による2個の馬蹄形鉄磁石エレメントが、第2図
と同様に重なつた断面形として示されている。こ
の場合も、接触面8は、2個の馬蹄形鉄磁石エレ
メントの間にある。
第3図に示す形状は、磁気飽和点に関して馬蹄
形鉄磁石エレメントが最適に使用される結果を生
むだけでなく、接点組立ての重量が同時に減少す
る一方、軸方向の寸法を変更することなく、同一
の総磁束φに対して、軸方向の磁束コンポネント
φaを著しく増大させる。第3図を参照すれば、
このことは容易に知ることができる。これは、コ
ンポネントφrに対する磁気抵抗が著しく増大し
たのに対し、軸方向コンポネントφaに対する抵
抗が一定にとどまつたからである。その結果、総
磁束のより大きなコンポネントが軸方向に流れ
る。この発明によるこの方法によつて、導入部で
述べた真空スイツチの特性の著しい改善を非常に
簡単な方法で行うことができる。
形鉄磁石エレメントが最適に使用される結果を生
むだけでなく、接点組立ての重量が同時に減少す
る一方、軸方向の寸法を変更することなく、同一
の総磁束φに対して、軸方向の磁束コンポネント
φaを著しく増大させる。第3図を参照すれば、
このことは容易に知ることができる。これは、コ
ンポネントφrに対する磁気抵抗が著しく増大し
たのに対し、軸方向コンポネントφaに対する抵
抗が一定にとどまつたからである。その結果、総
磁束のより大きなコンポネントが軸方向に流れ
る。この発明によるこの方法によつて、導入部で
述べた真空スイツチの特性の著しい改善を非常に
簡単な方法で行うことができる。
もちろん、この改善は、スイツチの消弧特性の
改善のために磁場を使用することに限定されるも
のではなく、接点間の磁気反発力または磁気牽引
力を作るためにスイツチ電流が使用されている場
合における改善を得るためにも使用することがで
きる。
改善のために磁場を使用することに限定されるも
のではなく、接点間の磁気反発力または磁気牽引
力を作るためにスイツチ電流が使用されている場
合における改善を得るためにも使用することがで
きる。
第4図は、相互の頂上に鉄磁性材料の小板を使
用した、この発明による接点組立体を示す。この
図においても8は両接点1と2の間の接触面を示
す。3と4はそれぞれ関連した接点棒であり、相
互の頂上に重ねた小板から成る馬蹄形鉄磁石エレ
メントがその周囲に付いている。これらの小板
は、リベツト・ピンまたは同様な装置を使用して
結合させることができ、一方、軸方向の寸法は使
用する小板の数を変動させることによつて変動さ
せることができる。
用した、この発明による接点組立体を示す。この
図においても8は両接点1と2の間の接触面を示
す。3と4はそれぞれ関連した接点棒であり、相
互の頂上に重ねた小板から成る馬蹄形鉄磁石エレ
メントがその周囲に付いている。これらの小板
は、リベツト・ピンまたは同様な装置を使用して
結合させることができ、一方、軸方向の寸法は使
用する小板の数を変動させることによつて変動さ
せることができる。
第5図は、各種の小板の形状を例示したもので
ある。この場合、内部の長さ方向磁束コンポネン
トに対する磁気抵抗もまた急激に増加すること
は、積重ねた組立体から明白である。これは、馬
蹄形鉄磁石エレメントが最も厚い部分では、中央
部分からの距離が増大するからである。したがつ
て、この場合には第3図に示す形状に到達する。
ある。この場合、内部の長さ方向磁束コンポネン
トに対する磁気抵抗もまた急激に増加すること
は、積重ねた組立体から明白である。これは、馬
蹄形鉄磁石エレメントが最も厚い部分では、中央
部分からの距離が増大するからである。したがつ
て、この場合には第3図に示す形状に到達する。
第6図は、この発明の実施例の他の望ましい形
による馬蹄形鉄磁石エレメントを示す。この実施
例では、小板は接点棒の周囲に、軸方向に曲げら
れている。
による馬蹄形鉄磁石エレメントを示す。この実施
例では、小板は接点棒の周囲に、軸方向に曲げら
れている。
このタイプのエレメントは、鉄磁性のテープま
たはストリツプのロールを順次成形具の周りに連
続させて巻くという簡単な方法で作ることができ
る。成形具の内径は、接点棒がその中にはまる寸
法である。例えばケースに包み込むような適当な
方法で、巻きが一緒になつていることを確認する
ための手段を講じる。それから、例えばフライス
削りによつてロールの壁の一部を取り除き、最後
にロールを先細にすることによつて、磁場の内部
の長さ方向コンポネントに対する磁気抵抗を増大
させて、磁気抵抗の高い部分を導入することがで
きる。
たはストリツプのロールを順次成形具の周りに連
続させて巻くという簡単な方法で作ることができ
る。成形具の内径は、接点棒がその中にはまる寸
法である。例えばケースに包み込むような適当な
方法で、巻きが一緒になつていることを確認する
ための手段を講じる。それから、例えばフライス
削りによつてロールの壁の一部を取り除き、最後
にロールを先細にすることによつて、磁場の内部
の長さ方向コンポネントに対する磁気抵抗を増大
させて、磁気抵抗の高い部分を導入することがで
きる。
他の可能性を第7図に示す。この場合も、馬蹄
形鉄磁石エレメント小板で作られているが、小板
には軸方向に、接点棒が共軸に取り付けてある。
小板は正確なパータンにしたがつた特殊な形状で
あつて、曲げ所要の形にしてあり、やはり例えば
リベツトなどで相互に固定されている。
形鉄磁石エレメント小板で作られているが、小板
には軸方向に、接点棒が共軸に取り付けてある。
小板は正確なパータンにしたがつた特殊な形状で
あつて、曲げ所要の形にしてあり、やはり例えば
リベツトなどで相互に固定されている。
第7図の最下部には、一番内側と一番外側の小
板を例として展開したところを示す。この選択が
第6図の選択より優れている長所は、最終の馬蹄
形鉄磁石エレメントの形状を多様な要件に適合さ
ることができることである。
板を例として展開したところを示す。この選択が
第6図の選択より優れている長所は、最終の馬蹄
形鉄磁石エレメントの形状を多様な要件に適合さ
ることができることである。
第8図には、軸方向の磁場がない真空スイツチ
の場合(曲線A)、層になつていない馬蹄形鉄磁
石エレメント付きのスイツチの場合(曲線B)、
層になつた馬蹄形鉄磁石エレメント付きのスイツ
チの場合(曲線C)と、最後に、この発明による
馬蹄形鉄磁石エレメントの付いた真空スイツチの
場合(曲線D)それぞれの、スイツチを通る電流
kAの関数としての最大アーク電圧Vを示す。曲
線Cは、この出願の導入部に記載した真空スイツ
チのために得たものである。曲線Dは、この発明
による手段が採用されたとき、継続電流が増大す
ると、アーク電圧が減少することを示している。
測定値は、曲線CとDが25kAまでしか上昇しな
いことを示している。しかし、延長法を適用する
と、特に曲線Dの場合、電流が非常に高い場合で
もアーク電圧は非常に低いレベルにとどまると推
論することができる。馬蹄形鉄磁石エレメントの
各種の形の実施例の場合、飽和の増加はそれぞれ
急激であるか遅いかであるので、この延長法は許
容できる。
の場合(曲線A)、層になつていない馬蹄形鉄磁
石エレメント付きのスイツチの場合(曲線B)、
層になつた馬蹄形鉄磁石エレメント付きのスイツ
チの場合(曲線C)と、最後に、この発明による
馬蹄形鉄磁石エレメントの付いた真空スイツチの
場合(曲線D)それぞれの、スイツチを通る電流
kAの関数としての最大アーク電圧Vを示す。曲
線Cは、この出願の導入部に記載した真空スイツ
チのために得たものである。曲線Dは、この発明
による手段が採用されたとき、継続電流が増大す
ると、アーク電圧が減少することを示している。
測定値は、曲線CとDが25kAまでしか上昇しな
いことを示している。しかし、延長法を適用する
と、特に曲線Dの場合、電流が非常に高い場合で
もアーク電圧は非常に低いレベルにとどまると推
論することができる。馬蹄形鉄磁石エレメントの
各種の形の実施例の場合、飽和の増加はそれぞれ
急激であるか遅いかであるので、この延長法は許
容できる。
磁性を有する大部分の材料に課せられた要件と
は対照的に、重要なのは曲線の勾配ではなく、飽
和誘導値の高さである。このため、純鉄の方が、
多く使用されているいわゆる変圧器積層体より望
ましい。この高い飽和誘導値の結果として、馬蹄
形鉄磁石エレメントが一定の磁束に対して、飽和
誘導が低い材料の場合より小さくすることができ
る。
は対照的に、重要なのは曲線の勾配ではなく、飽
和誘導値の高さである。このため、純鉄の方が、
多く使用されているいわゆる変圧器積層体より望
ましい。この高い飽和誘導値の結果として、馬蹄
形鉄磁石エレメントが一定の磁束に対して、飽和
誘導が低い材料の場合より小さくすることができ
る。
材料の電気抵抗や高いことも重要である。電気
抵抗が高いと、やつかいな渦電流を生じることな
く、さらに厚い層を使用することができるからで
ある。その結果、鉄磁石エレメントを作る層の数
を少なくすることができる。これは、製造技術の
見地から有利なことである。飽和誘導を高く保ち
ながら高い電気抵抗を得るため、コバルト含有量
が24%のいわゆるVacoflux24S2や、コバルト含
有量が50%のFeCo50/50のような鉄−コバルト
合金が多く使用されている。FeCo50/50は望ま
しいものである。
抵抗が高いと、やつかいな渦電流を生じることな
く、さらに厚い層を使用することができるからで
ある。その結果、鉄磁石エレメントを作る層の数
を少なくすることができる。これは、製造技術の
見地から有利なことである。飽和誘導を高く保ち
ながら高い電気抵抗を得るため、コバルト含有量
が24%のいわゆるVacoflux24S2や、コバルト含
有量が50%のFeCo50/50のような鉄−コバルト
合金が多く使用されている。FeCo50/50は望ま
しいものである。
第9図には、多数の材料に関する磁化曲線が描
かれている。磁性を有する多数の材料に課される
要件とは対照的に、重要なのは曲線の勾配ではな
く、達成することができる飽和誘導値の高さであ
る。このため、純鉄(曲線1)の方が、3%のシ
リコン鋼から成る、多く使用されているいわゆる
変圧器積層体(曲線2)より望ましい。この高い
飽和誘導値の結果、一定の磁束に対して馬蹄形鉄
磁石エレメントを小さくすることができる。
かれている。磁性を有する多数の材料に課される
要件とは対照的に、重要なのは曲線の勾配ではな
く、達成することができる飽和誘導値の高さであ
る。このため、純鉄(曲線1)の方が、3%のシ
リコン鋼から成る、多く使用されているいわゆる
変圧器積層体(曲線2)より望ましい。この高い
飽和誘導値の結果、一定の磁束に対して馬蹄形鉄
磁石エレメントを小さくすることができる。
材料の電気抵抗が高いことも重要である。電気
抵抗が高いと、やつかいな渦電流を生じることな
く、さらに厚い層を使用することができるからで
ある。その結果、鉄磁石エレメントを作る層の数
を少なくすることができる。これは、製造技術の
見地から有利なことである。この見地から望まし
い材料は、例えば、高い飽和誘導と高い電気抵抗
を共に備えたFeCo50/50(曲線3)である。
抵抗が高いと、やつかいな渦電流を生じることな
く、さらに厚い層を使用することができるからで
ある。その結果、鉄磁石エレメントを作る層の数
を少なくすることができる。これは、製造技術の
見地から有利なことである。この見地から望まし
い材料は、例えば、高い飽和誘導と高い電気抵抗
を共に備えたFeCo50/50(曲線3)である。
この発明が上記で説明し図面に示した形の実施
例に限定されるものでなく、この発明の範囲から
出ることなく修正することができることは言うま
でもない。
例に限定されるものでなく、この発明の範囲から
出ることなく修正することができることは言うま
でもない。
第1図は、上記のオランダ特許から知られる真
空スイツチを示す。第2図は、第1図のスイツチ
内の磁束コンポネントの経路を示す。第3図は、
この発明のスイツチ内の磁束コンポネントの経路
を示す。第4図は、この発明の真空スイツチの例
となる実施例を示す。第5図は、水平層から成る
馬蹄形鉄磁石エレメントとして可能性がある実施
例の形と構造を示す。第6図は、垂直で、巻いた
層から成る馬蹄形鉄磁石エレメントとして可能性
がある実施例の形と構造を示す。第7図は、垂直
で同心となつた層から成る馬蹄形鉄磁石エレメン
トとして可能性がある実施例の形と構造を示す。
第8図は、現在の技術にしたがつた真空スイツチ
と、この発明にしたがつて真空スイツチの場合
の、電流の関数としての最大アーク電圧を示す。
第9図は、さらに説明するための多数の磁化曲線
を示す。 1,2……接点、3,4……接点棒、5,6…
…馬蹄形鉄磁石エレメント、7……磁場、8……
接触面。
空スイツチを示す。第2図は、第1図のスイツチ
内の磁束コンポネントの経路を示す。第3図は、
この発明のスイツチ内の磁束コンポネントの経路
を示す。第4図は、この発明の真空スイツチの例
となる実施例を示す。第5図は、水平層から成る
馬蹄形鉄磁石エレメントとして可能性がある実施
例の形と構造を示す。第6図は、垂直で、巻いた
層から成る馬蹄形鉄磁石エレメントとして可能性
がある実施例の形と構造を示す。第7図は、垂直
で同心となつた層から成る馬蹄形鉄磁石エレメン
トとして可能性がある実施例の形と構造を示す。
第8図は、現在の技術にしたがつた真空スイツチ
と、この発明にしたがつて真空スイツチの場合
の、電流の関数としての最大アーク電圧を示す。
第9図は、さらに説明するための多数の磁化曲線
を示す。 1,2……接点、3,4……接点棒、5,6…
…馬蹄形鉄磁石エレメント、7……磁場、8……
接触面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれが導電性材料製の固定または可動接
点棒の端の上に取り付けられていて、相互に近づ
いたり離れたりすることができる導電性材料製の
2個の接点を備えており、各接点棒の周囲には層
になつた馬蹄形鉄磁石エレメントが付いていて位
置によつて磁気抵抗が高い部分と磁気抵抗が低い
部分で構成された磁気回路が接点棒の周囲に作ら
れており、馬蹄形鉄磁石エレメントのU字型の内
部空洞の円形基板は関連接点棒と隣接しており、
馬蹄形鉄磁石エレメントは相互に180度ずれてい
るため、スイツチを電流が通るとき、磁気抵抗が
高い部分に近づく程度に応じて馬蹄形鉄磁石エレ
メント内に生じる内部磁界は、主として、2個の
馬蹄形鉄磁石エレメント間の軸方向に向き、馬蹄
形鉄磁石エレメントは、内部磁場に対するその磁
気抵抗が、U字型基板部分から磁気抵抗が高い部
分に動くにつれ増大するように設計されているこ
とを特徴とする軸方向磁場を作るための馬蹄形鉄
磁石エレメント付き真空スイツチ。 2 内部磁界が、接触表面からの距離に対してU
字型基板部分からの距離が増大するにつれて増大
する磁気抵抗と遭遇することを特徴とする、特許
請求の範囲第1項記載の真空スイツチ。 3 馬蹄形鉄磁石エレメントには、接点棒に対し
て垂直で接触表面の側に置かれた平坦な境界面
と、L字型基板部分から磁気抵抗が高い部分に向
かつて動くと平坦な境界面に近づく境界面がある
ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項または
第2項記載の真空スイツチ。 4 層になつた馬蹄形鉄磁石エレメントが、平坦
な境界面と平行に置かれた積重なつた鉄磁性小板
から作られており、U字型内部空洞部を包含する
両脚が、接触表面からの距離が増大するにつれて
増大する角を含んでいることを特徴とする、特許
請求の範囲第3項記載の真空スイツチ。 5 馬蹄形鉄磁石エレメントが、接点棒の周囲に
取付られて共軸の円筒形部分を成している鉄磁性
小板でできており、平坦境界面から測定したその
軸方向寸法がU字型内部空洞の円形基板から開放
された端に進むにつれて減少することを特徴とす
る、特許請求の範囲第3項記載の真空スイツチ。 6 共軸円筒形部分を構成する鉄磁性小板が同心
であることを特徴とする、特許請求の範囲第5項
記載の真空スイツチ。 7 共軸円筒形部分を構成する鉄磁性小板がスパ
イラル状であることを特徴とする、特許請求の範
囲第5項記載の真空スイツチ。 8 鉄磁性材料が高い飽和誘導値を有し、例えば
純鉄から成る馬蹄形鉄磁石エレメントを有するこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第7
項のいずれか1項に記載された真空スイツチ。 9 鉄磁性材料が同時に高い電気抵抗を有し、例
えば、FeCo50/50から成る馬蹄形鉄磁石エレメ
ントを有することを特徴とする、特許請求の範囲
第8項記載の真空スイツチ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8400873 | 1984-03-19 | ||
NL8400873A NL8400873A (nl) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | Vakuumschakelaar, voorzien van hoefijzervormige organen voor het opwekken van een axiaal magnetisch veld. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60258816A JPS60258816A (ja) | 1985-12-20 |
JPH0424812B2 true JPH0424812B2 (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=19843671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60053515A Granted JPS60258816A (ja) | 1984-03-19 | 1985-03-19 | 軸方向磁場を作るための馬蹄形鉄磁石エレメント付き真空スイッチ |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4636600A (ja) |
EP (1) | EP0159737B1 (ja) |
JP (1) | JPS60258816A (ja) |
AU (1) | AU584324B2 (ja) |
CA (1) | CA1255725A (ja) |
DE (1) | DE3563494D1 (ja) |
DK (1) | DK165718C (ja) |
NL (1) | NL8400873A (ja) |
NO (1) | NO166746C (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3447903C2 (de) * | 1984-12-31 | 1990-08-02 | Ernst Prof. Dr.techn.habil. 1000 Berlin Slamecka | Elektrischer Vakuumschalter |
DE3608084A1 (de) * | 1986-03-07 | 1986-09-18 | Ernst Prof. Dr.techn.habil. 13595 Berlin Slamecka | Vakuum-hochspannungs-sicherungseinsatz |
DE3840192A1 (de) * | 1987-12-02 | 1989-06-15 | Calor Emag Elektrizitaets Ag | Schaltkontaktanordnung |
DE3907897A1 (de) * | 1989-03-09 | 1989-10-19 | Slamecka Ernst | Vakuumschalter mit aeusserer axialmagnetfelderregung |
DE4011194A1 (de) * | 1990-04-04 | 1990-08-02 | Slamecka Ernst | Vakuumschaltkammer |
WO1994014177A1 (en) * | 1992-12-16 | 1994-06-23 | Nu-Lec Pty. Ltd. | Arc extinguishing switch apparatus and method |
US5691522A (en) * | 1995-06-07 | 1997-11-25 | Eaton Corporation | Vacuum interrupter with a single internal assembly for generating an axial magnetic field |
EP0790629B1 (en) * | 1995-09-04 | 2005-12-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Vacuum valve |
US6747233B1 (en) * | 2001-12-28 | 2004-06-08 | Abb Technology Ag | Non-linear magnetic field distribution in vacuum interrupter contacts |
US7655324B2 (en) * | 2005-09-20 | 2010-02-02 | Sridhar Kasichainula | Electro-magnetic storage device and method |
CN101359552B (zh) * | 2008-09-28 | 2011-01-12 | 北京京东方真空电器有限责任公司 | 真空开关管 |
US8269129B2 (en) * | 2010-02-02 | 2012-09-18 | Beijing Orient Vacuum Electric Co., Ltd. | Vacuum switch tube |
US8269128B2 (en) * | 2010-02-02 | 2012-09-18 | Beijing Orient Vacuum Electric Co., Ltd. | Vacuum switch tube |
US8319137B2 (en) * | 2010-02-02 | 2012-11-27 | Beijing Orient Vacuum Electric Co., Ltd. | Vacuum switch tube |
JP5648577B2 (ja) * | 2011-05-17 | 2015-01-07 | 株式会社明電舎 | 真空インタラプタ |
US8653396B2 (en) * | 2011-09-28 | 2014-02-18 | Eaton Corporation | Vacuum switch and hybrid switch assembly therefor |
US9552941B1 (en) | 2015-08-24 | 2017-01-24 | Eaton Corporation | Vacuum switching apparatus and electrical contact therefor |
CN106571265A (zh) * | 2016-10-17 | 2017-04-19 | 西安交通大学 | 铁芯式横向磁场与纵向磁场结合真空灭弧室触头 |
US9922777B1 (en) | 2016-11-21 | 2018-03-20 | Eaton Corporation | Vacuum switching apparatus and electrical contact therefor |
CN107068478B (zh) * | 2016-12-29 | 2020-02-18 | 厦门宏发电力电器有限公司 | 一种真空灭弧室用铁心式纵向磁场电极结构及其装配方法 |
CN208157318U (zh) * | 2018-03-21 | 2018-11-27 | 西门子公司 | 用于接触器的真空灭弧室以及接触器 |
WO2019188699A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | 三菱電機株式会社 | 真空バルブ |
US10410813B1 (en) | 2018-04-03 | 2019-09-10 | Eaton Intelligent Power Limited | Vacuum switching apparatus and electrical contact therefor |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1930247A1 (de) * | 1969-06-13 | 1970-12-17 | Siemens Ag | Elektrischer Hochspannungsschalter |
NL168361C (nl) * | 1977-12-05 | 1982-03-16 | Hazemeijer Bv | Elektrische vacuumschakelaar. |
US4345126A (en) * | 1980-04-01 | 1982-08-17 | Westinghouse Electric Corp. | Vacuum interrupter with transfer-type axial magnetic field contacts |
-
1984
- 1984-03-19 NL NL8400873A patent/NL8400873A/nl not_active Application Discontinuation
-
1985
- 1985-03-18 CA CA000476818A patent/CA1255725A/en not_active Expired
- 1985-03-18 AU AU40055/85A patent/AU584324B2/en not_active Expired
- 1985-03-18 DE DE8585200409T patent/DE3563494D1/de not_active Expired
- 1985-03-18 EP EP85200409A patent/EP0159737B1/en not_active Expired
- 1985-03-18 US US06/712,737 patent/US4636600A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-03-19 JP JP60053515A patent/JPS60258816A/ja active Granted
- 1985-03-19 DK DK124185A patent/DK165718C/da not_active IP Right Cessation
- 1985-03-19 NO NO851091A patent/NO166746C/no not_active IP Right Cessation
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---|---|
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DK124185A (da) | 1985-09-20 |
NO851091L (no) | 1985-09-20 |
US4636600A (en) | 1987-01-13 |
EP0159737B1 (en) | 1988-06-22 |
NL8400873A (nl) | 1985-10-16 |
DE3563494D1 (en) | 1988-07-28 |
DK124185D0 (da) | 1985-03-19 |
EP0159737A1 (en) | 1985-10-30 |
NO166746B (no) | 1991-05-21 |
CA1255725A (en) | 1989-06-13 |
JPS60258816A (ja) | 1985-12-20 |
DK165718B (da) | 1993-01-04 |
NO166746C (no) | 1991-08-28 |
DK165718C (da) | 1993-06-07 |
AU4005585A (en) | 1985-09-26 |
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