JPH04232641A - 記録・再生装置 - Google Patents

記録・再生装置

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Publication number
JPH04232641A
JPH04232641A JP3227588A JP22758891A JPH04232641A JP H04232641 A JPH04232641 A JP H04232641A JP 3227588 A JP3227588 A JP 3227588A JP 22758891 A JP22758891 A JP 22758891A JP H04232641 A JPH04232641 A JP H04232641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette holder
cassette
transmission
pulse
pulse generator
Prior art date
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Pending
Application number
JP3227588A
Other languages
English (en)
Inventor
Josef Inschlag
ヨゼフ インシュラッヒ
Leopold Metzker
レオポルド メッケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH04232641A publication Critical patent/JPH04232641A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67544Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading
    • G11B15/67547Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder
    • G11B15/67549Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder with servo control
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/67502Details
    • G11B15/67505Servo control

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録担体を含んでいる
カセットを内部へ挿入できる記録・再生装置であって、
電動機と、その電動機により駆動され得る伝動装置と、
その伝動装置を介して前記電動機により駆動され、その
カセットホルダ内へ手動でカセットが挿入できる装荷位
置とカセットホルダ内へ挿入されたカセットがその装置
内の動作位置を占有する動作位置との間を移動できるよ
うに配設され、カセットホルダ内への手動挿入の間カセ
ットがそにに対して当接し且つカセットの手動挿入の間
手動でカセットホルダの装荷位置から切換位置までそれ
を介してカセットホルダが動かされ得る少なくとも1個
の制限係止部を具えたカセットホルダと、そのカセット
ホルダにより制御でき且つ前記カセットホルダが手動で
カセットホルダの装荷位置から立ち退かされた後カセッ
トホルダの切換位置に到達した時に電動機を始動するた
めの制御信号を発生し、その電動機が前記伝動装置を介
してカセットホルダをカセットホルダの切換位置からカ
セットホルダの動作位置まで動かすようにその制御信号
に応答できる感知装置とを具えた記録・再生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】冒頭部分に定義した種類の装置は既知で
あり市販されている。カセットをこの既知の装置の溝形
のカセットホルダ内へ装荷するために、カセットはその
カセットホルダ方向に延在する挿入方向でカセットホル
ダ内へ挿入され得る。カセットホルダは伝動装置の第1
摺動部へ確実に結合されて、その第1摺動部はカセット
の挿入方向に平行に動けるように案内されている。この
第1摺動部は、この摺動部に働き且つばねの他端でその
伝動装置の第2摺動部に働く引っ張りばねにより挿入方
向と反対の方向に付勢され、その第2摺動部は第1摺動
部と平行に案内される。この第2摺動部は伝動装置の多
段部分を介して電動機により駆動されるように配置され
る。引っ張りばねにより互いに結合されているこれらの
2個の摺動部は、各々が係止部を具え、前記引っ張りば
ねがこれらの2個の係止部が互いの掛合を保つように働
く。カセットがカセットホルダの装荷位置にあるカセッ
トホルダ内へ手動で挿入される場合には、そのカセット
はカセットホルダの制限係止部に対して当接し、それに
よりこの係止部を動かすので、そのカセットホルダはカ
セットホルダの装荷位置からカセットホルダの切換位置
に向かって手動で動かされる。カセットホルダはこの時
そのカセットホルダが確実に結合されている第1摺動部
を動かす。しかしながら、第2摺動部は、静止している
電動機とこの第2摺動部とその電動機との間の伝動部分
の妨害動作とによって進行され得ない。その結果二つの
摺動部の間の引っ張りばねは引っ張られ、これらの摺動
部の二つの係止部を相互から解放されるようにする。こ
の引っ張りばねの引っ張りはカセットホルダがカセット
ホルダの切換位置に到達するまで続行する。かくして、
この切換位置においてカセットホルダは第1摺動部を介
して引っ張りばねの力を受け、このばねはかくしてカセ
ットホルダをカセットホルダの装荷位置へ返すように働
く。切換位置において、引っ張りばねの力に対して動か
された第1摺動部は電気的スイッチを動かし、そのスイ
ッチはカセットホルダにより動かされ、それの動作が電
動機を始動するための制御信号を作り出す感知装置とし
て構成されている。それからこの制御信号に応答して起
動される電動機は、カセットホルダの切換位置からカセ
ットホルダの動作位置へのカセットホルダの電動機介助
運動を得るための機構を動かす。この時第2摺動部は最
初にカセットの手動挿入の間カセットホルダにより動か
された第1摺動部を追従するようにされるので、挿入方
向と反対の方向に引っ張りばねにより第1摺動部へ及ぼ
される力は特定時間間隔内に増進される。しかしながら
、引っ張りばねにより第1摺動部に及ぼされる力が増進
されるこの時間間隔の間に、手動で挿入されたカセット
がこの装置の使用者により不注意に解放される場合には
、まだ充分に増進されていない引っ張りばねにより第1
摺動部へ及ぼされる力は、第1摺動部へ確実に結合され
ているカセットホルダを、挿入方向と反対にカセットホ
ルダの装荷位置に向かって不意に動かし、それがカセッ
トをカセットホルダの制限係止部から離昇させるので、
カセットはもはやカセットホルダ内に正しく位置決めさ
れ得ない。カセットホルダの動作位置へ向けてのカセッ
トホルダの電動機介助運動が進行する場合には、これが
装置の他の部分に対する詰まりあるいは妨害となり得る
ので、そのカセットホルダはカセットホルダの動作位置
へ正しく動かされ得ない。そのような正しくない動作は
この装置または装置の一部を損傷することになり得て、
それは勿論望ましくない。
【0003】上記から明らかなように、既知の装置にお
ける感知装置は電気スイッチにより構成されている。そ
のようなスイッチは装置に取り付けられる場合に非常に
正確に位置決めされねばならず、あるいはスイッチはカ
セットホルダの正確に定義された切換位置を得るために
取り付け後に非常に正確に調整されねばならない。これ
が相当の付加的な経費を構成し、その経費がそのような
装置の製造を一層高価にする。この切換位置が装荷位置
に近すぎてはならず、さもなければすでに切換位置での
カセットホルダについて、カセットはまだ手動で保持さ
れ得るので、カセットホルダの切換位置の正確な定義が
必要であり、カセットホルダがカセットホルダの動作位
置に向かって電動機駆動される場合に切換位置において
電動機の始動の後に動作欠陥となり、更にその上この切
換位置が装荷位置から離れ過ぎてはならず、さもなけれ
ば切換位置に到達した場合にカセットを挿入する使用者
が装置内へ彼の手を深すぎて挿入するので、カセットホ
ルダがカセットホルダの動作位置に向けて電動機駆動さ
れる場合に、電動機が切換位置において起動された後に
使用者の指を傷害することになり得る。この感知装置を
形成する電気的スイッチを動かし且つ制御するために、
既知の装置は2個のばね結合された摺動部を有する比較
的複雑な構成が必要であり、それは低コスト及び高動作
信頼性の単純な構成とは相いれない。
【0004】ここで、冒頭部分に定義した種類の装置は
ドイツ国公開第38 38 013 号から既知である
ことも注目すべきである。この装置のおいては、電動機
とカセットホルダとの間の伝動装置はカセットホルダか
ら見て自己施錠するウオーム歯車を具えているので、手
動で挿入されたカセットがカセットホルダの制限係止部
に対して当接した後に、カセットホルダはカセットホル
ダの装荷位置から少しだけしか動かすことができず、そ
れ故にカセットホルダの切換位置が装荷位置に非常に接
近して置かれると言う欠点を有し、信頼できる動作の観
点から望ましくない。更にその上、この既知の装置にお
ける感知装置もカセットホルダにより動かされ得る伝動
部材によって動かされる電気的スイッチであり、それが
スイッチの正確な位置決めに関して上述の問題へ導く。 このスイッチと協働する伝動部材はカセットホルダによ
り非常に小さい範囲のみを動けるだけであるから、正確
な切り換える瞬間を保証することは比較的困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題点を緩和し
、単純な方法で冒頭部分で定義した種類の装置において
カセットホルダが装荷位置から選択された適当な距離に
置かれた非常に正確に定義された切換位置を有すること
を単純な方法で保証し、且つカセットホルダがカセット
ホルダの装荷位置から手動で動かされた後にカセットホ
ルダが切換位置に到達した場合に電動機を始動するため
の制御を単純な手段により起こすことが本発明の目的で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明は、感知装置が伝動装置の一伝動部材により駆動でき
るパルスイニシエータを具え且つその伝動部材の運動に
一致する複数のパルスを発生するように適用されるパル
ス発生器を具え、少なくとも前記カセットホルダと前記
伝動部材との間の伝動部分が少なくとも前記カセットホ
ルダから前記伝動部材への方向に確実な結合を与えるよ
うに構成され、手動でカセットホルダの装荷位置からカ
セットホルダの切換位置までカセットホルダが動かされ
た場合に、カセットホルダがその伝動部分を介して前記
伝動部材を駆動して前記伝動部材がパルスイニシエータ
を駆動し、それでパルス発生器がパルスを発生し、且つ
、前記感知装置がパルス発生器により発生したパルスの
数を計数する計数器と、前記パルス発生器により発生し
前記計数器により計数されたパルスの数を所定の比較条
件に従った公称値と比較し、比較条件が合致した場合に
電動機を始動するための制御信号を発生するために前記
計数器と協働する比較器とを具えたことを特徴とする。 この方法では、電動機を始動するための制御信号が、い
ずれにしても存在する伝動部材が複数のパルスを供給す
るために適用されるパルス発生器のパルスイニシエータ
を駆動すると言う非常に単純な手段によって生成される
。そのようなパルスイニシエータは伝動部材へ機械的に
接続された独立の部分であってもよい。しかしながら、
その代わりにパルスイニシエータが伝動部材と構成要素
をなしていてもよく、あるいは伝動部材それ自身により
構成されていてもよい。このパルスイニシエータは例え
ばパルス発生器の光電的光障壁と協働するシャッターホ
イルであってもよい。その代わりに、伝動部材を形成す
る歯車の歯がパルスイニシエータとして用いられ得て、
前記歯が例えば光学的に感知される。パルスイニシエー
タが摺動部の長手方向に動かされるように誘導される摺
動部の形態での伝動部材である場合には、その摺動部は
光学的に走査できる交互に明るい印と暗い印とが連続す
る分野を有さねばならない。その上、パルスイニシエー
タとパルス発生器との正確な位置には無関係に、パルス
イニシエータにより創始され且つパルス発生器により生
成されるパルスの数によってのみ切換位置が指令される
のだから、本発明によるステップはパルスイニシエータ
とパルス発生器との付加的な正確な位置決め又は調整な
しに、カセットホルダの切換位置が非常に正確に定義さ
れることを保証する。切換位置と装荷位置との間の距離
は公称値の適当な選択により簡単に定義することができ
る。かくして、公称値の選択により、装荷位置と切換位
置との間の距離及び従って切換位置それ自身を、要求さ
れる装置の構成をなんら変更することなく簡単に変える
ことができる。このことのもう一つの利点は、カセット
の手動挿入とそれによるカセットホルダの手動移動を妨
害するばねを使用することなく、これが可能なことであ
る。そのようなばねがない場合には、カセットホルダ内
へのカセットの手動挿入及び結果としてのカセットホル
ダの装荷位置からカセットホルダの切換位置へのカセッ
トホルダの手動移動の間のカセットの手動挿入と結果と
してのカセットホルダの手動移動に対抗するばね負荷は
決して存在せず、それがそのようなばね負荷の結果とし
ての誤動作を排除する。
【0007】本発明による装置のカセットホルダ内への
カセットの手動挿入の間に、カセットホルダがカセット
ホルダの切換位置に到達し且つ比較器が電動機を始動す
るための信号を発生する前に、装置の使用者が装荷位置
と切換位置との間に置かれた中間位置で挿入過程を停止
し、且つ続いてカセットをカセットホルダから除去した
場合には、カセットホルダはカセットの除去後に特定位
置になお保持されなくてはならない。この目的のために
カセットホルダは、例えばカセットホルダと協働する独
立したばね装置によってカセットホルダの装荷位置へ返
され得る。そのような独立したばね装置を省略し、且つ
なおカセットホルダが特定位置に保持されることを保証
するためには、装荷位置と切換位置との間にに置かれ且
つ手動挿入の間にカセットに及ぼされる力が止まった瞬
間に到達される中間位置にカセットホルダを保持するよ
うに伝動装置が構成されている場合に有利であることが
見出された。このことが、カセットホルダがカセットホ
ルダの切換位置へ到達する前に、カセットがカセットホ
ルダから除去された後に、カセットホルダがこの目的の
ために適当に構成された伝動装置によって装荷位置と切
換位置との間の中間位置に確実に保持されることを単純
な手段で保証する。
【0008】この点において、感知装置がパルス発生器
により発生され中間位置に到達するまで計数器により計
数されたパルスの数が記憶される記憶装置を具えること
が有利であることを見出した。この方法でパルス発生器
により発生され中間位置に到達するまで計数器により計
数されたパルスの数がこの記憶装置によって記憶され且
つ従って保持され、任意の時間利用できるままであるこ
とが達成される。続いてカセットがかくして伝動装置に
よってカセットホルダの中間位置に保持されるカセット
ホルダ内へ挿入され、カセットホルダがカセットホルダ
の制限係止部を介してカセットホルダの中間位置からカ
セットホルダの装荷位置に向かって動かされる場合には
、計数過程が中間位置に相当する値と記憶装置内に記憶
された値とにより進行し、それがカセットホルダがカセ
ットホルダの装荷位置から直接動かされずに、カセット
ホルダの中間位置から切換位置へ動かされてさえも、カ
セットホルダの動作位置へのカセットホルダの電動機介
助運動に対する電動機始動のための制御信号は切換位置
に到達した時に正確に発生されることを保証する。パル
ス発生器で発生されて中間位置に到達するまで計数器に
より計数されるパルスの数は、独立した記憶装置に記憶
され得るが、その代わりに記憶装置としても機能する計
数器内に記憶されてもよい。
【0009】上述のようにカセットホルダ内へのカセッ
トの挿入が中断された後に、カセットホルダは理論的に
は任意の時間伝動装置によってカセットホルダの瞬間に
おける中間位置に保持され得る。感知装置がパルス発生
器により発生されて計数器により計数されるパルスの数
の公称値との比較のための条件が、最初に発生したパル
スの出現後所定の時間間隔内に合致したことを検出でき
る検出器を具え、その検出器は比較条件が前記時間間隔
内に合致しない場合には電動機を始動するための別の制
御信号を発生し、その電動機はこの別の制御信号に応答
して、伝動装置を介してカセットホルダをカセットホル
ダの中間位置からカセットホルダの装荷位置へ返す場合
には有利であることを見出した。このことが、カセット
ホルダ内へのカセットの挿入が中断された後に、カセッ
トホルダが選択された時間間隔終了後にカセットホルダ
の瞬間的な中間位置からカセットホルダの装荷位置へ自
動的に設定されることを、非常に簡単な方法で保証する
【0010】
【実施例】以下、図面に示されているがそれによって本
発明が制限されない典型的な実施例を基礎として、本発
明を一層詳細に説明しよう。
【0011】図1と図2とはビデオレコーダとして構成
された記録・再生装置の一部を示しており、その装置の
ハウジング2は図1及び図2に示した断面においては部
分的に切り取られている。カセット5がハウジング2の
前壁4内の開口3を通ってこの装置1内へ挿入され得る
。図1及び2においてカセットは一点鎖線で図式的に示
してある。既知の方法でカセット5は2個の併置された
リールの間に延在する磁気テープの形態での記録担体を
含んでいる。開口3は回転できる蓋6によって閉じられ
得て、その蓋の閉じられた位置は点線で、また開いた位
置は実線で図1に示してある。この蓋6用の動作機構は
示してない。
【0012】この装置1はほぼ平形のシャシー7を有し
、そのシャシーは図示してない方法でハウジング2に連
結されている。シャシー7に垂直に延びる2個の案内あ
るいは取付壁8はねじによってシャシー7へ連結されて
いる。2個の取付壁8のうちの1個のみが図1と図2の
両方に見える。蓋6は該蓋から横に突出する2個の心棒
9によって2個の取付壁8の間に回転できるように支持
されている。
【0013】この装置1はこの装置1内へ挿入されるカ
セット5を受け取るために溝形のカセットホルダ10を
具えている。このカセットホルダ10は金属底板11と
2個の合成樹脂側壁12及び金属上板13を具えている
。この側壁12は超音波溶接によって金属底板11と金
属上板13とへ接続されている。側壁12と構成要素を
成す2個の合成樹脂案内ピン14及び15が2個の側壁
12の各々から横に突出している。この案内ピン14及
び15が、両取付壁8内に形成されたL字形の案内溝孔
16及び17に掛合している。案内ピン14及び15と
案内溝孔16及び17とがカセットホルダ10を装荷位
置と動作位置との間で動けるようにしている。 装荷位置は図1及び2に実線で示した。この装荷位置に
おいてカセット5が矢印18により示した方向にカセッ
トホルダ10内へ手動で挿入できる。このカセットホル
ダ10は、この装荷位置から図1及び2には示してない
動作位置へ案内溝孔16及び17により定義された通路
に沿って動かされ、その動作位置においてカセットホル
ダ10内へ挿入されたカセット5はこの装置1内の動作
位置を占有する。このカセットの動作位置において、カ
セット内の磁気テープへの記録または磁気テープからの
再生が可能である。
【0014】カセットホルダの装荷位置とカセットホル
ダの動作位置との間のカセットホルダ10の移動のため
に、この装置1は電動機19とこの電動機19により駆
動され得る多段伝動装置20とを具えている。この伝動
装置20は以下の構成を有している。電動機軸21が平
歯車22を担持している。この平歯車22がシャシー7
上に回転可能に支持された心棒24に回転を固定され且
つ心棒24へ回転を固定された傘歯車25とこの心棒2
4を介して回転的に結合されている別の平歯車23と噛
合している。その傘歯車25はシャシー7上に回転可能
に支持された心棒27に取り付けられた別の傘歯車26
と噛合している。この別の傘歯車26はこの心棒27を
介して心棒27上で平歯車28へ回転的に結合されてい
る。この平歯車28は別の平歯車29と噛合している。 この別の平歯車29は、シャシー7上に回転可能に支持
された心棒30上に取り付けられ、平歯車31が取り付
けけられている心棒30により平歯車31へ回転的に結
合されている。この平歯車31は別の平歯車32と噛合
し、その平歯車32は取付壁8から横に突出して回転可
能に支持されている心棒33へ回転を固定されている。 その心棒33は平歯車35と噛合している平歯車34を
更に担持し、且つ回転的に固定されている。平歯車35
は取付壁8から横に突出し且つ回転的に支持されている
心棒36上に回転的に支持されている。腕37が平歯車
37から放射状に突出している。この腕37は案内ピン
14により掛合された溝孔38を有し、その案内ピンは
カセットホルダ10から横に突出している。これが、電
動機19からカセットホルダ10までとカセットホルダ
10から電動機19までとの両方で、電動機19とカセ
ットホルダ10との間を実質的に摺動しない確実な伝動
装置となり、電動機19によりカセットホルダ10を駆
動されることを可能にしている。
【0015】カセットホルダ10はカセットホルダの底
板11と構成要素を成し、挿入方向18にその底板から
突出しているL字形のリム39を具えている。このリム
39がカセットホルダ10の制限係止部を形成し、その
リムに対してカセットホルダ10内へ手動で挿入された
カセット5が当接する。カセット5が手動で挿入された
場合に、カセットホルダ10は図1及び2に示したカセ
ットホルダの装荷位置からこのリム39を介して切換位
置へ手動で動かされ得る。図1及び2には実際にはカセ
ットホルダの切換位置にあるカセットホルダ10のリム
39のみが点線で示してある。
【0016】この装置1は更に感知装置40を具えてお
り、その感知装置はカセットホルダ10により制御され
得て、且つカセットホルダの装荷位置から手動でカセッ
トホルダが動かされた後、カセットホルダ10の切換位
置に到達した場合に、電動機19を起動するための制御
信号U1を発生し、電動機19はこの制御信号U1に応
答して、図3及び4を参照して以下に説明するように、
伝動装置20を介してカセットホルダ10をカセットホ
ルダの切換位置からカセットホルダの動作位置まで動か
す。
【0017】この装置1においては、感知装置40が伝
動装置20の伝動部材、即ち心棒27により駆動され得
るパルスイニシエータ42を有するパルス発生器41を
具えている。ここで、パルスイニシエータ42は4個の
羽根を有するシャッターホイルとして構成されている。 このシャッターホイル42は図式的に示したように光電
的障壁43と協働する。原理的にはシャッターホイル4
2と光電的光障壁43とを具えるパルス発生器はこの方
法で心棒27の運動、即ち回転に従って複数のパルスを
発生するように構成されている。
【0018】カセットホルダ10が手動でカセットホル
ダの装荷位置からカセットホルダの切換位置へ動かされ
た場合に、カセットホルダ10が心棒27を、且つ従っ
てパルスイニシエータ42をカセットホルダ10と心棒
27との間の伝動装置の部分を介して駆動し、その部分
は前述のように確実に摺動しない伝動装置を形成する。 この結果として、パルス発生器41はカセットホルダ1
0がカセットホルダの装荷位置から切換位置へ動かされ
た場合にパルスを発生する。パルス発生器41により発
生されたパルスのそれ以上の処理を図3に示した回路図
と図4に示した流れ図とを参照して説明しよう。
【0019】図3に示した回路の構造を最初に説明しよ
う。この回路はパルス発生器41の光電的光障壁43を
具え、その光障壁は電圧V1へ接続されている。この光
電的光障壁43の出力信号はパルス整形段44へ印加さ
れ、そのパルス整形段が光電的光障壁43の出力信号を
増幅し、且つ矩形波パルス信号に変換する。パルス整形
段44の出力端子はマイクロコンピュータ45の入力端
子E1へ接続されている。この装置で幾つかの仕事を実
現するために明らかに用いられているこのマイクロコン
ピュータ45も前述の感知装置40の一部を構成してお
り、カセットホルダ10が切換位置へ到達した場合に電
動機19を起動するための制御信号U1をその感知装置
が発生する。マイクロコンピュータ45により形成され
た感知装置40のこの部分を、図3に図式的ブロック線
図として示した。しかしながら、感知装置のこの部分は
その代わりにディスクリート回路技術で構成してもよい
【0020】この感知装置40は入力端子E1と協働し
、且つこの感知装置40のパルス発生器により発生され
たパルスの数を計数する計数器46を具えている。この
計数器46は同時に任意時間用の瞬時の計数を記憶する
記憶装置を構成している。比較器47が、パルス発生器
41により発生されて計数器46により計数されたパル
スの数を、所定の比較条件に従って公称値と比較するよ
うに計数器46と協働し、且つ比較条件が合致した場合
に電動機19を起動するための制御信号U1を発生する
。前記公称値もこの比較器47と協働する記憶装置48
に記憶されている。その比較条件は計数器46により計
数されたパルスの数が記憶装置48に記憶された公称値
と一致しなければならないと言うことである。しかしな
がら、その代わりにこの比較条件は計数されたパルスの
数が二つの制限値の間の公称値範囲内でなければならな
いと言うことでもよい。この比較条件が合致した場合に
比較器47は制御信号U1を発生する。この時この制御
信号U1はマイクロコンピュータ45の出力端子A1上
に得られる。この制御信号U1は増幅段49へ印加され
る。この増幅段49は図式的に示した電子的切換段50
を制御する。この制御信号U1が現れた場合に切換段5
0のスイッチが閉じられ、その結果、カセットホルダ1
0を伝動装置40を介してカセットホルダの切換位置か
ら動作位置まで電動機19が動かすような回転の方向で
、電動機19が駆動されるように二つの電圧V2とV3
とへ電動機19が接続される。
【0021】この感知装置は更に、マイクロコンピュー
タ45の入力端子E1を介するパルス整形器44と比較
器47と及び別の記憶装置52と協働する検出器51を
具えている。 この検出器51によって、パルス発生器41により発生
され且つ計数器46により計数されたパルスの数の公称
値との比較のための条件が、最初に発生したパルスの出
現の後所定の時間間隔以内に合致したことを検出するこ
とが可能である。この目的のためにこの検出器51は少
なくともパルス整形器44から最初に発生したパルスと
、比較器47からの制御信号U1及び記憶装置52から
の別の公称値とを受信する。この別の公称値は比較条件
がそれ以内で合致しなければならない前記時間間隔に相
当する。前記所定の時間間隔以内に比較条件と不一致の
場合には、それは装置1へのカセット5の挿入がカセッ
トホルダの切換位置の前にカセットホルダ10の中間位
置に止められるか、あるいは長時間中断された場合であ
るが、この感知装置40の検出器51が電動機19を起
動するための別の制御信号U2を発生し、電動機はこの
別の制御信号U2に応答して、カセットホルダ10を伝
動装置20を介してカセットホルダの中間位置から装荷
位置へ返す。手動挿入の間カセット5に及ぼされる力が
止む瞬間において到達したカセットホルダの中間位置に
カセットホルダ10がある限り、カセットホルダ10は
伝動装置20によりこの中間位置に保持される。この別
の制御信号U2は検出器51と協働するマイクロコンピ
ュータ45の出力端子A2上に得られる。この別の制御
信号が増幅段53へ印加される。この別の制御信号U2
が出現した場合、切換段54のスイッチが閉じられるの
で、カセットホルダ10を伝動装置20を介して電動機
19によりカセットホルダの動作位置から装荷位置の方
向へ動かすような回転方向で電動機19が駆動されるよ
うに、二つの電圧V2とV3とへ電動機19が接続され
る。
【0022】図3に示した回路は図式的に示したスイッ
チS1, S2及びS3も具えている。これらのスイッ
チは任意に構成されたスイッチであってもよく、光電的
に動作してもよい。これらの3個のスイッチは各々電圧
V4へ接続された一端を有している。スイッチS1はマ
イクロコンピュータ45の入力端子E4へ、スイッチS
2はマイクロコンピュータ45の入力端子E3へ、及び
スイッチS3はマイクロコンピュータ45の入力端子E
2へ接続されている。カセットホルダ10がカセットホ
ルダの動作位置へ到達した場合に、スイッチS1が閉じ
られる。カセットホルダ10がカセットホルダの装荷位
置へ到達した場合に、スイッチS2が閉じられる。人手
で制御できるキー55が動かされた場合にスイッチS3
が閉じられる。このキー55は排除キーであり、このキ
ーはこの装置1から除去されることをカセット5に許容
するように、カセットホルダの動作位置から装荷位置ま
でのカセットホルダ10の移動を付勢するために動かさ
れる。検出段56, 57及び58は、それぞれ入力端
子E2, E3及びE4の各々と協働する。各検出段5
6, 57又は58によって、関連するスイッチS3,
 S2又はS1が閉じているか又は閉じられたかのいず
れかを検出することが可能である。スイッチS3が閉じ
ていることを検出段56が検出した場合には、検出段5
6は別の制御信号U3を供給し、その制御信号はマイク
ロコンピュータ45の出力端子A2を介して増幅段53
へ印加され、且つその制御信号は検出器51により供給
される別の制御信号U2と同じ効果を有する。 スイッチS2が閉じていることを検出段57が検出した
場合には、検出段57は別の制御信号U4を供給し、そ
の制御信号はマイクロコンピュータ45の別の出力端子
A3を介して別の増幅段59へ印加される。この増幅段
59は切換段54を制御する。この別の制御信号U4が
出現した場合には、切換段54のスイッチが開かれ、電
動機19への電力供給を中断せしめる。スイッチS1が
閉じていることを検出段58が検出した場合には、検出
段58は別の制御信号U5を供給し、その制御信号はマ
イクロコンピュータ45の別の出力端子A4を介して別
の増幅段60へ印加される。この増幅段60は切換段5
0を制御する。この別の制御信号U5が出現した場合に
は、切換段50のスイッチが開かれ、電動機19への電
力供給を中断せしめる。
【0023】カセット5の手動挿入の後カセットホルダ
10をカセットホルダの動作位置へ動かし、且つ前記カ
セットホルダをカセットホルダの動作位置から装荷位置
まで返すために、この装置1のマイクロコンピュータ4
5内で実行されるプログラムを図4の流れ図を参照して
以下に説明する。
【0024】カセットホルダ内へのカセット5の手動挿
入の後カセットホルダ10をカセットホルダの動作位置
へ動かすために、このプログラムがブロック61におい
て開始される。次のブロック62において、パルス発生
器41により発生するパルスを計数する計数器46の計
数Z1が零に設定される。続いて、ブロック63ではマ
イクロコンピュータ45の出力端子A1が低電位L(低
)に設定される。この後、ブロック64で出力端子A2
が低電位Lに設定される。ブロック65において出力端
子A3が続いて低電位Lに設定される。それからブロッ
ク66において出力端子A4が低電位Lに設定される。 これらのブロック63, 64, 65及び66を実行
することにより、2個の切換段50と54との全部のス
イッチが開かれ、且つ従って電動機19は停止している
ことが保証される。
【0025】次のブロック67において、マイクロコン
ピュータ45の出力端子E1上にパルスが出現するかど
うか、即ちパルス発生器41が最初のパルスを発生した
かどうかを、検出器51によってチェックする。パルス
が出現しない限り、ブロック63へもどって、その後ブ
ロック64, 65, 65, 66及び67が再びた
どられる。ブロック67において入力端子E1上に最初
のパルスが出現したことが見出された場合には、マイク
ロコンピュータ45の内部計数器Zの計数Z2が(その
内部計数器Zは検出器51の一部を形成する)、続いて
零にリセットされてブロック68で起動される。周知の
ように、そのような内部計数器Zはこのマイクロコンピ
ュータ内の別のプログラムサイクルとは無関係に絶えず
増加されるか又は減少されている。
【0026】次のブロック69において、パルス発生器
41からの最初のパルスの出現がブロック67で検出さ
れた後に、計数器46の計数Z1が増加され、すなわち
値1だけ増加される。ブロック70において、入力端子
E1上にパルス発生器41から別のパルスが出現するか
どうかが続いて確かめられる。これが事実である場合に
は計数器46の計数Z1がブロック71において増加さ
れる。ブロック72において、比較器47が続いて計数
器46の計数Z1が記憶装置48に記憶された公称値N
1に一致するかどうかをチェックする。この所定の比較
条件が合致しない場合には、プログラムはブロック70
へ進行し、その後ブロック71と72とが再びたどられ
る。計数器46の計数Z1が公称値N1と一致するやい
なや、すなわちパルス発生器41がパルスの所定の数を
供給するやいなや、これはカセットホルダ10内へのカ
セット5の手動挿入の間にこのカセットホルダがリム3
9を介してカセットホルダの切換位置へ手動で動かされ
たことを意味するので、比較器47は流れ図ブロック7
3で制御信号U1を供給し、これでマイクロコンピュー
タ45の出力端子A1が高電位H(高)に設定される。 この結果として、切換段50のスイッチが閉じられて電
動機19が駆動され、伝動装置20を介して電動機19
によりカセットホルダの切換位置から動作位置まで、カ
セットホルダ10が動かされる。次のブロック74にお
いて、スイッチS1が閉じられたかどうかが検出段58
によってチェックされる。これが真実でない場合には、
このプログラムはブロック74へ進行する。スイッチS
1が閉じられるやいなや、これはカセットホルダ10が
カセットホルダの動作位置に到達したことを意味するの
で、プログラムはブロック75へ続けられる。ブロック
75において、検出段58がマイクロコンピュータ45
の出力端子A4上に別の制御信号U5を作り出し、これ
で出力端子A4は高電位Hに設定される。これの結果と
して、切換段50のスイッチが開かれて電動機19は停
止する。カセットホルダ10はかくしてカセットホルダ
の動作位置へ動かされた。このプログラムはブロック7
6で終結される。
【0027】カセットホルダの切換位置に到達する前に
カセットホルダ10内へのカセット5の挿入をこの装置
の使用者が停止又は中断した場合には、すでに先に述べ
たように、装荷位置と切換位置との間におかれ、挿入過
程が停止又は中断された瞬間に占有された瞬時の中間位
置に、伝動装置20はカセットホルダ10を保持する。 ブロック72においてチェックされた比較条件はまだ合
致していないので、ブロック70が続いて実行される場
合にはパルス発生器41からの別のパルスは出現しない
ことがこの時確認される。それの計数Z2がブロック6
8で零にリセットされており、且つブロック68におい
て起動された内部計数器Zの計数Z2が、既に記憶装置
52内に記憶された公称値N2に一致するかどうかが、
ブロック77において検出器51によってチェックされ
る。例えば内部計数器の計数Z2が公称値N2になるま
で自動的に増加または減少するために内部計数器Zによ
り必要な時間間隔が5秒に相当するような方法でこの公
称値N2は選択された。内部計数器Zの計数Z2が公称
値N2に到達しない場合には、このプログラムは続いて
ブロック70へ継続される。パルス発生器41からのこ
のもう一つのパルスが出現した後に、すなわちこの装置
の使用者が今や装置内へ更にカセットを挿入し、それに
より手動でカセットを動かした場合には、これがブロッ
ク70において検出されてプログラムがそれ故にブロッ
ク71に継続され、計数器46は記憶装置としても機能
する計数器46内に記憶された計数Z1からパルス発生
器41により供給されるパルスを計数する過程を続ける
。 しかしながら、パルス発生器41から別のパルスが生じ
ない場合には、それがブロック70で確かめられて、内
部計数器Zの計数Z2が公称値N2に到達したことがブ
ロック77内において見出され、プログラムはブロック
78により継続される。ブロック78において、検出器
51が別の制御信号U2を供給し、それでマイクロコン
ピュータ45の出力端子A2が高電位Hに設定される。 これの結果として、切換段54のスイッチが閉じられる
ので、カセットホルダの中間位置から装荷位置まで伝動
装置20を介して電動機がカセットホルダ10を返すよ
うに電動機19が駆動される。次のブロック79におい
て、スイッチS2が閉じたかどうかを検出段57がチェ
ックする。これが真実でない場合には、プログラムはブ
ロック79へ進行する。しかしながら、ブロック79に
おいてスイッチS2が閉じていることを検出段57が検
出した場合には、それはカセットホルダ10がカセット
ホルダの装荷位置へ到達したことを意味するので、プロ
グラムはブロック80へ進行する。ブロック80におい
て、検出段57は別の制御信号U4を供給し、それでマ
イクロコンピュータ45の出力端子A3が高電位Hへ設
定される。これが切換段54のスイッチを開かれるよう
にするので、電動機19は停止する。かくしてカセット
ホルダ10はカセットホルダの装荷位置へ返された。ブ
ロック80の後は、プログラムはブロック63へ継続さ
れ、その後ブロック64, 65, 66及び67が再
びたどられる。ブロック67において、パルス発生器4
1からの最初のパルスの出現が、カセットホルダと装置
とへのカセットの再挿入を待つために監視される。
【0028】カセットをこの装置から除去することを可
能にするように、記録又は再生動作の後にカセットホル
ダの動作位置から装荷位置までカセットホルダ10を動
かすために、ブロック81において、図4のプログラム
が開始される。ブロック82において、マイクロコンピ
ュータ45の出力端子A1は低電位Lに設定される。ブ
ロック83において、出力端子A2が続いて低電位へ設
定される。その後、ブロック84において、出力端子A
3が低電位Lに設定される。それから出力端子A4がブ
ロック85において低電位Lに設定される。引き続くブ
ロック86において、スイッチS3が閉じているかどう
か、即ち排除ボタン55が動かされたかどうかを検出段
56がチェックする。これが真実でない場合には、プロ
グラムはブロック82へ進行し、その後ブロック83,
 84, 85及び86がたどられる。ブロック86に
おいて、スイッチS3が閉じている、即ち排除ボタン5
5が動かされていたことを検出した場合には、プログラ
ムはブロック78へ進行する。ブロック78においては
既知のようにマイクロコンピュータ45の出力端子A2
が高電位Hへ設定されるので、電動機19が駆動され、
且つ伝動装置20を介して、カセットホルダの動作位置
から装荷位置へカセットホルダ10を動かす。この後、
ブロック79及び80が実行され、カセットホルダ10
がカセットホルダの装荷位置へ動かされた後に、電動機
19がブロック80で停止される。
【0029】上述の装置においては、いずれにしても存
在する伝動部材がパルス発生器のパルスイニシエータへ
結合されている。カセットがカセットホルダ内へ挿入さ
れた場合にパルスイニシエータが駆動され、パルス発生
器が計数器により計数されるパルスを発生する。計数器
の計数が公称値と一致した場合に、制御信号が作り出さ
れ、その制御信号に応答して電動機がカセットホルダの
動作位置へカセットホルダを動かす。制御信号の発生は
パルス発生器により発生されたパルスの数のみに依存す
るので、パルス発生器の正確な位置は無関係であり、そ
れがパルス発生器の厳密でない取り付けと位置決めの利
点を有する。制御信号が出現する瞬間は公称値の大きさ
の選択に依存する。従って、公称値の適当な選択により
、制御信号が得られる瞬間を、必要な装置の構造に対す
るなんらの修正なしに変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ほとんど原寸の断面図で本発明に関連する記録
・再生装置の一部を図式的に示し、その装置は磁気テー
プを受け入れるために適用されるカセットホルダを具え
ている。
【図2】上側ハウジング壁を除去して図1内に示した装
置の関連部分を示す、図1の線II〜II上で取った断
面図、即ち平面図である。
【図3】図1及び2に示した装置の回路の関連部分を図
式的に示し、その回路部分はマイクロコンピュータを具
えている。
【図4】図3に示した回路部分のマイクロコンピュータ
内で実行されるプログラムの流れ図を示している。
【符号の説明】
1  記録・再生装置 2  ハウジング 3  開口 4  前壁 5  カセット 6  回転できる蓋 7  シャシー 8  取付壁 9  心棒 10  溝形のカセットホルダ 11  金属底板 12  合成樹脂側壁 13  金属上板 14,15  合成樹脂案内ピン 16,17  L字形案内溝孔 18  挿入方向矢印 19  電動機 20  多段伝動装置 21  電動機軸 22,23  平歯車 24  心棒 25,26  傘歯車 27  心棒 28,29  平歯車 30  心棒 31,32  平歯車 33  心棒 34,35  平歯車 36  心棒 37  腕 38  溝孔 39  L字形リム 40  感知装置 41  パルス発生器 42  パルスイニシエータ即ちシャッターホイル43
  光電的障壁 44  パルス整形段 45  マイクロコンピュータ 46  計数器 47  比較器 48  記憶装置 49  増幅段 50  電子的切換段 51  検出器 52  別の記憶装置 53  増幅段 54  別の切換段 55  人手で制御できるキー 56, 57, 58  検出段 59, 60  別の増幅段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録担体を含んでいるカセットを内部
    へ挿入できる記録・再生装置であって、電動機と、その
    電動機により駆動され得る伝動装置と、その伝動装置を
    介して前記電動機により駆動され、そのカセットホルダ
    内へ手動でカセットが挿入できる装荷位置とカセットホ
    ルダ内へ挿入されたカセットがその装置内の動作位置を
    占有する動作位置との間を移動できるように配設され、
    カセットホルダ内への手動挿入の間カセットがそにに対
    して当接し且つカセットの手動挿入の間手動でカセット
    ホルダの装荷位置から切換位置までそれを介してカセッ
    トホルダが動かされ得る少なくとも1個の制限係止部を
    具えたカセットホルダと、そのカセットホルダにより制
    御でき且つ前記カセットホルダが手動でカセットホルダ
    の装荷位置から立ち退かされた後カセットホルダの切換
    位置に到達した時に電動機を始動するための制御信号を
    発生し、その電動機が前記伝動装置を介してカセットホ
    ルダをカセットホルダの切換位置からカセットホルダの
    動作位置まで動かすようにその制御信号に応答できる感
    知装置とを具えた記録・再生装置において、前記感知装
    置が伝動装置の一伝動部材により駆動できるパルスイニ
    シエータを具え且つその伝動部材の運動に一致する複数
    のパルスを発生するように適用されるパルス発生器を具
    え、少なくとも前記カセットホルダと前記伝動部材との
    間の伝動部分が少なくとも前記カセットホルダから前記
    伝動部材への方向に確実な結合を与えるように構成され
    、手動でカセットホルダの装荷位置からカセットホルダ
    の切換位置までカセットホルダが動かされた場合に、カ
    セットホルダがその伝動部分を介して前記伝動部材を駆
    動して前記伝動部材がパルスイニシエータを駆動し、そ
    れでパルス発生器がパルスを発生し、且つ、前記感知装
    置がパルス発生器により発生したパルスの数を計数する
    計数器と、前記パルス発生器により発生し前記計数器に
    より計数されたパルスの数を所定の比較条件に従った公
    称値と比較し、比較条件が合致した場合に電動機を始動
    するための制御信号を発生するために前記計数器と協働
    する比較器とを具えたことを特徴とする記録・再生装置
  2. 【請求項2】  前記伝動装置が、装荷位置と切換位置
    との間に置かれ、且つ手動挿入の間そのカセットる及ぼ
    される力が終わる瞬間に到達する中間位置にカセットホ
    ルダを保持するように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の記録・再生装置。
  3. 【請求項3】  前記感知装置が、パルス発生器により
    発生され且つ中間位置に到達するまで計数器により計数
    されたパルスの数を記憶する記憶装置を具えていること
    を特徴とする請求項2記載の記録・再生装置。
  4. 【請求項4】  前記感知装置が、パルス発生器により
    発生され計数器により計数されたパルスの数の公称値と
    の比較のための条件が最初に発生したパルスの出現後所
    定の時間間隔以内に合致することを検出することができ
    、前記時間間隔内に比較条件が合致しない場合には電動
    機を始動するための別の制御信号を発生する検出器を具
    え、前記電動機はカセットホルダを前記伝動装置を介し
    てカセットホルダの中間位置からカセットホルダの装荷
    位置まで返すようにその別の制御信号に応答することを
    特徴とする請求項2又は3記載の記録・再生装置。
JP3227588A 1990-09-11 1991-09-09 記録・再生装置 Pending JPH04232641A (ja)

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