JPH04240969A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH04240969A
JPH04240969A JP3007814A JP781491A JPH04240969A JP H04240969 A JPH04240969 A JP H04240969A JP 3007814 A JP3007814 A JP 3007814A JP 781491 A JP781491 A JP 781491A JP H04240969 A JPH04240969 A JP H04240969A
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signal
flip
circuit
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祐一 坂内
Kunihiro Yamamoto
邦浩 山本
Toshihiko Sato
俊彦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、例
えばデジタルプリンタ及びデジタルフアクシミリ等の画
像出力装置に好適な画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルプリンタ及びデジタルフアクシ
ミリ等の画像記憶装置は、経済性、安定性の観点から2
値出力(すなわち  ”黒”又は  ”白”の出力)装
置が最も一般的である。このような2値出力装置で、階
調(灰色レベル)のある画像を出力するためには、以下
に述べるような疑似中間調処理が必要である。
【0003】従来もちいられてきた最も代表的な手法は
デイザ法であり、このデイザ法では、m×n(m、nは
自然数)のデイザマトリクスを用意し、入力された多値
データを対応するマトリクス要素中の閾値と比較して2
値測定を行い、m×nの2値化ブロツクを形成し、これ
によつて疑似的に中間調画像を再現するものである。し
かしながら、デイザ法においては、表現できる階調数は
(m×n+1)に限られ、解像度に関しても良好ではな
い。
【0004】これに対して1975年にFloid と
Sterinbergにより”An Adaptive
 Algorithmfor Special Gra
yscale” SLD DIGESTという論文の中
で提案された誤差拡散法は、解像度、階調共にデイザ法
より優れた手法であり、最近特に注目されている手法で
ある。誤差拡散法においては、固定閾値で2値化を行い
、注目画素濃度に後方画素からの拡散誤差を加えた補正
濃度と2値化の結果である2値化濃度(例えば濃度を8
ビツトで表した時  ”白”=0、  ”黒”=255
)との差を新な誤差として前方に拡散させるものである
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述した誤差拡散法等の疑似中間調処理法によつて得られ
た再生画像において、人間の目が最も敏感に感じる低濃
度域(ハイライト部分)の粒状性が目障りであり画質の
向上を妨げる要因となつていた。出力装置の解像度が上
がれば粒状感は減少するが、解像度の向上に伴ない一頁
分のページメモリを有するページプリンタ等ではページ
メモリが増大してコストアツプとなる。
【0006】例えば、主走査方向の解像度が2倍になれ
ば2倍のページメモリが、主走査及び副走査方向に2倍
になれば4倍ものページメモリが必要となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的として成されたもので、上述の課題を
解決する一手段として、本発明に係る一実施例は以下の
構成を備える。即ち、2値化済画像データを記憶する記
憶手段と、前記記憶手段内の画像データのうち孤立点で
ある黒ドツトを監視領域を用いて検出する検出手段と、
前記検出手段によつて検出された孤立点の黒ドツトを複
数の黒ドツトに分割して主走査および副走査方向の解像
度を向上させる解像度向上手段とを備える。
【0008】
【作用】以上の構成において、高画質な2値画像を得る
ことを可能にしたものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る一実
施例を詳細に説明する。図1は本実施例における2値化
装置のブロツク構成図である。以下順に構成要素を説明
する。図1において、100はコントローラ部のページ
メモリであり、1ページ分の画像情報を記憶する。16
0はデータ線で8ビツト(256階調)の濃度を表すデ
ジタルデータ、200は入力部200にページメモリ1
00から送られるデータを一時蓄える入力部であり、以
後読み出しクロツクに同期して順次データが読出され、
以降の処理部に転送され処理される。このように、ペー
ジメモリ100から例え処理部とは非同期にデータが転
送されてきても、以後は処理部のクロツクに同期してデ
ータを出力し処理可能になつている。
【0010】260は以降の処理部のクロツクに同期し
たデータ線で、デジタルデータ160と同様に8ビツト
の濃度情報を表わす。300は2値化回路であり、デー
タ線260、370からの情報を基に2値化処理を行な
い、その結果である1(黒)又は、0(白)をデータ線
360に出力する。400は2値データ監視部であり、
2値化回路300から出力された信号(信号線360)
と注目画素周辺の2値化済画素の監視領域(ウインドウ
領域)を参照して、その中に黒(“1”)になつている
ドツトが存在するか否かを判定し、その判定結果を信号
線370上に出力して、2値化回路300にフイードバ
ツクする。また一方では、注目画素周辺の2値化済画素
の監視領域(前述とは別のウインドウ領域)を参照して
、その中に黒(“1”)になつているドツトが存在する
か否かを判定し、その判定結果を信号線460上に出力
する。
【0011】500は解像度変換回路であり、信号線4
60に基づき、前もつて4倍のデータ量として用意した
テーブルから参照したデータを、2値化回路300など
の前段の処理部の同期クロツクが1クロツクの間に順次
2ビツトをシリアル出力する。これにより、出力部60
0での主走査方向での出力データの解像度は2倍に上が
ることになる。
【0012】600は出力部であり、信号線560のデ
ータを実際にプリントアウトする。以上の構成よりなる
本実施例の各部の詳細を更に図面を参照して説明する。 <2値化回路300の説明(図2〜図9)>図2に図1
に示す2値化回路の機能ブロツクの具体的な構成例を示
す。図2において、310は誤差拡散部であり、2値化
によつて発生した誤差成分を配分処理する部分である。 320は加算器で注目画素の濃度信号が信号線260か
ら入力され、また一方では誤差拡散部310から、注目
画素位置に配分される誤差の総和が信号線390上に出
力され、この両者の加算結果が信号線395上に出力さ
れる。330は比較部であり、注目画素濃度が固定閾値
群と比較され、どの範囲にあるか判定され、判定信号が
信号線336上に出力される。340はAND・OR回
路であり、比較部330からの信号336と、2値デー
タ監視部400からの信号370とによつて2値化『黒
』ドツトの禁止信号として信号線346上に出力される
【0013】350は2値化部であり、信号線395か
らの濃度信号を固定閾値と比較する。但し、信号線34
6からの2値化ドツトの禁止信号を考慮に入れて2値化
を行う。2値化された信号は1ビツト(“1”(黒)又
は“0”(白))の信号として信号線360上に出力さ
れる。また、2値化したために発生した誤差成分は信号
線380上に出力され、誤差拡散部310にフイード・
バツクされる。
【0014】図3は、図2の誤差拡散部310の具体的
な構成例を示す。図中、311は誤差配分制御回路、3
12は1ライン遅延用のラインメモリ(FIFOメモリ
)、313a〜313eはデータをラツチするフリツプ
・フロツプ、314a〜314eは加算器である。この
回路において、誤差成分が信号線380から誤差配分制
御回路に入力され、図4に示す重み係数分の誤差成分が
各加算器に入力される。すなわち、信号線381は誤差
成分の1/8の量を加算器314eに入力し、信号線3
82は誤差成分の1/8の量を加算器314dへ、信号
線383は誤差成分の2/8の量を加算器314cへ、
信号線384は誤差成分の1/8の量をフリツプ・フロ
ツプ313cへ、信号線385は誤差成分の1/8の量
を加算器314aへ、信号線386は誤差成分の2/8
の量を加算器314bへそれぞれ入力する。
【0015】ラインメモリ312では、前回までの処理
において、注目画素位置に配分された誤差の総和を出力
し、加算器314aに入力する。順次加算が行われ注目
画素“位置”に累積された誤差の総和がフリツプ・フロ
ツプ313bに入力され、信号線390上にその結果が
出力される。図5は、図2に示す比較部330の具体的
な構成例を示す。
【0016】図5において、331a〜331dはレベ
ルコンパレータ、332はAND回路である。注目画素
の濃度値が信号線260から入力され、コンパレータ3
31a及び331cの(−)端子、331b及び331
dの(+)端子へそれぞれ入力される。また、331a
,331cの(+)端子にそれぞれ固定閾値“1”,“
11”が、331b,331dの(−)端子にそれぞれ
固定閾値“10”,“20”が入力されて比較される。
【0017】すなわち、図6に示すように、注目画素の
濃度値が“0”の場合はコンパレータ331a,331
cが“1”を出力し、331b,331dは“0”を出
力する。注目画素の濃度値が“1”〜“10”の範囲内
、例えば“5”であればコンパレータ331cのみが“
1”を出力し、他のコンパレータは“0”を出力する。 注目画素の濃度値が“11”〜“20”の範囲内、例え
ば“15”であれば、コンパレータ331bのみが“1
”を出力し、他のコンパレータは“0”を出力する。最
後に注目画素の濃度値が“21”以上であれば、コンパ
レータ331b,331dは“1”を出力し、他のコン
パレータは“0”を出力する。
【0018】次に、AND回路332は濃度信号のデコ
ーダになつており、例えば濃度0の時は、信号336a
が“1”で336b〜336dは“0”の値をとり、他
の濃度は図6の真理値表に示すような信号が得られる。 図7は、図2に示すAND・OR回路340の具体的な
構成例を示す。また、図8はその真理値表を示す。
【0019】図中、341a〜341cはAND回路、
342a〜342bはOR回路、343はインバータで
ある。信号線370a,370bは後述する2値データ
監視部からの出力であり、前述のコンパレータの出力と
から2値化ドツトの禁止信号が発生される。信号336
aが“1”、すなわち注目画素の濃度値が“0”の場合
は強制的に2値化ドツトを“0”(白)にする。従つて
禁止信号として342aを介して信号346上に“1”
を出力する。
【0020】注目画素の濃度値が“1”〜“10”のレ
ベルすなわち336b信号が“1”の場合、ウインドウ
領域を大きなサイズまで監視して、すでに黒ドツト(“
1”)があれば強制的に2値化黒ドツトを禁止する。す
なわち、信号370aが“1”だつた場合は342bを
介して341bに入力され、“1”が出力される。また
、信号370aが“0”で370bが“1”だつた場合
も341cを介して“1”が出力され同様に341bか
らは“1”が出力される。このように2値化ドツトの禁
止信号として342aを介して信号線346上に出力す
る。
【0021】注目画素の濃度値が“1”〜“20”のレ
ベルすなわち336c信号が“1”の場合、、ウインド
ウ領域を小さなサイズで監視し、すでに黒ドツト(“1
”)があれば強制的に2値化ドツトを禁止する。 すなわち、信号370aが“1”であれば341aに入
力され、“1”を出力され、342aを介して信号線3
46上に2値化黒ドツト禁止信号として出力する。
【0022】図9は、図2の2値化部350の具体的な
構成例を示す。351は比較器、353は減算器、35
4はセレクタ、355はインバータ、356はAND回
路である。注目画素の濃度値と注目画素位置に配分され
た誤差信号の総和との和が信号線395から比較器35
1へ入力され、一方固定閾値(“127”)が入力され
て比較結果が出力される。
【0023】すなわち、注目画素の濃度値の方が大きけ
れば“1”(黒)を、小さければ“0”(白)が出力さ
れて356のAND回路の一方へ入力される。また、A
ND・OR回路からの信号346が“1”すなわち2値
化の禁止であれば、インバータ355を介して356へ
入力されるため、信号線360上に“0”が出力される
。仮に、注目画素の濃度値の方が大きく2値化の禁止で
なければ信号線360上に“1”が出力される。また、
減算器353からは信号線395のデータから“255
”を引いた結果がセレクタ354に入力される。そして
もう一方には信号線395のデータが入力される。
【0024】今、2値化の結果であり、信号線360上
に“1”が出力されれば、セレクタ354に入力されて
減算器の出力値が選択され信号線380上に出力される
。また、信号線360上に“0”が出力されれば、セレ
クタ354からは信号線395のデータが選択されて信
号線380上に出力される。<2値データ監視部の説明
(図10〜図15)>図10は図1に示す2値データ監
視部400の具体的な構成例である。
【0025】図中、410は3ライン分の2値結果が記
憶できる3ビツトの入出力をするFIFOメモリ、42
0a〜420gはデータをラツチするフリツプ・フロツ
プ、430及び440はOR回路部である。メモリ41
0からは、順次クロツクに同期して2値化済データがフ
リツプ・フロツプ420gに入力される。以後、順次フ
リツプ・フロツプ420f〜420aにデータがシフト
される。
【0026】一方、2値化回路300で処理された結果
として信号線360上から“1”又は“0”がフリツプ
・フロツプ420fの最上位に入力される。従つて、フ
リツプ、フロツプ420f〜420aの出力は4ビツト
となる。フリツプ・フロツプ420aには、図13、図
14に示す(b1’,b2’,b3’,b4’ )の2
値化結果が下位から順にラツチされている。
【0027】フリツプ・フロツプ420bには同様に図
13に示す(a1’,a2’,a3’,b5’ )の4
ビツトが、フリツプ・フロツプ420cには(b1,b
7,b8,b9 )の4ビツトが、フリツプ・フロツプ
420dには(b2,a1,a6,a11)の4ビツト
が、フリツプ・フロツプ420eには(b3,a2,a
7,a12)の4ビツトが、フリツプ・フロツプ420
fには(b4,a3,a8,a13)の4ビツトが、フ
リツプ・フロツプ420gには(b5,a4,a9)の
3ビツトが夫々ラツチされ、メモリ410からは(b6
,a5,a10 )の3ビツトが出力されている。
【0028】OR回路部430には、フリツプ・フロツ
プ420c〜420gからそれぞれ4・4・4・4・3
ビツトと、メモリ410からの3ビツトが入力される。 OR回路部440には、フリツプ・フロツプ420a〜
420fからそれぞれ4・4・4・4・4・4ビツトが
入力される。図11に図10のOR回路部の具体的な構
成例を示す。431及び432はOR回路である。
【0029】OR回路431にはフリツプ・フロツプ4
20dからの信号421dのうち3ビツト(a1,a6
,a11 )が、同様にフリツプ・フロツプ420eか
らの信号421eのうち3ビツト(a2,a7,a12
 )、フリツプ・フロツプ420fからの信号421f
のうち3ビツト(a3,a8,a13 )、フリツプ・
フロツプ420gからの信号421gのうち2ビツト(
a4,a9 )、そしてメモリ410からの信号421
hのうち2ビツト(a5,a10)が入力される。これ
ら入力のうちどれか1つでも“1”(黒ドツト)がある
かを検出している。
【0030】OR回路432には、フリツプ・フロツプ
420cからの信号421cの4ビツト(b1,b7,
b8,b9 )、フリツプ・フロツプ420dからの信
号421dのうち1ビツト(b2)、フリツプ・フロツ
プ420eからの信号421eのうち1ビツト(b3)
、フリツプ・フロツプ420fからの信号421fのう
ち1ビツト(b4)、フリツプ・フロツプ420gから
の信号421gのうち1ビツト(b5)、メモリ410
からの信号421hのうちの1ビツト(b6)、そして
OR回路431の出力信号370aが入力される。これ
ら入力のうち、どれか1つでも“1”(黒ドツト)があ
るかを検出している。
【0031】このように、大小2つのウインドウ領域に
“1”(黒ドツト)があるかを検出し、結果が信号線3
70a及び信号線370bに出力される。図12に図1
0のOR回路部440の具体的な構成例を示す。図中、
441及び442はOR回路である。図14に示すa1
 は、フリツプ・フロツプ420dからの信号線421
dのうちの1ビツトであり、信号線460aとして出力
される。これは解像度変換のための2値データ監視ウイ
ンドウの注目画素の2値結果でもある。
【0032】OR回路441には、フリツプ・フロツプ
420bからの信号421bのうちの3ビツト(a1’
,a2’,a3’ )、フリツプ・フロツプ420cか
らの信号421cのうちの3ビツト(b1,b7,b8
)、フリツプ・フロツプ420dからの信号421dの
うちの2ビツト(b2,a6 ),フリツプ・フロツプ
420eからの信号421eのうちの3ビツト(b3,
a2,a7)、フリツプ・フロツプ420fからの信号
421fのうちの3ビツト(b4,a3,a8)が入力
される。これら入力のうち、どれか1つでも“1”(黒
ドツト)があるかどうかを検出している。
【0033】OR回路442には、フリツプ・フロツプ
420aからの信号421aのうち4ビツト(b1’,
b2’,b3’,b4’ )、フリツプ・フロツプ42
0bからの信号421bのうちの1ビツト(b5’ )
、フリツプ・フロツプ420cからの信号421cのう
ちの1ビツト(b9),フリツプ・フロツプ420dか
らの信号421dのうちの1ビツト(a11 ),フリ
ツプ・フロツプ420eからの信号421eのうちの1
ビツト(a12 )、フリツプ・フロツプ420fから
の信号421fのうちの1ビツト(a13 )と、OR
回路441の出力信号460bが入力される。これら入
力のうち、どれか1つでも“1”(黒ドツト)があるか
を検出している。
【0034】このように、注目画素の2値結果大小2つ
のウインドウ領域に“1”(黒ドツト)があるかを検出
し、信号線460a〜460c上に出力される。図15
は図10のメモリ410及びフリツプ・フロツプ420
a〜420gの詳細について説明するための図である。 一連の処理が終了後、注目画素を1つシフトしてウイン
ドウ内のデータを更新し、再び以上の処理を繰り返す。 この時、処理が終了後、フリツプ・フロツプ420aの
内容のうちの上位3ビツト(b2’,b3’,b4’ 
)は、次のラインの処理で使用するため、3ラインバツ
フアである410にフイード・バツクして記憶される。 従つて、フリツプ・フロツプ420aからの信号線42
1aのうちの上位3ビツト(b2’,b3’,b4’ 
)は、メモリ410に記憶される。また、同時に2値化
の結果である信号線360がフリツプ・フロツプ420
fのMSB側に入力されてラツチする。
【0035】このように、クロツクに同期してフリツプ
・フロツプ内のデータは順次シフトされ、また処理終了
済のフリツプ・フロツプ内のデータは3ライン分のメモ
リに記憶される。<解像度変換回路の説明(図16〜図
22)>図16に図1の解像度変換回路500の具体的
な構成例を示す。
【0036】図中、510はルツク・アツプ・テーブル
、520,521,522及び523はOR回路、53
0,531,532及び533はデータをラツチするフ
リツプ・フロツプ、540,541及び542は2ライ
ン分の2値結果を記憶でき、それぞれ2ビツト,2ビツ
ト及び8ビツトの入出力をするFIFOメモリ、550
はメモリのアクセスを制御するコントローラ、570は
並列データを直列データに変換するシフト・レジスタで
ある。
【0037】図17は小ウインドウ領域での黒ドツトを
より解像度の高い小ドツトに分割する図を示し、図18
は大ウインドウ領域での黒ドツトをより解像度の高い小
ドツトに分割する図を示している。これらの図からもわ
かるように、小ウインドウ領域では近くにドツトを散ら
し、大ウインドウ領域では遠くにドツトを散らしている
【0038】図19に図16のルツク・アツプ・テーブ
ル510の詳細内容を示す。信号線516a,516b
,516c,516d及び516eからは、それぞれ1
列目,2列目,3列目,4列目及び5列目のパターンが
発生される。図16に於て、2値データ監視部400か
らの信号線460aが“0”つまり注目画素が白の場合
、他のウインドウ領域からの信号線460b及び460
cにかかわらず、主走査方向,副走査方向に“0”をそ
れぞれ2つ打つ。従つて、図19に示すように、LUT
510からは、1列目の信号線516a、2列目の信号
線516b、注目画素のある3列目の信号線516c、
4列目の信号線516d、5列目の信号線516eは共
に、LSB〜MSBの12ビツト全て“0”が出力され
、OR回路520,521,522,523及びフリツ
プ・フロツプ533にそれぞれ入力される。2値データ
監視部400からの信号線460aが“1”つまり注目
画素が黒ドツトの場合であり、大ウインドウ領域にも“
1”(黒ドツト)がなかつた場合、つまり信号線460
b及び460cの出力が共に“0”であれば、図18に
示すように注目画素の遠くへ“1”(黒ドツト)を散ら
す。
【0039】従つて、LUT510からは図19に示す
ように、1列目のデータとして信号線516aからはL
SBから順に“000100000001”が出力され
る。2列目のデータとして信号線516bからはLSB
から順に“000000000000”が出力される。 3列目のデータとして信号線516cからはLSBから
順に“000000000000”が出力される。4列
目のデータとして信号線516dからはLSBから順に
“000100000001”が出力される。5列目の
データとして信号線516eからはLSBから順に“0
00000000000”が出力されて、OR回路52
0,521,522,523及びフリツプ・フロツプ5
33にそれぞれ入力される。
【0040】2値データ監視部400からの信号線46
0aが“1”つまり注目画素が黒ドツトの場合であり、
小ウインドウ領域には“1”がなく、その外側のウイン
ドウ領域にだけ“1”があつた場合、つまり信号線46
0b及び460cの出力がそれぞれ“0”及び“1”で
あれば、図17に示すように注目画素の近くへ“1”(
黒ドツト)を散らず。
【0041】従つて、LUT510からは図19に示す
ように、1列目のデータとして信号線516aからはL
SBから順に““000000000000”が出力さ
れる。2列目のデータとして信号線516bからはLS
Bから順に“001000001000”が出力される
。3列目のデータとして信号線516cからはLSBか
ら順に“000000000000”が出力される。4
列目のデータとして信号線516cからはLSBから順
に“001000001000”が出力される。5列目
のデータとして信号線516eからはLSBから順に“
000000000000”が出力されて、OR回路5
20,521,522,523及びフリツプ・フロツプ
533にそれぞれ入力される。
【0042】2値データ監視部400からの信号線46
0aが“1”つまり注目画素が黒ドツトの場合であり、
小ウインドウ領域にも“1”があつた場合、つまり信号
線460b及び460cの出力が共に“1”であれば、
単純に注目画素の隣で主走査,副走査方向の双方に“1
”(黒ドツト)を追加する。従つて、LUT510から
は図19に示すように、1列目,2列目のデータとして
信号線516a及び516bからは共にLSBから順に
“000000000000”が出力される。3列目の
データとして信号線516cからは共にLSBから順に
“000011110000”が出力される。4列目,
5列目のデータとして信号線516d及び516eから
は共にLSBから順に“000000000000”が
出力されて、OR回路520,521,522,523
及びフリツプ・フロツプ533にそれぞれ入力される。
【0043】OR回路520、メモリ540,541,
542から構成される1列目の処理について説明する。 ここであり、図19に示すLUTの内容は、図18に示
すビツトと対応する。OR回路520には、LUT51
0からの信号線516aの12ビツト、前回までの縦1
列の処理結果が記憶されたフリツプ・フロツプ530の
信号線536bの12ビツト、そして2ライン目以降の
処理結果が記憶されているメモリ542からの8ビツト
信号546cが入力される。
【0044】すなわち、図20に示すように、信号線5
16aのLSB、信号線536bのLSB、及び信号線
546cのLSBとがOR回路520のLSB側に入力
され、LSB側の処理として出力され、メモリ540の
LSBに入力され記憶される。信号線516aの2ビツ
ト目、信号線536bの2ビツト目、及び信号線546
cの2ビツト目とがOR回路521の2ビツト目に入力
され、2ビツト目の処理として出力され、メモリ540
のMSBに入力され記憶される。
【0045】信号線516aの3ビツト目,4ビツト目
、信号線536bの3ビツト目、4ビツト目及び信号線
546cの3ビツト目、4ビツト目がOR回路520の
3ビツト目、4ビツト目に入力され、3ビツト目、4ビ
ツト目の処理として出力され、メモリ541のLSB,
MSBに入力され記憶される。信号線516aの5ビツ
ト目から8ビツト目まで、信号線536bの5ビツト目
から8ビツト目まで、及び信号線546cの5ビツト目
からMSBまでが、OR回路520の5ビツト目から8
ビツト目までに入力され、5ビツト目から8ビツト目ま
での処理として出力され、メモリ542のLSBから4
ビツト目までに入力され記憶される。
【0046】そして、信号線516aの9ビツト目から
MSBまで、及び信号線536bの9ビツト目からMS
BまでがOR回路520の9ビツト目からMSBまでに
入力され、9ビツト目からMSBまでの処理として出力
され、メモリ542の5ビツト目からMSBまでに入力
され記憶される。次にOR回路521,フリツプ・フロ
ツプ530から構成される2列目の処理について説明す
る。
【0047】OR回路521にはLUTからの信号線5
16bの12ビツト、及び前回までの処理結果が記憶さ
れたフリツプ・フロツプ531からの信号線536cの
12ビツトが入力され、それぞれLSBからMSBに対
応して処理され、その出力がフリツプ・フロツプ530
のLSBからMSBに対応して入力され記憶される。以
下、3列目、4列目の処理が前述と同様に行なわれる。 そして、5列目の処理はLUTからの信号線516eは
直接フリツプ・フロツプ533に入力され記憶される。
【0048】図21に図16に示すコントローラ部55
0の具体的な構成例を示す。図中、551はカウンタで
あり、主走査方向1ライン分の画素数をカウントする。 552はJ−K型のフリツプ・フロツプである。553
a及び553bはANDゲートであり、553cはイン
バータである。2値化部350からの2値結果が信号線
360から出力され、これと同期してカウンタ551の
カウント動作が行なわれる。すなわち、2値結果の転送
と同期した信号がカウンタ551のクロツクに入力され
る。また、カウンタ551は1ライン分の画素数をカウ
ントするカウンタであり、図22のタイミングチヤート
に示すように、1ライン分の1/2の画素数をカウント
後、信号線557aからは“1”が出力される。さらに
、1ライン分の残りの1/2の画素数をカウントすれば
、信号線557bからキヤリー信号“1”が出力される
。すなわち、カウンタ551は1ライン分の1/2の画
素数をカウントすれば信号線557aから“1”が出力
され、1ライン分の画素数をカウントすれば信号線55
7bから“1”が出力される。
【0049】最初に、1ライン分の画素数をカウントす
ると、キヤリ信号である信号線557bからの“1”出
力がフリツプ・フロツプ552のJ端子に入力される。 このためフリツプ・フロツプ552がセツトされ、フリ
ツプ・フロツプ552のQ端子出力からは信号線558
bとして“1”が出力される。この信号線558bはA
NDゲート553a及び553bの片側入力に入力され
る。
【0050】次の1ライン分の画素数をカウント動作中
において、最初の1ライン分の1/2の画素数をカウン
ト中では、信号線557aからは“0”が出力される。 この信号はインバータ553cを介してANDゲート5
53aに入力されるため、ANDゲート553aからは
“1”が出力される。従つて、ANDゲート553aよ
りの出力信号線556aの“1”出力によつて、図16
に示すメモリ540がイネーブル状態になり記憶内容を
読出すことができる。
【0051】続いて、1ライン分の残りの1/2の画素
数をカウント中においては、信号線557aから“1”
が出力される。この信号はANDゲート553bに入力
されてANDゲート553bが満足され“1”が出力さ
れる。この信号線556bからの“1”出力により、図
16に示すメモリ541がイネーブルになり読み出され
る。
【0052】メモリ540又は541からは、書き込み
速度の倍の速度で読み出しが行なわれる。すなわち、最
初の1ライン分の1/2の画素数が転送されている間で
あり、信号線556aから“1”が出力されている間中
、メモリ540がイネーブルになり倍の速度で読み出さ
れ、信号線546aの2ビツトがシフト・レジスタ57
0に入力され、並列から直列に変換されて、さらに倍の
速度で信号線560としてシリアル出力される。
【0053】次に、1ライン分の残りの1/2の画素数
が転送されている間は、信号線556bから“1”が出
力されてメモリ541がイネーブルになり、信号線54
6bからの出力によつて前述と同様の動作をする。最後
に、全ての動作が終了すると、不図示の終了信号がフリ
ツプ・フロツプ552のK端子に入力されてリセツトさ
れ、Q端子から“0”が出力されて停止する。
【0054】以上説明したように本実施例によれば、2
値化済画像の低濃度域を検知し、低濃度域に存在するド
ツトをより高解像度のドツトに分割して打つことにより
、ページメモリを増大させることなく粒状間が少ない高
画質の再生画像を得ることができる。
【0055】
【他の実施例】本発明は以上の解像度変換に限定される
ものではなく、更に高解像度に変換して記録しても当然
に本発明の範囲に含まれる。解像度の変換を主走査方向
に対し4倍、副走査方向に対して2倍にドツトを分割し
て打つ本発明に係る他の実施例を以下に説明する。
【0056】他の実施例においても、2値化装置のブロ
ツク構成図は、上述の実施例と同様でたり、図1の構成
とすることができる。但し、解像度変換回路500が変
更となり、小ドツトに分割するデータ図とルツク・アツ
プ・テーブルの内容も変更となる。以下に、他の実施例
での詳細について図面を参照しながら説明する。
【0057】なお、上述の実施例と同様構成については
説明を省略し、相違点を主に説明する。<解像度変換回
路の説明(図23〜図27)>図23に本実施例におけ
る図1の解像度変換回路500の具体的な構成例を示す
【0058】図23においても基本的な構成は第1の実
施例の図16の解像度変換回路500と略同じである。 但し、各回路のビツト構成のみが異なる。このため、各
回路の参照番号は図16と同様としている。従つて、各
回路構成の説明は省略する。図中、540〜542は2
ライン分の2値結果を記憶でき、それぞれ4ビツト,4
ビツト及び16ビツトの入出力をするFIFOメモリで
ある。
【0059】図24は本実施例での小ウインドウ領域で
の黒ドツトをより解像度の高い小ドツトに分割する例を
示す図、図25は本実施例での大ウインドウ領域での黒
ドツトをより解像度の高い小ドツトに分割する例を示す
図である。この図からもわかるように、小ウインドウ領
域では近くにドツトを散らし、これに対し大ウインドウ
領域では遠くへ散らしている。
【0060】図26は、図23のルツク・アツプ・テー
ブル510の内容を示す。信号線516a,516b,
516c,516d及び516eからは、それぞれ1列
目,2列目,3列目,4列目及び5列目のパターンが発
生される。図23に於て、2値データ監視部400から
の信号線460aが“0”つまり注目画素が白の場合、
他のウインドウ領域からの信号線460b及び460c
にかかわらず、主走査方向,副走査方向に“0”をそれ
ぞれ2つ打つ。従つて、図26に示すようにLUT51
0からは、1列目の信号線516a、2列目の信号線5
16b、注目画素のある3列目の信号線516c、4列
目の信号線516d、5列目の信号線516eは共に、
LSB〜MSBの12ビツト全て“0”を出力され、O
R回路520,521,522,523及びフリツプ・
フロツプ533にそれぞれ入力される。
【0061】2値データ監視部400からの信号線46
0aが“1”つまり注目画素が黒ドツトの場合であり、
大ウインドウ領域にも“1”(黒ドツト)がなかつた場
合、つまり信号線460b及び460cの出力が共に“
0”であれば、図25に示すように注目画素の遠くへ“
1”(黒ドツト)を散らす。従つて、LUT510から
は図26に示すように、1列目のデータとして信号線5
16aからはLSBから順に“00000001000
0000000000001”が出力される。2列目の
データとして信号線516bからはLSBから順に“0
00000010000000000000001”が
出力される。3列目のデータとして信号線516cから
はLSBから順に“0000000100000000
00000001 ”が出力される。4列目のデータと
して信号線516dからはLSBから順に“00000
0010000000000000001”が出力され
る。5列目のデータとして信号線516eからはLSB
から順に“00000000000000000000
0000”が出力されて、OR回路520,521,5
22,523及びフリツプ・フロツプ533にそれぞれ
入力される。
【0062】2値データ監視部400からの信号線46
0aが“1”つまり注目画素が黒ドツトの場合であり、
小ウインドウ領域には“1”がなく、その外側のウイン
ドウ領域にだけ“1”があつた場合、つまり信号線46
0b及び460cの出力がそれぞれ“0”及び“1”で
あれば、図24に示すように注目画素の近くへ“1”(
黒ドツト)を散らす。従つて、LUT510からは図2
6に示すように、1列目、2列目のデータとして信号線
516a及び516bからは共にLSBから順に“00
0000000000000000000000”が出
力される。3列目のデータとして信号線516cからは
共にLSBから順に“000000001111111
100000000”が出力される。4列目,5列目の
データとして信号線516d及び516eからは共にL
SBから順に“000000000000000000
000000”が出力されて、OR回路520,521
,522,523及びフリツプ・フロツプ533にそれ
ぞれ入力される。
【0063】OR回路520、メモリ540,541及
び542から構成される1列目の処理について説明する
。ここであり、図26に示すLUTの内容は、図25に
示すビツトと対応する。OR回路520には、LUT5
10からの信号線516aの24ビツト、前回までの処
理結果が記憶されたフリツプ・フロツプ530の信号線
536bの24ビツト、そして2ライン目以降の処理結
果が記憶されているメモリ542からの16ビツト信号
546cが入力される。すなわち、図27に示すように
信号線516aのLSBから4ビツトまで、信号線53
6bのLSBから4ビツトまで、及び信号線546cの
LSBから4ビツト目までが、OR回路520のLSB
から4ビツト目までに入力され、LSBから4ビツトま
での処理として出力され、メモリ540のLSBからM
SBまで4ビツトが入力され記憶される。
【0064】信号線516aの5ビツト目から8ビツト
目まで、信号線536bの5ビツト目から8ビツト目ま
で、そして信号線546cの5ビツト目からMSBまで
がOR回路520の5ビツト目から8ビツトまでに入力
され、5ビツト目から8ビツト目までの処理として出力
され、メモリ541のLSBからMSBまで4ビツトが
入力され記憶される。
【0065】信号線516aの9ビツト目から16ビツ
ト目まで、信号線536bの9ビツト目から16ビツト
目まで、及び信号線546cの9ビツト目からMSBま
でがOR回路520の9ビツト目から16ビツト目まで
入力され、9ビツト目から16ビツト目までの処理とし
て出力され、メモリ542のLSBから8まで8ビツト
までが入力され記憶される。
【0066】そして、信号線516aの17ビツト目か
らMSBまで、及び信号線536bの17ビツト目から
MSBまでがOR回路520の17ビツト目からMSB
まで入力され、17ビツト目からMSBまでの処理とし
て出力され、メモリ542の9ビツト目からMSBまで
に入力され記憶される。次に、OR回路521,フリツ
プ・フロツプ530から構成される2列目の処理につい
て説明する。
【0067】図23に於いて、OR回路521には、L
UTからの信号線516bの24ビツト,前回までの処
理結果が記憶されたフリツプ・フロツプ531からの信
号線536cに24ビツトが入力され、それぞれLSB
からMSBに対応して処理され、その出力がフリツプ・
フロツプ530のLSBからMSBに対応して入力され
記憶される。
【0068】以下、3列目,4列目の処理が前述の同様
に行なわれる。そして、5列目の処理はLUTからの信
号線516eは直接フリツプ・フロツプ533に入力さ
れ記憶される。図23に示すコントローラ550は、第
1の実施例と同様の動作をする。但し、メモリ540及
び540のビツト長が4ビツトのため、信号線546a
又は546bからの4ビツト出力がシフトレジスタ57
0に入力されて並列から直列に変換され、さらに4倍の
速度で信号線560としてシリアル出力される。
【0069】最後に全ての2値結果の転送が終了後、不
図示の終了信号によつてメモリからの読み出しが完了し
て停止する。上述した他の実施例によつて主走査,副走
査方向各々独立に任意の整数倍の解像度変換が容易に実
現できることは明らかである。また、主走査方向のみ、
あるいは副走査方向のみに任意の整数倍の解像度変換も
容易に可能である。
【0070】以上説明したように本実施例によれば、更
にページメモリを増大させることなく粒状間が少ない高
画質の再生画像を得ることができる効果がある。なお、
以上説明した各実施例では、画像データはモノクロとし
たが、例えばY(イエロー),M(マゼンタ),C(シ
アン),K(黒)からなるカラー画像処理システムにお
いても、Y,M,C,Kそれぞれのデータに対して本実
施例を適用することができ、本発明の効果を損なうもの
ではない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
値化済画像の低濃度域を検知し、低濃度域に存在するド
ツトをより高解像度のドツトに分割して打つことにより
、ページメモリを増大させることなく粒状間が少ない高
画質の再生画像を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の2値化装置のブロツク
図、
【図2】図1に示す2値化回路の詳細ブロツク図、
【図
3】図1に示す誤差拡散部の詳細回路図、
【図4】図3
に示す誤差拡散部の誤差拡散の拡散係数を示す図、
【図5】図2に示す比較部の詳細回路図、
【図6】図2
に示す比較部の入出力特性を示す図、
【図7】図2に示
すAND・OR回路の詳細を示す図、
【図8】図2に示
すAND・OR回路の真理値表を示す図、
【図9】図2に示す2値化部の詳細ブロツク図、
【図1
0】図1に示す2値データ監視部の詳細ブロツク図、
【図11】図10に示すOR回路部430の詳細回路図
【図12】図10に示すOR回路部440の詳細回路図
【図13】及び
【図14】図1に示す2値データ監視部のウインドウ例
を示す図、
【図15】図10に示すメモリ部とフリツプ・フロツプ
との接続図、
【図16】図2に示す解像度変換回路の詳細ブロツク図
【図17】及び
【図18】拡散するデータを示す図、
【図19】図16に示すLUTの表を示す図、
【図20
】図16に示すOR回路520の演算図、
【図21】図
16に示すコントローラ550の回路図、
【図22】図
21に示すコントローラのタイム・チヤート、
【図23】他の実施例での解像度変換回路のブロツク図
【図24】及び
【図25】他の実施例での拡散するデータ図、
【図26
】図24、図25に示すLUTの表を示す図、
【図27
】図24、図25に示すOR回路520の演算図である
【符号の説明】
1  ページメモリ、 2  入力部、 3  2値化回路部、 4  2値データ監視部、 5  解像度変換回路、 6  出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2値化済画像データを記憶する記憶手段と
    、前記記憶手段内の画像データのうち孤立点である黒ド
    ツトを監視領域を用いて検出する検出手段と、前記検出
    手段によつて検出された孤立点の黒ドツトを複数の黒ド
    ツトに分割して主走査および副走査方向の解像度を向上
    させる解像度向上手段とを有することを特徴とする画像
    処理装置。
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