JPH0424632A - 写真フイルムパトローネ - Google Patents

写真フイルムパトローネ

Info

Publication number
JPH0424632A
JPH0424632A JP12943990A JP12943990A JPH0424632A JP H0424632 A JPH0424632 A JP H0424632A JP 12943990 A JP12943990 A JP 12943990A JP 12943990 A JP12943990 A JP 12943990A JP H0424632 A JPH0424632 A JP H0424632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cartridge
light shielding
shielding member
delivery port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12943990A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Mizuno
和則 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP12943990A priority Critical patent/JPH0424632A/ja
Publication of JPH0424632A publication Critical patent/JPH0424632A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/26Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
    • G03B2217/265Details of light-proofing

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は、スプール回転によってフィルム送出口から写
真フィルムを外部へ送り出す写真フィルムパトローネに
関し、特にフィルム送出口に設けた遮光材料によるフィ
ルム先端係止構造に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、スプールを回転させることによってパトローネ本
体のフィルム送出口からフィルムを送り出すようにした
写真フィルムパトローネが知られている。ところが、こ
の写真フィルムパトローネでは、フィルムをパトローネ
本体内に収納する際に先端部まで完全に巻き込むと、フ
ィルム先端部がフィルムロールの外周と密着したり、フ
ィルムをフィルム送出口へ案内するフィルム通路の入口
にフィルム先端部が引っ掛かったり、フィルム送出口に
貼られた遮光用テレンプのパイル同志の絡み合いのため
に、フィルム先端が強い抵抗をうけたりしてフィルムを
フィルム送出口から送り出すことが困難になる。
これを改良した写真フィルムパトローネとして、例えば
米国特許第4880179号に記載されたものが知られ
ている。この写真フィルムパトローネは、フィルム送出
口の内壁に遮光のために設けるテレンプと称する布とし
てパイル状の織物を使用しており、そのパイル糸は短く
、密で、しなやかでかつその先端が外部方向に傾斜して
いる。そして、このテレンプのパイル糸に係合する少な
くとも1つの係止穴がフィルムの先端部近傍に設けられ
ており、フィルム先端部のフィルム送出口内への引き込
みが防止されている。
[発明が解決しようとする課B] しかしながら、上記テレンプのパイル糸が傾斜し過ぎて
いると、前記係止穴に引っ掛からなくなるとともに、遮
光が不十分になる。また、傾斜が不十分であると、引っ
掛かっても外れてしまう。
そこで、前記係止穴と確実に引っ掛かるような傾斜のパ
イル糸で遮光を十分に行なおうとすると、フィルムに対
する押圧力が大きくなり過ぎてフィルムの送り出しに要
するトルクが大きくなるとともに、フィルム面に擦過傷
が付きやすくなるという問題が生ずる。
更に、傾斜したパイル糸を有するテレンプをフィルム送
出口の両側に使用した場合は、テレンプとフィルム面の
間から光が入りやすくなり、遮光が不十分となる。これ
を解決するために、フィルム送出口の隙間を狭くすると
、フィルムに対する押圧力が高くなり、前記と同様に送
り出しトルクが大きくなったり、フィルムに対する擦過
傷を生ずることとなる。また、フィルム先端部に設けら
れる係止用の係止穴には、係止穴から先端部までのフィ
ルム部分がどうしても必要であり、フィルムがテレンプ
に係止された際には、この部分がパトローネから突出し
てパトローネを取り扱う際に、このへ口が邪魔になる。
〔発明の目的〕
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、フィル
ム先端部をフィルム送出口で確実に係止させてパトロー
ネ本体内への巻き込みを防止するとともに、フィルム送
出口の遮光が十分に行なえ、かつフィルム送り出しトル
クが低く、ヘロを突出させない写真フィルムパトローネ
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、フィルム送出口の
内壁の一方に固着され、先端がフィルム送出口に向かっ
て傾斜した多数のパイル糸を備えた係止部材と、前記内
壁の他方に固着されフィルムを係止部材に向けて押圧す
る押圧遮光部材とを有するようにしたものである。更に
、傾斜した多数のパイル糸を備えた係止部材がフィルム
送出口のパトローネ内側にパトローネ先端より離れて固
着されることにより、フィルムを係止した際にフィルム
の先端がパトローネから突出しないようにしたものであ
る。
〔作用〕
以上の構成によれば、押圧遮光部材によってフィルムが
係止部材に押しつけられるので、スプールを巻き戻し方
向に回転させた際にフィルム先端部の係止穴が確実に係
止部材のパイル糸と係合してフィルム先端部がフィルム
送出口で止まり、パトローネ本体内奥までは引き込まれ
ない。また、パイル糸及び押圧遮光部材がフィルムの各
面に押圧されているので、フィルム送出口からパトロー
ネ本体内に光が入り込むことがない。また、スプールを
送り出し方向に回転させたときには、フィルムは係止部
材及び押圧遮光部材から殆ど抵抗を受けないので、送り
出しに要するトルクは極めて少なくなる。更に、パイル
糸が傾斜していれば、フィルム先端がパイル根本に引っ
掛かることもなく、送り出すことができる。また、フィ
ルム先端の突出もないので、取扱性が向上する。
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
〔実施例〕
本発明の第1実施例を示す第1図、第2図において、写
真フィルムパトローネ10は、パトローネ本体12と、
フィルム14が巻回されたスプール16とから構成され
る。パトローネ本体12は、例えばポリスチレン/ハイ
インパクトポリスチレン(70/30)が97.6%、
カーボンブランクが0.4%、ジメチルポリシロキサン
が2.0%の各割合で配合された樹脂によって成形され
ており、スプール16に巻回されたフィルム14を収納
するものである。また、パトローネ本体12の内壁には
フィルム14とパトローネ本体12の内面との摩擦を減
少させるとともに、フィルム14の巻き緩みを防止する
ために、2木のリブ2223が形成されている。
前記パトローネ本体12のフィルム送出口26の内壁下
面にはテレンプ27.内壁上面には押圧遮光部材28が
それぞれ設けられている。前記テレンプ27はパイル織
物からなり、内部のフィルム14を感光させないように
遮光するとともに、!2図(A)のフィルム14のリー
ダ部14aに形成された係止穴31と係合してフィルム
14を係止させ、フィルム14がパトローネ本体12内
に引き込まれるのを防止するものである。前記押圧遮光
部材28は、フィルム送出口26の遮光に寄与するとと
もに、フィルム14をテレンプ27に押しつけ、前記係
止穴31をテレンプ27のパイル糸34に確実に係合さ
せるようにしたものである。
前記テレンプ27に使用される地布は、経糸緯糸が各々
例えば75デニール/24フイラメントのレーヨンで、
パイル糸34として例えば75デニール/48フイラメ
ントのレーヨンを用いてニードル織機でパイル糸の密度
30000本/ cfflに織り、黒色染料6%o、i
v、f、 (布重量に対する染料投入量の重量比)で染
色してベルヘット織物としたものが使用される。そして
、テレンプ27のパイル糸34を、高圧蒸気を付与しな
がら、熱ドラムで押し潰し、傾斜角度を30度とした。
また、テレンプ27をパトローネ本体12に貼り付ける
には、テレンプ27の地布に例えば40g/rdのアク
リル系目止め剤を塗布した後、更にホットメルト接着剤
を80g/rrrで塗布し、所定寸法に切断して貼り付
は箇所に置き、熱、超音波あるいは高周波によって溶融
再活性させて貼る。
更に、この場合、目止め剤と接着剤を兼ねる目止め接着
剤を用いたり、両面接着テープを用いたり、スポット溶
着で貼り付けても良い。
前記押圧遮光部材28は、前記テレンプ27とほぼ同じ
製法で造られたベルベントであり、染色後ブラッシング
しながら150°Cで乾燥させ、パイルの立毛をほぼ直
立させたものである。この押圧遮光部材28の圧縮指数
は0.80.厚みは1゜8mmであった。
なお、圧縮指数とは、Toを0.5g/crflの荷重
で押圧した時の厚み(mm)、Tmを625g/Cl1
lの荷重で押圧した時の厚み(mm)としたときに、式
(T o −T m) /T oで算出される値である
。そして、カド−チック−製KES−FB3測定機(圧
縮試験機)により、日本繊維機械学会誌Vo1.33.
 No、 2 (1980)に記載の測定方法に基づい
て測定した。
前記係止穴31は、そのサイズが例えば幅35mmのフ
ィルム14に対してフィルム幅方向に20mm、給送方
向に5mmで形成された1個の連続穴である。更に、フ
ィルム巻き戻し時にパイル糸34と確実に係合させるに
は、第2図(B)に示す係止穴35,36のように、例
えば角度30度で斜めに打ち抜いておくこともできる。
本発明の第2実施例は、前記押圧遮光部材28に第1実
施例と異なる材料5例えばカーボンブランクで原着した
ポリエステル100%、単繊維太さ2デニールの不織布
を使用したものである。この不織布は、目付150 g
/rrrになるように二ドルパンチ法で繊維を絡めた後
、アクリル系の樹脂をスプレーで付着して乾燥させ、圧
縮指数を例えば0.65.厚みを1.8mmとしたもの
である。そして、このような不織布から形成した押圧遮
光部材のフィルム14と接触する面には、フィルム14
との摩擦抵抗を低減するためにジメチルシリコンを付着
させた。また、フィルム14の係止穴は、第2図(B)
に示す係止穴35,36のように、2ケ所に開口を設け
た。その他の構成は第1実施例と同一である。
つぎに、本発明の第3実施例を示す第3図において、写
真フィルムパトローネ40は、前記第1゜第2実施例と
異なり、フィルム41をパトローネ本体42内に収納し
た際に、フィルム先端部41aがフィルム送出口44か
ら突出しないようにしたものである。フィルム送出口4
4の内壁下面奥には、前記テレンプ27と同一のパイル
織物からなりフィルム給送方向の幅が2.5mmのテレ
ンプ45を接合しており、このテレンプ45とフィルム
送出口44の先端との間にはフィルム給送方向の幅が2
.5mmの遮光用のテレンプ46を接合している。この
テレンプ46は、パイル糸を押し潰さずにブラッシング
を施してパイル糸を垂直に立毛させたものである。また
、フィルム送出口44の内壁上面には、第1実施例と同
様に、押圧遮光部材28を接合している。また、第2図
(B)に示す係止穴35,36と同様の係止穴48(他
方は図示せず)をフィルム先端部41aから2.5mm
の位置に形成した。
本発明の第4実施例の写真フィルムパトローネ50を示
す第4図(A)、  (B)において、第1実施例と同
様にして作成した押圧遮光材料でシャーリング長を短く
して1.5mmとして圧縮指数を0.4の押圧遮光材料
を作成した。この押圧遮光材料をパトローネ本体51の
内壁上面に貼り付けた。パトローネ本体51の内壁下面
には、第1実施例と同様のテレンプ27を貼り付けた。
この写真フィルムパトローネ50のフィルム送出口54
の先端には、フィルム面と接触し、フィルム14をテレ
ンプ27に押しつける球形の突起55を形成した。フィ
ルム14の係止穴は第2図(B)の係止穴35,36を
使用した。その他は、第1実施例と同様に作成した。
つぎに、以上説明した各実施例の係止能、送り出し力、
給送トルク、遮光性について実験した結果を示す。ここ
で、係止能とは、フィルムリーダ部をフィルム送出口に
係止させた状態で、振動試験機にて30分間振動をかけ
、リーダ部の係止が外れたら×、係止された状態が維持
されていたら○としたものである。送り出し力とは、係
止穴がテレンプに係合した状態のり−ダ部を送り出すと
きムこ要する力であり、JIS  K7519’こ制定
された方法で測定したものである。給送トルクとは、ス
プールにフィルムを110cm巻き取り、給送時にスプ
ールに掛かるトルク値のピーク値をトルクメーターで測
定したものである。遮光性とは、白熱灯によってフィル
ム送出口に対し、7万ルツクスで3分間曝光した後、現
像して遮光性を目視判定したもので、フィルムロールの
2周目より内部に全く光破りの発生が無いものを0.2
周目に光破りが発生したものを×としたものである。な
お、各写真フィルムパトローネを30個ずつ作成し、 その各々について測定を行なった。
なお、表1中の比較例1は、前記第1実施例で、テレン
プ27のパイル糸34を押し潰さずにブラッシングし、
パイル糸34を垂直に立毛させたものである。また、比
較例2は、フィルム送出口の両側に傾斜したパイル系を
有するテレンプ27を使用したものである。
この結果から明らかなように、本発明の第1第2.第3
実施例は、テレンプのパイル系がフィルム送り出し方向
に傾斜しているので、先端係止が確実にでき、かつ、ス
プール回転による送り出し時にフィルム先端部やリーダ
部の係止穴がテレンプから抵抗を受けにくく、給送トル
ク、送り出し力が小さいことが判る。また、第3実施例
ではフィルム送出口からフィルムの突出が全くなく、パ
トローネの取扱性は大幅に向上した。
一方、比較例1は係止能は不良で送り出し力は高く、給
送トルクは上下のパイル同志が絡み合っているため、非
常に高い値を示した。比較例2はフィルムロールの4周
目までカブってしまい、遮光性が全く不良である。した
がって、比較例2のように押圧遮光部材の材料が不適当
であると一1給送トルクが高くなり過ぎてフィルム送り
出しができないことが判る。
マタ、レーヨンベルヘントのパイル糸の(頃斜角度を変
化させたときの係止力(g)と、フィルムのリーダ部に
設けた係止穴のフィルム幅方向の長さ(mm)との関係
を第4図に示す。これから、パイル糸の傾斜角度が異な
ると顕著に係止力が変化し、好ましい傾斜角度は、地布
に対して15度以上60度以下であることが判る。即ち
、傾斜角度が15度以下であるとパイル糸が寝てしまう
ために係止穴と係合しなくなる。また、60度より大き
くなると、係止力が極端に下がる。
また、以上説明した第2実施例、第3実施例第4実施例
では、テレンプのパイル糸に係合される係止穴はリーダ
部に2つ形成したが、第1実施例のように、少なくとも
1力所以上形成してあればよい。また、フィルム先端側
の係止大端は、第1実施例で示したように傾斜している
ことが好ましいが、スプール側の係止大端は傾斜してい
なくともよい。また、係止穴を形成する際にテレンプ側
に向かって打ち抜くようにすることが好ましい。
これによって、係止大端の下辺に非常に小さな突起が形
成されるので、係止穴がテレンプのパイル糸に係合し易
くなる。
また、係止穴の形状は特に限定する必要はないが、係止
穴のフィルム幅方向の長さがフィルム強度に対して、1
0%以上70%以下が好ましい。
即ち、10%より小さくなると係止力が小さくなり、パ
トローネ本体に振動が加えられると係止が解除される。
また、70%より大きくなると、係止穴サイズが大きく
なり過ぎて亀裂等に対するフィルム強度が低下するとい
う問題が生ずる。
また、押圧遮光部材による押圧力が強すぎると給送トル
クが高くなり、押圧力か弱すぎると係止不良の発生率が
高くなる。したがって、第5図に示すように、押圧力に
は好ましい範囲が存在する。
この図から、圧縮指数は0.25以上0.80以下であ
ることが重要であることが判る。即ち、圧縮指数が0.
25以下であると、給送トルクが高くなり過ぎて、フィ
ルムの送り出しができなくなることがある。また、0,
80以上であると、押圧力が低下してフィルム先端を係
止できなくなり、係止不良の発生率は顕著に大きくなる
係止部材を構成する材料としては、パイルを有する織物
、静電植毛材料等が挙げられ、パイルはループ状であっ
ても良い。これらを製造時に傾斜させることもできるし
、製造後、後加工によってパイル面を押圧して傾斜を付
与することもできる。
なお、押圧遮光部材を作成する材料としては、上記範囲
の圧縮指数を満足するものであれば、前記不織布の他に
、発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタンのようなスポン
ジ、ゴム、黒く染色されたプラスチックフィルム、植毛
材料、起毛材料、ヘルヘットプラッシュ等なんでも使用
でき、その形態も種々のものが可能である。例えば、黒
色不透明なプラスチックシートの一端部をフィルム送出
口の内壁片面に固着し、その自由端が外部へ向かって傾
斜しつつフィルム面を押圧し、フィルムをテレンプに押
しつけるようにしたものでもよい。
また、パトローネ本体を細くするにはフィルムの巻き径
を小さくする必要があるが、そのためにフィルムの厚み
を薄くすると、フィルムが屈曲しやすくなるので、送り
出し時にフィルムにかかる抵抗が小さいことが重要にな
る。しかしながら、押圧遮光部材、テレンプの各材料の
選択やフィルムと接触される各表面の滑り特性の向上環
によってフィルム送り出し抵抗を低減させることができ
るので、パトローネ本体を細くすることができる。
フィルムを薄くしても本発明の目的を達することができ
る材料として、例えばポリエステルフィルムが通してお
り、その厚みは20μm以上、1l101I以下が好ま
しい。これ以上だと巻き径が大きくなり、パトローネが
太くなるし、これ以下であるとフィルムの剛度が小さく
なり、フィルムを安定に供給することができなくなる。
ポリエステルであると、フィルム係止穴の破れが起こり
にく い。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明の写真フィルムパトローネ
によれば、先端がフィルム送出口に向かって傾斜した多
数のパイル糸を備えた遮光部材をパトローネ本体内壁の
一方に固着し、フィルムを遮光部材に向けて押圧する押
圧遮光部材を前記内壁の他方に固着したので、フィルム
先端部をフィルム送出口で確実に係止させてパトローネ
本体内への巻き込みを防止するとともに、フィルム送出
口の遮光が十分に行なえ、かつフィルム送り出しトルク
を低減させることができる。
かつ、通常のテレンプ同志では、テレンプのパイルの噛
み合いの抵抗が強く、給送不良が発生するという問題が
あったが、本発明では低い給送トルクで確実に給送ベロ
出しができることを確認できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る写真フィルムパトロ
ーネの要部を示す断面図である。 第2図(A)は第1図に示した実施例の外観を示す斜視
図である。 第2図(B)は他の実施例の外観を示す斜視図である。 第3図は本発明の第3実施例に係る写真フィルムパトロ
ーネの要部を示す断面図である。 第4図は本発明の第4実施例に係る写真フィルムパトロ
ーネの要部を示す断面図である。 第5図は35mmフィルムに形成した係止穴のフィルム
幅方向の長さと係止力との関係を示すグラフである。 第6図は押圧遮光部材の圧縮指数と給送トルク及び係止
不良発生率との関係を共に示すグラフである。 10 40.50・・写真フィルムパトローネ1441
・・・ ・ ・フィルム 14a・・・・・・・リーダ部 26 44.54・・フィルム送出口 27 45 46・・テレンプ 28・・・・・・・・押圧遮光部材 31.35,36.48・・係止穴 34・・・・・・・・パイル糸 41a・・・・・・・フィルム先端部 55・・・・・・・・突起。 第 図 第 図(A) 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムを巻きつけたスプールをパトローネ本体
    内に回動自在に収納し、スプールを回転させることによ
    ってフィルムをパトローネ本体に形成されたフィルム送
    出口から送り出すようにした写真フイルムパトローネに
    おいて、 前記フィルムの先端部に形成した係止穴と、前記フィル
    ム送出口の内壁の一方に固着され、先端がフィルム送出
    口に向かって傾斜した多数のパイル糸を備えた係止部材
    と、前記内壁の他方に固着されフィルムを前記係止部材
    に向けて押圧する押圧遮光部材とを有することを特徴と
    する写真フイルムパトローネ。
  2. (2)フィルムを巻きつけたスプールをパトローネ本体
    内に回動自在に収納し、スプールを回転させることによ
    ってフィルムをパトローネ本体に形成されたフィルム送
    出口から送り出すようにした写真フイルムパトローネに
    おいて、 前記フィルムの先端部に形成した係止穴と、先端がフィ
    ルム送出口に向かって傾斜した多数のパイル糸を備えた
    係止部材が、前記係止穴からフィルム先端部をパトロー
    ネ内に収納できるように、パトローネのフィルム送出口
    先端より離れて固着され、前記内壁の他方にはフィルム
    を前記係止部材に向けて押圧する押圧遮光部材とを有す
    ることを特徴とする写真フイルムパトローネ。
JP12943990A 1990-05-18 1990-05-18 写真フイルムパトローネ Pending JPH0424632A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12943990A JPH0424632A (ja) 1990-05-18 1990-05-18 写真フイルムパトローネ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12943990A JPH0424632A (ja) 1990-05-18 1990-05-18 写真フイルムパトローネ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0424632A true JPH0424632A (ja) 1992-01-28

Family

ID=15009498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12943990A Pending JPH0424632A (ja) 1990-05-18 1990-05-18 写真フイルムパトローネ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0424632A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271209A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kobe Steel Ltd 熱交換器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271209A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kobe Steel Ltd 熱交換器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0217227B1 (en) Container for roll of light-sensitive strip material
JPS6134526Y2 (ja)
US5275283A (en) Container for light-sensitive strip materials having improved light sealing means
JPH0424632A (ja) 写真フイルムパトローネ
US5219128A (en) Photographic film cassette
JPH04350649A (ja) 写真フイルムパトローネ並びにその組付方法
US5860613A (en) Film cartridge
JPS60185845A (ja) 織機用ヨコ糸貯蔵器
US20050136211A1 (en) Light shielding enclosure
JP2823987B2 (ja) 写真フイルムパトローネ用テレンプの製造方法
US5539964A (en) Method to produce light-lock fabric
JPH0423236Y2 (ja)
CA2122981C (en) Film cartridge and method to produce light-lock fabric therefor
US20030072910A1 (en) Light-shielding cloth and light-shielding container for photosensitive material using same
EP0440241B1 (en) A photographic film cassette
JP2786037B2 (ja) 写真フイルムパトローネ
US6871811B2 (en) Film cartridge including light blocking fabric
JPH0774893B2 (ja) 感光性帯材容器
JPH0423237Y2 (ja)
JPS63123041A (ja) 感光性帯材容器及びテレンプ布の接着方法
JP2672187B2 (ja) 写真フイルムパトローネ及び遮光用テレンプ
JPH0434431A (ja) 写真フイルムパトローネ
JPS62201432A (ja) 写真フィルムマガジン
JPH0545800A (ja) 写真フイルムパトローネ
US20050135801A1 (en) Cartridge for photographic film product