JPH04244647A - ベルト駆動装置 - Google Patents

ベルト駆動装置

Info

Publication number
JPH04244647A
JPH04244647A JP3009045A JP904591A JPH04244647A JP H04244647 A JPH04244647 A JP H04244647A JP 3009045 A JP3009045 A JP 3009045A JP 904591 A JP904591 A JP 904591A JP H04244647 A JPH04244647 A JP H04244647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
roller
tracking
rollers
drive device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3009045A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoshi Kawai
康年 河合
Koichi Moriyama
弘一 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3009045A priority Critical patent/JPH04244647A/ja
Publication of JPH04244647A publication Critical patent/JPH04244647A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラ間にベルトを巻
き掛けしたベルト駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6はこの種のベルト駆動装置の一従来
例を示しており、一対のローラ1、1間に巻き掛けした
ベルト2を一方のローラ1を駆動して周回移動させる構
成をとる。この時、他方のローラ1は従動ローラとなる
【0003】なお、ローラ1の両端部、より具体的には
該ローラ1を支持する支持軸6(図9参照)の両端部は
フレーム3、3に設けられる軸受4(図9参照)により
回転自在に支持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のベ
ルト駆動装置においては、ベルト2がローラ1の一端側
に片寄せられるトラッキングという不具合を生じるおそ
れがある。このようなトラッキングを生じると、ベルト
2の該当部分がフレーム3(又はシャーシ)やフレーム
3に取り付けられる各種部品に当接し、傷付けられるお
それがあるため、ベルト2がこの部分から破れ始め、ベ
ルト2の寿命が損なわれることになる。
【0005】ここで、トラッキングは、ベルト2の幅方
向両側におけるローラ1、1間の長さに狂いを生じると
発生する。具体的には、これに起因して、ベルト2の幅
方向両側における張力が異なることによって発生する。
【0006】ベルト2の張力の異なりは以下の理由によ
って発生する。
【0007】■フレーム3、3に設けられる軸受4、4
の穴のベルト巻き掛け方向における位置ズレに起因して
両ローラ1、1の平行性が失われること。因みに、図6
(a)は左側の軸受4、4の穴間距離が右側の軸受4、
4の穴間距離よりもtだけ短くなる位置ズレ状態を示し
、図6(b)は逆に右側の穴間距離がtだけ短くなる位
置ズレを示している。上記した理由により、図6(a)
に示す状態ではベルト2が左側に片寄せられるトラッキ
ングを生じ、図6(b)に示す状態で右側に片寄せられ
るトラッキングを生じる。
【0008】■図7(a)、(b)に示すように、ベル
ト2に歪が発生し、該ベルト2の幅方向両側における長
さが変化すること。因みに、図7(a)ではベルト2の
右側部の歪が左側部よりもtだけ大きくなった状態を示
し、図7(b)では逆に左側部の歪がtだけ大きくなっ
た状態を示している。この場合も上記同様にトラッキン
グが発生する。
【0009】■図8(a)、(b)に示すようにフレー
ム3に歪が発生し、これに起因して上記■同様に両ロー
ラ1、1の平行性が失われること。
【0010】上記したトラッキングの発生を防止する一
つの方法として、図9に示すように、軸受4の位置を位
置ズレ量に応じて調整ネジ5で調整し、これによって両
ローラ1、1の平行性を回復する方法がある。しかしな
がら、この方法は以下に示す欠点がある。
【0011】(1)調整ネジ5を手動で操作しなければ
ならず、調整作業が煩わしい。
【0012】(2)調整作業に完璧を期し難く、トラッ
キングを完全に防止することが困難である。
【0013】(3)ベルト2を交換する都度調整ネジ5
の調整作業を行わねばならないという煩わしさがある。
【0014】トラッキングを防止する他の方法として、
図10に示すように、支持軸6のローラ1から突出した
部分にローラ面よりも高くなったトラッキング防止用の
ゴム(以下ビードと称する)7を配設し、該ビード7で
ベルト2の移動を受け止めてトラッキングを防止する方
法がある。
【0015】しかしながら、この方法によれば、使用に
伴ってビード7が摩耗したり或はビード7の角が丸くな
るため、ビード7がローラ1上に乗り上がり、これに起
因するトラッキングを生じたり、逆にベルト2がビード
7上に乗り上がり経時的にトラッキングを防止できなく
なる不具合がある。また、ビード7が剥がれるおそれも
ある。更には、消耗品としてのビード7を要するため、
コストアップにつながる。
【0016】また、トラッキングを防止する他の方法と
して、図11に示すように、ベルト2の幅方向両側部に
ベルト2の幅方向位置を検出するフォトセンサ8等の検
知手段を設け、該フォトセンサ8がベルト2を検知する
と、ソレノイド9がローラ1の該当する側を引っ張り、
これによりベルト2を逆方向に移動させるトラッキング
を機械的に発生してトラッキングを解消する方法がある
【0017】図12はこの方法の動作手順を示しており
、図12(a)に示す状態で周回移動しているベルト2
に、同図(b)に示すように、矢印Aで示す左方向のト
ラッキングが発生し、ベルト2がこの方向に移動すると
、左側のフォトセンサ8がこれを検知してON状態にな
り、フォトセンサ8の検知信号を受けた図外の制御手段
が左側のソレノイド9をONし、該ソレノイド9がロー
ラ1の左端部を同図(c)に矢印で示す方向に引っ張る
。 そうすると、ローラ1に同図(d)に矢印で示される右
方向のトラッキングが機械的に発生し、これによりベル
ト2の幅方向位置が同図(a)で示される元の位置に修
正(補正)され、これでトラッキングが解消される。ベ
ルト2が元の位置に復帰すると、左側のフォトセンサ8
がOFFし、これによりソレノイド9の駆動が停止され
る。
【0018】しかしながら、この方法によれば、フォト
センサ8、8、該フォトセンサ8、8制御用の基板、ソ
レノイド9、9および該ソレノイド9、9制御用の基板
が必要になるため、装置構成が複雑化、且つ大型化し価
格が高くなる欠点がある。
【0019】本発明は、このような従来技術の諸欠点を
解決するものであり、簡潔、且つ安価な装置構成でトラ
ッキングの発生を確実に防止できるベルト駆動装置を提
供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のベルト駆動装置
は、ローラ間にベルトを巻き掛けしたベルト駆動装置に
おいて、少なくとも一のローラを支持軸に対して回転可
能、且つ該支持軸の軸長方向への移動可能になすととも
に、該ローラの両端に戻しバネを配設してなり、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0021】好ましくは、前記ローラを分割されたロー
ラ群で形成すると共に、該ローラ群の間に前記戻しバネ
を配設する。
【0022】
【作用】上記構成において、トラッキングが発生し、ベ
ルトがこの方向に移動すると、これに伴いローラが移動
し、移動方向前方の戻しバネが圧縮される。そうすると
、戻しバネに反力が発生し、やがて該反力によりローラ
およびベルトが元の位置に押し戻される。すなわち、ト
ラッキングが解消される。
【0023】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。
【0024】図1は本発明のベルト駆動装置の一実施例
を示しており、適長離隔して対設した一対のローラ1、
1間にベルト2を巻き掛けしてなる。一方のローラ1は
、複数(図示例では4個)のローラ10、10…からな
るローラ群で形成され、ローラ10間および図上左右両
端に位置するローラ10、10の外側方にはコイルスプ
リングからなる戻しバネ11、11…が配設される。
【0025】ローラ10、10…は、図2に示されるよ
うに支持軸6に遊びを設けて外嵌され、支持軸6の軸長
方向に移動可能に、且つ支持軸6回りに回転可能になっ
ている。ローラ10は円筒状のローラ本体12の外周に
ゴム製のリング13を装着した構成をとる。このように
ゴム製のリング13を装着すると、ローラ10表面の摩
擦係数を大きくできるので、ベルト2のローラ10に対
するすべりを防止でき、ベルト2の周回移動を精度よく
行える。また、ベルト2の幅方向への移動にローラ10
を精度よく追随できるので、後述する理由によりベルト
2のトラッキング解消能力を向上できる。
【0026】両ローラ1、1を支持する支持軸6、6の
両端はフレーム3、3に設けられる軸受4、4…に回転
自在に支持される。なお、ローラ1、1の内、一方のロ
ーラ1は図外の駆動手段に連結された駆動ローラとなっ
ており、他方のローラ1が従動ローラとなる。
【0027】上記した構成のベルト駆動装置によれば、
トラッキングを自動的に解消できる。以下図3に従って
その理由を説明する。図3(a)に示すように、ベルト
2に矢印Aで示される左方向のトラッキングが発生する
と、ベルト2とローラ10間の摩擦力により、ベルト2
のトラッキングに伴ってローラ10が同方向に引っ張ら
れる。
【0028】そうすると、これに伴い同図(b)に示す
ように、ローラ10の移動方向前方の戻しバネ11が圧
縮され始め、圧縮の進行に伴い該戻しバネ11の反力R
が除々に大きくなり、やがて同図(c)に示すようにロ
ーラ10を元の位置に押し戻す。この時、両者間の摩擦
力によりベルト2も同時に元の位置に戻される。すなわ
ち、ベルト2のトラッキングが自動的に解消される。
【0029】図示例では一方のローラ1をローラ群で構
成し、各ローラ10、10…を支持軸6の軸長方向に移
動可能に、且つ支持軸6回りに回転可能にしたが、他方
のローラ1をこのような構造にしてもよいし、また、複
数のローラ10の内の一部を上記構造にすることにして
もよい。
【0030】図4および図5は本発明の他の実施例を示
しており、この内、図4はいずれのローラ1、1も上記
した分割構造とせず、ローラ1の両端部に戻しバネ11
、11を配設し、該戻しバネ11の反力Rによりベルト
2のトラッキングを解消する構成をとる。
【0031】また、図5に示される実施例では、図4に
示す構成に加えて、ローラ1を摩擦係数の大きいゴムで
形成する構成をとる。両実施例による場合も上記実施例
と同様の効果を奏することができる。
【0032】
【発明の効果】以上の本発明によれば、トラッキングが
発生し、ベルト及びローラがこの方向に移動すると、こ
れに伴いローラが移動し、移動方向の戻しバネが圧縮さ
れるので、戻しバネに反力が発生し、やがて該反力によ
りローラが元の位置に押し戻される。すなわち、トラッ
キングが自動的に解消される。従って、ベルトに破損を
生じることがない。しかも、ビードのような消耗品を必
要とすることなく、簡潔な装置構成で実現できるので、
大幅なコストダウンが可能になる利点がある。
【0033】また、特に請求項2記載のベルト駆動装置
によれば、ローラをローラ群に分割し、分割されたロー
ラ間に戻しバネをそれぞれ配設する構成をとるので、戻
しバネの疲労を低減できると共に、より精細なトラッキ
ング解消動作が可能になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルト駆動装置の一実施例を示す平面
図。
【図2】ローラ周りの構造を示す断面図。
【図3】トラッキング解消動作を示す図面。
【図4】本発明の他の実施例を示す図面。
【図5】本発明の他の実施例を示す図面。
【図6】ベルト駆動装置の一従来例を示す平面図。
【図7】従来のベルト駆動装置の不具合を示す図面。
【図8】従来のベルト駆動装置の不具合を示す図面。
【図9】トラッキングを解消する一従来方法を示す図面
【図10】トラッキングを解消する他の従来方法を示す
図面。
【図11】トラッキングを解消する他の従来方法を示す
図面。
【図12】図11に示される従来方法におけるトラッキ
ング解消手順を示す図面。
【符号の説明】
1  ローラ 6  支持軸 10  ローラ 11  戻しバネ 12  ローラ本体 13  リング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラ間にベルトを巻き掛けしたベルト駆
    動装置において、少なくとも一のローラを支持軸に対し
    て回転可能、且つ該支持軸の軸長方向への移動可能にな
    すとともに、該ローラの両端に戻しバネを配設したベル
    ト駆動装置。
  2. 【請求項2】前記ローラを分割されたローラ群で形成す
    ると共に、該ローラ群の間に前記戻しバネを配設した請
    求項1記載のベルト駆動装置。
JP3009045A 1991-01-29 1991-01-29 ベルト駆動装置 Withdrawn JPH04244647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3009045A JPH04244647A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 ベルト駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3009045A JPH04244647A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 ベルト駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04244647A true JPH04244647A (ja) 1992-09-01

Family

ID=11709676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3009045A Withdrawn JPH04244647A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 ベルト駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04244647A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186272A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉媒体発行装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186272A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Oki Electric Ind Co Ltd 紙葉媒体発行装置
JP4671868B2 (ja) * 2006-01-11 2011-04-20 沖電気工業株式会社 紙葉媒体発行装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5394222A (en) Correction of misalignment in a multicolor imaging apparatus utilizing a conformable friction drive system
KR100301712B1 (ko) 밸트이동교정부재를갖는밸트구동장치
US5397043A (en) Web tracking device with ramp support
JPH04244647A (ja) ベルト駆動装置
JPH05229710A (ja) ウェブを支持するローラー
US3921933A (en) Tape transport apparatus
EP3544915B1 (en) Positioning and conveying device
JP3741606B2 (ja) ベルト駆動装置及びそれを備えた電子写真装置
JP2009200440A (ja) 基板搬送補助装置および基板搬送補助方法
JP2001247232A (ja) ニップローラ
JP3779804B2 (ja) ベルトユニット
JP3327605B2 (ja) 給紙コロ
KR101659047B1 (ko) 웹가이드 장치
JP2761328B2 (ja) 紙葉類磁気検出装置
JPH04133931A (ja) ベルト駆動装置
KR200251808Y1 (ko) 롤 피드 장치
JPH11270637A (ja) ベルト駆動装置
KR100403030B1 (ko) 롤 피드 장치
JPH11246021A (ja) ベルト駆動装置及びそのベルト片寄り量調整方法
JPS6210276Y2 (ja)
JPH02249854A (ja) 記録用媒体用紙の搬送機構
JPH08175637A (ja) ベルト駆動装置
JP2522733Y2 (ja) 用紙搬送機構
JPH0549578B2 (ja)
JP2828551B2 (ja) ストリップ搬送ロール

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514