JPH0424232B2 - - Google Patents

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JPH0424232B2
JPH0424232B2 JP57128570A JP12857082A JPH0424232B2 JP H0424232 B2 JPH0424232 B2 JP H0424232B2 JP 57128570 A JP57128570 A JP 57128570A JP 12857082 A JP12857082 A JP 12857082A JP H0424232 B2 JPH0424232 B2 JP H0424232B2
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Asao Saito
Kunio Watabe
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Canon Inc
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Publication of JPH0424232B2 publication Critical patent/JPH0424232B2/ja
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    • H04N1/40031Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales for a plurality of reproducing elements simultaneously
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、文字、図形、グラフ、画像等の二次
元的広がりを有する、所謂画像情報を視覚的に知
覚可能な状態に表出する像形成法、殊に階調整の
ある画像情報を表出する像形成法に関する。 階調性のある画像情報、即ち中間調(ハーフト
ーン)の情報を含む画像情報を視覚的に知覚可能
な状態に表出する方法としては、例えば、画像情
報記録分野に於いては、一画素を構成する、所望
される一定の微小面積(単位面積:以降セルと称
する)内に設けられる、一定の光学濃度と一定の
面積を有する像形成素体の個数及び前記画素内で
の配列状態を制御することによつて表出すること
が従来例として挙げられる。 即ち、該従来例は、例えば、一画素を像形成素
体の1つのみによつてだけ占領され得る複数のセ
ルにマトリツクス状に細分化(以後セルマトリツ
クスと称す)し、該セルマトリツクスを構成する
セルの中、像形成素体によつて占領されているセ
ルの個数とセルを占領している像形成素体の配列
状態に応じて所望のレベルの階調性が表現され
る。そして、像形成素体は、その配列ピツチがセ
ルの大きさで決まる最小配列ピツチ(以後基準配
列ピツチPsと称す)の整数倍に必ずされて配列
される(このことを以後、量子化された配列ピツ
チの下に像形成素体が配列されると表現する)。 この方法によると、階調性を高め様とすれば、
一画素自体の面積(画素面積)を大きくするか、
又は、像形成素体の面積を出来る限り小さくして
一画素を構成するセルの数を多くする必要があ
る。 而乍ら、前者の場合には、画素面積を大きくす
ればする程、鮮鋭度や解像度を一層低下させ画像
が粗くなることは否めない事実であるから、実用
的観点から望まれることではない。 後者の場合にも、ある程度の鮮鋭度や解像度を
保持して一画素を構成するセル数を殖やそうとす
ると、像形成素体の面積を小さくする点に於いて
限度がある為に自ずと限界がある。 従つて、より高い光学的濃度の階調レベルから
より低い光学的濃度の階調レベルまでと広い領域
の階調表現をしようとすると表現し得る階調レベ
ル数の不足から階調表現に木目細かさが欠け「ざ
らつき」や「がさがさ」感のある画像となる。
又、木目細かに階調性を表現しようとすると、階
調表面の幅をそれ程広くとれない為にハイライト
部及びダーク部のいずれかが表現し切れず、得ら
れる画像は、例えばダーク部の階調性を充分良く
表現しようとすれば、ハイライト部に「ギラギ
ラ」した感を与え目に刺激的なものとなり、ハイ
ライト部の階調性を充分良く表現しようとすれ
ば、全体的にトーンが低調で鮮鋭度に欠けるもの
となる。詰り、いずれにしても木目細かに階調性
を表現しようとすると階調性の表現領域に片寄り
が生じ、不自然な画像となる。 殊に、写真画像の場合には、ハイライト部や人
物の皮膚部の再現に於いて不自然さが際立ち、広
範囲の中間調を滑らかに連続的に表現することが
難しい。 他方、例えば、飛翔的インク滴を形成し、該イ
ンク滴を被記録体(例えば、紙、プラスチツク
ス、セラミツクス等のシート材)上に付着させる
ことによつてインクドツド(像形成素体の1つ)
を形成することにより画像記録を行うインクジエ
ツト記録法に於いては、階調性を表現する為に、
色濃度の異なる(カラー記録の場合には、各色に
就て)液状又は固体状のインクを用い、これ等を
使い分けることで記録を行うことは既に提案され
ている。 そして、斯かる記録法によつて、所定の面積で
の光学的反射濃度(以後「平均反射濃度」と記
す)が等しい画像部分を表現する場合には、所望
されるドツトピツチ(ドツトの配列ピツチ)の下
で、高濃度(高色濃度)インクで小面積のドツト
を形成することによる表現と低濃度(低色濃度)
インクで大面積のドツドを形成することによる表
現の2つが可能である(勿論、ここに於いては、
高濃度、低濃度の2種のインクを用いた場合に就
て説明するが、濃度の異なるインクの使用は2種
に限定されることはなく、2種以上、又、色も複
数種、用いた場合にも同様に言及され得る)。而
乍ら、仮令、表出された2つの画像の平均反射濃
度が双方とも略々同等であつたとしても、出来上
つた画像を鑑賞した場合、人間の眼には画質感に
於て大きな違いがあるかの様に映る。勿論、これ
はインクの色濃度及びドツトピツチによつても変
わつて来るものではあるが、一般には、高濃度イ
ンクを用い小面積のドツトを形成して表現された
画像は、「ざらついた感じ」が強調され、一般的
な画像表現に於いては往々にして画像に自然性を
失わせる大きな原因となつていた。 又、画像表現に於ける最低光学的濃度(最低階
調レベル)の表現をドツトの形成を行わないこと
により表現しようとすると画面上に白抜け部分が
出来、白抜け部分は他のドツトの形成がなされた
部分と明らかに画像のトーンが変わつてしまい画
質を下げる要因となつていた。 本発明は上記の諸点に鑑み成されたものであつ
て、より高い光学的濃度の階調レベルからより低
い光学的濃度の階調レベルまでと広い階調表現領
域に於いて木目細かに階調性の表現が出来る像形
成法を提案することを主たる目的とする。 本発明のもう1つの目的は、鮮鋭度及び解像度
に優れた画像が得られる像形成法を提案すること
である。 本発明の更にもう1つの目的は画質の良い、殊
に「ざらつき」や「がさがさ」が感じられない落
ちつきのある、自然性に富んだ画像が表現できる
像形成法を提案することを主たる目的としてい
る。 尚、本明細書に於いて使用される「像形成素
体」とは、例えば、インクジエツト記録、感熱記
録、感熱転写記録、ワイヤードツド記録、静電記
録等のドツト形成を行つて記録を行う、所謂ドツ
ト記録に於ける被記録体上での記録ドツトに符合
するものを指す。又、「光学的反射濃度」及び以
後の説明に於いて頻繁に用いられるインクの「濃
度(色濃度)」は、夫々市販されているデンシト
メータにて測定した光学的反射濃度及び光学的透
過濃度のことであつて、反射濃度の測定に於いて
は、基準値として、広く用いられている標準白色
紙を用いた場合の値を採用した。 本発明の像形成法は、記録ヘツドの相対走査に
よつて、記録媒体に像形成素体を配列して像形成
する像形成法において、 低濃度を表す第1濃度領域では、隣接して配列
する像形成素体が互いに重複しないよう、像形成
素体の面積を最小とし、画像信号の濃度レベルの
増加に応じて、配列する像形成素体の前記相対走
査方向の配列ピツチを非量子化の下で減少するべ
く変化させ、 前記第1濃度領域よりも高い濃度であつて、配
列する像形成素体の面積を最小・前記配列ピツチ
を最小としたとき表される濃度近傍の第2濃度領
域では、画像信号の濃度レベルの増加に応じて、
像形成素体の前記配列ピツチを非量子化の下で減
少するべく変化させるとともに、像形成素体の面
積を増加させるべく変化させ、 前記第2濃度領域よりも高濃度を表す第3濃度
領域では、隣接して配列する像形成素体が互いに
重複するよう、像形成素体の前記配列ピツチを最
小とし、画像信号の濃度レベルの増加に応じて、
像形成素体の面積を増加させるべく変化させるこ
とにより、 階調性のある像を形成することを特徴とする。 この様な本発明の像形成法によれば、「ざらつ
き」や「がさがさ」が感じられず、落ちつきがあ
つて目に対する刺激がなく、自然調の高画質の画
像を容易に表出するこをが出来る。 又、ハイライト部や人物の皮膚部の再現に於い
て自然性を失うことなく、広範囲の中間調を滑ら
かに連続的に表現することが出来る。 更には、フルカラー画像の表現に於いても自然
性が充分ある高品位の画像を得ることが出来る。
又、幅広い表現領域に於いて木目細かに階調性を
表現することが出来る為に自然性に優れた画像を
得ることが出来る。 更に、本発明の像形成法によつて得られる画像
は、鮮鋭度及び解像度の点に於いても優れてい
る。以下、本発明を図面に従つて詳細に説明す
る。 第1図は、本発明の基本概念を説明する為の説
明図である。今、表出しようとする画像の一走査
線上に於ける光学的反射濃度(勿論光学的透過濃
度で表現しても良い)の変化が例えば第1図の濃
度信号aで示されるものとする。 Wは階調レベルの一番低い、即ち光学的反射濃
度が一番低いレベル、例えば白レベルを示し、B
は階調レベルの一番高い、即ち光学的反射濃度が
一番高いレベル、例えば黒レベルを示し、H1
H2,H3はそれ等の中間のレベルの光学的反射濃
度を夫々示す。 第1図に示されるbは、濃度信号aに応じて形
成される、像形成素体(図に於いては像形成素体
の形状としては一般的に用いられている円形が示
されてある)を表出し、配列させる為の表出信号
であつて、図では、幅及びレベルが同じであるパ
ルス信号S1〜S10が非量子化された配列ピツチの
下に時系列的に配列されている。像形成する為の
像形成素体Eは、上記の表出信号bに従つて紙等
の非記録体上に非量子化された配列ピツチの下に
配列され、該像形成素体Eの配列状態で、濃度信
号aで示される濃度変化を有する階調性が表現さ
れる。 即ち、第1図に於いて、パルス信号S1〜S10
一対一に対応して配列される像形成素体E1〜E10
の各像形成素体間の配列ピツチは、P1=P2=P3
<P5=P6<P4<P7<P8<P9なる関係にあり、最
小配列ピツチであるP1の整数倍とされていない。
詰り、配列ピツチP1によつて各配列ピツチは量
子化されていない。又、像形成素体Eの面積も本
発明に於いては表現する階調レベルに応じて変調
され、図に於いてはその大きさはE1=E2=E
3=E4>E5=E6=E7>E8=E9=E1
0なる関係にある。 本発明に於いては、この様に、像形成素体Eの
配列ピツチPと面積とを表現する階調レベルに応
じて連続的に変調して、所望の階調性を有する画
像を自然性を欠くことなく表出するものである。 本発明に於いて、配列ピツチPは、0(2つの
像形成素体が全く重なつている状態:第1図に示
す様に像形成素体Eが円形状の場合には、円中心
点が一致している状態)から形成される画像の所
望する画質に応じて任意に決められる値の範囲ま
でを連続的に変調される。配列ピツチの変調領域
の上限としては、続いて配列される2つの像形成
素体の面積をS1,S2とすると、像形成素体Eの配
列に於けるデユーテイ比D=(√1+√2)/
(√・P)の値によつて決められる(但し、P
は配列ピツチ)。即ち、デユーテイ比Dが小さく
なるにつれ、形成される画像から自然性が次第に
失われ、ある値以下に小さくなると自然性は急激
に失われる。 この傾向は、像形成素体Eの光学的反射濃度が
高ければ高い程顕著である。 本発明に於いては、像形成素体Eの光学的反射
濃度が高い場合には、その目的をより効果的に達
成するには、デユーテイ比Dが0.5以上の条件の
下で配列ピツチが変調されるのが望ましい。 本発明に於いては、像形成素体Eの配列ピツチ
Pを非量子化の下に、0から所望に従つて適宜決
められる値まで連続的に変調することにより、像
形成素体Eは、完全重畳状態から完全に離隔され
た状態まで配列状態に連続性に持たせて配列させ
ることが出来る。又、像形成素体Eの面積は最小
の値から最大の値まで連続的に変調される。 即ち、第1図で説明すれば濃度レベルBのとこ
ろでは、像形成素体E1,E2,E3,E4が同
配列ピツチ(P1=P2=P3)で占領領域に一部重
畳領域が形成される様に配列されている。濃度レ
ベルH3のところでは、像形成素体E5,E6,
E7は、夫々隣りの像形成素体とわずかに重畳さ
れる様な配列ピツチ(P5=P6)の下に配列され
ている。濃度レベルBと濃度レベルH3との間は、
配列ピツチP4及び像形成素体の面積も像形成素
体E4の面積値から像形成素体E5の面積値へ縮
小変調されることで切り換えられている。濃度レ
ベルH2は、所望距離離されて配列する様に配列
ピツチP3の下に配列され、濃度レベルH1は1つ
の像形成素体E10で表現されている。そして、
濃度レベルH3と濃度レベルH2、濃度レベルH2
濃度レベルH1との間は夫々配列ピツチP7,P9
切り換えられている。 第2図及び第3図には、染料含有濃度が夫々
2wt%、0.2wt%のインクA,Bを使用して、ド
ロツプオンデマンド色インクジエツト記録法によ
つて、記録紙上にドツト直径70μのドツトを、配
列ピツチを変えて形成した場合のドツトとピツチ
と光学的平均反射濃度との関係が示される。第2
図及び第3図に於いて横軸の目盛はドツトピツチ
の逆数で示してある。 第4図及び第5図には、染料含有濃度が夫々、
3wt%、0.5wt%のインクC,Dを使用して、ド
ロツプオンデマンド色インクジエツト記録法によ
つて、記録紙上にドツト密度5PEL(1mm当り5
ドツト)で、ドツト直径を変調してドツト配列を
形成した場合の、ドツト直径と光学的平均反射濃
度との関係が示される。 本発明に於いては、像形成素体の配列ピツチと
面積を変調するに加えて、光学的濃度の異なる像
形成素体の複数を用いることにより、例えば第2
図乃至第5図で示される様にハイライト部からダ
ーク部まで広範囲の階調領域を連続的に表現する
ことを可能とするものである。 第6図には異なる光学的反射濃度を有する3種
の像形成素体E1,E2,E3によつて、それ等
の配列ピツチ及び面積を変調することにより得ら
れる光学的平均反射濃度と配列ピツチ及び面積と
の関係の一例が示される。尚、横軸は、配列ピツ
チの逆数及び面積で示し、又、光学的平均反射濃
度は、最高レベルのものを1つとして規格化し値
で示してある。 即ち、第6図に於いて、Sなる同一面積を有す
る像形成素体E1(光学的反射濃度a)と像形成
素体E2(光学的反射濃度7a)を用いること
で、像形成素体E1では、配列ピツチを4Pより
P1まで連続的に変調することにより光学的平均
反射濃度D1よりD3までの領域の階調性を連続的
に表現出来、像形成素体E2では、配列ピツチを
P3からP2まで連続的に変調することで、光学的
平均反射濃度D4より1.0までの領域の階調性を連
続的に表現出来、像形成素体E3では、像形成素
体E1面積をS1からS2まで変調することで光学的
反射濃度がD2からD5までの階調領域を表現する
ことが容易に成し得る。 より詳細には、濃度レベルがD3〜D5の領域で
は像形成素体E3を用い、配列する像形成素体の
相対走査方向の配列ピツチを最小とし、像形成素
体の面積をS〜S2まで変化させ、濃度レベルが
D1〜D2の領域では像形成素体E1を用い、像形
成素体の面積を最小とし、配列する像形成素体の
相対走査方向の配列ピツチをP1〜3Pまで非量子
化の下で変化させている。 さらに、濃度レベルがD2〜D3の領域、すなわ
ち、像形成素体を前記最小の面積、前記最小の配
列ピツチで配列して表される濃度近傍の濃度領域
では像形成素体E1と3を用い、配列する像形成
素体のピツチと、像形成素体の面積を変化させて
いる。 上記構成によれば、高濃度領域においては、像
形成素体の配列ピツチを最小とし、像形成素体の
面積を変化させているため、画像の解像度を低下
させることなく階調を表現でき、一方、低濃度領
域においては、像形成素体の面積を最小とし、像
形成素体の配列ピツチを非量子化の下で変化させ
ているため、画質を損なうことなく、特に「ざら
つき」感なく階調を表現できる。 さらに、像形成素体を前記最小の面積、前記最
小の配列のピツチで配列して表される濃度近傍の
濃度領域では、配列する像形成素体のピツチと、
像形成素体の面積を変化させているため、高濃度
と低濃度の中間階調領域を滑らかに連続的に表現
することができ、いわゆる擬似輪郭の発生を防止
することもできる。 以上の説明に於いては、光学的濃度の異なる3
種の像形成素体を用いた場合を示したが、本発明
は、これに限定されることはなく、光学的濃度の
異なる像形成素体は2種又は4種以上用いても良
いもので、光学的濃度の異なる像形成素体の種類
が殖えるに従つて広範囲の領域の階調性をより木
目細かに表現することが出来る。 又、本発明の像形成法に於いては、光学的濃度
の異なる像形成素体自体は2種ではあるが、配列
ピツチ、面積の2種の変調因子との組合わせによ
つて、充分広い範囲の階調領域を連続的に表現す
ることが出来る。 例えば光学的濃度がD1なる像形成素体E1と
光学的濃度がD2なる像形成素体E2(但しD1
D2)の2種を使用し、(1)像形成素体E1による
階調表現は、配列ピツチ変調と面積変調の両者を
順次に又は同時に行ない、像形成素体E2により
階調表現は、配列ピツチ変調又は面積変調のいず
れか一方のみで行なう、(2)像形成素体E1,E2
共に、配列ピツチ変調と面積変調の両者を順次又
は同時に行なう、等して目的の階調性を表現する
ことが出来る。 この様な像形成素体Eの種類と変調因子との組
み合せによる階調表現法を、像形成素体Eが2種
の場合に就て以下の第1表に記す。
【表】 第1表に於いて一種の像形成素体が変調因子を
2つ有する場合には、それ等の変調因子は、階調
の表現領域に於いて領域別に変調されても良い
し、又は、表現領域に区別なく同時に変調されて
も良い。 第1表に於いて、配列ピツチ及び面積のいずれ
も変調されない様に記載されてあるものは、これ
等以外の変調因子、例えば一画素を占める像形成
素体の数を変える(数変調)ことによつて階調表
現される。 第7図に本発明をオンデマンドインクジエツト
方式のモノクロプリンターに応用した場合のブロ
ツク図を示す。 入力端子にビデオ信号等の階調性を有した信号
S(a)が入力される。階調信号S(a)ははアンプ部
AMPによつて増幅され、周波数変調部FMODに
入力される。周波数変調部FMODにより階調信
号S(a)は周波数変調されてフイルター部FILに入
力される。周波数変調された信号S(b)はフイルタ
部FILでコントローラCONTの制御によつてイン
クジエツトヘツドの最高応答周波数以上の周波数
成分がカツトされ信号S(c)としてドツトピツチ径
制御部DCONに入力される。ドツトピツチ径制
御部DCONに入力した信号S(c)に対して、コン
トローラCONTの制御によつて階調に応じたヘ
ツド印加電圧が得られると共にコントローラ
CONTによつて与えられた濃度閾値を基準とし
てドツトピツチが与えられる。ドツトピツチ径制
御部DCONより出力されるヘツド印加電圧信号
はヘツド印加電圧制御部VOLに入力され、ヘツ
ド印加電圧が設定されて像形成パルス発生部
PGENへ供給される。像形成パルス発生部PGEN
ではドツトピツチ制御部DCONからのパルス信
号によつてヘツド印加電圧制御部VOLからの電
流をスイツチングし、インクジエツトヘツドIJH
1,IJH2の駆動パルスを生成している。その駆
動パルスによつてインクジエツトヘツドIJH1,
IJH2はON−OFF駆動をくり返され、飛翔的イ
ンク滴を形成する。インク液の吐出に同期してコ
ントローラCONTはキヤリツジ制御部CR及び紙
送り制御部PFに制御信号を出力し、これによつ
てインクジエツトヘツドが記録紙を走査する。 第8図は本発明の第1の実施態様例に於ける各
部の信号を示したものである。Cは濃インクノズ
ルの駆動パルスを生成するためのタイミングパル
スであり、その時の印加電圧はDで与えられる。
CとDにより濃インク用インクジエツトヘツドの
駆動パルスEが生成されこの信号により濃インク
用インクジエツトヘツドがON−OFFを繰返し動
作されてFで示す様な像形成素体の配列状態が形
成される。Fにおいてドツト間のピツチ及びドツ
ト径は階調に応じて変化し、ダーク部ではドツト
同志が重なり合う領域もある。淡インク用インク
ジエツトヘツドを駆動する信号に関しても、上記
と同様に説明される。 第9図は本発明の第2の実施態様例のブロツク
図で、オンデマンド型インクジエツト方式で、イ
エロー、マゼンタ、シアンの3色のインクを使用
してカラープリントするカラープリンターに応用
した場合である。 先ず、カラービデオ信号又はR(赤)、G(緑)、
B(青)の信号が夫々アンプRAMP,GAMP,
BAMPによつて増幅されて、色信号発生部
CGENに夫々入力される。この入力信号に対し、
コントローラCONTは画像処理を行いその結果、
出力される出力信号を周波数変調部YFM、
MFM、CFMへ夫々供給する。周波数変調部
YFM、MFM、CFMでは各入力信号を周波数変
調した後、その出力信号をフイルター部YFIL,
MFIL,CFILへ入力する。フイルター部YFIL,
MFIL,CFILにおいて入力信号はコントローラ
CONTにより、インクジエツトヘツドの最高応
答周波数以上の周波数成分がカツトされ、ドツト
ピツチ、径制御部YCON,MCON,CCONへ
夫々出力される。ドツトピツチ、径制御部
YCON,MCON,CCONに入力した信号から、
コントローラCONTによつて階調変化に応じた
ドツトタイミング信号及びヘツド印加電圧信号が
得られる。 ドツトタイミング信号は、像形成パルス発生部
YGEN,MGEN,CGENへ夫々出力される。ま
たヘツド印加電圧信号は、ヘツド印加電圧制御部
YVOL,MVOL,CVOLへ夫々出力され、各々
のヘツドへ印加する駆動信号の電圧値が設定され
る。 像形成パルス発生部YGEN,MGEN,CGEN
の夫々では、ピツチ・径制御部YCON,MCON,
CCONの夫々からの入力信号によつて、ヘツド印
加電圧制御部YVOL,MVOL,CVOLからの電
流をスイツチングし、インクジエツトのヘツド
YIJH1,YIJH2,MIJH1,MIJH2,CIJH
1,CIJH2の駆動パルスを生成している。この
駆動パルスによつて、インクジエツトヘツド
YIJH1,YIJH2,MIJH1,MIJH2,CIJH
1,CIJH2はON−OFF動作をくり返えされ、
その度に飛翔的インク滴が形成される。インク滴
の吐出に同期してコントローラCONTはキヤリ
ツジ制御部CR及び紙送り制御部PFに制御信号を
出力し、それによつてインクジエツトヘツドが記
録紙を走査する。 第10図は本発明の第3の実施態様例を示すブ
ロツク図で、オンデマンド型インクジエツト方式
で、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラツクの4
色のインクを使用してカラープリントするカラー
プリンターに応用した場合である。回路ブロツク
は第9図の3色カラープリンターにブラツクイン
ク用の信号の処理として、変調部BFM、フイル
ター部BFIL、ドツトピツチ、径制御部BCON、
ヘツド印加電圧制御部BVOL、像形成パルス発
生部BGEN、インクジエツトヘツドBIJH1,
BIJH2を加えたもので、基本的な信号処理内容
は第9図のカラープリンターと同様である。尚、
使用する記号は第9図と同様のものは同じものを
示す。 第11図は本発明の第4の実施態様例を示すブ
ロツク図で、本発明を原画像を読取る為の読取部
を備えたオンデマンド型インクジエツト方式のモ
ノクロ印写装置に応用した場合である。 コントローラCONTからの制御信号によつて
読取主走査制御部RCR、読取副走査制御部RPF
を制御し、読取部RINが原画像を走査し階調信
号が得られる。階調信号の処理以降は第7図の実
施態様例の場合と同様である。尚、使用る記号
は、第7図と同様のものは第7図のものと同じも
のを示す。 第12図は本発明の第5の実施態様例のブロツ
ク図を示すもので、原画像を読取る為の読取部を
備えたオンデマンド型インクジエツト方式で、イ
エロー、マゼンタ、シアンの3色のインクを使用
してカラープリントするカラー印写装置に応用し
た場合である。 コントローラCONTからの制御信号によつて、
読取主走査制御部RCR、読取副走査制御部RPF
を制御し、読取部RINが原画像を走査し各色の
階調信号が得られる。各階調信号の各アンプ以降
の処理は、第9図の実施態様例の場合と同様であ
る。尚使用する記号は、第9図と同じものは第9
図に示すものと同じものを示す。 第13図は本発明の第6の実施態様例で、原画
像を読取る為の読取部を備えたオンデマンド型イ
ンクジエツト方式で、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラツクの4色のインクを使用してカラープ
リントするカラー印写装置に本発明を応用した場
合である。 コントローラCONTからの制御信号によつて
読取主走査制御部RCR、読取副走査制御部RPF
を制御し、読取部RINが原画像を走査し各色の
階調信号が得られる。各色の階調信号の各アンプ
以降の処理は、第10図の実施態様例の場合と同
様である。尚、使用する記号は、第10図と同じ
ものは第10図に示すものと同じものを示す。 以上の説明において、インクジエツトヘツドは
オンデマンド型インクジエツト方式を用いたが、
本発明はこれに限定されることはなく他のプリン
ター、例えば熱転写型プリンター、ワイヤードツ
トプリンター、電子写真プリンターにも応用でき
る。 以上説明したとおり、本発明によれば解像度及
び画質に優れ、かつ広い階調領域を表現すること
が可能となる。さらには、高濃度と低濃度の中間
階調領域を滑らかに連続的に表現することがで
き、いわゆる擬似輪郭の発生を防止することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本概念を説明する為の模
式的説明図、第2図及び第3図は、夫々ドツトピ
ツチと光学的平均反射濃度との関係を示しだグラ
フ、第4図及び第5図は、夫々ドツト直径と光学
的反射濃度との関係を示したグラフ、第6図は本
発明による階調性の表現領域と変調因子との関係
を説明する為のグラフ、第7図及び第8図は、
夫々本発明の第1の実施態様例を説明する為のブ
ロツク図とタイミングチヤート、第9図乃至第1
3図は、夫々第2乃至第6の実施態様例のブロツ
ク図を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録ヘツドの相対走査によつて、記録媒体に
    像形成素体を配列して像形成する像形成法におい
    て、 低濃度を表す第1濃度領域では、隣接して配列
    する像形成素体が互いに重複しないよう、像形成
    素体の面積を最小とし、画像信号の濃度レベルの
    増加に応じて、配列する像形成素体の前記相対走
    査方向の配列ピツチを非量子化の下で減少するべ
    く変化させ、 前記第1濃度領域よりも高い濃度であつて、配
    列する像形成素体の面積を最小・前記配列ピツチ
    を最小としたとき表される濃度近傍の第2濃度領
    域では、画像信号の濃度レベルの増加に応じて、
    像形成素体の前記配列ピツチを非量子化の下で減
    少するべく変化させるとともに、像形成素体の面
    積を増加させるべく変化させ、 前記第2濃度領域よりも高濃度を表す第3濃度
    領域では、隣接して配列する像形成素体が互いに
    重複するよう、像形成素体の前記配列ピツチを最
    小とし、画像信号の濃度レベルの増加に応じて、
    像形成素体の面積を増加させるべく変化させるこ
    とにより、 階調性のある像を形成することを特徴とする像
    形成法。 2 前記記録ヘツドは、前記記録媒体に光学的濃
    度の異なる像形成素体が配列可能であり、 画像信号の濃度レベルに応じて、光学的濃度の
    異なる像形成素体の少なくとも1つに対し、配列
    する像形成素体の前記相対走査方向の配列ピツチ
    と像形成素体の面積を変化させて像を形成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の像形
    成法。 3 前記記録ヘツドは、インクを吐出することに
    よつて前記記録媒体に像形成素体を配列して像を
    形成することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の像形成法。
JP57128570A 1982-07-23 1982-07-23 像形成法 Granted JPS5919166A (ja)

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US06/815,677 US4692773A (en) 1982-07-23 1986-01-02 Image forming method using image forming elements having different concentrations and pitches

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