JPH04242575A - ペースト状物質を供給するための供給装置 - Google Patents

ペースト状物質を供給するための供給装置

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JPH04242575A
JPH04242575A JP3107713A JP10771391A JPH04242575A JP H04242575 A JPH04242575 A JP H04242575A JP 3107713 A JP3107713 A JP 3107713A JP 10771391 A JP10771391 A JP 10771391A JP H04242575 A JPH04242575 A JP H04242575A
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JP
Japan
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cartridge
housing
feeding device
plunger
sheath
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Withdrawn
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JP3107713A
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English (en)
Inventor
Schuckmann Alfred Von
アルフレッド フォン シュックマン
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Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D3/00Apparatus or devices for controlling flow of liquids under gravity from storage containers for dispensing purposes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/0005Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container
    • B65D83/0033Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container the piston being a follower-piston and the dispensing means comprising a hand-operated pressure-device at the opposite part of the container

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペースト状物質を供給
するための一つの供給装置、なかんずく特に一つのカー
トリッジ、特に一つの鞘状の形をしたカートリッジを有
しており、かつこのカートリッジが一つのハウジングの
中に納められていてペースト状物質を蓄えるようになっ
ていると同時に、このカートリッジの鞘部の物質排出用
開口部と反対側の端部に、ペースト状物質が排出されて
ゆくのにつれてカートリッジの壁体を切開してゆくため
の切開用刃がこれに付属して設けられているようなタイ
プの供給装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景と従来の技術】上述のようなタイプの一つ
の供給装置が米国特許第1,762,943号によって
公知となっている。この場合、物質の放出は加圧用台座
となっている一つの回転キャップによって行われるよう
になっている。このキャップはカートリッジの鞘部の中
に蓄えられている物質を口金開口部を経て筋状に押し出
す。この回転キャップは一つのねじによって適当に前進
させられるようになっている。このねじが回転キャップ
をカートリッジの鞘部自身の壁体の中に押し込んでゆく
のである。この目的のために、この加圧用台座にはその
内側の深鉢型の周囲面に適当に窪んだ雌型部が設けられ
ているのに対して、回転キャップの端部を取り巻く面に
設けられた一つの突起部がこれに対応する雄型部を形成
している。加圧用台座をねじにねじ込むのはわざと意図
的に摩擦を大きくしてある。物質を余すところなく全部
排出し得るために必要なこの加圧用台座の軸方向の行程
は、このカートリッジの鞘部を後ろの方から切り縮めて
ゆくことによって行われるが、その際、管状の壁体を下
端の開放端部からスタートして順次ら旋状に切り取って
ゆくことによって正確に行われるのである。その際生ず
る渦巻き状に縮れた切り屑は回転キャップの底面上に設
けられた窓を通じて出てゆく。この切り屑は、とりわけ
この管状の壁体が在来のような薄い金属板や亜鉛あるい
はアルミニュームといったものでできている場合、怪我
の原因になり得るばかりでなく、出てくる切り屑をその
都度取り除いてやる必要がある。更にその上、この管状
の壁体が、口金開口部から遠い方の端部からスタートし
て次第に巻き上げられてゆく在来の絞り出し型チューブ
の場合と同様、使用してゆくにつれて次第に短くなって
ゆくというのも不便であるが、ただ一つはっきりしてい
ることは、上述のような切り取り方法は構造的に相当複
雑であり、殆ど実現し難いものであるということであり
、恐らくはそのことが、今ここで判っている限り、未だ
にそれが市場に現れない理由であろうと思われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生産
技術の観点から包括的な概念に従うとともに、実用に便
利でかつ容易に操作し得るような優れた形に一つの供給
装置をデザインすると同時に、この供給装置が、少なく
ともカートリッジに関する限り、中身が逐次排出されて
ゆくにも関わらず、全使用期間を通じてその取扱い易い
形と最初の長さとを維持し得るようにデザインするため
に、切開方法の着想を活かすことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一つの鞘状の
形をしたカートリッジを有しており、かつこのカートリ
ッジがとひつのハウジングの中に納められていてペース
ト状物質を蓄えるようになっていると同時に、このカー
トリッジの鞘部にはその口金開口部と反対の端部に、中
身の物質が排出されてゆくのにつれてカートリッジの壁
体を切開してゆくために一つの切開用刃が設けられてい
るような、ペースト状物質を供給するための供給装置で
あって、その際、カートリッジ・プランジャーないしピ
ストンを支えているハウジングの受け台が前進しながら
切開してゆくことを特徴とする装置を提供するものであ
る。
【0005】ここで“ペースト状物質”と称するものに
は、広くペースト状の物体、例えば練り歯磨などのよう
なペースト状の混合物ないしは集合物が全て包含される
【0006】このような実施例の成果は、高い実用価値
を有する包括的な概念に基づいた一つの供給装置が得ら
れることにある。この形態では、供給装置の中身の物質
が完全に排出され終わるまで実質的にはその基本的な長
さが変わらずに、少なくともそれがほぼ全体の長さに相
当しているカートリッジの鞘部の長さだけは変わらない
まま維持されるのである。排出行程はそれ自身全く切り
離されて自由である。更に詳しくいえば、このことは一
つのカートリッジ・プランジャーを支えているハウジン
グの受け台を押し進めながら切開してゆくことによって
行われるのである。長手方向に切り開いてゆくこの行程
は、カートリッジの鞘部の口金開口部から遠い方の端か
らスタートして行われる。このカートリッジの鞘部は硬
い材質で作られるのである。そこで、在来の亜鉛あるい
はアルミニュームのチューブも使用し得るし、またカッ
ターで切断し得るプラスティック材料で作られたチュー
ブも使用し得る。この実施例では、カートリッジの壁体
に必ずしも特別な硬さを持たせる必要はない、というの
は、壁体が連続的にカーブした形になっているためにそ
れ自身で高い強度を持たせるのに充分であるし、更に切
開の方向が基本的には軸方向であるからである。口金開
口部から遠い方の端には切開開始点、すなわち長手方向
のスリットが、カッティング・ポイントから更に後ろの
方へ操作領域として延びている。更に、口金のある側の
端部から操作することによってカートリッジの鞘部が切
開用刃に向かって軸方向に移動させられるようになって
いると同時に、切開用刃が受け台とハウジングの壁体と
の間の、カートリッジの鞘部が納められている隙間を横
切って設けられていることが、本発明の優れたところで
ある。この隙間は案内の役目をも果たしている。長手方
向に切り開かれるべき部分は他に逃れようがないのであ
る。他方、口金開口部の側の端近くにあるカートリッジ
の鞘部の端部は本来、操作用の面として役立ち得るだけ
の充分な強度を持っているのである。更に、切開用刃が
受け台の支えとなっている点も都合のよい点である。か
くしてこれらの刃は周囲を取り巻くハウジングと結合さ
れることとなる。切開用刃が直径を挟んで互いに反対の
側にあれば、切開によって生ずる負荷はうまく配分され
ることとなる。普通、切開用刃は2枚で充分であり、従
って鞘状の形をした2枚の半割りチューブが生ずること
となる。これらの半割りチューブはそれらの切断面の縁
で互いにぶつかり合いながら、装置の握りの部分で互い
に支え合っている。他方、切開のための抵抗は、仮に例
えは切開用刃を3点配置にして、等分角で配置したとし
ても、本質的にはさほど増えるわけではない。更に本発
明では、受け台が少なくとも一方の側で一つの切頭円錐
の形に作られており、カートリッジ・プランジャーと互
いに当たり合うようになされている。今ここにカートリ
ッジの鞘部が当てがわれたとすると、それがメーカーに
よって最初に装填される場合にせよ、あるいはユーザー
によって後から装填される場合にせよ、口金開口部の方
に向かってテーパーになっているので、その結果、セン
タリングがうまくできて、切開操作が常に機能的に正し
く行われるような状態が得られるのである。更に、カー
トリッジ・プランジャーの下側の面がカートリッジの鞘
部の下端の縁からある距離のところに位置しているのも
都合のよい点であって、この距離が切開行程に相当して
いる。これまでに説明してきた実施例のように、このこ
とはカートリッジ・プランジャーを積極的に支持する効
果をもつものであり、従ってどんな場合にもカートリッ
ジ・プランジャーが切開用刃の領域に入り込むことはな
い。更にまた、ハウジングの管状の壁体が口金開口部の
側の端からスタートして、段階的に切除され得るように
なっていることも都合のよいことが判っている。その結
果、ハウジングの中にカートリッジの鞘部を押し込むた
めに、その都度、新たに一定の行程を進めることが可能
となる。ハウジングの壁体の一節に相当する押し込みを
ある量の複数倍、例えば一つの家族の一日分の使用量に
相当させておくことができる。これと同じような順次剥
ぎ取られてゆくハウジングは、例えば一つの保護シース
の中に包まれている棒状石鹸でも知られているのであっ
て、この保護シースはその周囲に段階的に開けられた孔
の力を借りて、使用する端から次々に適宜剥ぎ取られて
ゆくのである。今ここで用いられているハウジングの場
合には、更に一層しっかりした、すなわち、例えばプラ
スティック製のやや肉厚の壁体をもったものが当然のこ
とながら推奨される。形状が管状になっていることによ
って本来の安定状態がすでに得られているこのケースに
おいては、リングを積み重ねた形にすることによって得
られる、更に好都合なことが、受け台の支えが切除可能
なリングの一つと一体に作られている、という点にも現
れているのである。
【0007】更にまた、切開用刃を含む受け台が、口金
の方に向かって移動させられ得るようになっており、か
つそれ自身の正面でカートリッジ・プランジャーを押す
ようになされている、ハウジングの一部をなす一つのス
ライド部として構成されている場合に、この供給装置の
ハウジングもまたその本来の長さを維持し得るとともに
、供給装置の長さがその中に納められているカートリッ
ジの鞘部によってのみ決められるものではないような、
一つの最良の実施例が生まれるのである。かくしてこの
場合には、この移動可能なスライド部によって相対的な
前進運動が達成されることとなる。これに関連して、こ
のスライド部を案内するためにハウジングに設けられた
長手方向の溝によって、一つの優れた方式が得られるの
である。スライド部が前進した位置のそれぞれの新しい
レベルは、一つのロッキング・スラットの助けを借りて
スライド部の位置を固定することによって、しっかり維
持されるのである。構造的に優れた一つの方式では、各
段毎の保持作用が、このロッキング・スラットの刻み目
にぱちんとはまる、スライド部の外側で作動する歯止め
装置によって行われるのである。この方式では、この働
きをする歯止め装置がハウジングの壁体の内側に位置し
ているスライド部の案内リングの反対側に配置されてい
る。この案内リングは、スライド部全体をがたがた傾く
ことなく望み通りに移動させるとともに、一方ではこの
受け台を形作っている本体部と、また他方ではこの場合
内側に沿って案内しているこの案内リングと結合されて
いる切開用刃の位置を望み通り正しく保持するための、
最良の方法を提供している。この方式の場合、スライド
部の案内作用は、複数の歯止め装置がつながって一つの
操作用リングを形成するようにしてあると最もうまく行
われるが、これはハウジングの壁体の両側に跨がるよう
な一つの案内を採用することによって実現されるのであ
る。更に、作動している歯止め装置とつながって、前述
の長手方向の溝の中に突き出るようになっている一つの
案内用カムが設けられている。新しいカートリッジを装
填するためにスライド部を最初の位置に戻し得るように
、この案内用カムを引き外して、作動している歯止め装
置を円周方向にずらすことによってロッキング・スラッ
トの作動領域すなわち歯止め装置のロッキング位置から
引き離すことができる。こうしておくと、この操作用リ
ングを握ることによって、スライド部を保持用の歯のな
い平滑な領域に押し戻すことができるのである。更にま
た、案内リングと操作用リングとの間をつなぐピンが、
ハウジングの壁体に設けられていて、かつ底部にまで達
している、前述の長手方向の溝を貫通するようにしてお
くとともに、ハウジングの下縁が一つの座りのよいフー
ト・リングによって把持されるようにしておくと都合が
よい。短くずんぐりした形に作られていてハウジングの
外壁円周面から僅かに外へ突き出ているこのつなぎのピ
ンは、操作用リングの対応する受け部ないし受け孔の中
にはまり込んでいる。スライド部を戻すための解除操作
は、操作用リングを回転移動させてやるだけで行われる
のである。この際、最終的なセット位置に達したら、案
内用カムが再び長手方向の溝にはまり合って歯止めが正
しく行われる位置まで、操作用リングをもう一度回して
戻してやるだけでよいのである。更にまた、カートリッ
ジの鞘部がハウジングの内壁面から一定の間隔を保った
位置に正しくセンタリングされるように、口金開口部に
近い方の端部でハウジングは絞られて直径の小さくなっ
たカラー部を形成している。ハウジングの壁体を曲げる
ことによって作られているこのカラー部は、供給装置の
内部に切開用刃をうまく配置するために充分な隙間を与
える役目を果たしている。更にまた、このカラー部は僅
かな摩擦によってカートリッジの鞘部をその端の部分で
正しい位置に保持している。カートリッジ・プランジャ
ーが例えば満杯の荷重によってじりじり動くのを防ぐた
めに、カートリッジの鞘部にはカートリッジ・プランジ
ャーの戻り止めが設けられている。この後者はまた受け
台を最初にセットして納めるためのスペースを確保する
ものでもある。受け台の上にこのような開放した予備の
空間が設けられていないようなカートリッジは、正しく
機能する形にセットすることができない。更に詳しくい
えば、このカートリッジ・プランジャーの戻り止めは、
カットされてフリーになっていて、かつカートリッジ・
プランジャーの背面で歯止めにされている耳、すなわち
カートリッジ・プランジャーの方へ向かって配置されて
いる、カットされてフリーになったU字型の面によって
形成されている。その結果、これらの耳が切開行程の方
へ向かって配置されている場合、切開作業もまた確実に
行われるのである(もし反対向きに配置されている場合
には、これらの耳は互いに重なり合って、事実上二重壁
ができることとなり、そのために切開作業の妨げになる
筈である)。
【0008】
【実施例】以下、図面に示されている二つの例証用の実
施例について、本発明の要点を更に詳しく説明しよう。 図1は本発明による供給装置の第1の実施例を示してお
り、更に詳しくいえば、カートリッジが装填された状態
における縦断面図であり、図2はカートリッジだけを抜
き出して同じく縦断面で示した図であり、図3はカート
リッジのベース側の部分が空になったところが描かれて
いる、物質の排出がある程度進んだ状態における供給装
置を示す図であり、図4はカートリッジ・プランジャー
だけを抜き出して示したもので、更に詳しくいえば底か
ら見た図であり、図5はこれを側面から見た図であり、
図6は図3の線VI−VIによる断面を示しているが、
ただしカートリッジの鞘部だけが除かれて描かれている
図であり、図7は切開用刃を伴った受け台を部分的に示
した斜視図であり、図8は第2の実施例による供給装置
を、同じくカートリッジが装填された状態の縦断面とし
て示した図であり、図9はこの供給装置を図8の(A)
の方向から見た側面図であり、図10はカートリッジ・
プランジャーのための戻り止めを含む、カートリッジの
縦断面を示した図であり、図11は図8の線XI−XI
による断面を示した図である。
【0009】その内部に充填されていて、例えば練り歯
磨のようなペースト状の、あるいはむしろある程度の流
動性をもった内容物(図では全体を通じて“ペースト状
物質1”として示されている)を押し出して供給するこ
とを目的としている、二つの例証用実施例における供給
装置Spには一つの管状のハウジング2が含まれている
。これは円形の断面をもった一つのチューブである。
【0010】ペースト状物質1は、これに見合う断面を
もつ一つのカートリッジKの中に充填されている。この
カートリッジKは、例えば最初のカートリッジが空にな
ったときに、新しいカートリッジKと交換するために、
ハウジング2の中に上から挿入することができるように
なっている。このカートリッジの取り出しは、ペースト
状物質1の排出の方向xの方に行われる。
【0011】包括的な概念の中に現れるペースト状物質
に関連するものには、カートリッジの頂部にある口金開
口部3の部分で公知の方法で供給される、例えばうがい
薬といったような、ある種の補助的な物質の排出も含ま
れている。一つあるいは幾つかの補強材を形成している
複数の溝をもった特殊用途の分配用チューブは、ここに
は含まれない。
【0012】カートリッジKはいずれもそれぞれ、口金
開口部3の領域で終わっている、一つの比較的硬いカー
トリッジの鞘部4からなっているが、この口金開口部は
一つのプラグによって、すなわち一つの上部な天井部5
によってシールされるようになっているが、図1によれ
ば、この天井部の上側から一つの口金ソケット6が始ま
っており、それが口金開口部3を形成するか、ないしは
形成する助けとなっている。第1の例証用実施例では、
この口金ソケット6は中心に配置されている。その周囲
の面には一つの外ねじが切ってあるが、この外ねじはそ
こにねじ込まれるようになっている一つの口金ノズル7
と接続されている。口金ソケット6とねじを用いて組合
わされているソケット中心部8は、ねじの終わりのその
下端部で天井部5の上面側と当たり合っている。口金ノ
ズル7にはソケット中心部8と同心に一つのソケット周
辺リング部9が設けられており、それが同様に天井部5
の上面で支えられて、カートリッジKの頭部領域全体を
更に補強する形になっている。
【0013】第2の例証用実施例におけるカートリッジ
Kの場合には、同じく円筒形のカートリッジの鞘部4が
、そこに口金ノズル7の付いた一つの偏心した口金開口
部3につながっているが、しかしこの場合にはカートリ
ッジの鞘部と一体に形成されている;すなわち同じ材質
からなっているのである。天井部5は、第1の例証用実
施例におけるように回転対称形であったり、あるいは第
2の例証用実施例におけるように非対称の傾斜屋根型に
作られたりするが、何れの場合にも斜め上向きのコース
をとっている。このような方法でも同じようにカートリ
ッジの頭部を補強する役目を果たさせることができ、従
ってこの後者の場合その頂部で加圧作用面Fが形成され
ている。
【0014】ついでながら、操作し易くするとともにペ
ースト状物質を押し出すための排出圧力(矢印P参照)
を作用させるために、使用準備の整った状態ではカート
リッジの上端部aがハウジング2の上縁10から自由に
突き出た形になっている。このようにカートリッジの軸
方向に突き出た距離がyで示されており、これを物質の
一回の排出量のストロークと一致させておくことができ
る;しかしながら、この突き出ている距離yを一回の排
出量の倍数に相当させるようにしておくのも当を得たこ
とである。一回の排出量は約2mlとなっている。カー
トリッジKの突き出ている部分の内容量はほぼ5回分の
排出量に匹敵している。
【0015】カートリッジKないしカートリッジの鞘部
4の下端はそれぞれ一つのカートリッジ・プランジャー
11でシールされている。これは一つの深鉢の形をした
射出成形品であって、その周囲面には軸方向に間隔をお
いて二つのシーリング・リップ12が設けられている。 このようにして、カートリッジKの下端部bの領域でシ
ールの役目を果たしているこのカートリッジ・プランジ
ャー11は、例えばそれに掛かるペースト状物質の重量
によって、じりじり抜け出すことがないようにしっかり
保持されている。このいわゆるカートリッジ・プランジ
ャーの戻り止めが図10に示されているが、それはここ
に掲げられている他の図には記載されていないけれども
、これまでの図に示されているカートリッジKにおいて
も同じように適用されているのである。更に詳しくいえ
ばこの戻り止め作用は当該のカートリッジ・プランジャ
ー11の背面側に設けられた止め部材によって行われる
。これらの部材はカートリッジの壁体をカットしてフリ
ーにした歯止めの耳13によって形成されている。すな
わち事実上U字型にカットされてフリーになった部分が
実現されている。2本の平行にU字型に枝別れした切れ
目が軸方向に延びており、これら2本の切れ目の間に位
置するU字型の耳がカートリッジ・プランジャー側に曲
げられて突き出ている。歯止めの角度は約30°になっ
ていて、そのためもしカートリッジ・プランジャー11
が下がってきた場合には、下側のシーリング・リップ1
2が上向きに開いているくさび状領域14に入り込み、
そこで食い止められるのである。反対に、カートリッジ
・プランジャーを後から押し込む場合にはこれらの耳1
3は作用しない;すなわちそれらは一時、切り抜かれて
できた窓15の中に撓められて入り、その後再び元の作
動位置に跳ねて戻るのである。
【0016】とりわけ、カートリッジKは、カートリッ
ジ・プランジャー11およびその中に充填されているペ
ースト状物質1の柱を介して、ハウジング2の下端の領
域で支えられている。一つの固定された受け台16がこ
の目的を果たしている。カートリッジ・プランジャー1
1はこの受け台の上面側に載せられており、それによっ
てカートリッジK全体が、突き出ている距離yを決める
基になっているその基本的な位置を受け入れることとな
る。
【0017】ペースト状物質1の排出は、カートリッジ
・プランジャー11を支えている、ハウジング2の受け
台16が切開しながら前進するのに伴って、すなわちカ
ートリッジの鞘部4を切り開きながら行われる。
【0018】このプロセスの中でカートリッジの鞘部4
を下端部bからスタートして軸方向に切り開いてゆく切
開用刃が17で示されている。カートリッジの壁体が軸
方向に移動する行路を横切って、少なくとも一組の刃が
設けられている。対になっている切開用刃17は直径を
挟んで反対の側に、かつ同じレベルに配置されている。 すなわちそれらは、ハウジング2の内径の横断面領域の
大半を占めている受け台16と、ハウジング壁体2′と
の間に配置されている。受け台16の周囲とハウジング
壁体2′の内側との間に残っていて、かつ半径方向に延
びている切開用刃によってのみ橋を架けられている、カ
ートリッジの鞘部を通すための隙間には参照番号18が
付されている。その状況が図6の断面図に示されている
【0019】切開用刃17は、例えば剃刀の刃に似たよ
うな鋼製の刃とすることもできるが、適当な高度に結晶
化したプラスティックを用いて、そのような切開用刃を
一体型に構成することも勿論可能である。何れの場合に
もこれらの切開用刃17が受け台16の支えになってい
る。これらの切開用刃17の上側のナイフ・エッジの部
分は水平ではなくて傾斜させておくこともできるのであ
る。
【0020】受け台16の上面側は上向きのテーパーを
もった円錐形の突起部20を形成している。図1に示さ
れている例証用実施例の場合には、このような切頭円錐
形の突起部20が上下両側に設けられている。上側の突
起部20は受け台16をその上に位置しているカートリ
ッジ・プランジャー11と重なり合った、ないしは半ば
重なりあった状態に持ち込むもので、その結果、カート
リッジ・プランジャーの下側に適当な隙間空間が生ずる
。この突起部20の上側の平らな面に当たり合う下側の
支持面は、図4からはっきり見てとれるように、十文字
の骨で区切られている。これら個々の骨が参照番号21
で示されている。それらは深鉢状の形をしたプランジャ
ー本体の天井部まで達しており、従って同時にこのプラ
ンジャー本体の補強にもなっている。図1に見られるよ
うな基本的な状態においては、受け台の上述の上側の突
起部20が、下側が開放されていて、一定の空っぽの予
備空間Vを残しているカートリッジKの中に突き出てい
る。カートリッジ・プランジャー11の下側のシーリン
グ・リップ12は同様にカートリッジの下縁22からあ
る距離をおいたところに位置している。このような全体
の構成からして当然、カートリッジ・プランジャー11
の下面はカートリッジの鞘部4の下縁22から切開行程
に相当した距離をおいて位置することとなる。
【0021】図1に示されている例証用実施例では、ハ
ウジング2の管状の壁体に段階的に厚みの薄くなった部
分が、詳しくいえば口金側の端からスタートして、設け
られている。この薄肉部は、排出操作をするためにその
都度更めて操作し易くする、ないしは新たに距離yを生
み出すために設けられている。排出操作を行うためには
、天井部5がハウジング2の上縁10とほぼ同じ高さに
なるまで、その都度カートリッジKが切開用刃17を経
て下向きに深く押し込まれる。それにも関わらず、カー
トリッジKそれ自身の切り開かれた下端部bがハウジン
グ2の下端から短くないまま出てゆく(図3参照)ので
、供給装置Spはこのプロセスにおいて短くはならない
のである。その結果、この下端部b、更に詳しくいえば
、その端部が下向きに通過して自由になっているカート
リッジの鞘部4の長手方向のスリット部の下縁22が直
立させるための脚部を形成するとともに、全体としては
その後の握りの役目をも果たすこととなる。段階的な薄
肉部を簡単に作るために、ハウジング2の壁体にはその
周壁面上に同じレベルを取り巻いて通っていて、所望の
切取り線として役立つと同時に、ハウジング2の安定性
を丁度確保するに足る管状壁体の材料厚みだけを残して
いる、軸方向に間隔をおいて配置された複数のノッチ2
3が設けられている。これによって、ステップ・バイ・
ステップでその都度更めて前述の距離yを決める個々の
リング部24が作られるのである。このようにして作ら
れている切取り用のリング部を更に一層扱い易くするた
めに、前述のノッチ23を横切って軸方向につないでい
る一つのノッチの近くから始まる(それ以上詳しくは図
示されていない)つまみを設けておくこともできる。 この見方からすると、受け台16の支えになっている、
半径方向に配置された切開用刃17もまた切取り可能な
リング部24の一つと一体に結合されている。この例証
用実施例では、この下端の最後のリング部24′は軸方
向の長さが他の一つのリング部24の約3倍になってい
る。
【0022】更に、このようなリング部24をねじの技
術を用いて構成しておくと、ハウジング2の切り取られ
るべきリング部24を最下部のハウジングの下端にもう
一度取り付けることができることとなる。この方法で、
ハウジング2自身も短くならないで、元の長さを保つこ
ととなる。
【0023】この意味で特に優れた一つの実施例が、図
8および図9に示されている、本発明の第2の実施例に
よって与えられている。この場合には、ハウジング2に
受け台/切開用刃16/17のユニットが直接取り付け
られる代わりに、間接的に取り付けられている。もっと
詳しくいえば、これに関連して、切開用刃17を含む受
け台16が、口金の方向ないしは排出の方向xに移動さ
せられ得るようになっている、ハウジング2のスライド
部Schとして作られている、一つの実施例が提案され
ていて、外側から操作されるこのスライド部がその正面
でカートリッジ・プランジャー11を押し、そうするこ
とによって距離yをリセットする役目を果たすのである
。この目的のため、すなわち奥に貫入させるために、ハ
ウジング2には長手方向の溝26が設けられている。 この溝は上述のスライド部(Sch)を軸方向に移動さ
せる、ないしは案内する役目を果たすものである。
【0024】更に、少なくとも前述の距離yの尺度とな
る、その都度の新しいレベルを確実に保持するために、
一組のロッキング・スラット位置決め装置が用いられる
。この位置決め装置は、長手方向の溝26を横切る形で
周壁の側面上に設けられている複数のロッキング・ノッ
チ27によって構成されている。すなわちこれらのロッ
キング・ノッチは水平に切られているのである。それら
の下側の水平な当たり面27′が、スライド部Schが
この供給装置Spの台座の方向に滑って戻るのを防止す
るためのロッキング作用をする面になっている。
【0025】スライド部の側面に対応して設けられてい
るロッキング用の装置というのは操作用の歯止め装置2
8であるが、これと対になっていて下向きに延びている
ロッキング用爪29か前述のロッキング・スラットの刻
み目にぱちんとはまり合って、ロッキングができ上がる
のである。図8に見られるように、ロッキング用爪29
を伴った、このような操作用の歯止め装置は、直径を挟
んで互いに反対側にある長手方向の溝26の正面に配置
されており、その際、二股になっているロッキング用爪
29が長手方向の溝26の両側にはまり合って、更に詳
しくいえばそれぞれの側に一つの爪がはまり合って、ロ
ックする形式になっている。
【0026】これらの操作用の歯止め装置28は一緒に
なって、ハウジング2の円筒形の周壁面に沿って案内さ
れる一つの操作用リング30を形成しており、スライド
部Schの外側の部分、すなわち操作するために手を触
れる部分をなしているのである。
【0027】この操作用リング30はスライド部Sch
の全ユニットを案内する一つの案内リング31につなが
っているが、この案内リングはハウジング壁体2′の内
側に沿って延びており、かつ同じレベルに配置されてい
る。このリングはその内側の上縁が面取りされているの
で、挿入されるべきカートリッジKのためのセンタリン
グ用漏斗部32が作られることとなる。案内リング31
は受け台16を伴うリング部24′(図1参照)に匹敵
するものであるが、今の場合、リング部24′は案内リ
ング31として、それを取り巻いているハウジング2の
内側に配置されており、そのためこの場合にもまた、カ
ートリッジの鞘部4は口金開口部の側の端から操作する
ことによって切開用刃17に向かって軸方向に移動させ
ることができ、また切開用刃17は受け台16とこの案
内用リング31との間に挿入されるカートリッジの鞘部
を通すための隙間18を横切っている。これに関連して
、第1の実施例のその他の構造上の特徴、例えばカート
リッジ・プランジャー11が受け台16に覆い被さるよ
うな配置とか、その端部における隙間、などといったこ
とはここにも適用されているのである。
【0028】しかしながらここには、受け台16が上向
きに口を開いた深鉢型の形状を与えられている、という
構造上の変化がある。この深鉢の縁部がカートリッジ・
プランジャー11の十字型のリブの下面に当たり合って
いるのである。
【0029】矢印Pの方向の力が掛かっていない状態で
は、カートリッジKは切開作用を受けることなく、次の
リセット状態まで持ち上げることができる。先に述べた
ようなペースト状物質1の排出は、カートリッジの鞘部
4を意図的に下向きに移動させない限り、生じないので
ある。
【0030】スライド部Schを、例えば、新しいカー
トリッジKを装填するために、図8に見られる最初の位
置にもう一度戻すためには、作動している歯止め装置な
いしは操作用リング30を予め定められた円周方向に回
してやるだけでよく、それによってロッキング用爪29
がロッキング・スラットの作動領域から外れる。このこ
とは長手方向の溝26の中を案内されている案内用カム
33のロッキングする力に打ち勝って行われる。この案
内用カムは一番上に上がった位置で案内用の長手方向の
溝26から外れ、その結果、ハウジング2の周壁のノッ
チの付けられていない領域に到達する。右もしくは左に
向けての回転は操作用リング30の内側に設けられてい
る一つの溝を切った接続部34の助けを借りて行われる
【0031】更に、一つの連結用ピン35がこの溝を切
った接続部34の中にはまり込んでいる。この連結用ピ
ンは案内リング31の外周壁の一部が突き出たものであ
る。それが、同じくペアーに配置されて、ハウジング2
の外周壁と操作用リング30の内周面との間の環状の接
合部を越えて突き出ている一つの突起によって、それぞ
れの長手方向の溝26を貫通している。この溝を切った
接続部34は一つのロッキング用窪み36をなしており
、それが案内用カム33と一緒になって操作用リング3
0の回り止めの役目を果している。このロッキング用窪
みは、操作用リングが意図的に円周方向に回されるまで
は、遊んでいない。この円周方向に回されるプロセスで
、半径方向に突き出ている連結用ピン35が、一つの退
避スペース38を形作っている、溝を切った接続部34
の部分に入り込むために、例えば溝を切った接続部34
の基部上にある一つのロッキング用カム37を乗り越え
るのである。この溝の両端部は乗り越えることのできな
い当たり面34′および34″を形成している。
【0032】連結用ピン35の頭の部分を越えて測った
ときに、ハウジング2のやや小さ目の内径に対して、そ
れよりも大きい広がりをもつ内装部品を装着するために
は、連結用ピン35が長手方向の溝26の中にはまり込
むまで、弾力性のあるハウジング2をほんの僅かだけ平
たく押してやればよいのである。その後で環状の操作用
リング30がぱちんとはめ込まれる。このとき、不可逆
的な結合を作り上げることを、それらの最終目標とする
ロッキングのための各面同士の接触も行われるのである
。ハウジング2の下部の弾力性をもった管状の部分は引
き続いてその後、一つのはめ込み型のフート・リング3
9によって補強される。このフート・リングは回転対称
のU字型断面をもっている。こうして作られるはめ込み
溝が参照番号40で示されている。この溝は上向きにな
っていて、ハウジング2の下縁を受け入れる。ロッキン
グ・スラット位置決め装置の最初のロッキング・ノッチ
27は、フート・リングの上縁のレベルに丁度位置して
いる。
【0033】2本の長手方向の溝26はハウジング2の
下縁まで通しておくこともでき、そうすれば連結用ピン
35はそこから自由にはめ込むことができる。この“通
し口”はその後、同じようにフート・リング39を用い
て塞いでおけばよいのである。
【0034】第1の例証用実施例ではハウジング2の管
状の壁体が上まで真直ぐに通っているのに対して、第2
の例証用実施例による実施形態では壁体が内側に絞られ
ており、そのため幾らか直径の小さくなったカラー部4
1が存在し、それがカートリッジの鞘部4を、ハウジン
グ2の内壁面に対して一定の環状の隙間42が残るよう
な、半径方向にある間隔をおいた位置にセンタリングす
る役目を果たしているのである。こうして作られた環状
の隙間はハウジング2の軸方向の長さの残り全体にわた
って延びており、従ってこの方法によって案内リング3
1を受け入れるのに必要なスペースが得られるのである
【0035】前述のカラー部を作り出している、直径の
小さい部分があるために、同時にまた、図9に一点鎖線
で描かれている保護キャップ44を保持するための肩部
43が得られることとなる。
【0036】その自由端部に向かって幾らか細く絞られ
ているこのカラー部41は、カートリッジを多少の摩擦
をもって保持しており、そのため、この供給装置を上下
逆にしても、装填されているカートリッジが抜け落ちる
ことはないのである。
【0037】最後に要約すると、その機能の様式は次の
通りである:ペースト状物質1を押し出すためにはまず
ハウジング2の中にあるカートリッジ2を矢印xの方向
に移動させる必要がある。その過程でカートリッジ・プ
ランジャー11とカートリッジの鞘部4との間に相対的
なずれが生ずる。ペースト状物質が口金開口部3を経て
押し出される。この過程で、カートリッジの鞘部の長さ
は短くはならないが、切開用刃17によって受け台16
の下側に長手方向の裂け目を作りながら前進する一方、
ハウジング2の方は段階的に切り取られてゆくために、
それ自身の長さが次第に短くなってゆくのである。
【0038】第2の例証用実施例による供給装置では、
ペースト状物質1は同じくカートリッジKの頭部に上述
の加圧力を受けて押し出されるが、この場合には、カー
トリッジ・プランジャー11とカートリッジの鞘部4と
の間の相対的な動きのために、カートリッジ・プランジ
ャー11を支えている受け台16が上向きに移動するこ
とによって、ここでもカートリッジの鞘部が切り裂かれ
るが、その際、カートリッジ全体の長さはそのまま維持
される。しかし、この場合には、支持面をリセットする
ことができるので、ハウジング2の握り部分の長さもそ
のまま維持されることとなるけれども、これは、溝によ
ってスライド部を案内する、という方法で簡単に達成さ
れるのである。
【0039】ここまでは単に例を用いて本発明を詳しく
説明してきたのであるが、当然のことながら、細部につ
いての修正は本発明の範囲内で充分なし得るものである
【0040】更に、特許請求の範囲の各従属項の従属性
は、特許請求の範囲の中で述べられている種々の特徴の
種々可能な組合せに関して、何らの制約を意味するもの
ではない:これまでの説明、図面、および特許請求の範
囲の各項の中に示されている本発明の任意の特徴は、本
発明を具現するためにそれ自身単独でもまた如何なる組
合せにおいても充分な意義を有し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による供給装置を第1の例証用実施例に
よって示す、更に詳しくいえば装填されたカートリッジ
を含む、縦断面図。
【図2】カートリッジのみを抜き出して示す、同様の縦
断面図。
【図3】カートリッジのベース側の部分が空になった状
態を描いた、ある程度排出の進んだ状態における供給装
置を示す縦断面図。
【図4】カートリッジ・プランジャーのみを抜き出して
示した、更に詳しくいえば底から見た図。
【図5】図4に示されているカートリッジ・プランジャ
ーの側面図。
【図6】図3の線IV−IVによる断面からカートリッ
ジの鞘部のみを除いた断面図。
【図7】切開用刃を伴った受け台を部分的に示した斜視
図。
【図8】第2の例証用実施例による供給装置を、同じく
カートリッジが装填された状態で示した縦断面図。
【図9】この供給装置を図8の矢印の方向から見た側面
図。
【図10】カートリッジ・プランジャーのための戻り止
めを含む、カートリッジの縦断面図。
【図11】図8の線XI−XIによる断面図。
【符号の説明】
1  ペースト状物質 2  ハウジング 2′  ハウジング壁体 3  口金開口部 4  カートリッジの鞘部 5  天井部 6  口金ソケット 7  口金ノズル 8  ソケット中心部 9  ソケット周辺リング部 10  (ハウジングの)上縁 11  カートリッジ・プランジャー 12  シーリング・リップ 13  (歯止めの)耳 14  くさび状領域 15  窓 16  受け台 17  切開用刃 18  隙間 20  突起部 21  骨 22  (カートリッジの)下縁 23  ノッチ 24,24′  リング部 26  長手方向の溝 27  ロッキング・ノッチ 27′  当たり面 28  歯止め装置 29  ロッキング用爪 30  操作用リング 31  案内リング 32  センタリング用漏斗部 33  案内用カム 34  接続部 34′,34″  当たり面 35  連結用ピン 36  ロッキング用窪み 37  ロッキング用カム 38  退避スペース 39  フート・リング 40  はめ込み溝 41  カラー部 42  環状の隙間 43  肩部 44  保護キャップ Sp  供給装置 K  カートリッジ F  加圧作用面 a  (カートリッジの)上端部 b  (カートリッジの)下端部 Sch  スライド部 V  予備空間

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一つの鞘状の形をしたカートリッジを
    有しており、かつ該カートリッジが一つのハウジングの
    中に納められていてペースト状物質を蓄えるようになっ
    ていると同時に、該カートリッジの鞘部にはその口金開
    口部と反対の端部に、該物質が排出されてゆくにつれて
    カートリッジの壁体を切開してゆくための、少なくとも
    一つの切開用刃が設けられているような、ペースト状物
    質を供給するための供給装置であって、カートリッジ・
    プランジャーを支えているハウジングの受け台が前進し
    ながら切開してゆくことを特徴とする、ペースト状物質
    を供給するための供給装置。
  2. 【請求項2】  該カートリッジの鞘部が、口金開口部
    の側から操作することによって、該切開用刃のそれぞれ
    に向かって移動させられ得るようになっていること、お
    よび該切開用刃が、該受け台とハウジングの壁体との間
    に納められている該カートリッジの鞘部のための隙間を
    横切って設けられていることを特徴とする、請求項1に
    記載された供給装置。
  3. 【請求項3】  該切開用刃がそれぞれ該受け台を保持
    するための支えになっていることを特徴とする、請求項
    1に記載された供給装置。
  4. 【請求項4】  該切開用刃が直径を挟んで互いに反対
    側に位置して設けられていることを特徴とする、請求項
    1に記載された供給装置。
  5. 【請求項5】  該受け台が少なくともその一方の側で
    一つの切頭円錐形ないしは突起形状を有しており、かつ
    該カートリッジ・プランジャーとはまり合って設けられ
    ていることを特徴とする、請求項1に記載された供給装
    置。
  6. 【請求項6】  該カートリッジ・プランジャーの下側
    の面が該カートリッジの下端の縁からある程度の距離を
    おいて位置するようになされており、かつその際、この
    距離が切開行程に相当していることを特徴とする、請求
    項1に記載された供給装置。
  7. 【請求項7】  該ハウジングの管状壁が口金開口部の
    側の端から始まって順次段階的に短くなされ得ることを
    特徴とする、請求項1に記載された供給装置。
  8. 【請求項8】  該受け台の支えが一つの取り外し可能
    なリングと一体に造られていることを特徴とする、請求
    項1に記載された供給装置。
  9. 【請求項9】  切開用刃を含む該受け台が、口金の方
    へ向かって移動させられ得るようになっていて、かつそ
    れ自身の正面で該カートリッジ・プランジャーを押しな
    がら受け台を一段上の新しいレベルに移動させるような
    、該ハウジングの一部をなす一つのスライド部として構
    成されていることを特徴とする、請求項1に記載された
    供給装置。
  10. 【請求項10】  該スライド部を保持し、かつ案内す
    るために該ハウジングに長手方向の溝が設けられている
    ことを特徴とする、請求項9に記載された供給装置。
  11. 【請求項11】  一組のロッキング・スラットの助け
    を借りて該スライド部の位置の保持が行われることを特
    徴とする、請求項10に記載された供給装置。
  12. 【請求項12】  該ロッキング・スラットの刻み目な
    いしはロッキング・ノッチにぱちんとはまるようになっ
    ている、該スライド部の外側で機能する歯止め装置によ
    って、ロッキング位置がしっかり決められるようになっ
    ていることを特徴とする、請求項11に記載された供給
    装置。
  13. 【請求項13】  該歯止め装置が、ハウジングの壁体
    の内側に接して設けられている該スライド部の案内リン
    グの反対側に位置して設けられていることを特徴とする
    、請求項12に記載された供給装置。
  14. 【請求項14】  該歯止め装置が一体に組合わされて
    一つの操作用リングを形成していることを特徴とする、
    請求項12に記載された供給装置。
  15. 【請求項15】  該長手方向の溝の中に突き出ている
    案内用カムが該歯止め装置から始まって延びていること
    を特徴とする、請求項12に記載された供給装置。
  16. 【請求項16】  該案内用カムを引っ込めて、該歯止
    め装置の位置を円周方向にずらすことによって、それら
    が該ロッキング・スラットの作動範囲から、すなわちそ
    れらのロッキングされる位置から外され得るようになっ
    ていることを特徴とする、請求項15に記載された供給
    装置。
  17. 【請求項17】  該案内リングと該操作用リングとの
    間をつなぐピンが該ハウジングの壁体に設けられた該長
    手方向の溝を貫通していて、かつその際、この長手方向
    の溝がハウジングの底部で終わっており、更に該ハウジ
    ングの下縁が一つの座りのよいフート・リングによって
    把持されていることを特徴とする、請求項14に記載さ
    れた供給装置。
  18. 【請求項18】  該ハウジングが該口金開口部に近い
    方の端部に、該カートリッジの鞘部をハウジングの内壁
    面から一定の間隔を保った位置にセンタリングするため
    に、絞られて直径の小さくなった一つのカラー部を有す
    ることを特徴とする、請求項1に記載された供給装置。
  19. 【請求項19】  該カートリッジ・プランジャーに戻
    り止めが付いていることを特徴とする、請求項1に記載
    された供給装置。
  20. 【請求項20】  カートリッジ・プランジャーの該戻
    り止めが、カットされてフリーになっていて、かつカー
    トリッジ・プランジャーの背面で歯止めにされている耳
    、すなわちカートリッジ・プランジャーの方へ向かって
    配置されている、カットされてフリーになったU字型の
    面によって形成されていることを特徴とする、請求項1
    9に記載された供給装置。
JP3107713A 1990-05-15 1991-05-14 ペースト状物質を供給するための供給装置 Withdrawn JPH04242575A (ja)

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