JPH04232843A - X線回折計装置及びその使用法 - Google Patents

X線回折計装置及びその使用法

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JPH04232843A
JPH04232843A JP3206205A JP20620591A JPH04232843A JP H04232843 A JPH04232843 A JP H04232843A JP 3206205 A JP3206205 A JP 3206205A JP 20620591 A JP20620591 A JP 20620591A JP H04232843 A JPH04232843 A JP H04232843A
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クロード シレール
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    • G01N23/20Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by using diffraction of the radiation by the materials, e.g. for investigating crystal structure; by using scattering of the radiation by the materials, e.g. for investigating non-crystalline materials; by using reflection of the radiation by the materials
    • G01N23/207Diffractometry using detectors, e.g. using a probe in a central position and one or more displaceable detectors in circumferential positions

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線源と、該X線源用
のコリメータ装置と、試料支持体と、試料により反射さ
れたビームに対するコリメータ装置と、試料により反射
された光子の数に比例する出力信号を電圧形態にて発生
するカウンタとを具えているX線回折計装置に関するも
のである。
【0002】本発明はこのX線回折計装置の傾斜入射(
視射)モードでの使用法にも関するものである。本発明
は、例えばX線光学装置用の多層ミラーの如き、X線技
法に利用される多層構造の特性を決定したり、光学的指
標が異なる金属、半導体又は絶縁材料製の層の幅を測定
するのに用いられる。
【0003】本発明によれば層の幅をナノメートルのレ
ンジで測定でき、2又は3ナノメートルの異なる材料層
を積み重ねた(2又は3層系)場合に、これらの層の幅
を測定でき、繰り返し積み重ねるピッチを測定でき、こ
れらの層を形成する材料の特性パラメータを測定でき、
従ってこれらの材料を識別でき、体積層の表面の荒さ、
その平均的荒さを決定することができる。
【0004】
【従来の技術】X線回折計装置はフィリップス社から市
販されているPW 1050 タイプの従来の装置から
既知である。この装置は、X線源と、このX線源から到
来するビームに対するコリメーションスリット系と、入
射ビームが試料に(π/2)−θに相当する入射角、即
ちビームが試料支持体の平面に対して視射角θを成すよ
うに配置される試料支持体と、反射ビーム用のコリメー
ションスリット系と、反射光子の数を検出する比例カウ
ンタタイプの検出器とを具えている。
【0005】なお、ここに云う比例カウンタとは検出す
べき光子束によりイオン化することのできるガスを収容
しており、且つ光子の数に比例する電圧形態の信号を供
給する装置のことを意味するものとする。実際上、比例
カウンタの応答性はビームの所定の強度範囲内でしか線
形とならない。試料によって反射されるビーム強度が弱
過ぎたり、又は強過ぎたりすると、カウンタの出力が線
形応答範囲内に入らなくなる。
【0006】そこで、既に市販されている回折計装置は
試料の多層試料の特性を決定するのに意図的に用いるの
に適しておらず、又層の幅を測定するのにも適さない。 その理由は、斯かる回折計装置は所定の入射角の範囲内
でしか作動できないからである。この装置は種々の材料
の粉末試料のメッシュパラメータを測定するのには申し
分なく適している。これは、粉末の場合には入射角度が
極めて高い値となることはなく、即ち入射角は一般に視
射角又は直角入射の範囲内に位置しないからである。メ
ッシュパラメータは比例カウンタの出力信号の変化を判
断することにより測定される。これらの出力信号の変化
は、振幅値が検出器により受け捕られる光子の数に比例
すると共に距離が材料の特性、特にその材料のメッシュ
パラメータでもあるピークを呈する。これらの測定値を
分類表に含まれるデータと比較することにより、調べよ
うとする粉末のメッシュパラメータを求め、且つそれか
ら複合材料の性質を得ることができる。
【0007】前述したタイプの既知の装置を用いての斯
かる方法によるメッシュパラメータの測定はブラッグの
関係式、即ち 2d・sin θ=λ に基づくものである。ここに、λ=X線源の一定値の波
長、θ=入射ビームの通路と調査材料の網状平面との間
の視射角、d=例えば、調査粉末を成す材料のメッシュ
パラメータである。従来の装置は大きな視射角で調査用
粉末に配置するので、この装置で行われる測定はメッシ
ュパラメータdの値が小さい材料にしか適用することが
できない。
【0008】現在では、粉末だけでなく、バルキー(b
ulky) エレメント、例えば軟X線の分野で作動す
る多層ミラーや、薄い金属、半導体層、絶縁層、あらゆ
る固体物質等の特性を調べることのできるようにする必
要がある。
【0009】例えば前記バルキーエレメント又は多層ミ
ラーは屈折率の異なる少なくとも2つの材料、即ち重質
材料と称されるものと、軽質材料と称されるものとを交
互に並べて形成される。層間の間隔はミラーの構造によ
り規定される。
【0010】このタイプのバルキーエレメントの特性を
決定するには、大きなパラメータdを測定する必要があ
る。従って、前述した関係式から結論付けられることは
、X線源の波長が一定の場合、測定を極めて小さな入射
角θ(視射角)で行う場合にのみ、大きなパラメータd
を有する材料の特性を決定することができるようになり
、又層の厚さを測定する場合に、1〜300 nmの範
囲内の幅を測定できると云うことにある。
【0011】前述したタイプの従来の装置では、比例カ
ウンタに制限があるために、視射角が極めて大きな場合
には作動させることができない。実際上、視射角が大き
い場合には、反射強度が極めて強くなり、しかも飽和現
象のために比例カウンタの出力は、このカウンタの応答
性が線形となる強度範囲から外れてしまう。従って、従
来装置では前述した試料の特性を決定することはできな
い。
【0012】又、前記多層ミラーの如き固体試料の場合
には、入射角(π/2)−θに対するθの値をθ=0か
ら、0でない小さな値、例えばθ=2°又はθ=4°ま
での値とする必要がある。この場合には、反射強度が大
きな割合で変化する。例えば、反射ビームの強度がθ=
0°に対して比例カウンタの線形範囲内にある場合、こ
の反射強度はθ=2°に対しては最早強度不足により斯
かる線形範囲には含まれなくなる。これに反し、反射強
度がθ=2°に対して比例カウンタの線形範囲内にある
場合には、この反射強度が過度に大きくなるために、θ
=0°に対しては斯かる線形範囲内に入らなくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】光学系における過度に
高い光度により生ずる問題点を解決するのに吸収フィル
タを介挿することは当業者に既知である。しかし前述し
たように、この解決策を従来の装置に直接適用すること
はできない。その理由は、反射強度が測定条件の1つで
カウンタの線形範囲内にあっても、同じ測定用の条件が
変化した時点から反射強度は最早斯かる線形範囲から外
れることになるからである。
【0014】これがため、測定条件が変化する場合に、
所定のフィルタを所定の試料により反射されたビーム強
度の関数として介挿する問題に対する解を見出す必要が
ある。このような解を見つければ、固体試料だけでなく
、メッシュパラメータが大きい試料並びに固体で、しか
もパラメータの大きい試料を測定でき、即ち試料のパラ
メータが各測定毎に変化する場合でも測定することがで
きる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は冒頭にて述べた
種類のX線回折計装置において、当該X線回折計装置が
: −試料支持体用のモータ駆動部; −比例カウンタにより供給される信号Yを、試料の入射
平面と入射ビームとの間のXにて示される角度θの関数
として記録する手段; −吸収係数が異なる複数のフィルタに対する支持体を有
し、且つこの支持体用のモータ駆動部を含む機械的手段
; −前記フィルタ支持体における1つのフィルタを選択し
、且つ試料支持体のモータ駆動部、フィルタ支持体のモ
ータ駆動部及び/又は記録手段を制御するためのデータ
処理手段;も具えていることを特徴とする。
【0016】このような装置によれば、比例カウンタが
もはや線形作動しなくなる値に反射強度が達するや否や
、吸収フィルタを自動的に別のフィルタと置き換えて、
この別のフィルタの吸収性により比例カウンタが再び線
形作動するようになると云う利点がある。
【0017】従って、一方では比例カウンタは常にそれ
が線形作動する範囲内で作動し、他方では角度及び又は
試料の種類に関係なく、オペレータを煩わす必要なくあ
らゆる測定を同時に行うことができる。
【0018】図面につき本発明を説明する。図1に示す
ように、X線回折計装置は市販のフィリップス装置PW
1050から既知の少なくとも次の素子を含んでいる。 −リニアX線源1;実際には市販で入手し得るX線源は
リニアX線源である。このX線源は装置の光軸に対し、
このX線源がこの光軸とサンプリング角と称す小角度又
は大角度をなすように位置決めされ、有用光度は試料角
に依存する。−ソラースリット2と発散スリット3を含
むコリメータ系2及び3; −試料方向づけ手段10(図示せず)を具えるゴニオメ
ータ式試料支持体;この方向づけ手段は特に入射角の制
御手段を具え、説明を簡単にするために、“視射角θ”
なる表現を入斜角が(π/2)−θのときのビームと試
料面との間の角度θを表わすのに用いる。 −いわゆる受光スリットから成るコリメータ系5;−X
R(X線)領域のグラファイトモノクロメータ型モノク
ロメータ7; −比例カウンタ8;
【0019】
【実施例】本発明は、従来の装置を、いわゆるブラッグ
の関係式2dsin θ=λでθ及びλ(X線源の波長
)と関係づけられる所定のパラメータdの大きな値を測
定し得るように変更するものである。極めて大きなパラ
メータdの測定を得るために、一方ではX線源の選択、
即ちλの選択を行う。この実行のためにX線源を、いく
つかのX線金属源のX線Kαの関数として波長λ(Å=
1/10nm単位) を示す後記の表Iに指定したX線
源の中から選択する。他方では、角度θの変化を視射角
で0°≦θ≦2°の角度範囲内に選択する。
【0020】この変更装置は固体材料のメッシュパラメ
ータ、例えばX線用干渉ミラーのような多層材料の幅、
表面粗さ度又は平均積層粗さ度の測定に用いる。この装
置を上記の視射モードで動作させると、試料支持体11
上に位置する固体材料により反射されるX線強度が試料
が余分のときより著しく大きくなる。平面試料に対して
はX線ビームの反射は波長λ、材料の密度及び性質によ
り決まる角度θC まで全反射であり、即ち反射率が1
に等しい。この変更の結果として、比例カウンタは設計
量より多量の光子を受光し、この場合にはカウンタは非
線形動作レンジ内になる。
【0021】この問題を解決するために、試料により反
射されたビーム路内の、受光スリット5とグラファイト
モノクロメータ7との間に反射強度の一部を吸収する適
切なフィルタ62を挿入して比例カウンタ8に向かって
伝搬するビームの強度をこのカウンタの線形動作レンジ
に対応させるようにする。
【0022】更に、測定を実行するために視射角を例え
ば0°と2°との間で変化させると、反射強度が変化す
る。反射強度は角度θの所定の変化範囲内において材料
の関数として変化する。ある値のθに対する顕著なピー
ク、これらピークの値及び位置は材料の特徴であり、こ
れら特徴により分類表を参照して前述したパラメータを
決定することができる。
【0023】視射角θ及び従って反射強度の値がどのよ
うな値であっても比例カウンタ8を線形動作レンジ内で
連続的に使用し得るようにするために、本発明では受光
スリット5とグラファイトモノクロメータ7との間に複
数のフィルタ62、例えば62a,62b等を挿入する
手段6を設ける。これらフィルタの吸収量を反射強度の
関数として適切に選択して比例カウンタ8が常に線形動
作レンジ内で動作するようにする。
【0024】表Iは、種々の幅e(μ単位)を有する種
々の金属(Ni, Al, Cu) から成り種々の吸
収係数A=I/I0 (I0 は入射強度及びIはフィ
ルタで吸収された後の強度)を有する種々のフィルタの
例をX線源及びそれらの波長λ(Å単位)の関数として
示すものである。
【0025】表Iにはできるだけ10に近い吸収係数が
得られるようにしたフィルタの幅e及びフィルタ形成金
属が示されている。更にできるだけ5に近い吸収係数が
得られるフィルタの例(幅e及び金属材料)も示されて
いる。当業者であれば表Iに基づいて値を補間すること
により他の値の吸収係数Aを選択することができる。例
えば、幅eが約10の吸収係数に対応するとき、この幅
eをe=0(A=1に対応する)からn×eまで乗算す
ることによりそれぞれ10°, 101 ,−−−10
n の値を有する吸収係数が得られる。
【0026】本発明では、斯る後に、適切なフィルタ6
2を位置させて比例カウンタがいかなる視射角θのとき
でも線形動作レンジ内で連続的に動作するようにする自
動化システムを設ける。この自動化システム20は種々
のフィルタを支持すると共にこれらフィルタを位置させ
る機械的手段6と、フィルタ支持体を制御するデータ処
理手段とを具える。
【0027】本発明では、更に比例カウンタから到来す
る信号Yを視射角θから成る情報Xの関数として処理し
、測定中種々の強度領域において得られた曲線区分を互
に関連させて連続するXの関数としての曲線Yを得ると
共に理論曲線に対するシステマティックな比較を行って
求めるパラメータ値の決定を自動的に実行するシステム
30,40,50を設ける。
【0028】図1は、自動化装置20に加えて、強度I
の曲線を角度θの関数として表示する表示スクリーン3
0も示してあり、データ処理コンピュータは符号40で
示してあり、ブロック50はコンピュータで得られた理
論曲線を表示するものである。図2aは、種々のフィル
タを支持しこれらフィルタを所定の位置に位置させる機
械的手段6の正面図、即ち図1の紙面に垂直方向の平面
図である。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】この機械的手段6はN個のフィルタを収納
するN個の窓を有するフィルタ支持体60を具える。図
2aに示す例ではN=6であり、62a,62b,62
c,62d,62e及び62fで示す6個のフィルタを
具える。これらフィルタは、1つのフィルタがそのフィ
ルタから他のフィルタへ連続的に切り換わる際にその吸
収が一定率づつ減少するように配置する。図2aに例示
する特定の例では、軸61を中心に回転し得る円板状の
フィルタ支持体60を採用している。フィルタを等間隔
配置の周縁の孔内に収納する。これらフィルタの吸収係
数Aの値は、1つのフィルタが他のフィルタに切り換わ
るとき、10に最も近い率づつ減少するように選択する
【0032】このようにすると、表Iを用い、例えば 
NiKα源に対し例えば表IIの種々のフィルタを選択
するように図2aに示す自動化装置を実現することがで
きる。 所定のフィルタ62を試料10より反射されたX線ビー
ムの通路内に位置させるために板60を第2の板68に
連結された伝達ベルト64の作用によりその軸61を中
心に回転させる。この板68はその軸69又は他の任意
の手段を介して“フィルタモータ”と称す第1モータに
より板60と同時に駆動される。この第2の板68はそ
の周縁に均等に分布されたフィルタ62a〜62fと同
数の孔66a〜66fを有する。
【0033】図2bは図2aの III−III 線上
の断面図である。所定のフィルタを試料10で反射され
たビームの通路内に位置させるために、2つの発光−受
光ダイオード71a,71bを板68の両側に、軸69
から孔66までの距離に等しい位置に配置する。孔66
は、フィルタが選択位置にあるとき孔66が同時に発光
−受光ダイオード71a〜71bの光軸に位置するよう
に位置させて受光ダイオードからの信号が板60及び6
8を駆動する“フィルタモータ”の停止を制御するよう
にする。
【0034】位置制御板68とフィルタ支持板60を同
時に駆動する“フィルタモータ”はデータ処理手段によ
っても制御される。本発明装置により達成すべき目的は
比例カウンタにより供給される信号を視射角θ=Xの関
数として連続的に記録することにある。
【0035】制御処理手段により実行される機能を図3
に示す。これら機能は反射ビームの通路内に位置するフ
ィルタに対応する信号の符号化を含み、この符号化はエ
ンコーダ27により行われる。この符号化された情報は
主コンピュータ25と組み合わされたマイクロプロセッ
サカード24にデータとして転送される。
【0036】“フィルタモータ”と称する第1モータを
始動させる機能部(スタート−ストップ)はブロック2
6で示す。他方、比例カウンタ8により供給される信号
Yをθ(信号X)の関数としてmV単位で記録する。信
号Xが所定値より低くなるか、他の所定値より高くなる
と同時に、試料を1ステップΔθだけ進める“試料モー
タ”と称す第2モータに対する停止命令を入射角がθ+
Δθになるときエンコーダ21を経てマイクロプロセッ
サカード24に供給する。停止命令はエンコーダ21か
らスタート−ストップ機能部22を経て“試料モータ”
28に到達する。
【0037】次いで“フィルタモータ”26が動作を開
始してもっと高吸収又は低吸収のフィルタを位置させる
ことができる。この動作はエンコーダ27を経てシステ
ムに到来する“フィルタモータ”の制御部26の命令に
より実行される。フィルタ支持体60の回転が実行され
終わると、“フィルタモータ”が(ダイオードシステム
71a−71bにより)停止され、記録を再スタートす
る命令がエンコーダ21を経て“試料モータ”のスター
ト−ストップ制御部22により与えられる。他方、機能
部23は前記モータが一方向又は反対方向の走行の終点
0°又はθに到達した“試料モータ”を逆転させるもの
である。
【0038】最低吸収フィルタ(例えば吸収係数1を有
するフィルタ62f)がビーム路内に位置するときは、
カウンタから到来するデータY及び試料モータから到来
する信号Xの記録を測定値が所定の低限界値より低くな
る場合でも中断なしに連続させることができる。試料モ
ータに位置するエンコーダ21は本質的に測定ステップ
Δθの選択を可能にする。
【0039】本発明装置を用いると比例カウンタの係数
率の伸張が得られる。図4aは本発明装置により得られ
る不規則曲線を示す。この曲線の部分Aでは反射強度(
Y軸にプロットしてある)は最初極めて大きい。これが
ため高吸収フィルタを使用する。その後、強度はX軸に
プロットした角度θの関数として減少する。部分Aの底
部領域において、この強度は記録を点A2 で停止しな
ければ決定困難になる。このときフィルタ支持体60を
回転させて高吸収フィルタを吸収がこのフィルタの約1
/10であるフィルタと置き替え、斯る後に記録を再ス
タートさせる。この場合、曲線部分B1 −B2 が得
られる。B2 において強度が著しく弱くなり、記録を
再び停止する。このときフィルタ支持体60を回転させ
てこのフィルタを吸収がこのフィルタの約1/10であ
るフィルタと置き替え、斯る後に記録を再スタートする
【0040】これとは逆に、強度が所定値を越えて増大
する場合には、記録を再び停止させ、もっと高い吸収を
有するフィルタをビーム路内に位置させる。このように
して所定の強度レンジに適応するフィルタの挿入を自動
的に実行する。カウンタの信号YをX=θの関数として
記録する処理中にオペレータがこの処理に介在する必要
は何もない。
【0041】更に、なめらかな記録曲線を得るためには
第2データ処理手段を設ける。図4bはデータを更に処
理して得られる図4aの曲線を示す。この曲線は連続曲
線であり、終端A2 とB1 、B2 とC1 等を一
致させたものである。第2データ処理手段は論理回路を
具えるが、ワイヤド回路で構成することもできる。論理
回路を用いるときは、次のアルゴリズムを使用する。 1) 比例カウンタ、即ち0〜100 mVのレンジを
有するmVマルチメータにより供給される信号の測定値
の初期化;2) 測  定    (a) グラフの境
界(b) 測定値の境界(c) フィルタ交替テスト(
d1)マルチメータの測定値>90mVの場合、最大吸
収フィルタの挿入;(d2)マルチメータの測定値<最
小反射の境界値(例えば20又は50mV)の場合、最
低吸収フィルタの挿入;3) 測定の終了(a) ファ
イルの保管(b) 測定値の正規化及び補正(c) 測
定値の記憶→ファイル名4) 測定値の検索 a1)線
形a2)線形−対数5) プリンティング:印字出力6
) フォーマッティング(ASCII) =ファイルを
主コンピュータが使用する機械語に変換する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による測定自動化システムが付加された
標準回折計装置の概略構成図である。
【図2】2aはこの自動化装置の機械部分の平面図であ
り、2bは図2aの III−III 線上の断面図で
ある。
【図3】本発明自動化システムにおける測定信号の処理
手順を示すブロック図である。
【図4】4aは自動化システムが設けられた回折計装置
により得られたディジタル処理前の測定値の一例を示す
図であり、4bはディジタル処理後の同一の測定値の例
を示す図である。
【符号の説明】
1  X線源 2,3  コリメータ系 5  コリメータ系 6  フィルタ挿入手段 7  モノクロメータ 8  比例カウンタ 10  試料方向づけ手段 11  試料支持体 20  自動化システム 21  エンコーダ 22  スタート−ストップ機能部 23  逆転機能部 24  マイクロプロセッサ 25  主コンピュータ 26  スタート−ストップ機能部 27  エンコーダ 30,40,50  データ処理システム60  支持
体 62a〜62f  フィルタ 68  円板 66a〜66f  孔

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  X線源と、該X線源用のコリメータ装
    置と、試料支持体と、試料により反射されたビームに対
    するコリメータ装置と、試料により反射された光子の数
    に比例する出力信号を電圧形態にて発生するカウンタと
    を具えているX線回折計装置において、当該X線回折計
    装置が: −試料支持体用のモータ駆動部; −比例カウンタにより供給される信号Yを、試料の入射
    平面と入射ビームとの間のXにて示される角度θの関数
    として記録する手段; −吸収係数が異なる複数のフィルタに対する支持体を有
    し、且つこの支持体用のモータ駆動部を含む機械的手段
    ; −前記フィルタ支持体における1つのフィルタを選択し
    、且つ試料支持体のモータ駆動部、フィルタ支持体のモ
    ータ駆動部及び/又は記録手段を制御するためのデータ
    処理手段;も具えていることを特徴とするX線回折計装
    置。
  2. 【請求項2】  前記データ処理手段が:−境界が予め
    定められる範囲に関連する比例カウンタから到来する信
    号Yの値を測定する機能部と、境界に達した場合に: −信号Yの記録及び試料用モータ駆動部を停止させる機
    能部と; −複数のフィルタから1つのフィルタを選択する機能部
    と; −この選択したフィルタを試料により反射されたX線ビ
    ームの通路内に動かすようにフィルタ支持モータ駆動部
    を始動させる機能部と; −信号Yの記録及び試料用モータ駆動部の駆動を開始さ
    せる機能部;とを具えることを特徴とする請求項1に記
    載のX線回折計装置。
  3. 【請求項3】  前記機械的手段が、前記フィルタ支持
    体を所定位置に固定させて、選択したフィルタが試料に
    より反射されたビーム通路内に位置付けられるようにす
    る固定手段を具えていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のX線回折計装置。
  4. 【請求項4】  前記固定手段が前記フィルタ支持体に
    連結した支持体にあけた孔を有し、これらの孔の数を前
    記フィルタの個数に対応させ、且つこれらの孔を、1つ
    の孔が発光−受光ダイオード系におけるビーム通路を通
    過する際に、フィルタ支持体用モータ駆動部が停止位置
    に調整されるように配置したことを特徴とする請求項3
    に記載のX線回折計装置。
  5. 【請求項5】  前記複数個のフィルタが、nを整数と
    するとき、吸収係数Aが100 , 101,−−−−
    −−10n から選定されるX線に対するフィルタを具
    え、且つこれらのフィルタを吸収係数Aが小さくなるよ
    うな順序でフィルタ支持体に収容させたことを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のX線回折計装置。
  6. 【請求項6】  前記フィルタ支持体をベルトを介して
    モータにより駆動される平板としたことを特徴とする請
    求項5に記載のX線回折計装置。
  7. 【請求項7】  前記発光−受光ダイオード系に結合さ
    せる孔を、ベルトを介してモータにより駆動される平板
    にあけたことを特徴とする請求項5又は6のいずれかに
    記載のX線回折計装置。
  8. 【請求項8】  前記フィルタ支持体及び前記孔をあけ
    た平板を同じモータにより駆動させるようにしたことを
    特徴とする請求項7に記載のX線回折計装置。
  9. 【請求項9】  前記フィルタを幅eが次第に小さくな
    る薄い金属細条で実現したことを特徴とする請求項1〜
    8のいずれかに記載のX線回折計装置。
  10. 【請求項10】  前記フィルタ用金属をCu, Ni
    , Alの内からX線源の波長の関数として選定したこ
    とを特徴とする請求項9に記載のX線回折計装置。
  11. 【請求項11】  記録された曲線を平滑化するための
    第2データ処理手段も具えていることを特徴とする請求
    項1〜10のいずれかに記載のX線回折計装置。
  12. 【請求項12】  前記第2データ処理手段が少なくと
    も: 1)  比例カウンタにより電圧として供給される信号
    の測定値を初期化する機能部と; 2)  グラフの境界、カウンタによる測定値の境界を
    測定し、フィルタ交換試験を行い、カウンタにより行っ
    た測定が所定の境界値を越える場合には最高吸収度のフ
    ィルタを位置させるが、カウンタにより行った測定が最
    小反射に対応する所定の境界値以下となる場合には、吸
    収度の小さいフィルタを位置させる機能部と;3)  
    測定を終了させる機能部と; 4)  測定値を検索する機能部と; 5)  出力をプリントアウトする機能部と;6)  
    フォーマッティングする機能部;とを具えていることを
    特徴とする請求項11に記載のX線回折計装置。
  13. 【請求項13】  多層の金属、半導体又は絶縁体の特
    性を決定するために請求項1〜12のいずれかに記載の
    X線回折計装置を視射角モードで使用し、角度θが0°
    〜2°の角度値の範囲内でステップ状に変化し、各ステ
    ップΔθが特定フィルタでの測定範囲に対応して、比例
    カウンタが、その対応値が線形となる範囲内で作動する
    ようにすることを特徴とするX線回折計装置の使用方法
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