JPH042310Y2 - - Google Patents

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JPH042310Y2
JPH042310Y2 JP17506187U JP17506187U JPH042310Y2 JP H042310 Y2 JPH042310 Y2 JP H042310Y2 JP 17506187 U JP17506187 U JP 17506187U JP 17506187 U JP17506187 U JP 17506187U JP H042310 Y2 JPH042310 Y2 JP H042310Y2
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frame
steel
flush door
fixed
lower frame
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、中塗りを施されているスチール製
フラツシユドアに係り、詳しくは溶接部も中塗り
が確実に施されているスチール製フラツシユドア
に関するものである。
〔従来の技術〕 一般的に、スチール製フラツシユドアは、枠体
と、この枠体の両面に溶接により固定されるパネ
ル体とを備え、枠体は、垂直方向へ互いに平行に
延びる両側枠及び複数個の中骨と、これら中骨の
上端及び下端にそれぞれ溶接により固定される上
枠及び下枠とを含んでいる。
そして、顧客の要求により表面部以外にスチー
ル製フラツシユドアの内面の耐腐食性を確保する
ために、スチール製フラツシユドアの内面側に中
塗り防食塗装が施されることがある。
このような場合、従来のスチール製フラツシユ
ドアでは、スチール製フラツシユドアの内面側の
中塗り塗装を確保するために、塗装済みの上枠、
下枠、両側枠、中骨及びパネル板を組付け現場に
持ち込んでから、組付けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
したがつて、組付け時に溶接部及びその近傍の
塗装が溶け落ち、その上、それらの部位で異種組
成の金属が接触するので、より腐食され易い状況
にあることも加わり、全体としてドアの防食機能
が低下するという不具合がある。また、塗装が溶
け落ちた部分を再塗装することは密閉構造のため
不可能であつた。
この考案は、組付け後の再塗装を可能とし、溶
接部及びその近傍の塗膜の欠落を防止するスチー
ル製フラツシユドアを提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案によるスチール製フラツシユドアで
は、枠体が、垂直方向へ互いに平行に延びる両側
枠及び複数個の中骨と、これら両側枠及び中骨の
上端及び下端にそれぞれ溶接により固定される上
枠及び下枠とを含み、パネル体が枠体の両面に溶
接により固定される。塗料噴出用ノズルチツプ部
を挿入可能な孔は、中骨の間の適宜箇所において
下枠に穿設され、蓋板は孔を覆うように下枠の外
面側に固定されている。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例について説明す
る。
第1図はスチール製フラツシユドアの分解斜視
図である。枠体10は、垂直方向へ互いに平行に
延び横断面がコ字状の両側枠11及び中空角材状
の複数個のスチール製中骨12と、これらの側枠
11及び中骨12の上端及び下端のそれぞれ溶接
により固定される横断面がコ字状のスチール製上
枠13及び下枠14とを有している。各孔15
は、下枠14において側枠11との間及び隣接同
士の中骨12の間の位置にそれぞれ穿設され、後
述のエアレスガン30のノズルチツプ部32(第
3図)を挿通可能な径を有している。フラツシユ
ドア20は、枠体10の製作後、枠体10の両面
にそれぞれスチール製パネル板21a,21bを
溶接により固定することにより製作される。
第2図は第1図の−線に沿う断面図であ
る。蓋板22は、下枠14の孔15の全部を覆う
ように、下枠14の下面側、すなわちコ字状断面
内の外面側に固定される。蓋板22は、例えば鋼
板及びプラスチツク等から成り、鋼板の場合は溶
接により、プラスチツクの場合は接着剤により、
下枠14に固定される。スチール製フラツシユド
ア20を建築物に据付けた状態では、上側ドア受
け枠23及び下側ドア受け枠24が、スチール製
フラツシユドア20の受け部の上下を区画し、ス
チール製フラツシユドア20を受ける。
第3図はスチール製フラツシユドア20の内面
側の塗装工程を示している。蓋板22を除いて他
の部分の組付けが終了した後、エアレスガン30
のノズルチツプ部32が下枠14の孔15を介し
てスチール製フラツシユドア20内へ挿入され
る。エアレスガン30は、エアレスポンプ33か
ら中継パイプを通り中塗り用塗料を送られ、この
塗料はノズル部31の先端のノズルチツプ部32
から噴出し、側枠11との間及び隣接同士の中骨
12の間の空間内面に吹き付けられ、その内面を
例えば20〜40μmの被膜で被覆する。ノズルチツ
プ部32から噴出される塗料は、塗装下地皮膜形
成用として使用されものであり、例えば(a)
「JISK5627ジンククロメート錆止めペイント、
JISK5628鉛丹ジンククロメート錆止めペイント
及びJISK5629鉛酸カルシウム錆止めペイント」
等の錆止めペイント、(b)JISK5633等のエツチン
グプライマー、並びに(c)その他防錆塗料である。
すべての孔15にエアレスガン30のノズルチツ
プ部32を挿入して、側枠11との間及び隣接同
士の中骨12間の空間のすべてにおいて内面の塗
装が終了した後、塗装面が風乾させられ、その
後、蓋板22が下枠14の外面側に固着されて、
孔15は蓋板22により隠される。さらには、ド
ア外表面全体が塗装される。
〔考案の効果〕
このように、この考案のスチール製フラツシユ
ドアでは、パネル体が枠体に組付けられ、スチー
ル製フラツシユドアの内面側におけるすべての溶
接が終了した後、下枠の孔から塗料噴出用ノズル
チツプ部がスチール製フラツシユドア内へ挿入さ
れ、スチール製フラツシユドア内の塗装が行われ
る。したがつて、この考案によれば、特に塗装済
のものの使用に限定されることなく、未塗装のも
のも使用でき、溶接部の存在にもかかわらず、そ
の溶接部を含めてスチール製フラツシユドアの内
面側の全部が塗装されるので、スチール製フラツ
シユドアの内面側における耐腐食性を改善するこ
とができる。しかも蓋板が下枠内に埋設される状
態になるため、外観上及び機能上の低下をもたら
すことなく達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案の実施例に関し、第
1図はスチール製フラツシユドアの分解斜視図、
第2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図
はスチール製フラツシユドアの内面側の塗装工程
を示す図である。 10……枠体、11……側枠、12……中骨、
13……上枠、14……下枠、15……孔、20
……スチール製フラツシユドア、21a,21b
……パネル板、22……蓋板、32……ノズルチ
ツプ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 枠体が、垂直方向へ互いに平行に延びる両側
    枠及び複数個の中骨と、これら両側枠及び中骨
    の上端及び下端にそれぞれ溶接により固定され
    る上枠及び下枠とを含み、パネル体が前記枠体
    の両面に溶接により固定されているスチール製
    フラツシユドアにおいて、塗料噴出用ノズルチ
    ツプ部を挿入可能な孔が、前記中骨の間の箇所
    において前記下枠に穿設され、蓋板が前記孔を
    覆うように前記下枠の外面側に固定されている
    ことを特徴とするスチール製フラツシユドア。 (2) 前記蓋板は前記下枠に溶接又は接着により固
    定されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のスチール製フラツシユド
    ア。
JP17506187U 1987-11-18 1987-11-18 Expired JPH042310Y2 (ja)

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JP17506187U JPH042310Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18

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JPH0179787U JPH0179787U (ja) 1989-05-29
JPH042310Y2 true JPH042310Y2 (ja) 1992-01-27

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