JPH04233986A - ホツトメルト感圧接着剤組成物 - Google Patents

ホツトメルト感圧接着剤組成物

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JPH04233986A
JPH04233986A JP3233733A JP23373391A JPH04233986A JP H04233986 A JPH04233986 A JP H04233986A JP 3233733 A JP3233733 A JP 3233733A JP 23373391 A JP23373391 A JP 23373391A JP H04233986 A JPH04233986 A JP H04233986A
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copolymer
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George Wyatt Prejean
ジヨージ・ワイアツト・プレジーン
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • C09J123/00Adhesives based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J123/02Adhesives based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Adhesives based on derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C09J123/04Homopolymers or copolymers of ethene
    • C09J123/08Copolymers of ethene

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、溶融物として基材に適用しうる
感圧接着剤に関し、更に詳細にはエチレン及びアクリル
酸n−ブチル及び随時アクリル酸又はメタクリル酸の共
重合体並びにそのような酸共重合体のイオノマーに基づ
くそのような接着剤に関する。
【0002】ホットメルト感圧接着剤(HMPSA)は
今日最も広く使用されている種類の接着剤の1つである
。それは典型的には溶融物として基材上にコーテイング
され、そして得られる接着剤コーテイングは室温におい
て感圧接着剤として働く。基材は紙、金属、ホイル、プ
ラスチックなどであってよく、HMPSAでコーテイン
グした時テープ、ラベル、床の覆い、本のバインダー及
びホットメルト密封剤として有用である。HMPSAは
金属、プラスチック、木又は他の材料の接着に対しても
使用しうる。
【0003】スチレン−イソプレンのブロック共重合体
はHMPSAに使用されてきた。しかしこれらの接着剤
はブロック共重合体の性質に由来する熱、酸化、及びU
Vに対する安定性及び耐油性に欠ける。
【0004】エチレン酢酸ビニル(EVA)共重合体は
ホットメルト接着剤(HMA)として使用されてきた。 これらの共重合体は、それにもかかわらずいくつかの理
由のためにHMPSA接着剤組成物において殆んど商業
的に受け入れられていない。第一にEVAは透過性基材
中に及びそれを通して、特に僅かに昇温度下にブリード
する傾向がある。第二にEVAは熱的安定性に関して公
知の欠点有する。ボラード(Ballard)による米
国特許第4,338,227号は、ブリードの問題を回
避するために及び接着剤の50〜60℃における冷時の
流れを減ずるために架橋EVA共重合体に基づく組成物
をHMPSAとして使用することを開示している。それ
でさえ、架橋EVAに基づくHMPSA組成物は今日ま
で商業的に成功しなかった。即ちHMAに使用される最
も良く使われる共重合体はHMPSAにおいて有用でな
いことが発見された。
【0005】HMA組成物における少くとも50のメル
トインデックスを有するエチレン/アクリル酸n−ブチ
ル共重合体の使用は、ブラデイー(Brady)らによ
る米国特許第4,816,306号及び第4,874,
804号に開示されている。これらの特許はHMAにお
ける粘着剤及び高融点合成ワックスの使用を開示してい
る。これらの特許にはHMPSAとして有用な組成物の
開示はなく、確かにワックスの存在はそのような用途を
妨害する。
【0006】米国特許第3,849,353号は、(a
)エチレン及び酢酸ビニル及び/又はアルキルアクリレ
ートの共重合体、(b)アタクチックポリプロピレン、
及び(c)加硫ゴム、の組合せ物を含有するHMPSA
として有用なホットメルト組成物を開示している。可能
なアルキルアクリレート共重合体のうちで、エチレン/
アクリル酸ブチルは好適なものの1つである。成分(a
)及び(c)は接着剤に接着性を与え、また成分(c)
は粘着剤との適合性を付与すると開示されている。成分
(b)はそれ自体大気温度でいくらか粘着性である。成
分(a)は(a)、(b)、及び(c)の重量に基づい
て50%までの量で存在し、そして成分(b)及び(c
)は、組成物の残りを構成する。この組成物には、組成
物の重量の50%までの量で粘着剤を添加することがで
きる。
【0007】現在、いくらか昇温度においてブリードせ
ず又は接着性を失わずに、良好な熱、酸化及びUV安定
性を有するHMPSAが商業的に必要とされている。
【0008】本発明は、(a)共重合体の重量に基づい
て(i)約60〜70重量%のエチレン、(ii)約3
0〜40重量%のアクリル酸n−ブチル、及び(iii
)0〜約5重量%の(メト)アクリル酸の、約5〜40
g/10分間のメルトインデックスを有する且つ酸が0
〜約40%金属イオンで中和されている共重合体約25
〜40重量%及び(b)組成物の全重量に基づいて約5
0〜75重量%の有効量の粘着剤及び随時可塑剤から本
質的になり、これによって感圧接着剤となるホットメル
ト感圧接着剤組成物を提供することによって上記必要性
を満足する。
【0009】本発明は、ある割合のエチレン及びアクリ
ル酸n−ブチルの、あるメルトインデックス範囲内の単
純なランダム共重合体が配合によりホットメルトとして
基材に適用した時に接着剤を生成し、そして室温まで冷
却した時に接着コーテイングの接着強度及び粘着強度の
双方が関係する限りにおいて他の基材に強い結合を与え
る感圧性を提供するという発見を含む。共重合体は、熱
、酸化、及びUV安定性、並びに耐油性も組成物に提供
する。更に(メト)アクリル酸のターモノマーとしての
存在は、適度な昇温度における接着性を改善し、そして
極性材料並びに無極性材料が特に重要であるいくつかの
場合には更なる多様性を提供する。適度な温度での改善
は、酸含量を増加させ且つ酸の中和を増大させると共に
剪断接着降伏温度の高くなることによって示される。 好ましくは本発明の接着剤組成物は少くとも55℃の剪
断接着降伏温度(SAFT)を示す。共重合体は低ガラ
ス転移温度並びに大気温度での粘着性及び適度な昇温度
での有用性の良好な組合せを有するHMPSA組成物を
与える残存結晶性を併せてもつ。共重合体成分はゴム様
物質であり、大気温度で本質的に粘着性がない。
【0010】アクリル酸n−ブチルの量が約30重量%
以下であるならば、共重合体は許容しうる性質を与える
のに十分柔軟でなく且つ配合することができない。アク
リル酸n−ブチルの量が約40重量%以上ならば、共重
合体は適度に柔くて取扱いやペレット化が難しく、得ら
れる接着剤組成物は適度な昇温度において有用な性質を
失う。エチレン/アクリル酸n−ブチル共重合体のブレ
ンドは、個々の共重合体のアクリレート含量が所望の3
0〜40重量%の範囲以上及び/又は以下であるが、ブ
レンドの平均のアクリレート含量が30〜40%の範囲
内に入る場合に使用することができる。アクリル又はメ
タクリル酸の量が存在する場合に5%以上であるならば
、接着剤組成物の粘着性は低下する傾向にある。酸の共
単量体を用いるならば、それは一般に共重合体の少くと
も0.5%をなすであろう。酸共単量体を含む共重合体
の場合、酸基は金属イオン例えばZn及びNaで部分的
に中和され、イオノマーを形成していてもよい。
【0011】共重合体のメルトインデックスは、接着剤
組成物に粘着強度を与えるために約5〜40g/10分
間であるべきである。
【0012】HMPSA組成物中に存在するエチレン共
重合体のほかに、組成物は感圧接着剤性能を生じさせる
のに有効な量の粘着剤を含有する。本発明の組成物にお
いて個々に又は組合せて用いるのに適当な粘着剤の例は
次のものを含む; a)木、ゴム、又はトール油由来のロジン酸。これらは
水素化、不均化、或いは穏やかに重合していてもよい。
【0013】b)上述した種々の種類のロジン酸。これ
らのエステルを製造するのに適当なアルコールはモノ及
びポリエチレングリコール、グリセロール、ペンタエリ
スリトール及び関連生成物。
【0014】c)テルペン樹脂。
【0015】d)ジシクロペンタジエン−芳香族炭化水
素樹脂例えば「ピッコバー(Piccovar)」樹脂
を含む米国特許第3,023,200号に記述されてい
るもの。
【0016】e)スチレン及び/又は置換スチレンに基
づく低分子量樹脂。
【0017】粘着剤の割合はエチレン共重合体及び粘着
剤の種類に依存するが、一般に組成物中の粘着剤の有効
量は組成物の重量、即ち共重合体、粘着剤及び存在する
ならば可塑剤の重量に基づいて約25〜65重量%、好
ましくは40〜60重量%の範囲であろう。粘着剤は共
重合体及び存在するば可塑剤と適合するように選択され
る。室温で液体(流体)であるいくつかの粘着剤は共重
合体を可塑化もする。好適な粘着剤はロジンエステルで
ある。
【0018】接着剤組成物は好ましくは大気温度で液体
の1つ又はそれ以上の可塑剤を含有して、接着剤組成物
の性質特に柔軟性を、接着剤に用いるのに最も適した程
度まで変えることにより、その感圧性能を改変又は調節
することができる。本発明の組成物で使用しうる可塑剤
の例は次のものを含む: a)典型的なフタレート、アゼレート、アジペート、ト
リクレジルホスフエート、及びポリエステル、例えば軟
質ポリ塩化ビニルに使用されるもの。
【0019】b)アルキル化フエノール、フエノール、
改変クマロン−インデン、テルペン及び合成テルペンか
ら製造される低分子量樹脂。
【0020】c)ゴム組成物の混練り及び/又は増量に
広く使用されている石油起源の加工油。これは一般に存
在する主な油種をもって芳香族性、ナフテン性、又は脂
肪族性として分類される。これは100°F(37.8
℃)において60程度の低値から1500SUS粘度以
上までの広い範囲の粘度で存在する。油種及びその粘度
はそれを用いるHMPSAの性能にいくらか影響する。 一般的に言って200SUSより大きい粘度の油は本発
明の組成物において好適である。好適な可塑剤はナフテ
ン性加工油である。
【0021】本発明の接着剤組成物は、可塑剤を存在さ
せずにエチレン共重合体及び粘着剤から本質的になるこ
とができ、有用な感圧接着剤性を提供する。この具体例
において、粘着剤の選択は接着剤組成物の可塑化を提供
する。しかしながら可塑剤を用いるならば、一般に組成
物(共重合体、増粘剤及び可塑剤)の重量に基づいて高
々約5〜25重量%が必要であろう。
【0022】本発明の接着剤は、溶融状態で、又はバル
ク形での長期保存中に及び/又は接着剤を基材に適用し
た後における及び/又は接着剤のコーテイングした基材
(紙、フイルム又はホイル)を使用した時における接着
剤の安定性を高めるために1つ又はそれ以上の酸化防止
剤を含有してもよい。適当な酸化防止剤は、ブチル化ヒ
ドロキシトルエン(BHT)、「エチル」330、ガイ
ギー「イルガノックス」1010として入手しうる典型
的なヒンダードフエノール、並びにホスフアイト、及び
ブチルザイメートを含む。
【0023】本発明の接着剤組成物は、2つ又はそれ以
上の成分を互いに良く接触させて均一なブレンドとする
通常の手段のいずれかによって製造することができる。 例えば重合体、接着剤、可塑剤及び酸化防止剤を容器中
で一緒にし、均一なブレンドが得られるまで約100〜
200℃の温度下に溶融状態で混合する。
【0024】本発明のHMPSAは溶融した接着のコー
テイングを適用する良く知られた方法のいずれかによっ
て基材に適用することができる。例えばHMPSAコー
テイングは押出し、加熱したドクターブレードにより、
或いは一部が溶融した接着剤のタンクに浸って回転する
ローラーを用いることにより適用することができる。こ
れらの接着剤は、溶融物での適用のほかに有機に基づく
溶液又は水性分散液から基材に適用してもよい。本発明
の接着剤組成物は先に開示されるように多種類の基材を
一緒に接着することができる。即ち第1の基材に組成物
の溶融物を適用して接着性にし、そして第2の基材を、
大気温度下にその接着剤組成物に圧着させることによっ
て接着させることができる。
【0025】
【実施例】本発明を単に例示するために提供する次の実
施例において、すべての部及びパーセントは断らない限
り重量によるものとし、またすべての温度はセッ氏によ
るものとする。
【0026】実施例において、すべての接着剤組成物は
1/2ピントの塗料缶中で準備し、これを電熱器で20
0℃の温度まで加熱されたアルミニウムのブロック中に
置いた。第1に粘着剤及び可塑剤を缶に入れ、約180
℃の温度へもっていき、この時点で重合体及び酸化防止
剤を添加した。これらの混合物を、重合体が溶融し、完
全に溶解するまで3枚羽根の商業的撹拌機を用いて空気
駆動モータにより撹拌した。
【0027】約200℃の溶融したホットメルト接着剤
を、実験室用ホットメルトコータ[アクメータ・ラボラ
トリーズ(Acumeter  Laboratori
es)からのTY770型]を用いてマイラー(Myl
arR)PETフイルム又は「クロメコート(Krom
ecoate)」のいずれかに適用した。
【0028】次いで接着剤を、成功したHMPSAに対
して所望の特性のある尺度を提供する次の試験に供した
。各は感圧接着剤の挙動をいくらか異なる観点で測定す
る:ポリケン・タック(Polyken  Tack)
;剪断接着降伏温度(SAFT);及び180°剥離接
着。
【0029】ポリケン・タック試験は接着剤組成物の付
着及び湿潤性に対する指針を与える。これは調節された
接触条件下に接触剤と接触させた後の試料の除去の容易
さを測定する。試験法はASTM  D2979−71
に示される。試料を相対湿度50%で調整し、25℃で
試験した。試料が接触している滞留時間は1秒であった
。 試料の除去時の移動速度は1.0cm/秒であった。環
状リングの重さは約20gの重りを使用した。これは1
00g/cm2に相当する負荷であった。永久型HMP
SAの場合、少くとも300gの粘着が望ましい。それ
より低い値は、ある程度の剥離性が望ましい場合に許容
しうる。
【0030】剪断接着降伏温度(SAFT)試験は、温
度の上昇につれての接着剤の粘着強度に対する指針を提
供する。これは10℃/時の速度で温度が上昇するよう
にプログラムの組まれた炉中で行った。接着剤細片を、
パネル上の接触面積が1インチ×1インチとなるように
垂直に取付けられた試験パネルに接着した。この細片は
パネルの底部より下へ延び、1ポンドの重りをスプリン
グ・クリップでそれに取りつけた。剪断力で細片がパネ
ルから離れ、重りがスイッチ上に落ち、この結果タイマ
ーが止った時が降伏時間である。降伏の温度は経過時間
及び温度上昇速度から計算した。
【0031】180°剥離接着試験は、形成された接着
剤結合強度の尺度である。これはTMI剥離試験機(8
0−14−00型)を用いて決定される。従う方法はP
STC−1の方法である。剥離接着力は、感圧テープを
180°そのものの上に折り返し、そして12インチ/
分で引張ってパネルから剥離するのに必要とされる平均
の力である。試験を行う場合、10×1インチのテープ
試料を、本発明のHMPSAを用いることによってステ
ンレス鋼製パネルに接着した。4.5ポンドのローラー
を各方向に1回試料上を通過させた。次いでテープの一
端を180°の角度でそれ自体の上に剥し重ね、移動し
うるジヨウ中に置いた。次いでテープを12インチ/分
で引張り、得られた平均の剥離強度をポンド/テープの
巾インチの単位で報告する。永久的なラベルの接着剤に
対しては少くとも3.0ポンド/インチの強度が望まし
いが、除去しうる接着剤テープに対しては約1.0ポン
ド/インチの値が満足しうる。
【0032】メルト・インデックス(MI)はASTM
  D1238−577に従って決定される。
【0033】実施例においては、次の略号が使用される
:E=エチレン;nBA=アクリル酸n−ブチル;MA
A=メタクリル酸。
【0034】実施例1 接着剤組成物を次の組成で製造した; E/nBA(nBA32.6重量%、MI=34)39
.7重量% 「フオラル(Foral)」85(ロジンエステル粘着
剤)36.7重量% 「ピッコ(Picco)」AP−10(芳香族炭化水素
粘着剤)10.9重量% 「サンテン(Sunthene)」4240(ナフテン
油可塑剤)11.9重量% 「イルガノックス」1098(抗酸化剤)0.8重量%
【0035】接着試験は次の値を与えた:ポリケン・タ
ック1518g、SAFT62℃、及び180°剥離接
着1.8ポンド/インチ。参照例として、所謂「中性能
」市場に対して提示されている「クラトン(Krato
n)」に基づく商業的な組成物接着剤は同一の試験にお
いて次の結果を与えた:ポリケン・タック1600g、
SAFT63℃、及び180°剥離3.5ポンド/イン
チ。E/nBA共重合体の接着剤組成物の接着性は、低
い180°剥離強度を除いて一般的に対比できた。
【0036】実施例2 本実施例では、nBA40重量%及びMI30の共重合
体80重量%とnBA24重量%及びMI6の共重合体
20重量%からなるE/nBA共重合体の混合物を使用
した。斯くして平均のnBA含量は36.8重量%であ
った。この接着剤成分は実施例1における如き接着剤組
成物39.7重量%をなし、すべての他の成分及び量は
実施例1と同一であった。性質は次の通りであった:ポ
リケン・タック1404g、SAFT60℃及び180
°剥離2.6ポンド/インチ。ここに剥離は実施例1と
比べて改善された。
【0037】実施例3 本組成物は実施例1の同一の重合体を同一量で用いて製
造した。すべて他の成分は、高級の軟化粘着剤、「フオ
ラル」105を「フオラル」85の代りに用いる以外同
一であった。性質は次の通りであった:ポリケン・タッ
ク850g、SAFT62℃、及び180°剥離3.7
5ポンド/インチ。粘着剤を変えることにより、粘着性
のいくらかの低下を犠牲にして剥離が改善された。
【0038】実施例4 本実施例において用いたE/nBAは35.5のnBA
含量及び15のMIを有した。この重合体成分の量並び
にすべて他の成分及びその量は実施例3と同じであった
。 組成物は次の性質を有した:ポリケン・タック1170
g、SAFT61℃、及び180°剥離2.5ポンド/
インチ。本実施例は、nBA量を少し増やすことによっ
て、粘着性と剥離のバランスが粘着性の方に有利にいく
らか変えられることを示す。
【0039】実施例5 本実施例において、用いたE/nBAは35.5のnB
A含量と30MIを有した。すべての他の成分及び量は
実施例3及び4と同じであった。性質はポリケン・タッ
ク1429g、SAFT56.5℃、及び180°剥離
2.2ポンド/インチであった。これはメルトインデッ
クスの影響を示す。対比しうる組成物において、メルト
インデックスが増大するにつれてSAFTが減少した。
【0040】比較のために、非常に低メルト・インデッ
クス(高粘度)の影響を示す組成物を作った。重合体成
分は、nBA含量40重量%及びMI1.98のE/n
BA樹脂80重量%とnBA含量24重量%及びMI6
のE/nBA樹脂20重量%のブレンドからなった。こ
のブレンドのMIは5より小さかった。すべて他の成分
及び量は実施例3、4及び5と同一であった。性質は、
ポリケン・タック280g、SAFT69℃、及び18
0°剥離1.8ポンド/インチであった。これはMIが
低すぎる時、SAFTは増大するけれど、粘着性が著る
しく犠牲になることを示す。これは高MIがSAFTを
減少させた実施例5と対比しうる。
【0041】実施例6 本実施例は、共重合体においてnBAを40重量%まで
増大させることの影響を示す。用いた共重合体はnBA
40重量%及びMI15のE/nBAであった。すべて
他の成分及び量は実施例3、4及び5と同一であった。 性質は、ポリケン・タック1012g、SAFT51.
3℃、及び180°剥離2.3ポンド/インチであった
。nBAが増大する、即ち対応して共重合体の結晶化度
が減少するにつれて、SAFTは著るしく低下した。こ
の高量のnBAにおいて、MIの調整及び/又は異なる
組成は、より望ましい接着性の組合せを得ることによっ
て必要である。
【0042】実施例7 本実施例はnBAを共重合体の30重量%の量まで減少
させることの影響を示す。用いた重合体はnBAが30
重量%にすぎず、MIは対照例2における如く15であ
った。すべて他の成分及び量は実施例3、4及び5と同
一であった。性質は次の通りであった:ポリケン・タッ
ク379g、SAFT61℃、及び180°剥離1.3
ポンド/インチ。nBAが低許容値まで低下するにつれ
て、対応してより硬い結晶性の樹脂になるにつれて、こ
の特別な組成物は低い粘着値と180°剥離値を与えた
。この低nBA値において、より望ましい性質を達成す
るには非常に注意深い組成が必要であろう。
【0043】実施例8 本実施例において、「可塑剤」を使用しなかったが、液
体ロジンエステル粘着剤をブレンドに含有させた。この
粘着剤は通常可塑剤として言及されないけれど、いくつ
かの液体粘着剤は同様の機能に役立つようである。共重
合体成分はnBA40重量%及びMI30のE/nBA
樹脂80重量%とnBA24重量%及びMI6のE/n
BA樹脂20重量%からなり、接着剤組成物はこの共重
合体成分31.9重量%、「パーマリン(Permal
yn)」85のロジンエステル36.8重量%、「ハー
キュリン(Herculyn)」Dの液体のロジンエス
テル粘着剤22.9重量%及び「イルガノックス」10
98酸化防止剤0.5重量%からなった。性質は次の通
りであった:ポリケン・タック972g、SAFT60
℃、及び180°剥離1.6ポンド/インチ。これらの
性質はいくつかの他の実施例におけるほど良好でなかっ
たけれど、それは許容しうるものと考えられる。
【0044】実施例9、10及び11 これらの実施例において、メタクリル酸を含む共重合体
の混合物を重合体成分として使用した。重合体の混合物
は、nBA40重量%及びMAA3重量%を含むMI3
5のE/nBA/MAA共重合体85重量%及びnBA
24重量%及びMAA3重量%を含有するMI12の共
重合体15重量%からなった。この混合物の平均のnB
A含量は37.6重量%であった。実施例9では重合体
をそのまま使用した。実施例10では、メタクリル酸基
の13.1%を亜鉛イオンで中和し、そして実施例11
では酸の26.1%を亜鉛イオンで中和した。すべての
3つの実施例において、重合体成分は組成物の39.7
重量%をなし、すべて他の成分及び量は実施例3と同一
であった。性質は次の通りであった:
【0045】
【表1】               ポリケン・タック  g
  SAFT  ℃  180°剥離実施例9    
        1170             
  61            3.5実施例10 
         1128            
   64            2.5実施例11
          1120           
    68            2.3   中和の程度が増加するにつれてSAFTは上昇する
が、180°剥離は全く許容しうるものであるが低下し
はじめるということが理解できる。
【0046】実施例12 本実施例は、用いたロジンエステル粘着剤が「フオラル
」85の代りに「スタビライト(Stabylite)
」エステル10であり且つ可塑剤が「サンテン」ナフテ
ン油の代りに「サンチサイザー(Santicizer
)」261(フタル酸オクチルベンジル)である以外実
施例1と同様であった。すべての量は同じであった。ポ
リケン・タックは688gであり、SAFTは56℃で
あり、剥離は測定しなかった。性質は依然いくつかの用
途に対して許容できたけれど、フタル酸エステル可塑剤
はこの特別な組成において貧弱な粘着を与えた。
【0047】「フオラル」粘着剤はハーキュレス(He
rcules、Inc.)製である。
【0048】「ピッコ」粘着剤はハーキュレス製である
【0049】「スタビライト」粘着剤はハーキュレス製
である。
【0050】「サンチサイザー」可塑剤はモンサント(
Monsant、Inc.)製である。
【0051】「サンテン」可塑剤はサンオイル(Sun
  Oil  Co.)製である。
【0052】本発明の多くの広く異なった具体例は本発
明の精神及び特許請求の範囲から離れずして行ないうる
ので、本発明は特許請求の範囲で定義されることを除い
てその特別な具体例に限定されるものでないことを理解
すべきである。
【0053】本発明の特徴及び態様は以下の通りである
:1.(a)共重合体の重量に基づいて(i)約60〜
70重量%のエチレン、(ii)約30〜40重量%の
アクリル酸n−ブチル、及び(iii)0〜約5重量%
の(メト)アクリル酸の、約5〜40g/10分間のメ
ルトインデックスを有する且つ酸が0〜約40%金属イ
オンで中和されている共重合体約25〜50重量%及び
(b)組成物の全重量に基づいて約50〜75重量%の
有効量の粘着剤及び随時可塑剤、から本質的になり、こ
れによって感圧接着剤となるホットメルト感圧接着剤組
成物。
【0054】2.該酸の量が約0.5〜5重量%である
上記1の接着剤組成物。
【0055】3.該酸がメタクリル酸である上記1の接
着剤組成物。
【0056】4.組成物中に、該増粘剤が約25〜65
重量%で存在し、また該可塑剤が約5〜25重量%で存
在する上記1の接着剤組成物。
【0057】5.少くとも55℃の剪断接着降伏温度を
示す上記1の接着剤組成物。
【0058】6.該粘着剤が木、ゴム又はトール油由来
のロジン酸及びその水素化、不均化、穏やかな重合又は
エステル化誘導体;テルペン樹脂;ジシクロペンタジエ
シー芳香族炭化水素樹脂;及び低分子量スチレン又は置
換スチレン樹脂からなる群から選択される上記1の接着
剤組成物。
【0059】7.該粘着剤がロジンエステルである上記
5の接着剤組成物。
【0060】8.該可塑剤がフタレート、アゼレート、
アジペート、トリクレジルホスフエート、ポリエステル
、及び低分子量アルキル化フエノール、フエノール改変
クロマン−インデン、テルペン及び合成テルペン樹脂、
及び加工油からなる群から選択される上記4の接着剤組
成物。
【0061】9.該可塑剤がナフテン加工油である上記
8の接着剤組成物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)共重合体の重量に基づいて(i
    )約60〜70重量%のエチレン、(ii)約30〜4
    0重量%のアクリル酸n−ブチル、及び(iii)0〜
    約5重量%の(メト)アクリル酸の、約5〜40g/1
    0分間のメルトインデックスを有する且つ酸が0〜約4
    0%金属イオンで中和されている共重合体約25〜50
    重量%及び(b)組成物の全重量に基づいて約50〜7
    5重量%の有効量の粘着剤及び随時可塑剤、から本質的
    になり、これによって感圧接着剤となるホットメルト感
    圧接着剤組成物。
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