JPH04243302A - 高周波平面回路モジュール - Google Patents

高周波平面回路モジュール

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JPH04243302A
JPH04243302A JP3015739A JP1573991A JPH04243302A JP H04243302 A JPH04243302 A JP H04243302A JP 3015739 A JP3015739 A JP 3015739A JP 1573991 A JP1573991 A JP 1573991A JP H04243302 A JPH04243302 A JP H04243302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planar circuit
high frequency
circuit module
case
plane circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3015739A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Yabe
谷邉 範夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波平面回路モジュー
ルに関する。
【0002】近年、急速に発展したIC製造技術や印刷
配線板のパターン成形技術を応用することにより、マイ
クロ波、ミリ波帯の高周波回路においても、アルミナセ
ラミックス等の誘電体基板上にストリップパターンを形
成し、半導体部品を実装してなるハイブリッドMIC、
あるいはシリコンやガリウム・ひ素等の半導体基板上に
能動回路素子を一体的に形成してなるモノリシックMI
C等が用いられるようになってきた。
【0003】そして、これらのMICは単独であるいは
他のMIC等と複合されて金属からなるベース基板上に
配置され、このベース基板の端部にマイクロストリップ
線路からなる接続端子等を配置して高周波平面回路モジ
ュールとされる。この高周波平面回路モジュールは、筐
体等に他の高周波平面回路モジュールとともに、それぞ
れの接続端子が隣接するように実装・配置され、金リボ
ン等で接続されて使用される。このような高周波平面回
路モジュールにおいては、筐体等に実装した際に他の高
周波平面回路モジュールとの接続における整合性が重要
であり、相対する接続端子の位置を厳密に確定する必要
がある。
【0004】
【従来の技術】図4は従来の高周波平面回路モジュール
の構成を示す斜視図、図5は同じく一部破断側面図であ
る。同図において、1は整合回路や能動素子をガリウム
・ひ素(Ga・As)等からなる半導体基板に一体形成
してなるMMICであり、2は誘電体基板上にストリッ
プパターンが形成されてなるマイクロ波平面回路である
。3はその隅部近傍に4つの取付フランジ部3a,3b
を有する金属パッケージ(本願明細書中においては、ベ
ース基板ともいう)であり、この金属パッケージ3は無
酸素銅からなり、その表面は一様に金メッキされている
【0005】この取付フランジ部3a,3bの部分は、
MMIC1等が実装される面と反対側の面において、切
欠かれて段差状に形成されている。
【0006】MMIC1及びマイクロ波平面回路2の裏
面には、アースパターンが一様に形成されており、MM
IC1は銅・タングステン(Cu・W)焼結金属からな
る板状部材にそのアース面が、金・錫(Au・Sn)等
のロー材により接着されている。これらMMIC1及び
マイクロ波平面回路2は金属パッケージ3上に配列され
、接着・固定されている。
【0007】金属パッケージ3の両端縁部近傍には、マ
イクロストリップ線路からなる接続端子5がそれぞれ配
置され、MMIC1、マイクロ波平面回路2及び接続端
子5はそれぞれ順次金リボン等により接続されている。 6はMMIC1等にバイアス電圧を印加する等に使用さ
れる端子である。また、金属パッケージ3のMMIC1
等が実装される部分の周囲には、側壁部7がその全周に
渡って形成されており、MMIC1等を実装した後に、
蓋(図示せず)により封止されるようになっている。
【0008】このような構成の高周波平面回路モジュー
ルは、他の高周波平面回路モジュールとともに、それぞ
れの接続端子5が隣接するように筐体9に配置され、金
属パッケージ3の取付フランジ部3a,3bをそれぞれ
ねじ8により筐体9に固定して実装される。それぞれの
高周波平面回路モジュールはその接続端子5が金リボン
等により接続されることにより電気的に接続される。
【0009】上述したような高周波平面回路モジュール
においては、筐体9に実装された際に、他の高周波平面
回路モジュールとの整合性が重要であり、相対する接続
端子5が厳密な位置関係となるように筐体9に実装され
る必要があり、金属パッケージ3の接続端子5が配置さ
れた部分の裏面側が筐体9に確実に密着するような構成
でなくてはならない。また、金属パッケージ3のMMI
C1等が実装される部分(以下ベース部ともいう)は放
熱特性等の観点から同様に筐体9に密着させる必要があ
る。このため、従来は、金属パッケージ3の取付フラン
ジ部3a,3bの部分を切欠いて段差状に形成し、筐体
9に実装したときにこの部分は筐体9に接触しないよう
にすることにより、金属パッケージ3のベース部を筐体
9に密着させるようにしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
は、適用される周波数が比較的低いものについては有効
であるものの、適用される周波数が高くなってくると、
これに伴い高周波平面回路モジュールも小型化し、その
構成部品である金属パッケージの高周波平面回路部品が
実装される部分の厚さも適用される高周波信号の伝送特
性により制限され、薄型化してきている。
【0011】このような金属パッケージの薄型化に伴い
、図6に示されているように、金属パッケージ3に円弧
状の反りが生じ、接続端子5の位置が確定しないことか
ら、最も重要な他の高周波平面回路モジュールとの整合
性が悪いという問題が生じた。尚、この場合における曲
げモーメントによる応力分布が図7に示されている。 金属パッケージの薄型化に伴いその構成上当然に生じる
問題であることがわかる。尚、同図において、Pはねじ
締結された際に金属パッケージに作用する荷重を示し、
R1 ,R2 は支点、即ち、ベース部の両端部の位置
である。支点R1 ,R2 から荷重Pが作用する位置
までの距離をl1 とすると、金属パッケージ3のベー
ス部に生じる曲げモーメントMは、M=Pl1 となる
【0012】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、実装時に変形が少なく、他の高周波平面回路
モジュールとの整合性を向上することができる高周波平
面回路モジュールを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】高周波平面回路が形成さ
れた平面回路部品をベース基板上に固着・配置し、該ベ
ース基板の両端部近傍に入出力端子を配置し、該ベース
基板の隅部近傍に該入出力端子を挟んで一対の取付フラ
ンジ部を、実装時に筐体から離間した状態となるように
形成し、該取付フランジ部をそれぞれねじ締結すること
により、筐体に実装するようにした高周波平面回路モジ
ュールにおいて、前記取付フランジ部の筐体との対向面
側の前記ねじ締結される部分の外側に、実装時に筐体に
当接する突起部を設けて構成する。
【0014】
【作用】本発明によると、取付フランジ部の筐体との対
向面側のねじ締結される部分の外側に、実装時に筐体に
当接する突起部を設けて構成しているので、ねじ締結し
た際に、ベース基板の平面回路部品が実装される部分(
ベース部)の両端部とそれぞれ対応する突起部との間で
生じる曲げモーメントは、ベース基板の平面回路部品が
実装される部分の両端部間で生じる曲げモーメントと反
対方向となり、ベース基板の平面回路部品が実装される
部分に発生する曲げモーメントが緩和され、ベース基板
の反りの発生が少なくなり、これにより他の高周波平面
回路モジュールとの整合性を向上することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
することにする。図1は本発明実施例に係る高周波平面
回路モジュールの構成を示す斜視図、図2は同じく一部
破断側面図である。同図において、図4及び図5を参照
して説明した従来の高周波平面回路モジュールと同一の
構成部分については同一の番号を付して説明することに
する。
【0016】1は整合回路や能動素子をガリウム・ひ素
(Ga・As)等からなる半導体基板に一体成形してな
るMMICであり、2は誘電体基板上にストリップパタ
ーンが形成されてなるマイクロ波平面回路である。3は
その隅部近傍に4つの取付フランジ部3a,3bを有す
る金属パッケージ(ベース基板)であり、この取付フラ
ンジ部3a,3bにはそれぞれねじ挿入用の貫通孔が形
成されており、これら貫通孔の近傍はその断面が凹とな
るように切欠かれており、その先端部に突起部4が形成
されている。金属パッケージ3は無酸素銅からなり、そ
の表面は一様に金メッキされている。
【0017】MMIC1及びマイクロ波平面回路2の裏
面には、アースパターンが一様に形成されており、MM
IC1は銅・タングステン(Cu・W)焼結金属からな
る板状部材(図示せず)にそのアース面が、金・錫(A
u・Sn)等のロー材により接着され、これらMMIC
1及びマイクロ波平面回路2は金属パッケージ3上に配
列され、接着・固定されている。
【0018】金属パッケージ3の両端縁部近傍にはマイ
クロストリップ線路からなる接続端子5がそれぞれ配置
され、MMIC1、マイクロ波平面回路2及び接続端子
5はそれぞれ順次金リボン等により接続されている。6
はMMIC1等にバイアス電圧を印加する等に使用され
る端子である。また、金属パッケージ3のMMIC1等
が実装される部分の周囲には、側壁部7がその全周に渡
って形成されており、MMIC1等を実装した後に、蓋
(図示せず)により封止されるようになっている。
【0019】高周波平面回路モジュールは、他の高周波
平面回路モジュールとともに、それぞれの接続端子5が
隣接するように筐体9に配置され、金属パッケージ3の
取付フランジ部3a,3bをそれぞれねじ8により筐体
9に固定して実装される。それぞれの高周波平面回路モ
ジュールはその接続端子5が金リボン等により接続され
ることにより電気的に接続される。
【0020】この構成における実装時の曲げモーメント
による応力分布が図3に示されている。同図において、
Pはねじ締結された際に金属パッケージ3に作用する荷
重を示し、R1 ,R2 ,R3 ,R4は支点、即ち
、金属パッケージ3のMMIC1等が実装される部分(
ベース部)の両端部(R1 ,R2 )、突起部4(R
3 ,R4 )の位置である。支点R1 ,R2 から
荷重Pが作用する位置までの距離をl1 とし、支点R
3 ,R4 から荷重Pが作用する位置までの距離をl
2 とすると、金属パッケージ3のMMIC1等が実装
される部分に生じる曲げモーメントMは、l1 >l2
 として、M=P(l1 −l2)となる。従来技術に
おける曲げモーメントによる応力分布を示す図7と比較
すると明らかなように、従来技術においては、M=Pl
1 であるから、発生する曲げモーメントが小さくなる
ことが容易に理解できる。
【0021】このように、本実施例によれば、金属パッ
ケージ3のMMIC1等が実装される部分に生じる曲げ
モーメントが小さいから、高周波平面回路モジュールを
筐体9に実装した際に、反りの発生が少なくなり、接続
端子5の位置が確定され、他の高周波平面回路モジュー
ルとの整合性を大幅に向上することができる。この構成
により、適用される周波数が高くなり、金属パッケージ
3を薄型化する必要がある場合においても、他の高周波
平面回路モジュールとの整合性が良好な高周波平面回路
モジュールを提供することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、高周波平面回路モジュールを筐体に実装した際に、
ベース基板の平面回路部品が実装される部分に生じる曲
げモーメントが小さくなり、ベース基板に発生する反り
が減少し、接続端子の位置の確定が容易となり、他の高
周波平面回路モジュールとの整合性を向上することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明実施例の一部破断側面図である。
【図3】本発明実施例における曲げモーメントによる応
力分布を示す図である。
【図4】従来技術の構成を示す斜視図である。
【図5】従来技術の一部破断側面図である。
【図6】従来技術の問題点を示す図である。
【図7】従来技術における曲げモーメントによる応力分
布を示す図である。
【符号の説明】
1  MMIC 2  マイクロ波平面回路 3  金属パッケージ(ベース基板) 3a,3b  取付フランジ部 4  突起部 5  接続端子 9  筐体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高周波平面回路が形成された平面回路
    部品(1,2) をベース基板(3) 上に固着・配置
    し、該ベース基板(3) の両端部近傍に入出力端子(
    5) を配置し、該ベース基板(3) の隅部近傍に該
    入出力端子(5) を挟んで一対の取付フランジ部(3
    a,3b) を、実装時に筐体(9) から離間した状
    態となるように形成し、該取付フランジ部(3a,3b
    ) をそれぞれねじ締結することにより、筐体(9) 
    に実装するようにした高周波平面回路モジュールにおい
    て、前記取付フランジ部(3a,3b) の筐体(9)
     との対向面側の前記ねじ締結される部分の外側に、実
    装時に筐体(9) に当接する突起部(4) を設けた
    ことを特徴とする高周波平面回路モジュール。
JP3015739A 1991-01-17 1991-01-17 高周波平面回路モジュール Withdrawn JPH04243302A (ja)

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JP3015739A JPH04243302A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 高周波平面回路モジュール

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JPH04243302A true JPH04243302A (ja) 1992-08-31

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001079686A1 (fr) * 2000-04-18 2001-10-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Pompe haute pression et sa structure de montage
JP2017098458A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 京セラ株式会社 半導体素子パッケージおよび半導体装置

Cited By (3)

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WO2001079686A1 (fr) * 2000-04-18 2001-10-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Pompe haute pression et sa structure de montage
US7114928B2 (en) 2000-04-18 2006-10-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha High-pressure fuel pump and assembly structure of high-pressure pump
JP2017098458A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 京セラ株式会社 半導体素子パッケージおよび半導体装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514