JPH0423187B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423187B2 JPH0423187B2 JP60211837A JP21183785A JPH0423187B2 JP H0423187 B2 JPH0423187 B2 JP H0423187B2 JP 60211837 A JP60211837 A JP 60211837A JP 21183785 A JP21183785 A JP 21183785A JP H0423187 B2 JPH0423187 B2 JP H0423187B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- reheater
- gas
- evaporator
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 20
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 12
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 8
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 claims 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims 1
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 14
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Drying Of Gases (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は温度調整可能な定温用除湿もしくは乾
燥機の冷凍回路に関するものである。
燥機の冷凍回路に関するものである。
温度調整が可能な定温用除湿機あるいは乾燥機
の冷凍回路を第2図に示すものがある。この回路
において吸入空気の除湿を行つた後、再熱して排
気するリヒート時、冷媒は圧縮機1より三方弁2
を経てリヒート用再熱器C1より室外凝縮器C
2、さらに蒸発器3へと流れ、かつ最後に再び圧
縮器へ戻るようになる。この時再熱器C1と室外
凝縮器C2の凝縮圧力P1,P2はともに等しく
なる。
の冷凍回路を第2図に示すものがある。この回路
において吸入空気の除湿を行つた後、再熱して排
気するリヒート時、冷媒は圧縮機1より三方弁2
を経てリヒート用再熱器C1より室外凝縮器C
2、さらに蒸発器3へと流れ、かつ最後に再び圧
縮器へ戻るようになる。この時再熱器C1と室外
凝縮器C2の凝縮圧力P1,P2はともに等しく
なる。
しかし定温度制御時、蒸発器吸込空気温度Ta
1が設定値より高い場合は三方弁2が切り変わ
り、かつ再熱器C1の下流側に設けた弁は三方弁
2の切り換えと同期して開弁となり冷媒の流れは
2→C2→3→1となり再熱器C1が回路から分
離された状態即ち冷媒は再熱器C1を循環しなく
なる。この場合、蒸発器3で冷却された蒸発器吸
込空気温度Ta1はリヒート空気温度(または冷
却空気温度)Ta2となるが、蒸発器吸込空気温
度が室外吸込空気温度TCよりも小さいとき即ち
Ta2<TCの場合、P1<P2となり、再熱器C
1内の圧力よりもこの再熱器C1を接続した循環
回路側の圧力が高く再熱器C中の冷媒及び油は再
熱器C1に残つたままとなり、しかも三方弁2の
遮蔽は完全でなく一般的にリーク(2L/分、ガ
ス体)がある。そのため長時間にわたつてリヒー
ト運転を行うと循環回路内における冷媒や油の不
足を起こし、冷凍サイクルに悪影響を与え、能力
不足が生じたり、油不足による圧縮機の焼損事故
の発生ともなる。
1が設定値より高い場合は三方弁2が切り変わ
り、かつ再熱器C1の下流側に設けた弁は三方弁
2の切り換えと同期して開弁となり冷媒の流れは
2→C2→3→1となり再熱器C1が回路から分
離された状態即ち冷媒は再熱器C1を循環しなく
なる。この場合、蒸発器3で冷却された蒸発器吸
込空気温度Ta1はリヒート空気温度(または冷
却空気温度)Ta2となるが、蒸発器吸込空気温
度が室外吸込空気温度TCよりも小さいとき即ち
Ta2<TCの場合、P1<P2となり、再熱器C
1内の圧力よりもこの再熱器C1を接続した循環
回路側の圧力が高く再熱器C中の冷媒及び油は再
熱器C1に残つたままとなり、しかも三方弁2の
遮蔽は完全でなく一般的にリーク(2L/分、ガ
ス体)がある。そのため長時間にわたつてリヒー
ト運転を行うと循環回路内における冷媒や油の不
足を起こし、冷凍サイクルに悪影響を与え、能力
不足が生じたり、油不足による圧縮機の焼損事故
の発生ともなる。
温度調整が可能な定温用除湿機または乾燥機の
リヒート回路中に気液分離器を配設し、この分離
器で分離されたガス体及び液体を夫々ガス体を圧
縮機の吸込管へ戻すか、ローリングピストンタイ
プ等の圧縮機では圧縮工程中の中間圧に戻し、液
体は蒸発器入口にキヤピラリーチユーブなどにて
適当に減圧して循環させるようにし、長時間運転
によつても冷サイクル中の冷媒、油の不足を防止
し安定した運転を行なわしめるのである。
リヒート回路中に気液分離器を配設し、この分離
器で分離されたガス体及び液体を夫々ガス体を圧
縮機の吸込管へ戻すか、ローリングピストンタイ
プ等の圧縮機では圧縮工程中の中間圧に戻し、液
体は蒸発器入口にキヤピラリーチユーブなどにて
適当に減圧して循環させるようにし、長時間運転
によつても冷サイクル中の冷媒、油の不足を防止
し安定した運転を行なわしめるのである。
次に本発明の冷凍回路について図面にもとづき
説明する。
説明する。
図において1は圧縮器、2はこの圧縮器より液
状となつた冷媒が送り出される回路11に接続さ
れる三方弁で、この三方弁2の一つの回路12に
室外凝縮器C2を、他方の回路13にはリヒート
用再熱器C1を夫々接続するとともにこの室外凝
縮器C2と再熱器C1間をリヒート回路14をも
つて接続し、かつこのリヒート回路14の中点に
前記回路12の一端が接続される。また室外凝縮
器C2より回路15を介して蒸発器3が接続され
る。そしてこの回路15にはキヤピラリーチユー
ブ4が接続される。蒸発器3と圧縮機1とは回路
16にて接続される。
状となつた冷媒が送り出される回路11に接続さ
れる三方弁で、この三方弁2の一つの回路12に
室外凝縮器C2を、他方の回路13にはリヒート
用再熱器C1を夫々接続するとともにこの室外凝
縮器C2と再熱器C1間をリヒート回路14をも
つて接続し、かつこのリヒート回路14の中点に
前記回路12の一端が接続される。また室外凝縮
器C2より回路15を介して蒸発器3が接続され
る。そしてこの回路15にはキヤピラリーチユー
ブ4が接続される。蒸発器3と圧縮機1とは回路
16にて接続される。
また前記リヒート回路14に気液分離器5が接
続されるとともにこの気液分離器5にて液体とガ
ス体に分離されたガス体は回路17を介して圧縮
機側へ戻すように回路17にて気液分離器15と
回路16の圧縮機近傍とを接続し、さらに液体は
蒸発器3の入口側へ送るように回路18にて気液
分離器5と回路15の蒸発器側とを接続する。こ
の両回路17,18の先端部分にはキヤピラリー
チユーブ7,6が接続される。
続されるとともにこの気液分離器5にて液体とガ
ス体に分離されたガス体は回路17を介して圧縮
機側へ戻すように回路17にて気液分離器15と
回路16の圧縮機近傍とを接続し、さらに液体は
蒸発器3の入口側へ送るように回路18にて気液
分離器5と回路15の蒸発器側とを接続する。こ
の両回路17,18の先端部分にはキヤピラリー
チユーブ7,6が接続される。
而して本発明冷凍回路において、定温度制御
時、蒸発器吸込空気温度Ta1が設定値より高い
場合、三方弁2が切り変わり、かつ気液分離器5
の左側に設けた弁が閉となつて、冷媒流れ方向
が、2→C2→3→1となり、しかも前記蒸発器
吸込空気温度がリヒート空気温度Ta2となり、
これが室外吸込空気温度TCより低くなつてC1
とC2の凝縮圧力がP1<P2となるとリヒート
用再熱器を接続した循環回路側の圧力がこの再熱
器内圧よりも高くなりリヒート用再熱器の冷媒は
循環回路へ流出せず、再熱器内に閉じ込められた
状態となるが、このリヒート用再熱器C1の出口
に設けた気液分離器にてこの再熱器の冷媒をP1
<P2の状態で気体と液体とに分離し、この液体
をキヤピラリーチユーブ6を経て減圧されて蒸発
器3へ、また気体はキヤピラリーチユーブ7を経
て圧縮器吸込側へ循環し、能力不足、油不足を解
消することができる。
時、蒸発器吸込空気温度Ta1が設定値より高い
場合、三方弁2が切り変わり、かつ気液分離器5
の左側に設けた弁が閉となつて、冷媒流れ方向
が、2→C2→3→1となり、しかも前記蒸発器
吸込空気温度がリヒート空気温度Ta2となり、
これが室外吸込空気温度TCより低くなつてC1
とC2の凝縮圧力がP1<P2となるとリヒート
用再熱器を接続した循環回路側の圧力がこの再熱
器内圧よりも高くなりリヒート用再熱器の冷媒は
循環回路へ流出せず、再熱器内に閉じ込められた
状態となるが、このリヒート用再熱器C1の出口
に設けた気液分離器にてこの再熱器の冷媒をP1
<P2の状態で気体と液体とに分離し、この液体
をキヤピラリーチユーブ6を経て減圧されて蒸発
器3へ、また気体はキヤピラリーチユーブ7を経
て圧縮器吸込側へ循環し、能力不足、油不足を解
消することができる。
なおローリングピストンタイプの圧縮機を用い
る場合には圧縮工程の中間圧にガス体を循環させ
るものとする。
る場合には圧縮工程の中間圧にガス体を循環させ
るものとする。
本発明によるときはリヒート回路中のリヒート
用再熱器出口側に気液分離器を設け、このリヒー
ト用再熱器内の冷媒をガス体と液体とを分離して
再び冷凍サイクルに循環させるためリヒート時、
長時間の運転を行つても能力不足を生じることな
く、また油不足による圧縮機の焼損も生じること
なく、安定した稼働を行える利点を有する。
用再熱器出口側に気液分離器を設け、このリヒー
ト用再熱器内の冷媒をガス体と液体とを分離して
再び冷凍サイクルに循環させるためリヒート時、
長時間の運転を行つても能力不足を生じることな
く、また油不足による圧縮機の焼損も生じること
なく、安定した稼働を行える利点を有する。
第1図は本発明の冷凍回路図、第2図は公知例
の回路図である。 1は圧縮器、2は三方弁、3は蒸発器、4,
6,7はキヤピラリーチユーブ、5は気液分離
器、11,12,13は回路、14はリヒート回
路、15,16,17,18は回路、C1はリヒ
ート用再熱器、C2は室外凝縮器。
の回路図である。 1は圧縮器、2は三方弁、3は蒸発器、4,
6,7はキヤピラリーチユーブ、5は気液分離
器、11,12,13は回路、14はリヒート回
路、15,16,17,18は回路、C1はリヒ
ート用再熱器、C2は室外凝縮器。
Claims (1)
- 1 温度調整が可能な定温用除湿もしくは乾燥機
であつて、リヒート回路を設け、かつ除湿空気の
再熱を行わない場合はこのリヒート回路中の再熱
器冷媒を循環させないものにおいて、この再熱器
出口に気液分離器を設けるとともにここで分離し
た気体及び液体を夫々減圧して圧縮機の吸込側及
び蒸発器の吸込側に戻し、循環せしめるようにな
したことを特徴とする除湿もしくは乾燥機の冷凍
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21183785A JPS6273044A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 除湿もしくは乾燥機の冷凍回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21183785A JPS6273044A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 除湿もしくは乾燥機の冷凍回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6273044A JPS6273044A (ja) | 1987-04-03 |
JPH0423187B2 true JPH0423187B2 (ja) | 1992-04-21 |
Family
ID=16612406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21183785A Granted JPS6273044A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 除湿もしくは乾燥機の冷凍回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6273044A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124058A (ja) * | 1974-08-23 | 1976-02-26 | Hitachi Ltd | |
JPS5311411U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-01-31 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP21183785A patent/JPS6273044A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124058A (ja) * | 1974-08-23 | 1976-02-26 | Hitachi Ltd | |
JPS5311411U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-01-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6273044A (ja) | 1987-04-03 |
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