JPH04244427A - キーインターロック装置 - Google Patents
キーインターロック装置Info
- Publication number
- JPH04244427A JPH04244427A JP3029627A JP2962791A JPH04244427A JP H04244427 A JPH04244427 A JP H04244427A JP 3029627 A JP3029627 A JP 3029627A JP 2962791 A JP2962791 A JP 2962791A JP H04244427 A JPH04244427 A JP H04244427A
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- JP
- Japan
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- key
- shift lever
- cable
- inner cable
- interlock device
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- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオートマチックトランス
ミッション車両のキーインターロック装置に係り、特に
、シフトレバーとイグニッションキーとの間に設けられ
るケーブルの構造の改良に関する。
ミッション車両のキーインターロック装置に係り、特に
、シフトレバーとイグニッションキーとの間に設けられ
るケーブルの構造の改良に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、オートマチックトランスミッシ
ョン車両においては、シフトレバーがパーキング位置に
あるときにキーの抜取りを可能とする一方、シフトレバ
ーがパーキング位置以外にあるときキーが抜取りできな
いようにした種々のキーインターロック装置が提案され
ている。
ョン車両においては、シフトレバーがパーキング位置に
あるときにキーの抜取りを可能とする一方、シフトレバ
ーがパーキング位置以外にあるときキーが抜取りできな
いようにした種々のキーインターロック装置が提案され
ている。
【0003】前記キーインターロック装置としては、シ
フトレバーの位置を電気的に検知してキーの抜取り規制
を行なうタイプの他に、シフトレバーとイグニッション
キーとの間にケーブルを介装し、このケーブルの軸方向
移動によりキーの抜取り規制を行なうケーブルタイプの
ものが知られている。
フトレバーの位置を電気的に検知してキーの抜取り規制
を行なうタイプの他に、シフトレバーとイグニッション
キーとの間にケーブルを介装し、このケーブルの軸方向
移動によりキーの抜取り規制を行なうケーブルタイプの
ものが知られている。
【0004】かかるケーブルタイプのキーインターロッ
ク装置は、アウターケーブル内に軸方向移動可能に収容
されたインナーケーブルを備えたケーブルと、前記イン
ナーケーブルに連結され当該インナーケーブルの軸方向
移動によりキーとの係合を解除可能に設けられたロック
プレー等からなるロック手段とを備えて構成されている
。
ク装置は、アウターケーブル内に軸方向移動可能に収容
されたインナーケーブルを備えたケーブルと、前記イン
ナーケーブルに連結され当該インナーケーブルの軸方向
移動によりキーとの係合を解除可能に設けられたロック
プレー等からなるロック手段とを備えて構成されている
。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のケーブルタイプによるキーインターロック装置にお
いては、車両への組付時の誤差等により、アウターケー
ブルに対してインナーケーブルにたるみが生じた場合に
、シフトレバーがパーキング位置に移動されても、その
移動量がインナーケーブルのたるみによってある程度吸
収されてしまうため、前記ロックプレートが本来の移動
量を移動することができず、キーに対するロックプレー
トの係合等を解除しえなくなり、これによってキーの抜
取りが不能となる不都合があった。
来のケーブルタイプによるキーインターロック装置にお
いては、車両への組付時の誤差等により、アウターケー
ブルに対してインナーケーブルにたるみが生じた場合に
、シフトレバーがパーキング位置に移動されても、その
移動量がインナーケーブルのたるみによってある程度吸
収されてしまうため、前記ロックプレートが本来の移動
量を移動することができず、キーに対するロックプレー
トの係合等を解除しえなくなり、これによってキーの抜
取りが不能となる不都合があった。
【0006】また、このような不都合を回避するため、
工場での組立作業において、インナーケーブルのたるみ
がないようにする調整が要請される結果、多大な注意と
作業時間が費やされるという問題もあった。
工場での組立作業において、インナーケーブルのたるみ
がないようにする調整が要請される結果、多大な注意と
作業時間が費やされるという問題もあった。
【0007】
【発明の目的】ここに本発明の目的は、インナーケーブ
ルのたるみを一定精度にて補正してキーインターロック
装置の作動不良要因を回避するるとともに、組立作業時
に要求される作業者の労力軽減を図ることのできるキー
インターロック装置を提供することにある。
ルのたるみを一定精度にて補正してキーインターロック
装置の作動不良要因を回避するるとともに、組立作業時
に要求される作業者の労力軽減を図ることのできるキー
インターロック装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明は、シフトレバーとイグニッションキーとの間
に介装されるとともに、シフトレバーの非パーキング位
置でキーに係合して当該キーの抜取りを不能とする一方
、パーキング位置でその係合を解除してキーの抜取りを
可能とするよう構成されたキーインターロック装置にお
いて、このインターロック装置はアウターケーブルと、
このアウターケーブルに軸方向移動可能に収容されると
ともに両端が前記アウターケーブルより突出するよう設
けられ、かつ、その一端が前記シフトレバー側に連結さ
れたインナーケーブルと、このインナーケーブルの他端
に連結されて当該インナーケーブルの軸方向移動に追従
して前記キーとの係合を解除可能に設けられたロック手
段と、前記インナーケーブルをアウターケーブルに対し
てシフトレバー側に向けて所定圧力を付与する付勢手段
とを備えたことを特徴として構成されている。
、本発明は、シフトレバーとイグニッションキーとの間
に介装されるとともに、シフトレバーの非パーキング位
置でキーに係合して当該キーの抜取りを不能とする一方
、パーキング位置でその係合を解除してキーの抜取りを
可能とするよう構成されたキーインターロック装置にお
いて、このインターロック装置はアウターケーブルと、
このアウターケーブルに軸方向移動可能に収容されると
ともに両端が前記アウターケーブルより突出するよう設
けられ、かつ、その一端が前記シフトレバー側に連結さ
れたインナーケーブルと、このインナーケーブルの他端
に連結されて当該インナーケーブルの軸方向移動に追従
して前記キーとの係合を解除可能に設けられたロック手
段と、前記インナーケーブルをアウターケーブルに対し
てシフトレバー側に向けて所定圧力を付与する付勢手段
とを備えたことを特徴として構成されている。
【0009】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0010】図1には、本実施例におけるキーインター
ロック装置の全体的な概略構成が示されている。この図
において、シフトレバー1とイグニッションキー2との
間には、キーインターロック装置3が介装されている。 シフトレバー1は、旋回軸4を支点としてパーキング位
置Pないしドライブ位置Dの6段階に旋回されるように
なっているとともに、前記旋回軸4の上方における部分
にはピン5が突設されている。
ロック装置の全体的な概略構成が示されている。この図
において、シフトレバー1とイグニッションキー2との
間には、キーインターロック装置3が介装されている。 シフトレバー1は、旋回軸4を支点としてパーキング位
置Pないしドライブ位置Dの6段階に旋回されるように
なっているとともに、前記旋回軸4の上方における部分
にはピン5が突設されている。
【0011】前記イグニッションキー2は、キー7が挿
入されるシリンダ8と、このシリンダ8の支持体9とを
備えて構成されている。この支持体9は、図2に示され
るように、キー7の挿入スリット10と連通する空部1
2が形成されており、キー7がスリット10内に挿入さ
れた状態でキー7の一側縁が空部12に臨むようになっ
ている。
入されるシリンダ8と、このシリンダ8の支持体9とを
備えて構成されている。この支持体9は、図2に示され
るように、キー7の挿入スリット10と連通する空部1
2が形成されており、キー7がスリット10内に挿入さ
れた状態でキー7の一側縁が空部12に臨むようになっ
ている。
【0012】前記キーインターロック装置3は、内部が
中空とされたアウターケーブル14と、このアウターケ
ーブル14内に軸方向移動可能に収容されたインナーケ
ーブル15と、このインナーケーブル15に連結される
とともに、前記支持体9の空部12内に収容されてキー
7の抜取りを規制するロック手段17とを含み構成され
ている。
中空とされたアウターケーブル14と、このアウターケ
ーブル14内に軸方向移動可能に収容されたインナーケ
ーブル15と、このインナーケーブル15に連結される
とともに、前記支持体9の空部12内に収容されてキー
7の抜取りを規制するロック手段17とを含み構成され
ている。
【0013】前記アウターケーブル14は、その一端側
が支持体9の一側に突設されたアーム18にブラケット
19を介してねじ止め固定されているとともに、他端側
は軸方向所定長さに亘ってねじ部20とされ、このねじ
部20は上方より当該ねじ部20を収容できるブラケッ
ト21を介してノット部材22,23により軸方向固定
位置が調整可能に支持されている。
が支持体9の一側に突設されたアーム18にブラケット
19を介してねじ止め固定されているとともに、他端側
は軸方向所定長さに亘ってねじ部20とされ、このねじ
部20は上方より当該ねじ部20を収容できるブラケッ
ト21を介してノット部材22,23により軸方向固定
位置が調整可能に支持されている。
【0014】前記インナーケーブル15はアウターケー
ブル14よりも長く設けられて両端がアウターケーブル
14の各端部から所定長さ突出するようになっていると
ともに、その一端すなわち図中左端には係合ピン24が
固定され、この係合ピン24は前記シフトレバー1に突
設されたピン5と係合して揺動するレバー25に係止さ
れている。また、インナーケーブル15の他端は、ロッ
ク手段17に連結されている。
ブル14よりも長く設けられて両端がアウターケーブル
14の各端部から所定長さ突出するようになっていると
ともに、その一端すなわち図中左端には係合ピン24が
固定され、この係合ピン24は前記シフトレバー1に突
設されたピン5と係合して揺動するレバー25に係止さ
れている。また、インナーケーブル15の他端は、ロッ
ク手段17に連結されている。
【0015】前記ロック手段17は、図2に示されるよ
うに、支持体9の空部12内に収容され、かつ、キー7
の板厚方向に沿って移動可能に設けられたロックプレー
ト28と、このロックプレート28を常時は空部12内
に付勢してインナーケーブル15を反シフトレバー側に
引き込むよう作用するコイルばね29とを含んで構成さ
れている。また、ロックプレート28のキー7側に位置
する側縁には、前記シフトレバー1が非パーキング位置
P以外のときに、キー7の溝31(図4参照)に係合し
て当該キー7の抜取りを不能とする係合部33が形成さ
れているとともに、シフトレバー1がパーキング位置P
にあるときに前記コイルばね29のばね圧に抗して移動
されてキー7の溝31との係合を解除する凹部34が形
成されている。なお、前記インナーケーブル15とロッ
クプレート28との連結は、インナーケーブル15の端
部に設けられた係合ピン36をロックプレート28に係
止する構成により行なわれるようになっている。
うに、支持体9の空部12内に収容され、かつ、キー7
の板厚方向に沿って移動可能に設けられたロックプレー
ト28と、このロックプレート28を常時は空部12内
に付勢してインナーケーブル15を反シフトレバー側に
引き込むよう作用するコイルばね29とを含んで構成さ
れている。また、ロックプレート28のキー7側に位置
する側縁には、前記シフトレバー1が非パーキング位置
P以外のときに、キー7の溝31(図4参照)に係合し
て当該キー7の抜取りを不能とする係合部33が形成さ
れているとともに、シフトレバー1がパーキング位置P
にあるときに前記コイルばね29のばね圧に抗して移動
されてキー7の溝31との係合を解除する凹部34が形
成されている。なお、前記インナーケーブル15とロッ
クプレート28との連結は、インナーケーブル15の端
部に設けられた係合ピン36をロックプレート28に係
止する構成により行なわれるようになっている。
【0016】前記インナーケーブル15のシフトレバー
1側端部、すなわち図中左端部には、図3にも詳細に示
されるように、付勢手段としてのコイルばね38が装着
されている。このコイルばね38は、インナーケーブル
15を包囲するように設けられているとともに、図中左
端が前記ピン24に係止され、右端がアウターケーブル
14の端部に係止され、これによって、インナーケーブ
ル15はアウターケーブル14に対してたるみを生ずる
ことなく張設されるようになっている。また、コイルば
ね38のばね圧は、前記ロック手段17の一部を構成す
るコイルばね29のばね圧よりも小さく設けられており
、従って、シフトレバー1のパーキング位置以外ではロ
ック手段17のロックプレート28がシフトレバー側で
ある外方へ引き出されてキー7との係合が解除されない
ようになっている。
1側端部、すなわち図中左端部には、図3にも詳細に示
されるように、付勢手段としてのコイルばね38が装着
されている。このコイルばね38は、インナーケーブル
15を包囲するように設けられているとともに、図中左
端が前記ピン24に係止され、右端がアウターケーブル
14の端部に係止され、これによって、インナーケーブ
ル15はアウターケーブル14に対してたるみを生ずる
ことなく張設されるようになっている。また、コイルば
ね38のばね圧は、前記ロック手段17の一部を構成す
るコイルばね29のばね圧よりも小さく設けられており
、従って、シフトレバー1のパーキング位置以外ではロ
ック手段17のロックプレート28がシフトレバー側で
ある外方へ引き出されてキー7との係合が解除されない
ようになっている。
【0017】次に前記実施例の作用につき説明する。
【0018】図1に示されるように、シフトレバー1が
後退位置Rにあるものと仮定すると、この状態において
は、ロックプレート28は当該ロックプレート28を反
シフトレバー方向に付勢するコイルばね29の圧力によ
り、キー7の溝31に係合部33が係合する状態に維持
される。ここで、シフトレバー1をパーキング位置Pま
での距離L1を移動させると、これに対応してレバー2
5がL2移動し、このL2の移動距離に略対応してイン
ナーケーブル15がシフトレバー1側に引き込まれるこ
ととなる。
後退位置Rにあるものと仮定すると、この状態において
は、ロックプレート28は当該ロックプレート28を反
シフトレバー方向に付勢するコイルばね29の圧力によ
り、キー7の溝31に係合部33が係合する状態に維持
される。ここで、シフトレバー1をパーキング位置Pま
での距離L1を移動させると、これに対応してレバー2
5がL2移動し、このL2の移動距離に略対応してイン
ナーケーブル15がシフトレバー1側に引き込まれるこ
ととなる。
【0019】すると、ロックプレート28は、コイルば
ね29の圧力に抗してシフトレバー側に引っ張られて前
記L2に相当する距離を移動し、このときキー7の溝3
1に対してロックプレート28の凹部34が位置するこ
ととなり、キー7とロックプレート28との係合が解除
される。従って、この状態でキー7の抜取りが初めて可
能となる。
ね29の圧力に抗してシフトレバー側に引っ張られて前
記L2に相当する距離を移動し、このときキー7の溝3
1に対してロックプレート28の凹部34が位置するこ
ととなり、キー7とロックプレート28との係合が解除
される。従って、この状態でキー7の抜取りが初めて可
能となる。
【0020】一方、シフトレバー1がパーキング位置P
以外にあるときには、インナーケーブル15にはロック
手段17のコイルばね圧に抗してロックプレート28を
引っ張る程の力が作用されないため、ロックプレート2
8は常にキー7との係合を維持することとなる。
以外にあるときには、インナーケーブル15にはロック
手段17のコイルばね圧に抗してロックプレート28を
引っ張る程の力が作用されないため、ロックプレート2
8は常にキー7との係合を維持することとなる。
【0021】従って、このような本実施例によれば、イ
ンナーケーブル15のシフトレバー1側端部にコイルば
ね38を設け、このコイルばね38の付勢力によってイ
ンナーケーブル15がアウターケーブル14に対して引
っ張られるよう構成したから、アウターケーブル14に
対するインナーケーブル15のたるみを防止、ないし補
正することができ、キー7とロックプレート28との相
対位置関係をより正確に維持することが期待でき、位置
ずれ等のおそれを有効に回避することによって、パーキ
ング位置でのキー7の抜取りを不能とすることが防止さ
れる。
ンナーケーブル15のシフトレバー1側端部にコイルば
ね38を設け、このコイルばね38の付勢力によってイ
ンナーケーブル15がアウターケーブル14に対して引
っ張られるよう構成したから、アウターケーブル14に
対するインナーケーブル15のたるみを防止、ないし補
正することができ、キー7とロックプレート28との相
対位置関係をより正確に維持することが期待でき、位置
ずれ等のおそれを有効に回避することによって、パーキ
ング位置でのキー7の抜取りを不能とすることが防止さ
れる。
【0022】また、インナーケーブル15のたるみを未
然に防止したことで、組立作業の際にたるみ補正作業等
の注意をさほど払わなくてよいから、作業者の負担を軽
減でき、かつ、組体作業に要する時間も短縮化できると
いう効果がある。
然に防止したことで、組立作業の際にたるみ補正作業等
の注意をさほど払わなくてよいから、作業者の負担を軽
減でき、かつ、組体作業に要する時間も短縮化できると
いう効果がある。
【0023】さらに、アウターケーブル14のシフトレ
バー1側部分はねじ部20とされており、このねじ部2
0はナット22,23の作用によってブラケット21に
対する固定位置を調整可能に設けられているから、アウ
ターケーブル14の取付位置を最適に微調整することが
できるとともに、コイルばね38の付勢力の微調整をも
行なうことが可能となる。
バー1側部分はねじ部20とされており、このねじ部2
0はナット22,23の作用によってブラケット21に
対する固定位置を調整可能に設けられているから、アウ
ターケーブル14の取付位置を最適に微調整することが
できるとともに、コイルばね38の付勢力の微調整をも
行なうことが可能となる。
【0024】また、本実施例は、コイルばね38を設け
るに際して他の構成部材を複雑化させることなく実現可
能であるから、従来構造のものに比べてさほどコストを
上昇させることなく実施することが期待できる。
るに際して他の構成部材を複雑化させることなく実現可
能であるから、従来構造のものに比べてさほどコストを
上昇させることなく実施することが期待できる。
【0025】なお、前記実施例において、アウターケー
ブル14のシフトレバー1側部分はねじ部20とする構
成とした例を図示,説明したが、本考案はこれに限定さ
れるものでなく、例えば図5に示されるように軸方向所
定間隔ごとに僅かにくぼんだ小径部40を設けるととも
に、この小径部40に対して係合可能な係合部41を備
えたクリップ42を設け、このクリップ42の2又に分
岐した部分でブラケット21を挟むように固定してもよ
い。この場合、アウターケーブル14とブラケット21
との位置調整をいわゆるワンタッチで行なえるという利
点がある。
ブル14のシフトレバー1側部分はねじ部20とする構
成とした例を図示,説明したが、本考案はこれに限定さ
れるものでなく、例えば図5に示されるように軸方向所
定間隔ごとに僅かにくぼんだ小径部40を設けるととも
に、この小径部40に対して係合可能な係合部41を備
えたクリップ42を設け、このクリップ42の2又に分
岐した部分でブラケット21を挟むように固定してもよ
い。この場合、アウターケーブル14とブラケット21
との位置調整をいわゆるワンタッチで行なえるという利
点がある。
【0026】また、前記付勢手段はコイルばね38であ
るとして説明したが、インナーケーブル14に一端が係
合してこれをシフトレバー1側に付勢し得るものであれ
ば、その他に板ばね等の構造も採用することができる。 この場合、板ばねの他端をレバー25の支持部材等に固
定することが考えられる。
るとして説明したが、インナーケーブル14に一端が係
合してこれをシフトレバー1側に付勢し得るものであれ
ば、その他に板ばね等の構造も採用することができる。 この場合、板ばねの他端をレバー25の支持部材等に固
定することが考えられる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本考案によれば、
アウターケーブルに対するインナーケーブルのたるみを
一定精度にて防止,補正することができ、インナーケー
ブルのたるみに起因したロック手段の作動不良を有効に
回避することが期待できるとともに、組立作業に要求さ
れる作業者の注意力等の労力を軽減することの可能なキ
ーインターロック装置を提供することができるという効
果がある。
アウターケーブルに対するインナーケーブルのたるみを
一定精度にて防止,補正することができ、インナーケー
ブルのたるみに起因したロック手段の作動不良を有効に
回避することが期待できるとともに、組立作業に要求さ
れる作業者の注意力等の労力を軽減することの可能なキ
ーインターロック装置を提供することができるという効
果がある。
【図1】本考案に係るキーインターロック装置の一実施
例を示す全体の概略構成図である。
例を示す全体の概略構成図である。
【図2】前記実施例におけるロック手段を説明するため
の一部断面図である。
の一部断面図である。
【図3】前記実施例におけるキーインターロック装置を
シフトレバー側に装着する前の態様を示す概略構成図で
ある。
シフトレバー側に装着する前の態様を示す概略構成図で
ある。
【図4】前記実施例におけるキーとロックプレートとの
係合関係を示す模式図である。
係合関係を示す模式図である。
【図5】前記実施例におけるアウターケーブルのシフト
レバー側を固定する構造の変形例を示す図である。
レバー側を固定する構造の変形例を示す図である。
【図6】図5に示したアウターケーブル固定用のクリッ
プの拡大斜視図である。
プの拡大斜視図である。
1 シフトレバー
2 イグニッションキー
3 キーインターロック装置
7 キー
14 アウターケーブル
15 インナーケーブル
17 ロック手段
28 ロックプレート
33 係合部
34 凹部
38 付勢手段としてのコイルばね
Claims (1)
- 【請求項1】 シフトレバーとイグニッションキーと
の間に介装されるとともに、シフトレバーの非パーキン
グ位置でキーに係合して当該キーの抜取りを不能とする
一方、パーキング位置でその係合を解除してキーの抜取
りを可能とするよう構成されたキーインターロック装置
において、このインターロック装置はアウターケーブル
と、このアウターケーブルに軸方向移動可能に収容され
るとともに両側が前記アウターケーブルより突出するよ
う設けられ、かつ、その一端が前記シフトレバー側に連
結されたインナーケーブルと、このインナーケーブルの
他端に連結されて当該インナーケーブルの軸方向移動に
追従して前記キーとの係合を解除可能に設けられたロッ
ク手段と、前記インナーケーブルをアウターケーブルに
対してシフトレバー側に向けて所定圧力を付与する付勢
手段とを備えたことを特徴とするキーインターロック装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3029627A JPH04244427A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | キーインターロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3029627A JPH04244427A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | キーインターロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04244427A true JPH04244427A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=12281329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3029627A Pending JPH04244427A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | キーインターロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04244427A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030041396A (ko) * | 2001-11-20 | 2003-05-27 | 기아자동차주식회사 | 자동변속차량의 키인터로크 시스템 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP3029627A patent/JPH04244427A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030041396A (ko) * | 2001-11-20 | 2003-05-27 | 기아자동차주식회사 | 자동변속차량의 키인터로크 시스템 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991026 |