JPH042423A - 車輪用軸受装置類のボール組込み方法 - Google Patents

車輪用軸受装置類のボール組込み方法

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JPH042423A
JPH042423A JP10560990A JP10560990A JPH042423A JP H042423 A JPH042423 A JP H042423A JP 10560990 A JP10560990 A JP 10560990A JP 10560990 A JP10560990 A JP 10560990A JP H042423 A JPH042423 A JP H042423A
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Kiyobumi Yamamoto
清文 山本
Hiroaki Azuma
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NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車輪用軸受装置およびこれに類する軸受の
外方部材に対してボールおよび保持器を組込む組込み方
法に関するものである。
(従来の技術〕 自動車の車輪を受ける車輪用軸受装置として、第9回に
示すように、外方部材1の内面に形成した複列のボール
il$2.3と外方部材1の内側に挿入した2個の内方
部材4との間に複数のボール5を組込み、各列のボール
5を保持器6で保持したものが知られている。
上記車輪用軸受装置のボールおよび保持器の組込みにお
いて、従来は、第1O図に示すように、保持器6のポケ
ット7にボール5を組込み、そのボール付保持器6の一
対を外方部材1の内部に挿入する組込み方法を採用して
いる。この場合、外方部材1の一対のボール溝2.3間
に形成されたうンド部8の内径d、は、ボール付保持器
6が挿入不可能な寸法であるため、一対のボール付保持
器6は、外方部材1の両端から内部に挿入するようにし
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、車輪用軸受装置においては、外方部材1の剛
性を高めるため、一方ボール溝2より外端側のパイロッ
ト部9の内径dtをボール付保持器6が組込み不可能な
寸法にしたものがある。この場合、保持器とボールを分
割して組込む必要があり、従来は人手による組立て方法
を採用していたため、非常に手間がかかっていた。
そこで、この発明は上記の不都合を解消し、バイロフト
部の内径が小径とされ、そのバイロフト部からボール溝
にボール付保持器が組込み不可能な外方部材に対してボ
ールを自動的に組込むことができるボール組込方法を提
供することを技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕 上記の課題を解決するため、この発明においては、複列
のボール溝を内周面に有し、そのボール溝間のランド部
内径および一方ボール溝から外端側のパイロット部内径
がボール付き保持器が挿入不可能な寸法とされた外方部
材を上記バイロフト部を上側にして定置する工程、ガイ
ド軸を上部に有し、そのガイド軸の外周に複数のボール
案内溝が形成され、上記ガイド軸の付根には保持器支持
用の肩が設けられたボール等分案内治具に保持器をセッ
トして上記外方部材の下方から内部に挿入し、保持器の
ポケット入口が一方ボール溝に対向する位置にボール等
分案内治具を位置決めする工程、ガイド軸の上方からポ
ー、ル案内溝にボールを供給する工程、保持器のポケッ
ト入口に乗るボールを外方部材の上方から内部に挿入す
るボール押えで押し下げ、その押し下げ状態においてボ
ール等分案内治具を上昇させて保持器のポケット内にボ
ールを押し込む工程とから成る構成を採用したのである
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を第1図乃至第8図に基づいて
説明する。
第1図は、ボール組込み装置を示す。このボール組込み
装置は、テーブル10を有し、そのテーブル10に治具
挿入孔11が形成されている。
上記テーブル10上には車輪用軸受装置を形成する外方
部材(以下、ワークと称す)1が載置される。ここで、
ワーク1は、先に述べた第9図および第10図の外方部
材1と同様に複列のボール溝2.3を内周に有し、その
ボール溝3より外端側のパイロット部9内径は、ワーク
1の内側に組込まれるボール付保持器が挿入不可能な寸
法とされている。
上記ワーク1は、バイロフト部9を上にしてテーブル1
0上に載置されると共に、治具挿入孔11と同芯に保持
される。
上記テーブル10の下方には、ボール等分案内治具20
が設けられている。ボール等分案内治具20は、ガイド
軸21を上部に有し、そのガイド軸21の外周に複数の
ボール案内溝22が等間隔に形成され、各ボール案内溝
22の下部に弧状の案内部23が設けられている。
また、ボール等分案内治具20には、ガイド軸21の付
根に保持器6を支持する肩24が設けられている。
上記ボール等分案内治具20は、図示省略した昇降駆動
装置によって上下動され、上昇時にはテーブル10との
間に供給される保持器6を肩24で支持してその保持器
6をテーブル10上にH&置されたワーク1内に挿入す
る。
前記テーブル10上にはワーク1内にボール5を落下供
給するボール案内部材30とボール押え40とが設けら
れている。
ボール案内部材30には、前記ガイド軸21に形成した
ボール案内溝22と同数のボール落下通路31が1つの
円周上に等間隔に設けられている。
このボール落下通路31は、内方に向けて傾斜し、下端
出口32の外接円径d、は、ワーク1のバイロフト部S
の内径dtより少し小さくなっている。
上記ボール案内部材30は、テーブル10上に載置され
たワーク1上に向けて移動自在に支持され、ワーク1上
に臨む位置において図示省略したボール供給装置から落
下通路31のそれぞれにボール5が供給される。
前記ボール押え40は、前記ボール案内部材30がワー
ク1上より退避した状態において、そのワーク1上に移
送される。
また、ワーク1上に配置された状態において、図示省略
した具陳駆動装置により上下動される。
ボール押え40の下部には筒部41が設けられ、その筒
部41の外径はワーク1のパイロット部9の内径より小
さく、また、内径は前記ガイド軸21の外径より大きく
なっている。上記筒部41の下端にはテーパ面42が設
けられている。
実施例で示すボール組込み装置は上記の構造から成り、
第2図乃至第8図はボール5の組込み動作を段階的に示
す。
第1図に示すように、テーブル10上にパイロット部S
を上にしてワーク1が載置されると、ボール等分案内治
具20が上昇し、その上昇途中においてテーブル10と
の間に供給される保持器6を肩24で支持し、その保持
器6を上方に搬送する。このとき、保持器6のポケット
7がボール案内溝22と一致するよう保持器6は位置決
めされている。
上記保持器6がワーク1の内部まで搬送され、第2図に
示すようにその保持器6のポケット入ロア′がワーク1
0ボール溝3と対向する位置に臨むと、ボール等分案内
治具20が停止する。このとき、ボール案内部材30は
既にワーク1の上方に配置され、上記ボール等分案内治
具20が停止すると、ボール案内部材30のボール落下
通路31にボール5が供給される。
上記ボール5はボール落下通路31を落下して下端の出
口32からパイロット部9の内面とガイド軸21間に落
下し、さらに、そのガイド軸21のボール案内溝22に
沿って落下する。
上記のようなボール5の供給動作において、パイロット
部Sの内径が非常に小さい場合、ボール落下通路31の
ぞれぞれに一度にボール5を供給すると、第3図に示す
ように、パイロット部9の内側でボール5がブリフジを
形成する場合がある。
この場合には、ボール5の供給を2度に分け、半数のボ
ール5を隣接するボール落下il路31の一方に供給し
、所定時間後に他方のボール落下通路31にボール5を
供給する。
ボールの半数づつの供給に際しては、ボール案内部材3
0のボール落下通路31の数をボール個数の2とし、各
ボール落下通路31からボール5を落下させたのち、ボ
ール案内部材30をボール落下通路31のlピンチ回転
させて上記ボール落下通路31にボール5を供給するよ
うにしてもよい。
第4図および第5図に示すように、ボール5が保持器6
のポケット入ロア′に載置されると、第6図に示すよう
に、ボール案内部材30はワーク1上より離反する位置
に退避され、代りにボール押え40がワーク1上に配置
される。
そのボール押え40がワーク1と同軸上に配置されると
、ボール押え40は下降して第7図に示すようにボール
5を押し下げる。このとき、ボール押え40は下端のテ
ーパ面42でボール5を押し下げるため、ボール5はボ
ール溝3に押し込まれ、その押し下げ状態においてボー
ル等分案内治具20が上方に移動され、保持器6を上昇
させる。
上記保持器6の上昇により、第8図に示すように、保持
器6のポケット7にボール5が押し込まれ、保持器6と
ボール5の組込みが完了する。
ボール5の組込み完了後、ボール等分案内治具20が陳
下し、ボール押え40が上昇する。
なお、残りのボール溝2に対するボール5の組込みは、
第10図に示す場合と同様に保持器6のポケット7にボ
ール5を挿入し、そのボール付保持器6をワーク1の下
端開口により内部に挿入する。
実施例の場合は、車輪用軸受装置の外方部材に対してボ
ールを組込むようにしたが、第11図に示すような複列
内輪アンギュラ形玉軸受50のボール組込みにも本発明
の方法を採用することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係るボール組込み方法によれ
ば、パイロット部の内径が小さく、ボール付保持器が組
込み不可能な寸法とされた外方部材に対してボールの自
動組込みが可能であり省人化に大きな効果を挙げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るボール組込み装置の一実施例
を示す断面図、第2図乃至第8図は同上装置の作動状態
を段階的に示す図、第9図は車輪用軸受装置の断面図、
第1O図は従来のボール組込み方法を示す断面図、第1
1図は複列内輪アンギュラ玉軸受の断面図である。 1・・・・・・外方部材、   2.3・・・・・・ボ
ール溝、5・・・・・・ボール、    6・・・・・
・保持器、8・・・・・・ランド部、    9・・・
・・・パイロット部、20・・・・・・ボール等分案内
治具、21・・・・・・ガイド軸、  22・・・・・
・ボール案内溝、24・・・・・・肩、     40
・・・・・・ボール押え。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複列のボール溝を内周面に有し、そのボール溝間
    のランド部内径および一方ボール溝から外端側のパイロ
    ット部内径がボール付き保持器が挿入不可能な寸法とさ
    れた外方部材を上記パイロット部を上側にして定置する
    工程、ガイド軸を上部に有し、そのガイド軸の外周に複
    数のボール案内溝が形成され、上記ガイド軸の付根には
    保持器支持用の肩が設けられたボール等分案内治具に保
    持器をセットして上記外方部材の下方から内部に挿入し
    、保持器のポケット入口が一方ボール溝に対向する位置
    にボール等分案内治具を位置決めする工程、ガイド軸の
    上方からボール案内溝にボールを供給する工程、保持器
    のポケット入口に乗るボールを外方部材の上方から内部
    に挿入するボール押えで押し下げ、その押し下げ状態に
    おいてボール等分案内治具を上昇させて保持器のポケッ
    ト内にボールを押し込む工程とから成る車輪用軸受装置
    類のボール組込み方法。
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