JPH042344A - 紙おむつおよびその製造方法 - Google Patents

紙おむつおよびその製造方法

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JPH042344A
JPH042344A JP2104177A JP10417790A JPH042344A JP H042344 A JPH042344 A JP H042344A JP 2104177 A JP2104177 A JP 2104177A JP 10417790 A JP10417790 A JP 10417790A JP H042344 A JPH042344 A JP H042344A
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JP
Japan
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liquid
web
flange
sheet
shape
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JP2104177A
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English (en)
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Takeshi Saeki
健 佐伯
Toshifumi Saeki
佐伯 俊史
Mitsuru Ishibashi
満 石橋
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Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、丁字形に成形された紙おむつおよびその製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
紙おむつとして提供されているものには、完全にパンツ
型に成形されたもののほか、近年は特に幼児用としては
砂時計形のものが主流である。
これに対して、丁字形に成形されるものも、特開昭46
−1476号公報において公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
一方、大人用紙おむつにおいては、排尿量が多い関係で
、丁字形に成形して吸収量を多くすることが好ましい。
しかし、前記丁字形に成形される紙おむつの製造は、た
とえば帯状の不織布材料等のウェブをその搬送する過程
で、必要部分を裁断して丁字形に成形するため、カット
部分すなわち材料ロスが多く不経済であった。また、製
造の際ににおいて、少なくとも前記丁字形状のフランジ
長さより広幅のラインが必要となるためその製造機械が
大型となる問題点があった。また、吸収体を構成するに
際しての綿状パルプ積繊量を、ウェブ部分とフランジ部
分とで異ならせることは、多層構造を採らない限り困難
であった。さらには、たとえばT字のフランジ部分とウ
ェブ部分にそれぞれ横洩れあるいは装着用のために弾性
伸縮材をフランジ方向およびこれと直交するウェブ方向
に配設したい場合があるが、一般に前記弾性伸縮材は製
造ラインの送り方向に沿って取付けられるため、直交す
る二方向に配設される場合には、二方向にライン送りし
て前記弾性伸縮材を取付ける必要があり製造上困難であ
るとともに、付加設備を必要とするため製造上のロスが
生じる問題点があった。
そこで本発明の課題は、丁字形紙おむつの製造が容易で
あるとともに、前記各問題点を悉く解消し得る丁字形紙
おむつおよびその製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題は、紙おむつの構造的には、不透液性シートと
透液性シートとにより吸収体を包被した実質的に丁字形
紙おむつであって、T字中央部のウェブ部分とその両側
のフランジ部分とにそれぞれ分割された状態で、フラン
ジ部分がウェブ部分の両側に接合されていることで解決
できる。
また、本発明の製造方法は、不透液性ンートと透液性シ
ートとにより吸収体を包被した実質的に丁字形紙おむつ
を製造するに際して、T字中央部のウェブ部分およびそ
の両側のフランジ部分のそれぞれの不透液性シートおよ
び透液性シートを所定形状に切断した後、フランジ部分
をウェブ部分の両側に接合することを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
本発明においては、T字を構成する部分をT字中央部の
ウェブ部分とその両側のフランジ部分とに三分割されて
いるため、前記各分割片はそれぞれ独立的に製造するこ
とができる。したがって、不要部分を極力少なくするこ
とができ材料ロスを大幅に低減することができる。また
、各分割片の幅にに合わせた製造機械で済むため、前記
製造機械を小型化することができる。さらには、分割片
ごとに各吸収体を構成する綿状パルプの積繊量を任意に
調節しながら容易に異ならせることができる。
また、弾性伸縮材をフランジ方向およびこれと直交する
ウェブ方向に配設する場合にも、各分割片は別々のライ
ンで製造されることとなり、ライン一方向のみの取付け
となるため、製造上容易となるとともに製造上のロスが
ない。
〔発明の具体的な構成〕
以下本発明を図面に示す実施例に基づき詳説する。なお
、本実施例は主に大人用とされるが、幼児用としても適
用できる。
本発明の紙おむつは、主にポリエチレン等からなる不透
液性シートIA〜ICと不織布等からなる透液性シート
2A〜2Cと前記不透液性シートと前記透液性シートと
の間に介在されたある程度の剛性を有する綿状パルプ等
からなる吸収体3A〜3Dとより構成される。なお、こ
の構成自体は公知である。
本発明における紙おむつにおいては、丁字形紙おむつが
各分割片が略方形となるように分割されていることを発
明の要旨とする。具体的には、T字の左右フランジ分割
片20.22とウェブ分割片21とに三分割されている
。製造に際しては、各分割片20.21.22は別々に
製造され、最後にホットメルト接着剤等により接合され
丁字形状に構成される。
以下、詳細に構成について説明する。
ウェブ分割片21は、略方形を成し図面上方部分が後身
頃となり、図面下方部分が装着者の股間を跨ぐ前身頃と
なる。なお、前記後身頃と前身頃との中間部分、すなわ
ち股下領域には装着性を考慮して若干幅細となっている
前記股下領域から前身頃に至る部分のウェブ分割片21
の側方は吸収体3Bが介在されないフラップFが形成さ
れている。フラップF部分は不透液性シートIBと透液
性シート2Bとが相互にホットメルト接着剤等により固
着された部分である。
前記股下領域部分のフラップF部分には、股下部弾性伸
縮材6a、6bがウェブ分割片21の長手方向に沿って
配設されている。
前記股下部弾性伸縮材6a、6bは少なくとも1本、好
ましくは図示されるように複数本がウェブ分割片21の
長手方向に沿って介在されるとともに、不透液性シート
IBおよび透液性シート2Bの少なくとも一方と、図示
例では不透液性シー1−IBとホットメルト接着剤によ
り一体化されている。なお、前記股下部弾性伸縮材6a
、6bはある程度伸長された状態で前記不透液性シート
IBおよび透液性シート2Bに対して固着されるため、
固着後においてはその収縮復元力によりこの部分にはギ
ヤザー(ひだ)が形成され、股下部分からの横洩れを防
ぐようになっている。
一方、ウェブ分割片21の上方側縁においても、吸収体
3Bが介在されず、不透液性シートIBと透液性シート
2Bとがホットメルト接着剤により相互に固着されてフ
ラップFが形成されている。
前記フラップF部分の不透液性シートlBと透液性シー
ト2Bとの間には腰部弾性伸縮材4bが介装され、前記
不透液性シートIBと一体固着されてギヤザーが形成さ
れるようになっており、尿の前後漏れを防止するととも
に、装着時の腰ハンドとして機能(、でいる。かかる腰
バンドはウェブ分割片21の下方側縁においても設ける
ことができる。
他方、前記不透液性シー1−IBと前記透液性シート2
Bとの間には吸収体3Bが配設されるが、その後身頃部
分には第3図に示されるように、棲たきり老人の場合に
は尿が排泄部から背中側に流れることからポリマー混合
の綿状パルプからなる吸収体3Dがさらに積層され二重
構造となっている。
前記吸収体3Bの下方縁の不透液性シー1−IBとの境
界部には、前記境界部を跨がる幅をもって、水平方向に
ポリエチレンなどからなる不透液性帯9が透液性シート
2Bと不透液性シートIBとの間に介装されており、吸
収体3Bからさらに透液性シート2Bに浸透しようとす
る尿を阻止するようになっている。
また、吸収体3Bと透液性シート2Bとの間、吸収体3
Bと吸収体3Dとの間、および吸収体3Dと不透液性シ
ート2Bとの間にはそれぞれ吸収紙10Bが介装され吸
収効果の向上が図られている。
なお、ウェブ分割片21の前身頃部分の両側部に設けら
れた8a、8bは止着テープである。
次に、丁字形紙おむつの両フランジ分割片20.22に
ついて述べる。なお、前記フランジ分割片20.22は
共に対称であるため、説明はフランジ分割片20につい
て行う。
フランジ分割片20も、前記ウェブ分割片21と同様に
略方形を成しており、ウェブ分割片21との接合部11
A以外の周囲には、吸収体3Aが介装されずに、透液性
シート2Aと不透液性シートIAとがホットメルト接着
剤等により相互に固着されたフラップFが形成されてい
る。
前記フラップFの腰部部分には、腰部弾性伸縮材4aお
よび大腿部弾性伸縮材5aが配設されているとともに、
その大腿部側には、着用者の体型に密着するように湾曲
型のカットが施されている。
前記弾性伸縮材4a、5aは少なくとも1本、好ましく
は図示されるように複数本が介装されるとともに、不透
液性シートIAおよび透液性シート2Aの少なくとも一
方と、図示例では不透液性シートIAとホットメルト接
着剤により一体化されている。前記弾性伸縮材4a、5
aはある程度伸長された状態で前記不透液性シートIA
に対し固着されるため、固着後においてこの部分にはそ
の収縮復元力によりギヤザーが形成され、横洩れを阻止
するようになっている。
一方、前記7ランジ分割片20部分に配設される吸収体
3Aは、第2図に示されるように後身頃から腰部に至る
部分については、ポリマー混合の綿状パルプ3Aaより
構成されており、さらに前身頃に至る部分は、単に綿状
パルプ3Abより構成されるとともに最縁端部分はパル
プ材の厚さが薄くなっている。また、吸収体3Aの上面
側および下面側にはそれぞれ吸収紙10Aが介装されて
いる。
なお、フランジ分割片22の側端部に設けられた7a、
7bは、止着テープである。
以上説明したウェブ分割片21およびフランジ分割片2
0.22の製造に際しては、各分割片20.21.22
はそれぞれ独立的に製造され、最終製造工程において各
分割片は接合部分11A、11Bがホットメルト接着剤
等により固着され丁字形に構成される。具体的には、第
2図に示されるようにフランジ分割片20.22とウェ
ブ分割片21の透液性シート2A〜2C同士とが、およ
び不透液性シートIA〜IC同士とが互いに重ね代をも
って接着されている。
前記したように各分割片20.21.22がほぼ方形を
成し独立的に製造されるため、フランジ分割片20.2
2およびウェブ分割片21に配設される弾性伸縮材4a
〜4c15a、5b、6a、6aは全て製造ライン方向
のみの取付けとなるため、その取付けが極めて容易とな
り製造上のロスもでない。また、各分割片20.21,
22はほぼ方形を成しているため、その裁断部分が少な
くて済み材料ロスを減少させることができる。また、各
分割片20.21.22において吸収体を構成する綿状
バルブの積繊量を容易に調節することができる。さらに
、実施例に示されるようにウェブ分割片21に後身頃部
分を多く、また前身頃部分を少なくすることの他、各分
割片20.21.22間においてその厚さを任意に変え
ることができる。
他方、フランジ分割片20.22とウェブ分割片21の
吸収体3A〜3Cは前記接合部]IA、11Bにおいて
分離されているため、尿などの浸透を阻止することがで
きるとともに、前記接合部11A、IIBでの折り加工
がし易くなる。
なお、フランジ分割片20.22とウェブ分割片21の
吸収体3A〜3Cは、個別の製造ラインにおいて配置し
、透液性シートと不透液性シートとにより包被した状態
で、接合するのが製造ライン幅を短くする上で好ましい
けれども、単に材料ロスの点からは、透液性シートおよ
び不透液性シー1−は、個別に裁断した上で、たとえば
不透液性シート群を丁字形に接合した後、吸収体を丁字
形に積繊し、続いてその上に、透液性シート群を1字形
になるように接合して、最終的に丁字形紙おむつを得る
こともでき、係る態様も本発明の要旨内である。
〔発明の効果〕
以上詳説(7たように本発明によれば、材料ロスが少な
くて済むとともに、その製造機械を小型化できる。また
、各パーツが独立的に製造されるため、フラップ部分に
介装される弾性伸縮材の取付けが容易である。さらには
吸収体の積繊量の調整も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る紙おむ・つの展開状態平面図、第
2図は第1図の■−■矢視図、第3図は第1図の■−■
矢視図、第4図は第1図のIV−IV矢視図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不透液性シートと透液性シートとにより吸収体を
    包被した実質的にT字形紙おむつであって、T字中央部
    のウェブ部分とその両側のフランジ部分とにそれぞれ分
    割された状態で、フランジ部分がウェブ部分の両側に接
    合されていることを特徴とする紙おむつ。
  2. (2)不透液性シートと透液性シートとにより吸収体を
    包被した実質的にT字形紙おむつを製造するに際して、 T字中央部のウェブ部分およびその両側のフランジ部分
    のそれぞれの不透液性シートおよび透液性シートを所定
    形状に切断した後、フランジ部分をウェブ部分の両側に
    接合することを特徴とする紙おむつの製造方法。
JP2104177A 1990-04-19 1990-04-19 紙おむつおよびその製造方法 Pending JPH042344A (ja)

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