JPH04238576A - 遅延シミュレーション方式 - Google Patents

遅延シミュレーション方式

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Publication number
JPH04238576A
JPH04238576A JP3006295A JP629591A JPH04238576A JP H04238576 A JPH04238576 A JP H04238576A JP 3006295 A JP3006295 A JP 3006295A JP 629591 A JP629591 A JP 629591A JP H04238576 A JPH04238576 A JP H04238576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay
path
simulation
simulator
activated
Prior art date
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Pending
Application number
JP3006295A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Saga
嵯峨 幸治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH04238576A publication Critical patent/JPH04238576A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は論理回路の遅延シミュレ
ーション方式に関し、特にクリティカルパスを求める遅
延シミュレーション方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクリティカルパスの遅延
を求める方法には、論理回路上のF/F−F/F間ある
いはI/Oピン−F/F間あるいはI/Oピン間(以後
、総称してパスと呼ぶ)について、その間にあるパス上
のすべての素子遅延及び配線遅延を計算し、その結果を
基にクリティカルパスの遅延を求めるといった、パス解
析法と呼ばれる方式が提案されている。
【0003】また、遅延シミュレーションを利用して求
める方式も提案されている。例えば、セレクティブトレ
ース方式あるいはタイムマッピング方式を用いた方式で
は、論理回路素子の遅延情報に基づいて回路動作をシミ
ュレーションし、パス上の入力が変化してから出力が変
化するまでの時間で遅延を計算している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパス解
析法では、回路内のそれぞれのパス上のすべての素子遅
延及び配線遅延を計算し、それぞれのパスの遅延を計算
することで、最大遅延及び最小遅延のクリティカルパス
遅延を求めている。そのため、回路規模が大きくなると
すべてのパスの遅延値を計算するのに膨大な時間を費や
し、その上、遅延情報を蓄えておくメモリ容量も莫大に
なるという欠点がある。さらに、回路によっては、一度
も活性化されないパスがクリティカルパスとみなされて
しまうという欠点もある。ここで、活性化されたとは、
入力の変化により出力が変化する素子の状態を意味し、
活性化されたパスとは、活性化された素子を順番に繋ぎ
合わせてできるパスを意味する。
【0005】また、従来の遅延シミュレーションでは、
パスが活性化されている限りその遅延を計算するため、
トレースしているパスが、途中で活性化されなくなった
場合、それまでの詳細な遅延情報に基づく処理が無駄に
なってしまう。
【0006】また、従来の遅延シミュレーションでは、
回路全体の最大遅延及び最小遅延を求めることに重点を
おき、個々のクリティカルパスそのものを求めているわ
けではない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は論理回路の遅延
シミュレーション方式において、入力されたテストパタ
ンを用いてゼロディレイあるいはユニットディレイ論理
シミュレーションを行う第1のシミュレータと、この第
1のシミュレーションのシミュレーションの結果から活
性化されたパスを検出するパス検出手段と、活性化され
たパスのみについて詳細な遅延情報に基づき遅延シミュ
レーションを行う第2のシミュレータと、前記遅延シミ
ュレーションの結果から最小遅延及び最大遅延のクリテ
ィカルパスを求めるパス解析手段とを備える。
【0008】
【実施例】次に、本発明を図面を参照しながら説明する
【0009】本発明の一実施例の構成を示す図1を参照
すると、遅延シミュレータ01は論理回路11とテスト
パタン12及び遅延情報13を入力される。遅延情報1
3は回路内のすべての素子遅延及び配線遅延値からなる
。初めに、テストパタン12を入力して、ゼロ(0)デ
ィレイあるいはユニットディレィシミュレータ14によ
り論理回路11の回路全体のシミュレーションを行う。 この時、活性化された素子について、その素子の入力ピ
ン名とその素子につながる前段の素子の出力ピン名と、
さらに活性化時の出力状態値を活性化テーブル16にス
タックする。最終的に外部入力ピンの変化が外部出力ピ
ンに伝播した後、活性化された出力ピンからファンイン
トレースを行い、活性化されたパスをパス検出手段15
により求める。これは、活性化テーブル16にスタック
してある入力ピンとその前段の素子の出力ピンがスタッ
クされているテーブルのロケーションをトレースし、最
終的に外部出力ピンから外部入力ピンまでトレースを行
えたパスが、この発明の対象となる活性化されたパスで
あるとする。
【0010】次に、活性化されたパスについてのみ遅延
情報13と活性化テーブル16の情報から素子遅延及び
配線遅延を考慮した詳細な遅延シミュレーションを論理
シミュレータ17で行う。このシミュレーションでは、
複数の活性化されたパスからの入力がある素子について
は、どのパスからの入力が素子の出力遅延に影響するか
どうかを求め、その結果を活性化テーブル16にスタッ
クする。この結果を基に、パス解析手段18により最大
/最小遅延のクリティカルパスを求める。パス解析手段
18では、先の論理シミュレーションで求めた結果より
、素子の出力遅延に影響する入力先をトレースする。 もし、前段の出力変化から後段の入力変化までの時間が
仕様に対し、足りないあるいは余る様な場合、そのうち
の最大値が最大遅延、また最小値が最小遅延のクリティ
カルパスとして求められる。そこで、そのパスを含む入
力段から出力段までの活性化されたパスをクリティカル
パスとして扱い、その活性化されたパス上のそれぞれの
素子名及びピン名などクリティカルとなった致命的なパ
スをリスト19に出力する。
【0011】図2は遅延シミュレータ01の対象となる
論理回路の一例である。説明の都合上、それぞれの素子
の右下に素子のロケーション、素子内には素子の単位遅
延時間を表示してある。また、例えばこの回路では、入
力変化から出力変化までの許容遅延時間は、5〜12単
位遅延時間でなければならないとする。論理回路21に
おいて、入力パタン22を印加した後、十分に時間が経
過した後の出力期待値を出力期待値23に示す。ここで
、入力ピン24を1→0に変化させたとする。まず、0
ディレイあるいはユニットディレイシミュレーション1
4により回路全体をシミュレーションし、パス検出手段
15により、活性化された出力ピンよりパスのファイン
トレースを行い活性化されたパスを求める。
【0012】このようにして求められた活性化パスを図
3に示す。図3において、□は素子を、□内は素子の内
部状態値を、(  )付数字は素子のロケーションを意
味している。また、素子と素子を繋ぐパス上の数字は、
論理シミュレーション17により求めた入力ピンから前
段の素子までの単位遅延時間を示してある。例えば、素
子(4)の出力変化遅延は、素子(1)の出力変化遅延
のみで求められるが、素子(7)の出力変化遅延を考え
ると、素子(1)の出力遅延時間ではなく素子(4)の
出力遅延時間が影響することがわかる。また、素子(8
)の出力変化遅延は、素子(6)の出力遅延時間ではな
く素子(7)の出力遅延時間の影響を受ける。従って、
パス解析手段18において、出力ピン25について解析
すると、素子(8)−素子(7)−素子(4)−素子(
1)を繋ぐパスがクリティカルパスとして求められる。 同様にしてすべての活性化されたすべての出力ピンにつ
いて解析を行うと、出力ピン25を活性化させたこのパ
スが最大遅延のクリティカルパスとして求められ、その
遅延時間は14単位遅延時間であり、許容遅延時間を越
えている。また、出力ピン26を活性化させたパスが最
小遅延のクリティカルパスであることが求められ、その
遅延時間は3単位遅延時間であり、許容遅延時間に満た
ない。この様にして求められた最大/最小遅延のクリテ
ィカルパス上の素子や内部状態値をリストに出力する。 図3では、最大及び最小遅延のクリティカルパスをそれ
ぞれ太線と細線で示してある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最初にパタンを印加して0ディレイあるいはユニットデ
ィレイでシミュレーションを行うため、活性化するパス
を通常の遅延シミュレータを用いるより遥かに少ないリ
ソースで効率よくあらかじめ選択することができる。ま
た、この特定のパスについてのみ遅延シミュレーション
を行うため、回路全体の遅延シミュレーションを行うよ
りクィティカルパスを効率よく検出でき処理時間の短縮
をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の対象となる論理回路の一例である。
【図3】トレースされた活性化パス及び最大遅延のクリ
ティカルパスの一例である。
【符号の説明】
01    遅延シミュレータ 11    論理回路 12    テストパタン 13    遅延情報 14    0ディレイあるいはユニットディレイシミ
ュレータ 15    パス検出手段 16    活性化テーブル 17    論理シミュレータ 18    パス解析手段 19    リスト 21    論理回路 22    入力パタン 23    出力期待値 24    入力ピン 25    出力ピン 26    出力ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  論理回路の遅延シミュレーション方式
    において、入力されたテストパタンを用いてゼロディレ
    イあるいはユニットディレイで論理シミュレーションを
    行う第1のシミュレータと、この第1のシミュレータの
    シミュレーションの結果から活性化されたパスを検出す
    るパス検出手段と、活性化されたパスのみについて詳細
    な遅延情報に基づき遅延シミュレーションを行う第2の
    シミュレータと、前記遅延シミュレーションの結果から
    最小遅延及び最大遅延のクリティカルパスを求めるパス
    解析手段とを備えることを特徴とする遅延シミュレーシ
    ョン方式。
JP3006295A 1991-01-23 1991-01-23 遅延シミュレーション方式 Pending JPH04238576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3006295A JPH04238576A (ja) 1991-01-23 1991-01-23 遅延シミュレーション方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3006295A JPH04238576A (ja) 1991-01-23 1991-01-23 遅延シミュレーション方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04238576A true JPH04238576A (ja) 1992-08-26

Family

ID=11634386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3006295A Pending JPH04238576A (ja) 1991-01-23 1991-01-23 遅延シミュレーション方式

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JP (1) JPH04238576A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128712A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Fujitsu Ltd 活性化パス抽出プログラム,活性化パス抽出装置および活性化パス抽出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128712A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Fujitsu Ltd 活性化パス抽出プログラム,活性化パス抽出装置および活性化パス抽出方法

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