JPH042459Y2 - - Google Patents

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JPH042459Y2
JPH042459Y2 JP15834286U JP15834286U JPH042459Y2 JP H042459 Y2 JPH042459 Y2 JP H042459Y2 JP 15834286 U JP15834286 U JP 15834286U JP 15834286 U JP15834286 U JP 15834286U JP H042459 Y2 JPH042459 Y2 JP H042459Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、サーボ装置に関し、さらに詳しく
は、たとえばビデオテープレコーダ(以下、
VTRと称す)やビデオデイスク装置などの駆動
系を制御するサーボ回路などに好適に用いられる
サーボ装置に関する。
従来技術 従来、VTRやビデオデイスク装置などの駆動
系を制御するサーボ系においては、外乱ノイズや
シヨツクなどによつて発生する異常電圧を制御す
るために、ローパスフイルタなどを用いて、この
異常電圧の平滑化が図られている。
第3図は従来技術を説明するためのブロツク図
である。ビデオデイスクの時間軸補正を行なうタ
イムベースサーボ装置1においては、サーボ回路
2からの出力に異常電圧が含まれる場合、ローパ
スフイルタ(以下、L.P.Fと略称する)3によつ
て、前記異常電圧が除去され平滑化された後に、
位相補償回路4および駆動回路5を介してモータ
(図示せず)などの駆動コイル6が駆動される。
考案が解決すべき問題点 サーボ装置1においては、外乱ノイズやシヨツ
クなどによつていわゆるサーボロツク状態が外れ
た場合、該サーボ装置1の出力を制御するサーボ
回路2からの出力であるエラー電圧(第4図1図
示のラインA1で示す)はロツク状態であるとき
に比べて、数倍から数十倍に達することがあり、
このような異常電圧が連続して出力されるとL.P.
F3が正常に作動しなくなる。たとえば、サーボ
回路2からの出力に、第4図1図示のように高周
波の異常電圧成分Eが含まれていた場合、L.P.F
3においては、平滑コンデンサ7にこの異常電圧
Eによる電荷が順次蓄積されていく。
すなわち、平滑コンデンサ7に送られてくる異
常電圧Eは、平滑コンデンサ7が放電し終わる前
に次のピークがやつてくるというような高周波電
圧なので、このような異常電圧Eが続く限り電荷
は蓄積され続けて、L.P.F3の出力は同図2のラ
インA2に示すような波形になる。このように平
滑化が充分行なわれていない出力が位相補償回路
4を介して駆動回路4に与えられれば、駆動回路
5は同図3図示のラインA3のような波形を出力
し、駆動コイル6の動作限界に達する飽和電圧L
が発生する。この飽和電圧Lは駆動系の誤動作を
引起す原因となつている。
本考案の目的は、前述の問題点を解決し、過渡
的に発生する異常電圧によつて駆動系を誤動作さ
せずに、安定性が格段に向上されたサーボ装置を
提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、周期性を有する特定信号成分を含む
複合信号からこの特定信号成分を抽出する抽出手
段と、 抽出手段からの特定信号によつて電荷を充放電
する充放電手段を有する検波手段と、 検波手段出力に基づいて動作状態が規定される
駆動手段と、 検波手段と駆動手段との間に介在され、充放電
手段の端子電位を特定電位に対して周期的に導
通/遮断させるスイツチング手段とを含むことを
特徴とするサーボ装置である。
作 用 本考案に従えば、抽出手段から出力される特定
信号成分が検波手段で検波され、検波手段出力に
基づいて駆動手段が駆動される。前記検波手段に
おいては、特定信号成分を検波する際に充放電手
段に電荷が蓄積されて端子電圧が高くなるが、ス
イツチング手段によつて、特定電位に周期的に導
通/遮断することが可能となり、これによつて検
波手段出力レベルの安定化が図られる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の電気的構成を示す
ブロツク図である。本実施例に係るタイムベース
サーボ装置10は、ビデオデイスク装置などに含
まれ、このような装置の時間軸補正を行なうもの
である。タイムベースサーボ装置10はサーボ回
路11、L.P.F12、駆動コイル15および同期
信号発生器16などを含み、サーボ回路11は、
L.P.F12、位相補償回路13および駆動回路1
4をこの順序で直列に介して駆動コイル15に接
続される。L.P.F12は抵抗R1および平滑コン
デンサC1を含み、抵抗R1はその一端がサーボ
回路11に、他端はラインl1を介して位相補償
回路13に接続され、コンデンサC1は一端が接
地され、他端がラインl1に接続される。
同期信号発生器16は、トランジスタTrを介
して前記平滑コンデンサC1に接続される。すな
わち、トランジスタTrのコレクタがラインl1
に接続され、ベースが抵抗R2を介して同期信号
発生器16に接続される。なお、トランジスタ
Trのエミツタは接地されており、また、ベース
には一端が接地された抵抗R3が接続される。
サーボ回路11においては、該サーボ回路11
に入力される映像信号中のバースト信号と発信周
波数3.58MHzを有する水晶発振器(図示せず)な
どの発振器からの出力信号との位相を比較し、こ
れら2つの信号の位相差に応じた誤差信号電圧を
出力する。L.P.F12では、外乱ノイズやシヨツ
クなどにより発生した異常電圧を平滑化して位相
補償回路13に与える。位相補償回路13は、回
転速度をサーボ制御されるデイスクの回転周波数
(VHDでは15Hz、レーザ方式では30Hz)を中心に
して位相補償を行ない、駆動回路14は位相補償
回路13の出力に基づいて駆動信号を駆動コイル
15にこれを駆動する。
同期信号発生器16は、再生映像信号から分離
されたたとえば水平同期信号にロツクしたクロツ
クパルスを発生し、このクロツクパルスを抵抗R
2を介してトランジスタTrのベースに与える。
トランジスタTrは、前記クロツクパルスがハイ
レベルのときにコレクタとエミツタが導通状態に
なり、ローレベルのときに遮断状態になる。した
がつて、クロツクパルスがハイレベルのときは、
コンデンサC1はその両端が接地されることにな
るので、蓄積された電荷が放電される。またロー
レベルのときは、トランジスタTrは遮断状態と
なるのでコンデンサC1はサーボ回路11からの
信号によつて充電される。このようにして、平滑
コンデンサC1に蓄積された電荷は映像信号の水
平同期信号に同期したタイミング毎に放電を繰返
すことになる。
第2図はサーボ回路11、同期信号発生器1
6、L.P.F12および駆動回路14の各出力の波
形図である。同図1のラインB1はサーボ回路1
1の出力を示す波形図である。サーボ回路11か
らは、前述したように再生映像信号のバースト信
号と基準発信器からの出力信号との位相比較によ
る誤差信号電圧B1が水平同期信号に同期されて
出力される。なお、この出力信号は同図1図示の
ように時刻t1から異常電圧Nが出力されている
ものとする。
同図2のラインB2は同期信号発生器16から
のクロツクパルスの波形図である。この各パルス
は映像信号から分離した水平同期信号に同期させ
て発生させてもよい。このように同期信号発生器
16のクロツクパルスの出力を設定すれば、L.P.
F12に入力される同図1図示の誤差信号電圧B
1の各立上りの前に、L.P.F12の平滑コンデン
サC1の放電を終了することができる。
これによつて、L.P.F12の出力信号として、
同図3図示ラインB3のような波形が得られる。
すなわち、各誤差信号電圧B1の立上り直前に
は、平滑コンデンサC1の放電によりゼロレベル
まで落込み、一方、誤差信号電圧B1の立上り状
態は確保される。さらに、時刻t1から発生する
異常電圧Nに対しては若干の乱れは生ずるが、こ
の異常電圧Nは平滑コンデンサC1に蓄積される
ことなくクロツクパルスの周期TH毎に放電され
る。したがつて、L.P.F12の出力は異常電圧を
含むサーボ回路11の出力に対して平滑化を実現
するとともに、駆動回路14の出力に飽和電圧が
発生するのを防ぐことができる。すなわち、この
ようなL.P.F12の出力は位相補償回路13を介
して駆動回路14に与えられ、その出力は同図4
に示すような波形が得られる。これは、駆動コイ
ル5を誤動作させるものではない。
このようにして本実施例に係るタイムベースサ
ーボ装置10においては、サーボ回路11からの
連続した異常電圧Nに対しても、駆動コイル15
を安定して動作させることができる。また、平滑
コンデンサC1の放電時間は同期信号発生器16
から出力されるクロツクパルスのパルス幅を変え
ることにより適切な状態に制御することができ
る。さらに、L.P.F12の平滑コンデンサC1の
放電周期は映像信号の高周波である水平同期信号
を用いているので、デイスクの回転周波数には基
本的に影響しない。したがって、本考案は本実施
例に限らず数百Hz以下の動作周波数を有するサ
ーボ回路全般に対応することができる。
効 果 以上のように本考案に従えば、検波手段と駆動
手段との間に周期的に作動するスイツチング手段
を用いることによつて、検波手段内の充放電手段
の端子電位を特定電位に対して周期的に導通/遮
断するようにした。これによつて充放電手段に蓄
積された電荷を同期的に放電することができる。
したがつて、検波手段の出力が安定し、これによ
つて、検波手段の出力に基づいて動作状態が規定
される駆動手段においては、その安定性が格段に
向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電気的構成を示す
ブロツク図、第2図はサーボ回路11、同期信号
発生器16、L.P.F12および駆動回路14の各
出力の波形図、第3図は従来技術を説明するため
のブロツク図、第4図は従来技術のサーボ回路
2、L.P.F3および駆動回路5の各出力波形図で
ある。 11……サーボ回路、12……L.P.F、15…
…駆動コイル、16……同期信号発生器、C1…
…平滑コンデンサ、Tr……トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 周期性を有する特定信号成分を含む複合信号か
    らこの特定信号成分を抽出する抽出手段と、 抽出手段からの特定信号によつて電荷を充放電
    する充放電手段を有する検波手段と、 検波手段出力に基づいて動作状態が規定される
    駆動手段と、 検波手段と駆動手段との間に介在され、充放電
    手段の端子電位を特定電位に対して周期的に導
    通/遮断させるスイツチング手段とを含むことを
    特徴とするサーボ装置。
JP15834286U 1986-10-15 1986-10-15 Expired JPH042459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15834286U JPH042459Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15834286U JPH042459Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS6364111U JPS6364111U (ja) 1988-04-27
JPH042459Y2 true JPH042459Y2 (ja) 1992-01-28

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JP15834286U Expired JPH042459Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JPS6364111U (ja) 1988-04-27

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