JPH04238785A - 自動2輪車の吸気装置 - Google Patents
自動2輪車の吸気装置Info
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- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
置に係り、特に燃料供給装置へ供給される吸入エアに対
する熱影響を少なくしたものに関する。
ンジンの左右を覆うフェアリングの前面に二重壁を設け
、この前方の壁に前向きに形成された開口を二重壁によ
って形成された空間と連通させるとともに、後方の壁に
エア通路を突出形成し、これをエンジンの前方に位置す
るキャブレタのエア吸入口へ指向させたものが示されて
いる。
よれば、エア通路の後端とキャブレタのエア吸入口との
間が離れているので、キャブレタはエア吸入口からエン
ジンの熱気を吸入するおそれがある。しかし、吸入エア
は高温になるとエンジンのパワーに熱影響を生じるので
、加熱されない外気温程度のフレッシュエアであること
が望まれる。したがって、折角エア通路を設けても熱影
響の少ない吸入エアの確保という点で問題がある。また
、キャブレタの前面を二重壁が覆いかつ左右はフェアリ
ングで覆われるため、キャブレタ等の簡単なメンテナン
スをする場合でもその都度フェアリングを外さなければ
ならず、この点でメンテナンス性の向上が望まれる。 さらに、フェアリングの前面に大きな二重壁を一体に形
成しなければならないが、このような大型部品の成形は
技術的に極めて困難である。本発明はこれらの問題点を
解決することを目的とする。
本発明に係る自動2輪車の吸気装置は、エンジンを覆う
フェアリングの前面に開口部を形成し、この開口部に箱
形状の吸気ボックスを着脱自在に配設するとともに、こ
の吸気ボックスの前部に外気取入口を設け、かつ吸気ボ
ックスの後部に燃料供給部材の吸気通路を接続したこと
を特徴とする。なお、燃料供給装置とは、電子燃料噴射
装置(EFI)及びキャブレタのいずれをも含む。また
、前方とは車両進行方向をいうものとする。
の後部に接続することにより、吸気通路のエア吸入口は
、吸気ボックスの前部に設けられた外気取入口から導入
されたフレッシュエアだけを吸入可能になる。しかも吸
気ボックス内のフレッシュエアは吸気ボックスによって
エンジンなどの熱源から隔離され、これら熱源によって
加熱された熱気の混入するおそれがほとんどない。この
ため、外気温程度の冷たいフレッシュエアを常時吸入可
能になり、熱気を吸入することによる熱影響が少なくな
ってエンジンのパワーが安定し易くなる。また、剛性の
大きな箱状の吸気ボックスをフェアリングへ取付けてい
るので、フェアリングの剛性が向上する。さらに、吸気
ボックスはフェアリングに対して着脱自在であるから、
吸気ボックスだけを外せばフェアリングを外すことなく
燃料供給装置のメンテナンスが可能となる。
。図1は本発明を適用した自動2輪車の車体骨格部の左
側面形状を示す。この図において、左右に対をなして前
後方向へ延びるメインフレーム1の前部にはフロントフ
ォーク2を介して前輪3を支持する。メインフレーム1
の左右各後端部には上下方向へ延びるピボットプレート
4を接続し、このメインフレーム1とピボットプレート
4でV型4気筒の2サイクルエンジン5を支持する。 エンジン5には前方へV型に開く前気筒6と後気筒7を
設け、両気筒の谷間にEFIからなる燃料供給装置8を
設けてある。燃料供給装置8の吸気通路の前端部はエア
ファンネル9を介して吸気ボックス10の後部壁へ接続
している。吸気ボックス10はエンジン5の前方に設け
られた箱状の部材であり、その前部には上下方向へ延び
るダクト11を一体に設け、ダクト11の上端部に前方
へ向かって開口する外気取入口12を形成してある。ダ
クト11は、ラジエタ13に対する冷却風の影響を少な
くするため左右に分離して対で設けてある。ラジエタ1
3はメインフレーム1に吊下げ支持し吸気ボックス10
の後部上方に配設してある。また、吸気ボックス10全
体はフェアリング14の前面に形成された後述の開口部
内側に支持され、外気取入口12はフェアリング14の
前面に臨みかつ前輪3の上方に位置する。なお、図中の
符号15は燃料供給装置8の制御ユニットであり、フェ
アリング14の内側でメインフレーム1に支持させてあ
る。16はフェアリング支持ステー、17は燃料タンク
、18はシートカウル、19はシート、20はカウリン
グ支持ステー、21、22は排気管、23はリヤクッシ
ョン、24はドライブスプロケット、25はリヤフォー
ク、26はチェーン、27はドリブンスプロケット、2
8は後輪である。
びフェアリング14の組付関係を示すための分解図、図
3これら各部材の組付状態を図1のX矢示方向から示す
図である。これらの図に明らかなように、フェアリング
14はアッパー部30とアンダー部31とからなる。ア
ッパー部30は上部にスクリーン32をその下方の前面
側に開口部33をそれぞれ設け、左右の側部34はエン
ジン5の側方を覆うよう後方へ延びている。側部34の
前端部にはダクト11の外気取入口12部分が嵌合する
ための段部35を形成してあり、段部35の外側面に吸
気ボックス10と連結するための通し穴36を設けてあ
る。側部34の下端にもアンダー部31と連結するため
の通し穴34aを形成してある。アッパー部30の開口
部33内へは吸気ボックス10の上部側が嵌合する。こ
のとき、段部35にダクト11上部の外気取入口12部
分が嵌合し、かつ側部34は吸気ボックス10の側面上
半分側を覆い、通し穴36と41が一致するようになっ
ている。この状態で開口部33のうちラジエタ13の前
面部分は吸気ボックス10によって閉塞されずに空間の
まま残り、冷却風の導風路になっている。一方アンダー
部31は、その前部に走行風をラジエタ13へ導くため
の整流壁をなす湾曲面に形成された前壁37を、左右両
側にエンジン5の下方から両側を覆う側部38を設けて
ある。前壁37の上端は吸気ボックス10の下端部と接
続するため、側部38の上端よりも低くなっている。吸
気ボックス10の下部両側は側部38の上端内側へ嵌合
し、側部38の前方側で吸気ボックス10と重なる部分
には吸気ボックス10の下部と連結するための通し穴3
9を設けてある。側部38の上端は内側に吸気ボックス
10の下端側を嵌合し、側部34の下端と重なり、かつ
このとき通し穴34aと一致する通し穴38aを設けて
あり、これらの通し穴34a、38aの連結部材38b
を抜き差しすることによりアッパー部30とアンダー部
31を迅速に連結又は分離可能である。なお、アッパー
部30及びアンダー部31とも、それぞれの左右の構造
は同様である。
要な吸気量を確保できる容量の箱状をなす部分であり、
その前面はアンダー部31の前壁37と連続する湾曲面
の整流壁となっている。また、略中央部には後述する点
検口を覆うためのリッド41を4ヶの連結部材42で着
脱自在に取付けてある。ダクト11の上端部はアッパー
部30の段部35と嵌合可能であり、この部分の外側面
に通し穴36と一致する通し穴43を設けてある。これ
らの通し穴36と43に連結部材44を抜き差しするこ
とにより、吸気ボックス10のダクト11をアッパー部
30へ迅速に着脱自在となる。また、アンダー部31の
内側に嵌合する本体部40の下部側面には通し穴39と
一致する通し穴45を設けてある。これらの通し穴39
と45にアッパー部30側と共通の連結部材44を抜き
差しすることにより、吸気ボックス10の本体部40を
アンダー部31へ迅速に着脱自在となる。なお、本体部
40の側面で通し穴45の近傍に内圧を検出するための
内圧センサ46を取付けてある。
クス10の側面形状を示し、図5は吸気ボックス10の
平面形状を、また、図6は図2におけるY矢示方向から
の部分拡大図をそれぞれ示す。図4に示すように、通し
穴43及び45の各内側に連結部材44が係合するスプ
リング47を設けてある。図7は連結材44との係合関
係を説明するための図である。この図に明らかなように
、スプリング47は通し穴43を横切りかつ両端を係止
してある。一方、通し穴43に入る連結部材44は略ボ
ルト状であり、その軸部48にはスプリング47が係合
可能に部分的に切り込んだ係合溝49を設けてある。 軸部48を通し穴36及び43内へ押し込むと、スプリ
ング47が係合溝49と係合して連結部材44が抜け止
めされ、ダクト11がアッパー部30と迅速に連結する
。逆に、この状態で連結部材44の頭部を回動させると
、スプリング47が弾性変形して係合溝49から脱する
ので連結部材44を通し穴36及び43から抜き取るこ
とができ、ダクト11がアッパー部30と迅速に分離可
能できる。なお、通し穴39と45における連結構造も
同様である。さらに、前記したアッパー部30とアンダ
ー部31を連結部材38bで連結する構造並びにリッド
41を連結部材42で着脱する構造はいずれも同様であ
る。
にするため吸気ボックス10を上方から示した図であり
、吸気ボックス10の前面はダクト11も一体になって
、走行風Wをラジエタ13へ導くよう滑らかな連続湾曲
面を形成し、ラジエタ13に対する良好な導風面となっ
ている。
の後部壁50にはエアファンネル9を嵌合するための長
穴51を設け、その周囲を囲んで内周端が後方へ突出す
るように傾斜する取付斜面52を設けてある。取付斜面
52の適当ヶ所に同一傾斜のままさらに長穴51内へ突
出する取付部53を設け、ここにネジの通し穴54を形
成してある。
5を設けてある。開口部55は例えばエンジンパワーを
大きくする必要があるとき閉じ、そうでないとき及び動
圧変動の影響を嫌うキャブレタを接続した場合は開ける
ことにより内圧を調整する。具体的にはメクラブタを着
脱するなどの手段による開閉や、予め用意した内径の種
々異なるグロメットセットを適宜選択使用することによ
り開口面積を段階的に調整したり、又は後述するような
バルブにより連続的に開口面積を調整するようにできる
。この一例として図8にはバタフライ式の可変バルブ5
5aを設けたものを示してある。この可変バルブ55a
はスロットル開度などのエンジンパワー関係量と連動さ
せ、スロットル全開時など大パワーを要するとき全閉し
、スロットルを全閉したエンジンブレーキ時には全開さ
せ、これらの中間ではスロットル開度に応じて開口面積
を変化させるよう制御する。
9との取付関係を示すための拡大断面図であり、エアフ
ァンネル9の断面部位は図9のA−A線に沿う部分であ
る。図9はエアファンネル9とEFI構成部品との取付
関係を示す展開図であり、図10は図9のB−B線に沿
うエアファンネル9の拡大断面を示す。エアファンネル
9は4つの吸気口56を一列に並べて一体に成形した単
一部品であり(図9)、図8に明らかなように周囲を後
部壁50の取付斜面52に重なる傾斜のテーパー部57
とし、かつ取付斜面52との接触面にシール用のオーリ
ング58を全周に設けてある。また、取付部53と対応
する位置にはナット59を設けてあり、取付部53の通
し穴54に通したネジ60をナット59へ締結すること
によりエアファンネル9を後部壁50へ取付けてある。 これにより吸気口56は、吸気ボックス10内に臨み、
周囲を吸気ボックス10で囲まれるので、吸気口56を
熱源であるエンジン5やラジエタ13から隔離している
。吸気口56の詳細は図10に示してある。なお、長穴
51はリッド42で覆われた点検口42aの後方に位置
する。したがってネジ60の着脱作業はリッド42を外
すことにより開放された点検口42aより内部へ手を入
れて行うようになっている。エアファンネル9には燃料
供給装置側へ連結するためのボス61を一体に設けてあ
り、吸気ボックス10内に臨む吸気口56は金網62で
覆ってある。金網62は図9に明らかなように、各吸気
口56を一緒に覆う単一の部品であり、ネジ60を通す
部分だけくびれ部63をなしている。金網62の開口端
周囲はバンド64で縁取ってある。各吸気口56を金網
62の内側へ入れることによりバンド64を吸気口56
の周囲に当接させ、バンド64の分断部両側に設けられ
一対のナット65にネジ66を締結して締め付ければ、
金網62をしっかりとエアファンネル9に固定できる。 吸気口56の後端部56aは、それぞれの気筒に対応す
るよう4つに分離し、それぞれがEFIを構成するスロ
ットルボデイ67に設けられた4つの各吸気通路68へ
嵌合する。また、スロットルボデイ67の前方へ一体に
突出形成されているネジボス69とエアファンネル9の
ボス61とを重ね、ボルト70で両者を締結することに
よりエアファンネル9とスロットルボデイ67とを強固
に連結してある。なお、エアファンネル9の吸気口56
とスロットルボデイ67の吸気通路68とが本発明にお
ける燃料供給装置の吸気通路を構成し、同時に吸気口5
6はこの吸気通路の吸入口でもある。但し、エアファン
ネル9を省略してスロットルボデイ67の吸気通路68
の前端部を直接吸気ボックス10へ接続されば、この接
続端部が吸入口となる。キャブレタの場合も同様である
。また、エアファンネルは本実施例のように複数の吸気
口56を一体にしたものでなく、各吸気口56毎に独立
させて設けることもできる。図中の符号71は図示省略
のインジェクタノズル取付部である。
清浄及び吸気圧安定用のメッシュである。このメッシュ
72は強靭な合成繊維や金属等適宜材料からなる網状体
であり、図5において特に明らかなように、吸気ボック
ス10内の金網62近傍空間である吸気室73とダクト
11との間に配設してある。メッシュ72はまず外気取
入口12から入った吸気エア中に混入するゴミを除去す
るので、清浄機能を発揮する。さらに、ダクト11部分
を不均一な流速で通過した吸入エアがメッシュ72を通
過することにより均一化するので、金網62を通して燃
料供給装置8(図4)側へ吸入される場合、吸入エアの
圧力を安定化する機能を発揮する。
おいて、走行風の一部は外気取入口12からダクト11
を通って吸気ボックス10内へ入り、後部側内壁部50
方向へ向かう。このとき、外気取入口12内へ入った走
行風はダクト11により屈曲されるので、雨天走行時な
どにおいて仮に走行風と一緒に雨水が外気取入口12内
へ入っても容易に気液分離可能である。金網62の近傍
に達した走行風は各吸気口56からスロットルボデイ6
7の吸気通路68内へ流入し、インジェクタノズルから
供給された燃料と共に適正空燃費の混合気となってそれ
ぞれの対応する気筒内へ燃焼のために供給される。この
ときエアファンネル9の各吸気口56へ供給されるフレ
ッシュエアは、吸気ボックス10により熱源であるエン
ジン5及びラジエタ13と隔離されている。ゆえに吸入
エアはこれら熱源による熱影響を受けにくく、外気温程
度の比較的冷たい状態で吸入可能になり、安定したエン
ジンンのパワーを得ることができる。しかも、予め開口
部55を閉じておけば吸気ボックス10内が密閉構造と
なり、吸気を走行風によるラム圧過給することができる
ので、大パワーを必要とするときパワーアップに貢献す
る。なお、過給圧の調整は開口部55の開閉又は開口度
の変化により調整可能である。ゆえに、例えば、過給圧
が必要な程のあまり大きなパワーを必要としない場合は
開口部55を全開又はそれに近い状態にすればよい。ま
た、エンジン5のパワー状態に応じて開口部55の開口
面積を変化できる場合、例えばエンジンブレーキ時など
には開口部55を全開又はそれに近い状態にして過給を
行わないようにし、エンジンブレーキの利きをよくする
ことも考えられる。特に、図8に示したような可変バル
ブ55aによって開口面積を連続的に変化させれば顕著
な効果を期待できる。さらに、EFIに替え、自然吸気
式のキャブレタを接続した場合には動圧変動の影響を避
ける必要があるので、予め開口部55を全開とし、エア
ファンネル9に動圧変動が及びにくくすることが望まれ
る。この場合、吸気ボックス10は主として熱影響を避
けたフレッシュエアの確保に用いられることになる。さ
らに、吸気ボックス10はボックス構造をなすため、車
体前面に設けられて走行風の風圧をまともに受けるにも
かかわらず、十分な剛性を得ることができる。また、吸
気ボックス10はフェアリング14の一部をなすので、
フェアリング14の剛性を向上させることができるとと
もに、図5に示すように、ラジエタ13への整流効果を
発揮できる。そのうえ、フェアリング14と吸気ボック
ス10の間に隙間を設ける必要がないので、容量を最大
限に確保できる。しかも、従来必要で有ったフェアリン
グ14の一部(前面壁部分)を省略して吸気ボックス1
0に替えることができるので、重量増加を最小限にでき
る。さらに、フェアリング14を取外しても、吸気ボッ
クス10をエアファンネル9と連結しておくことにより
車体側へ残すことができるので、燃料供給装置8やエア
ファンネル9の保護部材を兼ねさせることができる。し
かも、吸気ボックス10をフェアリング14と別体にす
ることで、二重壁を有する大型部品の成形が不要になる
ので技術的に困難な成形を回避できる。また、吸気ボッ
クス10はフェアリング14と別体かつ着脱自在である
から、リッド42を外して点検口42aを開放すれば、
点検口42aから吸気ボックス10の内部へ手を入れて
ネジ60を外し、吸気ボックス10とエアファンネル9
を分離できる。このとき、取付斜面52が後方へ突出す
るよう傾斜しているため、上下のネジ60の取付軸線方
向は吸気ボックス10内の空間中央部へ収束するので、
ネジ60の着脱作業が容易である。さらに連結部材44
を抜いて吸気ボックス10とアッパー部30及びアンダ
ー部31との連絡を解くと、フェアリング14を外すこ
となく吸気ボックス10のみを取外すことができる。こ
の場合、吸気ボックス10を車体の下方へ抜き出すか、
前輪3を外して吸気ボックス10を前方へ抜き出す。ゆ
えに、燃料供給装置8側に対する簡単なメンテナンスが
フェアリング14を外さずに可能となり、メンテナンス
性が向上する。
気ボックス10をフェアリング14の前部へ当接して着
脱自在に取付けるようになっており、この点でフェアリ
ング14の内側へ収容していた前実施例の吸気ボックス
10と異なる。すなわち、アンダー部31の前面全体を
吸気ボックス10が覆い、その前面部40aはアンダー
部31の前壁部37(図2)が有していた整流面を形成
している。このため本実施例のフェアリング14はアッ
パー部30及びアンダー部31の各前部が吸気ボックス
10の前後方向の長さ分だけ後退していることになる。 このようにすると、前実施例の各効果を生じることがで
きるとともに、さらに吸気ボックス10の着脱作業が容
易になる。なお、前実施例と共通する部分は同一符号を
用いるものとし、特に言及しない部分の詳細構造は前実
施例に準じるものとする。
路を吸気ボックスに接続させたので、吸入エアに対する
エンジン等の熱源による熱影響を可能な限り少なくでき
、安定したエンジンのパワーを得易くなる。また、剛性
の高い箱状の吸気ボックスをフェアリングの前方部分へ
取付けることにより、フェアリングの剛性を向上できる
。さらに、吸気ボックスをフェアリングと別体でかつ着
脱自在に取付けたので、フェアリングを外すことなく吸
気ボックスのみを取外すことができ、これにより燃料供
給装置をフェアリング前面の開口部からメンテナンスで
きるようになるため、メンテナンス性が向上する。しか
も、吸気ボックスをフェアリングと別体にすることで、
二重壁を有する大型部品の成形が不要になるので困難な
成形を回避できる。
図
部の図1X矢示方向拡大図
1実施例に係る要部の拡大平面図
矢示方向拡大図
施例に係る要部の拡大断面図
要部の展開斜視図
面図
吸気ボックス 13 ラジエタ 14 フェアリング 33 フェアリング前面の開口部 56 吸気口(吸気通路の一部)
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンを覆うフェアリングの前面に
開口部を形成し、この開口部に箱形状の吸気ボックスを
着脱自在に配設するとともに、この吸気ボックスの前部
に外気取入口を設け、かつ吸気ボックスの後部に燃料供
給部材の吸気通路を接続したことを特徴とする自動2輪
車の吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01381691A JP3183897B2 (ja) | 1991-01-12 | 1991-01-12 | 自動2輪車の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01381691A JP3183897B2 (ja) | 1991-01-12 | 1991-01-12 | 自動2輪車の吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04238785A true JPH04238785A (ja) | 1992-08-26 |
JP3183897B2 JP3183897B2 (ja) | 2001-07-09 |
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JP01381691A Expired - Fee Related JP3183897B2 (ja) | 1991-01-12 | 1991-01-12 | 自動2輪車の吸気装置 |
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