JPH04235114A - 化粧品エマルジョン - Google Patents

化粧品エマルジョン

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JPH04235114A
JPH04235114A JP3120309A JP12030991A JPH04235114A JP H04235114 A JPH04235114 A JP H04235114A JP 3120309 A JP3120309 A JP 3120309A JP 12030991 A JP12030991 A JP 12030991A JP H04235114 A JPH04235114 A JP H04235114A
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JP
Japan
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emulsion
fatty acid
polyol
oil
emulsion according
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Application number
JP3120309A
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English (en)
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Peter Carter
ピーター・カーター
John Christopher Hill
ジヨン・クリストフアー・ヒル
Weatherley Macaulay Ernest
アーネスト・ウエザーリー・マコウレイ
Tom David
デイビツド・トム
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Unilever NV
Original Assignee
Unilever NV
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はヒトの皮膚及び/または毛への
局所使用に適したエマルジョンに関する。より特定的に
は、本発明は、慣用の油と水のエマルジョンと比べ、皮
膚に使用したときの皮膚の感覚が優れており、手触りが
よく、滑らかさ特性を有しており、さらに、局所使用し
たときに慣用のエマルジョンに常につきものの皮膚表面
に残存する油っぽいあるいは脂っこい特性のような好ま
しくない特質の少ないエマルジョンに関する。これらの
優れた特性は従来の油と水のエマルジョンに通常の特徴
である油の代わりに特別のエステルを使用することによ
る。これらの特別のエステルを選択することにより、本
発明はさらに、前記の優れた特性を有するだけでなく、
皮膚を水蒸気遅延層で覆い長時間にわたり皮膚からの水
分損失を減少させることもできる密封(閉鎖、Occl
ussive)エマルジョンに係る。同様に、密封エマ
ルジョンを使用して各々の髪の幹を被覆し、髪を分裂や
他の障害から守り、それにより髪にコンディショニング
効果を付与することができる。
【0002】
【発明の背景】柔らかく、しなやかで、柔軟な皮膚は美
容上非常に魅力があり、正常に機能する角質層の特質で
ある。
【0003】ヒトの皮膚が年齢と共に老化するにつれ、
上皮は折れ曲がり、隆起しまたはくぼんで、若い外観の
消失の表れであり、老齢への移行の前触れであるしわを
形成することがある。この移行は若者、特に日光に過剰
に曝されているもので早く起こることがある。また、上
皮の外側の層、すなわち角質層は、寒冷で乾燥した気候
に曝された後、または角質層の水分を減少させる可能性
のある洗剤や溶媒に過剰に接触した後、外見上乾燥し、
カサカサになり、その結果皮膚は柔らかで、しなやかで
、柔軟な特性を失うことがある。
【0004】これまでは、しわのできた乾燥した皮膚を
柔軟にするために脂肪、リン脂質及びステロールのよう
な皮膚軟化剤が使用されてきたが、これら皮膚軟化剤は
状態の悪い皮膚の治療には部分的にしか有効ではない。 この理由は、皮膚表面上の脂肪及び脂質物質の密封特性
が低く、その下の皮膚からの水分の消失を顕著な程度ま
でに減少できないことにもあるようである。このような
貧弱な密封特性は、皮膚に天然に生成するリパーゼの存
在に帰結する可能性がある。リパーゼは脂肪物質を分解
して遊離脂肪酸と他の分解生成物を生成し、もとのまま
の脂肪で得られたであろう密封効果を低下させる傾向が
ある。
【0005】従って、水分の損失を減少させ、皮膚にし
わができたり、悪い大気や環境状態に過度に敏感になる
ことが多い年齢の高い人の顔の皮膚に健康で若い状態を
保たせることができるように、皮膚に適用する安定な脂
肪様層を用意する必要がある。
【0006】
【従来技術】米国特許第4,446,165号(The
 Procter &Gamble Company)
には、消化されないポリオール化合物の脂肪酸エステル
例えばオクタオレイン酸蔗糖からなり、油中水型エマル
ジョン安定化剤と脱安定化界面活性剤との両者を含有す
る化粧品軟膏を開示しており、この機能はエマルジョン
をせん断したときに油中水型エマルジョンを水中油型エ
マルジョンに転換することである。この特許明細書では
、せん断を口中でのそしゃくのみではなく、皮膚のマッ
サージもせん断の例に取っている。明らかに、この参考
文献は皮膚表面に擦り込んだときに容易に分解し、皮膚
から分散し、消失する油中水型エマルジョンを教示する
。このエマルジョンの局所使用後に密封層が形成される
であろうことは確かに教示されていない。
【0007】
【発明の概要】出願人は従来のエマルジョンより優れた
皮膚感覚と滑らかさ特性を有し、局所使用後に皮膚上に
密封層も提供する製品を研究する中で、驚くべきことに
、水相と、1つ以上の特別なポリオール脂肪酸ポリエス
テルからなる非水相とからなるエマルジョンは皮膚表面
に通常密封フィルムを提供すると共にまさにこのような
特性を付与できることを発見した。密封度試験を工夫し
てこの目的に適したポリオール脂肪酸ポリエステルを選
択した。
【0008】
【発明の定義】従って、本発明は、水の他にi.ポリオ
ールが少なくとも4個の遊離ヒドロキシル基を有してお
り、次いでその少なくとも60%が炭素原子数8−22
個の脂肪酸1つ以上でエステル化されているポリオール
脂肪酸ポリエステル  2−95重量%;ii.乳化剤
  1−20重量%からなるエマルジョンであり;この
エマルジョンは4−97容量%を形成する水相と3−9
6容量%を形成する非水相とからなり;このエマルジョ
ンが水中油型エマルジョンであるときには、エマルジョ
ンはHLB値が<6である乳化剤を実質的に含まないも
のであるヒトの皮膚または毛に局所使用するために適し
た化粧品エマルジョンを提供する。
【0009】
【発明の開示】本発明エマルジョンは水中油型エマルジ
ョンまたは油中水型エマルジョンの形態でありえ、これ
は乳化剤の選択に負うところが大きい。
【0010】エマルジョンは通常4から97容量%を形
成する水相と3から96重量%を形成する非水相からな
るであろう。
【0011】エマルジョンは皮膚または毛に局所使用し
たときにポリオール脂肪酸ポリエステルの密封相を提供
する密封エマルジョンであることが好ましい。
【0012】ポリオール脂肪酸ポリエステル本発明エマ
ルジョンは1つ以上のポリオール脂肪酸ポリエステルか
らなり、これは少なくとも4個の遊離ヒドロキシル基を
有し、次にこれら遊離ヒドロキシ基の少なくとも60%
が炭素原子数8から22個の脂肪酸1つ以上でエステル
化されている任意の脂肪族または芳香族ポリオール由来
のものである。
【0013】遊離ヒドロキシル基の少なくとも60%が
エステル化されていることが重要である。何故ならば、
それによりポリオール脂肪酸ポリエステルを酵素特にリ
パーゼによる切断に耐性とするからである。
【0014】ポリオール脂肪酸ポリエステルを得るポリ
オールは単糖、二糖及び多糖類からなる糖ポリオールか
ら選択すると好ましい。
【0015】単糖類ポリオールの好適例には次のものを
含む:ペントース糖ポリオール例えばD−リボース、D
−アラビノース、D−キシロース、D−リキソース、D
−リブロース及びD−キシルロース;ヘキソース糖ポリ
オール例えばD−アロース、D−アルトロース、D−グ
ルコース、D−マンノース、D−グロース、D−イドー
ス、D−ガラクトース、D−タロース、D−フラクトー
ス、D−ソルボース及びD−タガトース;ヘプトース糖
ポリオール例えばD−マンノヘプチュロース及びD−セ
ドヘプチュロース。
【0016】ポリオール脂肪酸ポリエステルを得るポリ
オールは、二糖類例えばマルトース、ラクトース、セロ
ビオース、蔗糖、トレハロース、ゲンチオビオース、メ
リビオース及びプリメベロースからも選択できる。
【0017】ポリオール脂肪酸ポリエステルを得るポリ
オールはまた、三糖類例えばゲンチアノース及びラフィ
ノースからも選択できる。
【0018】ポリオール脂肪酸ポリエステルを得るポリ
オールはまた、糖アルコール例えばD−マンニトール、
D−ソルビトール、D−リビトール、D−エリスリトー
ル、D−ラクチトール及びD−キシリトールからも選択
できる。
【0019】ポリオール脂肪酸ポリエステルを得るポリ
オールは糖の誘導体例えば−メチルグルコシド及びイノ
シトールからも選択できる。
【0020】好ましい糖ポリオールは蔗糖である。  
本発明のポリオール脂肪酸ポリエステルを形成するため
に使用する脂肪酸は脂肪酸分子内に炭素原子8−22個
を有する別々の遊離脂肪酸でありうる。
【0021】これらの脂肪酸は飽和または不飽和、直鎖
または分枝脂肪酸でありうる。
【0022】ポリオール脂肪酸ポリエステルを形成する
ための脂肪酸の好ましい源は脂肪酸残基混合物の源を提
供する天然の油脂であり、その選択に応じて得られるポ
リオール脂肪酸ポリエステルの物理及び化学特性を広範
に変化させることができる。
【0023】これらの天然の油脂は天然のままで、また
は完全にもしくは部分的に水素添加、エステル交換また
は分別後に使用することができる。
【0024】これらの脂肪酸の好適な天然の源は動物、
海洋または植物起源であってよく、例えば、ココナッツ
油、椰子核油、椰子油、バター脂、大豆油、サフラワー
油、綿実油、菜種油、ケシの実油、コーン油、ひまわり
油、ピーナッツ油、魚油及びその混合物である。好まし
い脂肪酸源は椰子油、部分的に水素添加した椰子油、椰
子核油、適宜部分的に水素添加した大豆油及び部分的に
水素添加した魚油である。
【0025】ポリオール脂肪酸ポリエステル合成時に脂
肪酸混合物または上記に例示した天然油の1つ以上を使
用すると、単一のポリオール分子上にエステル基の混合
物が存在するポリオール脂肪酸ポリエステルを得ること
ができる。この方法で、ポリオール脂肪酸ポリエステル
の融解特性を所望に応じて変化させることができる。
【0026】本明細書に記載したような脂肪酸源と反応
できるポリオールは、前記のように少なくとも4個の遊
離ヒドロキシ基を含有しており、そのいずれもまたは全
ては脂肪酸部分でエステル化できる。通常、これら遊離
ヒドロキシ基の少なくとも60%がエステル化されて、
本発明エマルジョンの形成に使用すべきポリオール脂肪
酸ポリエステルとなる。より好ましくはこれら遊離ヒド
ロキシ基の70%、理想的には少なくとも80%が脂肪
酸エステル基で置換されている。
【0027】密封性である本発明エマルジョンの製造に
有用なこれらのポリオール脂肪酸ポリエステルのもう1
つの特徴は、密封値試験で測定して少なくとも50%の
密封値を有していることである。好ましいポリオール脂
肪酸ポリエステルの密封値は、この試験で測定したとき
に、少なくとも60%、最も好ましくは少なくとも70
%、理想的には少なくとも80%である。この試験の実
施方法の詳細については本明細書に後記する。
【0028】密封値50%未満のポリオール脂肪酸ポリ
エステルは一般に、より高い密封値を有するポリオール
脂肪酸ポリエステルの不在下では、皮膚に効果的な密封
層を形成するために使用できる本発明エマルジョンを生
成することはできない。しかし、このようなポリオール
脂肪酸ポリエステルは他の望ましい特性、例えば本明細
書に記載の優れた滑らかな皮膚感覚や滑らかさ特性を有
するエマルジョンの製造には有用である。
【0029】本発明エマルジョンに含有すべきポリオー
ル脂肪酸ポリエステル成分の量はエマルジョン重量の1
−95%、好ましくは1−50%、最も好ましくは1−
20%である。
【0030】ポリオール脂肪酸ポリエステル成分の含量
が1重量%未満のエマルジョンは実際に、皮膚に満足な
密封相を提供するために十分なポリオール脂肪酸ポリエ
ステルを皮膚または毛に分配することはできないようで
ある。ポリオール脂肪酸ポリエステルを95重量%より
多く含有する本発明エマルジョンは、この成分を95%
含有するエマルジョンに比べより効果的に皮膚にポリオ
ール脂肪酸ポリエステルを分配する見込みはない。
【0031】乳化剤 本発明は1つ以上の乳化剤も含有し、通常、この選択が
油中水型エマルジョン及び/又は水中油型エマルジョン
のいずれが形成されるかを決定する。
【0032】油中水型エマルジョンが必要なときには、
平均HLB値1から6の乳化剤を選択すべきである。水
中油型エマルジョンが必要なときには、平均HLB値が
>6の乳化剤を選択すべきである。
【0033】好適な乳化剤の例を第1表に示す。第1表
には、乳化剤の化学名、市販の商品名の例、及び平均H
LB値を示す。
【0034】 第1表 乳化剤の化学名                  
                  商品名    
  HLB値ソルビタントリオレート        
                  Arlacel
 85      1.8 ソルビタントリステアレー
ト                      Sp
an 65         2.1 グリセロールモ
ノオレート                    
    Aldo MD         2.7 グ
リセロールモノステアレート            
        Atmul 84S       2
.8 グリセロールモノラウレート         
             Aldo MC     
    3.3 ソルビタンセスキオレート     
                   Arlace
l 83      3.7 ソルビタンモノオレート
                         
 Span 80         4.3 ソルビタ
ンモノステアレート                
      Arlacel 60      4.7
 ポリオキシエチレン(2) ステアリルエーテル  
      Brij 72         4.9
 ポリオキシエチレンソルビトール蜜蝋誘導体    
    G−1702          5 PEG
  200  ジラウレート            
        Emerest 2622    6
.3 ソルビタンモノパルミテート         
             Arlacel 40  
    6.7 ポリオキシエチレン(3.5) ノニ
ルフェノール        Emulgen 903
     7.8 PEG  200  モノステアレ
ート                Tegeste
r PEG    8.5             
                         
              200 MS ソルビタ
ンモノラウレート                 
       Arlacel 200     8.
6 PEG  400  ジオレート        
              Tegester PE
G    8.8                 
                         
          400−DO ポリオキシエチレ
ン(5) モノステアレート          Et
hofat 60−16   9.0 ポリオキシエチ
レン(4) ソルビタンモノステアレートTween 
61        9.6 ポリオキシエチレン(4
) ラウリルエーテル          Brij 
30         9.7 ポリオキシエチレン(
5) ソルビタンモノオレート    Tween 8
1       10.0 PEG 300 モノオレ
ート          Neutronyx 834
  10.4 ポリオキシエチレン(20)ソルビタン
                Tween 65 
      10.5   トリステアレート ポリオキシエチレン(20)ソルビタントリオレート 
   Tween 85       11.0 ポリ
オキシエチレン(8) モノステアレート      
    Myrj 45        11.1 P
EG  400  モノオレート          
          Emerest 2646   
11.7 PEG  400  モノステアレート  
              Tegester PE
G   11.9                 
                         
          400ポリオキシエチレン 10
 モノオレート              Etho
fat 0/20   12.2 ポリオキシエチレン
(10)ステアリルエーテル        Brij
 76        12.4 ポリオキシエチレン
(10)セチルエーテル            Br
ij 56        12.9 ポリオキシエチ
レン(9.3) オクチルフェノール      Tr
iton X−100   13.0 ポリオキシエチ
レン(4) ソルビタンモノラウレート  Tween
 21       13.3 PEG  600  
モノオレート                   
 Emerest 2660   13.7 PEG 
 1000  ジラウレート            
      Kessco         13.9
 ポリオキシエチレンソルビトールラノリン誘導体  
  G−1441         14.0 ポリオ
キシエチレン(12)ラウリルエーテル       
   Ethosperse     14.4   
                         
                        L
A−12PEG  1500  ジオレート     
               Pegosperse
     14.6                
                         
           1500 ポリオキシエチレン
(14)ラウレート                
Arosurf        14.8      
                         
                     HFL−
714ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステ
アレートTween          14.9 ポ
リオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレート  
  Tween 80       15.0 ポリオ
キシエチレン(20)ステアリルエーテル      
  Brij 78        15.3 ポリオ
キシエチレン(20)ソルビタンモノパルミテートTw
een 40       15.6 ポリオキシエチ
レン(20)セチルエーテル            
Brij 58        15.7 ポリオキシ
エチレン(25)オキシプロピレン         
 G−2162         16.0   モノ
ステアレート ポリオキシエチレン(20)ソルビトール      
        Tween 20       16
.7   モノラウレート ポリオキシエチレン(23)ラウリルエーテル    
      Brij 35        16.9
 ポリオキシエチレン(50)モノステアレート   
       Myrj 53        17.
9 PEG  4000  モノステアレート    
          Pegosperse     
18.7                     
                         
    4000 MS   前記の乳化剤のリストは限定を意図するものではな
く、本発明に従って使用するのに好適な選択された乳化
剤の例示に過ぎない。
【0035】所望に応じて2つ以上の乳化剤を使用でき
ると理解すべきである。
【0036】本発明のエマルジョンに含有すべき乳化剤
またはその混合物の量はエマルジョン重量の1−50%
、好ましくは2−20%、最も好ましくは2−10%で
ある。
【0037】水 本発明のエマルジョンは通常4−97容量%の水も含む
【0038】他の成分 揮発性シロキサン 本発明のエマルジョンは揮発性シロキサン、例えば粘度
5mm2 s−1未満のポリジメチルシクロシロキサン
例えばDOW CORNING 344 Fluid 
(4量体)及びDOW CORNING 345 Fl
uid (5量体)、及び粘度0.65mm2 s−1
以下の揮発性ヘキサメチルジシロキサン例えばDOW 
CORNING 200 Fluid (0.65mm
2 s−1)も適宜含有してよい。
【0039】使用する場合の好ましい揮発性シロキサン
はポリジメチルシクロシロキサン(5量体)である。
【0040】エマルジョン中に存在するときの揮発性シ
ロキサンの量は通常エマルジョン重量の50%まで、好
ましくは5−20%であろう。
【0041】シリコーン界面活性剤 本発明のエマルジョンは、既述の乳化剤の代わりにまた
はそれに加えて、乳化剤としても作用しうる高分子シリ
コーン界面活性剤も適宜含有してよい。
【0042】シリコーン界面活性剤は、分子量10,0
00−50,000で、構造: [式中、RはC1−18アルキル基であり、R′は構造
:−CH3 H5 O(C2 H4 O)a (CH3
 C2 H3 O)b R″ [式中、R″はHまたはC1−18アルキル基であり、
aは9から115の値であり、bは0から50の値であ
り、xは133から673の値であり、yは25から0
.25の値である]を有するポリエーテル基である]を
有するポリオキシエチレン及び/またはポリオキシプロ
ピレン側鎖を有するジメチルポリシロキサンの高分子ポ
リマーである。
【0043】好ましくは、ジメチルポリシロキサンポリ
マーは Rがメチルまたはラウリルであり、aが10から114
の値であり、bが0から49の値であり、xが388か
ら402の値であり、yが15から0.75の値であり
R′の分子量が1000から5000であるものである
【0044】特に好ましいジメチルポリシロキサンポリ
マーは aが14であり、bが13であり、xが249であり、
yが1.25であるものである。
【0045】ジメチルポリシロキサンポリマーは簡便に
は揮発性シロキサン中の分散液として提供されるが、分
散液は例えば1−20容量%のポリマーと80−99容
量%の揮発性シロキサンからなる。理想的には、分散液
は揮発性シロキサン中に分散した10容量%のポリマー
からなる。
【0046】ポリシロキサンポリマーが分散しうる揮発
性シロキサンの例には上記のものを含む。
【0047】特に好ましいシリコーン界面活性剤はシク
ロメチコン及びジメチコンコポリオール例えばDOW 
CORNING 製のDC 3225C Formul
ation Aidである。その他には、ラウリルメチ
コンコポリオール例えばDC Q2−5200、及びジ
メチコンコポリオール例えばDow Corning 
製のDC Q2−5220、DC 190及びDC 1
93を含んでいる。
【0048】エマルジョン中に存在するときのシリコー
ン界面活性剤の量はエマルジョン重量の25%まで、好
ましくは0.5−15%であろう。
【0049】非揮発性シロキサン エマルジョンは、粘度5mm2 s−1以上例えば50
−1000mm2 s−1のポリジメチルシロキサン例
えばDOW CORNING 200 Fluids(
標準粘度  50−1000mm2 s−1)のような
非揮発性シロキサンも適宜含有してよい。
【0050】無機電解質 本発明のエマルジョンは、特に保存中、高温に置かれた
ときのエマルジョンの安定性を改良する作用を有しうる
無機電解質も適宜含有してよい。
【0051】無機電解質には塩例えば無水型または水和
型のアルカリ金属及びアンモニウムのハロゲン化物、硫
酸塩、硝酸塩、炭酸塩及び重炭酸塩を含む。
【0052】特に好ましい塩には塩化ナトリウム、塩化
カリウム及び塩化アンモニウムを含む。
【0053】エマルジョン中に存在するときの無機電解
質の量はエマルジョン重量の通常10%まで、好ましく
は0.2−5%である。
【0054】アルカンジオール 本発明のエマルジョンは、特に非常に長期間例えば少な
くとも12カ月から3年まで保存しようとするときにさ
らにエマルジョンの安定性を改善し、長引かせるように
作用しうるアルカンジオールまたはその混合物も適宜含
有してよい。
【0055】この目的に好ましいアルカンジオールは分
子内に炭素原子を2−10個有するものである。特に好
ましいアルカンジオールの例は次の通りである:エタン
ジオール; プロパン−1,2−ジオール; プロパン−1,3−ジオール; ブタン−1,3−ジオール; ブタン−1,4−ジオール; ブタン−2,3−ジオール; ペンタン−1,5−ジオール ヘキサン−1,6−ジオール オクタン−1,8−ジオール;及び デカン−1,10−ジオール。
【0056】特に好ましいアルカンジオールはブタン−
1,3−ジオールである。
【0057】エマルジョン中に存在するときのアルカン
ジオールの量は通常エマルジョン重量の30%まで、最
も好ましくは1−25%であろう。
【0058】化粧品として許容されるビヒクル本発明の
エマルジョンは、エマルジョンを皮膚及び/または毛に
局所使用したときに分配を促進するように、エマルジョ
ン中に存在する他の物質の希釈剤、分散剤または担体と
して作用する化粧品として許容されるビヒクルを水の他
にも適宜含有してよい。
【0059】水以外のビヒクルには液体または固体の皮
膚軟化剤、溶媒、濃厚剤及び粉末を包含しうる。単独あ
るいは1つ以上のビヒクル混合物として使用できるこれ
らの各型のビヒクルの例は次の通りである:皮膚軟化剤
、例えばステアリルアルコール、モノリシノール酸グリ
セリル、モノステアリン酸グリセリル、ミンク油、セチ
ルアルコール、イソステアリン酸イソプロピル、ステア
リン酸、パルミチン酸イソブチル、ステアリン酸イソセ
チル、オレイルアルコール、ラウリン酸イソプロピル、
ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、オクタデカン
−2−オール、イソセチルアルコール、エイコサニルア
ルコール、ベヘニルアルコール、パルミチン酸セチル、
シリコーン油例えばジメチルポリシロキサン、セバシン
酸ジ−n−ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミ
チン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステ
アリン酸ブチル、トリエチレングリコール、ラノリン、
ココアバター、コーン油、綿実油、獣脂、ラード、オリ
ーブ油、椰子核油、菜種油、サフラワー種子油、マツヨ
イグサ油、大豆油、ひまわり種子油、アボガド油、ゴマ
種子油、ココナッツ油、アラキス油、ヒマシ油、アセチ
ル化ラノリンアルコール、石油ジェリー、鉱油、ミリス
チン酸ブチル、イソステアリン酸、パルミチン酸、リノ
ール酸イソプロピル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、
オレイン酸デシル、ミリスチン酸ミリスチル;促進剤、
例えばプロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエーテ
ル、二酸化炭素、酸化窒素;粉末、例えばチョーク、タ
ルク、フーラー土、カオリン、澱粉、ゴム、コロイド様
シリカ、ポリアクリル酸ナトリウム、テトラアルキル及
び/またはトリアルキルアリールアンモニウムスメクタ
イト、化学的に変成した珪酸アルミニウムマグネシウム
、有機的に変成したモンモリロナイトクレー、水和珪酸
アルミニウム、煙霧シリカ、カルボキシビニルポリマー
、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、エチレング
リコールモノステアレート、二酸化チタン、二酸化チタ
ン被覆雲母。
【0060】化粧品として許容されるビヒクルが存在す
るときには、通常エマルジョン重量の95%まで、好ま
しくは10−90%であり、他の化粧品添加剤が存在し
ないときにはエマルジョンの残部を形成してよい。
【0061】化粧品添加剤 適宜使用できる慣用の添加剤の例には、保存料例えばパ
ラーヒドロキシベンゾエートエステル;酸化防止剤例え
ばブチルヒドロキシトルエン;湿潤剤例えばグリセロー
ル、2−ピロリドン−5−カルボキシレート、フタル酸
ジブチル、ゼラチン、ポリエチレングリコール、好まし
くはPEG  200−600;バッファー系例えばト
リエタノールアミンまたは水酸化ナトリウムのような塩
基を伴う乳酸;蝋例えば蜜蝋、オゾケライト蝋、パラフ
ィン蝋;植物抽出物例えばAloevera 、コーン
フラワー、アメリカマンサク、エルダーフラワー、キウ
リ;濃厚剤;活性増強剤;着色料;香料;乳化剤;及び
日焼け止めを含んでいる。
【0062】化粧品添加剤はエマルジョン重量の50%
までを構成できるが、都合良くエマルジョンの残部を構
成することができる。
【0063】エマルジョンの製法 本発明は皮膚及び/または毛に局所使用するためのエマ
ルジョンの製法も提供し、これはエマルジョンに本明細
書で定義のポリオール脂肪酸ポリエステルと乳化剤とを
導入するステップからなる。
【0064】エマルジョンの使用 本発明のエマルジョンは、特にヒトの皮膚に密封層を形
成し、水分損失を減少させるためにヒトの皮膚に局所使
用する製品を主として意図したものである。それにより
、劣悪な気候条件例えば日光や風への過度な露出から、
あるいは例えば食器や衣類の洗浄の際に洗剤水溶液に手
を漬けた後の、洗剤による損傷から皮膚を保護すること
ができる。
【0065】エマルジョンは日焼け止め、香水もしくは
抗菌剤、または他の皮膚に効果のある薬剤の担体として
も作用しえ、ポリオール脂肪酸ポリエステル密封フィル
ムが存在するとこれらの物質を長時間皮膚表面に残存さ
せることができる。
【0066】エマルジョンを使用して毛や頭皮を治療す
ることもできる。
【0067】実際には、好適な容器またはアプリケータ
から少量例えば1−5mlのエマルジョンを皮膚または
毛の選択した部分に使用し、必要に応じて、次に手また
は指または好適な伸ばすための器具を使用して皮膚また
は毛に伸ばし及び/または擦り込む。
【0068】製品の形態及び包装 本発明の局所用皮膚及び/または毛の治療用エマルジョ
ンは、粘度50−10,000mPa.sローション、
粘度10,000−20,000mPa.sの流動性ク
リーム、または粘度20,000−100,000mP
a.sのクリームとして処方することができる。エマル
ジョンは粘度及び消費者が意図する用途に適合する好適
な容器に容れることができる。例えば、ローション及び
流動性クリームはビンまたはロールボールアプリケータ
または促進剤を使用するエアゾールデバイスまたは指で
操作するのに適したポンプのついた容器に容れることが
できる。エマルジョンがクリームのときには、変形不能
な瓶または絞り出し容器例えばチューブまたは蓋付きビ
ンに単純に保存できる。
【0069】従って、本発明は本明細書に定義の化粧品
として許容されるエマルジョンを含有する閉鎖容器も提
供する。
【0070】密封値試験 本発明の好ましいポリオール脂肪酸ポリエステルの特徴
はヒトの皮膚に局所使用したときに密封層を形成して、
皮膚表面からの水分の損失を減少させる能力を有するこ
とである。
【0071】種々の年齢、人種及び居住域の人の群で見
られるようにヒトの皮膚の特徴や特質は広く異なってい
るために、ポリオール脂肪酸ポリエステルの密封度を測
定するためには、容易に再現できる標準のin vit
ro試験が必要である。
【0072】従って、ヒトの皮膚の代わりに標準のビス
コースセルロースフィルム、すなわちMedicell
 International Ltd. から市販さ
れているVisking 透析チューブを使用して実験
的試験法を案出した。このフィルムの分子量カット−オ
フ点は12,000−14,000である。
【0073】この試験では、透析フィルムに与えた水蒸
気の通過に対するポリオール脂肪酸ポリエステルフィル
ムの密封度を次のような標準法で測定する:密封度セル
の製造 開放端の直径が25mm(すなわち、面積〜5cm2 
)の5mlのビーカ、例えばAmerican Sci
entific ProductsのDispo ビー
カを密封度セルとして使用する。
【0074】ビーカに蒸留水1mlを入れ、Viski
ng 透析チューブのフィルムをビーカの開放端にわた
して引き延ばし、接着剤例えばAssembly Ai
d Adhesive (3M)で固定する。
【0075】結果をチャートレコーダに供給するD−A
コンバータを有するSartorius 4503マイ
クロバランスを使用してビーカ重量の低下を測定し、2
0℃、大気圧、外部相対湿度50%でVisking 
フィルムを通して消失する水の割合を測定する。
【0076】定常的な水分損失率が得られた後、密封値
を試験すべき物質、すなわちポリオール脂肪酸ポリエス
テルをVisking 透析チューブの表面にフィルム
としてつける。試験物質が液体または柔らかい固体のと
きには、プラスチックをかぶせた指でつけることができ
る。試験物質が固体の場合には、Visking 透析
フィルム表面につける際に先ず溶融する必要がある。
【0077】物質から過剰な水が失われた後に、同じ圧
力、温度及び相対湿度の物理条件下で、新しい定常的な
水分損失率が記録される。
【0078】次に、
【0079】
【数1】
【0080】として製品フィルム(すなわちポリオール
脂肪酸ポリエステル)の密封度を計算する。
【0081】全水分損失率は(もしあれば)比較的少量
のビーカ壁を通した水分損失率について修正する。これ
は、Visking フィルムを不透過性アルミホイル
に置き換えてビーカからの水の損失を測定して決定する
【0082】密封度は通常各試料につき4回測定する。 各測定について、試料負荷はVisking フィルム
にポリオール脂肪酸ポリエステルをつけた直後に記録し
た重量の増加から決定する。負荷は正確には再現できな
いので、直線を負荷対密封プロット(直線で減衰)に合
わせ、次に負荷10g/sq  mの典型的な消費材で
の密封度を内挿する。経験から密封層の提供には約10
mgの製品をVisking フィルムにつければ十分
であることが示されている。密封層がないと、フィルム
は通常水蒸気を約25g/m2 /時間透過するであろ
う。
【0083】一連のポリオール脂肪酸ポリエステルの密
封値及び他の物理特性 上記密封値試験で測定した一連のポリオール脂肪酸ポリ
エステルの密封値を下記第2表に示す。この表には、こ
れらポリエステルの他の物理特性に関連するデータを含
んでいる。
【0084】各例のポリオール部分は蔗糖であり、脂肪
酸エステル部分は特定の脂肪酸または天然の植物油脂か
らの混合(非特定)脂肪酸由来のものである。
【0085】
【表1】
【0086】
【表2】
【0087】物理特性の説明 ヒドロキシル値は、アセチル化により蔗糖ポリエステル
1gと結合できる量の酢酸を中和するために必要な水酸
化カリウムのmg量であり、従って、脂肪酸でエステル
化されていない蔗糖ポリエステル中の遊離ヒドロキシル
基の割合の測定値である。
【0088】密封値は、本明細書に定義し記載した密封
値試験で得た蔗糖ポリエステルの密封度の測定値である
【0089】T値は、N=50すなわち蔗糖脂肪酸ポリ
エステルの50%が固体である温度である。
【0090】スリップ融点は、N=5すなわち蔗糖脂肪
酸ポリエステルの5%が固体である温度である。
【0091】30℃での固体%は、30℃で固体である
蔗糖脂肪酸ポリエステルの割合である。
【0092】T値、スリップ融点及び30℃での固体%
で表す蔗糖脂肪酸ポリエステルの溶融特性は核磁気共鳴
(NMR)測定を使用して得たことを注記しておく。従
って、N線は温度tに対するNt値のプロットである。 Nt値は核磁気緩和手法で簡便に測定され、温度tのと
きの固体脂質含量の直接の測定値である。この方法は、
Fette 、Seifen Anstrichmit
tel 80(5), 180−186 (1978)
 に記載されている。ある程度、Nt値の測定値はNM
R測定用試料の調製に使用した温度プロフィールに依存
している。本発明の目的では、次の調製用温度プロフィ
ールを使用する:最初に60℃に30分間、次に0℃に
90分間、20℃に40時間、次に再度0℃に90分間
、最後に測定温度で60分間、その後でNMR測定を実
施する。
【0093】
【実施例】以下の本発明に従う実施例を参照して本発明
を説明する。第2表中の対応のコード番号をカッコ内に
示して、各ポリエステルを同定する。第2表には密封値
及び他の物理特性を示す。
【0094】実施例1−4 これらの実施例はハンドおよびボディークリームを説明
している。
【0095】                          
                       %w
/w        成            分 
       1        2        
3        4      蔗糖ポリエステル(
1)             5      10 
     15      20鉱油        
                  15     
 10        5        −ステアリ
ン酸                    3  
      3        3        3
セトステアリルアルコール        4    
    4        4        4トリ
エタノールアミン            1.5  
  1.5    1.5    1.5グリセロール
                    5    
    5        5        5酸化
防止剤、保存料及び香料      0.6    0
.6    0.6    0.6水        
                  100まで10
0まで100まで100まで実施例5−8 これらの実施例もハンド及びボディークリームを説明し
ている。
【0096】                          
                   %w/w  
        成        分       
   5        6        7   
     8      蔗糖ポリエステル(3)  
           5      10     
 15      20鉱油            
              15      10 
       5        −ステアリン酸  
                  3      
  3        3        3セトステ
アリアルコール          4       
 4        4        4トリエタノ
ールアミン            1.5    1
.5    1.5    1.5グリセロール   
                 5       
 5        5        5酸化防止剤
、保存料及び香料      0.6    0.6 
   0.6    0.6水           
               100まで100まで
100まで100まで実施例9−12 これらの実施例はハンド及びボディークリームを説明し
ている。
【0097】                          
                   %w/w  
        成        分       
   9      10      11     
 12      蔗糖ポリエステル(4)     
         5      10      1
5      20鉱油              
            15      10   
     5        −ステアリン酸    
                3        
3        3        3セトステアリ
ルアルコール        4        4 
       4        4トリエタノールア
ミン            1.5    1.5 
   1.5    1.5グリセロール      
              5        5 
       5        5酸化防止剤、保存
料及び香料      0.6    0.6    
0.6    0.6水              
            100まで100まで100
まで100まで実施例13−16 これらの実施例もハンド及びボディークリームを説明し
ている。
【0098】                          
                   %w/w  
        成        分       
 13      14      15      
16      蔗糖ポリエステル(2)      
       5      10      15 
     20鉱油                
          15      10     
   5        −ステアリン酸      
              3        3 
       3        3セトステアリルア
ルコール        4        4   
     4        4トリエタノールアミン
            1.5    1.5   
 1.5    1.5グリセロール        
            5        5   
     5        5酸化防止剤、保存料及
び香料      0.6    0.6    0.
6    0.6水                
          100まで100まで100まで
100まで実施例17−20 これらの実施例は油の連続相を有するハンド及びボディ
ークリームを説明している。
【0099】                          
                   %w/w  
        成        分       
 17      18      19      
20      蔗糖ポリエステル(10)     
       5      10      15 
     20鉱油                
          15      10     
   5        −オゾケライト蝋     
             8        8  
      8        8グルセロール   
               10      10
      10      10Arlacel 8
3                      1 
       1        1        
1硫酸マグネシウム                
0.2    0.2    0.2    0.2酸
化防止剤、保存料及び香料      0.6    
0.6    0.6    0.6水       
                   100まで1
00まで100まで100まで実施例21−24 これらの実施例は水の連続相を有する顔クリームを説明
している。
【0100】                          
                   %w/w  
        成        分       
 21      22      23      
24      蔗糖ポリエステル(9)      
       5      10      15 
     20鉱油                
            8        8   
     8        8セレシン蝋     
                 3       
 −        −        −モノステア
リン酸グリセリル      2        2 
       2        2セチルアルコール
                1.5    1.
5    1.5    1.5Brij 35   
                      0.5
    0.5    0.5    0.5Span
 80                      
   1.5    1.5    1.5    1
.5ステアリン酸                 
   2.5    2.5    2.5    2
.5トリエタノールアミン            0
.7    0.7    0.7    0.7Ca
rbopol 934*              
    0.2    0.2    0.2    
0.2パルミチン酸イソプロピル        5 
       2        2        
−グリセロール                  
  5        5        −    
    −酸化防止剤、保存料及び香料      1
        1        1       
 1水                      
    100まで100まで100まで100まで *Carbopol 934はCarbomer 93
4(CFTA)である。
【0101】実施例25−28 これらの実施例は油の連続相を有するハンド及びボディ
ークリームを説明している。
【0102】                          
                   %w/w  
        成        分       
 25      26      27      
28      蔗糖ポリエステル(1)      
       2        5        
8      10蔗糖ポリエステル(9)     
        3        5       
 7      10鉱油             
             15      10  
      5        −オゾケライト蝋  
                8        
8        8        8グリセロール
                  10     
 10      10      10Arlace
l 83                     
 1        1        1     
   1硫酸マグネシウム             
   0.2    0.2    0.2    0
.2保存料、酸化防止剤及び香料      0.6 
   0.6    0.6    0.6水    
                      100
まで100まで100まで100まで実施例29−32 これらの実施例は水の連続相を有する顔クリームを説明
している。
【0103】                          
                   %w/w  
        成        分       
 29      30      31      
32      蔗糖ポリエステル(3)      
       2        5        
8      10蔗糖ポリエステル(10)    
        3        5       
 7      10鉱油             
               8        8
        8        5セレシン蝋  
                    3    
    −        −        −モノ
ステアリン酸グリセリル      2       
 2        2        2セチルアル
コール                1.5   
 1.5    1.5    1.5Brij 35
                         
0.5    0.5    0.5    0.5S
pan 80                   
      1.5    1.5    1.5  
  1.5ステアリン酸              
      2.5    2.5    2.5  
  2.5トリエタノールアミン          
  0.7    0.7    0.7    0.
7Carbopol 934            
        0.2    0.2    0.2
    0.2パルミチン酸イソプロピル      
  5        2        2    
    −グリセロール              
      5        5        −
        −酸化防止剤、保存料、香料    
    1        1        1  
      1水                 
         100まで100まで100まで1
00まで実施例33−36 これらの実施例は油の連続相を有するハンド及びボディ
ークリームを説明している。
【0104】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  水の他に i.ポリオールが少なくとも4個の遊離ヒドロキシル基
    を有しており、次いでその少なくとも60%が炭素原子
    数8−22個の脂肪酸1つ以上でエステル化されている
    ポリオール脂肪酸ポリエステル  2−95重量%;i
    i.乳化剤  1−20重量%を含むエマルジョンであ
    り;このエマルジョンは4−97容量%を形成する水相
    と3−96容量%を形成する非水相とからなり;このエ
    マルジョンが水中油型エマルジョンであるとき、エマル
    ジョンはHLB値が<6である乳化剤を実質的に含まな
    いものである、ヒトの皮膚または毛に局所使用するため
    に適した化粧品エマルジョン。
  2. 【請求項2】  ポリオール脂肪酸ポリエステルの密封
    値が密封値テストで少なくとも50%である請求項1の
    エマルジョン。
  3. 【請求項3】  ポリオール脂肪酸ポリエステルの密封
    値が密封値テストで少なくとも70%である請求項1ま
    たは2のエマルジョン。
  4. 【請求項4】  ポリオール脂肪酸ポリエステルの密封
    値が密封値テストで少なくとも80%である請求項1ま
    たは2のエマルジョン。
  5. 【請求項5】  ポリオール脂肪酸ポリエステルが糖ポ
    リオール由来である請求項1から4のいずれか1項に記
    載のの化粧品エマルジョン。
  6. 【請求項6】  糖ポリオールを単糖類、二糖類、三糖
    類及びその混合物から選択する請求項5のエマルジョン
  7. 【請求項7】  二糖類が蔗糖である請求項6のエマル
    ジョン。
  8. 【請求項8】  ポリオール脂肪酸ポリエステルが糖ア
    ルコール由来である請求項5のエマルジョン。
  9. 【請求項9】  ポリオール脂肪酸ポリエステルのポリ
    オール部分の遊離ヒドロキシル基少なくとも70%がエ
    ステル化されている請求項1から8のいずれか1項に記
    載のエマルジョン。
  10. 【請求項10】  ポリオール脂肪酸ポリエステルの脂
    肪酸部分が飽和している請求項1から9のいずれか1項
    に記載のエマルジョン。
  11. 【請求項11】  ポリオール脂肪酸ポリエステルの脂
    肪酸部分が不飽和である請求項1から9のいずれか1項
    に記載のエマルジョン。
  12. 【請求項12】  ポリオール脂肪酸ポリエステルの脂
    肪酸部分が分枝鎖脂肪酸である請求項1から11のいず
    れか1項に記載のエマルジョン。
  13. 【請求項13】  ポリオール脂肪酸ポリエステルの脂
    肪酸部分が1つ以上の油脂由来である請求項1から12
    のいずれか1項に記載のエマルジョン。
  14. 【請求項14】  乳化剤の平均HLB値が1から6で
    ある請求項1から13のいずれか1項に記載のエマルジ
    ョン。
  15. 【請求項15】  油中水型エマルジョンである請求項
    1から14のいずれか1項に記載のエマルジョン。
  16. 【請求項16】  乳化剤の平均HLB値が6から14
    である請求項1から13のエマルジョン。
  17. 【請求項17】  水中油型エマルジョンである請求項
    16のエマルジョン。
  18. 【請求項18】  皮膚または毛に局所使用した後に皮
    膚または毛に密封層を付与する請求項1から17のいず
    れか1項に記載のエマルジョンの使用。
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