JPH04234907A - 歩行型芝刈機 - Google Patents
歩行型芝刈機Info
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- JPH04234907A JPH04234907A JP177691A JP177691A JPH04234907A JP H04234907 A JPH04234907 A JP H04234907A JP 177691 A JP177691 A JP 177691A JP 177691 A JP177691 A JP 177691A JP H04234907 A JPH04234907 A JP H04234907A
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- Japan
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- transmission case
- pin
- mower deck
- engine
- mower
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、縦型エンジンにて駆
動される歩行型芝刈機に関するもので、後輪駆動軸を軸
架している伝動ケ−スを所定の軌跡に沿って移動させ、
エンジンの回転動力を支障無く伝動ケ−ス側に伝達させ
ようとするものである。
動される歩行型芝刈機に関するもので、後輪駆動軸を軸
架している伝動ケ−スを所定の軌跡に沿って移動させ、
エンジンの回転動力を支障無く伝動ケ−ス側に伝達させ
ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】歩行型の芝刈機においては、刈り高さを
調節するために、前輪と後輪のモアデッキに対する高さ
が変更できるように構成されている。そして、後輪は伝
動ケ−スに軸支され、伝動ケ−スの入力軸とエンジンと
の間には自在継手軸が介装連結されている。後輪の刈り
高さを変更する際には、自在継手軸の折れ角が許容され
た範囲内となるように伝動ケ−スを上下方向に移動させ
る必要があり、従来は例えば実開昭59−62735号
公報に示すように伝動ケ−ス側に横幅いっぱいに拡がる
水平状のピンを延設し、モアデッキ側には円弧状のガイ
ド溝を設け、ピンをこのガイド溝に嵌入させて後輪と共
に伝動ケ−スを上下方向に移動調節させていた。
調節するために、前輪と後輪のモアデッキに対する高さ
が変更できるように構成されている。そして、後輪は伝
動ケ−スに軸支され、伝動ケ−スの入力軸とエンジンと
の間には自在継手軸が介装連結されている。後輪の刈り
高さを変更する際には、自在継手軸の折れ角が許容され
た範囲内となるように伝動ケ−スを上下方向に移動させ
る必要があり、従来は例えば実開昭59−62735号
公報に示すように伝動ケ−ス側に横幅いっぱいに拡がる
水平状のピンを延設し、モアデッキ側には円弧状のガイ
ド溝を設け、ピンをこのガイド溝に嵌入させて後輪と共
に伝動ケ−スを上下方向に移動調節させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置の場合には、伝動ケ−ス両側から外側に拡
がるピンが上下方向に移動する際にこれがモアデッキの
内側の壁に当たらないようにモアデッキ後部に所定の空
間を確保しなければならず、このようにピンの横幅に相
当する分の幅を拡げると、モアデッキの全体形状が大き
くなるという不具合があり、また、小型の歩行型芝刈機
のようにモアデッキ後部空間を大きくできないタイプの
ものにあってはその横に設けられた刈芝の排出口を狭め
る等の欠点を有していた。
うな従来装置の場合には、伝動ケ−ス両側から外側に拡
がるピンが上下方向に移動する際にこれがモアデッキの
内側の壁に当たらないようにモアデッキ後部に所定の空
間を確保しなければならず、このようにピンの横幅に相
当する分の幅を拡げると、モアデッキの全体形状が大き
くなるという不具合があり、また、小型の歩行型芝刈機
のようにモアデッキ後部空間を大きくできないタイプの
ものにあってはその横に設けられた刈芝の排出口を狭め
る等の欠点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記した問
題点に鑑みて提案するものであって、次のような技術的
手段を講じた。即ち、縦型エンジン3のクランクシャフ
ト4によって回転駆動される刈刃5の周囲を平面視略円
形のモアデッキ2で覆い、モアデッキ2の前後部を刈り
高さ調整自在な車輪11、11、12で支持し、後輪駆
動軸18を軸支している伝動ケ−ス20の入力軸24と
エンジン3との間に動力伝達軸28を介装して後輪12
にエンジン3の回転動力を伝達するように構成してなる
歩行型芝刈機において、前記モアデッキ2の後上部には
水平横向きにピン37を設け、伝動ケ−ス20には長孔
33を有するガイド板31を前方へ向けて突設すると共
に、この長孔33にピン37を嵌入せしめ、伝動ケ−ス
20を上下方向に所定の軌跡を描いて移動させるべく構
成したことを特徴とする歩行型芝刈機の構成とする。
題点に鑑みて提案するものであって、次のような技術的
手段を講じた。即ち、縦型エンジン3のクランクシャフ
ト4によって回転駆動される刈刃5の周囲を平面視略円
形のモアデッキ2で覆い、モアデッキ2の前後部を刈り
高さ調整自在な車輪11、11、12で支持し、後輪駆
動軸18を軸支している伝動ケ−ス20の入力軸24と
エンジン3との間に動力伝達軸28を介装して後輪12
にエンジン3の回転動力を伝達するように構成してなる
歩行型芝刈機において、前記モアデッキ2の後上部には
水平横向きにピン37を設け、伝動ケ−ス20には長孔
33を有するガイド板31を前方へ向けて突設すると共
に、この長孔33にピン37を嵌入せしめ、伝動ケ−ス
20を上下方向に所定の軌跡を描いて移動させるべく構
成したことを特徴とする歩行型芝刈機の構成とする。
【0005】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。まず、構成から説明すると、1は歩行型の芝刈
機で、平面視略円形のモアデッキ2の中央部にはクラン
クシャフト4が鉛直方向に軸架された縦型エンジン3が
搭載され、クランクシャフト4の下部には1枚の刈刃5
が着脱自在に取り付けられている。
明する。まず、構成から説明すると、1は歩行型の芝刈
機で、平面視略円形のモアデッキ2の中央部にはクラン
クシャフト4が鉛直方向に軸架された縦型エンジン3が
搭載され、クランクシャフト4の下部には1枚の刈刃5
が着脱自在に取り付けられている。
【0006】モアデッキ2の後部には斜め上方へ向けて
ル−プ状のハンドル7が設けられ、ハンドル7の手元操
作部には、走行クラッチレバ−8と刈取クラッチレバ−
9及び高低速切換用の副変速レバ−10が設けられてい
る。走行クラッチレバ−8を前側に倒すとクラッチが入
となり、後方へ戻すと切りとなる。
ル−プ状のハンドル7が設けられ、ハンドル7の手元操
作部には、走行クラッチレバ−8と刈取クラッチレバ−
9及び高低速切換用の副変速レバ−10が設けられてい
る。走行クラッチレバ−8を前側に倒すとクラッチが入
となり、後方へ戻すと切りとなる。
【0007】刈取クラッチレバ−9は、前側に倒すとク
ラッチ入となり、後方へ引き戻すとクラッチが遮断され
て刈刃5の回転は停止する。副変速レバ−10は前側に
倒すと高速となり、後側に戻すと低速に切り換わる。モ
アデッキ2の前部には前輪11、11が高さ調節自在に
軸架され、モアデッキ2の後部には、後輪としてのロ−
ラ12を支持する支持ア−ム13、13が支点14、1
4を中心として回動自由な状態で取り付けられている。
ラッチ入となり、後方へ引き戻すとクラッチが遮断され
て刈刃5の回転は停止する。副変速レバ−10は前側に
倒すと高速となり、後側に戻すと低速に切り換わる。モ
アデッキ2の前部には前輪11、11が高さ調節自在に
軸架され、モアデッキ2の後部には、後輪としてのロ−
ラ12を支持する支持ア−ム13、13が支点14、1
4を中心として回動自由な状態で取り付けられている。
【0008】支持ア−ム13、13は側面視く字状に形
成されると共に、そのア−ム部は横方向内向きに付勢さ
れ、モアデッキ2の横側面に設けた複数個の係止溝を有
する係止部15、15にア−ム部が嵌入係止してロ−ラ
12の高さが調整されるものである。ロ−ラ12を駆動
する駆動軸18は伝動ケ−ス20の下部に軸架され、こ
の駆動軸18上に鉄製の筒体を装着してロ−ラ12を構
成している。ロ−ラ12を構成する筒体は左右2分割さ
れていて、それらの内方(伝動ケ−ス20に面する側)
は開口されている。
成されると共に、そのア−ム部は横方向内向きに付勢さ
れ、モアデッキ2の横側面に設けた複数個の係止溝を有
する係止部15、15にア−ム部が嵌入係止してロ−ラ
12の高さが調整されるものである。ロ−ラ12を駆動
する駆動軸18は伝動ケ−ス20の下部に軸架され、こ
の駆動軸18上に鉄製の筒体を装着してロ−ラ12を構
成している。ロ−ラ12を構成する筒体は左右2分割さ
れていて、それらの内方(伝動ケ−ス20に面する側)
は開口されている。
【0009】伝動ケ−ス20内には、ロ−ラ12に減速
した回転動力を伝達すべく変速機構が収容され、前記し
た副変速レバ−10を操作すると、シフタ−22が回動
されて中の高低速切換装置が切り換えられるように構成
している。24は伝動ケ−ス20の前側上部において前
方へ向けて突設された入力軸であって、この入力軸24
とエンジン3の出力軸26との間には、自在継手軸28
が着脱自在に取り付けられている。
した回転動力を伝達すべく変速機構が収容され、前記し
た副変速レバ−10を操作すると、シフタ−22が回動
されて中の高低速切換装置が切り換えられるように構成
している。24は伝動ケ−ス20の前側上部において前
方へ向けて突設された入力軸であって、この入力軸24
とエンジン3の出力軸26との間には、自在継手軸28
が着脱自在に取り付けられている。
【0010】29は伝動ケ−ス20の下部に取り付けら
れた側面視U字状のカバ−である。伝動ケ−ス20の上
部片側には、伝動ケ−ス20の締付ボルト30、30を
利用して1枚のプレ−ト31が前方へ向けて突設され、
このプレ−ト31の前部には縦方向に長孔33が穿設さ
れている。モアデッキ2の後部上面には、背面から見て
L字型に屈曲されたステ−35が取り付けられ、このス
テ−35には外向き水平状にピン37が固着されている
。
れた側面視U字状のカバ−である。伝動ケ−ス20の上
部片側には、伝動ケ−ス20の締付ボルト30、30を
利用して1枚のプレ−ト31が前方へ向けて突設され、
このプレ−ト31の前部には縦方向に長孔33が穿設さ
れている。モアデッキ2の後部上面には、背面から見て
L字型に屈曲されたステ−35が取り付けられ、このス
テ−35には外向き水平状にピン37が固着されている
。
【0011】そして、前記プレ−ト31に穿設した長孔
33内にこのピン37を挿通し、このピン37をガイド
として伝動ケ−ス20のプレ−ト31の動きが規制され
、結果的に、伝動ケ−ス20が所定の軌跡を描いて上下
方向に移動すべく構成している。図3は刈り高さを標準
にセットした場合、図4は刈り高さが最小にセットされ
た場合、図5はモアデッキ2を車輪に対して相対的に上
昇させて最大刈り高さにセットした場合を示す。ロ−ラ
12は支点14、14を中心として回動し、伝動ケ−ス
20はピン37に当接案内されながら、上部を傾けなが
ら上下方向に移動する。
33内にこのピン37を挿通し、このピン37をガイド
として伝動ケ−ス20のプレ−ト31の動きが規制され
、結果的に、伝動ケ−ス20が所定の軌跡を描いて上下
方向に移動すべく構成している。図3は刈り高さを標準
にセットした場合、図4は刈り高さが最小にセットされ
た場合、図5はモアデッキ2を車輪に対して相対的に上
昇させて最大刈り高さにセットした場合を示す。ロ−ラ
12は支点14、14を中心として回動し、伝動ケ−ス
20はピン37に当接案内されながら、上部を傾けなが
ら上下方向に移動する。
【0012】なお、図中符号39はモアデッキ2の刈草
排出口で、右回りにスクロ−ルしながら徐々に隆起する
モアデッキ2の草排出通路40の後端部に開口形成され
ている。この刈草排出口39に連設させて通気性を有す
る箱状の集草袋42が着脱自在に取り付けられ、刈った
芝を回収する。44は燃料タンク、45は高低速切換用
のシフタ−22を操作するためのワイヤ−、46、46
は前輪11、11の高さを調節するためのレバ−、47
、47はロ−ラ12の高さを調節するレバ−である。 この実施例では、後輪をロ−ラタイプのもので構成した
が、前輪11、11と略同形状のものを使用しても差し
支えない。
排出口で、右回りにスクロ−ルしながら徐々に隆起する
モアデッキ2の草排出通路40の後端部に開口形成され
ている。この刈草排出口39に連設させて通気性を有す
る箱状の集草袋42が着脱自在に取り付けられ、刈った
芝を回収する。44は燃料タンク、45は高低速切換用
のシフタ−22を操作するためのワイヤ−、46、46
は前輪11、11の高さを調節するためのレバ−、47
、47はロ−ラ12の高さを調節するレバ−である。 この実施例では、後輪をロ−ラタイプのもので構成した
が、前輪11、11と略同形状のものを使用しても差し
支えない。
【0013】次に上例の作用を説明する。芝刈作業を行
なう場合には、まず、集草袋42をモアデッキ2の背面
の刈草排出口39に取り付け、エンジン3を駆動して機
体を走行させながら芝刈り作業を行なう。刈刃5によっ
て刈り取られた芝等は、回転している刈刃5によって起
こされた風を受け、モアデッキ2内の排出通路40を通
って排出口39から集草袋42内に送り込まれる。
なう場合には、まず、集草袋42をモアデッキ2の背面
の刈草排出口39に取り付け、エンジン3を駆動して機
体を走行させながら芝刈り作業を行なう。刈刃5によっ
て刈り取られた芝等は、回転している刈刃5によって起
こされた風を受け、モアデッキ2内の排出通路40を通
って排出口39から集草袋42内に送り込まれる。
【0014】刈り取り作業中に、前輪11、11とロ−
ラ12の支持高さを変更するときには、夫々のレバ−4
6、47を握ってそれらを支点廻りに回動させ、再びこ
れらを夫々の係止部に固定する。このとき、伝動ケ−ス
20もロ−ラ12と共に上下方向に移動するが、伝動ケ
−ス20は、プレ−ト31の長孔33に遊嵌されたピン
37によってその動きが規制されているので、伝動ケ−
ス20の入力軸24に動力を伝達している自在継手軸2
8の折れ角が異常に大きくなったりすることがなく、略
設定された軌跡上を伝動ケ−ス20が移動することにな
る。
ラ12の支持高さを変更するときには、夫々のレバ−4
6、47を握ってそれらを支点廻りに回動させ、再びこ
れらを夫々の係止部に固定する。このとき、伝動ケ−ス
20もロ−ラ12と共に上下方向に移動するが、伝動ケ
−ス20は、プレ−ト31の長孔33に遊嵌されたピン
37によってその動きが規制されているので、伝動ケ−
ス20の入力軸24に動力を伝達している自在継手軸2
8の折れ角が異常に大きくなったりすることがなく、略
設定された軌跡上を伝動ケ−ス20が移動することにな
る。
【0015】以上のように、この実施例ではモアデッキ
2の後上面部にピン37を有するステ−35を固着して
設け、このピン37に伝動ケ−ス20側から延設された
プレ−ト31の長孔33を僅かに遊動自在な状態で嵌入
係止せしめ、伝動ケ−ス20の動きが所期通りの動きと
なるように構成したものであるから、自在継手軸28の
折れ角に異常が生じることがなく、エンジン3の回転動
力を伝動ケ−ス20側へ支障無く伝えることができる。
2の後上面部にピン37を有するステ−35を固着して
設け、このピン37に伝動ケ−ス20側から延設された
プレ−ト31の長孔33を僅かに遊動自在な状態で嵌入
係止せしめ、伝動ケ−ス20の動きが所期通りの動きと
なるように構成したものであるから、自在継手軸28の
折れ角に異常が生じることがなく、エンジン3の回転動
力を伝動ケ−ス20側へ支障無く伝えることができる。
【0016】しかも、モアデッキ2の後部空間内で上下
方向に移動する伝動ケ−ス20からピンが突出すること
なく、伝動ケ−ス20には単に薄いプレ−ト31が固着
されているのみであるから、伝動ケ−スにピンを固着し
、モアデッキ側に案内溝を形成した従来タイプのものに
比較してモアデッキ後部空間内を大きくする必要がなく
、伝動ケ−ス20を全体的にコンパクトに納めることが
できる。
方向に移動する伝動ケ−ス20からピンが突出すること
なく、伝動ケ−ス20には単に薄いプレ−ト31が固着
されているのみであるから、伝動ケ−スにピンを固着し
、モアデッキ側に案内溝を形成した従来タイプのものに
比較してモアデッキ後部空間内を大きくする必要がなく
、伝動ケ−ス20を全体的にコンパクトに納めることが
できる。
【0017】次に、図8乃至図10に基づいて、伝動ケ
−ス20下方を覆うカバ−29の変形例を説明する。鉄
製の筒体で形成されたロ−ラ12は芝や雑草の刈り取り
作業中に横方向にスリップすることがあり、この結果、
スリップした箇所だけ蛇行した刈り跡が残ることがある
。以下に説明するカバ−の構造は、こうした不具合が生
じないように、同時に伝動ケ−スの下部が土との接触に
よって摩耗をしないようにしたものである。図8はロ−
ラ12の外径よりもカバ−29の方が小さくなるように
したものである。
−ス20下方を覆うカバ−29の変形例を説明する。鉄
製の筒体で形成されたロ−ラ12は芝や雑草の刈り取り
作業中に横方向にスリップすることがあり、この結果、
スリップした箇所だけ蛇行した刈り跡が残ることがある
。以下に説明するカバ−の構造は、こうした不具合が生
じないように、同時に伝動ケ−スの下部が土との接触に
よって摩耗をしないようにしたものである。図8はロ−
ラ12の外径よりもカバ−29の方が小さくなるように
したものである。
【0018】即ち、左右の円筒体12a、12aよりも
伝動ケ−ス20の方が僅かに上方(h)に位置するよう
に構成し、草や芝あるいは土がこの空間内に入ることに
よって引っ掛り部を設け、ロ−ラ12の左右横方向への
移動を阻止しようとするものである。機体が横方向に僅
かに傾くような場所で草刈り作業を行なうとロ−ラ12
がスリップを起こし易くなるが、このような構成にする
ことによってロ−ラ12の円筒体12a、12aが芝や
土に引っ掛り易くなり、ロ−ラ12のスリップを防止で
きる。図9はカバ−29の断面形状を円弧状にしたもの
である。
伝動ケ−ス20の方が僅かに上方(h)に位置するよう
に構成し、草や芝あるいは土がこの空間内に入ることに
よって引っ掛り部を設け、ロ−ラ12の左右横方向への
移動を阻止しようとするものである。機体が横方向に僅
かに傾くような場所で草刈り作業を行なうとロ−ラ12
がスリップを起こし易くなるが、このような構成にする
ことによってロ−ラ12の円筒体12a、12aが芝や
土に引っ掛り易くなり、ロ−ラ12のスリップを防止で
きる。図9はカバ−29の断面形状を円弧状にしたもの
である。
【0019】図10は左右の円筒体12a、12a間の
隙間を埋めると共に、カバ−29が土等に直接当たるこ
とによって増える駆動抵抗を減じようとするものである
。この場合はカバ−29の下部に小さな回転体50が取
り付けてあり、作業中の駆動抵抗を減少させることがで
きる。
隙間を埋めると共に、カバ−29が土等に直接当たるこ
とによって増える駆動抵抗を減じようとするものである
。この場合はカバ−29の下部に小さな回転体50が取
り付けてあり、作業中の駆動抵抗を減少させることがで
きる。
【0020】
【発明の作用効果】以上説明したようにこの発明は、縦
型エンジン3のクランクシャフト4によって回転駆動さ
れる刈刃5の周囲を平面視略円形のモアデッキ2で覆い
、モアデッキ2の前後部を刈り高さ調整自在な車輪11
、11、12で支持し、後輪駆動軸18を軸支している
伝動ケ−ス20の入力軸24とエンジン3との間に動力
伝達軸28を介装して後輪12にエンジン3の回転動力
を伝達するように構成してなる歩行型芝刈機において、
前記モアデッキ2の後上部には水平横向きにピン37を
設け、伝動ケ−ス20には長孔33を有するガイド板3
1を前方へ向けて突設すると共に、この長孔33にピン
37を嵌入せしめ、伝動ケ−ス20を上下方向に所定の
軌跡を描いて移動させるべく構成したものであるから、
伝動ケ−ス20がモアデッキ2の後部空間内を移動する
際、動力伝達軸28に大きな負担が掛ることがなく、こ
の結果、この軸28を破損させるような問題は生じない
。
型エンジン3のクランクシャフト4によって回転駆動さ
れる刈刃5の周囲を平面視略円形のモアデッキ2で覆い
、モアデッキ2の前後部を刈り高さ調整自在な車輪11
、11、12で支持し、後輪駆動軸18を軸支している
伝動ケ−ス20の入力軸24とエンジン3との間に動力
伝達軸28を介装して後輪12にエンジン3の回転動力
を伝達するように構成してなる歩行型芝刈機において、
前記モアデッキ2の後上部には水平横向きにピン37を
設け、伝動ケ−ス20には長孔33を有するガイド板3
1を前方へ向けて突設すると共に、この長孔33にピン
37を嵌入せしめ、伝動ケ−ス20を上下方向に所定の
軌跡を描いて移動させるべく構成したものであるから、
伝動ケ−ス20がモアデッキ2の後部空間内を移動する
際、動力伝達軸28に大きな負担が掛ることがなく、こ
の結果、この軸28を破損させるような問題は生じない
。
【0021】また、従来装置のように伝動ケ−ス20に
はガイド用のピンが水平横向きに突設されていないから
モアデッキ2内に伝動ケ−ス20をコンパクトに納める
ことができる。
はガイド用のピンが水平横向きに突設されていないから
モアデッキ2内に伝動ケ−ス20をコンパクトに納める
ことができる。
【図1】歩行型芝刈機の全体側面図である。
【図2】片側のロ−ラを取り除いた要部の側面図である
。
。
【図3】標準の刈り高さにセットされたロ−ラ支持部の
調節状態を示す図である。
調節状態を示す図である。
【図4】最小の刈り高さにセットされたロ−ラ支持部の
調節状態を示す図である。
調節状態を示す図である。
【図5】最大の刈り高さにセットされたロ−ラ支持部の
調節状態を示す図である。
調節状態を示す図である。
【図6】一部を切り欠いた要部の背面図である。
【図7】要部の平面図である。
【図8】伝動ケ−ス下部を覆うカバ−とロ−ラとの関係
を示す背面断面図である。
を示す背面断面図である。
【図9】図8の変形例を示すものである。
【図10】図8の変形例を示し、回転体を取り付けた図
である。
である。
1 歩行型芝刈機
2 モアデッキ
3 縦型エンジン
5 刈刃
12 ロ−ラ
18 駆動軸
20 伝動ケ−ス
28 動力伝達軸(自在継手軸)
31 ガイド板(プレ−ト)
33 長孔
37 ピン
Claims (1)
- 【請求項1】縦型エンジン3のクランクシャフト4によ
って回転駆動される刈刃5の周囲を平面視略円形のモア
デッキ2で覆い、モアデッキ2の前後部を刈り高さ調整
自在な車輪11、11、12で支持し、後輪駆動軸18
を軸支している伝動ケ−ス20の入力軸24とエンジン
3との間に動力伝達軸28を介装して後輪12にエンジ
ン3の回転動力を伝達するように構成してなる歩行型芝
刈機において、前記モアデッキ2の後上部には水平横向
きにピン37を設け、伝動ケ−ス20には長孔33を有
するガイド板31を前方へ向けて突設すると共に、この
長孔33にピン37を嵌入せしめ、伝動ケ−ス20を上
下方向に所定の軌跡を描いて移動させるべく構成したこ
とを特徴とする歩行型芝刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP177691A JPH04234907A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 歩行型芝刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP177691A JPH04234907A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 歩行型芝刈機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04234907A true JPH04234907A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=11510980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP177691A Pending JPH04234907A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 歩行型芝刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04234907A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10959372B2 (en) | 2015-10-14 | 2021-03-30 | The Toro Company | Fixed head walk reel mower with a pivotally adjustable traction drum having different mowing positions |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP177691A patent/JPH04234907A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10959372B2 (en) | 2015-10-14 | 2021-03-30 | The Toro Company | Fixed head walk reel mower with a pivotally adjustable traction drum having different mowing positions |
US12022771B2 (en) | 2015-10-14 | 2024-07-02 | The Toro Company | Walk reel mower with pivotal shield |
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