JPH04232504A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH04232504A
JPH04232504A JP40852990A JP40852990A JPH04232504A JP H04232504 A JPH04232504 A JP H04232504A JP 40852990 A JP40852990 A JP 40852990A JP 40852990 A JP40852990 A JP 40852990A JP H04232504 A JPH04232504 A JP H04232504A
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controller
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Shin Takebe
武部 慎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つのシステムコン
トロ―ラ間で連続したデ―タを間欠的に非同期伝送する
デ―タ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2つのシステムコントロ―ラ間でデ―タ
伝送を行なう場合には、ハ―ドウェアの同期および速度
調整等をとるために、これらコントロ―ラ間には通常バ
ッファ装置が設けられている。
【0003】従来装置においては、このバッファ装置は
1個設けられ、一方のコントロ―ラからのアクセスを他
方のコントロ―ラのアクセスに対し優先させることで、
アクセスの衝突に備えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来構
成では、例えばシステムコントロ―ラAからシステムコ
ントロ―ラBへのデ―タ転送を考え、コントロ―ラAの
ライト要求がコントロ―ラBのリ―ド要求に優先すると
設定した場合、リ―ドの途中にライト要求がきたときに
は、リ―ドの前後でデ―タが異なることになり、コント
ロ―ラBはコントロ―ラAの同時刻および同内容のデ―
タを取り扱えないという問題が発生する。このことは、
システムコントロ―ラAからシステムコントロ―ラBへ
1つのまとまったデ―タを転送する場合大きな問題であ
り、正確なデ―タ転送をなし得なくなる。
【0005】また、上記デ―タ転送において、コントロ
―ラA側から前記バッファ装置に書き込まれるデータに
伝送エラーなどのエラーが含まれる可能性がある場合に
は、このままデータを前記バッファ装置に書き込むと、
エラーが含まれたデータがコントロ―ラBに伝送される
可能性があるので、従来装置においては前記バッファ装
置とコントローラAの間にさらにバッファ回路を設け、
コントロ―ラAのデータをまず1段目のバッファ回路に
書き込み、エラーのないことを確認して前記1段目のバ
ッファ回路に書き込んだデータを2段目のバッファ装置
に書き込むようにしていた。
【0006】しかし、この様な2段バッファの構成では
、回路規模が大きくなると共に、データ伝送速度が遅く
なるという問題がある。
【0007】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、2つのシステムコントロ―ラ間のデータ伝送
において、送信されるデータにエラーが含まれる可能性
がある場合でも、少ない回路規模で正確かつ確実なデ―
タ伝送を高速になし得るデ―タ伝送装置を提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、第
1のシステムコントロ―ラの出力デ―タが書込まれると
ともに、この書込みデ―タを前記第2のシステムコント
ロ―ラへ読出す第1および第2のメモリを具え、この第
1および第2のメモリを介して前記第1のシステムコン
トロ―ラから第2のシステムコントロ―ラへデ―タを非
同期で伝送するデ―タ伝送装置において、第1のシステ
ムコントロ―ラの出力デ―タが前記第1または第2のメ
モリに書き込まれる度に、この出力データのエラーを検
出するエラー検出手段と、第1のシステムコントロ―ラ
の出力デ―タが前記第1または第2のメモリに書き込ま
れる度に、前記エラー検出手段の検出出力に応じて次回
第1のシステムコントロ―ラの出力デ―タを書き込むメ
モリを選択し、該選択したメモリに対して次回の書き込
みを行なう書き込み制御手段と、前記第2のシステムコ
ントロ―ラがデータ受信を行うとき、前記書き込み制御
手段によって選択されたメモリの逆のメモリからデ―タ
を読出す読み出し制御手段とを具え、さらに前記書き込
み制御手段は、前記エラー検出手段から検出信号が出力
されないときは前回書き込んだメモリと逆のメモリに次
回の書き込みを行なうとともに、前記エラー検出手段か
ら検出信号が出力されたときは前回書き込んだメモリと
同じメモリに次回の書き込みを行なうようにする。
【0009】
【作用】かかる構成では、転送するデ―タを保持するメ
モリを第1のメモリ,第2のメモリに2重化する。
【0010】書き込み制御手段は、第1のシステムコン
トロ―ラの出力デ―タが前記第1または第2のメモリに
書き込まれる度にこの出力データのエラーを検出し、第
1のシステムコントロ―ラのデータをメモリに書き込む
際は、前記エラー検出手段の検出出力に応じて次回第1
のシステムコントロ―ラの出力デ―タを書き込むメモリ
を選択する。すなわち、基本的には、第1のシステムコ
ントロ―ラのデータ伝送に対応して第1のシステムコン
トロ―ラの出力デ―タを第1および第2のメモリに対し
て交互に書き込む制御を行なうのであるが、前回書き込
まれたデータ中にエラーが発生していたときは、前回書
き込みのときと同じメモリに対して書き込みを行なうよ
うにする。
【0011】読み出し制御手段は、前記書き込み制御手
段によってデータの書き込みが終了する度に決定された
次回データを書き込もうとするメモリのの逆のメモリか
らデ―タを読出すようにする。すなわち、前回書き込ま
れたデータ中にエラーが発生していたときは、次回書き
込みを行なうメモリは前回と同じメモリであるので、読
み出しは前回書き込まれたメモリと逆のメモリから行わ
れ、また、前回書き込まれたデータ中にエラーが発生し
ていないときは、次回書き込みを行なうメモリは前回と
逆のメモリであるので、読み出しは前回書き込まれたメ
モリと同じメモリから行われる。
【0012】なお、勿論、書き込み動作の際、第2のシ
ステムコントロ―ラが第1または第2のメモリに読み出
し動作を行っているときは、この読み出し動作を行って
いるメモリと逆のメモリに前記第1のシステムコントロ
―ラの出力デ―タを書き込むとともに、読み出し動作の
際、第1のシステムコントロ―ラが第1または第2のメ
モリに書き込み動作を行っているときはこの書き込み動
作を行っているメモリと逆のメモリから読み出し動作を
行うようにしている。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面にしたが
って詳細に説明する。
【0014】図1はこの発明の実施例を示すもので、こ
の場合図1の実施例は図2に示すデータ伝送システムに
おけるメインコントローラ100とホストコントローラ
200との間のデータ伝送を想定している。
【0015】この図2に示すシステムにおいて、センサ
群1−1,1−2,…1−Nは制御対象の機械の各部に
配設され、機械の各部の状態を検出するものである。ア
クチュエータ群2−1,2−2,…2−Nは機械の各部
に配設され、機械各部を駆動するものである。これらセ
ンサ群1−Nおよびアクチュエータ群2−Nはそれぞれ
ノード10−N(N=1〜N)に接続されており、これ
らノード10−1〜10−Nはメインコントローラ10
0を含んでループ状に直列接続されている。メインコン
トローラ100は接続された複数のノード10−1〜1
0−Nとのデータ授受制御およびホストコントローラ2
00とのデータ変換を主に行なうものである。ホストコ
ントローラ200はPLC(プログラマブルロジックコ
ントローラ)で構成され、前記メインコントローラ10
0を介して受信したセンサ群からのデータに基ずき前記
アクチュエータ群を駆動制御するデータを作成してこれ
をメインコントローラに与えることなどによって制御対
象の機械各部を統轄制御するものである。
【0016】図3は、ノードの数Nを5とした場合の当
該システムで用いられるデータ信号のフレーム構成を示
すもので、このデータフレーム信号はメインコントロー
ラ100から送出され、ノード10−1、10−2、…
…10−Nを経由した後、メインコントローラ100に
戻される。なお、同図3(a)はメインコントローラ1
00から出力された直後のデータフレーム信号を、同図
(b)、(c)、(d)、(e)はノード10−1、1
0−2、10−3、10−4から出力されるデータフレ
ーム信号を、同図(f)はノード10−5から出力され
る信号(N=5の場合はメインコントローラ100へ帰
還入力される信号)をそれぞれ示している。  図3の
フレーム構成における各信号の内容は以下のとおりであ
る。
【0017】STI;入力データ(センサデータ)DI
の先頭位置を示す第1のスタートコードDI  ;入力
データ(センサデータ)DIq ;第q番目のノードに
接続されたセンサからの入力データ STO;出力データ(アクチュエータ駆動データ)の先
頭位置を示す第2のスタートコード DO  ;出力データ(アクチュエータ駆動データ)D
Oq ;第q番目のノードに接続されたアクチュエータ
への出力データ SP  ;データ列の終端位置を示すストップコードC
RC;CRCチェックのためのCRCコードERR;エ
ラーの有無、エラー内容およびエラー位置を示すコード
、図2に示した各ノード10−1〜10−Nでは、図3
(b)〜(f)に示すように、スタートコードSTIと
スタートコードSTOの間に当該ノードに接続されたセ
ンサ1の検出データDIq を付加するとともに、スタ
ートコードSTOの後から当該ノードに接続されたアク
チュエータ2への出力データDOq を抜き取るよう動
作する。したがって、このシステムでは、メインコント
ローラ100からノード10−1に対して図3(a)に
示すようなアクチュエータ制御データDOを含むデータ
フレ−ム信号を送出すれば、このデータフレーム信号が
ノード10−1→ノード10−2→ノード10−3→ノ
ード10−4→10−5へと順次伝播されることにより
上記データフレ−ム信号中のアクチュエータ制御データ
DOが該当するノードへ割り振られるとともに、各ノー
ドで得たセンサ群の検出データが同データフレ−ム信号
中へ取り込まれる。この結果、上記データフレ−ム信号
がメインコントローラ100へ帰還されたときには、図
3(f)に示すように、アクチュエータ制御データDO
は全てなくなり、センサ群の検出データが同フレーム信
号中に含まれることになる。
【0018】上記図2に示すシステムにおいて、メイン
コントローラ100は各ノード10−Nを介して受信し
たデータフレーム信号(図3(f)参照)中のデータ部
分ををホストコントローラ200へ伝送する処理を行っ
ており、図1の実施例はかかるデータ伝送処理を実行す
る場合を想定している。すなわち図1に示す構成では、
システムコントロ―ラAはメインコントローラ100に
対応し、システムコントローラBはホストコントローラ
200に対応しており、図1においてはシステムコント
ローラAからシステムコントロ―ラ(以下コントローラ
と略す)Bへデ―タを伝送する場合を想定している。こ
れらコントローラA、Bは全く非同期に動作している。
【0019】メモリ20はコントロ―ラA,Bの双方か
らアクセス可能な書込み/読出し自在のデュアルポ―ト
メモリ(DPM)であり、この場合該デュアルポ―トメ
モリのアドレス「A」の最上位ビット「ALH」、又は
「ARH」をHかLかにすることで、メモリ領域を第4
図に示すようにH側およびL側に2分割するようになっ
ている。コントロ―ラA側からアクセスするときは、「
ALH」をH/LにすることでH/L側領域を選択し、
コントロ―ラB側からアクセスするときは「ARH」を
H/LにすることでH/L側領域を選択する。すなわち
、この場合メモリ20は謂ゆる2重化された構成である
【0020】図1中の各信号内容は以下のとおりである
【0021】A;アドレス信号(最上位アドレスは含ま
ない) D;データ W;ライト信号(1データ単位) R;リード信号(1データ単位) CSL   ;メモリ20の左側(コントローラA)か
らのチップセレクト端子。コントローラAの一連のライ
ト区間の間「L(ロー)」を保持している 。  CSR   ;メモリ20の右側(コントローラ
B)からのチップセレクト端子。コ         
 ントローラBの一連のリード区間の間「L(ハイ)」
を保持している。    ALH ;メモリ20の最上
位アドレスビットであり、左側(コントロ―ラA側) 
         からメモリ20をH/L領域に2分
割するための信号端子ARH ;メモリ20の最上位ア
ドレスビットであり、右側(コントロ―ラB側)   
       からメモリ20をH/L領域に2分割す
るための信号端子 AL10;書き込みエリア選択信号(LのときL領域を
選択し、HのときH領域を選択) AR10;読み出しエリア選択信号(LのときL領域を
選択し、HのときH領域を選択) DTERR ;伝送するデータのエラーの有無を示す信
号なお、この場合は前述したようにコントロ―ラAから
コントロ―ラBへの一方向についてのみのデ―タ転送を
問題としているため、コントロ―ラAは書込みのみを、
コントロ―ラBは読出しのみを行なう。またこのデータ
伝送においては、1回ライト区間またはリード区間の間
に複数のデータを処理するようにしており、このためC
SL   信号がLである区間には複数のライト信号W
が存在し、また同様にCSR   信号がLである区間
には複数のリード信号Rが存在する。また、CSL  
 信号やCSR   信号等のように、記号の後に付し
た  は論理反転記号すなわちバーに対応しており、 
 が付されたCSL   等の信号はLで有効となる。
【0022】コントロール回路30は、コントロ―ラA
から出力されるCSL  信号およびコントロ―ラBか
ら出力されるCSR   信号に基ずき、メモリ20の
書込み/読出し制御、すなわちL側領域およびH側領域
に2重化されたメモリ20のアクセス領域選択制御を行
なうものであり、その詳細構成を図5に示す。
【0023】コントロール回路30によるメモリ20に
対しての書込み/読出し制御の論理構成は以下の通りで
ある。
【0024】・書き込み論理 コントローラAからメモリ20に対する書き込みの際は
、前記データフレーム信号中のデータ部分をメモリ20
に書き込む度に、正確には書き込みを終了する度に書き
込んだデータのエラーの有無を検出し、該検出したエラ
ーの有無に応じて次回書き込むメモリエリアを決定する
。具体的には、以下の論理■■■によって、書き込みエ
リアが決定される。
【0025】論理■ L側領域およびH側領域に2重化されたメモリ20に対
する書き込みは、書き込み開始時に読み出しが行われて
いない場合で、かつ前回の書き込みのときに書き込んだ
データフレーム信号中にエラーが発生していなければ、
前回アクセスしたエリアと逆のエリアを選択する。すな
わち、この場合は、前回のアクセスエリアがH側領域で
あったときはこれと逆のL側領域を選択し、前回のアク
セスエリアがL側領域であったときはこれと逆のH側領
域を選択する。
【0026】論理■ 書き込み開始時に読み出しが行われていない場合で、か
つ前回の書き込みのときに書き込んだデータフレーム信
号中にエラーが発生していれば、前回アクセスしたエリ
アと同じエリアを選択する。すなわち、この場合は、前
回のアクセスエリアがH側領域であったときはこれと同
じH側領域を選択し、前回のアクセスエリアがL側領域
であったときはこれと同じL側領域を選択する。
【0027】論理■ 書き込みを行うときに既に読み出しを行なっているとき
は読み出しを行っている領域の逆側領域に対して書込み
を行う。この論理■の条件が最も優先する。すなわち、
この場合、データフレーム信号中のデータ部分に含まれ
るエラーとはCRCエラーなどの通信エラーを想定して
おり、このためこれらのエラーは散発的に発生する。し
たがって、前回のデータ書き込みの時にデータエラーが
発生していたとしても、今回や次回の書き込みのときに
は正常なデータが書き込まれる確率が高いのである。
【0028】前記論理■はこの点に着目してなされたも
ので、前回の書き込みのときに書き込んだデータフレー
ム信号中にエラーが発生しているときには、今回の書き
込みのとき前回書き込みのときと同じエリアを選択する
ことで、エラーのない正常なデータでエラーが書き込ま
れたエリアを上書きするようにしている。ただし、エラ
ーが発生していない通常状態ではH側領域からL側領域
へ、さらにはL側領域からH側領域へと交互に書き込み
領域を選択するのが前提である。また勿論、書き込みを
行うときに既に読み出しを行なっているときは読み出し
を行っている領域の逆側領域に対して書き込みを行う。
【0029】なお、図3に示したデータフレーム信号の
サンプリング周期(メインコントローラ100が上記デ
ータフレーム信号を送受信する周期)は各ノード10−
1〜10−Nに接続されたセンサやアクチュエータの信
号変化間隔より十分短く設定されている。
【0030】・読み出し論理 コントローラBによりメモリ20の記憶データを読み出
す場合は、前記データフレーム信号中のデータ部分をメ
モリ20に書き込む度にエラーの有無によって決定され
た次回の書き込みエリアの逆エリアからデータを読み出
すようにする。すなわち、次回の書き込みエリアがH側
領域と決定されているならばL側領域から読み出しを行
い、次回の書き込みエリアがL側領域と決定されている
ならばH側領域から読み出しを実行する。
【0031】すなわち、以下の論理■■によって、読み
出しエリアが決定される。
【0032】論理■ 読み出しを行うときに書き込みを行なっていないときは
、次に書き込みを行うとして決定された領域の逆側領域
に対して読み出しを行う。
【0033】論理■ 読み出しを行うときに既に書き込みを行なっているとき
は、書き込みを行っている領域の逆側領域に対して読み
出しを行う。
【0034】上記■〜■の論理に以下の論理■が追加さ
れている。
【0035】論理■ 読み出し領域を判定する時刻と書き込み領域を判定する
時刻とを常に異ならせることで、同時刻における領域決
定を防止するようにしている。。例えば、読み出し領域
をシステムクロックSCK の立上がりで判断したとき
は、書き込み領域は同システムクロックSCK の立下
がりで判断するようにする。
【0036】以上がコントロール回路30の論理の概略
である。
【0037】次に、上記論理を具体化したコントロール
回路30内の各回路構成を図5にしたがって説明する。
【0038】図5において、システムコントローラAは
、先の図2に示した各ノードを経由したデータフレーム
信号を受信部21で受信し、この受信データをデータ抽
出部22に入力する。データ抽出部22は、受信データ
フレーム信号中のデータ部分のみを抽出し、このデータ
部分をS/P変換器27を介してシリアルデータからパ
ラレルデータに変換した後、メモリ20のデータ端子D
に出力する。フレーム開始検出部23は、例えば先の図
3に示したデータフレーム信号中のスタートコードST
Iを検出することで、データフレーム信号の開始を検出
し、フレーム開始検出信号STを信号生成部26および
ゲート31、32に入力する。エラー検出部24は例え
ばCRCチェックなどによってデータフレーム信号中の
エラーを検出し、エラーを検出した場合はエラー検出信
号DTERR をゲート35に出力する。フレームエン
ド検出部25は、例えば先の図3に示したデータフレー
ム信号中の終端を検出し、フレームエンド検出信号FE
をゲート35およびゲート38に入力する。信号生成部
26はフレーム開始検出信号STに同期して、メモリ2
0のアドレス、ライト信号およびチップセレクト信号C
SL   を形成し、これらをメモリ20の各端子に印
加する。
【0039】ゲート35は、エラー検出信号DTERR
 の論理反転信号とフレームエンド検出信号FEとのア
ンドをとり、そのアンド出力NHをエクスクルシブオア
ゲート36に出力する。すなわち、このNH信号(ノー
マリーハイ)は、エラーが検出されない通常のときはH
(ハイ)であり、エラーが検出されたときのデータフレ
ーム信号の終端時に所定期間の間L(ロー)となる。
【0040】ゲート31〜33及びフリップフロップ3
4からなる構成は、データフレーム信号の開始時に(信
号STによる)、セレクタSEL(ゲート41〜43に
よる構成)の出力を選択し、これを次のデータフレーム
信号の開始時まで保持するための構成であり、フリップ
フロップ34の出力AL10を書き込みエリア選択信号
としてメモリ20のALH 端子に出力すると共にこの
信号AL10をエクスクルシブオアゲート36に出力す
る。
【0041】エクスクルシブオアゲート36は、先の論
理■、■を実現するための回路であり、今回書き込みを
行っているデータフレーム信号のエラーの有無によって
次回書き込むエリアを決定する。すなわち、NH信号が
Hのときは他方の入力AL10を反転して出力すること
で先の論理■を実現し、NH信号がLのときは他方の入
力AL10をそのまま出力することで先の論理■を実現
している。
【0042】ゲート37〜39およびフリップフロップ
40からなる構成は、データフレーム信号の終端時に(
信号FEによる)、エクスクルシブオアゲート36の出
力を選択し、これを次のデータフレーム信号の終端時ま
で保持するための構成であり、フリップフロップ40の
出力NAL10 は、次回書き込みを行おうとするメモ
リエリアを示している。
【0043】ゲート41、42および43からなる構成
SELは、コントローラBのチップセレクト信号CSR
   の状態に応じて先のフリップフロップ40の出力
NAL10 および読み出しエリア選択信号AR10の
反転信号のいずれを選択するかを決定するものであり、
このセレクタ回路SELの出力が次回書き込みを行なう
エリアを示す最終データとなる。すなわちコントローラ
Bのチップセレクト信号CSR   がLであるときは
、コントローラBがメモリ20を読み出し中であるので
、読み出しエリア選択信号AR10の論理反転信号を選
択することで現在読み出しを行っている逆のエリアを選
択し(論理■)、チップセレクト信号CSR   がH
であるときは、コントローラBがメモリ20を読み出し
中ではないので、フリップフロップ40の出力NAL1
0 を出力させることで前回のデータフレーム信号の終
端時点で判定した書き込みエリアを選択する。
【0044】次に、フリップフロップ48、49及びゲ
ート50からなる構成は、前記コントローラBのチップ
セレクト信号CSR   の立下がりを捕らえ、該立ち
下がりのときに短時間の間Hになる信号CSRBを出力
する。ゲート44〜46及びフリップフロップ47から
なる構成は、読み出しエリアを決定して読み出しエリア
選択信号AR10を出力するためのものである。すなわ
ち、チップセレクト信号CSR   の立下がりのとき
にフリップフロップ40の出力NAL10 の論理反転
信号を選択し、この信号を次のチップセレクト信号CS
R   の立下がりのとき間で保持することで、結果的
に先の論理■■を実現している。
【0045】なお、この図1に示す構成において、書き
込みエリア選択信号AL10を出力するフリップフロッ
プ34はシステムクロックSCKの立ち下がりでデータ
をラッチし、読み出しエリア選択信号AR10を出力す
るフリップフロップ47はシステムクロックSCKの立
ち上りでデータをラッチするようにすることで先の論理
■を実現している。
【0046】図6は、図5に示した構成の作用を示すタ
イムチャートであり、図中の■〜■は前述した論理■〜
論理■に対応する。また、同図6(a)に示すCSL 
  信号部分に示した○印で囲まれたH、Lが最終的に
選択された書き込みエリアを示し、これらの○印で囲ま
れたH、Lの上に付した論理■〜論理■が、この書き込
みエリアを選択する際に最終的に使われた前記論理を示
している。さらに、同図6(f)に示すCSR   信
号部分に示した○印で囲まれたH、Lが最終的に選択さ
れた読み出しエリアを示し、これらの○印で囲まれたH
、Lの上に付した論理■〜論理■が、この読み出しエリ
アを選択する際に最終的に使われた前記論理を示してい
る。
【0047】このように、この実施例構成によれば、図
5及び図6からも明らかなように、コントローラAおよ
びコントローラBは全く同期をとることなくコントロー
ラAからコントローラBへのデータ伝送を好適になし得
るとともに、伝送データ中にエラーが含まれていた場合
も、特別なバッファ装置を別個に設けることなくエラー
のないデータ伝送をなし得る用になる。
【0048】なお、上記実施例では、メモリ20は最上
位ビットアドレスによって2分割する場合を示したが、
メモリの2重化構成として、最上位ビット以外のビット
でメモリを2分割するようにしてもよく、さらに2つの
異なるチップから成るメモリを用いるようにしてもよい
。また、コントロール回路30の論理構成も、これらと
同等の機能を達成するものであれば他の任意の論理構成
としてもよい。さらにこの発明は、勿論図2及び図3に
示したシステムのデータ伝送にも適用するようにしても
よい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
2つのシステムコントロ―ラ間のデ―タ伝送において、
伝送データ中のエラーの発生の有無に応じてエラーデー
タがエラーのないデータで上書きされるようメモリの書
き込みエリアを選択するようにしたので、伝送データ中
にエラーがある可能性がある場合でも2つのシステムコ
ントロ―ラ間に配置したメモリ以外の特別なバッファメ
モリを用いることなくエラ―のない正確なデ―タ伝送を
高速に成し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】この発明を適用するデータ伝送システムの全体
構成を示すブロック図。
【図3】データフレーム信号の伝播態様を示す図。
【図4】メモリ分割の概念図。
【図5】実施例装置のコントロール回路の詳細回路図。
【図6】実施例装置の作用を示すタイムチャ―ト。
【符号の説明】
A,B…システムコントロ―ラ、 20…メモリ(デュアルポ―トメモリ)、30…コント
ロール回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のシステムコントロ―ラの一連の出力
    デ―タが書込まれるとともに、この書込みデ―タを前記
    第2のシステムコントロ―ラへ読出す第1および第2の
    メモリを具え、この第1および第2のメモリを介して前
    記第1のシステムコントロ―ラから第2のシステムコン
    トロ―ラへデ―タを非同期で伝送するデ―タ伝送装置に
    おいて、第1のシステムコントロ―ラの出力デ―タが前
    記第1または第2のメモリに書き込まれる度に、この出
    力データのエラーを検出するエラー検出手段と、第1の
    システムコントロ―ラの出力デ―タが前記第1または第
    2のメモリに書き込まれる度に、前記エラー検出手段の
    検出出力に応じて次回第1のシステムコントロ―ラの出
    力デ―タを書き込むメモリを選択し、該選択したメモリ
    に対して次回の書き込みを行なう書き込み制御手段と、
    前記第2のシステムコントロ―ラがデータ受信を行うと
    き、前記書き込み制御手段によって選択されたメモリの
    逆のメモリからデ―タを読出す読み出し制御手段と、を
    具え、さらに前記書き込み制御手段は、前記エラー検出
    手段から検出信号が出力されないときは前回書き込んだ
    メモリと逆のメモリに次回の書き込みを行なうとともに
    、前記エラー検出手段から検出信号が出力されたときは
    前回書き込んだメモリと同じメモリに次回の書き込みを
    行なうようにしたことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】前記書き込み制御手段は、前記書き込み動
    作の際第2のシステムコントロ―ラが前記第1または第
    2のメモリに読み出し動作を行っているときはこの読み
    出し動作を行っているメモリと逆のメモリに前記第1の
    システムコントロ―ラの出力デ―タを書き込むとともに
    、読み出し制御手段は、前記読み出し動作の際第1のシ
    ステムコントロ―ラが前記第1または第2のメモリに書
    き込み動作を行っているときはこの書き込み動作を行っ
    ているメモリと逆のメモリから読み出し動作を行うよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のデ―タ伝送装置
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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