JPH04233333A - シグマ・デルタ変調器 - Google Patents

シグマ・デルタ変調器

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JPH04233333A
JPH04233333A JP3171647A JP17164791A JPH04233333A JP H04233333 A JPH04233333 A JP H04233333A JP 3171647 A JP3171647 A JP 3171647A JP 17164791 A JP17164791 A JP 17164791A JP H04233333 A JPH04233333 A JP H04233333A
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JP
Japan
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signal
filter
transistors
sigma
input terminal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3171647A
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English (en)
Inventor
Johannes O Voorman
ヨハネス・オットー・フォアマン
Cornelis M Hart
コルネリス・マリア・ハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH04233333A publication Critical patent/JPH04233333A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/39Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators
    • H03M3/436Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the order of the loop filter, e.g. error feedback type
    • H03M3/438Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the order of the loop filter, e.g. error feedback type the modulator having a higher order loop filter in the feedforward path
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/39Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators
    • H03M3/412Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution
    • H03M3/422Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having one quantiser only
    • H03M3/43Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having one quantiser only the quantiser being a single bit one

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は入力信号を1ビットの
デジタル出力信号に変換するシグマ・デルタ変調器に関
する。更に詳述すると、本発明は上記のようなシグマ・
デルタ変調器であって、直列接続された少なくとも一次
フィルタ機能を持つ第1、第2及び第3フィルタ部分を
有し、これら各フィルタ部分が入力端子と第1、第2及
び第3フィルタ部分の信号を発生する出力端子とを有す
るローパスフィルタと、上記第3フィルタ部分の信号を
1ビットのデジタル出力信号に変換し、該デジタル出力
信号に応じて第1及び第2帰還信号を作成する量子化手
段と、前記第2フィルタ部分の信号と前記第1帰還信号
とから第1差分信号を作成し、該第1差分信号を前記第
3フィルタ部分の入力端子に供給する第1減算器段と、
前記入力信号と前記第2帰還信号とから第2差分信号を
作成し、該第2差分信号を前記第1フィルタ部分の入力
端子に供給する第2減算器段と、前記第1フィルタ部分
の信号を前記第2フィルタ部分の入力端子に供給する結
合手段と、を有するようなシグマ・デルタ変調器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このようなシグマ・デルタ変調器(以下
、SDMと呼ぶ)はIEEE JOURNAL OFS
OLID−STATE CIRCUITS  、第SC
−22 巻、第6号、1987年12月発行の921〜
928 頁に掲載された「A 16 bit Over
sampling A−to−D Conversio
n Technology Using Triple
−Integration Noise Shapin
g 」なる文献から既知である。シグマ・デルタ変調は
、アナログ信号を低分解能及び高量子化雑音を持つ量子
化手段によるオーバーサンプリングの助けにより、高分
解能及び低量子化雑音を有するデジタル信号にする技術
である。上記デジタル信号は同様に低分解能を持つデジ
タル・アナログ変換器によりアナログ帰還信号に再変換
され、減算段において前記アナログ入力信号から減算さ
れる。上記2つの信号の差はアナログループフィルタに
おいてフィルタされ、前記量子化手段に供給される。上
記アナログ信号のベースバンド周波数に対する充分に高
いループゲインの利用により、上記デジタル信号におい
て上記ベースバンド内での量子化雑音を該ベースバンド
より高い領域において量子化雑音がより高くなるのを犠
牲にして低くすることができる。しかしながら、例えば
オーバーサンプルされた1ビットのデジタル信号を所望
の低サンプリング速度で複数ビットのデジタル信号に変
換する間引きフィルタ(decimating fil
ter)等のデジタルフィルタ技術を用いることにより
、上記ベースバンドより上側の雑音を効果的に抑圧する
ことができる。
【0003】1ビットデジタル信号へのシグマ・デルタ
変調はその量子化手段の単純さ故有利である。この場合
、本来良好な直線性を持つ簡単な判定回路で充分であり
、組み込みデジタル・アナログ変換器は省略することが
できる。そして、1ビットデジタル信号において得られ
る信号対雑音比は、例えば、オーバーサンプリングの程
度とループフィルタの次数とにより決まる。高次ループ
フィルタは、ベースバンドにおける特定の信号対雑音比
を維持したままオーバーサンプリング速度を低くするこ
とができるので、有利である。ループフィルタの次数に
は安定性の問題のため実際には制限がある。上述した文
献における従来のSDMにおいては、縦続接続された3
個の一次高利得アクティブ積分器を具備する三次ループ
フィルタが使用されている。これらの三次フィルタによ
ればオーディオ信号を量子化する場合に満足のゆく結果
を得ることができ、その場合、信号対雑音比は最終的な
デジタルオーディオ信号において16ビットの分解能が
得られる程高い。この場合は、数 MHzのオーバーサ
ンプリング速度が必要である。
【0004】ビデオ信号を上述した方法で量子化するに
は、従来の1ビット変調器はあまりに高いオーバーサン
プリング速度が必要となるのでうまくいかない。10ビ
ットの分解能を持つデジタルビデオ信号の場合、もし三
次ループフィルタが使用されるとすると432 MHz
 なる32倍(32−fold) のオーバーサンプリ
ング速度が必要である。 しかしながら、このような高いサンプリング速度では所
謂スイッチドキャパシタ・フィルタ及びRCアクティブ
フィルタを有する三次ループフィルタを通常のように構
成するのではうまくゆかない。何故なら、そのようなフ
ィルタは寄生容量の影響の結果、最早これらの速度を処
理できないからである。そのような高オーバーサンプリ
ング速度(クロック信号周波数)でのループ利得は予測
不可能であるので、意図した3次フィルタ特性は何も得
られない。
【0005】
【発明の目的及び概要】従って本発明の目的は、非常に
高いオーバーサンプリング速度でも使用することが可能
な1ビットSDMを提供することにある。
【0006】本発明によるシグマ・デルタ変調器(SD
M)は本明細書の冒頭で述べたような構成のものにおい
て、第1及び第3フィルタ部分が信号周波数に関して受
動的な回路網として構成され、第2フィルタ部分がアク
ティブなフィルタ段として構成されていることを特徴と
している。
【0007】このSDMは二つの負帰還ループを有して
いる。第1のループはデジタル信号を第1減算器段と受
動的な第3フィルタ部分とを介して量子化手段に帰還す
る。第2のループはデジタル信号を第2減算器段と、受
動的な第1フィルタ部分と、アクティブな第2フィルタ
部分と、第1減算器段と、受動的な第3フィルタ部分と
を介して量子化手段に帰還する。上記第2のループにお
けるループ利得は入力信号のベースバンドにおける周波
数に関して高く、入力信号のデジタル近似の精度を決定
する。適用された非常に高いサンプリング速度において
、帰還信号のスペクトルは非常に広く、サンプリング速
度の数倍にも延びる。これらの非常に高い速度は受動的
な第1フィルタ部分で抑圧され、残りの低い信号周波数
はアクティブな第2フィルタ部分により何の問題もなく
更に増幅されて第3フィルタ部分に送られる。
【0008】受動的な第3フィルタ部分のみを有する第
1のループはSDMの高い周波数における振る舞いを決
定する。これらの高い周波数に関しては、系の安定を維
持するには高いループ利得は必要ないが依然として小さ
な位相ずれは必要であり、このことは受動的なフィルタ
部分を構成することによりのみ可能である。
【0009】本発明によるSDMの他の実施例は、前記
量子化手段が、クロック信号の第1の位相の間に第3フ
ィルタ部分の信号を測定する一方、該クロック信号の第
2の位相の間に第1のラッチされた信号を作成する第1
ラッチと、上記クロック信号の第1の位相の間に第1の
ラッチされた信号を測定する一方、該クロック信号の第
2の位相の間には第2のラッチされた信号を作成する第
2ラッチと、を有し、上記第1及び第2のラッチされた
信号が前記第1及び第2帰還信号として各々機能するこ
とを特徴としている。
【0010】上記の1ビット量子化手段はフィルタされ
た信号がある基準よりも大きいか小さいかを判定する。 正確なデジタル信号を得るには、殆どクロストークが無
く且つクロックされる非常に高いオーバーサンプリング
速度に鑑み非常に大きな帯域幅を持つ非常に感度の高い
判定スイッチが必要である。判定スイッチを2個の縦続
接続されたラッチとして構成することにより高感度と低
信号クロストークとが達成されるが、この構成は非常に
高いクロック速度においては付加的な好ましくない位相
ずれを伴う。したがって、本発明においては第2のラッ
チでラッチされた信号は、非常に高い周波数においては
好ましくない付加的な位相ずれは何の役割も果たさない
が低いベースバンド周波数においては高感度と信頼性と
が必要となる第2のループ用の第2帰還信号としてのみ
使用される。縦続接続された第1のラッチにラッチされ
た信号は、該第1のラッチの更に比較的低い感度があま
り重用でない第1のループ用の第1帰還信号としてのみ
使用される。その理由は、この第1のループにおいては
一層小さめのループ利得のみが必要とされるからである
。しかしながら、この第1帰還信号は高い周波数におい
て殆ど位相ずれを有しないので、当該系の位相マージン
はより広く且つその安定性は向上される。
【0011】もし望むならば上記ループフィルタは、信
号対雑音比が増加し且つより高いビット分解能が得られ
るように、より急峻なものとすることができる。
【0012】本発明によるSDMの更に他の実施例は、
当該変調器が前記クロック信号の第1の位相の間に第1
及び第2のラッチされた信号の内のいずれか一方の瞬時
値を該瞬時値とは独立した固定信号値に置き換える少な
くとも1個の混合段を更に有していることを特徴として
いる。
【0013】クロック信号の第1の位相の間において、
ラッチする位相に先立ち第1及び/又は第2の帰還信号
を固定の信号値と置換することにより、これら帰還信号
の信号形状をクロック信号の第1位相の間において各ラ
ッチの出力信号と無関係にすることができる。上記第1
位相の間においては、これらの出力信号はラッチに供給
される入力信号の振幅によって決定される。各ラッチの
有限な利得と対域幅とにより、それらの出力信号は当該
ラッチに供給される入力信号の瞬時値に依存する常に変
化する信号形状を呈する。このことは、この入力信号の
帰還ループへの好ましくない非線形クロストークの原因
となり且つデジタル出力信号における好ましくない誤差
の原因となる。正にこの誤差が前記混合段により低減さ
れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明による1ビットシグマ・デ
ルタ変調器(SDM)の概略構成を示す。量子化すべき
入力電圧Vi は入力端子1及び共通端子2に印加され
、電圧・電流変換器3により電流加算点4に供給すべき
入力電流Ji に変換される。この電流加算点4は受動
的な一次インピーダンス5を介して上記共通端子2に接
続されている。電圧・電流変換器3は、量子化すべき前
記入力信号が既に電流として準備されているなら、省略
することができる。上記の受動的一次インピーダンス5
は複素インピーダンスZ (p)を有している。インピ
ーダンス5の両端間の信号電圧は、複素アドミッタンス
Y (p)を持つアクティブな一次フィルタ部分6に供
給される。このフィルタ部分は高利得と組み込み型電圧
・電流変換器を有するので、当該フィルタ部分6の出力
信号は信号電流として再び利用することができる。フィ
ルタ部分6の出力電流は第2の電流加算点7に流入し、
該加算点は複素インピーダンスZ (p)を持つ受動的
な一次フィルタインピーダンス8を介して共通端子2に
接続されている。 このインピーダンス8の両端間の電圧は判定スイッチ1
0の入力端子に供給され、該判定スイッチにおいてはそ
の制御入力端子11上のクロック信号CLの制御の下に
この電圧が特定の基準よりも大きいか又は小さいかの判
定がなされる。この判定の結果は、当該判定スイッチ1
0の出力端子12、13及び14にデジタル出力信号と
して得られる。 これらのデジタル出力信号のうちの2つ、即ち出力端子
13及び14における各信号、は第1及び第2の帰還信
号として機能すると共に電流J0 として得られ、且つ
、前記電流加算点7及び4に各々フィードバックされる
。判定スイッチ10の出力端子12における第3の出力
信号は、出力端子15に電圧Vo として得られるが、
同様に電流源とみなして実現することもできる。
【0016】上記回路は判定スイッチ10を巡る三次ル
ープフィルタを有するSDMとして作用する。図2はこ
のループフィルタの周波数特性を概念的に示す。入力信
号のベースバンドB内に位置する低い周波数に対するル
ープ利得は大きい。このループ利得は周波数の増加に伴
い当該ループフィルタの次数により決まる傾きに従って
減少し、その後クロック速度fcl/2の辺りで再び一
定となる。負帰還の現象により、デジタル出力信号にお
ける量子化雑音はベースバンドBにおいて小である一方
、高い周波数に対しては増加する(ノイズ整形)ように
なる。 デジタル出力信号における量子化雑音の抑圧はベースバ
ンドBにおけるループ利得に比例する。最適な結果を達
成するには、ベースバンドBにおける高ループ利得と、
Bを越える周波数に対する低利得への急峻な遷移とが望
ましい。帰還系における安定性の問題を防止するために
、実際には、上記遷移の傾きを決めるループフィルタの
次数は3よりは大きくならないように選定される。ビデ
オ信号に対しては、1ビットSDMにおいて非常に高い
オーバーサンプリング速度(クロック速度)が必要であ
る。10ビットの分解能を持つデジタルビデオ信号は、
三次ループフィルタと32ビットのオーバーサンプリン
グが用いられた場合、例えば432MHzのクロック速
度fclを必要とする。このような高い周波数において
は、今までの通常の三次SDMは最早機能しないであろ
う。例えば、IEEE JOURNAL OF SOL
ID−STATE CIRCUITS  、第SC−2
2 巻、第6号、1987年12月発行の921 〜9
28 頁に掲載された「A16 bit Oversa
mpling A−to−D Conversion 
Technology Using Triple−I
ntegration Noise Shaping 
」で公開されているように、従来の三次ループフィルタ
は縦続接続された3つのアクティブ高利得一次積分器に
より構成されている。このようなアクティブフィルタは
ビデオ信号をオーバーサンプリングする場合における非
常に高い速度に対処することができない。この問題は図
1に示すSDMにより解決される。この場合、該ループ
フィルタの総合三次伝達関数H(p) は受動的な一次
フィルタ部分5と、アクティブな一次フィルタ部分6と
、受動的な一次フィルタ部分8との縦続接続と、デジタ
ル出力信号J0 の加算点4、7への帰還とにより決定
される。三次ループ利得H(p) の一般形は、
【0017】
【数1】
【0018】であり、ここでKは定数、zi 及びpi
 はH(p) の零点及び極である。この式は、
【00
19】
【数2】
【0020】と、約分することができる。前記デジタル
出力信号は(2)式にしたがって2つのループを通過す
る。この場合、第1のループは判定スイッチ10の出力
端子13と、加算点7と、零点z3 及び極p3 を持
つ受動的な一次インピーダンス8とを有している。又、
第2のループは判定スイッチ10の出力端子14と、加
算点4と、極p1 を持つ受動的な一次インピーダンス
5と、極p2 及び適切に選択された零点を持つフィル
タ部分6のアクティブな一次アドミッタンスY (p)
とを有している。この三次ループフィルタは非常に高い
クロック速度においても機能する。何故なら、非常に高
い周波数はこれらの周波数で滑らかに動作する受動的イ
ンピーダンス5によりフィルタされてしまっているので
アクティブなフィルタ部分6は増幅する必要がないから
である。かくして、アクティブなフィルタ部分6は入力
信号のベースバンドBの周波数を本質的に増幅する必要
があることになる。このことは進んだビデオ増幅段で得
ることができる。このように、第2のループは低い周波
数領域に関してのみ全体のループ利得に貢献し、ベース
バンドにおける高利得により、デジタル出力信号が入力
信号に近づく精度を決定することになる。1ビットのオ
ーバーサンプルされた信号における10ビットの分解能
を得るには、必要とされるベースバンド利得は高い周波
数におけるよりも約60ないし70dB大きい。第1の
ループは全周波数領域にわたる全体のループ利得に貢献
するが、その全周波数領域のうちのベースバンドより上
の領域が最も重要である。これに関しては、ベースバン
ドBに対する第2のループにおけるよりも第1のループ
における比較的低いループ利得により、ベースバンドよ
りも上の高い周波数のみが上記第1のループにおいて役
割を果たす。この第1のループは、判定スイッチ10と
受動的なインピーダンス8とを有し、ループ部品が単純
であって寄生位相ずれを避けることができるので非常に
高い周波数にとって適している。したがって、前記フィ
ードバック系は非常に高い周波数でさえも安定に維持さ
れる。
【0021】図3は本発明による1ビットSDMの第2
実施例のブロック図を示す。なお、図3において図1の
対応する部分には同様の符号を付してある。ここでは、
判定スイッチ10は入力端子が加算点7に接続された第
1のラッチL1 と、入力端子がこの第1のラッチL1
 の出力端子に接続された第2のラッチL2 との縦続
接続として構成されている。これらの2つのラッチは判
定スイッチ10の制御入力端子11における同一のクロ
ック信号CLによりクロックされる。例えばクロック信
号CLがハイである当該クロック信号の第1の位相の間
には、ラッチはそれらの入力端子における信号と基準と
の間の差を増幅する。また、例えばクロック信号CLが
ローである当該クロック信号の第2の位相の間には、増
幅された信号が再生的に増幅され且つラッチされる。非
常に高い周波数におけるラッチの有限の利得により、第
1のラッチL1 にラッチされた信号は未だ幾分不正確
であるが、第2のラッチL2 にラッチされた信号は増
加された利得及びより長い判定時間により充分に正確で
ある。しかしながら、第2のラッチL2 にラッチされ
た信号の主な点は第1のラッチL1 において半クロッ
ク期間早く発生する判定時刻に対して3/4クロック期
間の全体としての遅れを有する。この遅れは高い周波数
に対しては好ましくない。何故なら、非常に狭い高周波
数位相マージンとの引換えになるからである。本発明に
よれば、第1のラッチL1 の出力信号は出力端子13
用の第1の帰還信号として使用され、第2のラッチL2
 の出力信号は判定スイッチ10の出力端子14用の第
2の帰還信号として使用される。出力端子13における
第1の帰還信号は、事実、比較的不正確であるが、この
ことは第1の帰還ループにおいてはあまり重要ではない
。第1のループにおける遅れは位相マージンが維持され
るように高い周波数においても最小であることが確かに
重要である。第2のラッチL2 の出力信号における付
加的な遅れは第2のループにおいてはあまり重要ではな
い。何故なら、このループにおいてはアクティブなルー
プフィルタの位相ずれが支配的であるからである。第2
のラッチL2 のより大きな利得及び出力信号の信頼性
は、第2のループにおける全体のループ利得を追加し且
つデジタル出力信号において入力信号のベースバンドが
近づけられる精度を向上させる。
【0022】高いクロック速度においては、出力端子1
3及び14における出力信号は準理想的である。図4に
おいて「1」で参照されるクロック信号CLの第1の位
相の間には、同図において「LS 」で参照されるラッ
チの出力信号は一方の極限値Lから他方の極限値Hへは
急激には変化せず、ラッチ速度により決まるある曲線で
変化する。信号LS の信号形状は入力信号に伴って変
化し、第1及び第2の帰還ループにおける好ましくない
成分の原因となり、この成分がSDMの精度を減少させ
る。ラッチL1 及びL2 の出力端子13及び14に
おける出力信号の信号形状をクロックパルスCLの第1
の位相の間に発生するものから独立にするために、これ
らの信号は混合段M1 及びM2 の入力端子20及び
25に各々印加される。これら混合段は出力端子23及
び26と、クロック信号CLが印加される制御入力端子
21及び24とを各々有する。上記混合段は図4にMで
参照する出力信号を発生し、ここではクロック信号CL
の第1の位相の間は入力信号の瞬時値が固定の値と入れ
換えられる一方、クロック信号CLの第2の位相の間は
入力信号に従う。なお、上記2つの混合段M1 及びM
2 のいずれもが所望の場合又は要求される場合は削除
することができる。
【0023】図5は非常に高いクロック周波数で使用す
るに適した混合段の一例の回路図を示している。この混
合段はラッチL1 及びラッチL2から発生するラッチ
された信号を入力するための平衡入力端子31及び32
を有している。もしラッチが不平衡な信号を発生する場
合は、入力端子31又は32のいずれかを適切な基準電
圧に接続しなければならない。当該混合段は更に平衡出
力端子33及び34を有し、これらの端子のいずれもが
もし望むならば固定の電源電圧に接続することにより使
用しないままとすることができる。前記クロック信号C
Lはクロック入力端子35に供給される。前記入力端子
31にはトランジスタT1及びT2のベースが接続され
、これらトランジスタの2つのコレクタは出力端子33
に接続され、2つのエミッタは第1の電流源36と第2
の電流源37とに各々接続されている。一方、入力端子
32にはトランジスタT3及びT4のベースが接続され
、これらトランジスタの2つのコレクタは出力端子34
に接続され、2つのエミッタは第2の電流源37と第1
の電流源36とに各々接続されている。上記両電流源は
電流Jを発生する。両ベースがクロック入力端子35に
接続されたトランジスタT5及びT6のコレクタ・エミ
ッタ通路の各々はトランジスタT1及びT3のコレクタ
・エミッタ通路と平行に接続されている。
【0024】クロック信号CLの第2の位相の間、端子
35の電圧はローであり、トランジスタT5及びT6は
遮断状態である。もし、この位相の間に端子31の電圧
がハイであり端子32の電圧がローであるとすると、ト
ランジスタT1及びT2は導通状態であり、トランジス
タT3及びT4は遮断状態である。この場合、電流源3
6の電流はトランジスタT1を介し、又電流源37の電
流はトランジスタT2を介して出力端子33に流れ、こ
の出力端子には電流2Jが流れる。また、出力端子34
には電流は流れず、したがってその値は「0」である。 一方、もし端子31の電圧がローで、端子32の電圧が
ハイであると、端子33を介する電流は零となり、端子
34を介する電流は2Jとなる。
【0025】クロック信号CLの第1の位相の間には、
端子35の電圧はハイとなり、トランジスタT5及びT
6は導通状態となるので、一方においては端子33と電
流源36との間に、他方においては端子34と電流源3
7との間に連続した接続状態が存在する。この場合は、
端子31及び32の電圧の如何にかかわらず電流Jが両
端子33及び34に流れる。
【0026】従って、混合段はその出力端子33及び3
4に、クロック信号CLの第1の位相の間においては固
定の値Jを持つ電流を、クロック信号CLの第2の位相
の間においては端子31と32との間の電圧差の符号に
応じて値0J又は2Jを持つ電流を発生する。
【0027】図5に示す回路はバイポーラNPNトラン
ジスタを用いて構成されている。しかしながら、バイポ
ーラPNPトランジスタ又はユニポーラのNチャンネル
及びPチャンネルトランジスタを使用することもできる
。このことは後述する図6の回路に関しても同様に当て
はまる。
【0028】図6は図3に示したSDMにおけるラッチ
L1 及びラッチL2 として使用して好適なラッチの
一例を示している。図5に示した混合段におけるのと同
様に、当該ラッチは平衡入力端子を有し、それらの内の
一方の入力端子は所望に応じて適切な固定電圧に接続し
てもよい。
【0029】この図において、ラッチすべき信号は端子
61及び62に供給され、これら端子は差動増幅器とし
て構成されたトランジスタT11及びT12の各ベース
に各々接続され、これらトランジスタのエミッタはバイ
アス電流源64により負電源端子65に接続されている
。トランジスタT11及びT12のコレクタはトランジ
スタT15及びT16の各コレクタ・エミッタ通路によ
り端子68及び69における負荷抵抗66及び67に各
々接続されている。これら抵抗66及び67の他端は正
電源端子70に接続されている。トランジスタT15及
びT16のベースはクロック信号入力端子72に接続さ
れ、該端子には前記クロック信号CLが供給される。バ
ッファとして構成されたトランジスタT19のベース・
エミッタ接合により、端子68はトランジスタT14及
びT18のベースに接続され、これらトランジスタのコ
レクタは端子69に接続され、エミッタはトランジスタ
T12及びT11の各コレクタに接続点71及び74に
おいて各々接続されている。バッファトランジスタT2
0のベース・エミッタ接合により、端子69はトランジ
スタT13及びT17のベースに接続され、これらトラ
ンジスタのコレクタは端子68に接続され、エミッタは
接続点71及び74に各々接続されている。バッファト
ランジスタT19及びT20のエミッタは、更に、ダイ
オードとして構成された2つのトランジスタT21、2
2及び2つのトランジスタT23、24と、バイアス電
流源75及び76との各々により電源端子65に接続さ
れている。各電流源75及び76とダイオードT21、
22及びT23、24との接続端子は各々出力端子77
及び78に接続され、これら端子には相補的なバッファ
された出力信号が得られ、これら出力信号は同様のラッ
チの入力端子61及び62又は図5に示した混合段の入
力端子31及び32に供給することができる。
【0030】端子72におけるクロック信号CLがハイ
である場合は、トランジスタT15及びT16は導通す
るから、抵抗66及び67がトランジスタT11及びT
12のコレクタに各々接続される。端子61、62間の
電圧差は端子68、69の間に増幅された形で現れる。 また、クロック信号CLがローの場合は、トランジスタ
T15及びT16は遮断するから、端子68、69にお
ける電圧差は再生的に増幅されてフリップフロップとし
て構成されたトランジスタT13、T14、T17及び
T18によってラッチされる。この場合、上記フリップ
フロップはトランジスタT11及びT12を介して電流
源64からバイアス電流の供給を受ける。
【0031】図7は平衡信号で動作する場合の本発明に
よるSDMの実施例を示している。このSDMは図3に
示したブロック図に従って構成されている。即ち、入力
信号は電圧・電流変換器3の入力端子1A及び1Bに供
給され、該変換器は平衡出力電流を電流加算点4A及び
4Bに送出する。これら加算点4A及び4Bの間には、
抵抗と容量との直列接続からなる受動的なインピーダン
ス5が設けられている。他の例としては、加算点4A及
び4Bの各々を同様なインピーダンス5を介して共通信
号集結点(common signal mass p
oint)に接続することも可能である。更に、これら
の加算点4A及び4Bには、電流加算点7A及び7Bに
電流を送出する平衡電圧・電流変換器50が後続する平
衡アクティブ積分器40を具備するアクティブな一次フ
ィルタ部分6の各入力端子が接続されている。上記加算
点7A及び7Bの間には、抵抗と容量との直列接続と抵
抗との並列接続からなる受動的なインピーダンス8が接
続されている。この場合にも、上記加算点7A及び7B
の各々を同様なインピーダンス8によって共通信号集結
点に接続することが可能である。上記加算点7A及び7
Bは、更に、図6に示した形式の第1のラッチL1 の
入力端子61、62にも接続されている。このラッチL
1 の出力端子77、78は図5に示した形式の混合段
M1 の入力端子31、32に接続される一方、ラッチ
L1 と同様の第2のラッチL2 の入力端子61、6
2にも接続されている。このラッチL2 の出力端子は
混合段M1 と同様の混合段M2 の入力端子31、3
2に接続される一方、当該SDMの出力端子15A 及
び15B にも接続されている。上記混合段M1 の出
力端子33、34は負帰還構成で前記加算点7A、7B
に接続される一方、混合段M2 の出力端子33、34
も同様にして加算点4A、4Bに接続されている。更に
、クロック信号CLがラッチL1 及びL2 の適切な
各入力端子72と混合段M1 及びM2 の各入力端子
35とに供給されるようになっている。
【0032】第1のループにおける比較的小さな位相ず
れであれば、例えば前記容量に直列に接続された抵抗に
容量を並列に接続することにより、第2の受動的インピ
ーダンスを高い周波数において最適化する可能性を有し
ている。これにより四次ループフィルタが得られる。当
該系の安定性により、同様の事項を前記の受動的な第1
のフィルタ部分及び/又はアクティブな第2のフィルタ
部分で実行することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明によるシグマ・デルタ変調器の一例
の第1のブロック図、
【図2】  シグマ・デルタ変調器における3次ループ
フィルタの周波数特性を示すグラフ、
【図3】  本発明によるシグマ・デルタ変調器の一例
の第2のブロック図、
【図4】  図3の変調器における混合段での信号の形
状を示すタイムチャート、
【図5】  本発明によるシグマ・デルタ変調器におけ
る混合段の一例の回路図、
【図6】  本発明によるシグマ・デルタ変調器に用い
て好適なラッチの一例の回路図、
【図7】  本発明によるシグマ・デルタ変調器の一具
体例の回路図である。
【符号の説明】
1:入力端子                   
       2:共通端子3:電圧・電流変換器  
            4、7:電流加算点 5:受動的一次フィルタインピーダンス  6:アクテ
ィブ一次フィルタ部分 8:受動的一次フィルタインピーダンス  10:判定
スイッチ 11:制御入力端子              12
、13、14:出力端子15:出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力信号を1ビットのデジタル出力信
    号に変換するシグマ・デルタ変調器であって、直列接続
    された少なくとも一次フィルタ機能を持つ第1、第2及
    び第3フィルタ部分を有し、これら各フィルタ部分が入
    力端子と第1、第2及び第3フィルタ部分の信号を発生
    する出力端子とを各々有するローパスフィルタと、上記
    第3フィルタ部分の信号を1ビットのデジタル出力信号
    に変換し、該デジタル出力信号に応じて第1及び第2帰
    還信号を作成する量子化手段と、前記第2フィルタ部分
    の信号と前記第1帰還信号とから第1差分信号を作成し
    、該第1差分信号を前記第3フィルタ部分の入力端子に
    供給する第1減算器段と、前記入力信号と前記第2帰還
    信号とから第2差分信号を作成し、該第2差分信号を前
    記第1フィルタ部分の入力端子に供給する第2減算器段
    と、前記第1フィルタ部分の信号を前記第2フィルタ部
    分の入力端子に供給する結合手段と、を有するシグマ・
    デルタ変調器において、前記第1及び第3フィルタ部分
    は信号周波数に対して受動的回路網として構成され、前
    記第2フィルタ部分はアクティブなフィルタ段として構
    成されていることを特徴とするシグマ・デルタ変調器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のシグマ・デルタ変調器に
    おいて、前記量子化手段が、クロック信号の第1の位相
    の間に前記第3フィルタ部分の信号を測定する一方、該
    クロック信号の第2の位相の間に第1のラッチされた信
    号を作成する第1ラッチと、前記クロック信号の第1の
    位相の間に前記第1のラッチされた信号を測定する一方
    、前記クロック信号の第2の位相の間には第2のラッチ
    された信号を作成する第2ラッチと、を有し、前記第1
    及び第2のラッチされた信号が前記第1及び第2帰還信
    号として各々機能することを特徴とするシグマ・デルタ
    変調器。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のシグマ・デルタ変調器に
    おいて、当該変調器が前記クロック信号の第1の位相の
    間に前記第1及び第2のラッチされた信号の内のいずれ
    か一方の瞬時値を該瞬時値とは独立した固定信号値に置
    き換える少なくとも1個の混合段を更に有していること
    を特徴とするシグマ・デルタ変調器。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のシグマ・デルタ変調器に
    おいて、前記混合段が、各々が第1及び第2主電極と制
    御電極とを有する第1ないし第6トランジスタと、前記
    のラッチされた信号と該信号に対して相補的な信号とを
    各々入力するための第1及び第2入力端子と、前記クロ
    ック信号を入力するための第3入力端子と、前記帰還信
    号と該信号に対して相補的な帰還信号とを送出するため
    の第1及び第2出力端子と、第1及び第2電流源と、結
    合手段と、を有し、該結合手段が、前記第1及び第2ト
    ランジスタの制御電極を前記第1入力端子に、前記第3
    及び第4トランジスタの制御電極を前記第2入力端子に
    、前記第1、第4及び第5トランジスタの第1主電極を
    前記第1電流源に、前記第2、第3及び第6トランジス
    タの第1主電極を前記第2電流源に、前記第1、第2及
    び第5トランジスタの第2主電極を前記第1出力端子に
    、前記第3、第4及び第6トランジスタの第2主電極を
    前記第2出力端子に、前記第5及び第6トランジスタの
    制御電極を前記第3入力端子に、各々結合することを特
    徴とするシグマ・デルタ変調器。
JP3171647A 1990-06-22 1991-06-17 シグマ・デルタ変調器 Withdrawn JPH04233333A (ja)

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