JPH04241798A - 電動ハイブリッドポンプ - Google Patents

電動ハイブリッドポンプ

Info

Publication number
JPH04241798A
JPH04241798A JP3149034A JP14903491A JPH04241798A JP H04241798 A JPH04241798 A JP H04241798A JP 3149034 A JP3149034 A JP 3149034A JP 14903491 A JP14903491 A JP 14903491A JP H04241798 A JPH04241798 A JP H04241798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
electric hybrid
electric motor
suction
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3149034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2990860B2 (ja
Inventor
Chishiro Furukawa
古川 千城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP3149034A priority Critical patent/JP2990860B2/ja
Priority to EP92106541A priority patent/EP0519176B1/en
Priority to US07/868,563 priority patent/US5246336A/en
Priority to DE69206051T priority patent/DE69206051T2/de
Priority to KR1019920006368A priority patent/KR960001994B1/ko
Publication of JPH04241798A publication Critical patent/JPH04241798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2990860B2 publication Critical patent/JP2990860B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、立軸又は横軸で、単
段又は多数のターボ形ポンプの独立した複数台のポンプ
を1台の電動機に混成して直結してなる電動ハイブリッ
ドポンプに関する。そして遠心形ポンプのほか渦巻室を
備える斜流形ポンプも含み、なかでも一般産業用のポン
プのほか工作機械の切削剤を取扱うクーラントポンプに
適した電動ハイブリッドポンプに係る。
【0002】
【従来の技術】例えば工作機械の分野に使用されるポン
プとしては、日本電機工業会標準規格JEM1242(
1970)「クーラントポンプ」(従来文献1)に記載
された単段の遠心形ポンプが知られている。また多段の
自吸形ポンプとしては特開平2−78790号公報(従
来文献2)に、多段の浸漬形ポンプとしては特開昭62
−189399号公報(従来文献3)に示されたものが
知られている。工作機械用のクーラントポンプとしては
、切削・研削面の潤滑・冷却や切・研削粉の吹き飛ばし
用には圧力形のポンプが、ベッドの切・研削粉洗い流し
用には流量形のポンプを使用するというように、通常1
台の工作機械に2台又はそれ以上のクーラントポンプが
使用されるようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の技術によ
れば、工作機械1台について2台又はそれ以上の電動ポ
ンプを設置するスペースが必要であり、電動機への配線
系統を2系統又はそれ以上を必要とするなどの問題があ
る。これは、圧力と流量が同一な場合に同一電動ポンプ
を2台使用する時も同様の問題を持つ。必要ポンプ特性
が同一だからといって2倍の流量のポンプ1台に吐出管
を2系統配管して使用することもあるが、一方の配管を
閉め切ったり、絞ったりすると他方の配管の流量が必ず
変化するから、これを避けるためにはやはり同一電動ポ
ンプを2台使用する。
【0004】この発明の目的は、1台の電動機に独立し
た複数台のポンプを直結して1配線系統で各ポンプを独
立運転することからスタートして、様々な作用効果を創
造できる電動ハイブリッドポンプを提供することにある
【0005】
【課題を解決するための手段】発明1の電動ハイブリッ
ドポンプは、電動機の一方の駆動側に、吸込口と吐出口
と渦巻室と羽根車とからなるそれぞれ独立した2台のタ
ーボ形のポンプを結合し、前記2つの吸込口のそれぞれ
を軸方向の外側に向けるものである。
【0006】発明2の電動ハイブリッドポンプは、発明
1において、前記2つの渦巻室を形成するケーシングの
相互に隣合う隔壁を一体にするものである。
【0007】発明3の電動ハイブリッドポンプは、発明
1において、前記2つの渦巻室を形成するケーシングを
吸込口付きの吸込側カバーと分離して一体形成するもの
である。
【0008】発明4の電動ハイブリッドポンプは、発明
3において、前記一体形成されるケーシングを軸方向の
両外側からアンダーカットの無い形状に形成するもので
ある。
【0009】発明5の電動ハイブリッドポンプは、発明
1、2、3又は4において、前記ポンプを立軸に設置し
、前記それぞれの吸込口をポンプの取扱い液体中に開口
し、羽根車外径のより小さいポンプを電動機側に配置す
るものである。
【0010】発明6の電動ハイブリッドポンプは、発明
1、2、3又は4において、前記ポンプを立軸に設置し
、前記それぞれの吸込口をポンプの取扱い液体中に開口
し、流量のより少ないポンプを電動機側に配置するもの
である。
【0011】発明7の電動ハイブリッドポンプは、電動
機の一方の駆動側に、吸込口と吐出口と渦巻室と羽根車
とからなるそれぞれ独立した複数のターボ形のポンプを
結合し、最も外側の2台のポンプのそれぞれの吸込口を
軸方向の内側に向けるものである。
【0012】発明8の電動ハイブリッドポンプは、発明
7において、前記複数のポンプのうちの吸込口が向かい
合う2台のポンプの間に間隔吸込ケーシングを設け、こ
の間隔吸込ケーシングに前記両ポンプの吸込口を一体に
形成するものである。
【0013】発明9の電動ハイブリッドポンプは、電動
機の一方の駆動側に、吸込口と吐出口と渦巻室と羽根車
とからなるそれぞれ独立した複数のターボ形のポンプを
結合し、前記それぞれの吸込口を軸方向の同一方向に向
けるものである。
【0014】発明10の電動ハイブリッドポンプは、発
明9において、前記隣接するポンプの間に間隔ケーシン
グを設け、この間隔ケーシングに一方のポンプの渦巻室
に連通し軸方向に向く連絡吐出口と、前記一方のポンプ
の吸込口付きの吸込側カバーとを設けるものである。
【0015】発明11の電動ハイブリッドポンプは、発
明9又は10において、前記ポンプを立軸に設置し、前
記それぞれの吸込口をポンプの取扱い液体中に開口して
電動機側に向け、吐出圧力のより高いポンプを電動機側
の反対側に配置するものである。
【0016】発明12の電動ハイブリッドポンプは、発
明9又は10において、前記ポンプを立軸に設置し、前
記それぞれの吸込口をポンプの取扱い液体中に開口して
電動機側に向け、流量のより少ないポンプを電動機側に
配置するものである。
【0017】発明13の電動ハイブリッドポンプは、発
明1から12までのいずれか1において、前記1の渦巻
室の側方に他のポンプのための中継吐出口を軸方向に向
けて一体に形成するものである。
【0018】発明14の電動ハイブリッドポンプは、発
明1から13までのいずれか1において、前記電動機の
駆動側に、隣接するそれぞれのポンプの吐出継手と、前
記電動機側のポンプの吸込側カバーと、この吸込側カバ
ーに設けられるそれぞれの吐出口と前記吐出継手を連通
させる延長管とを一体にしてポンプ脚を形成し、前記ポ
ンプを立軸に設置し、前記それぞれの吸込口をポンプの
取扱い液体中に開口するものである。
【0019】発明15の電動ハイブリッドポンプは、発
明1から14までのいずれか1において、前記ポンプ脚
の前記吐出継手の下部に前記駆動軸と直角なフランジを
一体形成するものである。
【0020】発明16の電動ハイブリッドポンプは、発
明1から15までのいずれか1において、前記ポンプ脚
を前記電動機の運転側ブラケットと一体形成するもので
ある。
【0021】発明17の電動ハイブリッドポンプは、立
軸電動機の下方の駆動側に、吸込口と吐出口と渦巻室と
羽根車とからなるそれぞれ独立した複数のターボ形のポ
ンプを結合するものである。
【0022】発明18の電動ハイブリッドポンプは、電
動機の一方の駆動側に、吸込口と吐出口と渦巻室と羽根
車とからなるそれぞれ独立したターボ形の多段ポンプと
単段ポンプとを結合するものである。
【0023】発明19の電動ハイブリッドポンプは、発
明18において、前記ポンプを立軸に設置し、前記多段
ポンプを前記単段ポンプより電動機側に配置し、その吸
込口を電動機側の反対側に向けてポンプの取扱い液体中
に開口し、前記単段ポンプの吸込口を電動機側に又は電
動機側の反対側に向け、前記多段ポンプと前記単段ポン
プとの間に少なくとも前記多段ポンプの前記吸込口のた
めの隙間を設けた支柱を備える間隔ケーシングを介装す
るものである。
【0024】発明20の電動ハイブリッドポンプは、発
明19において、前記電動機の駆動側に、それぞれのポ
ンプの吐出継手と、この吐出継手と前記多段ポンプの吐
出口とを連通させる延長管とを一体にしてポンプ脚を形
成し、前記単段ポンプの吐出口と前記吐出継手との間に
、前記多段ポンプの外側に配置した延長管を介装するも
のである。
【0025】発明21の電動ハイブリッドポンプは、発
明19において、前記電動機の駆動側に、それぞれのポ
ンプの吐出継手と、この吐出継手とそれぞれのポンプの
吐出口とを連通させるそれぞれの延長管とを一体にして
ポンプ脚を形成し、前記単段ポンプの渦巻室と前記延長
管の前記吐出口とを連通する中継吐出口を前記多段ポン
プのそれぞれのケーシングと前記間隔ケーシングとの側
部にそれぞれ一体成形するものである。
【0026】
【作用】発明1において、羽根車を内蔵し、軸方向に開
口する吸込口と渦巻室の円周位置において開口する吐出
口を備えるいわば公知のターボ形のポンプの2台は、1
台の電動機の一方の駆動側に結合されて独立のポンプを
形成する。したがって電動機の配線系統(配線、必要な
電磁接触器など)は一系統でありながら、独立したポン
プ2台が運転される。また一方のポンプ配管系の弁等を
閉じたり絞ったりしても他方のポンプの運転状態は変る
ことがない。電動機が誘導電動機であって、一方の弁操
作によって電動機の回転数(スリップ)が多少変化して
も実質上、他方のポンプの運転状態は変らない。そして
軸方向に多少は長くなるが、軸方向の投影面積は2台の
ポンプの動力を合算した容量の電動機の投影面積であっ
て、単独の電動ポンプの電動機の2台分の投影面積より
はるかに小さい。詳細になり過るきらいはあるが、2極
全閉外扇形汎用電動機の750W及び1.5kWの外被
直径は、例えば16.2cm、18.7cmであり、7
50Wは2台として、2乗の比は1.5kWが0.67
倍と小さい。設置作業、配管を考慮すれば更に発明によ
るものはスペースが縮小され、配管を除き設置作業も1
回でよい。更に、以下の関連する発明の基本となって、
それぞれの作用効果を生じる可能性を持つことは当然で
ある。
【0027】発明2又は3において、2台のポンプの吸
込口は相互に外側を向くことから、ケーシングの隣り合
う隔壁が一体化され、又はケーシングそのものが一体化
され、構造が簡単で寸法が小さくなる。発明4において
、ケーシングを両外側からアンダーカット無しの形状に
することにより、鋳造、ダイカスト、モールドが一体で
できるようになる。発明5において、羽根車外径のより
小さいポンプ(軸動力が同じなら流量のより多いポンプ
)を電動機側に配置して下のポンプの吐出流路の形成を
容易にできる。
【0028】発明6において、液体中に上を向いて開口
する吸込口からは液面から渦を吸い込みやすいが、流量
のより少ないポンプを電動機側に配置して渦の吸い込み
を少くできる。なお、発明5と6とは一般には相反する
事項であって、どちらを選択するかはその時の状況によ
る。
【0029】発明7の作用は、発明1の電動機の配線系
統、ポンプ運転状態の独立性、軸方向投影面積の減少な
ど一致する部分が多く、ただ発明7では複数のポンプの
最も外側の2台のポンプを内側に向けることにより、最
上部のポンプが液面に近くても渦を吸い込むことが防止
され、最下部のポンプがタンクに接触するまで電動ポン
プ全体を深く、すなわちタンクを浅くすることができる
。3台以上の場合の他のポンプの吸込口の方向は任意で
ある。発明8において、吸込口が向い合う2台一対のポ
ンプの間隔ケーシングに一対の吸込口を一体形成して構
造を簡単にできる。
【0030】発明9の作用は発明7のように、発明1の
電動機の配線系統、ポンプ運転状態の独立性、軸方向投
影面積の減少など一致する部分が多く、ただ発明9では
各ポンプが同方向を向くから、ポンプの数が多い場合に
羽根車や渦巻室を形成するケーシング等を同一部品にし
やすい。
【0031】発明10において、一方のポンプの吸込口
付きの吸込カバーを設けた間隔ケーシングに、前記一方
のポンプの渦巻室に連通する連絡吐出口を設けるので、
各ポンプを軸方向に重ねるだけの簡単な構造で、各ポン
プの吐出口を一方側に導くことができる。間隔ケーシン
グは軸に直角な平行2面内に形成するとよい。
【0032】発明11において、立軸の電動機側の反対
側に配置される吐出圧力のより高いポンプには、駆動軸
が吸込口部を貫通するだけであって、羽根車の車板側の
ケーシングには駆動軸が貫通しないことになる。したが
って駆動軸が貫通するとしたならば必要となるラビリン
ス等の軸封装置が不要になり、高い吐出圧力による洩れ
が全くなくて特性の低下がなく、軸封装置のような複雑
な構造から自由になる。この作用はここに配置されるポ
ンプが来文献3でよく理解できる。
【0033】発明12の作用は発明6と同一である。軸
動力が同一ならば流量がより少ないいポンプは吐出圧力
のより高いポンプとなり、一般には相反する事項であっ
て、発明11とどちらを選択するかはその時の状況によ
る。
【0034】発明13において、1の渦巻室の側方に他
のポンプの中継吐出口を軸方向に向けて一体形成するこ
とにより、各ポンプの渦巻室を重ねるだけで、2又は複
数のポンプのそれぞれの吐出管路が独立してポンプ群の
側方に自動的に形成され、ポンプ群の構造が簡単になる
。ポンプの吐出管路のいくつかは電動機に向き、他のい
くつかは反電動機側に向き、残りのいくつかはその渦巻
室から直接に半径方向に向くのもあり得る。
【0035】発明14において、それぞれのポンプのた
めの吐出継手と吐出口に連通する延長管とからなるポン
プ脚が電動機側のポンプの吸込側カバーを一体化するこ
とによって、電動機とポンプ群とを結合する構造体とな
る。立軸のポンプは下部にあって取扱液体中に吸込口が
開口し、立軸の電動機は上部にあって吐出継手に配管が
できる。
【0036】発明15において、ポンプ脚のフランジに
よって取扱液体のタンクの上面板等に電動ポンプを設置
すれば、上面板の上に吐出継手が位置するので、設置が
容易で配管は前記上面板の上に沿うことになる。
【0037】発明16において、ポンプ脚は電動機のブ
ラケットと一体になって構造が簡単になり、寸法も縮小
され、駆動軸の渦巻箱に対する寸法精度も向上する。
【0038】発明17は発明1の電動機の配線系統、ポ
ンプ運転状態の独立性、軸方向投影面積の減少などの作
用を持ち、ポンプの数や吸込口の方向を限定するもので
はないが、立軸電動機の下方にポンプ群を結合するよう
に限定する結果、設置床面積が縮少する。
【0039】発明18の作用は、発明1の電動機の配線
系統、ポンプ運転状態の独立性、軸方向投影面積の減少
など一致する部分が多く、ただ発明18では多段ポンプ
と単段ポンプとの組合せが実現できる。
【0040】発明19において、単段ポンプの羽根車と
比べて全質量の大きい多段ポンプ羽根車が電動機側に配
置されて軸の危険速度の点で有利である。また多段ポン
プの吸込口がポンプの取扱い液体中に開口して電動機側
の反対側に向くことから、タンク等の中の取扱い液体の
液面を低くできて有利である。
【0041】発明20において、ポンプ脚には、単段ポ
ンプの延長管を除き、それぞれのポンプの吐出継手と、
この吐出継手と多段ポンプの吐出口とを連通させる延長
管とを一体に形成して構造が強固になる。
【0042】発明21において、ポンプ脚には、単段ポ
ンプの延長管も一体に形成して構造が強固になる。単段
ポンプの渦巻室から延長管までは、多段ポンプのそれぞ
れのケーシングと間隔ケーシングとの側部にそれぞれ一
体成形される中継吐出口により連通してガス管のような
特別の部材を必要としない。
【0043】
【実施例】図1は実施例1の部分縦断面図、図2は実施
例2の部分縦断面図、図3は図2のA−A断面図、図4
は実施例3の要部縦断面図である。各図において同一符
号を付けるものはおよそ同一機能を持ち、重複説明を省
くこともある。なお、およそ発明1から6までは実施例
1に係わり、発明9から12までは実施例2に係わり、
発明13から16までは実施例1及び2に係わり、発明
18から20までは実施例3に係わる。発明7、8及び
17は実施例1及び2から推定でき、発明21は実施例
3から推定できるので対応する図を添付しない。
【0044】図1において、立軸の電動機1の下方の駆
動側には、吐出継手3a、3b、延長管4a、4b、第
1のポンプの吸込側カバー5aを一体形成したポンプ脚
6が設けられる。このポンプ脚6には更に電動機1の駆
動側のブラケット10aフランジ7とが一体化される。 前記ポンプ脚の前記吸込側カバー5aの下面にはケーシ
ング12が取付けられる。このケーシング12は第1の
ポンプ8aの羽根車9aと第2のポンプ8bの羽根車9
bとを収める第1及び第2の渦巻室10a、10bが共
通の隔壁11を境にして背中合せに向い合って形成され
る。このケーシング12の下面には更に、第2のポンプ
8bの吸込側カバー5bがあって、複数のボルト13で
ケーシング12とともに前記ポンプ脚6の下部の前記吸
込側カバー5aに固定される。そして前記第1の羽根車
9aと第2の羽根車9bは電動機1の軸受1b等で支承
される駆動軸14にボルト15で直結される。前記吸込
側カバー5a、5bにはそれぞれ吸込口16a、16b
が設けられて、取扱い液体の液面19の下に開口する。 前記第1の渦巻室10aは直接に前記延長管4aに連通
するが、前記第2の渦巻室10bは、第1の渦巻室10
aの側方に軸方向に向けて一体形成される中継吐出口1
7を介して前記延長管4bに連通する。かくしてポンプ
脚6の一部である吸込側カバー5aには第1の吐出口1
8a、第2の吐出口18bが設けられることになる。
【0045】この実施例1によれば、1台の電動機と2
台のポンプに関して、電動機の配線系統、ポンプ運転状
態の独立性、軸方向投影面積の減少などの点で有利であ
る。そしてブラケット1a、吐出継手3a、3b、フラ
ンジ7、延長管4a、4b及び第1の吸込カバー5a、
吐出口18a、18bは一体化されて構造が簡単である
。また下方の第1のポンプ8a及び第2のポンプ8bと
電動機の間の剛性が高く、回転する羽根車と渦巻室との
相対寸法精度が高い。そして2つの渦巻室は両側からア
ンダーカットなしの形状にされ、1個のケーシング12
に鋳造又はダイカストで一体形成されるだけでなく、第
2のポンプ8bのための中継吐出口さえも第1のポンプ
の渦巻室10aが10bより小さいので容易に一体化さ
れ、特別な配管を要しない。隔壁11と第2の羽根車9
bとの間には相対運動のための隙間が存在し両ポンプの
吐出圧力の差によって洩れ損失が発生するが、通常の渦
巻室を貫通する隙間のように吐出圧力そのものに基く洩
れよりはるかに少ない。両ポンプが同一圧力なら洩は無
い。ケーシング12は平行な2面の単純な機械加工によ
ってポンプ脚6や、吸込側カバー5bとよく結合できる
【0046】前記実施例1の変形を説明する。フランジ
7は必須ではなく、またブラケット1aとポンプ脚6を
分離する形態も有利な場合がある。ポンプ脚のない電動
機が中間組立体として形成され電動機の試験が行いやす
く、汎用電動機も使用できる。ポンプ脚と吸込側カバー
とを、板状の結合体で結合して鋳造性を向上し延長管を
別部材とすることもあり、中継吐出口もケーシング12
から分離する構造も採用できる。流量のより多い羽根車
9aを下方、すなわち電動機側の反対側に配置して液面
19が下った時の渦による空気の吸込を防ぐこともでき
る。渦巻室は半径上の断面が次第に拡大するものに限ら
ず、外周が単純な円形のものでもよく、ポンプは多段で
もよい。
【0047】実施例1の大規模な変形として、ポンプを
液中に浸漬しないために、吸込口16a、16bにエル
ボ状の吸込管を設け、吐出口18a、18bも各渦巻室
10a、10bから直接接線方向に向けて吐出管を接続
するような通常の単独のポンプを使用し、ポンプ脚は延
長管4a、4b、吐出継手3a、3bのない単純な電動
機とポンプを直結のために連結する部材としてもよい。 その際、電動ポンプは立軸でも横軸でもよい。特別な変
形として、従来文献2のような自吸形ポンプの下に同軸
で駆動される例えば流量形のポンプを連結してもよい。
【0048】図2及び図3に示す実施例2において、電
動機1にポンプ脚6が取付けられ、このポンプ脚6は吐
出継手3a、3b、延長管4a、4b、吸込カバー5a
を一体形成したうえでブラケット1aとフランジ7をも
一体形成する。実施例1と同様な構造である。ポンプ脚
6の吸込側カバー5aの下面には順次第1のケーシング
21、間隔ケーシング22、第2のケーシング23が平
行に取付けられ、ボルト13で固定される。第1のケー
シング21には第1のポンプ8aのための渦巻室10a
が形成されて羽根車9aを収めるほか、側方に中継吐出
口17を実施例1のように一体形成している。間隔ケー
シング22は、第2のポンプ28bのための吸込口24
と第2のポンプのための連絡吐出口25が形成されるほ
か、間隔剛性を保つ支柱22aが一体形成される。第2
のケーシング23自体は吸込口を持たず、うず巻室10
bが形成される。このうず巻室10bは順次、連絡吐出
口25、中継吐出口17、延長管4b、吐出継手3bに
連通する。この実施例2では駆動軸26は電動機1の回
転軸と分離されて継手27で直結される。
【0049】この実施例2の特徴的な作用として、吐出
圧力のより高いポンプ28bの圧力側(渦巻室側)を駆
動軸が貫通しないので、そのようなことで生じる洩れは
全くない。もっとも、より流量の少ないポンプを上方に
配置して液面からの渦による空気吸込を防ぐ態様もある
。電動機の配線系統、ポンプ運転状態の独立性、軸方向
投影面積の減少などの有利性や、ポンプ脚一体の有利性
のほか、中継吐出口17と連結吐出口25によって2以
上のポンプの吐出管路が、各ケーシングを積み重ねるこ
とによって自動的に形成される有利性は実施例1と同一
又は類似している。実施例2の変形として、ポンプ脚関
係を分離したり、ポンプを液中に浸漬しないような構造
や、立軸・横軸の構造は、実施例1と同様である。
【0050】発明7又は8に関係する興味ある変形とし
て、第1の羽根車9aを裏返して吸込口を下方に配置す
るものがある。この構造によれば、下方のポンプの軸貫
通部のない有利性のほか、上方のポンプが液面から渦に
よって空気を吸い込むことが防止できるほか、使用者が
不注意に下方のポンプをタンクの底に当てて使用してし
まうことについて、何の心配もいらない。2以上のポン
プの場合には最も外側のポンプの吸込口を考慮するだけ
で、中間の他のポンプの吸込口の方向は自由である。
【0051】図4に示す実施例3において、電動機1に
ポンプ脚39が取付けられ、このポンプ脚39は吐出継
手3a、3b、延長管4aを一体形成したうえでブラケ
ット1aとフランジ7をも一体形成する。吐出継手3b
には延長管37を一体化しないで、ガス管等をねじ込む
。ポンプ脚39の下端には、第1のポンプとして、羽根
車36aとケンシング33aとからなる多段ポンプ38
aが取付けられる。ケンシング33aは環状の渦巻室3
4aと案内羽根35を備え、第1段の吸込口31aは下
方に向き、最終段の渦巻室は前記ポンプ脚39の延長管
4aの下端の吐出口30aに連通する。
【0052】第1段の吸込口31aを持つケーシング3
3aの下端には、支柱32pと第2のポンプ38bのケ
ーシングの一部と吐出口30bとを備える間隔ケーシン
グ32が取付けられ、更にこの間隔ケーシング32の下
端には、下方に吸込口31ba向けた羽根車36bを収
め、渦巻室34bを備える第2のポンプ38bのケーシ
ング33bが取付けられる。前記吐出口30bは前記延
長管37に接続され、第1のポンプ38aとだい2のポ
ンプ38bとはボルト13で固定される。
【0053】実施例3の変形として、第1のポンプは電
動機側に吸込口を向けてもよい。また、ガス管等の延長
管を廃止し、ポンプ脚に吐出継手3bから図のBまで延
長するポンプ脚39と一体の延長管を設けて吐出口とし
、前記単段ポンプ38bの渦巻室34Bと前記一体の延
長管の前記吐出口とを連通する中継吐出口を前記多段ポ
ンプ38aのそれぞれのケーシング33aと前記間隔ケ
ーシング32との側部にそれぞれ一体成形してもよい。
【0054】
【発明の効果】発明1、9、17又は18の電動ハイブ
リッドポンプは、立軸又は横軸の電動機の一方の駆動側
に、吸込口と吐出口と渦巻室と羽根車とからなるそれぞ
れ独立した2又は複数のターボ形のポンプを結合するよ
うにしたので次の効果がある。 (a)電動機の配線、電磁接触器、サーマルリレー等の
配線系統がポンプ毎に必要とならず、1配線系統ですむ
。 (b)各ポンプの動力を合算した1台の電動機の無負荷
電流、効率は、ポンプ毎の電動機の統合したものより有
利となる。 (c)電動ポンプの軸方向の投影面積が電動機で決ると
きにもポンプで決るときにも、投影面積は、個別に電動
機を持つものより大幅に縮少される。特に立軸の場合に
効果が大きく、これは据付面積を縮少させることになる
。 (d)全体構造は簡単かつ大幅に小形、低価格になる。 (e)配管を除き、据付は各ポンプ毎に行うことなく1
台の電動ハイブリッドポンプについて行うだけでよい。 (f)取扱い液体を貯溜したタンクに据付けるものでは
、タンクへの据付構造が簡単になり、タンク容積も小さ
くなる。
【0055】発明2又は3の電動ハイブリッドポンプは
、隣合う隔壁の一体化や、2つの渦巻室の1つのケーシ
ングへの一体化により構造が簡単になるという効果があ
る。発明4の電動ハイブリッドポンプは、2つの渦巻室
を持つ一体化されたケーシングが両外側からアンダーカ
ットの無い形状であるので中子のない鋳造ができ、特に
ダイカスト化や合成樹脂成形が可能になるので、寸法精
度と表面粗さが向上してポンプの効率が向上するという
効果がある。
【0056】発明5(又は6)の電動ハイブリッドポン
プは  羽根車のより小さいポンプ(又は流量のより少
ないポンプ)を電動機側に配置するので、下のポンプの
吐出流路の形成が容易に(又は上のポンプの液面からの
空気吸込みによる特性低下がなく)なるという効果があ
る。
【0057】発明7の電動ハイブリッドポンプは、発明
1の効果に加えて、上のポンプの空気吸込みがないこと
と、下のポンプをタンクの底に接触して配置することが
両立する作用があり、タンクの深さを浅くできる効果が
あり、床下にタンクを設置するような傾向に対し有利な
条件を生じる効果がある。発明8の電動ハイブリッドポ
ンプは、間隔吸込ケーシングによりその周辺の構造が簡
単になるという効果がある。
【0058】発明10の電動ハイブリッドポンプは、間
隔ケーシングには一方のポンプの吸込口のほか、一方の
ポンプの連絡吐出口をも設けるので、ポンプを重ねると
渦巻室が軸方向に導かれて構造が簡単になるという効果
がある。
【0059】発明11の電動ハイブリッドポンプは、吐
出圧力のより高いポンプを電動機側の反対側へ配置する
ことにより、渦巻室の圧力側を駆動軸が貫通することが
なくなり、洩れ損失が無くなるという効果がある。発明
12の効果は発明6と同一である。
【0060】発明13の電動ハイブリッドポンプは、1
の渦巻室の側方に他のポンプのための中継吐出口を1又
はそれ以上、軸方向に向けて一体に形成するので、各ポ
ンプの渦巻室を重ねるだけで、それぞれのポンプの吐出
管路が独立して自動的に形成され、吐出管路構成が簡単
であるという効果がある。
【0061】発明14、15又は16の電動ハイブリッ
ドポンプは、吐出継手と延長管と最も電動機に近いポン
プの吸込側カバーとでポンプ脚を一体形成したり、これ
に更に電動ポンプ設置用のフランジや、電動機のブラケ
ットを一体形成したりするので、一体化の度合に応じて
電動機の駆動側とポンプ群との結合部分の構造が簡単に
なり、剛性と寸法精度が向上し、ポンプ特性が向上し、
ポンプ群の配管作業が容易になるという効果がある。発
明17の効果は冒頭に記載した。
【0062】発明19の電動ハイブリッドポンプは、多
段ポンプが電動機側にあって軸の危険速度が高く、取扱
液体の液面が低くなるという効果がある。発明20又は
21の電動ハイブリッドポンプは、ポンプ脚周りを一体
形成したり、ケーシング等を重ねるだけで、単段ポンプ
の吐出管路が独立して自動的に形成され、吐出管路構成
が簡単であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の部分縦断面図
【図2】実施例2の部分縦断面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】実施例3の要部縦断面図
【符号の説明】
1a  ブラケット 3a  吐出継手 3b  吐出継手 4a  延長管 4b  延長管 5a  吸込側カバー 5b  吸込側カバー 6    ポンプ脚 8a  ポンプ 8b  ポンプ 9a  羽根車 9b  羽根車 10a  渦巻室 10b  渦巻室 11    隔壁12    ケーシング14    
駆動軸 16a  吸込口 17    中継吐出口 18a  吐出口 18b  吐出口 22    間隔ケーシング 23    ケーシング 24    吸込口 25    連絡吐出口 30b  吐出口 31a  吸込口 31b  吸込口 32    間隔ケーシング 33a  ケーシング 33b  ケーシング 34a  渦巻室 34b  渦巻室 35    案内羽根 36a  羽根車 36b  羽根車 37    延長管 38a  ポンプ 38b  ポンプ 39    ポンプ脚

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の一方の駆動側に、吸込口と吐出口
    と渦巻室と羽根車とからなるそれぞれ独立した2台のタ
    ーボ形のポンプを結合し、前記2つの吸込口のそれぞれ
    を軸方向の外側に向けることを特徴とする電動ハイブリ
    ッドポンプ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電動ハイブリッドポンプに
    おいて、前記2つの渦巻室を形成するケーシングの相互
    に隣合う隔壁を一体にすることを特徴とする電動ハイブ
    リッドポンプ。
  3. 【請求項3】請求項1記載の電動ハイブリッドポンプに
    おいて、前記2つの渦巻室を形成するケーシングを吸込
    口付きの吸込側カバーと分離して一体形成することを特
    徴とする電動ハイブリッドポンプ。
  4. 【請求項4】請求項3記載の電動ハイブリッドポンプに
    おいて、前記一体形成されるケーシングを軸方向の両外
    側からアンダーカットの無い形状に形成することを特徴
    とする電動ハイブリッドポンプ。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4記載の電動ハイブ
    リッドポンプにおいて、前記ポンプを立軸に設置し、前
    記それぞれの吸込口をポンプの取扱い液体中に開口し、
    羽根車外径のより小さいポンプを電動機側に配置するこ
    と特徴とする電動ハイブリッドポンプ。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3又は4記載の電動ハイブ
    リッドポンプにおいて、前記ポンプを立軸に設置し、前
    記それぞれの吸込口をポンプの取扱い液体中に開口し、
    流量のより少ないポンプを電動機側に配置することを特
    徴とする電動ハイブリッドポンプ。
  7. 【請求項7】電動機の一方の駆動側に、吸込口と吐出口
    と渦巻室と羽根車とからなるそれぞれ独立した複数のタ
    ーボ形のポンプを結合し、最も外側の2台のポンプのそ
    れぞれの吸込口を軸方向の内側に向けることを特徴とす
    る電動ハイブリッドポンプ。
  8. 【請求項8】請求項7記載の電動ハイブリッドポンプに
    おいて、前記複数のポンプのうちの吸込口が向かい合う
    2台のポンプの間に間隔吸込ケーシングを設け、この間
    隔吸込ケーシングに前記両ポンプの吸込口を一体に形成
    することを特徴とする電動ハイブリッドポンプ。
  9. 【請求項9】電動機の一方の駆動側に、吸込口と吐出口
    と渦巻室と羽根車とからなるそれぞれ独立した複数のタ
    ーボ形のポンプを結合し、前記それぞれの吸込口を軸方
    向の同一方向に向けることを特徴とする電動ハイブリッ
    ドポンプ。
  10. 【請求項10】請求項9記載の電動ハイブリッドポンプ
    において、前記隣接するポンプの間に間隔ケーシングを
    設け、この間隔ケーシングに一方のポンプの渦巻室に連
    通し軸方向に向く連絡吐出口と、前記一方のポンプの吸
    込口付きの吸込側カバーとを設けることを特徴とする電
    動ハイブリッドポンプ。
  11. 【請求項11】請求項9又は10記載の電動ハイブリッ
    ドポンプにおいて、前記ポンプを立軸に設置し、前記そ
    れぞれの吸込口をポンプの取扱い液体中に開口して電動
    機側に向け、吐出圧力のより高いポンプを電動機側の反
    対側に配置することを特徴とする電動ハイブリッドポン
    プ。
  12. 【請求項12】請求項9又は10記載の電動ハイブリッ
    ドポンプにおいて、前記ポンプを立軸に設置し、前記そ
    れぞれの吸込口をポンプの取扱い液体中に開口して電動
    機側に向け、流量のより少ないポンプを電動機側に配置
    することを特徴とする電動ハイブリッドポンプ。
  13. 【請求項13】請求項1から12までのいずれか1項に
    記載の電動ハイブリッドポンプにおいて、前記1の渦巻
    室の側方に他のポンプのための中継吐出口を軸方向に向
    けて一体に形成することを特徴とする電動ハイブリッド
    ポンプ。
  14. 【請求項14】請求項1から13までのいずれか1項に
    記載の電動ハイブリッドポンプにおいて、前記電動機の
    駆動側に、隣接するそれぞれのポンプの吐出継手と、前
    記電動機側のポンプの吸込側カバーと、この吸込側カバ
    ーに設けられるそれぞれの吐出口と前記吐出継手を連通
    させる延長管とを一体にしてポンプ脚を形成し、前記ポ
    ンプを立軸に設置し、前記それぞれの吸込口をポンプの
    取扱い液体中に開口することを特徴とする電動ハイブリ
    ッドポンプ。
  15. 【請求項15】請求項1から14までのいずれか1項に
    記載の電動ハイブリッドポンプにおいて、前記ポンプ脚
    の前記吐出継手の下部に前記駆動軸と直角なフランジを
    一体形成することを特徴とする電動ハイブリッドポンプ
  16. 【請求項16】請求項1から15までのいずれか1項に
    記載の電動ハイブリッドポンプにおいて、前記ポンプ脚
    を前記電動機の運転側ブラケットと一体形成することを
    特徴とする電動ハイブリッドポンプ。
  17. 【請求項17】立軸電動機の下方の駆動側に、吸込口と
    吐出口と渦巻室と羽根車とからなるそれぞれ独立した複
    数のターボ形のポンプを結合することを特徴とする電動
    ハイブリッドポンプ。
  18. 【請求項18】電動機の一方の駆動側に、吸込口と吐出
    口と渦巻室と羽根車とからなるそれぞれ独立したターボ
    形の多段ポンプと単段ポンプとを結合することを特徴と
    する電動ハイブリッドポンプ。
  19. 【請求項19】請求項18記載の電動ハイブリッドポン
    プにおいて、前記ポンプを立軸に設置し、前記多段ポン
    プを前記単段ポンプより電動機側に配置し、その吸込口
    を電動機側の反対側に向けてポンプの取扱い液体中に開
    口し、前記単段ポンプの吸込口を電動機側に又は電動機
    側の反対側に向け、前記多段ポンプと前記単段ポンプと
    の間に少なくとも前記多段ポンプの前記吸込口のための
    隙間を設けた支柱を備える間隔ケーシングを介装するこ
    とを特徴とする電動ハイブリッドポンプ。
  20. 【請求項20】請求項19記載の電動ハイブリッドポン
    プにおいて、前記電動機の駆動側に、それぞれのポンプ
    の吐出継手と、この吐出継手と前記多段ポンプの吐出口
    とを連通させる延長管とを一体にしてポンプ脚を形成し
    、前記単段ポンプの吐出口と前記吐出継手との間に、前
    記多段ポンプの外側に配置した延長管を介装することを
    特徴とする電動ハイブリッドポンプ。
  21. 【請求項21】請求項19記載の電動ハイブリッドポン
    プにおいて、前記電動機の駆動側に、それぞれのポンプ
    の吐出継手と、この吐出継手とそれぞれのポンプの吐出
    口とを連通させるそれぞれの延長管とを一体にしてポン
    プ脚を形成し、前記単段ポンプの渦巻室と前記延長管の
    前記吐出口とを連通する中継吐出口を前記多段ポンプの
    それぞれのケーシングと前記間隔ケーシングとの側部に
    それぞれ一体成形することを特徴とする電動ハイブリッ
    ドポンプ。
JP3149034A 1990-10-17 1991-06-21 電動ハイブリッドポンプ Expired - Fee Related JP2990860B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3149034A JP2990860B2 (ja) 1990-10-17 1991-06-21 電動ハイブリッドポンプ
EP92106541A EP0519176B1 (en) 1991-06-21 1992-04-15 Motor driven complex pump apparatus
US07/868,563 US5246336A (en) 1991-06-21 1992-04-15 Motor driven complex pump apparatus
DE69206051T DE69206051T2 (de) 1991-06-21 1992-04-15 Motorgetriebenes Pumpensystem.
KR1019920006368A KR960001994B1 (ko) 1991-06-21 1992-04-16 전동복합 펌프장치

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27880090 1990-10-17
JP2-278800 1990-10-17
JP3149034A JP2990860B2 (ja) 1990-10-17 1991-06-21 電動ハイブリッドポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04241798A true JPH04241798A (ja) 1992-08-28
JP2990860B2 JP2990860B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=26479044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3149034A Expired - Fee Related JP2990860B2 (ja) 1990-10-17 1991-06-21 電動ハイブリッドポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2990860B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7008504B2 (en) 2001-04-06 2006-03-07 Nitto Denko Corporation Manufacturing method of polarizing film, polarizing film, optical film, and visual display

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7008504B2 (en) 2001-04-06 2006-03-07 Nitto Denko Corporation Manufacturing method of polarizing film, polarizing film, optical film, and visual display

Also Published As

Publication number Publication date
JP2990860B2 (ja) 1999-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0519176B1 (en) Motor driven complex pump apparatus
JPH06193585A (ja) 戻り段及び半径方向膨張機を持つ伝動装置付き多軸ターボ圧縮機
US3213797A (en) Centrifugal pumps
CN106246559A (zh) 一种双泵体双吸式屏蔽泵
JPH04241798A (ja) 電動ハイブリッドポンプ
US3188968A (en) Centrifugal pumps
JP2546943B2 (ja) 一体形遠心ポンプとモータ
JP3078956B2 (ja) 全周流型キャンドモータポンプ
US2960937A (en) Submersible pump
KR102077627B1 (ko) 고양정 수중펌프
JPS62258186A (ja) 多段型ドライ真空ポンプ
CN2797691Y (zh) 永磁同步屏蔽双级自吸离心管道泵
CN214464915U (zh) 一种多级离心泵
JPH0674197A (ja) 板金製ポンプケーシング
CN114060286B (zh) 二级离心泵
JPH05272485A (ja) 電動複合ポンプ装置
JP3584117B2 (ja) 遠心ポンプおよびこれを用いた自動給水ポンプ装置
JP3115724B2 (ja) 全周流型両吸込ポンプ
JP6758358B2 (ja) ポンプ
CN215566837U (zh) 一种高效水泵叶轮
CN220354060U (zh) 一种单吸双涡壳双出口的离心式屏蔽泵
JPH0311193A (ja) 真空ポンプ
CN111963475B (zh) 轴向力自平衡的叶片泵机组
JP2949991B2 (ja) 電動ハイブリッドポンプ
JPS63147991A (ja) 複合真空ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees