JPH04243446A - キャッシュ登録制御装置 - Google Patents

キャッシュ登録制御装置

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Publication number
JPH04243446A
JPH04243446A JP3017000A JP1700091A JPH04243446A JP H04243446 A JPH04243446 A JP H04243446A JP 3017000 A JP3017000 A JP 3017000A JP 1700091 A JP1700091 A JP 1700091A JP H04243446 A JPH04243446 A JP H04243446A
Authority
JP
Japan
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address
cache
error
parity check
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP3017000A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Miyagawa
宮川 江司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP3017000A priority Critical patent/JPH04243446A/ja
Publication of JPH04243446A publication Critical patent/JPH04243446A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2212/00Indexing scheme relating to accessing, addressing or allocation within memory systems or architectures
    • G06F2212/10Providing a specific technical effect
    • G06F2212/1032Reliability improvement, data loss prevention, degraded operation etc

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はキャッシュ登録制御装置に関し、
特に情報処理装置においてキャッシュメモリへのデータ
の登録を制御するキャッシュ登録制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、キャッシュ登録制御装置においては
、キャッシュを2つのコンパートメントに分割した場合
、夫々のキャッシュ2,3にキャッシュアドレスレジス
タ1からのアドレス101 が入力されると、該アドレ
スから読出されたデータ102,103 が夫々パリテ
ィチェック回路4,5に入力される。パリティチェック
回路4,5ではキャッシュ2,3から読出されたデータ
102,103 のパリティチェックが行われ、パリテ
ィエラーを検出するとエラー信号104,105 がキ
ャッシュデグレード作成回路24に出力される。
【0003】キャッシュデグレード作成回路24はパリ
ティチェック回路4,5からのエラー信号104,10
5 を参照し、パリティチェック回路4,5でパリティ
エラーが検出されていれば、そのキャッシュ2,3をデ
グレードするためのデグレード情報122,123 を
作成して割付コンパートメント決定回路10に送出する
【0004】一方、アクセス履歴索引レジスタ8はキャ
ッシュアドレスレジスタ1からのアドレス101 を保
持し、該アドレスを索引アドレス108 としてコンパ
ートメントアクセス履歴格納バッファ(以下アクセス履
歴格納バッファとする)9に出力する。アクセス履歴格
納バッファ9には各キャッシュ2,3のアクセス履歴が
格納されており、アクセス履歴索引レジスタ8からの索
引アドレス108 が入力されると、該アドレスに対応
するアクセス履歴109 を割付コンパートメント決定
回路10に送出する。
【0005】割付コンパートメント決定回路10はアク
セス履歴格納バッファ9からのアクセス履歴109 と
キャッシュデグレード作成回路24からのデグレード情
報122,123 とを参照し、新規データ登録の際に
登録するキャッシュ2,3を決定する。
【0006】すなわち、あるアドレスxでキャッシュ2
,3を索引したとき、パリティチェック回路4でキャッ
シュ2からのデータ102 にパリティエラーが検出さ
れると、パリティチェック回路4からキャッシュデグレ
ード作成回路24へのエラー信号104 が“1”とな
る。これにより、キャッシュデグレード作成回路24か
ら割付コンパートメント決定回路10へのデグレード情
報122 が“1”となる。このキャッシュデグレード
作成回路24から割付コンパートメント決定回路10へ
のデグレード情報122,123 は一旦“1”になる
と、ずっと“1”が出力され続ける。
【0007】また、キャッシュ2,3に新しいデータを
登録しようとした場合に、アクセス履歴索引レジスタ8
からの索引アドレス108 によってアクセス履歴格納
バッファ9が索引される。その結果、割付コンパートメ
ント決定回路10はアクセス履歴格納バッファ9からの
アクセス履歴109 によってアクセス履歴が古いほう
のキャッシュ2,3にデータを書込もうとするが、キャ
ッシュ2のデグレード情報122 が常に“1”となっ
ているので、常にキャッシュ3がデータを登録するコン
パートメントとして割付けられてしまう。
【0008】このような従来のキャッシュ登録制御装置
では、キャッシュを複数のコンパートメントに分けても
、コンパートメントの数百ワードあるうちの一つのワー
ドだけが故障していても、そのコンパートメントそのも
のがデグレードされてしまうため、性能が低下するとい
う問題があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、キャッシュの性能を向
上させることができるキャッシュ登録制御装置の提供を
目的とする。
【0010】
【発明の構成】本発明によるキャッシュ登録制御装置は
、複数のキャッシュメモリと、前記複数のキャッシュメ
モリ各々に対応して設けられ、前記キャッシュメモリか
ら読出されたデータのパリティチェックを行う複数のパ
リティチェック手段と、前記複数のキャッシュメモリ各
々に対応して設けられ、前記パリティチェック手段によ
ってパリティエラーが検出されたことを示すデグレード
情報を前記キャッシュメモリのアドレス毎に格納する複
数の格納手段と、前記複数のキャッシュメモリに対する
データの書込み時に、その書込みアドレスに対応する前
記複数のキャッシュメモリ各々のアクセス履歴および前
記格納手段に格納された前記デグレード情報に基づいて
前記データを書込むキャッシュメモリを決定するキャッ
シュメモリ決定手段とを有することを特徴とする。
【0011】本発明による他のキャッシュ登録制御装置
は、複数のキャッシュメモリと、前記複数のキャッシュ
メモリ各々に対応して設けられ、前記キャッシュメモリ
から読出されたデータのパリティチェックを行う複数の
パリティチェック手段と、前記パリティチェック手段に
よってパリティエラーが検出されたキャッシュメモリの
デグレード情報を作成するデグレード情報作成手段と、
前記複数のキャッシュメモリに対するデータの書込み時
に、その書込みアドレスに対応する前記複数のキャッシ
ュメモリ各々のアクセス履歴および前記デグレード情報
作成手段からの前記デグレード情報に基づいて前記デー
タを書込むキャッシュメモリを決定するキャッシュメモ
リ決定手段とを有するキャッシュ登録制御装置であって
、前記複数のキャッシュメモリ各々に対応して設けられ
、前記パリティチェック手段によってパリティエラーが
検出されたアドレスを保持する複数のアドレス保持手段
と、前記複数のキャッシュメモリ各々に対応して設けら
れ、前記キャッシュメモリにアクセスするためのアドレ
スと前記アドレス保持手段に保持されたアドレスとの一
致が検出されたときに前記パリティチェック手段の検出
動作を抑止する複数の抑止手段と、前記複数のキャッシ
ュメモリ各々に対応して設けられ、前記キャッシュメモ
リにアクセスするためのアドレスと前記アドレス保持手
段に保持されたアドレスとの一致が検出されたときに該
アドレスのデグレード情報を前記キャッシュメモリ決定
手段に送出する複数の送出手段と、前記複数のキャッシ
ュメモリ各々に対応して設けられ、前記アドレス保持手
段に保持されたアドレス以外のアドレスで前記パリティ
チェック手段によってパリティエラーが検出されたとき
に前記デグレード情報作成手段にエラー情報を通知する
通知手段とを設けたことを特徴とする。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、本発明の一実施例によるキ
ャッシュ登録制御装置はキャッシュデグレード作成回路
24の代りにキャッシュ2,3のアドレス毎にパリティ
チェック回路4,5のパリティチェックの結果をキャッ
シュ2,3各々のデグレード情報として格納するエラー
発生レジスタ6,7を設けた以外は図3に示す従来例と
同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を
付してある。また、それら同一構成要素の動作も従来例
と同様である。
【0014】パリティチェック回路4,5はキャッシュ
アドレスレジスタ1からのアドレス101 によってキ
ャッシュ2,3から読出されたデータ102,103 
にパリティエラーを検出すると、エラー信号104,1
05 をエラー発生レジスタ6,7に出力する。
【0015】エラー発生レジスタ6,7ではパリティチ
ェック回路4,5からのエラー信号104,105 を
キャッシュ2,3各々のデグレード情報としてキャッシ
ュアドレスレジスタ1からのアドレス101 によって
指定される番地に書込む。すなわち、エラー発生レジス
タ6,7はキャッシュ2,3のアドレス毎のデグレード
情報を格納する。
【0016】また、エラー発生レジスタ6,7はアクセ
ス履歴索引レジスタ8からの索引アドレス108 によ
ってアクセスされると、その索引アドレス108 によ
って指定される番地から読出されたデグレード情報10
6,107 を割付コンパートメント決定回路10に出
力する。
【0017】割付コンパートメント決定回路10はアク
セス履歴索引レジスタ8からの索引アドレス108 に
よって読出されたコンパートメントアクセス履歴格納バ
ッファ(以下アクセス履歴格納バッファとする)9から
のアクセス履歴109 およびエラー発生レジスタ6,
7からのデグレード情報106,107 を参照し、新
規データ登録の際に登録するキャッシュ2,3を決定す
る。
【0018】次に、図1を用いて本発明の一実施例の動
作について説明する。まず、キャッシュアドレスレジス
タ1に「a」というアドレスがセットされると、キャッ
シュアドレスレジスタ1からのアドレス101 に「a
」が出力される。このアドレス「a」によってキャッシ
ュ2,3が索引され、キャッシュ2,3のアドレス「a
」から読出されたデータ102,103 がパリティチ
ェック回路4,5に送出される。
【0019】パリティチェック回路4,5ではキャッシ
ュ2,3からのデータ102,103 のパリティチェ
ックが行われる。このとき、パリティチェック回路4が
キャッシュ2からのデータ102 にパリティエラーを
検出すると、パリティチェック回路4からエラー発生レ
ジスタ6へのエラー信号104が“1”となる。よって
、エラー発生レジスタ6のアドレス「a」に“1”が書
込まれる。
【0020】この状態で暫く動作した後に、新規データ
登録のアドレスとして再びアドレス「a」がキャッシュ
アドレスレジスタ1にセットされると、アクセス履歴索
引レジスタ8からの索引アドレス108 によってエラ
ー発生レジスタ6のアドレス「a」が索引される。これ
により、エラー発生レジスタ6のアドレス「a」から読
出されたデグレード情報106 が“1”となるので、
割付コンパートメント決定回路10ではアクセス履歴格
納バッファ9からのアクセス履歴109 がキャッシュ
2のアクセス履歴が古いことを示していても、このアド
レス「a」に関しては新規データ登録のコンパートメン
トとしてキャッシュ3を決定する。
【0021】よって、パリティチェック回路4,5がキ
ャッシュ2,3からのデータ102,103 にパリテ
ィエラーを検出してもキャッシュ2,3そのものがデグ
レードされるのではなく、キャッシュ2,3においてパ
リティエラーが検出されたワードのみがデグレードされ
るため、キャッシュ2,3へのデータ登録量を増大させ
ることができる。これにより、キャッシュ2,3におい
てキャッシュミスヒットとなって図示せぬ主記憶にデー
タを取りにいく確率が低下するため、キャッシュの性能
を向上させることができる。
【0022】図2は本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本発明の他の実施例によ
るキャッシュ登録制御装置は擬似デグレード情報作成回
路11およびオアゲート25,26を設けた以外は図3
に示す従来例と同様の構成となっており、同一構成要素
には同一符号を付してある。また、それら同一構成要素
の動作も従来例と同様である。
【0023】擬似デグレード情報作成回路11のエラー
アドレスレジスタ12,14はパリティチェック回路4
,5からエラー信号104,105 が出力されると、
キャッシュアドレスレジスタ1からのアドレス101 
を格納し、エラーアドレス110,112 を比較器1
6〜19に出力する。
【0024】このとき、エラー発生レジスタ13,15
はパリティチェック回路4,5からのエラー信号104
,105 を格納し、エラー発生信号111,113 
をアンドゲート20〜23に出力する。
【0025】比較器16,17は夫々キャッシュアドレ
スレジスタ1からのアドレス101 とエラーアドレス
レジスタ12,14からのエラーアドレス110,11
2 とを比較する。比較器16,17は一致を検出する
と、抑止信号114,115 をパリティチェック回路
4,5に出力する。この抑止信号114,115 によ
って、パリティチェック回路4,5ではエラーの検出が
抑止される。
【0026】比較器18,19は夫々アクセス履歴索引
レジスタ8からの索引アドレス108 とエラーアドレ
スレジスタ12,14からのエラーアドレス110,1
12 とを比較する。比較器18,19は一致を検出す
ると、擬似デグレード信号116,117 をアンドゲ
ート22,23に出力する。
【0027】アンドゲート20,21はパリティチェッ
ク回路4,5からのエラー信号104,105 とエラ
ー発生レジスタ13,15からのエラー発生信号111
,113 とのアンドをとり、出力信号118,119
 をキャッシュデグレード作成回路24に出力する。
【0028】アンドゲート22,23はエラー発生レジ
スタ13,15からのエラー発生信号111,113 
と比較器18,19からの擬似デグレード信号116,
117 とのアンドをとり、出力信号120,121 
をオアゲート25,26に出力する。
【0029】キャッシュデグレード作成回路24はアン
ドゲート20,21からの出力信号118,119 が
“1”になると、キャッシュ2,3をデグレードするた
めのデグレード情報122,123 をオアゲート25
,26に出力する。このデグレード情報122,123
 は一旦“1”になると、ずっと“1”が出力され続け
る。
【0030】オアゲート25,26はアンドゲート22
,23からの出力信号120,121 とキャッシュデ
グレード作成回路24からのデグレード情報122,1
23 とのオアをとり、デグレード信号124,125
 を割付コンパートメント決定回路10に出力する。
【0031】割付コンパートメント決定回路10はアク
セス履歴格納バッファ9からのアクセス履歴109 と
オアゲート25,26からのデグレード信号124,1
25 とを参照し、新規データ登録の際に登録するキャ
ッシュ2,3を決定する。
【0032】次に、図2を用いて本発明の他の実施例の
動作について説明する。まず、キャッシュアドレスレジ
スタ1に「a」というアドレスがセットされると、キャ
ッシュアドレスレジスタ1からのアドレス101 に「
a」が出力される。このアドレス「a」によってキャッ
シュ2,3が索引され、キャッシュ2,3のアドレス「
a」から読出されたデータ102,103 がパリティ
チェック回路4,5に送出される。
【0033】パリティチェック回路4,5ではキャッシ
ュ2,3からのデータ102,103 のパリティチェ
ックが行われる。このとき、パリティチェック回路4が
キャッシュ2からのデータ102 にパリティエラーを
検出すると、パリティチェック回路4からのエラー信号
104 が“1”となる。エラー信号104 が“1”
になると、擬似デグレード情報作成回路11のエラーア
ドレスレジスタ12にそのアドレス「a」が格納され、
エラー発生レジスタ13に“1”が格納される。
【0034】この状態で暫く動作した後に、新規データ
登録のアドレスとして再びアドレス「a」がキャッシュ
アドレスレジスタ1にセットされると、エラーアドレス
レジスタ12にアドレス「a」が格納されているので、
比較器16は一致を検出して抑止信号114 として“
1”をパリティチェック回路4に出力する。
【0035】パリティチェック回路4ではキャッシュ2
のアドレス「a」から読出したデータ102 にパリテ
ィエラーを検出するが、比較器16からの抑止信号11
4 によってそのエラー検出が抑止される。パリティチ
ェック回路4でエラー検出が抑止されることで、アンド
ゲート20の出力信号118 は“0”のままとなり、
キャッシュデグレード作成回路24からのデグレード情
報122 も“0”のままとなる。
【0036】一方、キャッシュに新規データ登録を行う
ために、キャッシュアドレスレジスタ1からのアドレス
「a」がアクセス履歴索引レジスタ8にセットされるの
で、このアドレス「a」によってアクセス履歴格納バッ
ファ9が索引される。その結果、アクセス履歴109 
がアクセス履歴格納バッファ9から割付コンパートメン
ト決定回路10に送出される。
【0037】このとき、エラーアドレスレジスタ12に
アドレス「a」が格納されているので、比較器18は一
致を検出して擬似デグレード信号116 として“1”
を出力する。これにより、アンドゲート22の出力信号
120 が“1”となって、オアゲート25から割付コ
ンパートメント決定回路10へのデグレード信号124
 が“1”となる。よって、割付コンパートメント決定
回路10においてキャッシュ2がデグレードされている
と判定される。したがって、割付コンパートメント決定
回路10はアクセス履歴格納バッファ9からのアクセス
履歴109 がキャッシュ2のアクセス履歴が古いこと
を示していても、このアドレス「a」に関しては新規デ
ータ登録のコンパートメントとしてキャッシュ3を決定
する。
【0038】次に、新規データ登録のアドレスとしてア
ドレス「b」がキャッシュアドレスレジスタ1にセット
された場合、パリティチェック回路4,5でパリティエ
ラーが検出されなければ、オアゲート25,26から割
付コンパートメント決定回路10へのデグレード信号1
24,125 は“0”のままである。よって、割付コ
ンパートメント決定回路10ではアクセス履歴索引レジ
スタ8からのアドレス「b」によってアクセス履歴格納
バッファ9から読出されたアクセス履歴109 に基づ
いて、アクセス履歴の古いほうのキャッシュ2,3が新
規データ登録のコンパートメントとして決定される。
【0039】さらに、キャッシュアドレスレジスタ1に
アドレス「c」がセットされ、キャッシュ2のアドレス
「c」から読出されたデータ102 にパリティチェッ
ク回路4がパリティエラーを検出した場合、比較器16
では一致が検出されないので、パリティチェック回路4
からのエラー信号104 として“1”がそのまま出力
される。 これにより、アンドゲート20の出力信号118 が“
1”になるため、キャッシュデグレード作成回路24か
らのデグレード情報122 が常時“1”となる。よっ
て、オアゲート25からのデグレード信号124 も常
時“1”となり、新規データ登録の場合に割付コンパー
トメント決定回路10は常にキャッシュ3を新規データ
登録のコンパートメントとして決定する。
【0040】したがって、パリティチェック回路4,5
によってパリティエラーが検出されても、パリティエラ
ーが検出されたアドレスがエラーアドレスレジスタ12
,14に格納されたアドレスであれば、該アドレスのワ
ードのみがデグレードされるので、キャッシュ2,3へ
のデータ登録量が増大する。これにより、キャッシュ2
,3においてキャッシュミスヒットとなって主記憶にデ
ータを取りにいく確率が低下するため、キャッシュの性
能が向上する。
【0041】このように、パリティチェック回路4,5
がキャッシュ2,3からのデータ102,103 にパ
リティエラーを検出したとき、キャッシュ2,3各々の
アドレス毎にデグレード情報をエラー発生レジスタ6,
7に格納しておく。新規データの登録時にそのデータの
書込みアドレスに対応するエラー発生レジスタ6,7か
らのデグレード情報106,107 およびコンパート
メントアクセス履歴格納バッファ9からのアクセス履歴
109 に基づいて割付コンパートメント決定回路10
で新規データを登録するキャッシュを決定するようにす
ることによって、キャッシュ2,3においてパリティエ
ラーが検出されたワードのみがデグレードされるため、
キャッシュ2,3へのデータ登録量を増大させることが
できる。これにより、キャッシュ2,3においてキャッ
シュミスヒットとなって主記憶にデータを取りにいく確
率が低下するため、キャッシュの性能を向上させること
ができる。
【0042】また、パリティチェック回路4,5がキャ
ッシュ2,3からのデータ102,103 にパリティ
エラーを検出した場合、そのパリティエラーが検出され
たアドレスをエラーアドレスレジスタ12,14に格納
しておき、新規データの登録時にそのデータの書込みア
ドレスがエラーアドレスレジスタ12,14に格納され
たアドレスと一致したことが比較器16,17で検出さ
れたときにパリティチェック回路4,5でのエラー検出
を抑止する。同時に、該書込みアドレスがエラーアドレ
スレジスタ12,14に格納されたアドレスと一致した
ことが比較器18で検出されたときに擬似デグレード信
号116,117 を割付コンパートメント決定回路1
0に送出し、この擬似デグレード信号116,117 
およびコンパートメントアクセス履歴格納バッファ9か
らのアクセス履歴109 に基づいて割付コンパートメ
ント決定回路10で新規データを登録するキャッシュを
決定する。さらに、パリティチェック回路4,5がエラ
ーアドレスレジスタ12,14に格納されたアドレス以
外のアドレスによってキャッシュ2,3から読出された
データ102,103 にパリティエラーを検出したと
きにキャッシュデグレード作成回路24にエラー情報を
通知するようにすることによって、パリティチェック回
路4,5がエラーアドレスレジスタ12,14に格納さ
れたアドレスでパリティエラーを検出しても、キャッシ
ュ2,3においてそのワードのみがデグレードされるた
め、キャッシュ2,3へのデータ登録量を増大させるこ
とができる。これにより、キャッシュ2,3においてキ
ャッシュミスヒットとなって主記憶にデータを取りにい
く確率が低下するため、キャッシュの性能を向上させる
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明のキャッシュ
登録制御装置によれば、複数のキャッシュメモリ各々に
対応するパリティチェック回路がパリティエラーを検出
したとき、複数のキャッシュメモリ各々のアドレス毎に
デグレード情報を格納しておき、新規データの登録時に
そのデータの書込みアドレスに対応するデグレード情報
および該書込みアドレスに対応するアクセス履歴に基づ
いて新規データを登録するキャッシュを決定するように
することによって、キャッシュの性能を向上させること
ができるという効果がある。
【0044】また、本発明の他のキャッシュ登録制御装
置によれば、パリティチェック回路がパリティエラーを
検出した場合、そのパリティエラーが検出されたエラー
アドレスを保持しておき、新規データの登録時にそのデ
ータの書込みアドレスと保持されたエラーアドレスとの
一致が検出されたときにパリティチェック回路でのエラ
ー検出を抑止するとともに、デグレード信号を送出して
このデグレード信号と該書込みアドレスに対応するアク
セス履歴とに基づいて新規データを登録するキャッシュ
を決定し、パリティチェック回路が保持されたエラーア
ドレス以外のアドレスでパリティエラーを検出したとき
にキャッシュデグレード作成回路にエラー情報を通知す
るようにすることによって、キャッシュの性能を向上さ
せることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2,3  キャッシュ 4,5  パリティチェック回路 6,7  エラー発生レジスタ 8  アクセス履歴索引レジスタ 9  コンパートメントアクセス履歴格納バッファ10
  割付コンパートメント決定回路11  擬似デグレ
ード情報作成回路 12,14  エラーアドレスレジスタ16〜19  
比較器 21〜23  アンドゲート 24  キャッシュデグレード作成回路25,26  
オアゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のキャッシュメモリと、前記複数
    のキャッシュメモリ各々に対応して設けられ、前記キャ
    ッシュメモリから読出されたデータのパリティチェック
    を行う複数のパリティチェック手段と、前記複数のキャ
    ッシュメモリ各々に対応して設けられ、前記パリティチ
    ェック手段によってパリティエラーが検出されたことを
    示すデグレード情報を前記キャッシュメモリのアドレス
    毎に格納する複数の格納手段と、前記複数のキャッシュ
    メモリに対するデータの書込み時に、その書込みアドレ
    スに対応する前記複数のキャッシュメモリ各々のアクセ
    ス履歴および前記格納手段に格納された前記デグレード
    情報に基づいて前記データを書込むキャッシュメモリを
    決定するキャッシュメモリ決定手段とを有することを特
    徴とするキャッシュ登録制御装置。
  2. 【請求項2】  複数のキャッシュメモリと、前記複数
    のキャッシュメモリ各々に対応して設けられ、前記キャ
    ッシュメモリから読出されたデータのパリティチェック
    を行う複数のパリティチェック手段と、前記パリティチ
    ェック手段によってパリティエラーが検出されたキャッ
    シュメモリのデグレード情報を作成するデグレード情報
    作成手段と、前記複数のキャッシュメモリに対するデー
    タの書込み時に、その書込みアドレスに対応する前記複
    数のキャッシュメモリ各々のアクセス履歴および前記デ
    グレード情報作成手段からの前記デグレード情報に基づ
    いて前記データを書込むキャッシュメモリを決定するキ
    ャッシュメモリ決定手段とを有するキャッシュ登録制御
    装置であって、前記複数のキャッシュメモリ各々に対応
    して設けられ、前記パリティチェック手段によってパリ
    ティエラーが検出されたアドレスを保持する複数のアド
    レス保持手段と、前記複数のキャッシュメモリ各々に対
    応して設けられ、前記キャッシュメモリにアクセスする
    ためのアドレスと前記アドレス保持手段に保持されたア
    ドレスとの一致が検出されたときに前記パリティチェッ
    ク手段の検出動作を抑止する複数の抑止手段と、前記複
    数のキャッシュメモリ各々に対応して設けられ、前記キ
    ャッシュメモリにアクセスするためのアドレスと前記ア
    ドレス保持手段に保持されたアドレスとの一致が検出さ
    れたときに該アドレスのデグレード情報を前記キャッシ
    ュメモリ決定手段に送出する複数の送出手段と、前記複
    数のキャッシュメモリ各々に対応して設けられ、前記ア
    ドレス保持手段に保持されたアドレス以外のアドレスで
    前記パリティチェック手段によってパリティエラーが検
    出されたときに前記デグレード情報作成手段にエラー情
    報を通知する通知手段とを設けたことを特徴とするキャ
    ッシュ登録制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007097026A1 (ja) 2006-02-27 2007-08-30 Fujitsu Limited キャッシュ制御装置およびキャッシュ制御プログラム
US7783939B2 (en) 2004-07-30 2010-08-24 Fujitsu Limited Cache memory, processor, and production methods for cache memory and processor
JP2011507073A (ja) * 2007-12-06 2011-03-03 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 設定可能なウェイの冗長を用いるキャッシュメモリのエラー検出器

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