JPH04239067A - インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 - Google Patents

インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器

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JPH04239067A
JPH04239067A JP3012487A JP1248791A JPH04239067A JP H04239067 A JPH04239067 A JP H04239067A JP 3012487 A JP3012487 A JP 3012487A JP 1248791 A JP1248791 A JP 1248791A JP H04239067 A JPH04239067 A JP H04239067A
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JP
Japan
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ink
head
recording
inkjet recording
ejection
Prior art date
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Pending
Application number
JP3012487A
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English (en)
Inventor
Atsushi Aoki
淳 青木
Kumiko Mafune
久実子 真船
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Ink Jet (AREA)
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  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録方法
に用いられるインク、インクジェット記録方法かかるイ
ンクを用いた機器に関し、特に表面コ−ト等の処理が為
されていない上質紙や中質紙、ボンド紙等の非塗工用紙
、所謂普通紙に記録することが出来る普通紙対応型イン
クジェット記録方法に用いられるインク、インクジェッ
ト記録方法、記録ユニット、インクカートリッジ及びイ
ンクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】普通紙対応型インクジェット記録に用い
るインクとして必要な性能は、主に印字性能、信頼性及
び吐出性能である。この中の印字性能及び信頼性につい
て、特に重要な性能な次の4つである。 (1)定着性:記録紙に印字されたインクが見掛け上乾
燥し、指で擦っても指や紙が汚れなくなるまでの時間で
判断する。この時間の短いものが好ましい。 (2)OD:記録紙に印字された記録画像の反射濃度。 一般的には染料が紙の中の方まで浸透せず、表面に残る
割合が大きいと高ODになるので好ましい。 (3)印字品位:印字された記録ドットが真円に近いほ
ど印字品位は優れている。従来のインクでは普通紙に印
字すると紙の繊維の影響でギザギザのあるドットになる
。 (4)固着特性:インクジェット記録用ヘッド内におい
て、インクが蒸発固化(目詰り)する性質。固化しにく
いものが好ましい。
【0003】これらの特性はお互いに相反する性質が多
い為、全ての性能を満足するインクを作ることは難しい
。例えば、定着性と固着特性である。定着性を重視して
考えると、蒸発し易いインクが優れたインクの条件であ
るのに対し、固着特性を重視して考えると全く逆で、蒸
発しにくいインクが優れたインクの条件となり、大きな
矛盾が生じる。又、定着性とODに関しても同様な矛盾
がある。定着性を良くする為には記録紙へのインクの浸
透性を良くすればいいが、そうするとインクは紙の深さ
方向へ沈んでしまうことになる。インクが紙の中の方ま
で浸透してしまうと、紙表面の繊維が光を散乱させる為
ODを低下させてしまう。定着性と、印字品位に関して
も同様に矛盾が生じる。即ち、記録紙へのインクの浸透
性を良くすれば定着性は向上する。ところが、紙は不均
一構造(凹凸や繊維)である為に浸透距離に大小がある
。浸透し易いインクを使うと、この浸透距離の差は更に
大きくなってしまい、ドットは真円にならず、ギザギザ
のあるドットになる。以上の様に、定着性、OD、印字
品位及び固着特性の4つのインク特性を全て満足するイ
ンクを作ることは従来は非常に難しかった。
【0004】一方、吐出特性についてインクとして求め
られていることは主に次の4つである。 (1)吐出安定性:オリフィスから吐出するインク滴の
大きさ、速度、方向が常に均一であり、ばらつきがない
ことが好ましい。 (2)吐出速度:オリフィスから吐出するインク滴の速
度。一般的には吐出速度は大きい方が好ましく、通常は
5〜20m/s程度である。 (3)周波数応答性:インク滴が吐出した後、吐出した
分のインクが補給される時間が短い程、周波数応答性が
高く好ましい。 (4)初期吐出特性:印字休止中にノズル先端から水が
蒸発し、インクが増粘したときの最初の数発の吐出。吐
出方向が斜めになったり、不吐出になったりすることが
ある。
【0005】以上の吐出特性に関して、従来はヘッドの
構成に頼ることが多かった為、限界が生じていた。例え
ば、吐出安定性の不良を原因とする所謂「ヨレ」はイン
クジェット記録の宿命とされ、具体的な解決策が存在し
なかった。この様な中で、インクの改良を図ろうとする
試みが幾つかある。例えば、インクの固着特性を向上さ
せる物質として、芳香族スルホンアミドの多価ヒドロキ
シアルキル誘導体を用いた例が特開昭54−14330
5号公報に記載されている。しかし、この例では、イン
クの固着特性においては優れているが、ODが低く、印
字品位及び定着性が悪い。又、インクジェット記録用ヘ
ッドを使用して、このインクを吐出させたときの初期吐
出特性に優れない。初期吐出特性が特開昭54−143
305号公報に開示されたインクで優れない原因は明ら
かではないが、おそらく芳香族スルホンアミドの多価ヒ
ドロキシアルキルの水酸基が水素結合を形成する為、蒸
発インクの粘度を極端に上昇させているものと考えられ
る。複数の水酸基を有する芳香族スルホンアミドの例と
して、特開昭54−104933号公報についても同様
な理由で初期吐出特性の不良がある。この様に、従来の
インクではインクジェット記録用インクとしての性能を
完全に満足し得なかった。
【0006】
【発明が解決しようとしている問題点】そこで、本発明
の目的は、上記普通紙対応型インクジェット記録に用い
られるインクとして必要な性能である、印字性能(定着
性、OD、印字品位)、信頼性(固着特性)及び吐出特
性(吐出安定性、吐出速度、周波数応答性、初期吐出特
性)の全ての性能に優れたインク、高速記録を可能とす
るインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機
器を提供することにある。
【0007】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、オリフイス先端
と電気・熱変換体等の液滴発生手段とを結ぶ線上におけ
るヘッド構成部品が少なくとも2種類以上で形成されて
いるインクジェット記録用ヘッドに使用されるインクで
あって、色材、水及びHLB値が10〜20の界面活性
剤を必須成分として含有することを特徴とするインク、
上記記録用ヘッドを使用して、インクの液滴を被記録材
に付与して記録を行うインクジェット記録方法において
、インクが上記のインクであることを特徴とするインク
ジェット記録方法、インクを収容したインク収容部、該
インクをインク滴として吐出させる為のヘッド部を備え
た記録ユニットにおいて、上記ヘッド部がオリフイス先
端と電気・熱変換体等の液滴発生手段とを結ぶ線上にお
けるヘッド構成部品が少なくとも2種類以上で形成され
ているインクジェット記録用ヘッドであり、且つインク
が上記のインクであることを特徴とする記録ユニット、
インクを収容するインク収容部を備えたインクカートリ
ッジにおいて、インクが上記のインクであることを特徴
とするインクカートリッジ、及び上記の記録ユニットを
備えたインクジェット記録装置である。
【0008】
【作用】上記構成を採ることによって、異なった構成部
品間の接触部近傍において滞留し易い気泡が、液滴と共
にオリフィスから排出され吐出安定性が向上する。この
ときHLB値が10〜20の界面活性剤はヘッド内の濡
れ性を向上させることで、気泡を移動させやすくする作
用を果たし、且つ表面張力の低下作用を最小限に抑えて
いることで液滴の安定な形成、周波数応答性に対して好
ましいインク特性を示す作用がある。又、表面張力が高
く濡れ性がよいことは定着性、印字品位等の普通紙記録
性能にも有利に働く。
【0009】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明において使用するイ
ンクジェット記録用ヘッドは図1(斜視図)、図2〜4
(断面図)に示される様な構造を有している。このヘッ
ドの吐出体積は図1、2が25pl、図3が30pl、
図4が50plである。図1〜4のヘッドは、従来のヘ
ッド[図5(斜視図)及び図6(断面図)]の様に流路
2壁と天板3とが別の部材で構成されたものと異なり、
流路壁と天板とが一体構造となっており、従来のものよ
りも低コストで製造可能である。ところが、従来のヘッ
ド(図5、6)ではオリフィス先端1と吐出ヒーター4
とを結ぶ線上における構成部品が基板5のみ1種類であ
ったが、低コスト型ヘッドは基板5及び流路付き天板3
、3’の2種類である。その為基板5と流路付き天板3
’の接触部は滑らかに設計しても製造ばらつき、部品間
の隙間等により凹凸が発生してしまい、その近傍に微小
気泡6が滞留し易くなる。特に高解像度を必要とするヘ
ッド等ではインクの吐出体積を約50pl以下と小さく
することが要求される為微小気泡6を排出するエネルギ
ーが小さく、排出不能になり易い。その結果微小気泡6
は流路2内に残り、吐出を不安定にさせる要因となる。 オリフィス先端1と吐出ヒーター4とを結ぶ線上におけ
る構成部品が2種類以上である低コストヘッドの他の例
と微小気泡6の滞留部分を図3及び図4に示す。図3の
ヘッド10では同様の構成部品は2種類、図4のヘッド
では3種類である為、微小気泡6は流路2内に残り易い
。これらの低コストヘッドを使いこなす為に本発明のイ
ンクでは濡れ性を向上させ、且つ表面張力を低下させな
いことで良好なインクジェット記録が可能となる様な構
成とした。
【0010】本発明のインクは基本的には水性インクで
あり、主溶媒は水である。色材としては染料又は顔料を
必要に応じて使い分けるが、一般的には水溶性染料が用
いられる。染料としては直接染料、酸性染料、塩基性染
料等あらゆる水溶性染料を用いることが出来る。染料の
濃度は通常は0.1〜10重量%の範囲から適宜選択さ
れる。そして濡れ性を向上させ且つ表面張力を低下させ
ない為に、HLB値が10〜20の界面活性剤を使用す
る。HLB値が比較的高い界面活性剤はインクの表面張
力をあまり低下させない特徴がある。表面張力の高いイ
ンクは液滴吐出後の引っ込んだメニスカスを引き戻そう
とする力が強い為、インクの補給が早く、周波数応答性
が良好になる。又、同様な理由でメニスカスの形状及び
微小な周期で起こるメニスカス振動が安定する為吐出が
安定する。更にHLB値が12〜20の界面活性剤は洗
浄効果、可溶化、乳化等の作用がある為、ヘッド内に付
着しているごみ、汚れ、固着染料等を剥落させることで
ヘッド内の濡れ性を向上させる。その為微小気泡がヘッ
ド内流路の凹凸部近傍に付着及び滞留する様なことがな
い。
【0011】又、表面張力が高く濡れ性が良いことは印
字品位等の普通紙記録性能にも有利に働く。即ち表面張
力が高いと記録紙に着弾したインク滴が不均一に横に拡
がる様な滲みが起きず、印字品位は良好になる。そして
濡れ性は良好である為紙内にインクはしみ込み、定着性
は良好となる。HLB値が10〜20の界面活性剤とし
ての例を以下に示すが、本発明はこれらの例に限定され
るものではない。 No.1  デカグリセリン脂肪酸エステル    H
LB値10〜15
【化1】 No.2  ポリオキシエチレンヒマシ油  HLB値
10〜14
【化2】 No.3  ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油  HL
B値10〜17
【化3】 No.4  アセチレンアルコールエチレンオキシド付
加物  HLB値12〜20
【化4】 No.5  ポリオキシエチレンオクチルフェニルエー
テル  HLB値13.1 No.6  ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル  HLB値10〜19 No.7  ポリオキシエチレンモノステアレート  
HLB値13〜20 No.8  下記化合物  HLB値15〜18
【化5
】 No.9  下記化合物  HLB値14〜18
【化6
】 No.10  ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン  HLB値12〜17
【0012】これらの界面活性剤はインク全重量に対し
て通常0.01〜0.5重量%、好ましくは0.02〜
0.2重量%の範囲で使用される。これは0.01重量
%未満では界面活性剤の濡れ性を向上させる効果が殆ど
現れず、又、0.5重量%を越えても濡れ性はある一定
以上は向上しないばかりか、表面張力を低下させる等、
不都合が生じる為である。又、水はインク全重量に対し
て通常40〜95重量%、より好ましくは70〜95重
量%の範囲で使用される。40重量%より少ないと粘度
が高くなる、滲み易くなる、定着性が劣る等の問題が生
じ、95重量%よりも多いと、蒸発成分が多すぎて固着
特性が悪化する。固着特性を向上させる為に、蒸発抑制
効果のあるもの、染料の溶解度を向上させるもの、粘度
上昇を抑制するもの等、従来使用されていた水溶性溶剤
とは異なる固着防止剤を使用してもよい。
【0013】この固着防止剤としては、尿素、塩酸トリ
エチルアミン等のトリエチルアミンの塩、塩酸トリエタ
ノールアミン等のトリエタノールアミンの塩、トルエン
スルホンアミドの誘導体等が挙げられる。これらの固着
防止剤はインク中の0.1〜30重量%の範囲で適宜選
択して使用することが好ましい。この様な固着防止剤を
使用することで水以外の構成成分(溶剤等)の量を極端
に少なくしても目詰りせず高信頼性を保つことが出来る
。又、インク中の水分量が多い為、記録物のインクは蒸
発し易くなり、OD、定着性、印字品位等の普通紙記録
性能に有利に働く。又、尿素等には粘度上昇を抑制する
効果がある為、初期吐出特性にも優れている。これら以
外にもインクジェット記録用インクに一般的に用いられ
ている水溶性溶剤を使用してもよい。水溶性溶剤はそれ
自身の蒸気圧が低くインク中の水分の蒸発速度を減速さ
せると共に染料等の溶解性も持ち合せていることで固着
特性向上剤としての効果もあるのが好ましい。
【0014】好ましい水溶性溶剤としては、例えば、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド
類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケ
トンアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル類;N−メチル−2−ピロリドン、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン等の含窒素複素環式ケ
トン類:ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリアルキレングリコール類:エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオ
ール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエ
チレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原
子を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エチレ
ングリコールメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレ
ングリコールメチル(又はエチル)エーテル、トリエチ
レングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等の
多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げられ
る。本発明のインクに用いる上記水溶性溶剤の含有量は
0〜50重量%、好ましくは0〜20重量%、更に好ま
しくは0〜10重量%の範囲である。
【0015】又、これ以外にも定着性を向上させる溶剤
を使用することがある。この様な溶剤を使用したインク
は、記録紙に印字されたときの乾燥性が非常に優れる。 この様な効果が期待出来る溶剤としては、好ましくはメ
チルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアル
コール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアル
コール、イソブチルアルコール等の炭素数1〜4のアル
キルアルコール類;シクロヘキサノール等の環状アルキ
ルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコー
ル等のケトン又はケトンアルコール類;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類;N−メチル−2−ピ
ロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等
の含窒素複素環式ケトン類;グリセリン;脂肪酸アルキ
ロールアミド、N−アシル−スルコシネート等が挙げら
れる。尚、これらの物質は比較的沸点が低いものが多い
為、吐出エネルギー源である発泡の促進剤となり、吐出
速度を大きくする効果もある。これらの定着性を向上さ
せる物質はインク中の0〜50重量%の範囲で適宜選択
して使用することが好ましい。
【0016】以上述べたインクの構成をとることによっ
て、ヘッド内に気泡が滞留し易い低コストヘッドにおい
ても常に吐出が安定なインクジェット記録が可能となる
。又、従来のインクと比べて溶剤の量が少なくても固着
特性、初期吐出特性の優れたインクの提供が可能となる
。又、溶剤量が少ない(水の量が多い)為、インクの蒸
発量が大きくなり、定着性も良好となる。又、インクが
紙に浸透せずに蒸発によって乾燥する為印字品位が良好
になると共に染料が紙の表面に残る為ODが高くなる。 この様にして定着性、OD、印字品位、固着特性、吐出
安定性、吐出速度、周波数応答性、初期吐出特性のイン
クジェット記録用インクに必要な全ての性能について良
好なインクの提供が可能になる。
【0017】本発明のインクは、熱エネルギーによるイ
ンクの発泡現象によりインクを吐出させるタイプのイン
クジェット記録装置であって、特に図1〜4に示した如
くヘッドがオリフイス先端と電気・熱変換体等の液滴発
生手段とを結ぶ線上におけるヘッド構成部品が少なくと
も2種類以上で形成されているインクジェット記録用ヘ
ッドである装置に適用する場合に特に好適であり、吐出
が極めて安定となり、サテライトドットの発生等が生じ
ないという特徴がある。但しこの場合には熱的な物性値
(例えば、比重、熱膨張係数、熱伝導率等)を調整する
場合もある。
【0018】本発明のインクは熱エネルギーの作用によ
り液滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録方法
にとりわけ好適に用いられるが、一般の筆記具用として
も使用出来ることは言うまでもない。本発明のインクを
用いて記録を行うのに好適な方法及び装置としては、図
1〜4に示す如きオリフイス先端と電気・熱変換体等の
液滴発生手段とを結ぶ線上におけるヘッド構成部品が少
なくとも2種類以上で形成されているインクジェット記
録用ヘッドの室内のインクに記録信号に対応した熱エネ
ルギーを与え、該熱エネルギーにより液滴を発生させる
方法及び装置が挙げられる。
【0019】その装置の主要部であるヘッド構成例は図
1〜4に示す如くである。図2を参照して説明すると、
ヘッド10はインクを通す流路2を有するガラス、セラ
ミックス又はプラスチック板等の天板3と、感熱記録に
用いられる吐出ヒーター4を有する基板5とを接着して
得られる。吐出ヒーター4はアルミナ等の放熱性の良い
基板5上に形成されている。
【0020】インク7は吐出オリフィス先端1まで来て
おり、不図示の圧力によりメニスカス8を形成している
。今、吐出ヒーター4に電気信号が加わると、吐出ヒー
ター4で示される領域が急激に発熱し、ここに接してい
るインク7に気泡が発生し、その圧力でメニスカス8が
突出し、インク7が吐出し、オリフィス先端1より記録
小滴9となり、被記録材20に向かって飛翔する。
【0021】図7に、かかるヘッドを組み込んだインク
ジェット記録装置の1例を示す。図7において、61は
ワイピング部材としてのブレードであり、その一端はブ
レード保持部材によって保持されて固定端となり、カン
チレバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによ
る記録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場合
、記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される
。62はキャップであり、ブレード61に隣接するホー
ムポジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂直
な方向に移動して吐出口面と当接し、キャッピングを行
う構成を備える。更に63はブレード61に隣接して設
けられるインク吸収体であり、ブレード61と同様、記
録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。 上記ブレード61、キャップ62、吸収体63によって
吐出回復部64が構成され、ブレード61及び吸収体6
3によってインク吐出口面に水分、塵埃等の除去が行わ
れる。
【0022】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリッジで
ある。キャリッジ66はガイド軸67と慴動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動さ
れるベルト69と接続(不図示)している。これにより
キャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能とな
り、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領
域の移動が可能となる。51は被記録材を挿入する為の
給紙部、52は不図示のモータにより駆動される紙送り
ローラである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出
口面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行
するにつれて排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙され
る。
【0023】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる
。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接し
てキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッド
の移動経路中に突出する様に移動する。記録ヘッド65
がホームポジションから記録開始位置へ移動する場合、
キャップ62及びブレード61は上述したワイピング時
の位置と同一の位置にある。この結果、この移動におい
ても記録ヘッド65の吐出口面はワイピングされる。
【0024】上述の記録ヘッドのホームポジションへの
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で
記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この移
動に伴って上記ワイピングが行われる。図8は、ヘッド
にインク供給部材、例えば、チューブを介して供給され
るインクを収容したインクカートリッジの一例を示す図
である。ここで40は供給用インクを収納したインク収
容部、例えば、インク袋であり、その先端にはゴム製の
栓42が設けられている。この栓42に針(不図示)を
挿入することにより、インク袋40中のインクをヘッド
に供給可能ならしめる。44は廃インクを受容するイン
ク吸収体である。インク収容部としては、インクとの接
液面がポリオレフィン、特にポリエチレンで形成されて
いるのが本発明にとって好ましい。
【0025】本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッジと
が別体となったものに限らず、図9に示す如きそれらが
一体になったものにも好適に用いられる。図9において
、70は記録ユニットであって、この中にはインクを収
容したインク収容部、例えば、インク吸収体が収納され
ており、かかるインク吸収体中のインクが複数のオリフ
ィスを有するヘッド部71からインク滴として吐出され
る構成になっている。インク吸収体の材料としては、ポ
リウレタンを用いることが本発明にとって好ましい。 72は記録ユニット内部を大気に連通させる為の大気連
通口である。この記録ユニット70は、図7で示す記録
ヘッドに代えて用いられるものであって、キャリッジ6
6に対し着脱自在になっている。
【0026】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中部又は%とあるのは特に断
りのない限り重量基準である。
【0027】実施例1   ジエチレングリコール             
                         
      7部  C.I.フードブラック2   
                         
            3部  エチルアルコール 
                         
                      3部 
 N−ヒドロキシエチル−p−トルエンスルホンアミド
                5部  アセチレン
アルコールエチレンオキシド付加物(商品名:アセチレ
ノール  EH、川研ファインケミカルズ製、HLB値
17)            0.05部  水  
                         
                         
  81.95部上記の各成分をビーカーにて混合し、
25℃にて4時間撹拌した。この混合物をポアサイズ0
.22μmのメンブランフイルターで加圧濾過したもの
を本発明のインクとした。このインクを使用して、熱エ
ネルギーの作用によりインクを吐出させるキヤノン製イ
ンクジェットプリンター(解像度400DPI、インク
吐出量24pl、低コスト型ヘッド)で普通紙印字を行
った。吐出が安定していた為、印字ムラのない良好な印
字が行えた。普通紙としてはキヤノン製PPC用紙(S
K紙、DK紙)を使用した。又、コート紙にも印字を行
った。その結果いずれの紙に対しても定着性は15秒以
内と優れていた。 又、ODはいずれの紙に対しても1.3以上(マクベス
濃度計にて測定)と高濃度の印字であった。更に印字品
位についても紙の凹凸の影響もなく、真円に近いドット
が得られた為良好であった。固着特性についてはヘッド
にキャップ装着状態で60℃/5%RHの環境に1ケ月
間放置した後ヘッド回復用ポンプの作動により正常吐出
することが確認され極めて良好であった。又、初期吐出
特性については、15℃/10%RHの環境でインク吐
出後2分間キャップ非装着状態を保ち、再度吐出させた
が、インクの吐出は第1発目から正常状態であり極めて
良好であった。又、吐出速度は12m/sと大きく周波
数応答性は5KHzと優れていた。
【0028】実施例2   グリセリン                  
                         
           5部  ジエチレングリコール
                         
                   5部  尿素
                         
                         
          5部  C.I.フードブラック
2                        
                3部  エチルアル
コール                      
                         
 3部  ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(商品名:エマルゲン985、  花王製、HLB値1
8.9)                     
           0.05部  水      
                         
                       78
.95部このインクを使用して普通紙印字を行ったとこ
ろ、いずれの紙に対しても定着性は15秒以内と優れて
いた。 又、ODはいずれの紙に対しても1.3以上と高濃度の
印字であった。更に印字品位についても紙の凹凸の影響
もなく、真円に近いドットが得られた為良好であった。 固着特性についてはヘッドにキャップ装着状態で60℃
/5%RHの環境に1ケ月間放置した後ヘッド回復用ポ
ンプの作動により正常吐出することが確認され極めて良
好であった。又、初期吐出特性については、15℃/1
0%RHの環境でインク吐出後2分間キャップ非装着状
態を保ち、再度吐出させたが、インクの吐出は第1発目
から正常状態であり極めて良好であった。又、吐出速度
は12m/sと大きく周波数応答性は5KHzと優れて
いた。
【0029】実施例3   トリエチレングリコール            
                         
   12部  C.I.フードブラック2     
                         
          3部  イソプロピルアルコール
                         
             1.5部  ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油(商品名:HCO50、日光ケミカ
ルズ製  HLB値13.5)           
                         
    0.05部  水             
                         
                83.45部このイ
ンクを使用して普通紙印字を行ったところ、いずれの紙
に対しても定着性は15秒以内と優れていた。 又、ODはいずれの紙に対しても1.3以上と高濃度の
印字であった。更に印字品位についても紙の凹凸の影響
もなく、真円に近いドットが得られた為良好であった。 固着特性についてはヘッドにキャップ装着状態で60℃
/5%RHの環境に1ケ月間放置した後ヘッド回復用ポ
ンプの作動により正常吐出することが確認され極めて良
好であった。又、初期吐出特性については、15℃/1
0%RHの環境でインク吐出後2分間キャップ非装着状
態を保ち、再度吐出させたが、インクの吐出は第1発目
から正常状態であり極めて良好であった。又、吐出速度
は12m/sと大きく周波数応答性は5KHzと優れて
いた。
【0030】実施例4   ジエチレングリコール             
                         
    10部  グリセリン           
                         
                  6部  C.I
.フードブラック2                
                        3
部  エチルアルコール              
                         
     3.5部  アセチノールEH      
                         
           0.15部  水      
                         
                       77
.35部このインクを使用して普通紙印字を行ったとこ
ろ、いずれの紙に対しても定着性は15秒以内と優れて
いた。 又、ODはいずれの紙に対しても1.3以上と高濃度の
印字であった。更に印字品位についても紙の凹凸の影響
もなく、真円に近いドットが得られた為良好であった。 固着特性についてはヘッドにキャップ装着状態で60℃
/5%RHの環境に1ケ月間放置した後ヘッド回復用ポ
ンプの作動により正常吐出することが確認され極めて良
好であった。又、初期吐出特性については、15℃/1
0%RHの環境でインク吐出後2分間キャップ非装着状
態を保ち、再度吐出させたが、インクの吐出は第1発目
から正常状態であり極めて良好であった。又、吐出速度
は12m/sと大きく周波数応答性は5KHzと優れて
いた。
【0031】比較例1 実施例1においてアセチノールEHを除いた組成。 比較例2 実施例2おいてエマルゲン985を除いた組成。 比較例3 実施例3においてHCO50を除いた組成。 比較例4 実施例4においてアセチレノールEHを除いた組成。 比較例5 実施例1においてアセチレノールEHの代わりにHLB
値8.0のポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(商品名:NP5、日光ケミカルズ製)を0.05部用
いた組成。
【0032】以上のインクを使用して普通紙印字を行っ
たところ、各インクは正常に行われておらず、吐出速度
のばらつきが2〜15m/sと大きく不安定な吐出にな
っていた。その為インク吐出量にもばらつきがあり、O
Dの低いところや高いところがあり、ムラが目立ち印字
品位も良くなかった。しかも安定性がいずれも15秒以
上と悪かった。更に初期吐出特性に関しては15℃/1
0%RHの環境でインク吐出後2分間キャップ非装着状
態を保った後再度吐出させたが、インクの吐出は第1〜
第10発目まで不良状態(吐出せず又は斜め吐出)であ
った。又、前記結果中比較例1〜5においては、HLB
値が10〜20の界面活性剤が添加されていない為にノ
ズル内に気泡が滞留し、この残留気泡が吐出安定性を悪
化させている。その為印字物にはムラが大きく印字品位
も悪い。又、吐出が安定していない為吐出速度も大きな
ばらつきが生じ周波数応答性を測定することも出来なか
った。
【0033】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のインクを使
用することにより、ノズル内に気泡が滞留し易い構造で
ある低コストヘッドでもどの様なヘッドでも安定に吐出
が行われ、且つどの様な普通紙に対しても高記録濃度、
高速乾燥性、高印字品位及び高信頼性が達成出来る。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の斜視図。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
【図3】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
【図4】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図
【図5】インクジェット記録装置のヘッド部の斜視図。
【図6】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
【図7】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図。
【図8】インクカートリッジの縦断面図。
【図9】記録ユニットの斜視図。
【符号の説明】
1:オリフィス先端 2:インク流路 3:流路付き天板(上部) 3’:流路付き天板(下部) 3”:天板 4:吐出ヒーター 5:基板 6:微小気泡 7:インク 8:メニスカス 9:小滴 10:記録ヘッド 20:被記録材 61:ワイピング部材 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ 71:オリフイス先端 72:吐出ヒーター 73:基板 81:オリフィス面 82:流路 84:基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  オリフイス先端と電気・熱変換体等の
    液滴発生手段とを結ぶ線上におけるヘッド構成部品が少
    なくとも2種類以上で形成されているインクジェット記
    録用ヘッドに使用されるインクであって、色材、水及び
    HLB値が10〜20の界面活性剤を必須成分として含
    有することを特徴とするインク。
  2. 【請求項2】  HLB値が10〜20の界面活性剤の
    含有量がインク全重量に対して0.01〜0.5重量%
    の範囲にある請求項1に記載のインク。
  3. 【請求項3】  オリフイス先端と電気・熱変換体等の
    液滴発生手段とを結ぶ線上におけるヘッド構成部品が少
    なくとも2種類以上で形成されているインクジェット記
    録用ヘッドを使用して、インクの液滴を被記録材に付与
    して記録を行うインクジェット記録方法において、上記
    インクが請求項1に記載のインクであることを特徴とす
    るインクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】  インクの液滴をインクに熱エネルギ−
    を作用させて形成する請求項3に記載のインクジェット
    記録方法。
  5. 【請求項5】  インクを収容したインク収容部、該イ
    ンクをインク滴として吐出させる為のヘッド部を備えた
    記録ユニットにおいて、上記ヘッド部がオリフイス先端
    と電気・熱変換体等の液滴発生手段とを結ぶ線上におけ
    るヘッド構成部品が少なくとも2種類以上で形成されて
    いるインクジェット記録用ヘッドであり、且つ上記イン
    クが請求項1に記載のインクであることを特徴とする記
    録ユニット。
  6. 【請求項6】  インクを収容するインク収容部を備え
    たインクカートリッジにおいて、上記インクが請求項1
    に記載のインクであることを特徴とするインクカートリ
    ッジ。
  7. 【請求項7】  請求項5に記載の記録ユニットを備え
    たことを特徴とするインクジェット記録装置。
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