JPH0424365Y2 - - Google Patents

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JPH0424365Y2
JPH0424365Y2 JP13124986U JP13124986U JPH0424365Y2 JP H0424365 Y2 JPH0424365 Y2 JP H0424365Y2 JP 13124986 U JP13124986 U JP 13124986U JP 13124986 U JP13124986 U JP 13124986U JP H0424365 Y2 JPH0424365 Y2 JP H0424365Y2
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JP
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compressor
electric expansion
valve
expansion valve
stopped
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、一台の室外機に複数の室内ユニツト
を接続したマルチ空気調和機に係り、特にその室
内ユニツトの総てが停止されたとき、次の起動が
支障なく行なえるマルチ空気調和機に関するもの
である。
(従来の技術) マルチ空気調和機は、1台の室外機に複数台の
室内ユニツトを接続したものである。これは第3
図に示すように構成されている。bは圧縮機、d
は室外熱交換器、e1〜e3は複数台の室内熱交換
器、g1〜g3は電動膨張弁である。
このマルチ空気調和機において、冷暖運転時、
室内熱交換器e1〜e3(室内ユニツト)が同時に停
止するとき、これらの室内熱交換器e1〜e3内に冷
媒が寝込むのを防止するため、圧縮機bを停止さ
せると共に電動膨張弁g1〜g3を閉じるようにして
いる。なお、f1〜f3は膨張弁で、h1〜h3は電磁弁
である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、室内ユニツトの停止に合せて圧
縮機bを停止させ電動膨張弁g1〜g3を全閉とする
と、冷凍サイクル内の高圧が下がつていないため
第4図に示すように高圧カツトされ、圧縮機b内
圧力が高くなつて、圧縮機bの高圧設定値より高
くなり、次に再起動しようとしても圧縮機bの保
護回路が働いて起動できなくなる問題が生じる。
本考案は、上記事情を考慮してなされたもの
で、上述したマルチ空気調和機において、室内ユ
ニツトを総て停止するときに、室内ユニツト内に
冷媒が寝込まず、しかも圧縮機内圧力が高くなる
ことがないマルチ空気調和機を提供することを目
的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段及び作用) 本考案は上記の目的を達成するために、一つの
室外機に複数の室内ユニツトを接続すると共に、
この各室内ユニツトの冷媒出口と入口にそれぞれ
電磁弁と電動膨張弁とを接続したマルチ空気調和
機において、総ての室内ユニツトの停止時に、圧
縮機のその停止を命令すると共にその圧縮機の停
止を検出する手段と、圧縮機の停止後遅延させて
上記電動膨張弁にその全閉を命令すると共にその
電動膨張弁の全閉を検出する手段と、電動膨張弁
の全閉後上記電磁弁にその全閉を命令する手段と
から成る遅延制御装置を設けたもので、圧縮機を
停止したのちサイクル内の圧力が低くなつたとき
に電磁弁と電動膨張弁を全閉にすることで圧縮機
内圧力が高圧になることがなく再起動が支障なく
行なえるようにしたものである。
(実施例) 以下本考案のマルチ空気調和機の好適一実施例
を添付図面に基づいて説明する。
第1図において、マルチ空気調和機は、主にイ
ンバータ装置1で駆動される圧縮機2と、冷暖房
を切換える四方弁3と、室外機を構成する室外熱
交換機4と、室内ユニツトを構成する複数台の室
内熱交換器5a,5b,5cとからなり、その室
内熱交換器5a,5b,5cの出入口に膨張弁6
a,6b,6c及び電動膨張弁7a,7b,7c
とガス側電磁弁8a,8b,8cが接続される。
また図中9は暖房用膨張弁、10はその膨張弁9
に並列に接続され逆止弁、11はリキツドタン
ク、12はアキユムレータである。
冷房運転時の冷房運転時の冷媒の流れは、圧縮
機2から四方弁3を通り、室外熱交換器4に流れ
て凝縮し、逆止弁10、リキツドタンク11を通
り、電動膨張弁7a,7b,7c及び膨張弁6
a,6b,6cで減圧されたのち室内熱交換器5
a,5b,5cに夫々流れ、そこで蒸発されたの
ち、ガス側電磁弁8a,8b,8cを通し、合流
したのち四方弁3及びアキユムレータ12を介し
て圧縮機2に戻るサイクルとなる。また暖房運転
時の流れは圧縮機2から四方弁3の切換でガス側
電磁弁8a,8b,8cに流れ室内熱交換器5
a,5b,5cで凝縮され膨張弁6a,6b,6
c及び電動膨張弁7a,7b,7cで減圧された
のち、リキツドタンク11に流れ、さらに暖房用
膨張弁9で減圧されたのち室外熱交換器4に流
れ、そこで蒸発されたのち、四方弁及びアキユム
レータ12を介して圧縮機2に戻る流れとなる。
ところで、膨張弁6a,6b,6cは、夫々そ
の室内熱交換器5a,5b,5cの凝縮或いは蒸
発温度で開度制御がなされ、また暖房用膨張弁9
は室外熱交換器4の蒸発温度で開度制御がなされ
る。
電動膨張弁7a,7b,7cは、インバータ装
置1での圧縮機2の運転周波数に応じて開度制御
がなされる。
また、ガス側電磁弁8a,8b,8c及び電動
膨張弁7a,7b,7cは、室内熱交換器5a,
5b,5cに取り付けてある各センサの検出温度
で夫々適宜閉弁制御がなされる。特に電動膨張弁
7a,7b,7cは、閉弁信号を受けると直ちに
全閉となるガス側電磁弁8a,8b,8cと異な
り、閉弁信号を受けても、その時の弁開度から段
階的にその開度を絞つていくため、全閉までに時
間を要する。
このような装置において特に本実施例では、室
内ユニツトが運転スイツチなどにより総て停止さ
れたとき、或いは温度制御により総ての室内ユニ
ツトが同時に停止された場合に働く遅延制御装置
13を設けている。遅延制御装置13は、上記停
止を検出し、シリアル停止信号を圧縮機2のイン
バータ装置1に発信して圧縮機2を停止させると
共に、その圧縮機2の停止信号を受けてこれを検
出する手段と、圧縮機2の停止信号を受けたの
ち、約2〜3秒の遅延時間を置いて電動膨張弁7
a,7b,7cに閉弁信号を発信して電動膨張弁
7a,7b,7cを全閉させると共に、その電動
膨張弁7a,7b,7cの全閉信号を受けてこれ
を検出する手段と、電動膨張弁7a,7b,7c
の全閉信号を受けたのち、直ちにガス側電磁弁8
a,8b,8cに閉弁信号を発信して、これらを
全閉させる手段とから成る。
この遅延制御装置13による作用を第2図によ
り説明する。
先ず、室内ユニツトである室内熱交換器5a,
5b,5cが総て運転されている場合には圧縮機
2はインバータ装置1で空調負荷に応じた周波数
て運転されると共に第2図に示すように所定の圧
力を維持している。この状態で室内ユニツトの総
てが停止される場合、遅延制御装置13は、それ
を受けてインバータ装置1ヘシリアル停止信号を
発信し、圧縮機2を停止する。圧縮機2は、停止
信号を発信したのち、時間t1置いて停止する。こ
の停止を受けて遅延制御装置13はt2時間即ち約
2〜3秒置いて電動膨張弁7a,7b,7cのみ
ならずガス側電磁弁8a,8b,8cを全閉とす
る。
ところで、電動膨張弁7及びガス側電磁弁8に
閉弁信号を同時に与えても、上述したようにガス
側電磁弁8は直ぐに閉じるが、電動膨張弁7は遅
れて閉じるため、同時にこれらの弁を閉じること
ができない。したがつて、単に閉弁信号を共通に
与えたのでは同時に全閉させたいという要請には
応えられない。
しかし、本実施例では電動膨張弁7の全閉を待
つてからガス側電磁弁8を閉じるため、上記要請
に応えることができるのである。しかも電動膨張
弁7a,7b,7cは独自の弁開度で制御されて
いるため、閉弁信号を共通に与えても閉弁時期が
自ずと異なつたものとなるが、各電動膨張弁7
a,7b,7cの全閉信号を遅延制御装置13が
それぞれ受け取り、これらに対応してガス側電磁
弁8a,8b,8cを個別的に閉じるようにすれ
ば電動膨張弁の閉弁時期の相違は問題とはならな
い。
このように圧縮機2が停止してからt2時間遅延
させてこれらの弁を閉じることにより、その間、
図示のように圧力が降下し、全閉としても高圧と
なることを防止することが可能となる。
従つて圧縮機2に再起動する際に圧縮機2内圧
力は設定圧力以下となるため、問題なく起動でき
る。
[考案の効果] 以上詳述してきたことから明らかなように本考
案によれば次のごとき優れた効果を発揮する。
(1) 総ての室内ユニツトを同時に停止する時に圧
縮機を停止すると共にその停止後遅延させて室
内ユニツトの出入口の電動膨張弁のみならずガ
ス側電磁弁を閉じるようにしたので、停止後圧
縮機内圧力が高くなることがなく、高圧カツト
を防止できる。
(2) また、電動膨張弁とガス側電磁弁を同時に閉
じるようにしたので室内ユニツト内への冷媒の
寝込みを有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す冷凍サイクル
図、第2図は本考案において室内ユニツトを停止
する場合の圧力の経時変化を示す図、第3図は従
来例を示す冷凍サイクル図、第4図は従来例にお
いて室内ユニツトを停止した場合の圧力の経時変
化を示す図である。 図中、2は圧縮機、4は室外機を構成する室外
熱交換器、5a,5b,5cは室内ユニツトを構
成する室内熱交換器、7a,7b,7cは電動膨
張弁、8a,8b,8cはガス側電磁弁、13は
遅延制御装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一つの室外機に複数の室内ユニツトを接続する
    と共に、その各室内ユニツトの冷媒出口と入口に
    それぞれ電磁弁と電動膨張弁とを接続したマルチ
    空気調和機において、総ての室内ユニツトの停止
    時に、圧縮機にその停止を命令すると共にその圧
    縮機の停止を検出する手段と、圧縮機の停止後遅
    延させて上記電動膨張弁にその全閉を命令すると
    共にその電動膨張弁の全閉を検出する手段と、電
    動膨張弁の全閉後上記電磁弁にその全閉を命令す
    る手段とから成る遅延制御装置を設けたことを特
    徴とするマルチ空気調和機。
JP13124986U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH0424365Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13124986U JPH0424365Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13124986U JPH0424365Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS6337972U JPS6337972U (ja) 1988-03-11
JPH0424365Y2 true JPH0424365Y2 (ja) 1992-06-09

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