JPH04236155A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH04236155A JPH04236155A JP3012403A JP1240391A JPH04236155A JP H04236155 A JPH04236155 A JP H04236155A JP 3012403 A JP3012403 A JP 3012403A JP 1240391 A JP1240391 A JP 1240391A JP H04236155 A JPH04236155 A JP H04236155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor plate
- slit
- filled
- shaft
- floating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はブラシレスモータ、特
にその回転子の構造に関するものである。
にその回転子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3〜図6は、例えば特願平2−255
91号に示された従来のブラシレスモータを示す図で、
図3は縦断面図、図4は回転子板の斜視図、図5はフロ
ーティング材部分の縦断面図、図6は回転子板のフロー
ティングの手順を示す平面図である。
91号に示された従来のブラシレスモータを示す図で、
図3は縦断面図、図4は回転子板の斜視図、図5はフロ
ーティング材部分の縦断面図、図6は回転子板のフロー
ティングの手順を示す平面図である。
【0003】図において、(1)は鋼板製のブラケット
で、その上部に軸穴(1a)が設けられ、その下部に軸
受(2)が設けられており、その上方にはばね座金(3
)が挿入され下方にはストッパ(4)が配置されている
。(5)は下方に設けられた軸受ホルダで、軸受(2)
が設けられその下方にストッパ(4)が配置されている
。(6)はブラケット(1)に内設された固定子鉄心で
、駆動コイル(7)が巻回されている。(8)は電子部
品(9)が装着されボルト(10)により固定子鉄心(
6)に締結された基板、(11)は固定子鉄心(6)、
駆動コイル(7)、基板(8)及び軸受ホルダ(5)を
一体化する合成樹脂からなるモールド部、(12)はモ
ールド部(11)により形成された軸穴、(13)は軸
受(2)(2)によりブラケット(1)に対して回転自
在に保持された軸で、その表面の一部に軸スリット(1
3a)が設けられている。
で、その上部に軸穴(1a)が設けられ、その下部に軸
受(2)が設けられており、その上方にはばね座金(3
)が挿入され下方にはストッパ(4)が配置されている
。(5)は下方に設けられた軸受ホルダで、軸受(2)
が設けられその下方にストッパ(4)が配置されている
。(6)はブラケット(1)に内設された固定子鉄心で
、駆動コイル(7)が巻回されている。(8)は電子部
品(9)が装着されボルト(10)により固定子鉄心(
6)に締結された基板、(11)は固定子鉄心(6)、
駆動コイル(7)、基板(8)及び軸受ホルダ(5)を
一体化する合成樹脂からなるモールド部、(12)はモ
ールド部(11)により形成された軸穴、(13)は軸
受(2)(2)によりブラケット(1)に対して回転自
在に保持された軸で、その表面の一部に軸スリット(1
3a)が設けられている。
【0004】(14)は下部に開口する有底円筒状の回
転子板で、中央の嵌合穴(14a)で軸(13)の軸ス
リット(13a)の部分に圧入固定されている。(15
)は回転子板(14)の内壁に固着され固定子鉄心(6
)と空隙を隔てて対向する磁石、(16)は回転子板(
14)の底部に設けられたスリットで、嵌合穴(14a
)を一周するように複数個配置され、その相互間に連結
部(17)が設けられている。(17a)は連結部(1
7)の切断跡であり、回転子板(14)はスリット(1
6)により内周側(18)と外周側(19)に分割され
る。(20)は合成樹脂からなるゴム等で作られスリッ
ト(16)内に充てんされたフローティング材で、回転
子板(14)の内周部(18)と外周部(19)を接着
剤により接続し、回転子板(14)と磁石(15)を保
持する強度を有し、かつ振動の伝達を阻止する特性を持
っている。
転子板で、中央の嵌合穴(14a)で軸(13)の軸ス
リット(13a)の部分に圧入固定されている。(15
)は回転子板(14)の内壁に固着され固定子鉄心(6
)と空隙を隔てて対向する磁石、(16)は回転子板(
14)の底部に設けられたスリットで、嵌合穴(14a
)を一周するように複数個配置され、その相互間に連結
部(17)が設けられている。(17a)は連結部(1
7)の切断跡であり、回転子板(14)はスリット(1
6)により内周側(18)と外周側(19)に分割され
る。(20)は合成樹脂からなるゴム等で作られスリッ
ト(16)内に充てんされたフローティング材で、回転
子板(14)の内周部(18)と外周部(19)を接着
剤により接続し、回転子板(14)と磁石(15)を保
持する強度を有し、かつ振動の伝達を阻止する特性を持
っている。
【0005】従来のモールドモータは上記のように構成
され、回転子板(14)は図6(a)〜(c)に示すよ
うにして構成される。すなわち、スリット(16)(図
6(a))の両側に接着剤を塗布した後、フローティン
グ材(20)を充てんして(図6(b))、内周部(1
8)と外周部(19)とを連結した後、複数個の連結部
(17)を切断する(図6(c))。これで、内周部(
18)と外周部(19)の間で、金属で連結される部分
はなくなり、図4に示すように両者の結合はフローティ
ング材(20)だけとなる。そして、この回転子板(1
4)に磁石(15)が装着され、軸(13)に固定され
た後、軸(13)がブラケット(1)に取り付けられて
組立てが終了する。
され、回転子板(14)は図6(a)〜(c)に示すよ
うにして構成される。すなわち、スリット(16)(図
6(a))の両側に接着剤を塗布した後、フローティン
グ材(20)を充てんして(図6(b))、内周部(1
8)と外周部(19)とを連結した後、複数個の連結部
(17)を切断する(図6(c))。これで、内周部(
18)と外周部(19)の間で、金属で連結される部分
はなくなり、図4に示すように両者の結合はフローティ
ング材(20)だけとなる。そして、この回転子板(1
4)に磁石(15)が装着され、軸(13)に固定され
た後、軸(13)がブラケット(1)に取り付けられて
組立てが終了する。
【0006】次に、電源が供給されると、基板(8)の
電子部品(9)の動作により駆動コイル(7)に通電さ
れる。これで、駆動コイル(7)に磁界が発生し、固定
子鉄心(6)を通じて磁石(15)に吸引・反発力を及
ぼすことにより、回転子板(14)が回転する。このと
き、磁石(15)に吸引・反発力が作用することによっ
て発生する振動は、回転子板(14)のフローティング
材(20)で遮断され、軸(13)及び軸受(2)には
伝達されない。
電子部品(9)の動作により駆動コイル(7)に通電さ
れる。これで、駆動コイル(7)に磁界が発生し、固定
子鉄心(6)を通じて磁石(15)に吸引・反発力を及
ぼすことにより、回転子板(14)が回転する。このと
き、磁石(15)に吸引・反発力が作用することによっ
て発生する振動は、回転子板(14)のフローティング
材(20)で遮断され、軸(13)及び軸受(2)には
伝達されない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のモ
ールドモータでは、回転子板(14)の内周部(18)
と外周部(19)を、フローティング材(20)を接着
剤で接着して結合しているため、その接着工程のコスト
が高く、かつ接着作業は信頼性確保のために接着剤の管
理、検査など工程以外にも製造コストを上げる要因とな
るという問題点がある。
ールドモータでは、回転子板(14)の内周部(18)
と外周部(19)を、フローティング材(20)を接着
剤で接着して結合しているため、その接着工程のコスト
が高く、かつ接着作業は信頼性確保のために接着剤の管
理、検査など工程以外にも製造コストを上げる要因とな
るという問題点がある。
【0008】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、回転子板の内周部と外周部のフローティ
ング材による防振結合を、安価かつ信頼性高く達成でき
るようにしたブラシレスモータを提供することを目的と
する。
されたもので、回転子板の内周部と外周部のフローティ
ング材による防振結合を、安価かつ信頼性高く達成でき
るようにしたブラシレスモータを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るブラシレスモータは、回転子板のスリットの両側に
穴を透設したものである。
係るブラシレスモータは、回転子板のスリットの両側に
穴を透設したものである。
【0010】また、この発明の第2の発明に係るブラシ
レスモータは、第1の発明のものにおいて、スリットの
内縁に凹所を形成したものである。
レスモータは、第1の発明のものにおいて、スリットの
内縁に凹所を形成したものである。
【0011】
【作用】この発明の第1の発明においては、回転子板の
スリットの両側に穴を透設したため、フローティング材
の一部は上記穴に充てんされて係合する。
スリットの両側に穴を透設したため、フローティング材
の一部は上記穴に充てんされて係合する。
【0012】また、この発明の第2の発明においては、
第1の発明のものに加えて、スリットの内縁に凹所を形
成したため、モータ駆動時に発生する回転方向に作用す
る応力が、穴に充てんされたフローティング材に集中す
ることはない。
第1の発明のものに加えて、スリットの内縁に凹所を形
成したため、モータ駆動時に発生する回転方向に作用す
る応力が、穴に充てんされたフローティング材に集中す
ることはない。
【0013】
【実施例】図1及び図2はこの発明の一実施例を示す図
で、図1は回転子板のフローティングの手順を示す平面
図、図2は図1のII−II線断面図であり、従来装置
と同様の部分は同一符号で示す。なお、図3はフローテ
ィング材部分を除きこの実施例にも共用される。
で、図1は回転子板のフローティングの手順を示す平面
図、図2は図1のII−II線断面図であり、従来装置
と同様の部分は同一符号で示す。なお、図3はフローテ
ィング材部分を除きこの実施例にも共用される。
【0014】図において、(30)はスリット(16)
の両側に透設された複数個の穴、(31)はスリット(
16)の内縁に形成された凹所である。上記のように構
成されたモールドモータにおいて、フローティング材(
20)による回転子板(14)の内周部(18)及び外
周部(19)の結合作業、並びに連結部(17)の切断
作業は従来装置と同様である。このとき、フローティン
グ材(20)は接着剤を用いることなく、スリット(1
6)及び穴(30)に充てんされるため、図2に示すよ
うに内周部(18)と外周部(19)は確実に結合され
る。 図5のものでは、フローティング材(20)と回転子板
(14)が接着剤で固着しなければ、外力によって分離
する可能性があるが、この実施例ではそれが改善されて
いる。また、凹所(31)はモータ駆動時に発生する回
転方向に作用する応力が、穴(30)に充てんされたフ
ローティング材(20)に集中することを防止するため
、フローティング材(20)を疲労破壊させることがな
い。この実施例においても、磁石(15)の吸引力及び
反発力が作用して発生する振動を、軸受(2)に伝達さ
せない点は従来装置と同じである。
の両側に透設された複数個の穴、(31)はスリット(
16)の内縁に形成された凹所である。上記のように構
成されたモールドモータにおいて、フローティング材(
20)による回転子板(14)の内周部(18)及び外
周部(19)の結合作業、並びに連結部(17)の切断
作業は従来装置と同様である。このとき、フローティン
グ材(20)は接着剤を用いることなく、スリット(1
6)及び穴(30)に充てんされるため、図2に示すよ
うに内周部(18)と外周部(19)は確実に結合され
る。 図5のものでは、フローティング材(20)と回転子板
(14)が接着剤で固着しなければ、外力によって分離
する可能性があるが、この実施例ではそれが改善されて
いる。また、凹所(31)はモータ駆動時に発生する回
転方向に作用する応力が、穴(30)に充てんされたフ
ローティング材(20)に集中することを防止するため
、フローティング材(20)を疲労破壊させることがな
い。この実施例においても、磁石(15)の吸引力及び
反発力が作用して発生する振動を、軸受(2)に伝達さ
せない点は従来装置と同じである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1の発
明では、回転子板のスリットの両側に穴を透設したので
、フローティング材の一部は上記穴に充てんされて係合
し、接着剤を用いなくても、回転子板の内周部と外周部
を確実に防振結合することができる効果がある。
明では、回転子板のスリットの両側に穴を透設したので
、フローティング材の一部は上記穴に充てんされて係合
し、接着剤を用いなくても、回転子板の内周部と外周部
を確実に防振結合することができる効果がある。
【0016】また、この発明の第2の発明では、スリッ
トの内縁に凹所を形成したので、モータ駆動時に発生す
る回転方向に作用する応力が穴に充てんされたフローテ
ィング材に集中することはなく、フローティング材の機
能を長く保持させることができる効果がある。
トの内縁に凹所を形成したので、モータ駆動時に発生す
る回転方向に作用する応力が穴に充てんされたフローテ
ィング材に集中することはなく、フローティング材の機
能を長く保持させることができる効果がある。
【図1】この発明によるモールドモータの一実施例を示
す回転子板のフローティングの手順を示す平面図。
す回転子板のフローティングの手順を示す平面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】従来のモールドモータを示す縦断面図。
【図4】図3の回転子板の斜視図。
【図5】図4のフローティング材部分の縦断面図。
【図6】図4の回転子板のフローティングの手順を示す
平面図。
平面図。
1 ブラケット
6 固定子鉄心
7 巻線
13 軸
14 回転子板
15 磁石
16 スリット
18 内周部
19 外周部
20 フローティング材
30 穴
31 凹所
Claims (2)
- 【請求項1】 ブラケット内に固定され駆動コイルが
巻回された固定子鉄心と、上記ブラケットに支承された
軸と、この軸に固定され上記固定子鉄心と空隙を隔てて
対向する磁石を有する回転子板とを有し、この回転子板
を上記軸を一周するスリットにより分割し、このスリッ
トに上記回転子板の分割部相互を結合するフローティン
グ材を充てんしたものにおいて、上記回転子板のスリッ
トの両側に穴を透設したことを特徴とするブラシレスモ
ータ。 - 【請求項2】 スリットの内縁に凹所を形成した請求
項1に記載のブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3012403A JPH04236155A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3012403A JPH04236155A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04236155A true JPH04236155A (ja) | 1992-08-25 |
Family
ID=11804296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3012403A Pending JPH04236155A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04236155A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100408548B1 (ko) * | 1998-05-21 | 2004-01-24 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 전동기 |
-
1991
- 1991-01-10 JP JP3012403A patent/JPH04236155A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100408548B1 (ko) * | 1998-05-21 | 2004-01-24 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 전동기 |
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