JPH04247636A - 断面研磨観察箇所の検出方法 - Google Patents
断面研磨観察箇所の検出方法Info
- Publication number
- JPH04247636A JPH04247636A JP3345091A JP3345091A JPH04247636A JP H04247636 A JPH04247636 A JP H04247636A JP 3345091 A JP3345091 A JP 3345091A JP 3345091 A JP3345091 A JP 3345091A JP H04247636 A JPH04247636 A JP H04247636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- marker
- observation
- cross
- place
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims abstract description 41
- 239000003550 marker Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 7
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 4
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000000992 sputter etching Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 2
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- GYHNNYVSQQEPJS-UHFFFAOYSA-N Gallium Chemical compound [Ga] GYHNNYVSQQEPJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003486 chemical etching Methods 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 229910052733 gallium Inorganic materials 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 1
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 1
- 150000003376 silicon Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体デバイス
の故障解析のための断面研磨において研磨作業中の観察
対象箇所を容易に検出するための方法に関するものであ
る。
の故障解析のための断面研磨において研磨作業中の観察
対象箇所を容易に検出するための方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】断面研磨による観察は、一般に被観察箇
所近傍まで荒削りした後、鏡面研磨を行なって被観察箇
所の形状を顕微鏡等によって観察するものである。従来
の断面研磨における観察対象箇所の位置決定は、荒削り
,鏡面研磨いずれにおいても僅かに研磨した後、顕微鏡
で表面のパターンを観察して研磨位置を推定し、不足と
判断した場合には更に研磨を繰り返すといった作業を行
なっていた。
所近傍まで荒削りした後、鏡面研磨を行なって被観察箇
所の形状を顕微鏡等によって観察するものである。従来
の断面研磨における観察対象箇所の位置決定は、荒削り
,鏡面研磨いずれにおいても僅かに研磨した後、顕微鏡
で表面のパターンを観察して研磨位置を推定し、不足と
判断した場合には更に研磨を繰り返すといった作業を行
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため従来の方法で
は、■研磨/位置観察の繰り返しが頻繁で作業の能率が
極めて低い、■研磨途中での研磨位置確認は研磨面とそ
れに研磨角で交差する表面パターンの両方を観察する必
要があり、顕微鏡の倍率は高々200倍程度留りであり
、観察箇所の位置合わせが正確にできない、■往々にし
て過度に研磨し過ぎて初期の目的を達成できない、等の
問題があった。
は、■研磨/位置観察の繰り返しが頻繁で作業の能率が
極めて低い、■研磨途中での研磨位置確認は研磨面とそ
れに研磨角で交差する表面パターンの両方を観察する必
要があり、顕微鏡の倍率は高々200倍程度留りであり
、観察箇所の位置合わせが正確にできない、■往々にし
て過度に研磨し過ぎて初期の目的を達成できない、等の
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの問題点
を解決するために、観察しようとする箇所の近傍表面か
ら所定の深さにマーカ(マークともいう)を形成し、こ
れを研磨時における観察箇所の位置検出手段として利用
することにより、迅速,かつ正確に断面研磨が行なえる
ようにしたものである。
を解決するために、観察しようとする箇所の近傍表面か
ら所定の深さにマーカ(マークともいう)を形成し、こ
れを研磨時における観察箇所の位置検出手段として利用
することにより、迅速,かつ正確に断面研磨が行なえる
ようにしたものである。
【0005】
【作用】このため本発明によると、研磨作業中における
観察箇所を研磨面に現われたマーカにより極めて容易に
検出することができる。
観察箇所を研磨面に現われたマーカにより極めて容易に
検出することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。図1は本発明を半導体部品に適用した一
実施例を示す平面図であり、図2はその正面断面図であ
る。図において、1は半導体素子を構成する基板として
のシリコン基板、2はこのシリコン基板1上の微小な観
察対象箇所、3はこの観察対象箇所2を断面研磨すべき
研磨面、4はその観察対象箇所2の近傍の表面から数μ
m〜数百μmの深さに形成された第1および第2,第3
のマーカ41〜43からなるマーカである。すなわち本
実施例では、シリコン基板1上の観察対象箇所2を挟ん
で第1および第2,第3のマーカ41〜43を形成した
場合について示してある。ここで、第1のマーカ41の
研磨面側の端は観察対象部分2の研磨面とほぼ一致して
形成してある。更に、第2のマーカ42の研磨面側の端
は観察対象部分2の中心部より研磨面にやや近い位置に
、そして第3のマーカ43の研磨面側の端は観察対象部
分2の中心部より研磨面にやや遠い位置にそれぞれ形成
してある。
細に説明する。図1は本発明を半導体部品に適用した一
実施例を示す平面図であり、図2はその正面断面図であ
る。図において、1は半導体素子を構成する基板として
のシリコン基板、2はこのシリコン基板1上の微小な観
察対象箇所、3はこの観察対象箇所2を断面研磨すべき
研磨面、4はその観察対象箇所2の近傍の表面から数μ
m〜数百μmの深さに形成された第1および第2,第3
のマーカ41〜43からなるマーカである。すなわち本
実施例では、シリコン基板1上の観察対象箇所2を挟ん
で第1および第2,第3のマーカ41〜43を形成した
場合について示してある。ここで、第1のマーカ41の
研磨面側の端は観察対象部分2の研磨面とほぼ一致して
形成してある。更に、第2のマーカ42の研磨面側の端
は観察対象部分2の中心部より研磨面にやや近い位置に
、そして第3のマーカ43の研磨面側の端は観察対象部
分2の中心部より研磨面にやや遠い位置にそれぞれ形成
してある。
【0007】このように観察対象部分2の近傍表面にマ
ーカ4を形成することにより、断面研磨の最中における
観察箇所は研磨面3に現われたマーカ4により極めて容
易に知ることが可能となる。そのため、これまで使用し
てきたような研磨角度に合わせた試料傾斜を行なって観
察物表面のパターンを観察する従来の方法に比べて、面
倒な手続きが不要となる。さらに、研磨途中において観
察箇所表面のパターンを観察する必要がなく、研磨面の
みを観察すれば良いため、例えば1000倍の金属顕微
鏡の使用が容易となり、研磨の進行状況とその状態が極
めて高い精度で評価できる利点がある。同時にマーカ4
の研磨面端位置を変えた種々のマーカ41〜43を形成
することにより、研磨面の位置を正確に検出することが
可能となり、従来、しばしば経験した過度の研磨による
失敗も防止することができる。
ーカ4を形成することにより、断面研磨の最中における
観察箇所は研磨面3に現われたマーカ4により極めて容
易に知ることが可能となる。そのため、これまで使用し
てきたような研磨角度に合わせた試料傾斜を行なって観
察物表面のパターンを観察する従来の方法に比べて、面
倒な手続きが不要となる。さらに、研磨途中において観
察箇所表面のパターンを観察する必要がなく、研磨面の
みを観察すれば良いため、例えば1000倍の金属顕微
鏡の使用が容易となり、研磨の進行状況とその状態が極
めて高い精度で評価できる利点がある。同時にマーカ4
の研磨面端位置を変えた種々のマーカ41〜43を形成
することにより、研磨面の位置を正確に検出することが
可能となり、従来、しばしば経験した過度の研磨による
失敗も防止することができる。
【0008】ここで、マーカ4は例えば観察箇所2の近
傍の表面に溝を形成することが可能である。このマーク
の作製方法としてはケミカルエッチングやイオンエッチ
ング,プラズマエッチング,スパッタエッチングなど既
存の方法によっても可能であるが、微小な箇所に正確な
位置合わせを必要とするため、例えばイオン化しかつ集
束したガリウムのイオンビームを高電界によって加速し
て照射面をスパッタエッチングするいわゆる集束イオン
ビーム(FIB)を利用することにより、極めて容易に
上記マークを形成することができる。また、マーク4は
観察箇所2を取り巻く物質とは異なった物質、上記実施
例の半導体(Si)基板に対しては例えば金(Au),
あるいはアルミニュウム(Al)のような原子を例えば
イオン注入により埋め込んで形成することも可能である
。
傍の表面に溝を形成することが可能である。このマーク
の作製方法としてはケミカルエッチングやイオンエッチ
ング,プラズマエッチング,スパッタエッチングなど既
存の方法によっても可能であるが、微小な箇所に正確な
位置合わせを必要とするため、例えばイオン化しかつ集
束したガリウムのイオンビームを高電界によって加速し
て照射面をスパッタエッチングするいわゆる集束イオン
ビーム(FIB)を利用することにより、極めて容易に
上記マークを形成することができる。また、マーク4は
観察箇所2を取り巻く物質とは異なった物質、上記実施
例の半導体(Si)基板に対しては例えば金(Au),
あるいはアルミニュウム(Al)のような原子を例えば
イオン注入により埋め込んで形成することも可能である
。
【0009】なお、上記実施例では半導体素子の故障解
析を例にとって説明したが、例えば結晶構造解析のため
の研磨作業においても、同様のマークを形成することに
より、上述の効果を得ることができる。
析を例にとって説明したが、例えば結晶構造解析のため
の研磨作業においても、同様のマークを形成することに
より、上述の効果を得ることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体基板等の物質の表面近傍に位置する特定の微小箇所
を断面研磨によって観察する際に、観察箇所の近傍の表
面から該物質の内部に対し予め形成したマーカにより観
察箇所の位置を検出することにより、研磨作業中におけ
る研磨箇所を正確に、かつ素早く知ることができるので
、故障解析等の作業を効率良く行うことができる効果が
ある。
導体基板等の物質の表面近傍に位置する特定の微小箇所
を断面研磨によって観察する際に、観察箇所の近傍の表
面から該物質の内部に対し予め形成したマーカにより観
察箇所の位置を検出することにより、研磨作業中におけ
る研磨箇所を正確に、かつ素早く知ることができるので
、故障解析等の作業を効率良く行うことができる効果が
ある。
【図1】本発明を半導体素子に適用したときの一実施例
の平面図である。
の平面図である。
【図2】図1の実施例の正面断面図である。
1 シリコン基板
2 観察対象部分
3 研磨面
4 マーカ
41 第1のマーカ
42 第2のマーカ
43 第3のマーカ
Claims (1)
- 【請求項1】 比較的均一な物質の表面近傍に位置す
る特定の微小な箇所を断面研磨によって観察する方法に
おいて、該観察箇所の近傍の表面から該物質の内部に対
し予め形成したマーカにより、観察箇所の位置を検出す
ることを特徴とする断面研磨観察箇所の検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3345091A JPH04247636A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 断面研磨観察箇所の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3345091A JPH04247636A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 断面研磨観察箇所の検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04247636A true JPH04247636A (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=12386876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3345091A Pending JPH04247636A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 断面研磨観察箇所の検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04247636A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008205341A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Fujitsu Ltd | ウェハ、半導体装置および解析方法 |
JP2009194332A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法および断面観察方法 |
JP2011186171A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 導波路型光素子 |
-
1991
- 1991-02-04 JP JP3345091A patent/JPH04247636A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008205341A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Fujitsu Ltd | ウェハ、半導体装置および解析方法 |
JP2009194332A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法および断面観察方法 |
JP2011186171A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 導波路型光素子 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11315756B2 (en) | Fiducial design for tilted or glancing mill operations with a charged particle beam | |
JP5719494B2 (ja) | 電子ビームを用いた表面下の画像化 | |
JP3485707B2 (ja) | 透過型電子顕微鏡用の平面サンプルの作製方法及びその透過型電子顕微鏡による欠陥測定方法 | |
JP5873227B2 (ja) | デコレーションを用いたスライス・アンド・ビュー | |
US8709269B2 (en) | Method and system for imaging a cross section of a specimen | |
JP2006079846A (ja) | 試料の断面評価装置及び試料の断面評価方法 | |
CN106289909B (zh) | 制备透射电子显微镜样品的方法 | |
US20050236583A1 (en) | Method and apparatus for determining thickness of a semiconductor substrate at the floor of a trench | |
JP4283432B2 (ja) | 試料作製装置 | |
KR100796829B1 (ko) | 투과형 전자 현미경 시료 박편화 가공방법 | |
JPH04247636A (ja) | 断面研磨観察箇所の検出方法 | |
TWI255339B (en) | Method of applying micro-protection in defect analysis | |
US20060139049A1 (en) | Planar view TEM sample preparation from circuit layer structures | |
US6274393B1 (en) | Method for measuring submicron images | |
JPH03166744A (ja) | 断面観察方法 | |
JPH083768A (ja) | 平面tem試料作成方法 | |
JP2003166918A (ja) | 半導体単結晶中の結晶欠陥観察用試料の作製方法 | |
KR101275943B1 (ko) | 전자 빔을 이용한 표면 아래 이미징 | |
JPH04373125A (ja) | 集束イオンビーム装置およびそれによる加工方法 | |
JP2000097823A (ja) | マーキング方法、マーキングしたマークの除去方法、並びにマークを利用した加工方法及び被加工物 | |
JP2009276300A (ja) | 試料加工方法および試料加工プログラム | |
JPH11160210A (ja) | 透過型電子顕微鏡用の観察試料とその作製方法 | |
JPH01109655A (ja) | アトムプローブ用試料 | |
KR19990069659A (ko) | 반도체 웨이퍼의 벌크디펙트의 모폴로지 분석방법 | |
JP2006220560A (ja) | 基板及び微小構造物並びに基準スケールの作製方法及び微小構造物の測長方法 |