JPH04247615A - レジストパターンの形成方法 - Google Patents

レジストパターンの形成方法

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Publication number
JPH04247615A
JPH04247615A JP1310291A JP1310291A JPH04247615A JP H04247615 A JPH04247615 A JP H04247615A JP 1310291 A JP1310291 A JP 1310291A JP 1310291 A JP1310291 A JP 1310291A JP H04247615 A JPH04247615 A JP H04247615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
pattern
electron beam
area
exposure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1310291A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Yano
矢野 恵子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1310291A priority Critical patent/JPH04247615A/ja
Publication of JPH04247615A publication Critical patent/JPH04247615A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビーム照射による
レジストパターンの形成方法に関する。近時、レジスト
は高加速電圧で多量の電子ビームを照射してレジストパ
ターンを形成する際、位置ずれの少ない所望のレジスト
パターンを形成することができるレジストパターンの形
成方法が要求されている。
【0002】
【従来の技術】従来のAl膜等が形成されたSi等から
なるウェハー上に塗布された感光性レジストは、特にパ
ターンルールが 0.5μm以下の微細なレジストパタ
ーンを形成する場合、高加速電圧で多量の電子ビームを
レジストに照射することによってレジストを露光し感光
させている。
【0003】そして、電子ビーム露光されたレジストを
現像することにより、所望のレジストパターンを形成し
、このレジストパターンをエッチング等のマスクとして
半導体プロセスに用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のレジス
トパターンの形成方法では、絶縁物である感光性レジス
トに高加速電圧で多量の電子ビームを照射するため、レ
ジスト中に反応に寄与する電子ビームによる電荷(チャ
ージ)以外の電荷が貯り易い。
【0005】このため、レジスト中に電荷が貯った状態
でこのレジストに再度別のレジストパターンを形成すた
めに電子ビーム照射すると、レジスト中に貯った電荷の
電界によるチャージアップによって再度照射された電子
ビームが所望の露光位置から曲げられずれてしまい、下
層基板とレジストパターン間でずれが生じたり、レジス
トパターンとレジストパターン間でずれが生じたりする
等、所望のレジストパターンを形成し難いという問題が
あった。
【0006】そこで、本発明は、レジストに高加速電圧
で多量の電子ビームを照射してレジストパターンを形成
する際、位置ずれの少ない所望のレジストパターンを形
成することができるレジストパターンの形成方法を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるレジストパ
ターンの形成方法は上記目的達成のため、予め少なくと
もチャージアップを飽和させるような露光量でデバイス
パターン形成領域以外の領域のレジストに電子ビームを
照射し、次いで、チップ内の所望領域のレジストに電子
ビームを照射してレジストを感光させた後、レジストを
現像してレジストパターンを形成するものである。
【0008】本発明においては、デバイスパターン形成
領域以外の領域がスクライブライン領域である場合に好
ましく適用することができる。この場合、ポジ型レジス
トを用い、スクライブライン領域の露光をポジ型レジス
トがネガ化するのに充分な露光量で行ってもよく、これ
に伴い、抜きパターンを形成されないようにすることが
でき、スクライブライン領域に抜きパターンを必要とし
ない場合特に有効である。
【0009】本発明においては、デバイスパターン形成
領域以外の領域のレジストに照射する電子ビーム露光量
がチップ内の所望領域のレジストに照射する電子ビーム
露光量よりも大きくなるようにしてもよく、この場合、
電子ビームのずれを更に減少させることができ好ましい
【0010】
【作用】従来のレジスト中に貯った電子ビーム照射によ
る電荷によってチャージアップが生じてパターンずれが
生じるという問題は、露光領域の単位面積当たりの電子
ビームの露光量が多ければ多い程顕著になると推定され
る。
【0011】しかしながら、図1に示すように、確かに
ある露光量(飽和露光量)までは露光量を増加させると
ずれ量が大きくなっているが、その飽和露光量を越える
とずれ量が小さくなっていく傾向があることが判る。
【0012】また、図2から、ウェーハ内の露光チップ
数を増加させる程、チップコーナにおけるチップ露光前
後の電子ビームのズレを減少させることができることが
判る。
【0013】このため、本発明では、予めスクライブラ
イン等の領域のレジストに少なくともチャージアップを
飽和させるような露光量で電子ビーム照射をした後、チ
ップ内の所望領域のレジストに所望のレジストパターン
形成のために電子ビームを照射する。
【0014】このように、予めチャージアップを飽和さ
せてから本番の電子ビーム照射を行うようにしたため、
電子ビーム照射によってレジスト中に貯った電荷による
チャージアップを生じ難くすることができ、再度電子ビ
ーム照射しても電子ビームが所望の露光位置からずれ難
くすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。 (第1の実施例)まず、Siウェーハ上にPMMA(ポ
リメチルメタクリレート)からなるポジ型レジストを膜
厚 1.5μm程度でスピンコートした後、ホットプレ
ートを用いて170℃、 100秒程度でレジストをベ
ークする。
【0016】次に、予めチャージアップを飽和させる露
光量、50μc/cm2 、30kV程度でウェーハ内
のスクライブラインのレジストに電子ビームを照射する
。そして、露光量が50μc/cm2 、30kV程度
でチップ内の所望領域のレジストに電子ビームを照射し
てレジストを感光させた後、レジストを有機溶媒で現像
することによりレジパターンを得ることができる。
【0017】上記実施例の場合と従来の一括露光の場合
とで露光フィールド外周のずれ量をバーニヤパターンに
より測定したところ、従来の場合 0.5μm という
パターン同士のずれがあったものが、上記実施例ではず
れが 0.1μmと著しく減少していることが判った。
【0018】なお、上記実施例ではポジ型レジストを用
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、ネガ型レジストにも適用することができる。以下、
具体的に説明する。 (第2の実施例)まず、Siウェーハ上にCMS(クロ
ロメチルスチレン)からなるネガ型レジストを膜厚 1
.5μm程度でスピンコートした後、90℃、 100
秒程度でレジストをベークする。
【0019】次に、予めチャージアップを飽和させる露
光量、80μc/cm2 、20kV程度でウェーハ内
のスクライブラインのレジストに電子ビームを照射する
。そして、露光量が35μc/cm2 、30kV程度
でチップ内の所望領域のレジストに電子ビームを照射し
てレジストを感光させ、ホットプレートを用いて60℃
、 100秒程度でレジストをベークした後、レジスト
を有機溶媒で現像することにより、レジパターンを得る
ことができる。
【0020】この実施例の場合と従来の一括露光の場合
とで露光フィールド外周のずれ量をバーニヤパターンに
より測定したところ、従来の場合 0.5μmというパ
ターン同士のずれがあったものが、この実施例ではずれ
が 0.1μmと著しく減少していることが判った。
【0021】次に、本発明においては、ポジ型レジスト
を用い、スクライブライン領域の露光をポジ型レジスト
がネガ化するのに充分な露光量で行う場合であってもよ
く、この場合このスクライブライン領域に抜きパターン
を形成しないようにすることができ、スクライブライン
領域に抜きパターンを必要としない場合特に有効である
。以下、具体的に説明する。 (第3の実施例)まず、Siウェーハ上に日本ゼオン社
製商品名Z・CMR・100 (メタクリル酸、メタク
リル酸エステル、メタクリル酸塩化物)からなるポジ型
レジストを膜厚 1.5μm程度でスピンコートした後
、ホットプレートを用いて 190℃、 100秒程度
でレジストをベークする。
【0022】次に、予めチャージアップを飽和させる露
光量、 200μc/cm2 、20kV程度でウェー
ハ内のスクライブラインのレジストに電子ビームを照射
する。この時、露光されたスクライブライン領域のポジ
型レジストはネガ化する。
【0023】そして、露光量が30μc/cm2 、2
0kV程度でチップ内の所望領域のレジストに電子ビー
ムを照射してレジストを感光させた後、レジストを有機
溶媒で現像することによりレジパターンを得ることがで
きる。この時、チップ内のパターンのみ現像され、スク
ライブライン領域のネガ化されたレジストが残る。
【0024】この実施例の場合と従来の一括露光の場合
とで露光フィールド外周のずれ量をバーニヤパターンに
より測定したところ、従来の場合 0.5μmというパ
ターン同士のずれがあったものがこの実施例では、 0
.1μmと著しく減少していることが判った。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、レジストに高加速電圧
で多量の電子ビームを照射してレジストパターンを形成
する際、位置ずれの少ない所望のレジストパターンを形
成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】露光量とずれ量との関係を示す図である。
【図2】ウェーハ内露光チップ数とチップコーナにおけ
るチップ露光前後の電子ビームのずれとの関係を示す図
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め少なくともチャージアップを飽和させ
    るような露光量でデバイスパターン形成領域以外の領域
    のレジストに電子ビームを照射し、次いで、チップ内の
    所望領域のレジストに電子ビームを照射してレジストを
    感光させた後、レジストを現像してレジストパターンを
    形成することを特徴とするレジストパターンの形成方法
  2. 【請求項2】前記デバイスパターン形成領域以外の領域
    がスクライブライン領域であることを特徴とする請求項
    1記載のレジストパターンの形成方法。
  3. 【請求項3】ポジ型レジストを用い、前記スクライブラ
    イン領域の露光をポジ型レジストがネガ化するのに充分
    な露光量で行うことを特徴とする請求項2記載のレジス
    トパターンの形成方法。
  4. 【請求項4】前記デバイスパターン形成領域以外の領域
    のレジストに照射する電子ビーム露光量が、チップ内の
    所望領域のレジストに照射する電子ビーム露光量よりも
    大きくなっていることを特徴とする請求項1記載のレジ
    ストパターンの形成方法。
JP1310291A 1991-02-04 1991-02-04 レジストパターンの形成方法 Withdrawn JPH04247615A (ja)

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