JPH04247569A - 自動機集中監視処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は自動機集中監視処理装置
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の自動機の障害を監視する装置にお
いては、自動機からあげられる障害通知を単に画面に障
害発生順に、障害通知をそのまま画面表示するか、ある
いは障害通知を監視員が見易いメッセージに編集し画面
に表示するだけであり、自動機の障害を集中監視する機
能とは言えなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、自動機
に障害が発生しても、画面に表示された障害内容を監視
員が障害メッセージガイドブックを調べて対応するか、
あるいはどの様な障害レベルでどの様な対応が必要か表
示されてなかったばかりでなく、常に監視員が監視処理
装置に張り付いていなければならなかったという欠点を
有していた。

【０００４】本発明の目的は、自動機の障害通知を緊急
度の高い順に動的に画面表示を行い、かつ障害内容によ
って障害通知の色分け表示することで、画面を見ること
により、一目で自動機の障害対応ができる機能の提供と
、自動機の障害内容によってメロディー演奏を行なうこ
とにより、監視員が常時画面に張り付いている必要もな
く、また障害対応の連絡先への電話発呼も自動で行う事
もでき、自動機集中監視の専任者がいなくても、自動機
集中監視ができる装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の自動機集中監視
処理装置の構成は、銀行等の金融機関の自動現金支払い
機や現金預け入機等の自動機の集中監視を行うための自
動機の情報を収集し自動機集中監視処理装置に情報を送
るホストコンピュータと自動機集中監視処理を行う端末
装置から構成される自動機集中監視処理装置において、
（Ａ）前記ホストコンピュータから自動機の情報を受信
する受信処理モジュールのメッセージ受信手段と、（Ｂ
）受信したメッセージを解析しモジュール共通ファイル
の更新処理を行うメッセージ処理手段と、（Ｃ）メッセ
ージ処理手段で作成したデータを制御処理モジュールに
伝えるためのメール送信手段と、（Ｄ）自動機障害受信
メッセージを書き込むログファイル，自動機固有の情報
が登録されている自動機マスタ，自動機集中管理処理装
置の管理情報が登録されている管理マスタ，自動機障害
時の対処先が登録されている連絡先マスタ，自動機ポイ
ンターや画面表示順情報などモジュール間の情報が登録
されているインターフェースファイル，自動機のエラー
詳細が登録されているエラー編集ファイル，ファイルの
アクセス時間を短縮するための自動機外部メモリーとエ
ラー編集メモリーからなる各モジュール共通ファイルと
共通エリアと、（Ｅ）表示処理モジュールと自動発呼モ
ジュールを制御する制御処理モジュールで受信処理モジ
ュールとコマンド処理モジュールからのメールを受信す
るメール受信手段と、（Ｆ）受信したメールを解析処理
するための制御処理モジュール内のメール処理手段と、
（Ｇ）表示処理モジュールと自動発呼モジュールへ処理
依頼のためにメールを送信する制御処理モジュール内の
メール送信手段と、（Ｈ）自動機障害発生の状態を動的
に画面表示、あるいはある特定の自動機の詳細情報を画
面に表示する表示処理モジュールで、制御処理モジュー
ルとコマンド処理モジュールからのメールを受信するメ
ール受信手段と、（Ｉ）受信したメールを解析処理する
ための表示処理モジュール内のメール処理手段と、（Ｊ
）メール処理手段で解析処理された結果を各表示画面を
動的に表示する画面表示手段と、（Ｋ）制御処理モジュ
ールのメール送信手段から自動機の障害対応のため、あ
るいはコマンド処理モジュールからの電話ダイヤル発呼
依頼により、該当箇所に自動ダイヤリングする自動発呼
モジュールのメール受信手段と、（Ｌ）受信したメール
を解析処理し電話の自動発呼データを作成する自動発行
モジュールのメール処理手段と、（Ｍ）実際に電話のダ
イヤル発呼を行う自動発呼手段と、（Ｎ）画面表示され
ている自動機集中監視情報に対して、画面表示内容の変
更指示などキーボードからのコードデータ入力処理をす
るコマンド処理モジュールのデータ入力手段と、（Ｏ）
データ入力手段から入力されたコマンドデータを解析処
理するデータ処理手段と、（Ｐ）データ処理手段で作成
されたコマンドデータ処理内容を制御処理モジュールや
自動発呼モジュール、あるいは表示処理モジュールへメ
ールを送信するためのメール送信手段と、を含んで構成
される。

【０００６】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図１は、本発明の一実施例を示すブ
ロック図である。図２は、図１中の受信処理モジュール
１の処理手順を示した図である。図３は、図１中の制御
処理モジュールの処理手順を示した図である。図４は、
図１中の表示処理モジュール４の処理手順を示した図で
ある。図５は、インターフェースファイルの自動機アク
セステーブル、画面表示制御テーブルと自動機の情報を
メモリーに保持するための自動機外部メモリーを示した
図である。図６は、自動機集中監視処理装置の動作環境
と機器構成を示した図である。図７，図８は、本発明の
自動機集中監視装置の画面表示例を示したものである。 図７は、自動機集中監視画面図であり、図８は、自動機
詳細情報画面を示した図である。

【０００７】図１に示す自動機集中監視処理装置は、受
信処理モジュール１内のメッセージ受信手段１１、メッ
セージ処理手段１２，メール送信手段１３と、各モジュ
ール共通ファイルと共通エリア２と、制御処理モジュー
ル３内のメール受信手段３１、メール処理手段３２、メ
ール送信手段３３と、表示処理モジュール４内のメール
受信手段４１、メール処理手段４２、画面表示手段４３
と、自動発呼モジュール５内のメール受信手段５１、メ
ール処理手段５２、自動発呼手段５３と、コマンド処理
モジュール６内のデータ入力手段６１、データ処理手段
６２、メール送信手段６３とから構成されている。

【０００８】次に、本発明の動作を、図１の流れを中心
に各図面を用いて、以下に説明する。尚、図６に示すよ
うに、本発明の動作環境は、金融機関等の機関業務を行
うホストコンピュータから自動機の障害通知情報を受け
取ることを前提条件としている。まず、自動機集中監視
処理装置の電源投入によって受信処理モジュール１や制
御処理モジュール３が起動され、各モジュールの開始処
理が開始される。図１と図２に示す受信処理モジュール
の処理手順を示す流れ図を参照すると、受信処理モジュ
ール１の開始処理１０では、受信処理モジュール１で使
用する共通ファイルのオープン処理、インターフェース
ファイルの読み込みと図５に示す自動機アクセステーブ
ルの作成、エラー編集ファイル内容のメモリー展開と、
ホストコンピュータから自動機障害情報を受信するため
の環境設定と、制御モジュール３へ受信メッセージを送
るためのメール送信環境の設定を行い、ホストコンピュ
ータからの自動機障害通知メッセージ待ちとなる。

【０００９】また、図１と図３に示す制御処理モジュー
ルの処理手順を示す流れ図を参照すると、制御モジュー
ル３の開始処理３０では、制御処理モジュール３で使用
する共通ファイルのオープン処理、インターフェースフ
ァイルの読み込みと図５に示す自動機アクセステーブル
の作成、表示処理モジュール４と自動発呼モジュール５
へメールを送るためのメール送信環境の設定を行い、受
信処理モジュール１とコマンド処理モジュール６からの
メールデータ待ちとなる。同様に、表示処理モジュール
４，自動発呼モジュール５，コマンド処理モジュール６
も開始処理を行いメール受信待ち、あるいはデータ入力
待ちとなる。画面には、図７に示す自動機集中監視画面
が、表示処理モジュール４の初期処理により表示されて
いる。

【００１０】次に、ホストコンピュータから自動機障害
メッセージの通知が送られてくると、受信処理モジュー
ル１のメッセージ受信手段１１が受け取る。図２を参照
すると、メッセージ受信手段１１で受信したメッセージ
はメッセージ処理手段１２に送られる。メッセージ処理
手段１２では、インターフェースファイルの画面表示制
御テーブルを読み込み１２１、受信メッセージ解析・編
集処理１２２を行う。受信メッセージ解析・編集処理と
は、自動機障害通知メッセージの内容がコード化されて
いるものを自動機集中監視処理装置が使いやすい形に変
換したり、エラー内容をエラー編集テーブルを検索する
ことで、障害レベル０から９までに変換することを指す
。

【００１１】次に、自動機集中監視画面に、自動機の障
害通知内容によって、緊急度の高い自動機の障害情報と
自動機情報を表示するためにインターフェースファイル
更新処理１２３を実行する。インターフェースファイル
更新処理１２３では、インターフェースファイルを画面
表示制御テーブルに障害自動機の障害レベルと自動機ポ
インターとフラグを設定するために、受信メッセージか
ら営業店コードと機番をもとにインターフェースファイ
ルの自動機アクセステーブルを検索し、受信メッセージ
の営業店・機番が同一な自動機ポインター番号を得る。 インターフェースファイルの画面表示制御テーブルの画
面表示番号１から検索し、受信メッセージ解析・編集処
理１２２で得られた障害レベルと、先に検索した自動機
ポインターを設定する。検索方法は、障害レベル９から
０の降順で、なおかつ今設定しようとしている自動機ポ
インターが、同一障害レベルで最初に位置する様に検索
設定する。フラグは、今回発生したと言う意味で「１」
を設定する。

【００１２】その他の処理として、自動機マスタ更新処
理１２４とログファイル書き込み、ログ印字１２５があ
り、自動機マスタ更新処理１２４は、先に検索し、得ら
れた自動機ポインターで自動機マスターを読み込み、受
信メッセージ解析・編集処理した内容で自動機マスタを
更新し、最新の自動機の状態を保持する。ログファイル
書き込み，ログ印字１２５は、受信メッセージをログフ
ァイルにそのまま順次書き込み、ログ印字は、受信メッ
セージをそのまま印字する。

【００１３】次のメール送信手段１３は、制御処理モジ
ュール３へ受信メッセージ解析・編集処理されたメッセ
ージを渡す。尚、メールの送信・受信機能は、この端末
のオペレーティングシステムが提供しているメール機能
を使用している。続いて、受信処理モジュール１からメ
ールが送信されると、制御処理モジュール３のメール受
信手段にメールが伝わり制御処理モジュール３が実行さ
れる。制御モジュール３のメール受信手段３１では、受
信したメールデータをメール処理手順３２に引き渡す。 図３、制御処理モジュールの処理手順を参照すると、メ
ール処理手順２２では、以降のメール処理のためにイン
ターフェースファイルの画面表示制御テーブルを読み込
み３２１、受信メール解析・編集処理３２２を実行する
。

【００１４】受信メール解析・編集処理３２２では、受
信処理モジュールからの自動機障害メッセージか、コマ
ンド処理モジュールからの入力データかを判定する。い
ま、自動機障害通知のメッセージの時での例では、メー
ル受信手段２１で得られた受信メールから営業店・機番
をもとに、インターフェースファイルの自動機アクセス
テーブルを検索し、自動機ポインターを求める。

【００１５】次に、自動機集中監視画面に表示する情報
を最新の情報とするために自動機外部メモリー更新処理
３２３の実行を行う。自動機外部メモリー更新処理は、
インターフェースファイルの画面表示アクセステーブル
の画面表示番号１から順次実行する。処理対象となるの
は、画面表示番号内のフラグが「１」のものについての
み実行する。フラグが「１」のものの自動機ポインター
を求め、自動機ポインターで直接自動機外部メモリーを
読み取り、受信したメールデータまたは自動機マスタを
自動機ポインターで読み込んだデータで置き換えする。

【００１６】以上の自動機外部メモリー更新を、インタ
ーフェースファイルの画面表示制御テーブルの画面表示
番号の終了まで繰り返す。そのとき、画面表示番号のフ
ラグが最初に「１」となっている画面表示番号情報をと
りだしておく。この情報によってメロディー演奏処理３
２４が行われる。メロディー演奏処理は、この端末のオ
ペレーティングシステムの一つの機能で、この機能を呼
び出すことによりメロディー演奏を実現している。

【００１７】以下、メール送信データ編集処理３２５は
、メール機能使用時の情報設定を行うもので、制御処理
モジュール３から表示処理モジュール４と自動発呼モジ
ュール５にメールデータを送信する。表示処理モジュー
ル４には自動機障害通知情報で、自動発呼モジュール５
には、先の画面表示番号の処理で最初にフラグが「１」
となったものの障害レベルが９と８のものについてのみ
自動発呼モジュール５へメールを送信する。

【００１８】次に、表示処理モジュール４での画面表示
処理の例で、制御処理モジュール３同様にメール受信手
段４１でメールデータが受信されて、以降の処理が行わ
れる。第４図を参照すると、制御処理モジュール同様に
インターフェースファイルを読み込み４２１、受信メー
ル解析・編集処理を行い自動機の外部メモリー読み込み
・画面表示編集４２３が行われる。

【００１９】画面表示編集処理は、インターフェースフ
ァイルの画面表示制御テーブルにもとづき、画面表示番
号１から順次、画面表示分あるいは画面制御テーブルに
示す情報がなくなるまで以下の検索表示処理を繰り返す
。画面表示制御テーブルの順序が自動機集中監視画面の
表示順となっている。まず、画面表示制御テーブルの各
画面表示番号情報の自動機ポインターを取得し、自動機
外部メモリ情報を自動機ポインターで得る。得られた情
報で自動機集中監視画面の表示内容をうめる。また、画
面表示番号の障害レベル情報より画面表示色を決定する
。

【００２０】障害レベルが９の場合が一番緊急度が高く
表示画面上は赤色で表示、以下順次障害内容の緊急度が
下がり、障害警告，警告，注意となって行く。各画面表
示番号の処理が終わる毎に、画面表示番号情報のフラグ
を処理済みとするため「０」とする。尚、画面表示番号
情報のフラグが「０」の自動機情報は、検索表示処理の
対象から除外する。また、次の処理のために、インター
フェースファイルの画面表示制御テーブルのファイル更
新処理４２４を実行し、画面表示手段３３で自動機集中
監視画面が表示される。

【００２１】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、自動機の
障害内容によって緊急に対応すべき障害順に自動機情報
と障害情報を画面に表示し、同時に、障害の緊急度にあ
わせた色で画面に表示する。また、画面表示だけでなく
メロディ演奏によっても障害の緊急度を知らせることが
でき、しかも、障害対応の連絡先への電話の自動発呼も
可能としているために、画面表示の２〜３行の情報や画
面表示の色を見ることで自動機の障害が判断できること
や、メロディー演奏により、一人の監視員が画面に張り
付く必要もなく、また、障害対応の電話連絡も、電話番
号を調べる必要がない等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】図１に示す受信処理モジュールの処理手順を示
す流れ図である。

【図３】図１に示す制御処理モジュールの処理手順を示
す流れ図である。

【図４】図１に示す表示処理モジュールの処理手順を示
す流れ図である。

【図５】アクセステーブル，制御テーブル，外部メモリ
の詳細を示す図である。

【図６】図１に示す自動機集中監視処理装置の動作環境
と機器構成を示す図である。

【図７】表示画面の一例を示す図である。

【図８】表示画面の一例を示す図である。

【符号の説明】

１　　　　受信処理モジュール ３　　　　制御処理モジュール ４　　　　表示処理モジュール ５　　　　自動発呼モジュール ６　　　　コマンド処理モジュール

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　銀行等の金融機関の自動現金支払い機
   や現金預け入機等の自動機の集中監視を行うための自動
   機の情報を収集し自動機集中監視処理装置に情報を送る
   ホストコンピュータと自動機集中監視処理を行う端末装
   置から構成される自動機集中監視処理装置において、（
   Ａ）前記ホストコンピュータから自動機の情報を受信す
   る受信処理モジュールのメッセージ受信手段と、（Ｂ）
   受信したメッセージを解析しモジュール共通ファイルの
   更新処理を行うメッセージ処理手段と、（Ｃ）メッセー
   ジ処理手段で作成したデータを制御処理モジュールに伝
   えるためのメール送信手段と、（Ｄ）自動機障害受信メ
   ッセージを書き込むログファイル，自動機固有の情報が
   登録されている自動機マスタ，自動機集中管理処理装置
   の管理情報が登録されている管理マスタ，自動機障害時
   の対処先が登録されている連絡先マスタ，自動機ポイン
   ターや画面表示順情報などモジュール間の情報が登録さ
   れているインターフェースファイル，自動機のエラー詳
   細が登録されているエラー編集ファイル，ファイルのア
   クセス時間を短縮するための自動機外部メモリーとエラ
   ー編集メモリーからなる各モジュール共通ファイルと共
   通エリアと、（Ｅ）表示処理モジュールと自動発呼モジ
   ュールを制御する制御処理モジュールで受信処理モジュ
   ールとコマンド処理モジュールからのメールを受信する
   メール受信手段と、（Ｆ）受信したメールを解析処理す
   るための制御処理モジュール内のメール処理手段と、（
   Ｇ）表示処理モジュールと自動発呼モジュールへ処理依
   頼のためにメールを送信する制御処理モジュール内のメ
   ール送信手段と、（Ｈ）自動機障害発生の状態を動的に
   画面表示、あるいはある特定の自動機の詳細情報を画面
   に表示する表示処理モジュールで、制御処理モジュール
   とコマンド処理モジュールからのメールを受信するメー
   ル受信手段と、（Ｉ）受信したメールを解析処理するた
   めの表示処理モジュール内のメール処理手段と、（Ｊ）
   メール処理手段で解析処理された結果を各表示画面を動
   的に表示する画面表示手段と、（Ｋ）制御処理モジュー
   ルのメール送信手段から自動機の障害対応のため、ある
   いはコマンド処理モジュールからの電話ダイヤル発呼依
   頼により、該当箇所に自動ダイヤリングする自動発呼モ
   ジュールのメール受信手段と、（Ｌ）受信したメールを
   解析処理し電話の自動発呼データを作成する自動発行モ
   ジュールのメール処理手段と、（Ｍ）実際に電話のダイ
   ヤル発呼を行う自動発呼手段と、（Ｎ）画面表示されて
   いる自動機集中監視情報に対して、画面表示内容の変更
   指示などキーボードからのコードデータ入力処理をする
   コマンド処理モジュールのデータ入力手段と、（Ｏ）デ
   ータ入力手段から入力されたコマンドデータを解析処理
   するデータ処理手段と、（Ｐ）データ処理手段で作成さ
   れたコマンドデータ処理内容を制御処理モジュールや自
   動発呼モジュール、あるいは表示処理モジュールへメー
   ルを送信するためのメール送信手段と、を含むことを特
   徴とする自動機集中監視処理装置。