JPH042351B2 - - Google Patents

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JPH042351B2
JPH042351B2 JP5316185A JP5316185A JPH042351B2 JP H042351 B2 JPH042351 B2 JP H042351B2 JP 5316185 A JP5316185 A JP 5316185A JP 5316185 A JP5316185 A JP 5316185A JP H042351 B2 JPH042351 B2 JP H042351B2
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clamp
slider
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claws
axis
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JP5316185A
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  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、摩擦圧接機における非回転側の素材
を把持するクランプ装置に係り、詳しくは異径の
素材に対応し得るクランプ装置に関する。
(従来の技術) 一般に、摩擦圧接機の非回転側素材を把持する
クランプ装置は、第6図及び第7図に示すように
ベツド40上に圧接軸線を挟んで対向するように
配設されたスライダー41と、該スライダー41
を移動させるクランプシリンダ42と、両スライ
ダー41の対向面側にそれぞれボルト43によつ
て取付けられたクランプ爪44とからなり、クラ
ンプシリンダ42により両スライダー41を前進
又は後退させてクランプ爪44による素材Wの把
持又は解放を行なうようになつている。そして、
圧接部品の種別変更に伴い、把持すべき素材Wの
外径がそれまでのものと相違するとき、つまり異
径の素材を把持する場合には、スライダー41に
ボルト43によつて固定されたクランプ爪44を
当該素材に対応するクランプ面を有するクランプ
爪44と交換していた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上述したクランプ爪44の脱着によ
る交換方式では、幾つかのボルト43を工具を使
用して脱着しなければならないことから、交換の
ための所要時間が長く、かつ面倒であつて、この
ことが生産性を低下する1つの原因になつてい
る。また、不使用のクランプ爪については、その
保管を考慮する必要がある等、種々の問題があ
る。
そこで本発明は、以上の問題に鑑み、クランプ
装置に複数個のクランプ爪を装備し、それらクラ
ンプ爪の切換えによつて圧接部品の種別変更時に
おける異径の素材に対応させることを、その解決
すべき技術的課題とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明は次のよう
に構成したものである。すなわち、ベツド上に圧
接軸線を挟んで対向するように配置されたスライ
ダーに設けたクランプ爪によつて非回転側の素材
を側方から把持する摩擦圧接機のクランプ装置に
おいて、異なるクランプ面を有する少なくとも2
個のクランプ爪を円周方向に適宜間隔で備えた爪
ホルダを前記スライダーに対して前記圧接軸線に
平行な軸線回りに回動可能に設置し、また前記ス
ライダーには、前記爪ホルダに対して係合又は離
脱することで該爪ホルダーをスライダに対して固
定又は解放する固定機構を設けたことを特徴とし
ている。
(作用) 摩擦圧接作業に対応する場合、固定機構の係合
により爪ホルダーはスライダーに対して回動不能
に保持され、常に1つのクランプ爪が把持位置に
選定固定され、他のクランプ爪は待機位置に固定
されている。そして、圧接部品の種別変更により
異径の素材をクランプする場合、固定機構の離脱
により爪ホルダーはスライダーに対して回動可能
な状態となり、それまでのクランプ爪を、異径素
材の外径に対応する寸法のクランプ面を有するク
ランプ爪に切換える。すなわち、それまでのクラ
ンプ爪を待機位置に変位する一方、異径の素材に
対応するクランプ爪を把持位置に変位させること
によつて、異径の素材を把持することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて具体的に
説明する。第5図は摩擦圧接機の概略を示してお
り、ベツド1上には一方の素材W1を回転保持す
る主軸台2と、他方の素材W2を固定保持するク
ランプ装置6とが同一軸線(圧接軸線)上に整合
して対向状に設置されている。主軸台2は駆動モ
ータ3により回転駆動される主軸(図示しない)
の先端に取付けられた素材把持用のチヤツク4を
備えており、素材W1を所定速度で回転したもと
で、スライドシリンダ5によりクランプ装置6側
に向かつて移動され、所定の推力が付加されるよ
うになつている。なお、本実施例では主軸台2を
クランプ装置6側へ移動可能としたが、主軸台2
を固定させてクランプ装置6側を移動可能として
もよい。また、本実施例では非回転側の素材W2
をアクスルハウジングとする関係で、これに適用
するために2台のクランプ装置6を圧接軸線上に
対向状に設置した場合を示しているが、両クラン
プ装置6は同様のものである。
以下、クランプ装置6の詳細を第1図〜第4図
に基いて説明する。ベツド1上には側面ほぼ山の
字状をなすクランプベース7が設置され、それら
クランプベース7にはそれぞれ一対のスライダー
8が圧接軸線を挟んで対向するよう配設されると
ともに、各スライダー8はクランプベース7に横
架固定された上下のガイドバー9に摺動可能に取
付けられている。一方のスライダー8はクランプ
ベース7に固定されたクランプシリンダ10のピ
ストンロツド10aと連結されており、そして両
スライダー8は互いに連動して接近・離反作用を
行なうように連動ロツド11及び連動アーム13
を介して連繋されている。
すなわち、クランプシリンダ10と直結された
一方のスライダー8は、他方のスライダー8との
対向面側に連動ロツド11を備えており、この連
動ロツド11がクランプベース7に形成された通
し孔7a及び他方のスライダー8に形成された通
し孔8aを遊嵌状に貫通するとともに、その貫通
先端がクランプベース7にピン12を介して水平
軸線回りに回動可能に取付けられた連動アーム1
3の下端部と当接されている。そして、クランプ
シリンダ10により一方のスライダー8が内向き
に押動されると、連動ロツド11によつて連動ア
ーム13が下端部を押されて回動し、その上端部
によつて他方のスライダー8の外側上端部を内側
に押動するようになつている。
なお、他方のスライダー8はリターンスプリン
グ14によつて常に外向きに付勢されており、一
方のスライダー8がクランプシリンダ10によつ
て外側へ移動されたときに、外側へ移動されるよ
うになつている。
また、各スライダー8の上部には、クランプ爪
固定用のロツクシリンダ15が圧接軸線と平行と
なるように形成され、そのピストンロツド16の
先端がスライダー8の一端面から突出されてい
る。そして、各ピストンロツド16の突出端に
は、ほぼプレート状をなす爪ホルダー20がその
中央部をメタル21を介して回動可能に嵌合され
るとともに、ピストンロツド16の端面にボルト
22にて固定された止板23によつて抜け止めさ
れている。なお、ロツクシリンダ15におけるピ
ストン17はヘツドカバー18に対して止めピン
19によつて回り止めされている。すなわち、爪
ホルダー20は圧接軸線と平行な軸線回りに回動
可能となつている。
前記爪ホルダー20には複数個(本実施例では
小型用と大型用の2個の場合を示す)のクランプ
爪24,25が回動中心を挟んで対称的に配設さ
れ、かつ必要に応じて取外し得るようにボルト2
6により固定されており、それら2個のクランプ
爪24,25は後述する位置決めピン28による
固定の解除状態では、爪ホルダー20と共にピス
トンロツド16回りに回動することによつて、素
材W2に対向し得る把持位置と対向し得ない待機
位置とに変位可能となつている。しかして、2個
のクランプ爪24,25は把持すべきアクスルハ
ウジングW2の外径の相違に対応し得るように寸
法(曲率)の異なるほぼ半円弧状のクランプ面を
有し、またアクスルハウジングの長さ(把持位
置)の相違にも対応し得るように軸方向の位置に
所定のずれが与えられている。
つぎに、クランプ爪24,25を規定位置に保
持するための固定機構について説明する。この固
定機構は前記爪ホルダー20とスライダー8との
当接摺動面において、爪ホルダー20側に円周方
向に等間隔で形成された4個の係合孔27と、該
係合孔27に係脱し得るようにスライダー8側に
対応して突設された4本の位置決めピン28とか
らなり、それらの係合・離脱は前記ピストンロツ
ド16の伸縮作動よつて行なわれる。また、爪ホ
ルダー20と止板23との当接摺動面において、
爪ホルダー20にはバネ29にて付勢された仮位
置決め用のボール30が設けられ、止板23には
該ボール30と係合する2個の凹所31が円周方
向に180度の間隔を置いて形成されている。
本実施例は上述のように構成したものであり、
以下その作用を説明する。
非回転側の素材W2は、第1図に示すようにそ
の両端を2台のクランプ装置6によつて把持され
るものであつて、各クランプ装置6による把持作
用は、前述の如くクランプシリンダ10を伸長作
動させ、連動ロツド10及び連動アーム13を介
して両スライダー8を互いに接近させることによ
り行い、またその解放は逆にクランプシリンダ1
0を縮小作動させて両スライダー8を離反するこ
とによつて行なうものである。
つぎに、圧接部品の種別変更に伴いクランプ爪
をそれに対応させるべく交換する場合について説
明する。第1図及び第3図における実線状態は、
一方(小径用)のクランプ爪24が把持位置に、
また他方(大径用)のクランプ爪25が待機位置
に保持されており、この状態ではクランプ爪24
によつて小型及びそれよりやや大きいアクスルハ
ウジングW2a,W2bを把持可能となつてい
る。
この状態でクランプ爪24,25の位置を交換
する場合は、両スライダー8を離反した状態にお
いて、ロツクシリンダ15のピストンロツド16
を伸長方向に作動させると、第4図に示すように
爪ホルダー20がピストンロツド16と共に移動
してその係合孔27から位置決めピン28が抜け
出ることにより該爪ホルダー20の固定が解除さ
れるため、この状態で爪ホルダー20をピストン
ロツド16回りに回動操作することによりクラン
プ爪24,25を位置換えする。すなわち、小型
用のクランプ爪24が待機位置に、大型用のクラ
ンプ爪25が把持位置に切換えられ、このとき、
仮位置決め用のボール30が反対側の凹所31に
係合することによつて固定位置が決定される。こ
の状態で、ロツクシリンダ15のピストンロツド
17を縮小方向に作動させると、爪ホルダー20
がピストンロツド17と共に移動してその係合孔
27内に位置決めピン28が突入係合するため、
爪ホルダー20、つまりクランプ爪24,25は
位置換えされた規定位置に固定される。
かくして、クランプ爪24,25の交換が完了
されるものであつて、把持位置に位置換えされた
大径用のクランプ爪25は第1図の仮想線で示す
ように大型のアクスルハウジングW2bを把持す
ることが可能である。
なお、本実施例では把持すべき素材W2をアク
スルハウジングとして説明した関係で、両クラン
プ爪24,25が圧接軸線方向において前後する
ように設定され、また2台のクランプ装置6を設
置しているが、圧接対象物が平行な棒材やパイプ
材であれば圧接軸線方向に関してクランプ爪に位
置ずれを持たせる必要はなく、かつクランプ装置
6は1台であつても差支えない。また、本実施例
では爪ホルダー20に大小2個のクランプ爪2
4,25を取付けた場合で説明したが、これをさ
らに増加して放射状に配設することが可能であ
り、さらにクランプ爪の位置換えのための爪ホル
ダー20の回動操作は、説明した手動に限らず、
たとえばモータあるいはシリンダを動力源とする
歯車機構によつて動力化することも可能であり、
そのときはクランプ爪の交換作業を自動化するこ
とが可能となる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明は摩擦圧接機にお
ける非回転側素材把持用のクランプ装置におい
て、圧接軸線を挟んで対向設置されたスライダー
に、複数個のクランプ爪を素材を把持し得る位置
と把持し得ない位置とに変位可能に設置し、それ
らクランプ爪を選択的に位置換えすることによつ
て異径素材に対応できるようにしたので、従来の
クランプ爪の脱着による交換方式に比較して、爪
交換をすこぶる簡便化し得るとともに、圧接部品
の種別変更に対応させるための段取り時間を大幅
に短縮することが可能となり、摩擦圧接作業の能
率向上に大きく役立つものである。また、従来方
式に見受けられる不使用クランプ爪の保管問題も
解決される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すクランプ装置の
平面図、第2図は同じく側面図、第3図はクラン
プ爪の切換機構部を示す平断面図、第4図はクラ
ンプ爪の位置換え態様を示す平断面図、第5図は
摩擦圧接機の概略正面図、第6図は従来のクラン
プ装置を示す平面図、第7図は同じく側断面図で
ある。 1……ベツド、2……主軸台、6……クランプ
装置、7……クランプベース、8……スライダ
ー、10……クランプシリンダ、15……ロツク
シリンダ、20……爪ホルダー、24,25……
クランプ爪、27……係合孔、28……位置決め
ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベツド上に圧接軸線を挟んで対向するように
    配置されたスライダーに設けたクランプ爪によつ
    て非回転側の素材を側方から把持する摩擦圧接機
    のクランプ装置において、異なるクランプ面を有
    する少なくとも2個のクランプ爪を円周方向に適
    宜間隔で備えた爪ホルダを前記スライダーに対し
    て前記圧接軸線に平行な軸線回りに回動可能に設
    置し、また前記スライダーには、前記爪ホルダに
    対して係合又は離脱することで該爪ホルダーをス
    ライダに対して固定又は解放する固定機構を設け
    た摩擦圧接機のクランプ装置。
JP5316185A 1985-03-15 1985-03-15 摩擦圧接機のクランプ装置 Granted JPS61212491A (ja)

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