JPH04247134A - 埋設管に対する枝管の接続方法 - Google Patents

埋設管に対する枝管の接続方法

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JPH04247134A
JPH04247134A JP1011991A JP1011991A JPH04247134A JP H04247134 A JPH04247134 A JP H04247134A JP 1011991 A JP1011991 A JP 1011991A JP 1011991 A JP1011991 A JP 1011991A JP H04247134 A JPH04247134 A JP H04247134A
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buried pipe
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Naoki Kitahashi
直機 北橋
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設された埋設
管に対して枝管を接続する方法に関し、特に地表を開削
することなく枝管を接続し得る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の埋設管に対
して、地表の下水等をこの埋設管にまで送給する枝管が
接続される。埋設管に対する枝管の接続には、通常、地
表を開削して、埋設管の一部を露出させ、枝管をその露
出した埋設管部分に接続する、いわゆるオープンカット
工法が採用されている。しかし、オーブンカット工法で
は、多量の土を掘削し、しかも、枝管を接続した後に多
量の土を埋め戻す必要があり、作業性に問題がある。
【0003】このようなオープンカット工法に対して、
地表を開削することなく、枝管を接続する方法が、例え
ば、特開昭63−293243合公報に開示されている
。該公報に開示された工法では、まず、地表から導管を
埋設管に向かって推進させて、埋設管に突き当てる。こ
のような状態で、導管内に止水剤を注入して固化させた
後に、固化した止水剤と埋設管の管壁とに貫通孔を形成
して、埋設管内と導管内とを連通させる。その後に、導
管に枝管を挿入して、止水剤および埋設管の管壁の貫通
孔に枝管の端部を嵌合させる。そして、導管と枝管との
間に、再度、止水剤を注入して固化させることにより、
枝管の端部と埋設管の接続部とを該止水剤により止水す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような枝管の接続
方法では、導管内に充填された止水剤を一旦固化させた
後に、その固化した止水剤に貫通孔を形成して、その貫
通孔に枝管を挿通している。このために、固化した止水
剤には、枝管よりも大径の貫通孔を形成しなければなら
ず、作業か煩雑であるという問題がある。また、2度に
わたって止水剤を充填するために、多量の止水剤を必要
とし、経済性も損なわれる。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、その目的は、作業性に優れており、しかも、枝管
と埋設管との接続部を少量の止水剤により確実に止水し
得る埋設管に対する枝管の接続方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、地中に埋設さ
れた埋設管に、地表から枝管を接続する方法であって、
地表から埋設管に向かって導管を推進させて、埋設管に
突き当てる工程と、該導管と埋設管とが連通するように
、該埋設管の管壁に、接続すべき枝管よりも大きな開口
部を形成する工程と、管壁部に軸心方向に延びる貫通孔
が設けられており、一方の端部における外壁面に該貫通
孔に連通する連通口部を有する枝管を、導管内に挿入し
て、該連通口部を埋設管に形成された開口部内に嵌合さ
せる工程と、枝管における貫通孔に止水剤を注入して、
枝管の連通口部と埋設管の開口部との間に充填する工程
と、を包含してなり、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0007】
【作用】本発明の埋設管に対する枝管の接続方法では、
地表から導管を推進させて、埋設管に突き当てた後に、
導管と埋設管とを連通するように埋設管に開口部を形成
する。そして、導管に枝管を挿通させる。枝管は、管壁
部に貫通孔を有し、挿入される先端部側の外壁面に貫通
孔と連通する連通口部が形成されている。埋設管の開口
部内に枝管の連通口部が嵌合されると、貫通孔から止水
剤が連通口部と開口部との間に充填され、固化される。
【0008】
【実施例】以下に本発明を実施例について説明する。
【0009】本発明の埋設管に対する枝管の接続方法は
、図1に示すように、地中に埋設された埋設管10に、
まず、導管20が地中に推進されて突き当てられる。導
管20は、埋設管10に接続される枝管よりも十分に大
きな口径の鋼管あるいは樹脂管により構成されており、
地表から、打撃によりあるいはオーガー方式によって、
地中内を推進される。地中内に推進された導管20は、
埋設管10に突き当てられる。該導管20は、埋設管1
0に突き当てられた際に埋設管10の周面に密着するよ
うに、先端面が曲面加工されていることが好ましい。埋
設管10の外周面に導管20が突き当てられるまで、該
導管20内の土砂が、オーガースクリュー等によって地
表に排出される。
【0010】導管20内の土砂が排出されると、該導管
20内と埋設管10内とを連通させるべく、該埋設管1
0の管壁部に開口部11が形成される。該開口部11は
、埋設管10がコンクリート管の場合には、回転式コン
クリート切断機が導管20内に挿入されて、該回転式コ
ンクリート切断機により形成される。該開口部11は、
接続される枝管20よりも若干大きな内径とされる。所
定の大きさの開口部11が形成されると、回転式コンク
リート切断機が導管20から撤去される。
【0011】その後に、導管20内に枝管30が挿入さ
れる。枝管30は、図2および図3に示すように、硬質
塩化ビニル等の合成樹脂により構成されており、管壁部
に軸方向に延びる多数の貫通孔31、31…が設けられ
ている。 各貫通孔31は、周方向に等間隔をあけて配設されてい
る。枝管30の一方の端面に近接する端部外周部には、
外周部が切削された凹状の連通口部32が全周にわたっ
て設けられている。該連通口部32には、管壁部に形成
された各貫通孔31に連通する多数の断面半円状の凹溝
32aが設けられている。従って、各貫通孔31と連通
口部32とは、連通状態になっている。
【0012】このような構成の枝管30は、連通口部3
2が形成された端部側から導管20内に挿入されて、該
導管20内を挿通される。このとき、図1に示すように
、導管20に対して同軸状態になるように、円環状の複
数の同軸ガイド40、40…を、導管20内に管軸方向
に適当な間隔をあけて装着することが好ましい。枝管3
0は、導管20内を同軸状態で挿通されて、埋設管10
の管壁部に形成された開口部11内に挿入され、該開口
部11内に嵌合される。このとき、埋設管10内からテ
レビカメラによって、枝管30と埋設管10の開口部1
1との状態を観察して、両者が同心状態になるようにす
る。そして、枝管30の連通口部32が、埋設管10の
開口部11に同心状態で嵌合されると、枝管30の挿入
が停止される。
【0013】このような状態で、図4に示すように、枝
管30における各貫通孔31内に止水剤50を注入して
、連通口部32と埋設管10の開口部11との間に該止
水剤50を充填する。そして、連通口部32と埋設管1
0との開口部11との間に充填された止水剤50を硬化
させて、両者の間隙を止水層により止水する。該止水剤
としては、発泡性樹脂、あるいは防水用合成樹脂系固結
剤等が使用されるが、短時間硬化型の低発泡性ウレタン
樹脂を使用すれば、少量で目的が達成される。例えば、
ポリオールと硬化調整イソシアネートとの2液混合型の
発泡性樹脂を、重量比が1:1.4 になるように混合
し、直径が150mmの枝管30に対して500g程度
使用したところ、注入後、湿気により発泡が開始し、1
5分後に4倍程度に発泡して、硬い止水層が枝管30の
連通口部32と埋設管10の開口部11との間に形成さ
れた。また、該止水層の一部は導管20内にも進入した
【0014】このようにして止水剤が硬化されると、必
要に応じて、導管20と枝管30との間隙内にセメント
モルタルを注入して固化させれば、埋設管10と枝管3
0との接続部の止水性が一層向上する。枝管30におけ
る連通口部32と該連通口部32に近接する端面との間
の管壁部には、軸方向に延びる貫通孔が形成されていな
いことが好ましく、また、その部分に貫通孔が形成され
ていても、その貫通孔を閉塞しておくことが好ましい。 このようにしておくことにより、止水剤を連通口部32
と埋設管10の開口部11との間に充填する際に、充填
される止水剤が開口部11を通って埋設管10内に進入
する量が低減される。
【0015】また、開口部11と枝管30の先端部との
間隙から、充填された止水剤50が埋設管10内に進入
することを防ぐために、枝管30の先端部近傍にゴムパ
ッキン等を取り付けておき、開口部11と枝管30との
先端部との間隙をできるだけ小さくすることが望ましい
【0016】本実施例では、連通口部32を外壁面の全
周にわたって設けられた凹状にしているが、これに限定
されることはなく、例えば、貫通孔31に連通すべく穿
設された複数個の小径の穴であってもよい。
【0017】このようにして、枝管30は、止水剤によ
り完全に止水状態になって、埋設管10に接続される。
【0018】なお、導管20は、このような作業が終了
した後に引き抜いてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の埋設管に対する枝管の接続方法
は、このように、作業性にすぐれており、しかも、使用
される止水剤が少量であって、その止水剤により埋設管
との接続部が確実に止水される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施例における一工程を示す断面
図。
【図2】本発明方法の実施に使用される枝管の要部の断
面図。
【図3】図2のA−A線における断面図。
【図4】本発明方法の実施例における一工程の要部の断
面図。
【符号の説明】
10  埋設管 11  開口部 20  導管 30  枝管 31  貫通孔 32  連通口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  地中に埋設された埋設管に、地表から
    枝管を接続する方法であって、地表から埋設管に向かっ
    て導管を推進させて、埋設管に突き当てる工程と、該導
    管と埋設管とが連通するように、該埋設管の管壁に、接
    続すべき枝管よりも大きな開口部を形成する工程と、管
    壁部に軸心方向に延びる貫通孔が設けられており、一方
    の端部における外壁面に該貫通孔に連通する連通口部を
    有する枝管を、導管内に挿入して、該連通口部を埋設管
    に形成された開口部内に嵌合させる工程と、枝管におけ
    る貫通孔に止水剤を注入して、枝管の連通口部と埋設管
    の開口部との間に充填する工程と、を包含する埋設管に
    対する枝管の接続方法。
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