JPH04236110A - 延線兼緊線用連結具本体 - Google Patents

延線兼緊線用連結具本体

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JPH04236110A
JPH04236110A JP3044565A JP4456591A JPH04236110A JP H04236110 A JPH04236110 A JP H04236110A JP 3044565 A JP3044565 A JP 3044565A JP 4456591 A JP4456591 A JP 4456591A JP H04236110 A JPH04236110 A JP H04236110A
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JP
Japan
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clevis
wire
main body
tension
link
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Pending
Application number
JP3044565A
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English (en)
Inventor
Susumu Kato
享 加藤
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Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カムアロングレスの架
線工法において使用する延線兼緊線用連結具本体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカムアロングレスの架線工法にお
いて使用する連結具に関する公開文献としては、例えば
実公昭57−17605 号公報、実公昭58−477
78 号公報、実開昭63−48314 号公報、およ
び特開昭64−39205 号公報がある。
【0003】図2は従来の延線兼緊線用連結具本体の一
例を示すもので、これは丸棒体の一端に送電線と接続し
た耐張クランプと連結する耐張クランプ側のクレビス状
連結部1を形成し、他端に碍子連側の連結金具と連結す
るリンク状連結部2を前記クレビス状連結部1と平行に
形成し、このリンク状連結部2に隣接する胴部に緊線用
連結具を連結する連結孔3aを前記リンク状連結部2の
連結孔2aと平行に設けると共に、その両側面3bを平
らに切欠して緊線用連結部3を形成し、この緊線用連結
部3と前記クレビス状連結部1との間にプロテクター連
結用リンク部4を設け、このリンク部4を前記リンク状
連結部2と平行にして延線兼緊線用連結具本体Aを構成
したものである。なお図中1aはクレビス状連結部1の
連結孔、4aはプロテクター連結用リンク部4の連結孔
である。
【0004】図3は上述のように構成された従来の延線
兼緊線用連結具本体Aを使用して延線作業を行う場合の
連結部の状態を示すもので、図中5は送電線(図示せず
)の端部に圧着した耐張クランプで、その耐張クランプ
5のリンク状連結部5aが前記連結具本体Aのクレビス
状連結部1と嵌合すると共に、これらを貫通する連結ボ
ルト6により耐張クランプ5と連結具本体Aとが連結さ
れている。
【0005】また7は耐張クランプ5と連結具本体Aと
の連結部を覆うようにかぶせた二つ割りのクランププロ
テクターで、7aは前記プロテクター連結用リンク部4
の凹所に係合するようにクランププロテクター7よりそ
れぞれ突設した突部であり、8はこれらの突部7aと、
プロテクター連結用リンク部4の連結孔4aとを貫通す
るように挿通した固定軸で、9はこの抜け止め用の止め
ねじである。
【0006】また10は延線用のワイヤーで、11はこ
のワイヤー10と連結した直角クレビスであり、この直
角クレビス11のクレビス部11a が連結具本体Aの
リンク状連結部2と嵌合すると共に、この嵌合部を貫通
する連結ボルト12により連結具本体Aと直角クレビス
11とが連結されている。なお13はワイヤー10を連
結するため直角クレビス11に設けた連結ボルトで、1
4はこのボルト13に嵌合したリング状のコマ金具であ
る。
【0007】延線を行うには上述のように連結したもの
を図3に示すように、鉄塔側に吊り下げた金車15等を
介してワイヤー10を矢印Tのように引張って延線する
【0008】
【発明が解決しよとする課題】しかしながら上述した従
来の連結具本体Aを使用してワイヤー10により金車1
5を介して送電線6を延線する場合に、連結具本体Aが
図3に示す状態になると、ワイヤー10の矢印T方向の
引張り力によって、連結具本体Aのプロテクター連結用
リンク部4には、引張り力Tの垂直分力をW1とし、水
平分力をW2とすると、L1×W1の大きなモーメント
が作用する。しかして連結具本体Aのリンク部4は、分
力W1によるモーメントに対して強度が弱い部分である
から、図3に示すような状態になると、連結具本体Aが
変形したり破損するという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、丸棒体の一端に送電線と接続し
た耐張クランプと連結する耐張クランプ側クレビス状連
結部を形成し、他端に碍子連側の連結金具と連結する碍
子連側クレビス状連結部を形成し、この碍子連側クレビ
ス状連結部に隣接する胴部に緊線用連結具を連結する連
結孔を前記碍子連側クレビス状連結部の連結孔と平行に
設けて緊線用連結部を形成して延線兼緊線用連結具本体
を構成する。また前記碍子連側の連結金具と連結するク
レビス状連結部の連結孔に連結用ボルトを挿通すると共
に、クレビス内の連結用ボルトにリング状のコマ金具を
嵌合してもよい。
【0010】
【作用】上述のように従来の連結具本体の碍子連側の連
結金具と連結する連結部はリンク状であったが、本発明
においてはこの連結部をクレビス状に形成したから、こ
の連結部に挿通した連結用ボルトに延線用のワイヤーを
、従来のように直角クレビス等の連結金具を介すること
なく直接連結することができる。したがって本発明によ
れば、連結具本体に延線用のワイヤーを接続して延線す
る場合に、連結具本体のプロテクター連結用リンク部に
作用する、ワイヤーの引張り力によるモーメントが、従
来型のものに作用するモーメントよりも著しく減少する
。このため本発明によれば延線兼緊線用連結具本体の変
形や破損を確実に防止することができる。
【0011】また、碍子連側の連結金具と連結するクレ
ビス状連結部の連結孔に連結用ボルトを挿通すると共に
、クレビス内の連結用ボルトにリング状のコマ金具を嵌
合した場合は延線用のワイヤーの損傷を防止できる効果
が得られる。
【0012】
【実施例】以下、図1,4,5について本発明の実施例
を説明する。図中前記符号と同一の符号は同等のものを
示す。本実施例においては、丸棒体の一端に送電線と接
続した耐張クランプ5と連結する耐張クランプ側クレビ
ス状連結部16を形成し、他端に碍子連側の連結金具で
ある一枚リンク17 (図7参照)と連結する碍子連側
クレビス状連結部18を前記クレビス状連結部16と平
行に形成し、このクレビス状連結部18に隣接する胴部
に彎曲した二枚リンク状の緊線用連結具19 (図6,
7参照)を連結する連結孔20a を前記クレビス状連
結部18の連結孔18a と平行に設けて緊線用連結部
20を形成し、この緊線用連結部20と前記耐張クラン
プ5側のクレビス状連結部16との間にプロテクター連
結用リンク部21を設けて延線兼緊線用連結具本体Bを
構成する。
【0013】なお図中16a はクレビス状連結部16
の連結孔、22 (図1(b) 参照) は連結孔16
a に挿通した連結用ボルト、23は連結孔18a に
挿通した連結用ボルト、24はこれらのボルト22, 
23に螺合したナット、25は回り止め用の割りピンで
ある。
【0014】また必要に応じて、前記碍子連側の連結金
具17と連結するクレビス状連結部18の連結孔18a
 に連結用ボルト23を挿通すると共に、クレビス内の
連結用ボルト23にリング状のコマ金具26 (図1(
b) 参照) を嵌合する。
【0015】上述のように構成した本発明の延線兼緊線
用連結具本体Bを使用して延線を行うには、図4および
図5に示すように、耐張クランプ5と連結具本体Bとを
ボルト22を介して連結すると共に、この連結部を覆う
ように、二つ割りのクランププロテクター7をかぶせ、
このクランププロテクター7より突出する連結具本体B
のクレビス状連結部18に延線用のワイヤー10を接続
する。 このワイヤー10の接続は、図4,5に示すようにボル
ト23およびコマ金具26を介して行ってもよいし、ま
たボルト23に直接繋止してもよい。
【0016】このようにして連結したものを金車15を
介してワイヤー10によって図4,5に示すように引張
ると、その作用点から連結具本体Bの中で最もくびれて
いる部分であるプロテクター連結用リンク部21の最も
変形しやすい個所までの距離は図4,5のどちらの場合
もL2 となる。
【0017】したがってワイヤー10に作用する垂直分
力を図3の場合と同様にW1 とすると、図4,5の場
合プロテクター連結用リンク部21に作用する曲げモー
メントはL2 ×W1 となる。しかしてL2 <L1
 であるから、本発明の連結具本体Bに作用する曲げモ
ーメントは、従来の連結具本体Aに作用する曲げモーメ
ントより著しく小さくなる。
【0018】また緊線作業を行うには、図6に示すよう
に、図4,5に示した連結具本体Bの緊線用連結部20
に彎曲した二枚リンク状の緊線用連結具19の一端を連
結ボルト27により連結すると共に、緊線用連結具19
の他端に連結ボルト28を介して滑車装置29を連結し
、この滑車装置29をヨーク30に連結する。31はヨ
ーク30の碍子連側に連結した連結金具類である。
【0019】図6の状態で滑車装置29の作用により、
連結具本体Bとヨーク30との間を縮めて後、図7に示
すように、連結具本体Bのクレビス状連結部18に一枚
リンク17を連結ボルト23により連結すると共に、こ
の一枚リンク17の他端とヨーク30との間に連結金具
類32を連結し、その後滑車装置29をゆるめて張力を
連結金具類32に移す。
【0020】
【発明の効果】上述のように従来の連結具本体Aの碍子
連側の連結金具と連結する連結部2はリンク状であった
が、本発明においてはこの連結部18をクレビス状に形
成したから、この連結部18に挿通した連結用ボルト2
3に延線用のワイヤー10を、従来のように直角クレビ
ス11等の連結金具を介することなく直接連結すること
ができる。 したがって本発明によれば、連結具本体Bに延線用のワ
イヤー10を接続して延線する場合に、連結具本体Bの
プロテクター連結用リンク部21に作用する、ワイヤー
10の引張り力によるモーメントが、従来型のものに作
用するモーメントよりも著しく減少する。このため本発
明によれば延線兼緊線用連結具本体Bの変形や破損を確
実に防止することができるという効果が得られる。
【0021】また碍子連側の連結金具17と連結するク
レビス状連結部18の連結孔18a に連結用ボルト2
3を挿通すると共に、クレビス内の連結用ボルト23に
リング状のコマ金具26を嵌合した場合は延線用のワイ
ヤー10の損傷を防止できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の延線兼緊線用連結具本体の
正面図であり、(b)は、同図(a) の平面図であり
、(c)は、同図(b) のC−C断面図であり、(d
)は、同図(b) のD−D断面図である。
【図2】(a)は、従来の延線兼緊線用連結具本体の正
面図であり、(b)は、同図(a) の平面図であり、
(c)は、同図(b) のC−C断面図であり、(d)
は、同図(b) のD−D断面図である。
【図3】従来の連結具本体と他の部材との連結物が延線
用金車を通過する状態を示す説明図である。
【図4】本発明の連結具本体と他の部材との連結物が延
線用金車を通過する状態を示す説明図である。
【図5】図4の連結具本体が軸線回りに90°回転した
状態を示す説明図である。
【図6】本発明の連結具本体を使用して行う緊線作業の
説明図である。
【図7】本発明の連結具本体を使用して行う緊線作業の
説明図である。
【符号の説明】
A  従来の連結具本体 B  本発明の連結具本体 1  クレビス状連結部 2  リンク状連結部 3  緊線用連結部 4  プロテクター連結用リンク部 5  耐張クランプ 6  連結ボルト 7  クランププロテクター 8  固定軸 9  止めねじ 10  ワイヤー 11  直角クレビス 12  連結ボルト 13  連結ボルト 14  コマ金具 15  金車 16  耐張クランプ側のクレビス状連結部17  一
枚リンク 18  碍子連側のクレビス状連結部 20  緊線用連結部 21  プロテクター連結用リンク部 22  連結用ボルト 23  連結用ボルト 24  ナット 25  割りピン 26  コマ金具 27  連結ボルト 28  連結ボルト 29  滑車装置 30  ヨーク 31  連結金具類 32  連結金具類

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  丸棒体の一端に送電線と接続した耐張
    クランプと連結する耐張クランプ側クレビス状連結部を
    形成し、他端に碍子連側の連結金具と連結する碍子連側
    クレビス状連結部を形成し、この碍子連側クレビス状連
    結部に隣接する胴部に緊線用連結具を連結する連結孔を
    前記碍子連側クレビス状連結部の連結孔と平行に設けて
    緊線用連結部を形成したことを特徴とする延線兼緊線用
    連結具本体。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の碍子連側の連結金具と
    連結するクレビス状連結部の連結孔に連結用ボルトを挿
    通すると共に、クレビス内の連結用ボルトにリング状の
    コマ金具を嵌合したことを特徴とする延線兼緊線用連結
    具本体。
JP3044565A 1991-01-17 1991-01-17 延線兼緊線用連結具本体 Pending JPH04236110A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3044565A JPH04236110A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 延線兼緊線用連結具本体

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JP3044565A JPH04236110A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 延線兼緊線用連結具本体

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JPH04236110A true JPH04236110A (ja) 1992-08-25

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JP3044565A Pending JPH04236110A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 延線兼緊線用連結具本体

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JP (1) JPH04236110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102340114A (zh) * 2011-09-23 2012-02-01 四川省电力公司达州电业局 带电作业用高压输电线路提线器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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