JPH04234586A - 燃料を貯蔵タンクから自動車の内燃機関へと圧送するためのユニット - Google Patents
燃料を貯蔵タンクから自動車の内燃機関へと圧送するためのユニットInfo
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- JPH04234586A JPH04234586A JP3189677A JP18967791A JPH04234586A JP H04234586 A JPH04234586 A JP H04234586A JP 3189677 A JP3189677 A JP 3189677A JP 18967791 A JP18967791 A JP 18967791A JP H04234586 A JPH04234586 A JP H04234586A
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- pinion
- bearing sleeve
- tooth ring
- tooth
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 9
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 6
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/08—Feeding by means of driven pumps electrically driven
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/102—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料を貯蔵タンクから
自動車の内燃機関へと圧送するためのユニットであって
、歯車ポンプとして構成されたフィードポンプのための
電気式の駆動モータを備えており、フィードポンプがピ
ニオンと内周面に歯列を有する歯環とを有していて、該
歯環の歯数がピニオンの歯数よりも多く、歯環が、モー
タ電機子の回転軸線に対して同軸的に配置されたピニオ
ンに対して偏心的に配置されており、この結果ピニオン
の歯列の1範囲が歯環の歯列の1範囲と噛み合い、ピニ
オンの端面と歯環の端面とがそれぞれ壁に向けられてお
り、該壁が、ピニオンの歯列と歯環の歯列との間に設け
られたポンプ室を軸線方向で制限している形式のものに
関する。
自動車の内燃機関へと圧送するためのユニットであって
、歯車ポンプとして構成されたフィードポンプのための
電気式の駆動モータを備えており、フィードポンプがピ
ニオンと内周面に歯列を有する歯環とを有していて、該
歯環の歯数がピニオンの歯数よりも多く、歯環が、モー
タ電機子の回転軸線に対して同軸的に配置されたピニオ
ンに対して偏心的に配置されており、この結果ピニオン
の歯列の1範囲が歯環の歯列の1範囲と噛み合い、ピニ
オンの端面と歯環の端面とがそれぞれ壁に向けられてお
り、該壁が、ピニオンの歯列と歯環の歯列との間に設け
られたポンプ室を軸線方向で制限している形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】ピニオンが回転連行体を介して電気式駆
動モータの電機子軸と結合されているこのようなユニッ
トは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3437021
号明細書に基づき公知である。この公知の形式によるユ
ニットでは、そのために駆動軸が、ユニットケーシング
と固く結合されているプレートを貫通して延びており、
このプレートにはポンプ室のための一方の制限壁が構成
されている。他方の壁からはピニオンのためのジャーナ
ルが突出している。さらに歯環がリングの内部において
案内されていて、このリングは両壁を予め規定された相
互間隔に保つために働く。この場合、公知の形式のフィ
ードユニットにおいて歯環が前フィードポンプとして働
く流体ポンプのフィード部分として構成されているとい
うことはこの関連においては全く重要でない。
動モータの電機子軸と結合されているこのようなユニッ
トは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3437021
号明細書に基づき公知である。この公知の形式によるユ
ニットでは、そのために駆動軸が、ユニットケーシング
と固く結合されているプレートを貫通して延びており、
このプレートにはポンプ室のための一方の制限壁が構成
されている。他方の壁からはピニオンのためのジャーナ
ルが突出している。さらに歯環がリングの内部において
案内されていて、このリングは両壁を予め規定された相
互間隔に保つために働く。この場合、公知の形式のフィ
ードユニットにおいて歯環が前フィードポンプとして働
く流体ポンプのフィード部分として構成されているとい
うことはこの関連においては全く重要でない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題は
、冒頭に述べた形式のユニットを改良して、従来のユニ
ットにおける上述の欠点を取り除くことである。
、冒頭に述べた形式のユニットを改良して、従来のユニ
ットにおける上述の欠点を取り除くことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の構成では、ピニオンがモータ電機子と回動
不能に結合されていて、モータ電機子に隣接している一
方の壁がカバープレートに配置されており、該カバープ
レートが歯環と回動不能に結合されている。
に、本発明の構成では、ピニオンがモータ電機子と回動
不能に結合されていて、モータ電機子に隣接している一
方の壁がカバープレートに配置されており、該カバープ
レートが歯環と回動不能に結合されている。
【0005】
【発明の効果】本発明によるユニットにはこれに対して
、スペーサーとして働く歯環のガイドリングを省くこと
ができるという利点がある。さらにピニオンの支承形式
もまた簡単になる。なぜならば、ピニオンとモータ電機
子とを直接結合させることにより、これまで必要であっ
た、回転軸線に対して同軸のピニオン支承部がもはや不
要となるからである。本発明によるフィードユニットの
別の利点は実施例に記載されている。
、スペーサーとして働く歯環のガイドリングを省くこと
ができるという利点がある。さらにピニオンの支承形式
もまた簡単になる。なぜならば、ピニオンとモータ電機
子とを直接結合させることにより、これまで必要であっ
た、回転軸線に対して同軸のピニオン支承部がもはや不
要となるからである。本発明によるフィードユニットの
別の利点は実施例に記載されている。
【0006】請求項2以下に記載された構成により、請
求項1に記載されたフィードユニットのさらに有利な構
成が可能となる。
求項1に記載されたフィードユニットのさらに有利な構
成が可能となる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面につき詳しく説
明する。
明する。
【0008】図1には燃料フィードユニット12が配置
された燃料タンクが示されている。燃料フィードユニッ
ト12の圧送管片14に、内燃機関18に通じる圧送導
管16が接続している。内燃機関の運転中、燃料フィー
ドユニット12は燃料を燃料タンク10から内燃機関1
8に圧送する。
された燃料タンクが示されている。燃料フィードユニッ
ト12の圧送管片14に、内燃機関18に通じる圧送導
管16が接続している。内燃機関の運転中、燃料フィー
ドユニット12は燃料を燃料タンク10から内燃機関1
8に圧送する。
【0009】図2から明らかなように、燃料フィードユ
ニット12は管状のケーシング部分13を有しており、
このケーシング部分の両管開口がそれぞれ1つのケーシ
ング蓋によって閉鎖されている(図2にはそのうちの1
つのケーシング蓋17だけが示されている)。これによ
ってケーシング13,17によって取り囲まれた室19
が形成され、この室には電気式の駆動モータ20と符号
22で示されたフィードポンプとが配置されている。ケ
ーシング蓋17は燃料タンク10に開口している吸込み
管片24を有している。ここに述べられている実施例に
よる燃料フィードユニット12はただ1つのポンプ段だ
けを有しており、この1つのポンプ段について本発明は
説明される。しかしながら、本発明の本質からはずれる
ことなくこの1つのポンプ段に別のポンプ段を前置また
は後置するということは容易に可能である。しかしなが
ら、この1つのポンプ段に別のポンプ段が前置されてい
ると有利である。それというのは本発明による構成はこ
のことを容易に可能にするからである。
ニット12は管状のケーシング部分13を有しており、
このケーシング部分の両管開口がそれぞれ1つのケーシ
ング蓋によって閉鎖されている(図2にはそのうちの1
つのケーシング蓋17だけが示されている)。これによ
ってケーシング13,17によって取り囲まれた室19
が形成され、この室には電気式の駆動モータ20と符号
22で示されたフィードポンプとが配置されている。ケ
ーシング蓋17は燃料タンク10に開口している吸込み
管片24を有している。ここに述べられている実施例に
よる燃料フィードユニット12はただ1つのポンプ段だ
けを有しており、この1つのポンプ段について本発明は
説明される。しかしながら、本発明の本質からはずれる
ことなくこの1つのポンプ段に別のポンプ段を前置また
は後置するということは容易に可能である。しかしなが
ら、この1つのポンプ段に別のポンプ段が前置されてい
ると有利である。それというのは本発明による構成はこ
のことを容易に可能にするからである。
【0010】燃料フィードユニット12の燃料フィード
ポンプ22はいわゆる内歯車ポンプである。このポンプ
はピニオン26を有しており、このピニオンは中心孔2
8で支承スリーブ30に支承されている。支承スリーブ
30は、モータ電機子の一部である電機子軸34の延長
部32に回動不能に取り付けられている。ピニオン26
の歯列33は歯環36の対応歯列35とかみ合っており
、この場合歯列35は歯環36の内周面に配置されてい
る(図4参照)。図3と図4とに示されているように、
ピニオン26は電機子軸34の回転軸線に対して、つま
り電機子軸34の延長部32の回転軸線に対して偏心し
て配置されている。歯列33と35との係合は、歯環3
6がピニオン26に対して偏心的に組み付けられること
により得られる。この偏心率は図4に符号38で示され
ている。図4はさらに、ほぼ鎌状のポンプ室40が両歯
列33と35との間に生じている様子を示している。図
4に矢印42で示されている回転方向に基づいて、ケー
シング蓋17は腎臓形の吸込み開口44を有しており、
この吸込み開口は図3においては断面図で示されている
。回転方向で見て吸込み開口44の後ろ側において、ケ
ーシング蓋17には圧送通路46が配置されている。こ
の圧送通路46は、回転方向(矢印42)で見て後ろ側
に位置している、内歯車ポンプ22の圧力範囲と、ケー
シング13,17によって取り囲まれた、燃料フィード
ユニット12の室19とを接続しており、この室19に
おいてはフィードユニットの運転中に吐出圧が形成され
ている。ケーシング蓋17は内壁48を有しており、こ
の内壁にはピニオン26と歯環36とが一方の端面で接
触している。歯環36の別の端面には環状のカバープレ
ート52が固定されており(図3参照)、このカバープ
レートは歯環36と回動不能に有利には溶接によって結
合されている。このような溶接継ぎ目は図3において符
号54で示されている。カバープレート52には歯環3
6の端面50に向けられた壁56が設けられており、こ
の壁にはピニオン26の別の端面が接触している。従っ
てケーシング蓋17もしくはカバープレート52の壁4
8;56は、電機子軸34,32の回転軸線の方向でポ
ンプ室40を制限している。本実施例においては、支承
スリーブ30とピニオン26との回動不能な結合は、支
承スリーブがピニオン26の内側で終わっていることに
より得られる。これによって、環状の円板60を配置す
るためのスペースが支承スリーブ30とケーシング蓋1
7との間に形成される。電機子軸34の延長部32はピ
ニオン26と円板60とを貫通し、ケーシング蓋17内
に配置された支承スリーブ62内においてガイドされて
いる。円板60は支承スリーブ30に対して突出してい
る連行体64を有していて、この連行体64はスリーブ
の適当な受容部66内に突入しており、この受容部は支
承スリーブ30から、ボスとも呼ばれるピニオン26の
内側の範囲内にまで延びている。円板60に複数の連行
体を配置することも可能である。この場合これらの連行
体はそれぞれもちろんまた適当な受容部に配属され得る
。支承スリーブ30からピニオン26に連行体が延びて
いる様子は図4に明示されている。図3からさらに明ら
かなように、円板60の直径は支持スリーブ30の直径
よりも大であり、連行体64は円板60の孔から円板の
外側の縁部にまで延びている。
ポンプ22はいわゆる内歯車ポンプである。このポンプ
はピニオン26を有しており、このピニオンは中心孔2
8で支承スリーブ30に支承されている。支承スリーブ
30は、モータ電機子の一部である電機子軸34の延長
部32に回動不能に取り付けられている。ピニオン26
の歯列33は歯環36の対応歯列35とかみ合っており
、この場合歯列35は歯環36の内周面に配置されてい
る(図4参照)。図3と図4とに示されているように、
ピニオン26は電機子軸34の回転軸線に対して、つま
り電機子軸34の延長部32の回転軸線に対して偏心し
て配置されている。歯列33と35との係合は、歯環3
6がピニオン26に対して偏心的に組み付けられること
により得られる。この偏心率は図4に符号38で示され
ている。図4はさらに、ほぼ鎌状のポンプ室40が両歯
列33と35との間に生じている様子を示している。図
4に矢印42で示されている回転方向に基づいて、ケー
シング蓋17は腎臓形の吸込み開口44を有しており、
この吸込み開口は図3においては断面図で示されている
。回転方向で見て吸込み開口44の後ろ側において、ケ
ーシング蓋17には圧送通路46が配置されている。こ
の圧送通路46は、回転方向(矢印42)で見て後ろ側
に位置している、内歯車ポンプ22の圧力範囲と、ケー
シング13,17によって取り囲まれた、燃料フィード
ユニット12の室19とを接続しており、この室19に
おいてはフィードユニットの運転中に吐出圧が形成され
ている。ケーシング蓋17は内壁48を有しており、こ
の内壁にはピニオン26と歯環36とが一方の端面で接
触している。歯環36の別の端面には環状のカバープレ
ート52が固定されており(図3参照)、このカバープ
レートは歯環36と回動不能に有利には溶接によって結
合されている。このような溶接継ぎ目は図3において符
号54で示されている。カバープレート52には歯環3
6の端面50に向けられた壁56が設けられており、こ
の壁にはピニオン26の別の端面が接触している。従っ
てケーシング蓋17もしくはカバープレート52の壁4
8;56は、電機子軸34,32の回転軸線の方向でポ
ンプ室40を制限している。本実施例においては、支承
スリーブ30とピニオン26との回動不能な結合は、支
承スリーブがピニオン26の内側で終わっていることに
より得られる。これによって、環状の円板60を配置す
るためのスペースが支承スリーブ30とケーシング蓋1
7との間に形成される。電機子軸34の延長部32はピ
ニオン26と円板60とを貫通し、ケーシング蓋17内
に配置された支承スリーブ62内においてガイドされて
いる。円板60は支承スリーブ30に対して突出してい
る連行体64を有していて、この連行体64はスリーブ
の適当な受容部66内に突入しており、この受容部は支
承スリーブ30から、ボスとも呼ばれるピニオン26の
内側の範囲内にまで延びている。円板60に複数の連行
体を配置することも可能である。この場合これらの連行
体はそれぞれもちろんまた適当な受容部に配属され得る
。支承スリーブ30からピニオン26に連行体が延びて
いる様子は図4に明示されている。図3からさらに明ら
かなように、円板60の直径は支持スリーブ30の直径
よりも大であり、連行体64は円板60の孔から円板の
外側の縁部にまで延びている。
【0011】図3と図4とから明らかなように、支承ス
リーブ30はカバープレート52の孔70を貫通してお
り、この孔の中心は歯環36の回転軸線に対して同軸的
に位置している。この孔70の直径は、支承スリーブ3
0の直径と、ピニオン26と歯環36との間の偏心率3
8の寸法との和に等しい。このことは図4において一点
鎖線で示された孔70によって明示されている。孔70
はIV−IV線の断面の位置に基づき客観的には見えな
いが、しかしながらこの孔の配置を示すことは本発明の
理解に役立つ。さらに、支承スリーブ30には固定肩部
72が設けられており、この固定肩部は、歯環36とカ
バープレート52との過度の軸方向の摺動を防止してい
る。フィードユニットの運転中に歯車ポンプ22は吸込
み開口44を介して燃料を燃料タンクから吸い込み、こ
の燃料を圧送通路46を介して室19内に圧送する。構
成部分36,52の軸方向遊びがごくわずかであっても
、構成部分36,52を矢印74の方向に押圧してピニ
オン26と共にケーシング蓋17の壁48に当て付ける
ために十分な圧力が、室19において形成される。従っ
て、燃料が圧送管片14から流出し、導管16を介して
内燃機関18に達するまで、燃料が貫流する室19内の
圧力がさらに上昇する。
リーブ30はカバープレート52の孔70を貫通してお
り、この孔の中心は歯環36の回転軸線に対して同軸的
に位置している。この孔70の直径は、支承スリーブ3
0の直径と、ピニオン26と歯環36との間の偏心率3
8の寸法との和に等しい。このことは図4において一点
鎖線で示された孔70によって明示されている。孔70
はIV−IV線の断面の位置に基づき客観的には見えな
いが、しかしながらこの孔の配置を示すことは本発明の
理解に役立つ。さらに、支承スリーブ30には固定肩部
72が設けられており、この固定肩部は、歯環36とカ
バープレート52との過度の軸方向の摺動を防止してい
る。フィードユニットの運転中に歯車ポンプ22は吸込
み開口44を介して燃料を燃料タンクから吸い込み、こ
の燃料を圧送通路46を介して室19内に圧送する。構
成部分36,52の軸方向遊びがごくわずかであっても
、構成部分36,52を矢印74の方向に押圧してピニ
オン26と共にケーシング蓋17の壁48に当て付ける
ために十分な圧力が、室19において形成される。従っ
て、燃料が圧送管片14から流出し、導管16を介して
内燃機関18に達するまで、燃料が貫流する室19内の
圧力がさらに上昇する。
【0012】これまで述べた利点の他に、本発明による
構成では、公知の内歯車ポンプと比べてさらに以下のよ
うな利点がある。
構成では、公知の内歯車ポンプと比べてさらに以下のよ
うな利点がある。
【0013】互いに噛み合う両歯車26,32の高さは
、同じ作業工程で製作することが可能である。両歯車の
高さが同じであることだけが重要である。絶対寸法は必
要でない。歯環36とカバープレート52とを後で結合
することによって、個々の部分は簡単な方法で製作され
得る。このことは、歯環36の歯列に対して同心的に配
置されている孔70の配置にもあてはまる。孔70にお
いては、支承スリーブ30の周面との線状の接触が常に
得られる。この線は内歯車ポンプ22の運動中常に電機
子軸34の回転軸線のまわりを回る。別の利点として、
ピニオンが軸方向の遊びがないように壁48,56の間
に配置されている点があげられる。これにより極めて良
好なハイドロリック的な効率が生じる。両壁の間のスペ
ーサとして働くガイドリングを節約することによって、
ポンプ室の性能ひいては吐出力を著しく高めることがで
き、この場合これによってフィードポンプのための所要
スペースが増大することはない。歯車ポンプの無圧の運
転において歯環が過大に偏位するのを防止するために、
必要に応じて歯環の外輪郭に支持部材80を、例えばケ
ーシング蓋17への圧入により取り付けてもよい。 また、モータ電機子が軸方向でケーシング蓋17に支持
されていると有利である。なぜならばリング60に、ケ
ーシング蓋17の材料と良好な摺動協力関係を構成する
材料が選択され得るからである。
、同じ作業工程で製作することが可能である。両歯車の
高さが同じであることだけが重要である。絶対寸法は必
要でない。歯環36とカバープレート52とを後で結合
することによって、個々の部分は簡単な方法で製作され
得る。このことは、歯環36の歯列に対して同心的に配
置されている孔70の配置にもあてはまる。孔70にお
いては、支承スリーブ30の周面との線状の接触が常に
得られる。この線は内歯車ポンプ22の運動中常に電機
子軸34の回転軸線のまわりを回る。別の利点として、
ピニオンが軸方向の遊びがないように壁48,56の間
に配置されている点があげられる。これにより極めて良
好なハイドロリック的な効率が生じる。両壁の間のスペ
ーサとして働くガイドリングを節約することによって、
ポンプ室の性能ひいては吐出力を著しく高めることがで
き、この場合これによってフィードポンプのための所要
スペースが増大することはない。歯車ポンプの無圧の運
転において歯環が過大に偏位するのを防止するために、
必要に応じて歯環の外輪郭に支持部材80を、例えばケ
ーシング蓋17への圧入により取り付けてもよい。 また、モータ電機子が軸方向でケーシング蓋17に支持
されていると有利である。なぜならばリング60に、ケ
ーシング蓋17の材料と良好な摺動協力関係を構成する
材料が選択され得るからである。
【図1】本発明によるフィード装置を燃料貯蔵タンク及
び内燃機関と共に示した原理図である。
び内燃機関と共に示した原理図である。
【図2】フィード装置の一部である本発明によるフィー
ドユニットを一部断面して示した拡大図である。
ドユニットを一部断面して示した拡大図である。
【図3】図2において一点鎖線で囲まれた範囲を拡大し
て示した図であって、図4のIII−III線に沿った
縦断面図である。
て示した図であって、図4のIII−III線に沿った
縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿って断面したフィード
ポンプの横断面図である。
ポンプの横断面図である。
10 燃料タンク
12 燃料フィードユニット
13 ケーシング部分
14 圧送管片
16 圧送導管
17 ケーシング蓋
18 内燃機関
19 室
20 駆動モータ
22 燃料フィードポンプ
24 吸込み管片
26 ピニオン
28 中心孔
30 支承スリーブ
32 延長部
33 歯列
34 電機子軸
35 対応歯列
36 歯環
38 偏心率
40 ポンプ室
42 矢印
44 吸込み開口
46 圧送通路
48 壁
50 端面
52 カバープレート
54 溶接継ぎ目
56 壁
60 円板
62 支承スリーブ
64 連行体
66 受容部
70 孔
72 固定肩部
74 矢印
80 支持部材
Claims (9)
- 【請求項1】 燃料を貯蔵タンクから自動車の内燃機
関へと圧送するためのユニットであって、歯車ポンプと
して構成されたフィードポンプのための電気式の駆動モ
ータを備えており、フィードポンプがピニオンと内周面
に歯列を有する歯環とを有していて、該歯環の歯数がピ
ニオンの歯数よりも多く、歯環が、モータ電機子の回転
軸線に対して同軸的に配置されたピニオンに対して偏心
的に配置されており、この結果ピニオンの歯列の1範囲
が歯環の歯列の1範囲と噛み合い、ピニオンの端面と歯
環の端面とがそれぞれ壁に向けられており、該壁が、ピ
ニオンの歯列と歯環の歯列との間に設けられたポンプ室
を軸線方向で制限している形式のものにおいて、ピニオ
ン(26)がモータ電機子と回動不能に結合されていて
、モータ電機子に隣接している一方の壁(56)がカバ
ープレート(52)に配置されており、該カバープレー
ト(52)が歯環(36)と回動不能に結合されている
ことを特徴とするユニット。 - 【請求項2】 ピニオン(26)が電気式モータ(2
0)の電機子軸(34)の延長部(32)に配置されて
おり、該延長部がピニオン(26)を貫通して、自由な
端部で他方の壁(17)に支持されている、請求項1記
載のユニット。 - 【請求項3】 他方の壁(17)が、歯車ポンプ(2
2)に前置された前ポンプ段のポンプ室の一部である、
請求項2記載のユニット。 - 【請求項4】 ピニオン(26)が支承スリーブ(3
0)と回動不能に結合されており、該支承スリーブが電
機子軸(34)の延長部(32)に回動不能に取り付け
られている、請求項2又は3記載のユニット。 - 【請求項5】 支承スリーブ(30)がピニオン(2
6)からカバープレート(52)の孔(70)を貫いて
モータ電機子に向かって延びており、孔(70)の中心
が歯環(36)の回転軸線に対して同軸的に位置してお
り、孔(70)の直径が、支承スリーブ(30)の直径
の寸法と、ピニオン(26)と歯環(36)との間の偏
心率(38)の寸法との和に等しい、請求項4記載のユ
ニット。 - 【請求項6】 支承スリーブ(30)がピニオン(2
6)の内部において終わっていて、これにより生じる支
承スリーブ(30)の端面と該支承スリーブに向けられ
た壁(48)との間に、環状の円板(60)が配置され
ており、該円板が軸方向に張り出している少なくとも1
つの連行体(64)と共に適当な受容部(66)内に突
入しており、該受容部が支承スリーブ(30)からピニ
オン(26)のボスにまで延びている、請求項4又は5
記載のユニット。 - 【請求項7】 円板(60)の直径が支承スリーブ(
30)の直径よりも大きく、連行体(64)が円板の孔
から円板(60)の外側縁部にまで達している、請求項
6記載のユニット。 - 【請求項8】 カバープレート(52)が歯環(36
)と溶接されている、請求項1から7までのいずれか1
項記載のユニット。 - 【請求項9】 モータ電機子から離れている他方の壁
(48)がユニットケーシング(13,17)の一部で
あるケーシング蓋(17)に配置されており、該ケーシ
ング蓋が、燃料タンク(10)に開口している吸込み開
口(44)と、ポンプ室(40)をフィードユニット(
12)の圧力室(19)に接続している圧送通路(46
)とを有している、請求項1から8までのいずれか1項
記載のユニット。
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