JPH04238669A - 角継手の溶接方法 - Google Patents

角継手の溶接方法

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JPH04238669A
JPH04238669A JP11809291A JP11809291A JPH04238669A JP H04238669 A JPH04238669 A JP H04238669A JP 11809291 A JP11809291 A JP 11809291A JP 11809291 A JP11809291 A JP 11809291A JP H04238669 A JPH04238669 A JP H04238669A
Authority
JP
Japan
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workpiece
welding
workpieces
welded
works
Prior art date
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Pending
Application number
JP11809291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Ogasawara
小笠原正信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04238669A publication Critical patent/JPH04238669A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤等の板金製箱体
を製造する際に用いられる角継手の溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8(a)(b)に、従来の角継手溶接
を行う場合のワーク保持状態が示されており、同図にお
いて、ワーク保持装置は4個のワーク保持治具1と、そ
の外側に設けられたクランプ板2(図では隅角部ごとに
2個設けられている)と、各隅角部の上方に設けられた
押え治具3で構成されている。
【0003】前記ワーク保持治具1は、ワーク4の断面
形状に対応した形状となっており、さらにワーク4の長
さに応じて図に示す矢印方向に移動可能となっている。 また、前記クランプ板2は、ワーク保持治具1の方向へ
移動することでワーク4をクランプする様になっており
、更に上部の押え治具3は、上下方向に移動することで
ワーク4の上面を押える構造となっている。
【0004】なお、ワーク4は曲げ加工により図8(b
)に示す様な断面形状をなしていて、その両端部は面取
り加工され、これら相対するワークの面取り部をそれぞ
れ突き合わせることで、箱の側枠部が形成される。 次に、従来例によるワーク取り付け方法について説明す
る。
【0005】先ず、箱のサイズに応じて、ワーク保持治
具1が自動又は手動により適当な位置に設定され、続い
て4個のワーク4をワーク保持治具1に取り付ける。次
に、クランプ板2でワーク4を側方から押さえ、上部か
ら押え治具3でワーク4を押しつける。
【0006】以上で隅角部の溶接前の作業が終了し、最
後にワークの突き合せ部A,B,C部(図9参照)を溶
接して、箱の側枠部が完成する。ところで箱のサイズ(
長サ(L),幅(W),深サ(D))は多種類あるため
、前述のごとくワーク保持治具1は移動形式になってい
ると共に、深サ(D寸法)の大きい製品もあるため、背
の高い構造になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、従来のワ
ーク保持治具1は、移動形式であったり背が高い構造等
のため剛性面で限界があり、クランプ力によって撓み易
いという性質を有していた。このため、図10および図
11に示す様に、ワーク間の突き合せ部の位置が安定せ
ず、ズレやスキマが発生するおそれがあった。
【0008】また、図12(a)のように、ワークの曲
げ角度に1〜5°ほどのバラツキが生じ、その為、図1
2(b)のように、階段状をなしているワーク突き合わ
せ面の、平面部A,B部のスキマが小さくなる様にクラ
ンプするとC部(立面部)のスキマが大きくなる。逆に
、図12(c)のように、C部のスキマが小さくなる様
にクランプするとA,B部(平面部)のスキマが大きく
なるという課題があった。
【0009】これを修正するには、手作業に頼るしかな
く熟練を必要としていた。又、修正に時間がかかり生産
性向上や、自動化する上で、ネックとなっていた。更に
、この状態で溶接すると穴アキが生じたり、品質面で不
良が多発する等の課題があった。
【0010】この発明は斯る課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、ワークを常に所
定の位置に取り付け、突き合せ部の状態にバラツキが生
じないようにすると共に、ワーク突き合せ面において常
にスキマの小さい状態で溶接することができる角継手の
溶接方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ワーク保持装置にワークを相対して取り
付け、これらのワークの両端を突き合せてその突き合せ
部を溶接する角継手の溶接方法において、前記ワークの
相対する端部近傍に位置決め用の凹部又は凸部を設ける
と共に、これに対応して前記ワーク保持装置に凸部又は
凹部を設け、これらの凹凸部を互いに嵌合してワークの
位置決めを行い、突き合せ部を溶接することを特徴とす
る。
【0012】また、ワーク保持治具にワークを取り付け
、ワークの両端を突き合せてワークの平面部と立面部の
突き合せ面を溶接する角継手の溶接方法において、ワー
ク平面部を溶接する時の押え板と、ワーク立面部を溶接
する時の押え板をそれぞれ独立に設けることにより、ワ
ークの平面部と立面部の溶接品質を良くすることを特徴
とする。
【0013】
【作用】前記構成により、本発明によれば、ワークの相
対する端部近傍に設けられた位置決め用の凹部又は凸部
に、ワーク保持治具又はクランプ板に設けられた凸部又
は凹部を嵌合させることにより、ワークは確実に位置決
めされ、これによって相対するワーク突合せ部の状態が
安定化し、溶接性が向上するという利点を有する。
【0014】また、ワーク突き合せ面における平面部(
A,B部)の突き合せ用クランプ板と、立面部(C部)
の突き合せ用クランプ板を、それぞれ別個に設けること
により、ワーク突き合せ部において常にスキマの小さい
状態で溶接することが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好ましい実施例
を説明する。図1〜図4は請求項1記載の発明の実施例
に相当するものであり、図1(a)(b)にその第1実
施例が示されている。この実施例では、板金等のワーク
4の相対する面取り部(この面取り部は、既に述べた図
12のように階段状をなしている)の近傍に、V溝5が
設けられている。このV溝5の形成は、ワーク4の面取
り部の加工と同時に加工することにより、面取り部とV
溝5の位置関係の精度を確保することができる。また、
このV溝5の方向は、ワーク4の長手方向に対して略直
角方向となっている。
【0016】なお、ワーク保持治具1には、ワーク4に
設けられた前記V溝5と対応する位置に、矢形状の位置
決めブロック6が組み込まれている。そして、前に述べ
た押え治具3によりワーク4を上方から押さえることで
、ワークのV溝5と位置決めブロック6が互いに嵌合し
て、ワーク4は確実に位置決めされることになる。
【0017】図2(a)(b)に本発明の第2実施例が
示されている。この実施例では、ワーク4にV形状のリ
ブ7が突出形成され、またワーク保持治具1にはV溝8
が形成されていて、このリブ7とV溝8とが嵌合されて
、ワーク4の位置決めが行われる。
【0018】図3(a)(b)に本発明の第3実施例が
示されている。この実施例では、ワーク4の側部内面に
V溝5aを設け、このV溝5aに位置決めブロック6a
を嵌合させてワーク4の位置決めが行われる。
【0019】図4(a)(b)に本発明の第4実施例が
示されている。この実施例では、ワーク4の側部外面に
V溝5bを設け、このV溝5bに、クランプ板2に組み
込んだ位置決めブロック6bを嵌合させて、ワーク4の
位置決めが行われる。
【0020】図5〜図7は請求項2記載の発明の実施例
に相当するものである。図5(a)(b)において、ワ
ーク平面部の突き合せ用クランプ板2’は、ワーク4に
対して対角線方向に移動可能となっており、ワーク保持
治具1の方向に動くことで、ワーク4の相対する階段状
の面取り部におけるワーク平面部A,Bがそれぞれ突き
合わされる(図5(b)参照)。なお、本実施例では各
コーナーに各1個のクランプ板2’を設けた。
【0021】また、図6のように、ワーク立面部の突き
合わせ用クランプ板2は、従来例と同様に各コーナーに
各2個を設けている。なお、これら平面部用と立面部用
のクランプ板2,2’の位置関係は、図7に示す様に、
平面部用クランプ板2’の下に、立面部用クランプ板2
が設けられている。そして、これらの平面部用、立面部
用のクランプ板2,2’は、それぞれ別の駆動源(エア
シリンダー等)によって、任意に動作する方式となって
いる。
【0022】次に、図5〜図7に基づき溶接方法につい
て説明する。一式のワーク4をワーク保持治具1に取り
付け、平面部用クランプ板2’を移動させて、ワーク突
き合わせ面の平面部A,Bを突き合せる。ここで立面部
用クランプ板2は開いた状態となっている為、ワークの
側面部はフリーの状態であり、平面部A,Bの突き合せ
は容易に行なえる。この状態で平面部A,B部の溶接を
行なう。
【0023】こうして、平面部用クランプ板2’が立面
溶接に影響しない位置まで後退し、次に、立面部用クラ
ンプ板2を移動させてワークの立面部Cを突き合せる。 ここでワークのD寸法はワークの板厚に対して大である
為、弾性変形して容易に立面部Cが突き合せられる。こ
の状態で立面溶接が行なわれる。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上説明した通り、ワーク
保持装置にワークを相対して取り付け、これらのワーク
の両端を突き合せてその突き合せ部を溶接する角継手の
溶接方法において、前記ワークの相対する端部近傍に位
置決め用の凹部又は凸部を設けると共に、これに対応し
て前記ワーク保持装置に凸部又は凹部を設け、これらの
凹凸部を互いに嵌合してワークの位置決めを行うことに
より、相対するワーク突き合せ部の状態が安定化し、高
品質の溶接を行うことができる。
【0025】また、ワーク保持治具にワークを取り付け
、ワークの両端を突き合せてワークの平面部と立面部の
突き合せ面を溶接する角継手の溶接方法において、ワー
ク平面部を溶接する時の押え板と、ワーク立面部を溶接
する時の押え板をそれぞれ独立に設けることにより、ワ
ークの取り付け作業が容易になり、取り付け時間が短縮
されると共に、取り付けの自動化が可能となる。更に、
ワークの曲げ角度のバラツキが生じても、安定した溶接
が可能となると共に、ワークの取り付け作業が容易にな
り、自動化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施例の平面図、(b)
はその正面図である。
【図2】(a)は本発明の第2実施例の平面図、(b)
はその断正面図である。
【図3】(a)は本発明の第3実施例の平面図、(b)
はその断側面図である。
【図4】(a)は本発明の第4実施例の平面図、(b)
はその断側面図である。
【図5】(a)は本発明のワーク保持状態の平面図、(
b)はその要部拡大図である。
【図6】本発明のワーク保持状態の平面図である。
【図7】本発明のワーク保持状態の断正面図である。
【図8】(a)は従来例のワーク保持状態の平面図、(
b)はその断正面図である。
【図9】〜
【図11】それぞれ従来例によるワークの突き合わせ状
態を示す図である。
【図12】(a)はワーク4の断面形状を示す図、(b
)(c)はそれぞれワークの突き合わせ面の状態を示す
図である。
【符号の説明】
1    ワーク保持治具 2  立面部用クランプ板 2’平面部用クランプ板 3    押え治具 4    ワーク 5,5a,5b,8  V溝 6,6a,6b,  位置決めブロック7    リブ A,B  ワーク突き合わせ面の平面部C  ワーク突
き合わせ面の立面部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワーク保持装置にワークを相対して取
    り付け、これらのワークの両端を突き合せてその突き合
    せ部を溶接する角継手の溶接方法において、前記ワーク
    の相対する端部近傍に位置決め用の凹部又は凸部を設け
    ると共に、これに対応して前記ワーク保持装置に凸部又
    は凹部を設け、これらの凹凸部を互いに嵌合してワーク
    の位置決めを行い、突き合せ部を溶接することを特徴と
    した角継手の溶接方法。
  2. 【請求項2】  ワーク保持治具にワークを取り付け、
    ワークの両端を突き合せてワークの平面部と立面部の突
    き合せ面を溶接する角継手の溶接方法において、ワーク
    平面部を溶接する時の押え板と、ワーク立面部を溶接す
    る時の押え板をそれぞれ独立に設けることにより、ワー
    クの平面部と立面部の溶接品質を良くすることを特徴と
    した角継手の溶接方法。
JP11809291A 1990-11-19 1991-04-22 角継手の溶接方法 Pending JPH04238669A (ja)

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JP11809291A JPH04238669A (ja) 1990-11-19 1991-04-22 角継手の溶接方法

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JP2-313460 1990-11-19
JP31346090 1990-11-19
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0698442A2 (en) 1994-08-22 1996-02-28 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Butt welding process using high density energy beam
CN106078050A (zh) * 2016-08-01 2016-11-09 无锡科技职业学院 一种用于装配托布轮滑机构的夹具和方法

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