JPH04244263A - 塗布方法 - Google Patents
塗布方法Info
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- JPH04244263A JPH04244263A JP4451591A JP4451591A JPH04244263A JP H04244263 A JPH04244263 A JP H04244263A JP 4451591 A JP4451591 A JP 4451591A JP 4451591 A JP4451591 A JP 4451591A JP H04244263 A JPH04244263 A JP H04244263A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は塗布方法に関する、特に
写真用フィルム，印画紙等の写真感光材料や、写真製版
材料、磁気記録材料、感圧複写紙，感熱複写紙等の製造
において、連続走行している長尺帯状支持体（以下「ウ
エブ」と称す）に写真乳剤や、磁性剤等の塗布液を塗布
する方法に関し、詳細にはそれらの高速塗布方法に関す
るものである。
写真用フィルム，印画紙等の写真感光材料や、写真製版
材料、磁気記録材料、感圧複写紙，感熱複写紙等の製造
において、連続走行している長尺帯状支持体（以下「ウ
エブ」と称す）に写真乳剤や、磁性剤等の塗布液を塗布
する方法に関し、詳細にはそれらの高速塗布方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来連続走行するウエブ上に塗布液を高
速で塗布する方法としては、■ 注液器の塗布される
べきウエブが入って来る側に該ウエブに沿って３つに区
分した減圧室を設け、その中央の室に水等の液体を入れ
て蒸発させ減圧排気時に上記中央の室と被塗布体との間
隙に蒸発ガス又は多量の水蒸気を含んだ空気を高速で通
過せしめる方法（特開昭４８−３２９２３号公報），塗
布を開始しようとするウエブの表面に予め超音波振動を
利用して霧化した噴霧液を噴霧して付着せしめる方法（
特開昭５２−３１７２７号公報）。更に予め支持体表面
に親水化処理を施した後、該表面に予湿し、該表面が完
全に乾燥しないうちに該表面に塗布液を塗布する方法（
特開平−１０４３７６号公報）■ ウエブ全面に帯電
して塗布する方法（特公昭５７−１６７７５０号公報）
等がある。
速で塗布する方法としては、■ 注液器の塗布される
べきウエブが入って来る側に該ウエブに沿って３つに区
分した減圧室を設け、その中央の室に水等の液体を入れ
て蒸発させ減圧排気時に上記中央の室と被塗布体との間
隙に蒸発ガス又は多量の水蒸気を含んだ空気を高速で通
過せしめる方法（特開昭４８−３２９２３号公報），塗
布を開始しようとするウエブの表面に予め超音波振動を
利用して霧化した噴霧液を噴霧して付着せしめる方法（
特開昭５２−３１７２７号公報）。更に予め支持体表面
に親水化処理を施した後、該表面に予湿し、該表面が完
全に乾燥しないうちに該表面に塗布液を塗布する方法（
特開平−１０４３７６号公報）■ ウエブ全面に帯電
して塗布する方法（特公昭５７−１６７７５０号公報）
等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、■の方
法は、液体の蒸発凝固，又は霧化した液がウエブ周囲に
結露したり、直接発生した粗大液滴がウエブに付着して
塗布故障を発生すると言う欠点があり。■の方法はウエ
ブ全面に均一に帯電することが実際には難しく、帯電ム
ラによる塗布ムラが生じやすい欠点があった。本発明は
上記のような従来の欠点を解消し、ウエブ周囲に結露し
たり、粗大液滴による塗布故障を発生させることなく、
又帯電ムラによる塗布ムラを発生させることなく、塗布
速度を上昇さすことの出来る塗布方法を提供することに
ある。
法は、液体の蒸発凝固，又は霧化した液がウエブ周囲に
結露したり、直接発生した粗大液滴がウエブに付着して
塗布故障を発生すると言う欠点があり。■の方法はウエ
ブ全面に均一に帯電することが実際には難しく、帯電ム
ラによる塗布ムラが生じやすい欠点があった。本発明は
上記のような従来の欠点を解消し、ウエブ周囲に結露し
たり、粗大液滴による塗布故障を発生させることなく、
又帯電ムラによる塗布ムラを発生させることなく、塗布
速度を上昇さすことの出来る塗布方法を提供することに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の上記目
的は、連続走行する長尺帯状支持体上に塗布液を塗布す
る方法において、塗布直前に該長尺帯状支持体上に帯電
器を用いて帯電させ、しかる後に関係湿度７５％〜９５
％の空気を吹付けた後塗布を行うことを特徴とする塗布
方法によって解決される。本発明において、塗布直前に
おいて帯電器を用いて帯電させるとは、塗布直前のウエ
ブの背面にアースローラを設置し、それに対向してウエ
ブより離して電極を設置し、ウエブの帯電量としては５
００ｖ以下、好ましくは３００ｖ以下であるように、電
極に０．１〜７ｋｖ／ｃｍの範囲の電圧をかけることで
ある。帯電器としては１基でも良いが、出来得れば２基
以上設置することが好ましい。その理由としては２基以
上を直列に設けて１基当りの帯電量を少くすることが均
一帯電化の為により好ましい。
的は、連続走行する長尺帯状支持体上に塗布液を塗布す
る方法において、塗布直前に該長尺帯状支持体上に帯電
器を用いて帯電させ、しかる後に関係湿度７５％〜９５
％の空気を吹付けた後塗布を行うことを特徴とする塗布
方法によって解決される。本発明において、塗布直前に
おいて帯電器を用いて帯電させるとは、塗布直前のウエ
ブの背面にアースローラを設置し、それに対向してウエ
ブより離して電極を設置し、ウエブの帯電量としては５
００ｖ以下、好ましくは３００ｖ以下であるように、電
極に０．１〜７ｋｖ／ｃｍの範囲の電圧をかけることで
ある。帯電器としては１基でも良いが、出来得れば２基
以上設置することが好ましい。その理由としては２基以
上を直列に設けて１基当りの帯電量を少くすることが均
一帯電化の為により好ましい。
【０００５】本発明において、関係温度７５％〜９５％
の空気を吹付けるということは、空気中に水が湿分の状
態にあって吹付けることによって、結露又は粗大液滴の
発生を防ぎ、一方高湿度の空気とウエブが接触すること
によりウエブの平衡合水率が高まり、ウエブの帯電分布
が、平衡含水率の高まりの中に均一化されるという効果
を得ることである。関係湿度は７５％〜９５％が使用出
来るが、好ましくは８０％〜９０％である。関係湿度が
７５％〜９５％の空気を吹きつけても先の帯電量には殆
ど減少は見られない。
の空気を吹付けるということは、空気中に水が湿分の状
態にあって吹付けることによって、結露又は粗大液滴の
発生を防ぎ、一方高湿度の空気とウエブが接触すること
によりウエブの平衡合水率が高まり、ウエブの帯電分布
が、平衡含水率の高まりの中に均一化されるという効果
を得ることである。関係湿度は７５％〜９５％が使用出
来るが、好ましくは８０％〜９０％である。関係湿度が
７５％〜９５％の空気を吹きつけても先の帯電量には殆
ど減少は見られない。
【０００６】本発明の実施態様を図１を用いて説明する
。図１において連続走行するウエブ１上に塗布液２を注
液器３より塗布する方法において、塗布直前にウエブ１
の背面を、アースロール４で支持して、帯電電極５より
高圧電源６よりの電圧をうけて放電させる。しかる後吹
出チャンバー７より塗布面に対し関係湿度７５％〜９５
％の空気を吹出風速約１０ｍ／ｓｅｃで吹付けた後塗布
注液器３より塗布液２をウエブ１上に塗布するのである
。
。図１において連続走行するウエブ１上に塗布液２を注
液器３より塗布する方法において、塗布直前にウエブ１
の背面を、アースロール４で支持して、帯電電極５より
高圧電源６よりの電圧をうけて放電させる。しかる後吹
出チャンバー７より塗布面に対し関係湿度７５％〜９５
％の空気を吹出風速約１０ｍ／ｓｅｃで吹付けた後塗布
注液器３より塗布液２をウエブ１上に塗布するのである
。
【０００７】本発明について更に説明すると本発明にお
けるコロナ放電電極の材質としては金属、炭素繊維等を
用い、形状としては細線，ブラシ状，ナイフエッジ状，
平板状などを用いることが出来る。その他、本発明に使
用されるウエブとしては、紙、プラスチックフィルム、
レジンコーティッド紙、合成紙等が包含される。プラス
チックフィルムの材質は、たとえば、ポリエチレン，ポ
リプロピレン等のポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル，ポ
リ塩化ビニル，ポリスチレン等のビニル重合体、６，６
−ナイロン，６−ナイロン等のポリアミド、ポリエチレ
ンテレフタレート，ポリエチレン−２，６−ナフタレー
ト等のポリエステル、ポリカーボネート、セルロースト
リアセテート，セルロースダイアセテート等のセルロー
スアセテート等が使用される。またレジンコーティッド
紙に用いる樹脂としては、ポリエチレンを初めとするポ
リオレフィンが代表的であり、片面又は両面ラミネート
したものがある。しかしながら必ずしもこれらに限定さ
れない。又、「塗布液」とは、その用途に応じて種々の
液組成のものが含まれ、例えば写真感光材料におけるよ
うな、感光乳剤層，下塗層，保護層，バック層等の塗布
液；磁気記録媒体におけるような磁性層，下塗層，潤滑
層，保護層，バック層等の塗布液；その他接着剤層，着
色層，防錆層等の塗布液が挙げられ、それら塗布液は水
溶性バインダー又は有機バインダーを含有して成ってい
る。支持体上へ前記の塗布液を付与する方法としてはス
ライドコート，ローラビードコート，スプレーコート，
エクストルージョンコート，カーテンコート等が利用出
来、その他の方法も可能である。
けるコロナ放電電極の材質としては金属、炭素繊維等を
用い、形状としては細線，ブラシ状，ナイフエッジ状，
平板状などを用いることが出来る。その他、本発明に使
用されるウエブとしては、紙、プラスチックフィルム、
レジンコーティッド紙、合成紙等が包含される。プラス
チックフィルムの材質は、たとえば、ポリエチレン，ポ
リプロピレン等のポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル，ポ
リ塩化ビニル，ポリスチレン等のビニル重合体、６，６
−ナイロン，６−ナイロン等のポリアミド、ポリエチレ
ンテレフタレート，ポリエチレン−２，６−ナフタレー
ト等のポリエステル、ポリカーボネート、セルロースト
リアセテート，セルロースダイアセテート等のセルロー
スアセテート等が使用される。またレジンコーティッド
紙に用いる樹脂としては、ポリエチレンを初めとするポ
リオレフィンが代表的であり、片面又は両面ラミネート
したものがある。しかしながら必ずしもこれらに限定さ
れない。又、「塗布液」とは、その用途に応じて種々の
液組成のものが含まれ、例えば写真感光材料におけるよ
うな、感光乳剤層，下塗層，保護層，バック層等の塗布
液；磁気記録媒体におけるような磁性層，下塗層，潤滑
層，保護層，バック層等の塗布液；その他接着剤層，着
色層，防錆層等の塗布液が挙げられ、それら塗布液は水
溶性バインダー又は有機バインダーを含有して成ってい
る。支持体上へ前記の塗布液を付与する方法としてはス
ライドコート，ローラビードコート，スプレーコート，
エクストルージョンコート，カーテンコート等が利用出
来、その他の方法も可能である。
【０００８】
【実施例】エキストルージョンコートの注液器３よりポ
リエチレンテレフタレートのフィルム１００μｍに対し
、塗布液として１１％ゼラチン溶液で粘度３０ｃｐの液
を塗布量５０ｃｃ／ｍ２ で塗布をする際に、帯電させ
、高湿の空気を吹出風速１０ｍ／ｓｅｃで吹付けて塗布
を行った。条件及び結果は表１のとおりである。
リエチレンテレフタレートのフィルム１００μｍに対し
、塗布液として１１％ゼラチン溶液で粘度３０ｃｐの液
を塗布量５０ｃｃ／ｍ２ で塗布をする際に、帯電させ
、高湿の空気を吹出風速１０ｍ／ｓｅｃで吹付けて塗布
を行った。条件及び結果は表１のとおりである。
【０００９】
【表１】
【００１０】
【発明の効果】本発明の塗布方法により従来の結露、液
滴故障及び帯電ムラによる塗布ムラの発生なく塗布速度
を上昇さすことが出来た。
滴故障及び帯電ムラによる塗布ムラの発生なく塗布速度
を上昇さすことが出来た。
【図１】本発明の塗布方法の実施態様を説明するための
１実施例の側面図である。
１実施例の側面図である。
１ ウエブ
２ 塗布液
３ 注液器
４ アースローラ
５ 電極
６ 高圧電源
７ 高湿風吹出しチャンバー
Claims (1)
- 【請求項１】 連続走行する長尺帯状支持体上に塗布
液を塗布する方法において、塗布直前に該長尺帯状支持
体上に帯電器を用いて帯電させ、しかる後に塗布面に対
し関係湿度７５％〜９５％の空気を吹付けた後塗布を行
うことを特徴とする塗布方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3044515A JP2670910B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 塗布方法 |
| US07/743,062 US5340616A (en) | 1990-08-09 | 1991-08-09 | A coating method using an electrified web and increased humidity |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3044515A JP2670910B2 (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 塗布方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04244263A true JPH04244263A (ja) | 1992-09-01 |
| JP2670910B2 JP2670910B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=12693684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3044515A Expired - Lifetime JP2670910B2 (ja) | 1990-08-09 | 1991-01-09 | 塗布方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2670910B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01273220A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コロナ放電処理方法 |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP3044515A patent/JP2670910B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01273220A (ja) * | 1988-04-26 | 1989-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コロナ放電処理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2670910B2 (ja) | 1997-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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