JPH04232102A - タイヤの強化のためのポリエステルのモノフイラメント - Google Patents

タイヤの強化のためのポリエステルのモノフイラメント

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JPH04232102A
JPH04232102A JP3166236A JP16623691A JPH04232102A JP H04232102 A JPH04232102 A JP H04232102A JP 3166236 A JP3166236 A JP 3166236A JP 16623691 A JP16623691 A JP 16623691A JP H04232102 A JPH04232102 A JP H04232102A
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JP
Japan
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monofilament
carried out
polymer
denier
drawn
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JP3166236A
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English (en)
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William A Chantry
ウイリアム・アムダー・チヤントリイ
Amy G Roberson
エイミイ・グレイ・ロバーソン
Taracad K Venkatachalam
タラカド・クリシユナン・ベンカタチヤラム
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/02Carcasses
    • B60C9/04Carcasses the reinforcing cords of each carcass ply arranged in a substantially parallel relationship
    • B60C9/08Carcasses the reinforcing cords of each carcass ply arranged in a substantially parallel relationship the cords extend transversely from bead to bead, i.e. radial ply
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/44Yarns or threads characterised by the purpose for which they are designed
    • D02G3/48Tyre cords
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/0042Reinforcements made of synthetic materials
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/58Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
    • D01F6/62Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyesters

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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、高い粘度のポリエステルのモノ
フィラメントにおける改良およびそれに関し、よりとく
に高い粘度のポリエステルのモノフィラメントの処理に
おける改良、生ずるモノフィラメント、およびそれらの
浸漬したコード、およびこのようなモノフィラメントを
組み込んだタイヤおよび他の物品、およびとくにこのよ
うなモノフィラメントで強化された、このような物品に
関する。
【0002】ポリエステルのフィラメントは数十年間商
業的に入手可能であり、そして多数の服飾品および工業
的最終用途に広く好ましい。この商業的生産の実際にす
べては、ポリ(エチレンテレフタレート)のフィラメン
ト、時には2G−Tと呼ばれる、であったが、他のエチ
レンテレフタレートのポリマーが示唆され、そしてある
ものは商業的に作られそして使用されてきている。
【0003】多数の現在の高い強さの用途、時には通常
の服飾品における使用と区別するために工業的または技
術的と呼ばれる、のために、ポリマーは高い相対粘度を
有してきている。このような粘度をここではLRVとし
て測定する。このようなLRVは約25またはそれ以上
である;これは、また、約0.7〜1.2の高い固有粘
度と呼ばれてきている。
【0004】ポリエステルフィラメントの大部分の商業
的生産は、一般に、マルチフィラメント、すなわち、連
続のマルチフィラメントの糸または紡績糸(例えば、綿
のシステムで、切断したステープルから紡績した)につ
いてであった。これらは比較的低いdpf(デニール/
フィラメント)、一般に1〜6dpfをもつものである
。これは、高い強さが要求されるとき、工業的最終用途
、例えば、タイヤの強化についてさえ、そうであった。 低いdpfのマルチフィラメントと対照的に、少量のよ
り高いdpfのフィラメントは、単一のフィラメント(
モノフィラメント)として、例えば、剛毛のために、お
よび製紙機のためのスクリーを織製するためおよび他の
特殊化した用途のために製造されそして使用されてきて
いる。しかしながら、これらは、実際には、規則的な粘
度のポリエステルから作られてきていると信じられてい
る。
【0005】高い粘度のポリエステルのマルチフィラメ
ントの工業的糸は、例えば、タイヤにおけるゴムを強化
するために使用されるとき、撚られそしてコードにプラ
イされてきている。最終のゴム物品における強化用コー
ドにより寄与される実際の強さは、より早い時期の工業
的低デニールのフィラメントおよび糸について測定され
たより高い値から、かなり減少した。換言すると、この
ような早期の低いデニールのフィラメントおよび糸につ
いてのこのような性質の測定は、ことにタイヤの製造の
間に普通に行われる熱処理後、どれだけ多くの強化が後
にタイヤ中のコードにより提供されるかという、誤りに
導く印象を与えることがある。すべてこれは長い間よく
知られてきている。
【0006】それゆえ、非常に高いデニール、例えば、
1千ないし数千デニール(すなわち、メートルシステム
で約1000〜約10,000dtex程度のdtex
)の高い強さの満足すべきポリエステルフィラメントを
製造することを、ある研究者らは長い間望んできている
。これらのデニールは一般に十分に高くして、撚るまた
は他の方法で糸またはコードに組み合わせることが必要
である低いデニールのマルチフィラメントの代わりに、
単一のフィラメントをそのままゴムの強化に使用できる
ようにすることを意図している。それゆえ、これらの高
いデニールのフィラメントを、マルチフィラメントと対
照的に、モノフィラメントと呼ぶ。タイヤにおいて使用
するために、および他の強化された物品のために、高い
粘度のポリエステルからモノフィラメントを製造するこ
とが、とくに望ましかった。実際には、これまで、従来
の努力は、商業的に許容されうる高い粘度のポリエステ
ルの強化用モノフィラメントおよび/またはそれらの製
造方法を提供することにおいて成功せず、ましてこのよ
うなモノフィラメントで強化されたタイヤにおいて成功
しなかった。
【0007】例えば、コンラッド(Conrad)ら、
米国特許第3,963,678号においてポリエステル
のモノフィラメントを開示しており、所望の複屈折のプ
ロフィルを得るためにゆっくり保持することが望ましい
、比較的ゆっくりした方法(200ヤード/分より低い
)を使用したが、モリス(Morris)らは、米国特
許第4,098,864号において、水蒸気を有効とす
るために十分な滞留時間を必要とする、他の比較的遅い
水蒸気処理法を開示した。
【0008】本発明の重要な目的は、商業的にいっそう
実行可能な、高い粘度のポリエステルのモノフィラメン
トを製造する方法を提供することであり、そしていくつ
かの新規な方法を、ここにおいて、本発明の製品の面と
一緒に提供し、これらの製品は、生ずる新規なモノフィ
ラメント、および本発明の究極的目的であるタイヤおよ
び他の製品、ならびにタイヤの製造の中間製品である「
浸漬されたコード」を包含する。マルチフィラメントの
糸の浸漬されたコードの性質は、一般に、タイヤにおけ
る性能の指針として使用されてきている。製品の性質に
関するかぎりにおいて、タイヤにおけるそれらの究極的
性能は大きく重要であり、そして結節強さは、これに関
して、先行技術の製品における欠陥であった。
【0009】本発明によれば、高い粘度のポリエステル
のモノフィラメントで強化されたタイヤ、タイヤを製造
するために処理されたとき、例えば、それらの「浸漬さ
れたコード」の形態で、引張り強さの性質、寸法安定性
および性能の例外的な組み合わせを表すポリエステルの
モノフィラメント、および溶融紡糸、空気ギャップ、水
の急冷、延伸および延伸されたモノフィラメントの巻き
取りの工程を包含する、連続的方法の改良が提供される
。このような方法において、高いデニールのモノフィラ
メントを、急冷後、少なくとも第1および第2の延伸段
階において、少なくとも5.5×の合計の延伸比で延伸
する。急冷されたフィラメントは、第1延伸段階におい
て大気圧より高い圧力下に高温の水蒸気が供給されるス
チーマーを通して進行し、そしてそれ以上の延伸段階に
おいて進行し、このときそれは非接触乾熱で加熱する。 このような方法はこれまでモリス(Morris)が開
示するものに類似する。それゆえ、モリス(Morri
s)との重要な差はここにおいて際立つ。例えば、モリ
ス(Morris)は彼の第1段階の水蒸気延伸比を最
大4.0×に限定し、そしてこれをそのように限定する
利点、および4.0×を越える問題を強調した。
【0010】対照的に、本発明の1つの面によれば、本
発明の方法はこのような第1段階において水蒸気ゾーン
においてモノフィラメントを少なくとも約4.5×の延
伸比で延伸することによって特性決定される。これは重
要な差である。この第1(水蒸気処理)延伸工程におい
て、より低い延伸比は、本発明において望ましいものよ
り低い強力に導く。
【0011】水蒸気処理は、好ましくは、未延伸のモノ
フィラメントを、飽和水蒸気を、高い圧力下に、例えば
、少なくとも120psig(約925kPa、および
約176℃の凝縮温度に相当する)、好ましくは少なく
とも150psig(約1130kPa、および約18
6℃の凝縮温度に相当する)の圧力下に含有するゾーン
の中に通すことによって実施し、こうしてモノフィラメ
ントは相応して高い凝縮温度で凝縮する水蒸気により加
熱される。モリス(Morris)は、彼の水蒸気の圧
力を、モノフィラメントに対して有意の水蒸気衝突速度
で水蒸気の噴射を向ける1つの方法として使用した。 本発明は本発明の未延伸のフィラメントを衝撃するため
に水蒸気の噴射を向けない。本発明は本発明のモノフィ
ラメントを大気圧より高い圧力の雰囲気またはゾーンの
中に通す。
【0012】本発明の方法の他の面によれば、第1段階
の延伸ロールは好ましくは少なくとも約140℃、こと
に少なくとも約180℃に加熱されている。モリス(M
orris)はこのようなロールを加熱しない。この加
熱は、それ以上の延伸において、高い延伸比、および相
応して高い強力を達成するために重要と信じられる。本
発明の他の方法の面によれば、本発明の延伸段階は1よ
り多い工程において実施し、そして本発明のそれ以上の
延伸の大きい比率は好ましくは第1のこのような工程(
すなわち、それ以上の延伸の多工程の方法の)において
実施する。それ以上の延伸をわずかに2段階、例えば、
加熱された延伸ゾーンの2回の通過、で実施する場合、
それ以上の延伸の50%より多くは好ましくはこれらの
2工程の第1において実施する。しかしながら、2より
多い工程をそれ以上の延伸段階において実施する場合、
このようなそれ以上の延伸の少なくとも40%は好まし
くはこのような工程の第1において実施する。また、こ
の段階の最後の工程は好ましくは本質的にアニリーング
工程(なお高い張力下にある)であって、延伸工程では
ない、すなわち、この段階の最後の工程において、ほと
んどそれ以上の延伸は達成されず、好ましくはこのよう
なそれ以上の延伸は約10%より低い。このようなそれ
以上の延伸において、非接触ヒーター、例えば、輻射線
ヒーターは好ましい。この段階において、モノフィラメ
ントを非常に高い温度、好ましくは少なくとも600℃
、ことに700〜900℃の範囲の温度に、高い張力下
にある間、暴露して、その強力を上げかつその収縮を低
下させる。便利には、後に示すように、この多工程の延
伸段階は同一のヒーターの数回通過させて実施すること
ができる。このそれ以上の延伸はいくつかの面でモリス
(Morris)と異なる。
【0013】方法の他の面によれば、本発明の延伸され
たモノフィラメントは好ましくは、巻き取り前に、加熱
されたアニリーングロール上でアニリーングして、その
収縮を減少させる。モリス(Morris)はこのよう
な加熱されたロールを使用しなかった。このようなアニ
リーングロールは、望ましくは、約100〜250℃、
好ましくは少なくとも約140℃および約200℃まで
、ことに160〜180℃の温度に加熱して、この収縮
の減少を達成する。
【0014】他の方法の面によれば、本発明の延伸され
たモノフィラメントは好ましくは比較的低い巻き取り試
験において、例えば、約100〜200gの範囲におい
て巻き取る。例えば、これは適当な型の一定張力の巻き
取り装置、例えば、適当なより低い速度で駆動されるス
ピンドル、一定張力の巻き取り装置を使用して、アニリ
ーングロールと巻き取りとの間にレットダウン(let
  down)させることによって達成することができ
る。これはモリス(Morris)により示唆されない
【0015】本発明の他の面によれば、約0.7〜1.
2の範囲の高い固有粘度のエチレンテレフタレートのポ
リマーのモノフィラメントが提供され、前記モノフィラ
メントは少なくとも約1000のデニール、少なくとも
約5.5gpd、好ましくは少なくとも約7gpdの強
力、少なくとも約15%の伸び(すなわち、破断点伸び
)、少なくとも約80gpdのモジュラス、および約3
.5%以下の、好ましくはなお低い、約3%より低い、
または約2.5%以下の177℃における乾熱収縮(D
HS)を有する。モノフィラメントは少なくとも4gp
dの結節強さを有することが好ましい。また、モノフィ
ラメントは、少なくとも50ポンド、好ましくは60〜
65ポンドまたはそれ以上の接着性により示されるよう
に、ゴムによく接着すべきである。
【0016】好ましくは、このようなモノフィラメント
は長円形の断面を有し、幅対厚さの比が約2.0より大
きく、そして変更比(modificationrat
io)が約2.0より大きい。好ましくは、とくに前述
の範囲内でより高いデニールのモノフィラメントを製造
するとき、このような比の一方または双方は約3.0よ
り大きくあるべきである。
【0017】このようなモノフィラメントはとくに強化
材として、ことにゴム物品、例えば、タイヤの強化材と
して有用である。タイヤの強化材として使用するために
、ここで既に示したように、いくつかのマルチフィラメ
ント糸は一緒にアセンブリングされそしてコード(それ
は糸より非常に高いデニールである)に形成されてきて
いる。これらのコードは一般に前以て接着剤コーティン
グおよびゴム接着剤コーティングされ、熱延伸および硬
化され、そして普通にこの状態で浸漬されたコードと呼
ばれる。本発明によるモノフィラメントは一緒に撚りそ
してアセンブリングして、より高いデニールのコードに
形成する必要はない。なぜなら、それらは究極的の強化
に要求されるものに相当するデニールで製造することが
できるからである。これは、一般にゴムの強化に使用す
るコードに要求されるより低いデニールのものから作ら
なくてはならないマルチフィラメント糸を越えた、有意
の方法および製品の利点を提供する。しかしながら、モ
ノフィラメントは、他の面において、適当にコーティン
グ、熱延伸および硬化することによって同様に加工する
ことができ、それゆえこの用語「浸漬されたコード」は
ゴムの強化に使用される状態の、このようなコーティン
グされ、熱延伸、硬化されたモノフィラメントについて
ここにおいて使用する。
【0018】本発明の他の面によれば、時には寸法安定
性と呼ばれる高いモジュラスおよび低い収縮の組み合わ
せを包含する、顕著な性質のバランスを示し、しかもす
ぐれた結節強さ、すぐれた接着性およびすぐれた屈曲性
質をもつ、このようなモノフィラメントのコードが提供
される。好ましい新規なコードは、少なくとも約6gp
dの強力、少なくとも約10%、好ましくは15%程度
(すなわち、14〜16%)またはそれ以上の伸び、少
なくとも約100gpdの初期モジュラス、少なくとも
約3gpdの結節強さ、および約4.5%より少ない、
好ましくは約2%より少ない177℃において乾熱収縮
により特徴づけられ、サブコート(subcoat)と
して、ことにPAPI−エポキシの適当な予備接着剤コ
ーティング(ポリ芳香族のポリイソシアネートとエポキ
シポリマーとの混合物であるサブコート)、および適当
なトップコート(topcoat)、ことにレゾルシノ
ール、ホルムアルデヒドおよびラテックスの混合物、ま
たは他の適当なゴム接着剤のトップコート、一般に約0
.5〜10重量%の量で適用されており、しかしながら
、引張り強さの性質は浸漬物不含デニールに関すること
を理解すべきである。
【0019】本発明のモノフィラメントはニューマチッ
クラジアルタイヤ、とくに乗用車およびトラックのタイ
ヤにおいて有用である。このようなタイヤは通常少なく
とも約20psiに、普通非常に高い圧力に膨張される
。なお低い圧力においてラジアルタイヤの試験において
、モノフィラメントはなお約10psiまでの低い圧力
において耐久性を有することが示される。
【0020】本発明の他の面によれば、例えば、乗用車
または軽トラックのための、ニューマチックラジアルタ
イヤが提供され、このタイヤは少なくとも1対のビード
部分および前記ビード部分のまわりに巻かれた少なくと
も1つのカーカスプライからなり、ここで各カーカスプ
ライは荷重を支えるエチレンテレフタレートのポリマー
のモノフィラメント、好ましくは長円形の形状のモノフ
ィラメントのゴム化された層からなり、前記モノフィラ
メントは少なくとも約1000、ことに2000〜10
,000のデニール、少なくとも約6gpd、好ましく
は少なくとも約7.5gpdの強力、少なくとも約10
%の伸び、少なくとも約100gpdの初期モジュラス
、および少なくとも約3gpdの結節強さを有する。 このようなモノフィラメントは好ましくは撚られていな
いか、あるいは実質的に撚られていない。このようなタ
イヤの1つの利点は、低い、好ましくは約1%より低い
インフレーションの成長(inflation  gr
owth)、寸法安定性の1つの測度、である。
【0021】本発明のモノフィラメントはタイヤのため
の強化用コードにおいて有用なであることが示されたが
、また、種々の他のゴムの応用、例えば、V形ベルト、
ホースおよびコンベヤベルトにおいて有用であることが
期待される。それらは、また、ゴム以外の応用、例えば
、ロープ、ケーブル、製紙機のクロージングスクリーン
、濾過用ファブリック、およびポリエステルのモノフィ
ラメントについて示唆されてきている他の用途において
有用であることが期待される。
【0022】本発明による好ましい方法を、図1を参照
して、溶融紡糸および延伸の連続的方法において高い粘
度のポリ(エチレンテレフタレート)ポリマーのモノフ
ィラメントを使用して、長円形のモノフィラメントを製
造することについて説明する。単一のモノフィラメント
の紡糸を記載するが、この技術を変更して1より多いモ
ノフィラメントを製造することができるがことが理解さ
れるであろう。
【0023】このようなモノフィラメント11を、全体
的に10として示す紡糸口金の適当なオリフィスから、
熱いモノフィラメントを急冷する水浴16の中に溶融紡
糸し、そして水浴の中から外にプラーロール15により
引き出し、ストリッパー14、例えば、空気噴射を通過
させて、急冷されたモノフィラメントから過剰の水を除
去し、そしてフィードロールのアセンブリー16へ進行
させる。便宜上、水浴13の通過の長さ(および期間)
は、湾曲した表面13a、例えば、湾曲した板を準備し
、そのまわりでモノフィラメント11の方向を表面3a
の位置を変化させる手段(図示せず)で変えることによ
って、調節およびコントロールすることができる。プラ
ーロール15は駆動され、そしてモノフィラメント11
が紡糸口金10から空気ギャップ12および水浴13を
通過するときの、モノフィラメント11への張力をコン
トロールする。フィードロール16は後述する延伸作業
の開始であり、そしてそれゆえ好ましくは、別々に、ま
た駆動されて、第1段階の延伸の間の延伸比を精確にコ
ントロールする。
【0024】モノフィラメントは、スチーマー18にお
ける水蒸気加熱を包含する第1延伸段階を、延伸ロール
21により進行し、延伸ロール21は駆動されそしてモ
ノフィラメントをフィードロール16のそれより高い速
度で進行させ、このような速度の比は第1段階の延伸比
である。究極の延伸されたモノフィラメントの強力を上
昇させるために、高い第1段階の延伸比を使用すること
が望ましい。これはモリス(Morris)との重要な
差である。約4.5×より大きい、このような高い第1
段階の延伸比の本発明における使用は、全体的に18と
して示すスチーマーにモノフィラメントが入る前に、任
意の非接触プレヒーターによりモノフィラメントを予熱
すること、および水蒸気を高い圧力で使用して対応して
高い凝縮温度とすることを包含する、ここに記載する種
々の技術により促進される。延伸ロール21は、また、
好ましくは、例えば、所望の温度に維持された断熱延伸
ボックス内で加熱される。必要に応じて、スチーマー1
8後に、モノフィラメントを他の空気ストリッパー19
に通して表面の水を除去することができる。延伸ロール
21は第2段階の延伸のためのフィードロールとして機
能する。
【0025】第2段階の延伸は、好ましくは、高い温度
(第1段階において水蒸気延伸より)において実施する
。これは、便利には、非常に高い温度の非接触ヒーター
22(表1において炉22と呼ぶ)、例えば、輻射線ヒ
ーターを使用し、そしてモノフィラメントを、全体的に
23と呼ぶ駆動されたロールにより、このようなヒータ
ー22に1回より多く(数回)増加する速度で通して進
行させることによって実施する。3つのこのようなロー
ルは詳しくは23a、23bおよび23cとして示され
ており、示すように、ヒーター22の外側に位置し、そ
して増加する速度で駆動されて、段階的なそれ以上の延
伸を与え、そして最後にアニリーングロール24が存在
する。アニリーングロール24の速度対延伸ロール21
の速度の比は、それ以上の延伸段階における延伸比であ
る。連続するロール23の速度対互いおよび先行する延
伸ロール21および後続するアニリーングロール24の
速度の比から、この多工程のそれ以上の延伸段階の種々
の工程における延伸比を計算することができる。ヒータ
ー22を通過する数は、必要に応じて、例えば、適当な
数のロール23を使用して、これを達成するように変化
させることができる。
【0026】次いで、延伸されたモノフィラメントは、
好ましくは、比較的低い一定張力で、アニリーングロー
ル24から巻き取り25に行き、アニリーングロールか
らレットダウンされる。
【0027】実施例において使用した特定のポリエステ
ルは、ポリ(エチレンテレフタレート)であったが、必
要に応じて、他のエチレンテレフタレートのポリマーを
使用することができる。典型的には、0.7より大きい
固有粘度のモノフィラメントを調製して、タイヤ、およ
びこのような類似の強化の目的に望ましい、高い強さお
よび高度に耐久性のフィラメントを形成する。最適な粘
度は必要性および得られる結果に従い選択す。従来、よ
りすぐれた強さは粘度が増加するとき得られたが、粘度
の上昇はコストを増加させそして、しばしば、プロセス
の困難、例えば、紡糸における困難を増加させた。低い
収縮の意味における寸法安定性のために、約0.85〜
0.95の粘度は、以後見られるように、好ましいこと
がある。溶融に適当な温度は一般に285〜310℃で
ある。
【0028】急冷水浴は好ましくは35〜90℃、こと
に50〜80℃の範囲の温度である。適当な空気ギャッ
プは約35〜90cm(15〜35インチ)であった。 空気ギャップおよび急冷水浴における張力は一般に空気
ギャップの距離を調節して、モノフィラメントが延伸さ
れる(伸長により)前に、積極的な複屈折および延伸の
発現を最小とすることによって最小とされる。しかしな
がら、張力は急冷浴中のスレッドライン(thread
line)に安定性を与えるために十分であるべきであ
る。好ましくは、急冷されたフィラメントの温度は急冷
浴中のモノフィラメントの滞留時間を調節することによ
って、例えば、急冷浴内の移動通路を増加または減少す
ることによってコントロールされる。これは、この方法
を実施しているとき、急冷浴の表面より下の異なる深さ
に動かすことができる急冷浴内の方向の表面を変化させ
て、浴中の移動通路を増加または減少し、こうして浴内
の滞留時間を増加または減少することによって達成する
ことができる。延伸点に影響を与えるポリマーの量の変
動についての補償は、これにより提供されうる。さらに
、また、急冷浴の温度を選択および/またはコントロー
ルして、急冷されたフィラメントの温度を調節すること
は有利である。本発明の最も好ましい実施態様において
、急冷水の温度は1.0℃以内にコントロールし、そし
て急冷水中のフィラメントの浸漬浴の長さは、この方法
を定常状態の条件下に操作しているとき、約5cm(2
インチ)以内にコントロールする。これは普通の方法の
コントロールを提供する。
【0029】急冷浴を去った後、フィラメント上の過剰
の水を一般にストリッパーにより除去する。水の大部分
はこの時に真空除去される。実施例のいくつかにおいて
、水をフィードロール16の後に添加したが、このよう
な添加された水は不必要であり、そして水を添加しなか
ったときと有意に異なる差は認められないことが発見さ
れた。
【0030】適当なプレヒーター17は約60cm(2
4インチ)の輻射線ヒーターであり、これは約400〜
900℃の温度範囲において作動することができる。こ
のヒーターは、一般に、より多くの第1段階の延伸を可
能とするために十分に糸を加熱するために好ましい。こ
れは、延伸されたモノフィラメントの強力を増加する1
つの方法を提供することができるので、重要であること
がある。
【0031】第1段階の延伸の条件は、水蒸気からの熱
が、コアの配向を助けると信じられる延伸を促進しそし
て、さらに、モノフィラメントの表面を実質的に脱配向
(deorient)しかつさらに脱水して、フィラメ
ントが伸長されるとき、分子の配向および複屈折の発現
を防止するように選択する。それ以上の水蒸気は、フィ
ラメントの表面を粗くしそして多孔質として、ゴム中の
接着をよりよくすると信じられる。多孔度のこの改良は
色素の吸収を比較することによって示すことができる;
適当に水蒸気処理したモノフィラメントは、未水蒸気処
理のモノフィラメントの表面の非常にわずかの色素の浸
透と対照的に、迅速な色素の吸収を示す。2G−Tに適
当な水蒸気の雰囲気は、典型的には、高い圧力、例えば
、100〜165psig(約800〜1250kPa
、および約170〜190℃の温度に相当する)の飽和
水蒸気である。対照的に、モリス(Morris)はモ
ノフィラメントの表面への水蒸気の衝突の噴射を作った
。このような噴射の衝突は、水蒸気の雰囲気を使用する
のと同じように望ましいと考えられない。第1段階の延
伸点は、好ましくは、モノフィラメントがヒーターの高
い温度の水蒸気加熱ゾーンを去る前の位置に維持される
【0032】スチーマーを出た後、モノフィラメントは
空気ストリッパー19を通過することができる。われわ
れは、これまで、このような空気ストリッパーの使用か
らの何らかの利点を認めなかった。次いで、モノフィラ
メントは第1段階の延伸ロール21と接触する。第1延
伸段階における延伸の量は、フィードロールに関する第
1段階の延伸ロールの速度により決定される。ロールは
好ましくは140〜240℃、ことに約180〜210
℃の範囲の温度に加熱される。
【0033】第1段階の延伸ロールから、モノフィラメ
ントは第2段階の延伸において使用する輻射線ヒーター
の中に入る。ポリエステルについて、好ましく使用され
るヒーター内の適当な温度は600〜1000℃であり
、暴露時間はフィラメントの表面温度がフィラメントの
融点より少なくとも10℃だけ低い温度に止まるような
時間である。
【0034】本発明の方法において、第2段階の延伸は
、それ以上の延伸と呼び、モノフィラメントの延伸がコ
ア温度が増加するにつれて進行するように実施する。 このそれ以上の延伸のために好ましい装置は、方向ロー
ル23のコントロールした速度の変化により輻射線ヒー
ターを通してフィラメントを運搬することによって、ヒ
ーターにおける加熱ゾーンにフィラメントを4回通過さ
せる装置である。ロール23はモノフィラメントがヒー
ターを各回通過する前後にモノフィラメントと接触する
。方向変化のロールの速度はコントロールして、モノフ
ィラメントへの張力が減少するか、あるいは3つのこれ
らの方向変化のロールの各々を過ぎて進行するの同一に
止まるようにする。延伸のそれ以上の段階の全体の延伸
は、第1段階の延伸ロール21に関する、アニリーング
ロールと呼ぶ最後の対のロール24の速度の比により決
定される。いくつかの徐々の工程における延伸は通過の
各々の間に起こる。延伸のこのそれ以上の段階における
表面温度は、望ましくは、モノフィラメントの表面がそ
の配向の大部分を失いそしてこの延伸のそれ以上の段階
の間にちょうど繊細化(attenuate)するよう
にすべきである。これは、望ましくは、すぐれた結節強
さ、ゴムへの接着および屈曲疲れ抵抗性を与えると信じ
られる、モノフィラメント上に実質的に非配向のスキン
を達成する。この繊細化対延伸が起こる温度は、第1段
階のスチーマーにおいて起こる表面の水和の量により部
分的に決定されると信じられる。2G−Tポリエステル
について、約240℃の表面温度は所望の低い表面配向
を引き起こすために適切であると信じられる。延伸のそ
れ以上の段階は、同一の装置を使用して異なるプロセス
速度において広範な種類の異なるモノフィラメントのデ
ニールを生成すると同時に生成物について最適な延伸の
プロフィルを与える融通性を提供すると信じられる。 アニリーングロールの温度は、100〜250℃の範囲
において、モノフィラメントの収縮および仕事対破断(
work−to−break)をコントロールする方法
を提供する。
【0035】好ましい温度に関すると、一般に、モノフ
ィラメントは固体のポリマーの比較的大きい物体である
ので、熱を浸透させるためには、従来加工されてきてい
る低いdpfのフィラメントについてより非常に多くの
時間をを必要とすることを理解すべきである。モノフィ
ラメントのデニール、および重要なことには、断面寸法
、およびそれが進行する速度のすべては、モノフィラメ
ントの内部を適切に加熱することが目的であるとき、こ
れを実施することができるために供給これによりエネル
ギーを支持することが重要である。こうして、速度が上
昇するとき、適切に熱を浸透させるために十分な温度お
よび十分な期間(例えば、十分な通過)を与えることが
重要になる。同様に、モノフィラメントの太さが増加す
るにつれて、モノフィラメントの本体内の所望の程度の
加熱を達成するように注意すべきである。
【0036】真空ストリングアップガン(string
  up  gun)は撚りを挿入する傾向があるので
、ストリンギングアップ(stringing  up
)のとき、撚りを回避するために注意を必要とする。ロ
ールの間の撚りが多すぎると、とくに輻射線ヒーターの
通過において、モノフィラメントは前後に動く傾向があ
り、そして転向ロール、例えば、23を越えてジャンプ
することさえあるか、あるいは熱い表面と接触しそして
破断することがある。ストリングアップガンは、好まし
くは、トルクがガン内に含有されそしてモノフィラメン
トの外側が直線である(撚られていない)ように、ガン
の先端に張力を維持するような方法で保持する。少量の
撚りが見られるとき、セラミックの「U字形」ガイドを
使用して、このような撚りをガンの中に動かすことがで
きる。
【0037】この方法はコンランド(Conrad)ま
たはモリス(Morris)により開示された方法より
すぐれた結果を提供し、そしてまた、より高い速度およ
び処理量でモノフィラメントを製造する。本発明の好ま
しい方法において、モノフィラメントを35ポンド/時
/フィラメントより大きいポリマーの処理速度で紡糸す
る。
【0038】本発明の方法を使用することによって、5
.5gpdより大きい強力、50g/d以上のモジュラ
ス、および少なくとも4gpdの結節強さを有する本発
明のモノフィラメントを製造することができる。さらに
、これらの性質は、本発明の方法を使用して、1000
〜5000デニールのモノフィラメントを、35ポンド
/時より大きい処理速度および500ヤード/分(yp
m)またはそれ以上、例えば、500m/分程度のプロ
セス速度において製造するとき、達成することができる
。モノフィラメントは、好ましくは、長円形の断面で、
約2より大きい幅対厚さの比で作られる。「長円形」と
は、同時係属出願第07/288,750号、1988
年12月22日提出においてヘニング(Henning
)が開示しているように、その厚さ(小さい寸法)より
大きいその幅(大きい寸法)をもつ長方形が外接する、
種々の細長い断面の形状の任意のものを呼ぶことを意図
する。
【0039】好ましくは、本発明によるモノフィラメン
トについて、断面は円い角または半円形の端をもつ一般
に長方形の断面を有する長円形であり、こうして長円形
または長方形の紡糸口金を通して紡糸することによって
製造される。押出されたばかりのポリマーの粘度に依存
して、生ずるモノフィラメントは、紡糸口金の断面から
多少変化することがありそしていくつかの卵形の特徴と
ることがある断面を有し、そして「平の区域」は多少の
凸形であることがある。モノフィラメントの断面につい
てここで使用するとき、長円形は長円形の断面または長
円形の断面に近似するものを呼ぶことを意図する。長円
形の断面を有する好ましいモノフィラメントにおいて、
モノフィラメントの幅対厚さの比、すなわち、外接する
長方形の幅を厚さで割ったもの、は約2.0より大きい
。本発明の利点は幅対厚さの比が約2.0より増加する
につれて増加して実現されるが、隣接するコードの間に
必要な間隔が、例えば、35%のリベット区域において
非常に大きくなり、こうしてコードの間の支持が不十分
でありそしてゴムの破壊が起こるとき、モノフィラメン
トについての実際的上限はゴム内の応用において究極的
に到達する。また、幅対厚さの比が非常に大きくなると
き(フィルム様フィラメント)、高い剪断および曲げ応
力は究極的にフィラメントを縮れおよび分裂を引き起こ
すであろう。こうして、一般に、本発明のモノフィラメ
ントの幅対厚さの比は10を越えないことが好ましい。 本発明の好ましいモノフィラメントは約0.5mmより
大きい幅(mm)を有する。これらの幅より大きい幅を
有する本発明のモノフィラメントは、高い生産性で製造
することができ、そしてまた、ファブリック中の糸数を
減少し、これにより使用におけるコストを低下する。高
い生産性は、厚さを増加させずに幅が広いフィラメント
を作って生成物のデニールを増加することから生ずる。 驚くべきことには、本発明の好ましいモノフィラメント
を紡糸し、急冷し、そして延伸する速度は、それらの厚
さのみに依存すると信じられる。それゆえ、より幅が広
いフィラメントは同一の厚さの幅が狭いフィラメントよ
り多いポンド/時/糸(threadline)を生成
することができると信じられる。高い生産性およびゴム
化ファブリックにおける取引先に対する高い値の利点を
最もよく兼備するモノフィラメントは、約0.5mmよ
り大きい幅(mm)を有することが発見された。
【0040】本発明によるモノフィラメントのデニール
は、約1,000であり、そして10,000またはそ
れ以上程度に大きくあることができる。2,000より
大きいデニールを有するモノフィラメントは好ましい。
【0041】この方法において製造されるモノフィラメ
ントは、水蒸気チャンバー内で起こる延伸作用により生
成した、粗い、多孔質の表面を有する。ゴムへのすぐれ
た接着性を与えるモノフィラメントの多孔質表面のため
に、モノフィラメントはゴム中の使用に理想的に適する
と信じられる。
【0042】第1段階におけるスチーミングおよび第2
段階における輻射線加熱の組み合わせは、また、高い仕
事対破断(work−to−break)を提供し、こ
の高い仕事対破断はタイヤにおいて改良された疲れ抵抗
およびより高いプランジャーエネルギーまたは破裂強さ
生ずる。
【0043】試験方法 本発明について、種々のパラメーターおよび測定は、一
般に(特記しない限り)同時係属出願第07/288,
750号、1988年12月22日提出[ヘニング(H
enning)]および同時係属出願第07/288,
519号、1988年12月22日提出[ヘニング(H
enning)ら]、およびグプタ(Gupta)の米
国特許第4,850,412号、これらの開示を特別に
ここに引用によって加える、におけるようなものであっ
た。モノフィラメントを、首尾一貫した比較できる測定
に有効であるように、65%の相対湿度および22℃(
72°F)の室内でコンディショニングしそして試験し
た。浸漬されたコードおよびタイヤは24℃(75°F
)および55%の相対湿度において試験した。
【0044】幅対厚さの比(W/T):幅および厚さは
バニール(Vaernier)キャリパーで測定する。 幅の測定のために、モノフィラメントを「V字形」に折
り、そして「V」の両側を同時に測定することは便利で
あり、「V」の頂点を測定ゾーンのちょうど外側に確実
に保持する。この技術は、モノフィラメントが測定計器
の面の間で傾かず、そして低い読みを与えることを保証
する助けをする。
【0045】変更比(modification  r
atio):変更比(MR)は、フィラメントの軸に対
して垂直に取ったモノフィラメントの断面の顕微鏡写真
から測定する。コンパスを使用して、断面のまわりに外
接することができる最小の円および断面内に内接するこ
とができる最大の円を決定し、そしてこれらの2つの円
の直径を測定する。変更比=外接する円の直径/内接す
る円の直径。比較的簡単な断面、例えば、ヘニング(H
enning)の出願第07/288,750号に図解
されているものについて、変更比および幅対厚さの比は
同等であることが明らかである。より複雑な断面につい
て、2つの比は非常に異なることがある。
【0046】引張り性質:記録するインストロン単位を
使用して、モノフィラメントの応力/応力の作用を特性
決定する。試料を空気活性化された4−D型インストロ
ンの少なくとも40psiの圧力に維持したクランプで
つかむ。試料を伸ばして破断させ、その間応力の関数と
してモノフィラメントの応力を連続的に記録する。初期
のゲージ長さは約25cm(10インチ)であり、そし
てクロスヘッドの速度は一定の約30cm/分(12イ
ンチ/分)に維持する。浸漬されたコードの引張り性質
は常に浸漬物不含のデニールに基づく。
【0047】破断強さは、試料が破壊する前に達成され
た最大荷重であり、そしてポンドまたはkgで表す。
【0048】強力:強力は破断強さ/デニール(フィラ
メント上の接着剤について補正した後)から計算し、そ
してグラム/デニール(gpd)で表す。
【0049】伸び:伸びは、試料が破壊するときの、試
料における応力であり、百分率で表す。
【0050】モジュラス:モジュラスは応力/応力曲線
の初期の直線部分に対する接線の傾斜×100/(浸漬
物不含)デニールである。モジュラスは、一般に、2%
より低い応力において記録される。
【0051】結節引張り(例えば、結節強さ)は、直線
の引張りと同一の方法で測定されるが、ただし簡単な止
め結びをモノフィラメント中で試験すべき試料のほぼ中
点において形成する。簡単な止め結びはある長さのモノ
フィラメントをそれ自体の上にその長さのほぼ中点にお
いて交差し、そして1つの端をそのように形成したルー
プにを通して引っ張ることによって作られる。モノフィ
ラメントは巻き取りパッージの曲率のある部分を取る傾
向があるので、結節は別々の試料についてこの曲率でか
つそれに対して形成し、そして2つの試料を平均する。
【0052】乾熱収縮(DHS):乾熱収縮は、AST
M  D−885−85、節30.3の基本的方法によ
り決定し、この方法は「ASTM規格の1988アニュ
アルブック(1988  Annual  Book 
 of  ASTM  Standards);Vol
.07.01;紡織材料、糸、ファブリックおよび一般
的試験方法(Textiles,Fabrics  a
nd  GeneralTest  Methods)
」に記載されている。詳しくは、糸を177℃に熱空気
中で2分間0.05g/デニールの拘束力で加熱した。 試験装置は「テストライト・サーマル・シュリンケイジ
・オーブン(Testrite  Thermal  
Shrinkage  Oven)であった。収縮はも
との長さの百分率で表す。
【0053】相対粘度(LRV):相対粘度は、ポリマ
ーの分子量の感受性の正確な測定である。LRVは、1
00ppmの硫酸を含有する10mlのヘキサフルオロ
イソプロパノール中に室温において溶解した0.8gの
ポリマーの溶液の粘度対ヘキサフルオロイソプロパノー
ルそれ自体を含有する硫酸の粘度の比であり、両者は毛
管粘度計で25℃において測定する。溶媒としてヘキサ
フルオロイソプロパノールの使用は、特定した温度にお
いて溶解を可能とし、これによりポリエステルが高温に
おいて溶解するとき通常直面するポリマーの分解回避す
るので、重要である。38および44のLRV値は、固
有粘度をトリフルオロ酢酸および塩化メチレン(25/
75容量)の混合物から構成される溶媒中で25℃にお
いて測定するとき、それぞれ、0.90および0.95
の固有粘度の値におおよそ相当する。
【0054】デニール:モノフィラメントの90gの試
料を秤量する。デニールは9000mの試料の重量(g
)として計算される。試験したすべての試料について、
3回のデニールの測定を行い、そして平均を試料のデニ
ールとして使用する。
【0055】接着性(熱、2プライのストリップ接着試
験):利用した試験は、ASTM  D−885−85
と同一であった;強化用コードまたはファブリックのゴ
ムコンパウンドへのストラップ剥離接着性(Strap
Peel  Adhesin  of  Reinfo
rcing  Cords  or  Fabrict
o  Rubber  Compounds)[pp.
1133−1142;ASTM規格の1988アニュア
ルブック(1988  Annual  Book  
of  ASTM  Standards)、節7、V
ol.7.01)わずかの変更を加えた。使用した特定
の変化は、単一の糸の浸漬後の個々のモノフィラメント
のタイヤコードを試験したことであった。使用したゴム
素材は天然ゴム(80重量部)、スチレン−ブタジエン
ゴム(20重量部)、N351ブラック(35重量部)
+少量の他の普通の成分の組み合わせであった。浸漬し
たタイヤのコードを、隣接するコードが直接互いに接触
するように、ワーピングした(warped)。例えば
、4,000デニールの浸漬されたコードは約23本/
インチを必要とした。コードのゴム素材の中に埋め込ん
だ後、試料を160℃±2℃において20分間1340
kPaの圧力で硬化した。 熱接着を望んだので、試料を試験前にインストロン炉内
で120℃±2℃に25±5分間加熱した。分離力はオ
プション1(分離力の高いピークおよび低いピークの間
の中線)に基づいた。たて糸当たり4つの試料を試験し
、そして結果を平均の力(ポンド/インチ)として報告
した。
【0056】浸漬物不含デニール(dip−free 
 denier):これを決定するために、(1)まず
短い(1インチ以下)切片に切断した接着剤処理した試
料を秤量する、(2)次いで、切断した試料のポリマー
部分を適当な溶媒(例えば、トリクロロ酢酸および塩化
メチレンの混合物)の中に注意して溶解する;(3)す
すぎおよび乾燥後、溶解しない接着剤の重量を測定し、
そしてコード上の接着剤の%を計算することができる。 次いで、浸漬されたコードのデニールを補正して浸漬物
不含デニール得ることができる。
【0057】しかしながら、表2における浸漬物不含デ
ニールは、同一の浸漬されたコードについてと同様な浸
漬および熱伸長操作を実施することによって決定したが
、特定した浸漬物(接着剤)を使用せずそして、その代
わり、サブコートおよびトップコートの代わりに水のみ
を使用し、次いでデニールを測定しそして計算した(通
常の方法で)。
【0058】屈曲疲れ:これは時には屈曲疲れ、および
またスコット屈曲(Scott  Flex)と呼ばれ
る。それは、試験コードを含有する2プライのゴム化ス
トリップを小さいプーリーの上にサイクリングした後、
試験コードにおける保持された強さの百分率を決定する
ことによって測定する。2プライのストリップは、0.
015”のNR:SBRゴムの9”×18”のシートを
ビルディングドラム上に巻き付けることによって調製す
る。次いで、接着剤処理したコードは、旋盤を使用して
コードの間隔を均一にコントロールして、ドラム上に巻
き付ける。各打込数(count)を調節して35%の
リベット区域を作るようにする。次いで、0.015”
のゴムの第2層を適用し、そしてこの複合体をステッチ
ング(stiching)して連行された空気を除去す
る。このアセンブリーをドラム取り出し、8”×9”の
片に切断し(コードは9”の方向に平行である)、そし
て各プライにおけるコードが互いに平行であるように、
互いに重ねて配置する。綿のキャンバスの2”×8”の
ストリップ(疲れテスターにおけるクランプのためのグ
リップ表面を提供する)をたて各糸を横切って適用し、
そしてゴムの0.030”(5”×8”)のシートを使
用して、2つの綿のストリップの間の区域を充填する。 これらの同一の材料をこのパッドの反対側に適用する。 次いで、この2プライのパッドをプラテンプレスで20
分間160℃において7トンの圧力下に硬化する。硬化
したパッドを冷却し、55%の相対湿度/75°Fにお
いて8時間コンディショニングし、次いで1”×9”の
ストリップに切断する。次いで、ストリップを直径3/
4インチのプーリーのまわりにおいて180°曲げ、そ
して各端をスコット屈曲テスター(Z型)[スコット・
テスターズ・インコーポレーテッド(Scott  T
ester  Inc.)、ニュージャージイ州プロビ
デンス製]にクランプし、そして1つの端に150ポン
ドの荷重を加えた。次いで、ストリップをプーリーの上
で250サイクル/分の速度で合計10,000サイク
ルの間屈曲し、その間100℃の周囲温度に維持する。 次いで、プーリーに最も近いプライからのコードをパッ
ドから取り出し[ストッダード(Stoddard)溶
媒およびフレオン(Freon)113の50/50ブ
レンド中で24時間パッドをソーキングした後)、次い
で引張り強さをインストロンで測定する。保持された強
さを非屈曲パッドから取り出したコードと比較する。屈
曲疲れの保持された強さは、次の方程式から決定される
:保持された強さ=100×(疲れた強さ/非疲れ強さ
)。 それゆえ、高い値は、ものとの強さの高い百分率がこの
試験後保持されることを示す。
【0059】表3はタイヤについて実施された種々の試
験を報告する。
【0060】インフレーションの成長(inflati
on  growth):初期のタイヤの大きさは、タ
イヤを適当なリムに取り付け、そして5psiにインフ
レーションした後、決定する。タイヤを5psiに10
0°Fにおいて4時間保持した後、柔軟な鋼のテープの
物差しを使用して円周を測定する(トレッドの中心にお
いて)。測定の間、ばりを避けるように注意すべきであ
る。断面の幅は側壁においてタイヤの最も広い部分にお
いて3つの異なる位置で(120度で離れる位置にしる
しをして、成長後の最後の測定を同一のスポットで実施
できるようにする)1組のキャリパーを使用して測定す
る。次いで、タイヤを26psiにインフレーションし
、そしてその圧力に100°Fにおいて24時間保持す
る。24時間の期間の終わりにおいて、円周および断面
の幅(CSW)をより高い圧力において測定する。イン
フレーションの成長は、断面の幅の平均の成長から計算
し、そして百分率として記載する。
【0061】コーナリング係数(cornering 
 coeffient):コーナリング係数は、次の文
献に記載されているように、また、転がり抵抗の測定に
使用する装置で測定する:R.L.キーフェ(Keef
e)およびA.S.コラレク(Koralek)、「タ
イヤの転がり抵抗の正確な測定(Precision 
 Measurement  of  Tire  R
olling  Resistance)」、ACSラ
バー・ディビジョン・シンポジウム:タイヤの転がり抵
抗(Rubber  Division  Sympo
sium:TireRolling  Resista
nce)(1982年11月)、pp.78−104、
D.J.シュリング(Schuring)編、1983
。タイヤをまず90分間70m/時(mph)、100
%のTRA[タイヤ・アンド・リム・アソシエーション
(Tire  and  Rim  Associat
ion)定格負荷、で働かせる。冷却後、タイヤを75
°Fおよび26psi(P155/80R13タイヤ)
において4時間コンディショニングする。次いで、タイ
ヤを5分間35mphにおいて特定した試験負荷(p1
55/80R13タイヤについて838ポンド)で暖め
る。次いで、タイヤを0°から+3°にそして0°から
−3°に、スリップ角度を1.25°/秒の速度で変化
させて、かじ取りしたとき、横の力をスリップ角度の関
数として記録する。コーナリング力/スリップ角度のプ
ロット(ポンド/度)の傾斜をタイヤへの試験負荷で割
って、コーナリング係数を得る。
【0062】側壁のプランジャーエネルギー:適当な内
部のチューブを含有するタイヤを試験リムに取り付け、
そしてタイヤの大きさに許容されうる圧力にインフレー
ションする。次いで、タイヤを75°F(±1°F)に
おいて3時間コンディショニングし、そして圧力を試験
前に特定した圧力に再調節する。半球の端をもつ直径3
/4インチの円筒形の鋼のプランジャーを使用して、こ
のプランジャーを側壁の中に2インチ/分の速度で、プ
ランジャーが側壁のカーカスを通過するまで、垂直に押
し込む。力および侵入を側壁上の6点において記録する
。次いで、破壊エネルギー(インチ−ポンド)を、力(
ポンド)×侵入(インチ)/2により計算する。記録さ
れた側壁のプランジャーエネルギーのデータは、得られ
た6つの値の平均である。
【0063】DOT109段階の負荷耐久試験および伸
長試験:実施した試験は、車両安全規格(Mortor
  Vehicle  Saftey  Standa
rd)No.109に記載されている基本的試験+伸長
試験である。
【0064】タイヤを適当な試験リムに取り付け、タイ
ヤの側面にしるされた最大負荷の定格に相当するインフ
レーション圧力でインフレーションし、そして100°
Fにおいて3時間コンディショニングする。圧力を検査
し、そして必要に応じて再調節する。DOT−109を
越える試験において、負荷を10%の増分で増加し、そ
してタイヤを各負荷で50m/hで破壊するまで400
マイル走らせる。
【0065】タイヤのビード区域の耐久性:この試験は
、高い負荷の適用を通して折り返し区域(turn−u
p  area)の付近の屈曲型の破壊(熱的劣化の妨
害を含まない)を誘発するように設計する。
【0066】タイヤを適当な強力な試験リムに取り付け
、そして100°Fにおいて4時間24psiでコンデ
ィショニングする。圧力を特定した負荷範囲を許す最大
psiに再調節し、そしてさらに4時間コンディショニ
ングする。
【0067】次いで、タイヤを30mphで破壊まで次
の順序で試験する:90%の負荷、2時間;115%の
負荷、2時間;150%の負荷、20時間;170%の
負荷、20時間;190%の負荷、20時間;および2
10%の負荷、破壊まで。
【0068】次の実施例によって、本発明をさらに説明
する。多少の近似のメートルの同等値を与え、測定はテ
キストに示されているように普通の単位で行ったことを
認識すべきである。本発明のモノフィラメント(番号1
〜4)および本発明によらない比較(文字A〜Cで示す
)についての方法の条件およびモノフィラメントの性質
を、表1に要約する。比較A〜Cは、実施例1との比較
が容易であるように、実施例いの次におよび前に位置す
る。表2は、すべてのモノフィラメントについて、表1
と同一の順序で、およびまた、通常(NORM)および
低い(LOW)撚りの構成、後に言及する、の両者にお
ける、商業的HMLSの1000デニールのT−240
タイヤ糸を記載する。表3は、また後述する、試験する
タイヤからの結果の比較を記載する。
【0069】
【実施例】実施例1 この実施例は、任意のプレヒーター17を含まない、図
1に図解する装置を使用した。
【0070】38の相対粘度(LRV)を有する連続的
ポリマー装置中で作った、高い品質のポリ(エチレンテ
レフタレート)ポリマーを、29ポンド/時(表1にお
いて「処理量−Kg/時」、すなわち、13.1Kg/
時として示す)の速度で押出した。紡糸口金のオリフィ
スは、表1に「(1)型」オリフィスとして示す寸法約
2.8×9.7mm(0.11×0.38インチ)の長
円形であった。モノフィラメントは約85cm(34イ
ンチの空気ギャップ12を垂直方向に下に通過して85
℃の水13の中に入り、そしてこのような水を445c
m(175インチ)の距離で通過する。水浴13から出
た後、過剰の残留する急冷水を空気噴射14によりスト
リッピングした。湿ったモノフィラメントは91m/分
(99.5ypm)で駆動されるプーラーロール15に
より7.1m(23フィート)下向きに進行して、91
m/分(100ymp)で駆動されるフィードロール1
6に行った。フィードロール後、水をモノフィラメント
に約0.8ガロン/時の速度で添加し[フェルトのウィ
ック(wick)との接触により]、そしてモノフィラ
メントを方向ロールの1つの変化を通過して約60cm
(24インチ)の長さのスチーマー18に行き、このス
チーマー18は入口および出口の水蒸気チャンバーから
供給され、真空源に接続していて、水蒸気がプラントの
環境の中に逃げるのを防止されている。モノフィラメン
トを150psigの飽和水蒸気で処理した。延伸点は
スチーマー18内に位置した。なおスチーマー内に、出
口付近において、モノフィラメントは8ガロン/時の速
度で流れる約60℃の温度の水を含有する、長さ約3c
mの浴通過して、モノフィラメントの表面を冷却して、
スチーマーの出口シールにより損傷を回避する。次いで
、モノフィラメントは空気ストリッパー19へ前進して
、表面水の大部分をモノフィラメントから除去する。 次いで、モノフィラメントは第1段階の延伸ロール21
へ前進し、この延伸ロール21は160℃に加熱された
、断熱された延伸ボックス内に位置し、そして421m
/分(460ypm)で駆動されていた。
【0071】次いで、モノフィラメントは前進して、約
800℃の平均温度の長さ約130cm(約50インチ
)の輻射線ヒーター22を4回通過した。延伸の量は各
通過において、ヒーターの各回の通過の間に駆動される
方向転換ロール23の速度をコントロールすることによ
ってコントロールした。モノフィラメントの速度は次の
通りであった:ヒーターをロール23aにおいて通過後
−494m/分(540ypm);ロール23bにおい
て第2回通過後−521m/分(560ypm);ロー
ル23cにおいて第3回通過後−530m/分(580
ypm);および第4回通過後−540m/分(590
ypm)。張力は第1回通過における約4Kgから第4
回通過における約3Kgであると推定された。
【0072】モノフィラメントはヒーター22から方向
ロールを1つの変化を越えてアニリーングロール24を
行き、アニリーングロール24は他の断熱され180℃
に維持されたボックス内に位置した。これらのロール2
4から、モノフィラメントは直接巻き取り25に約15
0gの張力で行き、その間約13%緩和されて収縮を減
少した。
【0073】プロセスの詳細および生成物の性質は、実
施例1について、そして他の実施例2〜4および比較に
ついて表1に要約されている。実施例1は、よりすぐれ
た結節強さおよび他のすぐれた引張り性質と組み合わせ
て、ゼロの収縮(177℃において)を有したことが認
められるであろう。(より高い伸びは、引張り性質が延
伸条件を調節して、伸びを満足すべきものより低下させ
ないで、例えば、実施例2〜4において、強力およびモ
ジュラスを増加するように最適化することができたこと
を示す)。
【0074】実施例2 この実施例は、高い粘度(44LRV)のモノフィラメ
ントの製造に関し、そしてLRVを38から44に上げ
ることによって達成される、改良された引張り性質、こ
とに結節強さの増加を例示する。この方法はより高い速
度で実施したが、他の詳細は実施例1と非常に類似し、
ただし(本質的により高い溶融粘度のために)表1に記
載するものを除外する。オリフィスの寸法は約2.3×
10.7mm(0.09×0.42インチ)であった。 これは表1において「2」型オリフィスと呼ぶ。このオ
リフィスを使用して、後述する他のモノフィラメントを
作った。フィードロールの速度は約136m/分(15
0ypm)に上げ、そして水浴13の温度を低下させ、
そしてこのプロセスにおける後の温度を調節した。モノ
フィラメントの性質を、また、表1に要約する。これら
のデータから認識されるように、低い収縮が非常に重要
であるとき、実施例1におけるものにいそう似た粘度(
LRV)のポリマーを使用するか、あるいはこのような
より高いLRVのモノフィラメントの収縮を低下させる
追加の工程を用いるすることが好ましいことがある。
【0075】実施例3 この実施例において、モノフィラメントは実施例1にお
けるもの類似する粘度(38LRV)をもつが、標準の
2G−Tフレークの固相ポリマーにより得られた、低い
カルボキシル含量を有した。このようなポリマーのチッ
プ(1.06の固有粘度の)を約5cm(2インチ)の
スターリング(Sterling)スクリューメルター
中で溶融し、そして紡糸位置へ供給した。他のプロセス
の詳細は実施例1および2に非常に類似したが、表1に
要約したものを除外する。オリフィスの寸法は実施例2
に類似し、水浴13の通過距離は65℃の水温度で21
6cm(85インチ)に短縮し、そしてフィードロール
16の速度は実施例2におけるようなものであった。こ
の生成物は極めて低い収縮、ならびに他の望ましい性質
を有した。
【0076】実施例4 この実施例は、また、低いカルボキシル含量(15より
低い)のポリマーを使用した。プロセスの詳細は多少実
施例3に類似したが、より低い速度を使用し、そしてな
おさらに短い38cm(15インチ)の空気ギャップを
使用し、水をフィードロール16後に添加せず、そして
、重要なことには、長さ約60cm(24インチ)の輻
射線ヒーターをスチーマー18の前にプレヒーター17
を使用した。種々の条件および性質を表1に要約する。 延伸比はより高く、そして技術は対応して上昇したが、
収縮はんたより高く、そしてより低い収縮は好ましいで
あろうことが認められるであろう。
【0077】次の3つの事項は比較A、BおよびCと表
示し(約3,000デニールのモノフィラメントは本発
明に従い作られなかったので)そして比較の方法で、本
発明の方法の利点を実証するために提供する。スチーマ
ー18をいずれの実験においても使用しなかった。プロ
セスおよび生成物の詳細を表1に要約する。
【0078】比較A ほとんどの面において、プロセスは実施例1に類似した
が、長さ約60cm(24インチ)の輻射線ヒーターを
870℃の温度においてフィードロール16と第1段階
の延伸ロール21との間に使用した(スチーマー18代
わりに)。これにより同様な4.7×の延伸比を得るこ
とできたが、モノフィラメントは、実施例1〜4より劣
った、引張り性質、ことに結節強さ、ならびに2.5%
の収縮を有した。
【0079】比較B この比較において、本質的に実施例1の第2段階の延伸
を使用し、延伸ロール21(140℃)の前の第1段階
における加熱を使用しなかった。これは、実施例1の第
1段階の延伸をほとんど実施することができなかった(
わずかに1.03×)が、第2段階の第1通過(表1に
おいて2−1)は5.05×であったことを意味する。 アニリーングロールは160℃に維持した。比較A(5
.1gpd)より高い強力(5.9gpd)が得られた
が、結節強さ(2.4gpd)は、実施例1〜4と比較
して再び低く、収縮は3.3%であり、比較Aよりなお
高かった。
【0080】比較C 水蒸気の噴射を第1段階の延伸を実施するスチーマー1
8の代わりに使用した。この噴射は65psigおよび
375℃の過熱水蒸気を使用した。他のプロセスの条件
は表1に記載する通りであった。第2段階の輻射線ヒー
ターにおいて2回のみの通過を使用し、方向ロール(2
3a)の変化はアイドラーロール(駆動される代わりに
)であった。認められるように、引張り性質はほとんど
劣っており、そして収縮は他の比較より非常に高かった
。さらに、水蒸気の衝突はモノフィラメントに重大な損
傷を引き起こした(噴射から遠いモノフィラメントの側
が装置の側面を打ち続けたために起こったと信じられる
)。
【0081】すべてのモノフィラメントの試料を、比較
のため、マルチフィラメントのポリエステルのタイヤの
糸のように、熱延伸および浸漬により処理して、タイヤ
の製造に使用できる状態の「浸漬されたコード」を製造
し、そしてそれらの性質を表2において比較する。
【0082】比較のために利用したマルチフィラメント
のポリエステルのタイヤの糸は、通常のおよび特別の(
低い撚り)の両者の構成において撚ったHMLS100
0デニールのT−240タイヤ糸であった。「通常の」
(時には標準と呼ぶ)コードは1,000/1/2のコ
ードの構成に撚り、11回/インチの撚りはプライイン
グおよびケーブリングの両者の工程において付与された
。特別の低い撚りのコードは1,000/1/2のコー
ドの構成に撚り、7.7回/インチの撚りはプライイン
グおよびケーブリングの両者の工程において付与された
;表2において見ることができるように、これはモジュ
ラスを100gpdを越えて増加するが、いくつかの欠
点、例えば、屈曲寿命の望ましくない値への減少を有す
る。両者のコードを、2つの炉のプロセスにおいて普通
の2工程のポリエステル接着剤浸漬を使用して、浸漬お
よび熱延伸した。使用した特定の条件は、次の通りであ
った:470/425°F、50/80秒の暴露時間、
3/0%のAS(加えた伸長)、D  417B/D−
5A接着剤(すなわち、第1工程:D−417B接着剤
−470°F/3%の加えた伸長/50秒、次いで第2
工程:D−5A接着剤−425°F/0%(なし)加え
た伸長/80秒)。
【0083】対照のマルチフィラメントのポリエステル
のタイヤのコードのために使用したD−417Bイソシ
アネートのサブコートは、次の成分から構成されていた
:水(83.7重量部);トラガカントゴム、2%の溶
液(2.0重量部);NERO  01Aエポキシ樹脂
(1.4重量部);およびLVBIイソシアネートのス
ラリー、25%の分散液(12.9重量部)。D−5A
はレゾルシノール−ホルムアルデヒドラテックスに基づ
くトップコートの接着剤(RFL)であり、ポリエステ
ルのタイヤコードを製造するとき、コード対ゴムの接着
を促進する。
【0084】本発明のモノフィラメントは撚りを必要と
しない。驚くべきことには、普通の水性D−417Bサ
ブコートおよび引き続いてRFLを使用する試みは、浸
漬されそして延伸されたコードを生成し、これらのコー
ドのゴムへの接着性は劣っていた。PAPI(ポリ芳香
族ポリイソシアネート)およびエポキシ樹脂[NERO
  01A;ナガセ・カンパニー(Nagase  C
o.)から成るイソシアネート/エポキシのサブコート
を非水性溶媒から適用し、次いでRFLを適用すると、
ゴムに対するきわめてすぐれた接着が得られることが発
見された。モノフィラメントを浸漬−延伸するための特
定のプロセス条件は、次の通りであった:212°F/
450°F/425°F//0%のAS/8%のAS−
4%のAS//120秒/60秒/60秒、PAPI−
エポキシのサブコート(11%のPAPI;1%のNE
RO  01Aエポキシ;88%のトルエン)およびD
−5ARFLのトップコートを使用した。合計の接着剤
、サブコート+トップコートは、すぐれた接着のために
は0.5〜10%の範囲である。接着剤の好ましい範囲
は3〜5%である。
【0085】示したように、浸漬されたコードの性質を
表2に要約する。表2は本発明のいくつかの利点を示す
。マルチフィラメントの浸漬されたコードを越えたこれ
らのモノフィラメントのコードのよりすぐれたモジュラ
スの値は、図2におけるように、グラフで示すことがで
き、この図2は浸漬されたコードコードについてのモジ
ュラスに対して収縮をプロットしている。モノフィラメ
ントのコードは円形で示されているが、マルチフィラメ
ントのコードは三角形で示されている。T−240マル
チフィラメントのコードは黒い三角形で示されており、
そしてそれらの性質は、また、表2に記載されている。 追加の商業的HMLSのマルチフィラメントのタイヤの
糸を、T−240について記載のと同一の条件下に、形
成し、そして浸漬されたコードに加工した。認められる
ように、(「LOW」T−240を除外して)「NOR
M」T−240(すなわち、通常の撚り)はマルチフィ
ラメントのコードの間で最高のモジュラスおよび最低の
収縮を有したが、このモジュラスの値はなお100gp
dより小さい(そして収縮は2%である)。撚りを減少
することによって、表2において見ることができるよう
に、100gpdより大きいモジュラスを有するが、他
の性質が劣る「LOW」T−240コードを製造するこ
とができる。
【0086】対照的に、本発明のモノフィラメントのコ
ードのすべては、表2に示すように、100gpdを越
えるモジュラスの値、ならびに他のすぐれた引張り性質
、ことに結節強さ、50ポンドを越えた(75ポンドま
での範囲の)接着値および95〜100%の屈曲値を有
する。また、図2における収縮より低い収縮を得る能力
は、実施例1および3において、これらの高いモジュラ
ス値および他の有利な性質と組み合わせて、実証された
。100gpdを越えるモジュラスおよび2.5%より
低い収縮の組み合わせは、すべての既知のポリエステル
の浸漬されたコードと区別され、そしてこのような組み
合わせは高度に望ましい。比較A、BおよびCは黒い円
として示されており、そして実施例1および3より悪い
(高い)収縮を有する。さらに、比較A〜Cについて、
いくつかの性質は個々に満足すべきものであると思われ
るが、これらのコードはそれほど望ましい組み合わせを
もたない。例えば、AおよびBの伸びは低く過ぎ、そし
て、Bの伸びはよりよいが、Bの接着は劣っている。C
についての屈曲値(1回だけ測定した)はきわめて劣っ
ていた。
【0087】結局、表2が示すように、実施例1〜4の
各々の結節強さは比較A〜Cのいずれよりも、そしてい
ずれのT−240のコードよりも有意にすぐれる。
【0088】表3に記載する性質をもつタイヤを2段階
でラジアルタイヤ製造機(NRM、イオンコーポレーテ
ッド製、RF1216型)で組み立て、そして成形しそ
してバッグ−O−マチック(Bag−O−Matic)
硬化プレス[アクロン・スタンダード・カンパニー(A
kron  Standard  Co.)製]により
硬化した。1系列の乗用車のラジアルタイヤを、比較の
目的で、商業的T−240タイヤ糸から、カーカスの強
化のためにファブリックの単一のプライおよびベルトの
ために2+2×0.25鋼のコードの2プライを利用し
て構成した。カーカスのファブリックはドラム巻き取り
法を使用して1本のコードから形成した。20ミルのス
キムゴム(80%の天然ゴム/20%のスチレンブタジ
エンゴム)の2プライをカーカスのファブリックの調製
において使用した。ベルトのプライを同様なドラムの巻
き取り法において鋼のコードから形成した。次いで、P
155/80R13タイヤをNRMコーポレーションの
タイヤの製造装置を使用してこのファブリックから作っ
た。 タイヤの構成において使用した他の成分は、スチレン−
ブタジエン/天然ゴムのブレンドから押出したトレッド
および側壁の切片、クロロブチル/天然ゴムの内側のラ
イナーの50ミルの厚さのシート、および1対のゴム巻
き付け4ワイヤ/4回のビードであった。本発明のコー
ド(実施例1)について、ラジアルタイヤの構成は上の
T−240の対照と同一であったが、ただし1プライの
層の浸漬されたコード(この実施例1の)をカーカスの
強化に使用した。ファブリックのモノフィラメントの本
数を調節して、マルチフィラメントのポリエステルの対
照ファブリックにおけるのと同一のカーカス強さを得た
。本発明のモノフィラメントを使用する利点は、表3に
記載する、1系列の評価の結果から理解することができ
る。
【0089】スコットの屈曲データを30ミル(約0.
75mm)の厚さの環の中に埋め込まれたコードについ
て(100℃および150ポンドで)測定し、そして表
2に記載する。スコットの屈曲データが示すように、本
発明のモノフィラメントの屈曲抵抗(または疲れ抵抗)
あ低い撚りのコードよりすぐれていた。
【0090】残りの試験は実際のP155/80R13
タイヤについて測定し、そして表3に記載する。この表
は次のことを示す。ビード区域の耐久性の試験はモノフ
ィラメントのさらにすぐれたマイルの耐久性を示し、そ
してモノフィラメントは、また、DOT109耐久性お
よび延長試験においてよりすぐれたマイルの耐久性を示
し、そして破壊前により高い負荷を達成した。モノフィ
ラメントの側壁のプランジャーエネルギーは有意にすぐ
れ(33〜40%)、そしてコーナリング係数のデータ
はモノフィラメントがT−240コードよりすぐれた取
り扱いの可能性を有することを示す。これは、いくつか
の面において、現存する商用マルチフィラメントのコー
ドを越えた、よりすぐれたタイヤを与える。
【0091】
【表1】
【0092】
【表2】
【0093】
【表3】                          
        表  3             
               タイヤの試験結果ビー
ド区域の耐久性の試験                          
                     合計のマ
イル数                      
                        (
強さの保持)  実施例1             
                         
4830(94%)  標準T−240       
                         
3280(97%)  低い撚りT−240     
                       24
30(95%)DOT109耐久性+伸長試験                          
                     合計のマ
イル数                      
            負荷        (強さ
の保持)  実施例1               
         180             
4708(80%)  標準T−240       
           150           
  3700(82%)  低い撚りT−240   
           170           
  4317(84%)側壁プランジャーエネルギーの
データ                          
                   プランジャー
のエネルギー                   
                         
  (インチ−ポンド)  実施例1        
                         
       456  標準T−240      
                         
   343  低い撚りT−240        
                      325
コーナリング係数のデータ   実施例1                   
                   0.167 
 標準T−240                 
               0.156  低い撚
りT−240                   
         0.154インフレーションの成長
のデータ(%)  実施例1            
                         
 0.4  標準T−240            
                    0.4  
低い撚りT−240                
            0.4   本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
【0094】1、少なくとも1対のビード部分および前
記ビード部分のまわりに巻かれた少なくとも1つのカー
カスプライを含んでなり、ここで各カーカスプライは荷
重を支持するエチレンテレフタレートのポリマーのモノ
フィラメントのゴム化された層を含んでなり、前記モノ
フィラメントは少なくとも約1000のデニール、約0
.7〜1.2の固有粘度、および少なくとも約6gpd
の強力、少なくとも約10%の伸び、少なくとも約10
0gpdの初期モジュラス、および少なくとも約3gp
dの結節強さにより特性決定されることを特徴とする、
ニューマチックラジアルタイヤ。
【0095】2、インフレーションの成長は約1%より
少ない、上記第1項記載のタイヤ。 3、前記モノフィラメントの強力は少なくとも7.5g
pdである、上記第1項記載のタイヤ。
【0096】4、インフレーションの成長は約1%より
少ない、上記第3項記載のタイヤ。 5、前記モノフィラメントのデニールは約2,000〜
10,000である、上記第1〜4項のいずれかに記載
のタイヤ。
【0097】6、前記モノフィラメントはさらに長円形
の形状により特性決定される、上記第1〜4項のいずれ
かに記載のタイヤ。
【0098】7、前記モノフィラメントは実質的に撚ら
れていない、上記第1〜4項のいずれかに記載のタイヤ
【0099】8、前記タイヤは乗用車のタイヤである、
上記第1〜4項のいずれかに記載のタイヤ。
【0100】9、前記タイヤは軽トラックのタイヤであ
る、上記第1〜4項のいずれかに記載のタイヤ。
【0101】10、前記モノフィラメントの固有粘度は
約0.85〜0.95である、上記第1〜4項のいずれ
かに記載のタイヤ。
【0102】11、約0.7〜1.2の範囲の高い固有
粘度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャッ
プを通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメ
ントを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大
気圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し
、そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、
そして延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含
んでなる、前記ポリマーから約1000〜10,000
のデニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸およ
び延伸の改良された連続的方法であって、前記モノフィ
ラメントを前記第1段階において前記水蒸気中で少なく
とも約4.5×延伸し、そして少なくとも約140℃の
温度に加熱された第1段階の延伸ロールを使用すること
を特徴とする方法。
【0103】12、前記延伸ロールを少なくとも約18
0℃の温度に加熱する、上記第11項記載の方法。
【0104】13、約0.7〜1.2の範囲の高い固有
粘度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャッ
プを通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメ
ントを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大
気圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し
、そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、
そして延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含
んでなる、前記ポリマーから約1000〜10,000
のデニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸およ
び延伸の改良された連続的方法であって、前記延伸のそ
れ以上の段階を1より多い工程において実施し、そして
少なくとも40%のそれ以上の延伸を第1のこのような
工程において実施することを特徴とする方法。
【0105】14、約0.7〜1.2の範囲の高い固有
粘度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャッ
プを通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメ
ントを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大
気圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し
、そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、
そして延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含
んでなる、前記ポリマーから約1000〜10,000
のデニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸およ
び延伸の改良された連続的方法であって、前記延伸のそ
れ以上の段階を3または3より多い工程において実施し
、そして10%未満のそれ以上の延伸をこのような工程
の最後において実施することを特徴とする方法。
【0106】15、約0.7〜1.2の範囲の高い固有
粘度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャッ
プを通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメ
ントを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大
気圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し
、そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、
そして延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含
んでなる、前記ポリマーから約1000〜10,000
のデニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸およ
び延伸の改良された連続的方法であって、巻き取りの前
に、延伸されたモノフィラメントを約100〜250℃
の温度に加熱されたアニリーングロール上でアニリーン
グすることを特徴とする方法。
【0107】16、前記アニリーングロールを少なくと
も140℃の温度に加熱する、上記第15項記載の方法
【0108】17、前記アニリーングロールを約200
℃までの温度に加熱する、上記第15項記載の方法。
【0109】18、約0.7〜1.2の範囲の高い固有
粘度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャッ
プを通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメ
ントを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大
気圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し
、そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、
そして延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含
んでなる、前記ポリマーから約1000〜10,000
のデニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸およ
び延伸の改良された連続的方法であって、前記モノフィ
ラメントを約100〜200gの範囲の巻き取り張力で
巻き取ることを特徴とする方法。
【0110】19、巻き取る前に、延伸したモノフィラ
メントをアニリーングロール上で約100〜250℃の
温度においてアニリーングする、上記第18項記載の方
法。 20、水浴は約35〜90℃の範囲の温度である、上記
第11項記載の方法。 21、ヒーターを使用して、前記第1段階における水蒸
気ゾーンに入る前に、モノフィラメントの温度を調節す
る、上記第11〜19項のいずれかに記載の方法。
【0111】22、前記それ以上の段階の延伸において
非接触ヒーターにより、モノフィラメントを加熱する、
上記第11〜19項のいずれかに記載の方法。
【0112】23、前記非接触ヒーターは輻射線ヒータ
ーである、上記第22項記載の方法。
【0113】24、前記それ以上の段階の延伸における
前記ヒーターは少なくとも600℃の温度である、上記
第23項記載の方法。
【0114】25、モノフィラメントを延伸段階を通し
て1回/フィートより少ない最小撚りで張る、上記第1
1〜19項のいずれかに記載の方法。
【0115】26、約0.7〜1.2の範囲の高い固有
粘度のエチレンテレフタレートのポリマーのモノフィラ
メントであって、少なくとも約1000のデニール、少
なくとも約5.5gpdの強力、少なくとも約15%の
伸び、少なくとも約80gpdのモジュラス、および約
3.5%以下の177℃における乾熱収縮を有すること
を特徴とする、モノフィラメント。
【0116】27、幅対厚さの比が約2.0より大きく
、そして変更比が約2.0より大きい、長円形の断面を
有する、上記第26項記載のモノフィラメント。
【0117】28、強力は少なくとも約7gpdである
、上記第26または27項記載のモノフィラメント。
【0118】29、結節強さは少なくとも約4である、
上記第26または27項記載のモノフィラメント。
【0119】30、約0.5〜10重量%の量のゴム接
着剤のコーティングをもつエチレンテレフタレートのポ
リマーのモノフィラメントを含んでなり、そして少なく
とも約6gpdの強力、少なくとも約10%の伸び、少
なくとも約100gpdの初期モジュラス、少なくとも
約3gpdの結節強さ、および約4.5%より少ない1
77℃において乾熱収縮により示されるような寸法安定
性を示すことを特徴とする、強化用コード。
【0120】31、前記モノフィラメントの強力は少な
くとも約7.5gpdである、上記第30項記載のコー
ド。
【0121】32、前記ゴム接着は、ポリ芳香族のポリ
イソシアネートおよびエポキシポリマーのサブコート、
およびレゾルシノール、ホルムアルデヒドおよびラテッ
クスのトップコートを含んでなる、上記第30または3
1項記載のコード。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための好ましい装置の
レイアウトの概略的図解である。
【図2】本発明による浸漬されたコードの寸法安定性を
他の浸漬されたコードと、後述するように、比較する方
法を実証する収縮対モジュラスをプロットするグラフで
ある。
【符号の説明】
10  紡糸口金 11  モノフィラメント 12  空気ギャップ 13  水浴 13a  湾曲した表面 14  ストリッパー 15  プラーロール 16  フィードロール 17  非接触プレヒーター 18  スチーマー 19  空気ストリッパー 21  延伸ロール 22  非接触ヒーター 23  駆動されるロール 23a、23bおよび23c  駆動されるロール24
  アニリーングロール 25  巻き取り

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1対のビード部分および前
    記ビード部分のまわりに巻かれた少なくとも1つのカー
    カスプライを含んでなり、ここで各カーカスプライは荷
    重を支持するエチレンテレフタレートのポリマーのモノ
    フィラメントのゴム化された層を含んでなり、前記モノ
    フィラメントは少なくとも約1000のデニール、約0
    .7〜1.2の固有粘度、および少なくとも約6gpd
    の強力、少なくとも約10%の伸び、少なくとも約10
    0gpdの初期モジュラス、および少なくとも約3gp
    dの結節強さにより特性決定されることを特徴とする、
    ニューマチックラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】  約0.7〜1.2の範囲の高い固有粘
    度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャップ
    を通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメン
    トを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大気
    圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し、
    そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、そ
    して延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含ん
    でなる、前記ポリマーから約1000〜10,000の
    デニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸および
    延伸の改良された連続的方法であって、前記モノフィラ
    メントを前記第1段階において前記水蒸気中で少なくと
    も約4.5×延伸し、そして少なくとも約140℃の温
    度に加熱された第1段階の延伸ロールを使用することを
    特徴とする方法。
  3. 【請求項3】  約0.7〜1.2の範囲の高い固有粘
    度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャップ
    を通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメン
    トを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大気
    圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し、
    そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、そ
    して延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含ん
    でなる、前記ポリマーから約1000〜10,000の
    デニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸および
    延伸の改良された連続的方法であって、前記延伸のそれ
    以上の段階を1より多い工程において実施し、そして少
    なくとも40%のそれ以上の延伸を第1のこのような工
    程において実施することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】  約0.7〜1.2の範囲の高い固有粘
    度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャップ
    を通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメン
    トを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大気
    圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し、
    そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、そ
    して延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含ん
    でなる、前記ポリマーから約1000〜10,000の
    デニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸および
    延伸の改良された連続的方法であって、前記延伸のそれ
    以上の段階を3または3より多い工程において実施し、
    そして10%未満のそれ以上の延伸をこのような工程の
    最後において実施することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】  約0.7〜1.2の範囲の高い固有粘
    度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャップ
    を通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメン
    トを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大気
    圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し、
    そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、そ
    して延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含ん
    でなる、前記ポリマーから約1000〜10,000の
    デニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸および
    延伸の改良された連続的方法であって、巻き取りの前に
    、延伸されたモノフィラメントを約100〜250℃の
    温度に加熱されたアニリーングロール上でアニリーング
    することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】  約0.7〜1.2の範囲の高い固有粘
    度のエチレンテレフタレートのポリマーを空気ギャップ
    を通して水浴の中に溶融紡糸し、生ずるモノフィラメン
    トを少なくとも2段階で延伸し、ここで第1段階は大気
    圧より高い圧力において水蒸気のゾーンの中で実施し、
    そして延伸のそれ以上の段階は高温において実施し、そ
    して延伸されたモノフィラメントを巻き取る工程を含ん
    でなる、前記ポリマーから約1000〜10,000の
    デニールのモノフィラメントを製造する溶融紡糸および
    延伸の改良された連続的方法であって、前記モノフィラ
    メントを約100〜200gの範囲の巻き取り張力で巻
    き取ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】  約0.7〜1.2の範囲の高い固有粘
    度のエチレンテレフタレートのポリマーのモノフィラメ
    ントであって、少なくとも約1000のデニール、少な
    くとも約5.5gpdの強力、少なくとも約15%の伸
    び、少なくとも約80gpdのモジュラス、および約3
    .5%以下の177℃における乾熱収縮を有することを
    特徴とする、モノフィラメント。
  8. 【請求項8】  約0.5〜10重量%の量のゴム接着
    剤のコーティングをもつエチレンテレフタレートのポリ
    マーのモノフィラメントを含んでなり、そして少なくと
    も約6gpdの強力、少なくとも約10%の伸び、少な
    くとも約100gpdの初期モジュラス、少なくとも約
    3gpdの結節強さ、および約4.5%より少ない17
    7℃において乾熱収縮により示されるような寸法安定性
    を示すことを特徴とする、強化用コード。
JP3166236A 1990-06-14 1991-06-12 タイヤの強化のためのポリエステルのモノフイラメント Pending JPH04232102A (ja)

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