JPH0423116A - マウス制御方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 マウス装置の移動量と表示装置のカーソルの移動量との
関係を可変にするマウス制御方法およびその装置に関し
、 マウスカーソルを小さく移動させる場合と大きく移動さ
せる場合を簡単に使い分けられるように、異なるマウス
カーソル移動倍率を用意し、必要に応じてマウス装置の
少ない移動で大きなマウスカーソルの移動を迅速に得る
ことができるようにすることを目的とし、 マウス情報を入力し、入力したシフト情報によフて複数
のマウスカーソル移動倍率の中から１つを選択し、選択
されたマウスカーソル移動倍率をマウス情報と掛け合せ
てマウスカーソル移動量を求め、表示制御部へマウスカ
ーソル移動量を通知するような構成の方法及びその装置
としたものである。

（産業上の利用分野　） 本発明は、マウス装置の移動量と表示装置のカーソルの
移動量との関係を可変にするマウス制御方法およびその
装置に関する。

〔従来の技術　〕

従来のマウス装置を備えたコンピュータシステムは、第
７図に示すように、処理装置１に接続されているキーボ
ード装置２ａと、このキーボード装置２ａに接続させた
マウス装置２ｂと、キーボード装置２ａあるいはマウス
装置２ｂから入力されたデータを受信する入力制御部３
と、入力制御部３より通知されたマウスカーソル位置情
報を基に画面上へカーソルを表示する表示制御部４と、
文章や図表等のデータを表示するＣＲＴデイスプレィ装
置５からなる。

このコンピュータシステムによるマウスカーソル制御方
法は、マウス装置２ｂから通知された入力データを入力
制御部３が解析して表示制御部４に通知し、表示制御部
４が通知を受けたデータ中にある移動量を何倍かし、そ
の結果をＣＲＴデイスプレィ装置５へ伝送して表示させ
ていた。

ところがマウス装置２ｂの移動量を何倍するかという処
理は、システムにおいて自動的に決めているため、利用
者は知ることができず、しかも移動倍率は固定されてい
た。

最近では大画面のＣＲＴデイスプレィ装置５が登場して
おり、このＣＲＴデイスプレィ装置５にマウス装置２ｂ
を使用して入力する場合に、画面が大きいので、マウス
カーソルを画面の端から端まで移動させるためにはマウ
ス装置２ｂを相当量移動させなければならず、マウスカ
ーソルによる入力の高速性、およびマウス装置２ｂの少
ない移動量によりマウスカーソルを大きく移動できるよ
うにすること等が要求されている。

〔発明が解決しようとする課題　〕

上記従来のマウス制御方法では、大画面を有するＣＲＴ
デイスプレィ装置５に対しては、移動倍率が小さい場合
は移動量が少ないときには良いが、画面の端から端まで
のように移動量が大きいときには移動時間が掛かりすぎ
不便である。また、移動倍率が大きい場合には移動量が
大きいときには便利でも、移動量が少ないときには行き
過ぎ等が起こりやすく不便となる。そして、もし利用者
が移動倍率を変更できる手段があるとしても、マウス装
置２ｂの移動量により、その都度、利用者か移動倍率を
変更するのは面倒であるという問題点かあった。

本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、そ
の解決を目的として設定される技術的課題は、マウスカ
ーソルを小さく移動させる場合と大きく移動させる場合
を簡単に使い分けられるように、異なるマウスカーソル
移動倍率を用意し、必要に応じてマウス装置の少ない移
動で大きなマウスカーソルの移動を迅速に得ることがで
きるようにしたマウス制御方法およびその装置を提供す
ることにある。

〔課題を解決するための手段　〕

本発明は、上記課題を解決するための具体的な手段とし
て、マウス制御方法を構成するにあたり、第１図に示す
ように、マウス情銀を入力しくステップ６）、入力した
シフト情報によって複数のマウスカーソル移動倍率の中
から１つを選択しくステップ７）、選択されたマウスカ
ーソル移動倍率（ステップ８ａまたはｓｂ）をマウス情
報と掛け合せてマウスカーソル移動量を求め（ステップ
９）、表示制御部へマウスカーソル移動量を通知（ステ
ップ１０）する方法である。

この方法において、マウスカーソル移動倍率には２種類
を用意し、マウスカーソル移動倍率の選択にはシフト情
報の有無を選択基準としたものが利用上効率的である。

この方法を実行する装置としては、第２図に示すように
、処理装置１１の制御によりデータ表示する表示装置工
２を有するコンピュータシステムにおいて、マウスカー
ソル移動倍率を変更させるためのシフト情報を出力でき
るキーボード装置１３と、カーソルの基準移動量を定め
るマウス情報を出力できるマウス装置１４と、少なくと
も２つの異なるマウスカーソル移動倍率を保有し、マウ
ス情報およびシフト情報を受けた場合にシフト情報より
前記マウスカーソル移動倍率を求め、千の倍率を基にし
て求めたマウスカーソル移動量からマウスカーソル位置
情報を作成する入力制御部１５と、該入力制御部１５よ
り通知されたマウスカーソル位置情報を基に画面上へ表
示する表示制御部１６を備えたものである。

〔作用〕

本発明は上記構成により、マウスカーソルを大きく移動
させたい場合あるいは小さく移動させたい場合等の要求
に合せてシフト情報を選び、そのシフト情報によってマ
ウスカーソル移動倍率を選択して必要なマウスカーソル
移動量を求め、一定の移動量のマウス情報に対し、要求
に合せてマウスカーソルを大きく移動させたり、または
小さく移動させたりして、移動量を変化させる。

〔実施例　〕

以下、本発明の実施例として移動倍率を２つ定めた場合
について図示説明する。

第３図に装置構成を示す。ここに、３１は処理装置で、
入力制御部３１ａおよび表示制御部３１ｂを有する。３
２はキーボード装置で、シフト情紐を入力することがで
きるシフトキー３２ａを備える。３３はマウス装置で、
その下面に設けた図示しないトラックボールな回転させ
ることにより移動量を入力することができる。

３４はＣＲＴデイスプレィ装置で処理装置３１の制御に
よりデータ表示をする。

この構成において、入力制御部３１ａはマウス装置３３
から入力されたデータ（マウス情報）を受け、キーボー
ド３２から入力されたデータ（シフト情報）の有無によ
り、マウスカーソル移動倍率を５倍または２倍の中から
選択してマウスカーソル移動倍率を求め、そのマウスカ
ーソル移動倍率を基にしてマウスカーソル位置情報を作
成し、表示制御部３１ｂへ通知する。

キーボード装置３２から入力制御部３１ａに出力される
データ３６のフォーマットは、第４図（ａ）に示すよう
に、キーボードからの入力であることを示すＩＤ（識別
符号）と、シフトキーが押下されたかキー押下が離され
たかを示すステータスと、どのキーが押下されたかを示
すキーボード番号を表わす領域をそれぞれ設ける。

マウス装置から入力制御部３１ａに出力されるデータ３
７のフォーマットは、第４図（ｂ）に示すように、マウ
スからの入力であることを示ずＩＤと、マウスボタンの
押下状態を示すステータスと、横方向移動量と、縦方向
移動量をそれぞれ表示する領域を設ける。

このように構成した実施例によってマウスカーソルを操
作すると、入力制御部３１ａでは、第５図に示すように
処理する。

まずキーボードからのデータ入力があるか調べる（ステ
ップ４１）。データ入力があれば次にシフトキーの押し
下げか調べ（ステップ４２）、シフトキーの押し下げな
らば（矢印Ａ側へ進み）入力制御部３１ａに設けられて
いる入力制御管理テーブル（図示せず）にシフトキー押
下げ情報（オンオフ情報）を格納しくステップ４３）、
シフトキーの押し下げでなければその他の処理を実行し
くステップ４４）、その後に処理を終了する。

ステップ４１てキーボードからのデータ入力がなければ
、マウス入力があるか調べる（ステップ４５）。マウス
入力があれば、次にシフトキーの押下げ中か調べ（ステ
ップ４６）、シフトキーか押し下げられていなければ（
矢印Ｃ側へ進み）マウスカーソル移動倍率は小さい方の
値（＝２）をとり（ステップ４７）、シフトキーが押し
下げられていれば（矢印Ｂ側へ進み）マウスカーソル移
動倍率は大きい方の値（＝５）をとる（ステップ４８）
。

そして、得られたマウスカーソル移動倍率とマウス情報
とを掛け合せてマウスカーソル移動量を求め（ステップ
４９）、そのマウスカーソル移動量を表示制御部３１ｂ
へ通知して（ステップ５０）、処理を終了する。

ステップ４５でマウス入力がなければ処理をせずに終了
する。

このような処理手順によって、第６図に示すように、キ
ーボード装置３２のシフトキー３２ａが押し下げられて
シフトキーオン（ＯＮ）にされると、マウス装置３３の
操作によって右移動、下移動、左移動、上移動等のマウ
スカーソルの動作方向を伴なう基準移動量のマウス情報
を入力し、キーボード装置３２のシフトキー３２ａを押
し下げることを止めてシフトキーオフ（ＯＦＦ）にする
まで、移動倍率を大きくした状態でマウスカーソルを移
動させる。

従って、一定のマウス装置３３の移動量に対して、シフ
トキー３２ａが押し下げられている間は、表示画面の破
線表示のようにマウスカーソルの移動範囲を大きくする
ことができ、シフトキー３２ａの押下げを止めると、表
示画面の実線表示のようにマウスカーソルの移動範囲を
小さくすることができる。

これにより、シフトキー３２ａの操作によって簡単にマ
ウスカーソルの移動倍率を変更でき、同じマウス装置３
３の移動に対して、通常の移動よりも速い速度で大きな
移動距離を動かすことがてき、大画面のＣＲＴ表示装置
３４であっても素早くマウスカーソルを移動させること
ができ、操作性を向上させることができる。

〔発明の効果　〕

以上のように本発明では、マウス情報とシフト情報の画
情報によって必要なカーソル移動量を求めることができ
、一定のマウス情報に対して、大画面の表示装置では大
きくマウスカーソルを移動させ、素早い動きで、迅速な
操作性が得られ、操作性能を向上させることができ、か
つ小領域に対しては、他のマウス情報によって、同一の
移動量のマウス情報に対して小さくマウスカーソルを移
動させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のマウス制御方法を示す流れ図、 第２図は、本発明のマウス制御装置を示す構成図、 第３図は、実施例の装置構成図、 第４図は、実施例における各入力装置から出力されたデ
ータのフォーマットを示す構成図、第５図は、実施例に
おける処理の流れ図、第６図は、実施例の表示面におけ
るマウスカーソルの移動を示す説明図、 第７図は、従来の装置構成図。 １・・・処理装置 ２・・・表示装置 ３・・・キーボード装置 ４・・・マウス装置 ５・・・入力制御部 ６・・・表示制御部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）マウス情報を入力し（ステップ６）、入力したシ
   フト情報によって複数のマウスカーソル移動倍率の中か
   ら１つを選択し（ステップ７）、選択されたマウスカー
   ソル移動倍率（ステップ８ａまたは８ｂ）をマウス情報
   と掛け合せてマウスカーソル移動量を求め（ステップ９
   ）、表示制御部へマウスカーソル移動量を通知（ステッ
   プ１０）することを特徴とするマウス制御方法。
2. （２）前記マウスカーソル移動倍率には２種類を用意し
   、マウスカーソル移動倍率の選択にはシフト情報の有無
   を選択基準としたことを特徴とする請求項１記載のマウ
   ス制御方法。
3. （３）処理装置（１１）の制御によりデータ表示する表
   示装置（１２）を有するコンピュータシステムにおいて
   、 マウスカーソル移動倍率を変更させるためのシフト情報
   を出力できるキーボード装置（１３）と、 カーソルの基準移動量を定めるマウス情報を出力できる
   マウス装置（１４）と、 少なくとも２つの異なるマウスカーソル移動倍率を保有
   し、マウス情報およびシフト情報を受けた場合にシフト
   情報より前記マウスカーソル移動倍率を求め、その倍率
   を基にして求めたマウスカーソル移動量からマウスカー
   ソル位置情報を作成する入力制御部（１５）と、 該入力制御部（１５）より通知されたマウスカーソル位
   置情報を基に画面上へ表示する表示制御部（１６）を 備えたことを特徴とするマウス制御装置。