JPH04242703A - フレネルレンズ - Google Patents

フレネルレンズ

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JPH04242703A
JPH04242703A JP6412291A JP6412291A JPH04242703A JP H04242703 A JPH04242703 A JP H04242703A JP 6412291 A JP6412291 A JP 6412291A JP 6412291 A JP6412291 A JP 6412291A JP H04242703 A JPH04242703 A JP H04242703A
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JP
Japan
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fresnel lens
glass plate
lens body
fresnel
resin
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JP6412291A
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Michiro Tsuchida
土田 道郎
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NIPOTSUKUSU KK
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NIPOTSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフレネルレンズに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフレネルレンズとしては、例えば
、図9と図11に示すものがある。図9に示すフレネル
レンズL6 は、プラスチック製のフレネルレンズ本体
31の非球面32に反射層33を設け、前記非球面32
の反対側の面にハードコーティング層34を設けた構造
のものである。
【0003】このフレネルレンズL6 は、次の手順で
作られる。まず、図10のように、下型であるフレネル
レンズ型35にプラスチックの板材P1 (厚さ0.7
mm)を入れ、加熱して軟らかくする。軟らかくなった
ところで上型37を降下させて上記板材P1 を加圧成
形する。 冷却後、得られた成形体、すなわちフレネルレンズ本体
31をフレネル型から取り出し、その非球面32にアル
ミニウム等のスパッタリング処理を施して反射層33を
設ける。最後に、非球面32の反射側の面にハードコー
ティング層34を設ける。
【0004】一方、図11に示すフレネルレンズL7 
は、プラスチック板38の一方の面に光硬化樹脂よりな
るフレネルレンズ本体39を一体に設け、この非球面4
0に反射層41を、前記プラスチック板38の他方の面
にハードコーティング層42をそれぞれ設けた構造のも
のである。
【0005】このフレネルレンズL7 の製造手順は次
のとおりである。まず、図12に示すように、前記フレ
ネルレンズ本体39の非球面40の転写面43を有する
フレネル型44の前記転写面43に、光硬化樹脂P2 
を塗布し、その上にプラスチック板38を載せる。そし
て、光硬化樹脂P2 に紫外線を照射してこれを硬化さ
せる。 硬化後、得られたプラスチック板38と一体の成形体、
すなわちフレネルレンズ本体39をフレネル型44から
取り出し、その非球面40にアルミニウム等のスパッタ
リング処理を施して反射層41を設ける。最後に、プラ
スチック板38の上にハードコーティング層42を設け
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のフレ
ネルレンズL6 ,L7 には、次のような問題があっ
た。
【0007】(1)フレネルレンズL6 におけるプラ
スチックの板P1 を成形してなるフレネルレンズ本体
31も、フレネルレンズL7 におけるプラスチック板
38も、文字通り樹脂で造られているので、そのままで
は、それら31,38の表面を資料台として使用できな
い。 軟らかくして(鉛筆硬度で1Hぐらい)傷が付き易いか
らである。そこで、両フレネルレンズL6 ,L7 で
は、上述のように、ハードコーティング層34,42を
設けて上記表面を保護するようにしている。しかし、こ
のことは、フレネルレンズL6 ,L7 の製造にハー
ドコーティング処理工程が不可欠であることを意味し、
その分、製造コストが高くなっている。また、折角のハ
ードコーティング層34も鉛筆硬度で5H程度で、なお
充分とはいえない。
【0008】(2)フレネルレンズL6 ,L7 は、
上述のように、いずれも樹脂でできていて、その性質上
、屈折率が低いので、投影機に使用した場合、投影像に
ゴースト(二重像)を生ずる。
【0009】(3)フレネルレンズL6 の製造過程に
おいて、フレネルレンズ本体31に真空層の中でスパッ
タリング処理を施したあと、またフレネルレンズL7 
の製造過程において、プラスチック板38と一体のフレ
ネルレンズ本体39に真空槽の中でスパッタリング処理
を施したあと、これを大気中に取り出すと、スパッタリ
ング処理を施した非球面32,40(反射層33,41
)側は、これに拘束されて伸びないが、この反対の面側
は伸びて、カーリングする。これは、真空槽の中で含水
率がほぼ零になっていた上記フレネルレンズ本体31と
プラスチック板38およびこれと一体のフレネルレンズ
39が吸湿して膨張するためである。その結果、両レン
ズL6 ,L7 を投影機に使用した場合、投影像にゆ
がみが生ずる。
【0010】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、製造コストが安く、資料
台としても充分な硬度を有するとともに、投影像にゴー
ストやゆがみを生ずるおそれのないフレネルレンズを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)この発明が提供す
る第1のフレネルレンズは、ガラス板と、その片面に光
硬化樹脂で一体成形したフレネルレンズ本体と、その非
球面に金属のスパッタリング処理によって形成した反射
層とより構成したものである。
【0012】(2)この発明が提供する第2のフレネル
レンズは、ガラス板と、その片面に熱硬化樹脂で一体成
形したフレネルレンズ本体と、その非球面に金属のスパ
ッタリング処理によって形成した反射層とより構成した
ものである。
【0013】(3)この発明が提供する第3のフレネル
レンズは、非球面に金属スパッタリング処理によって反
射層を形成した樹脂製のフレネルレンズ本体と、このフ
レネルレンズ本体に反射層側から貼り付けたガラス板と
より構成したものである。
【0014】(4)この発明が提供する第4のフレネル
レンズは、樹脂製のフレネルレンズ本体と、このフレネ
ルレンズ本体に非球面またはその背面側から貼り付けた
ガラス板とより構成したものである。
【0015】(5)この発明が提供する第5のフレネル
レンズは、アルミニウム板と、その片面に樹脂で一体成
形したフレネルレンズ本体と、その非球面に金属のスパ
ッタリング処理によって形成した反射層と、フレネルレ
ンズ本体に反射層側から貼り付けたガラス板とより構成
したものである。
【0016】
【作用】(1)上記第1〜第5のフレネルレンズは、そ
のガラス板をそのまま資料台として使用することができ
るので、従来行っていたハードコーティング処理が不要
になる。したがって、その分フレネルレンズの製造工数
が減る。また、ガラス板は、その硬度が従来のハードコ
ーティング層のそれより充分に大きいので、資料台とし
て長期間使用しても傷が付くおそれはない。
【0017】(2)上記第1〜第5のフレネルレンズは
、そのガラス板の屈折率が樹脂のそれより高いので、投
影機に使用した場合、投影像にゴースト(二重像)は殆
ど生じない。
【0018】(3)第1,第2および第5のフレネルレ
ンズにおけるフレネルレンズ本体は、真空槽において、
その非球面にスパッタリング処理をしたあと、同真空槽
から大気中に取り出すと、樹脂でできているから、吸湿
して膨張する。しかし、その膨張は第1,第2のフレネ
ルレンズの場合は、ガラス板に、第5のフレネルレンズ
の場合は、アルミニウム板に拘束されるので、フレネル
レンズ本体にカーリングは生じない。このため、上記第
1,第2および第5のフレネルレンズを投影機に使用し
た場合、投影像にゆがみが生じない。
【0019】第3のフレネルレンズにおけるフレネルレ
ンズ本体も、真空槽において、非球面にスパッタリング
処理したあと、大気中に取り出すと、樹脂でできている
から吸湿して膨張する。しかし、その膨張によるフレネ
ルレンズ本体のカーリングは、貼り付けたガラス板に拘
束され、かつ矯正される。また、第3のフレネルレンズ
は反射式のものであり、光はフレネルレンズ本体部分を
通らないので、フレネルレンズ本体のカーリングは、こ
の部分の厚さを充分に大きくすることで防止できる。し
たがって、第3のフレネルレンズを投影機に使用した場
合も、投影機にゆがみが生じない。
【0020】第4のフレネルレンズにおけるフレネルレ
ンズ本体は、スパッタリング処理を施さないので、同処
理後の吸湿による膨張の問題はないが、樹脂でできてい
るから吸湿、乾燥による変形はある程度避けられない。 しかし、この変形は貼り付けたガラス板によって、矯正
されるので、投影機に使用しても投影像にゆがみが生ず
るおそれはない。
【0021】
【実施例】(実施例1)図1は第1のフレネルレンズの
実施例を示したものである。この実施例のフレネルレン
ズL1 は、同図に示すように、ガラス板1の片面に光
硬化樹脂で一体成形されたフレネルレンズ本体2の非球
面3に、アルミニウムのスパッタルング処理によって成
形した反射層4を設けた構造のものである。
【0022】その構造手順は次のとおりである。 (1)まず、図2に示すように、最終的に得られるフレ
ネルレンズL1 の非球面3の転写面5を有するフレネ
ル型6の前記転写面5に、光硬化樹脂7を塗布する。塗
布厚は、この実施例では、180μであるが、160〜
200μの範囲が実用範囲である。
【0023】(2)塗布した光硬化樹脂7の上に、図2
のような、ガラス板1を載せる。この実施例では、厚さ
0.7mmのものを使用したが、0.5〜1.0mmの
範囲が実用範囲である。
【0024】(3)光硬化樹脂7に紫外線を照射して硬
化させ、ガラス板1と一体のフレネルレンズ本体2を成
形する。
【0025】(4)ガラス板1と一体のフレネルレンズ
本体2をフレネル型6から取り出し、その非球面3にア
ルミニウムのスパッタリング処理を施して反射層4を形
成する。
【0026】次に、上記構成に基づく作用を説明する。 (1)上記フレネルレンズL1 のガラス板1は、その
まま投影機の資料台として使用することができるので、
従来不可欠であったハードコーティング処理が不要にな
る。このため、それだけフレネルレンズL1 の製造工
数が減る。また、上記ガラス板1の硬度は、従来のハー
ドコーティング層のそれより大きいので、資料台として
長時間使用しても、傷が付くおそれはない。
【0027】(2)上記フレネルレンズL1 は、これ
を構成するガラス板1の屈折率が従来のフレネルレンズ
の素材である樹脂のそれより高いので、投影機に使用し
た場合、投影像にゴースト(二重像)は殆ど生じない。
【0028】(3)ガラス板1に一体成形されたフレネ
ルレンズ本体2は、真空槽において、その非球面3にス
パッタリング処理をしたあと、同真空槽から大気中に取
り出すと、光硬化樹脂でできているから、吸湿して膨張
する。しかし、その膨張は硬いガラス板1に拘束され、
フレネルレンズ本体2にカーリンは生じない。このため
、上記フレネルレンズL1 を投影機に使用した場合、
投影像にゆがみが生ずるようなことはない。
【0029】(実施例2)図3は第2のフレネルレンズ
の実施例を示す。この実施例のフレネルレンズL2 は
、同図に示すように、ガラス板1の片面に熱硬化樹脂で
一体成形されたフレネルレンズ本体8の非球面9に、ア
ルミニウムのスパッタリング処理によって形成した反射
層4を設けた構造のものである。
【0030】このレンズL2 の製造手順は、実施例1
との比較で言えば、次の点が異なる。すなわち、実施例
1では、光硬化樹脂を使用し、これを紫外線で硬化させ
るが、実施例2においては、熱硬化樹脂を使用し、これ
を熱で硬化させる。この他は実施例1と同じで、同様に
説明することができる。作用効果も実施例1のそれと本
質的に異なるところはない。
【0031】(実施例3)図4は第3のフレネルレンズ
の実施例を示す。この実施例のフレネルレンズL3 は
、同図に示すように、非球面10にアルミニウムのスパ
ッタリング処理によって反射層11を形成した熱硬化樹
脂製のフレネルレンズ本体12と、このフレネルレンズ
本体12に反射層11の上から貼り付けたガラス板13
とより構成されている。
【0032】その製造手順は次のとおりである。 (1)まず、図5に示すように、最終的に得られるフレ
ネルレンズL3 の非球面10の転写面4を有するフレ
ネル型15に熱硬化樹脂板16(厚さ1.0mm)を入
れ、加熱して軟らかくする。
【0033】(2)軟化したところで、上型17を降下
させて上記樹脂板16を加圧成形する。
【0034】(3)冷却後、得られた成形体、すなわち
フレネルレンズ本体12をフレネル型15から取り出し
、その非球面10にアルミニウムのスパッタリング処理
を施して反射層11を設ける。
【0035】(4)最後に、フレネルレンズ本体12に
ガラス板13を反射層11の上から貼り付ける。このと
き、ガラス板13はフレネルレンズ本体12の周面に貼
り付けられる。
【0036】次に上記構成に基づく作用を説明する。 (1)上記フレネルレンズL3 のガラス板13は、そ
のまま投影機の資料台として使用することかできるので
、従来不可欠であったハードコーティング処理が不要に
なる。このため、それだけフレネルレンズL3 の製造
工数が減る。また、上記ガラス板13の硬度は、従来の
ハードコーティング層のそれより大きいので、資料台と
して長時間使用しても、傷が付くおそれはない。
【0037】(2)上記フレネルレンズL3 は、これ
を構成するガラス板13の屈折率が従来のフレネルレン
ズの素材である樹脂のそれより高いので、投影機に使用
した場合、投影像にゴースト(二重像)は殆ど生じない
【0038】(3)フレネルレンズ本体12は、真空層
において、非球面10にスパッタリング処理したあと、
大気中に取り出すと、熱硬化樹脂でできているから、吸
湿して膨張する。しかし、その膨張によるフレネルレン
ズ本体12のカーリングは貼り付けたガラスに拘束され
、かつ矯正される。
【0039】また、フレネルレンズL3 は反射式のレ
ンズであり、光はレンズ本体12部分は通らないので、
同本体12のカーリングは、この部分を充分に厚くする
ことで防止される。このため、上記フレネルレンズL3
 を投影機に使用した場合、投影像にゆがみが生ずるお
それはない。
【0040】(実施例4)図6は第4のフレネルレンズ
の実施例を示す。この実施例のフレネルレンズL4 は
、光透過式のもので、同図に示すように、熱硬化樹脂製
のフレネルレンズ本体18と、このフレネルレンズ本体
18に非球面19側から貼り付けたガラス板20とより
構成されている。
【0041】フレネルレンズL4 の製造手順は、実施
例3との比較で言えば、次の点が異なる。すなわち、実
施例3では、フレネルレンズ本体12に反射層11を設
けたが、実施例4においては、これを設けないで、ガラ
ス板20をフレネルレンズ本体18に直接貼り付ける。 その他は実施例3と同じで、同様に説明できる。
【0042】実施例4におけるフレネルレンズ本体18
は、スパッタリング処理を施さないので、実施例1〜3
におけるようなスパッタリング処理後の吸湿による膨張
の問題は生じない。とはいえ、フレネルレンズ本体18
は、樹脂でできているので、吸湿、乾燥による変形はあ
る程度避けられない。しかし、この実施例では、上記変
形は貼り付けたガラス板20によって矯正される。この
他の作用効果は実施例1,2の場合と本質的に同じであ
る。
【0043】なお、上記ガラス板20は、フレネルレン
ズ本体18の背面、すなわち非球面19の反対側の面に
貼り付けてもよい。
【0044】(実施例5)図7は第5のフレネルレンズ
の実施例を示したものである。この実施例のフレネルレ
ンズL5 は、同図に示すように、アルミニウム板21
の片面に熱硬化樹脂で一体成形されたフレネルレンズ本
体22の非球面23に、アルミニウムのスパッタリング
処理によって形成した反射層24を設け、かつ前記フレ
ネルレンズ本体22に反射層側からガラス板25を貼り
付けた構造のものである。
【0045】その製造手順は次のとおりである。 (1)まず、図8に示すように、下型26にアルミニウ
ム板21をセットし、その上に熱硬化樹脂板27(厚さ
1.0mm)を入れ、加熱して軟らかくする。
【0046】(2)軟化したところで、フレネルレンズ
L5 の非球面23の転写面28を有するフレネル型(
上型)29を降下させて上記樹脂板27を加圧成形する
【0047】(3)冷却後、得られた成形体、すなわち
フレネルレンズ本体22をフレネル型29から取り出し
、その非球面23にアルミニウムのスパッタリング処理
を施して反射層24を設ける。
【0048】(4)最後に、フレネルレンズ本体22に
ガラス板25を反射層24の上から貼り付ける。このと
き、ガラス板25はフレネルレンズ本体23の周面に貼
り付けられる。
【0049】次に上記構成に基づく作用を説明する。 (1)上記フレネルレンズL5 のガラス板25は、そ
のまま投影機の資料台として使用することができるので
、従来不可欠であったハードコーティング処理が不要に
なる。このため、それだけフレネルレンズL5 の製造
工数が減る。また、上記ガラス板25の硬度は、従来の
ハードコーイング層のそれより大きいので、資料台とし
て長時間使用しても、傷か付くおそれはない。
【0050】(2)上記フレネルレンズL5 は、これ
を構成するガラス板25の屈折率が従来のフレネルレン
ズの素材である樹脂のそれより高いので、投影機に使用
した場合、投影像にゴースト(二重像)は殆ど生じない
【0051】(3)アルミニウム板21に一体成形され
たフレネルレンズ本体22は、真空槽において、その非
球面23にスパッタリング処理をしたあと、同真空槽か
ら大気中に取り出すと、熱硬化樹脂でできているから、
吸湿して膨張する。しかし、その膨張は硬いアルミニウ
ム板21に拘束され、さらにガラス板25によっても拘
束されるから、フレネルレンズ本体23にカーリングは
生じない。このため、上記フレネルレンズL5 を投影
機に使用した場合、投影像にゆがみが生ずるようなこと
はない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、ガラス板またはアルミニウム板の片面に光(熱)硬化
樹脂製のフレネルレンズ本体を一体成形した構造とした
ので、また、ガラス板とフレネルレンズ本体を一体に貼
り付けた構造としたので、製造コストが安く、資料台と
しても充分な硬度を有するとともに、投影像にゴースト
(二重像)やゆがみを生ずるおそれのないフレネルレン
ズを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  第1のフレネルレンズの実施例の断面図

図2】  図1のフレネルレンズの製造方法を説明する
ための断面図
【図3】  第2のフレネルレンズの実施例の断面図

図4】  第3のフレネルレンズの実施例の断面図
【図
5】  図4のフレネルレンズの製造方法を説明するた
めの断面図
【図6】  第4のフレネルレンズの実施例の断面図

図7】  第5のフレネルレンズの実施例の断面図
【図
8】  図7のフレネルレンズの製造方法を説明するた
めの断面図
【図9】  従来のフレネルレンズの断面図
【図10】
  図9のフレネルレンズの製造方法を説明するための
断面図
【図11】  従来例の他のフレネルレンズの断面図

図12】  図11のフレネルレンズの製造方法を説明
するための断面図
【符号の説明】
L1 ,L2 ,L3 ,L4 ,L5     フレ
ネルレンズ1,13,20,25    ガラス板2,
8,12,18,22    フレネルレンズ本体3,
9,10,19,23    非球面4,11,24 
   反射層 5,14,28    転写面 6,15,29    フレネル型 7    光硬化樹脂 27    熱硬化樹脂板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガラス板と、その片面に光硬化樹脂で
    一体成形したフレネルレンズ本体と、その非球面に金属
    のスパッタリング処理によって形成した反射層とよりな
    るフレネルレンズ。
  2. 【請求項2】  ガラス板と、その片面に熱硬化樹脂で
    一体成形したフレネルレンズ本体と、その非球面に金属
    のスパッタリング処理によって形成した反射層とよりな
    るフレネルレンズ。
  3. 【請求項3】  非球面に金属スパッタリング処理によ
    って反射層を形成した樹脂製のフレネルレンズ本体と、
    このフレネルレンズ本体に反射層側から貼り付けたガラ
    ス板とよりなるフレネルレンズ。
  4. 【請求項4】  樹脂製のフレネルレンズ本体と、この
    フレネルレンズ本体に非球面またはその背面側から貼り
    付けたガラス板とよりなるフレネルレンズ。
  5. 【請求項5】  アルミニウム板と、その片面に樹脂で
    一体成形したフレネルレンズ本体と、その非球面に金属
    のスパッタリング処理によって形成した反射層と、フレ
    ネルレンズ本体に反射層側から貼り付けたガラス板とよ
    りなるフレネルレンズ。
JP6412291A 1990-08-01 1991-03-28 フレネルレンズ Pending JPH04242703A (ja)

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DE4130092A DE4130092A1 (de) 1991-03-28 1991-09-11 Fresnel'sche linse
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JP2-202405 1990-08-01
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