JPH0424334Y2 - - Google Patents

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JPH0424334Y2
JPH0424334Y2 JP1987132211U JP13221187U JPH0424334Y2 JP H0424334 Y2 JPH0424334 Y2 JP H0424334Y2 JP 1987132211 U JP1987132211 U JP 1987132211U JP 13221187 U JP13221187 U JP 13221187U JP H0424334 Y2 JPH0424334 Y2 JP H0424334Y2
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water
water column
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collision
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、室内に霧を放出して加湿する超音波
加湿器に関する。
(ロ) 従来の技術 一般にこの種の超音波加湿器は、水槽の底部に
設けた超音波振動子を駆動して水面上に水柱を立
ち上がらせ、その水柱の立ち上がりによつて発生
した霧を送風により室内に放出するものである
が、この水柱は約10cmと高く立ち上がるため、機
器の小型を計る上で問題であつた。そこで、この
問題点を解決するために、水槽内に衝突板を設け
て水柱の立ち上がり高さを抑えるように構成した
ものが実公昭55−26748号公報及び実公昭58−
7233号公報にて知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上述した従来技術にあつては、水面上に立ち上
がる噴出水が衝突板に衝突した後、勢いよ水面に
落下するので、落下水の騒音の高い機器になる欠
点があつた。また、樹脂製の霧導出部材と一体に
衝突部を設けた場合には、衝突部が超音波エネル
ギーによつて発熱し、変形する問題があつた。
本考案は上述した事実に鑑みてなされたもので
あり、樹脂製の霧導出部材と一体に設けた衝突部
によつて水柱の立ち上がり高さを抑えて機器の小
型化を図りつつ、騒音が低く、かつ、衝突部の変
形を防止できる超音波加湿器を提供することを目
的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、水槽部を有する加湿器本体と、前
記水槽部の底部に設けた振動子と、この振動子に
よつて水面上に立ち上がる水柱の周囲を囲むよう
に設けた樹脂製の霧導出部材とを備え、この霧導
出部材に前記水柱の上部を衝突させ、水柱高さを
規制する衝突部を一体に設け、この衝突部には金
属板が貼附されているとともに、衝突した水柱の
落下水を前記霧導出部材の側壁に案内する案内体
が取り付けられている構成である。
(ホ) 作用 霧導出部材20に、振動子13によつて水面上
に立ち上がつた水柱14の上部を衝突させる衝突
部27を設けたので、水柱14の立ち上がり寸法
を低く抑えることができ、加湿器本体1の小型化
を促進できる。又、衝突部27には衝突した水柱
14の水を霧導出部材20の側壁に案内する案内
体29を設けたので、落下する水が側壁を伝わつ
て水面に戻るため、水の落下による騒音を減少で
きる。更に又、衝突部27には金属製の保護板2
8が貼附されているので、樹脂製の霧導出部材と
一体に設けた衝突部が超音波エネルギーによつて
発熱し、変形する心配もない。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。1は水槽部2の下部に機器室3を形成した加
湿器本体で、合成樹脂によつて前記水槽部2を一
体整形した円筒状を呈する縦長形状のケーシング
4と、該ケーシング4の下面開口部にビス5によ
つて取付けた略中央部に吸込口6を有する円板状
の底板7にて構成している。前記機器室3内には
送風機8、運転スイツチ9、トランス10及び超
音波発振器11等が収納されており、そして前記
送風機8の駆動によつて機器室3内に吸引された
空気は、送風筒12を通つて前記水槽部2内に供
給される。13は前記水槽部2の底部に水面に対
して傾斜して設けた超音波振動子で、前記超音波
発振器11によつて駆動されて水面上に傾斜状態
の水柱14を立ち上がらせて霧を発生させる。
15は透明のガラス又は合成樹脂にて成形した
給水タンクで、その下部の給水口部16には開閉
弁17を有する給水口キヤツプ18が着脱自在に
取付けてあり、この給水タンク15を前記加湿器
本体1の上部に載置した際に、前記開閉弁17が
水槽部2の突出部19によつて開放され、給水タ
ンク15内の水を水槽部2に補給するようになつ
ている。
20は前記水槽部2に設けた合成樹脂製の霧導
出部材で、前方の側壁21、左右の側壁22,2
3及び後方の側壁24によつて前記水柱14の四
方の周囲を囲むように構成してその内部に霧化室
Xを形成しており、該霧化室Xの上部には霧化室
Xと連通する導出路25及び吹出口26を形成し
ている。27は前記水柱14の上部が衝突する高
さ位置の霧導出部材20の内部に設けた衝突部
で、この衝突部27は前方の側壁21と連続して
内向きに張り出すように霧導出部材20と一体成
形されている。そして、この衝突部27の下面部
に衝突した水柱14の水の殆んどは、前記した前
方の側壁21側へ屈曲するようになつている。前
記衝突部27の下面にはステンレス鋼板製の保護
板28を取付けており、超音波エネルギーにより
衝突部27が発熱して変形するのを防止してい
る。29は衝突部27の下部にその略中央部をビ
ス等の固定具30によつて取付けた案内体で、こ
の案内体29はポリエチレン等の薄板にて形成さ
れ、第3図で示すように彎曲してその両端部が
夫々左右の側壁22,23に当接しており、前記
衝突部27に衝突した水柱14の水の一部は、こ
の案内体29の下面を伝わつて左右の側壁22,
23に導かれる。
尚、図中、31は運転時に点灯して前記給水タ
ンク15を下方より照明するランプ、32は電源
コード、33は運転スイツチ9の操作体、34,
34…は底板7に設けた脚である。
上記構成において、運転スイツチ9を投入する
と、ランプ31が点灯すると共に超音波発生器1
1及び送風機8が駆動し、超音波発振器11によ
る超音波振動子13の振動で水面上に水柱14が
立ち上がつて霧化室X内に霧が発生する。一方、
送風機8の回転で吸込口6を介して機器室3内に
吸引された空気は、トランス10及び超音波発振
器11を冷却した後、送風筒12を通つて水槽部
2内に入り霧化室Xに導入される。そして、霧化
室Xに入り込んだ空気流は霧と合流して吹出口2
6より室内に放出され、室内を加湿する。
ここで、水面上に立ち上がつた水柱14の上部
は衝突部27に衝突し、その水の殆んどば前方の
側壁21側に屈曲してこの側壁21を伝わつて落
下し、水面に戻される。又、衝突部27に衝突し
た水柱14の水の一部は左右に屈曲するが、この
左右に屈曲した水は案内板29の下面を伝わつて
左右の側壁22,23に案内され、その側壁2
2,23を伝わつて水面に戻される。従つて、、
衝突部27を設けて水柱14の立ち上がりを抑え
たにも拘らず、水の落下による騒音を充分低く抑
えることができると共に機器の小型化を計ること
ができる。
尚、実施例では案内体29を衝突部27や保護
板28に対して別部材としたが、衝突部27や保
護板29と一体に成形しても同様な作用効果を有
するものである。
(ト) 考案の効果 本考案は以上説明したように、樹脂製の霧導出
部材に水柱の上部を衝突させ、水柱高さを規制す
る衝突部を一体に設け、この衝突部には金属板が
貼附されているとともに、衝突した水柱の落下水
を前記霧導出部材の側壁に案内する案内体が取り
付けられているので、水柱の立ち上がり寸法を樹
脂製の霧導出部材の衝突部で抑えて機器の小型化
を図りつつ、衝突部に衝突した水柱の落下水を案
内体で霧導出部材の側壁に導いて水の落下による
騒音を減少でき、さらには衝突部が超音波エネル
ギーに変形するのを金属板で防止できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す超音波加湿器
の縦断側面図、第2図は霧導出部材の側面図、第
3図は第2図のA−A′断面図である。 1……加湿器本体、2……水槽部、13……振
動子、14……水柱、20……霧導出部材、2
1,22,23……側壁、27……衝突部、29
……案内体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水槽部を有する加湿器本体と、前記水槽部の
    底部に設けた振動子と、この振動子によつて水
    面上に立ち上がる水柱の周囲を囲むよう設けた
    樹脂製の霧導出部材とを備え、この霧導出部材
    に前記水柱の上部を衝突させ、水柱高さを規制
    する衝突部を一体に設け、この衝突部には金属
    板が貼附されているとともに、衝突した水柱の
    落下水を前記霧導出部材の側壁に案内する案内
    体が取り付けられていることを超音波加湿器。 (2) 案内体は可撓性の薄板を彎曲させたものであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の超音波加湿器。
JP1987132211U 1987-08-28 1987-08-28 Expired JPH0424334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987132211U JPH0424334Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

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JP1987132211U JPH0424334Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

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JPS6441030U JPS6441030U (ja) 1989-03-10
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CN211011756U (zh) * 2019-08-01 2020-07-14 广东美的环境电器制造有限公司 盒盖、水盒、加湿装置及吹风设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63263336A (ja) * 1987-04-22 1988-10-31 Matsushita Seiko Co Ltd 超音波加湿機

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